JP2006017344A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンロ部に対しタイマモードでの制御を実行できるようにすると共に、各タイマの残時間を単一の表示器で合理的に選択表示できるようした使い勝手の良い加熱調理器を提供する。
【解決手段】コンロ用とグリル用の複数のタイマ102〜105の内からタイマ選択部106により選択されたタイマの残時間を表示器96に表示する。タイマ選択部106は、タイマモードで制御中のコンロ部の順位が高くなり、且つ、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときは、タイマの残時間が少ないコンロ部程順位が高くなるように優先順位を付け、タイマスイッチ94の操作の度に表示器96に残時間を表示するタイマを優先順位に従って切り替える。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のコンロ部を備えるガスコンロ等の加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器として、複数のコンロ部のうちの1つの特定コンロ部で加熱される被加熱物の温度を検出する温度センサを設け、タイマを内蔵する制御手段により、特定コンロ部に対し、温度センサの検出温度に基づいて油温が設定温度に維持されるように加熱量の制御を行う揚げものモード、炊飯時の温度に応じた加熱量の制御を行う炊飯モード、沸騰後所定時間保温して熱源の作動を停止する湯わかしモードおよびタイマの残時間が零になったときに熱源の作動を停止するタイマモードでの制御を行い得られるようにしたものは知られている。
また、このような特定コンロ部を含む複数のコンロ部とグリルとを備える加熱調理器において、制御手段にグリル用タイマを内蔵させ、グリルに対してもタイマモードでの制御を可能としたものが知られている。この場合、タイマの残時間を表示する表示器と、タイマの残時間(設定時間)を変更するアップダウンスイッチ等のタイマ操作手段とを特定コンロ部用タイマとグリル用タイマとで個別に設けたのでは、部品点数が増すと共に、表示器とタイマ操作手段の配置スペースを広く確保することが必要なる。そこで、単一の表示器を用い、グリル用タイマの残時間と特定コンロ部用タイマの残時間とを切り替えスイッチの操作で表示器に選択的に表示し、表示器に表示されているタイマの残時間を単一のタイマ操作手段の操作で変更し得るようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、使い勝手を向上するには、特定コンロ部だけでなく、複数のコンロ部の全てに対してタイマモードでの制御を可能にすることが望まれる。この場合、上記従来例の技術を利用し、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときに、これらコンロ部に対応するタイマの残時間を切り替えスイッチの操作に応じて単一の表示器に選択的に表示させ、表示器に表示されているタイマの残時間をタイマ操作手段で変更し得るようにすることが考えられる。
然し、コンロ部の数が多くなると、ユーザが或るコンロ部用のタイマの残時間を直ちに確認したいと思っても、このタイマの残時間を表示させるまでに切り替えスイッチを何回も操作せざるを得なくなることがあり、使い勝手が悪くなる。
特開平11−294777号公報(0085〜0089、図3、図4)
本発明は、以上の点に鑑み、複数のコンロ部に対しタイマモードでの制御を実行できるようにすると共に、各タイマの残時間を単一の表示器で合理的に選択表示できるようした使い勝手の良い加熱調理器を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のコンロ部を備える加熱調理器において、これら複数のコンロ部に対応する複数のタイマを内蔵し、各コンロ部を、対応するタイマの残時間が零になったときに各コンロ部の作動を停止させるタイマモードで制御可能な制御手段と、タイマの残時間を表示するための単一の表示器と、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときに、これらコンロ部に対応するタイマの残時間を切り替えスイッチの操作に応じて表示器に選択的に表示させるタイマ選択表示手段と、表示器に表示されているタイマの残時間を変更するためのタイマ操作手段とを備え、タイマ選択表示手段は、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときに、これらタイマモードで制御中のコンロ部に対応するタイマに対し残時間が少ないタイマ程順位が高くなるように優先順位を付け、切り替えスイッチの操作の度に表示器に残時間を表示するタイマを優先順位に従って切り替えるように構成されていることを特徴とする。
ユーザは、タイマの残時間が残り少なくなった段階で調理の出来具合を見て、残時間の変更をすることが多い。そして、本発明によれば、残時間の少ないタイマから順に表示器に表示されるため、ユーザが確認や変更を望むタイマの残時間が先に表示されることになり、使い勝手が良くなる。
また、前記タイマ選択表示手段は、タイマモードで制御されていないコンロ部に対応するタイマの初期値をタイマモードで制御中のコンロ部に対応するタイマよりも低い順位で前記表示器に表示するように構成され、前記制御手段は、タイマモードで制御されていないコンロ部に対応するタイマの初期値が前記表示器に表示されている状態で前記タイマ操作手段による操作が行われたときに、当該コンロ部に対するタイマモードでの制御を開始するように構成されていることが望ましい。
これによれば、タイマモードで制御されていないコンロ部に対しタイマモードでの制御開始する際、切り替えスイッチの操作でこのコンロ部に対応するタイマの初期値を表示器に表示して、タイマ操作手段による時間変更(設定)操作を行えば良い。従って、切り替えスイッチをコンロ部に対するタイマモードでの制御を指示するタイマモード指示スイッチに兼用でき、別途タイマモード指示スイッチを設けずに済み、部品点数、配置スペースの削減を図れる。
また、前記タイマ選択表示手段は、前記切り替えスイッチの操作で前記表示器に優先順位第1位以外のタイマの残時間が表示された時点から切り替えスイッチおよび前記タイマ操作手段が操作されないまま所定時間経過したとき、表示器に表示する残時間を優先順位第1位のタイマのものに切り替えるように構成されていることが望ましい。
これによれば、優先順位が第2位以下のタイマの残時間を一旦表示させた後そのまま放置しておいても、所定時間経過すると優先順位第1位のタイマの残時間が表示されることになる。従って、ユーザは優先順位第1位のタイマの残時間を確認するために一々切り替えスイッチを操作しなくても済み、使い勝手が向上する。
また、加熱調理器がグリルを備えるものであって、前記制御手段にグリル用タイマを内蔵させて、グリルに対してもタイマモードでの制御を可能とする場合には、前記タイマ選択表示手段は、グリルがタイマモードで制御されているときは、優先順位の第1位としてグリル用タイマを設定するように構成されていることが望ましい。
ここで、コンロ部が使用中であるか否かは容易に確認できるが、グリルが使用中であるか否かを確認するにはグリル内を覗き込まなくてはならない。上記の如くグリル用タイマを優先順位第1位に設定しておけば、表示器に通常はグリル用タイマの残時間が表示されることになり、グリル内を覗き込まずにグリルが使用中であることを確認でき、使い勝手が良くなる。
尚、後記する実施形態において、上記タイマ選択表示手段に相当するのは、図5に示す選択処理である。
図1は、システムキッチンのカウンタトップ(図示せず)に組み込まれるドロップイン式の加熱調理器を示している。この加熱調理器の調理器本体1には、右側と左側と後側の3個のコンロ部2,3,4とグリル5とが配置されている。各コンロ部2,3,4は、調理器本体1に設けた熱源たるバーナ21,31,41を備え、調理器本体1を上方から覆う天板6上に配置した各五徳7に載置する鍋等の被加熱物を各バーナ21,31,41で加熱するように構成されている。尚、右コンロ部2のバーナ21は、外向きの炎を形成する外炎式バーナで構成され、その内周空間には、被加熱物の底面に当接して被加熱物の温度を検出する温度センサ8が設けられている。また、左コンロ部3のバーナ31と後コンロ部4のバーナ41は、内向きの炎を形成する環状の内炎式バーナで構成され、これらバーナ31,41には温度センサが付設されていない。
調理器本体1の前面には、中央のグリル扉5aと、グリル扉5aの右側の前面パネル1aと、グリル扉5aの左側の前面パネル1bとが設けられている。そして、右前面パネル1aの下部と上部に、グリル5用の点消火ボタン52と火力調節レバー53、右コンロ部2用の点消火ボタン22と火力調節レバー23が配置され、左前面パネル1bの下部と上部に、左コンロ部3用の点消火ボタン32と火力調節レバー33、後コンロ部4用の点消火ボタン42と火力調節レバー43が配置されている。また、右前面パネル1aには、後記詳述する各種モードを選択するスイッチを配置した操作パネル部9が設けられている。
図2を参照して、各コンロ部2,3,4のバーナ21,31,41とグリル5に設けられるグリルバーナ51には、夫々、制御手段たるマイクロコンピュータから成るコントローラ10で制御される電磁弁24,34,44,54と、火力調節レバー23,33,43,53で操作されるガス量調節弁25,35,45,55とを介してガスが供給される。ここで、各点消火ボタン22,32,42,52は、突出位置(消火位置)から押し込み位置(点火位置)に押し操作自在であり、点火位置で押し操作を解除すると、図示省略したプッシュプッシュ機構の働きで点火位置と消火位置の中間の燃焼位置に係止され、燃焼位置から再度押し操作すると、燃焼位置での係止が解除されて消火位置に復帰する。そして、点消火ボタン22,32,42,52の位置を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示せず)からの信号をコントローラ10に入力している。各点消火ボタン22,32,42,52が点火位置に押し込まれると、点消火ボタン22,32,42,52に連動するプッシュロッド(図示せず)を介して対応するバーナ用の電磁弁24,34,44,54が強制的に開弁されると共に、コントローラ10により図外のイグナイタが作動され、各バーナに付設した点火プラグ(図示せず)での火花放電により対応するバーナに点火される。点火後は、コントローラ10が各バーナ21,31,41,51に付設した火炎検知用の各熱電対26,36,46,56の出力を監視し、失火で各熱電対26,36,46,56の出力が所定の閾値以下になったとき、対応するバーナの電磁弁24,34,44,54を閉弁して、生ガスの放出を防止する。また、点消火ボタン22,32,42,52が消火位置に復帰すると、コントローラ10は、対応するバーナの電磁弁24,34,44,54を閉弁して、当該バーナを消火する。尚、右コンロ部2のバーナ21用のガス供給路には、火力を自動調節するためのバイパス電磁弁27が設けられている。
また、コントローラ10にはタイマ制御部101が内蔵されている。タイマ制御部101には、図4に示す如く、右コンロ部2用のタイマ(以下、右コンロタイマと記す)102と、左コンロ部3用のタイマ(以下、左コンロタイマと記す)103と、後コンロ部4用のタイマ(以下、後コンロタイマと記す)104と、グリル5用のタイマ(以下、グリルタイマと記す)105が設けられており、各コンロ部2,3,4とグリル5に対し、対応するタイマにより、タイマの残時間が零になったときに消火するタイマモードでの制御を実行できるようしている。
また、コントローラ10は、温度センサ8を付設した右コンロ部2に対し、タイマモードの他に揚げものモード、炊飯モード、湯わかしモードでの制御も実行できるように構成されている。操作パネル9には、図3に示す如く、揚げものモードを選択する揚げものスイッチ91と、炊飯モードを選択する炊飯スイッチ92と、湯わかしモードを選択する湯わかしスイッチ93と、タイマモードを選択するタイマスイッチ94と、タイマの残時間を変更するタイマ操作手段たるアップダウンスイッチ95と、タイマの残時間を表示する単一の表示器96とが設けられている。
揚げものモードは、温度センサ8で検出される被加熱物の温度が所定の目標温度に維持されるように、バイパス電磁弁27を開閉して、右コンロ部2の火力を制御するモードである。そして、揚げものスイッチ91を押す度に、目標温度が順に180℃、200℃、160℃に切り替わり、揚げものスイッチ91を更に押すと、揚げものモードの選択がキャンセルされる。また、目標温度を表示するため、160℃、180℃、200℃の各温度に対応するLED91a,91b,91cが設けられており、切り替えられた目標温度に対応するLED91a,91b,91cが点灯される。
炊飯モードは、温度センサ8で検出される被加熱物の温度が所定の炊飯制御シーケンスと一致するように、バイパス電磁弁27を開閉して、右コンロ部2の火力を制御するモードである。そして、炊飯スイッチ92を押す度に、炊飯制御シーケンスが順に洗米おきシーケンス、洗米すぐシーケンス、おかゆシーケンスに切り替わり、炊飯スイッチ92を更に押すと、炊飯モードの選択がキャンセルされる。また、洗米おき、洗米すぐ、おかゆの各シーケンスに対応するLED92a,92b,92cが設けられており、切り替えられたシーケンスに対応するLED92a,92b,92cが点灯される。
湯わかしモードの設定には、保温設定と消火設定とがある。保温設定では、温度センサ8の検出温度から被加熱物の沸騰を検出した後、バイパス電磁弁27を閉弁して右コンロバーナ2の火力を弱火にし、右コンロタイマ102の計時動作により沸騰検知から規定時間(例えば5分)経過後に右コンロバーナ2を消火する制御が行われ、また、消火設定では、沸騰を検出しても弱火にせずに、右コンロタイマ102の計時動作により沸騰検知から設定時間経過後に右コンロバーナ2を消火する制御が行われる。そして、湯わかしスイッチ93を押す度に、湯わかしモードの設定が保温設定、消火設定の順に切り替わり、湯わかしスイッチ93を更に押すと、湯わかしモードの選択がキャンセルされる。また、保温、消火の各設定に対応するLED93a,93bが設けられており、切り替えられた設定に対応するLED93a,93bが点灯される。尚、消火設定を選択したときは、表示器96に右コンロタイマ102の設定時間(残時間の初期値)が表示され、アップダウンスイッチ95の操作で設定時間を変更できる。
タイマモードでの制御は、上記の如く、全てのコンロ部2,3,4およびグリル5に対して実行可能である。この場合、各コンロ部2,3,4およびグリル5に対するタイマモードでの制御を指示する各別のタイマスイッチや、各コンロタイマ102,103,104およびグリルタイマ105の残時間を表示するための各別の表示器を設けたのでは、部品点数が増すと共に、スイッチ、表示器の配置スペースを広く確保することが必要になる。そこで、タイマ制御部101にタイマ選択部106を設け、単一のタイマスイッチ94の操作に応じタイマ選択部101を介して各コンロタイマ102,103,104を起動させて、起動されたコンロタイマに対応するコンロ部に対しタイマモードでの制御を実行するようにし、更に、タイマスイッチ94を表示切り替えのための切り替えスイッチに兼用し、タイマスイッチ94の操作に応じタイマ選択部106を介してタイマ102,103,104,105の残時間を単一の表示器96に選択的に表示させるようにしている。
また、タイマスイッチ94の近傍には、右コンロ部2,左コンロ部3,後コンロ部4,グリル5に対応するLED94a,94b,94c,94dが設けられており、表示器96に残時間が表示されているタイマに対応するLEDを点灯させて、右コンロ部2,左コンロ部3,後コンロ部4,グリル5のうち何れに対応するタイマの残時間が表示されているかを識別できるようにしている。更に、右コンロ部2,左コンロ部3,後コンロ部4,グリル5のうちタイマモードで制御中のものが複数あるときは、残時間が表示中でないタイマモード制御中のもののLEDを点滅させ、タイマモードで制御中のものがどれであるかを識別できるようにしている。尚、残時間が表示中でないタイマモード制御中のコンロ部及びグリルのLEDを点灯し、残時間が表示中のもののLEDを点滅させるようにしても良く、また、各コンロ部2,3,4及びグリル5に対応する発光色の異なる各2個のLEDを設け、残時間が表示中のものとそうでないものとで異なる発光色のLEDを点灯させるようにしても良い。
タイマ選択部106での選択処理の内容は図5に示す通りであり、以下この点について説明する。選択処理に際しては、先ず、S1のステップでグリル5が使用中であるか否かを判別する。グリル5が使用中であれば、S2のステップで表示器96にグリルタイマ105の残時間を表示する。グリルタイマ105の残時間の初期値は例えば8分に設定されており、グリル5の使用開始時にはこの初期値が表示される。そして、S3のステップでアップダウンスイッチ95が操作されたか否かを判別し、操作されたときは、S4のステップでグリルタイマ105の残時間をアップダウンスイッチ95の操作に応じて変更する。次に、S5のステップに進んでグリルタイマ105の残時間が零になったか否かを判別する。グリルタイマ105の残時間が零になったときは、S6のステップでグリルバーナ51を消火して、S1のステップに戻る。尚、グリル5を使用するときは、常にグリルタイマ105が起動され、タイマモードでの制御が実行される。
グリルタイマ105の残時間が零になるまではS7のステップに進み、コンロ部2,3,4に対し優先順位を付ける優先順位決定処理が行われる。この処理では、使用中のコンロ部のうちタイマモードで制御中のコンロ部の方がタイマモードで制御されていないコンロ部より順位が高くなるように優先順位が付けられる。また、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときには、これらコンロ部に対しタイマの残時間が少ないコンロ部程順位が高くなるように優先順位が付けられ、更に、タイマモードで制御されていないコンロ部が複数あるときは、各コンロ部2,3,4に対し予め設定した順序、例えば、左コンロ部3、右コンロ部2、後コンロ部4の順序で順位が付けられる。尚、不使用のコンロ部に対しては優先順位は付けない。
優先順位決定処理を行うと、S8のステップでタイマスイッチ94が押されたか否かを判別し、タイマスイッチ94が押されるまではS1のステップに戻って上記の処理を繰り返す。タイマスイッチ94が押されると、S9のステップに進み、表示器96での残時間の表示時間を所定時間(例えば、15秒)に制限する制限タイマをリセットしてスタートさせる。次に、S10のステップに進み、優先順位決定処理で第1位に設定されたコンロ部が存在するか否かを判別する。全てのコンロ部2,3,4が不使用であれば、第1位に設定されたコンロ部は存在せず、この場合はS1のステップに戻る。第1位に設定されたコンロ部が存在するときは、S11のステップで第1位のコンロ部に対応する第1位コンロタイマの残時間を表示器96に表示する。次に、S12のステップでアップダウンスイッチ95が操作されたか否かを判別し、操作されたときは、S13のステップで制限タイマを再度リセットしてスタートすると共に、S14のステップで第1位コンロタイマの残時間をアップダウンスイッチ95の操作に応じて変更する。次に、S15のステップで第1位コンロタイマの残時間が零になったか否かを判別し、零になったときに、S16のステップで第1位のコンロ部のバーナを消火してS1のステップに戻る。第1位コンロタイマの残時間が零になるまでは、S17のステップで制限タイマがタイムアップしたか否かを判別し、タイムアップしたときはS1のステップに戻る。タイムアップするまでは、S18のステップでタイマスイッチ94が押されたか否かを判別し、押されるまではS12のステップに戻る。
従って、グリル5の使用中は、タイマスイッチ94の操作で表示器96に第1位コンロタイマの残時間が表示された時点からタイマスイッチ94およびアップダウンスイッチ95が操作されないまま制限タイマの設定時間が経過した場合、また、アップダウンスイッチ95を操作したときは、その操作時点からタイマスイッチ94が操作されないまま制限タイマの設定時間が経過した場合、表示器96に表示される残時間がグリルタイマ105の残時間に切り替えられる。
S18のステップでタイマスイッチ94が押されたと判別されたときは、S19のステップで制限タイマをリセットしてスタートした後S20のステップに進み、優先順位決定処理で第2位に設定されたコンロ部が存在するか否かを判別する。第2位に設定されたコンロ部が存在しないときは、S1のステップに戻り、一方、第2位に設定されたコンロ部が存在するときは、S21のステップで第2位のコンロ部に対応する第2位コンロタイマの残時間を表示器96に表示する。次に、S22のステップでアップダウンスイッチ95が操作されたか否かを判別し、操作されたときは、S23のステップで制限タイマを再度リセットしてスタートすると共に、S24のステップで第2位コンロタイマの残時間をアップダウンスイッチ95の操作に応じて変更する。次に、S25のステップで第2位コンロタイマの残時間が零になったか否かを判別し、零になったときに、S26のステップで第2位のコンロ部のバーナを消火してS1のステップに戻る。第2位コンロタイマの残時間が零になるまでは、S27のステップで制限タイマがタイムアップしたか否かを判別し、タイムアップしたときはS1のステップに戻る。タイムアップするまでは、S28のステップでタイマスイッチ94が押されたか否かを判別し、押されるまではS22のステップに戻る。
S28のステップでタイマスイッチ94が押されたと判別されたときは、S29のステップで制限タイマをリセットしてスタートした後S30のステップに進み、優先順位決定処理で第3位に設定されたコンロ部が存在するか否かを判別する。第3位に設定されたコンロ部が存在しないときは、S1のステップに戻り、一方、第3位に設定されたコンロ部が存在するときは、S31のステップで第3位のコンロ部に対応する第3位コンロタイマの残時間を表示器96に表示する。次に、S32のステップでアップダウンスイッチ95が操作されたか否かを判別し、操作されたときは、S33のステップで制限タイマを再度リセットしてスタートすると共に、S34のステップで第3位コンロタイマの残時間をアップダウンスイッチ95の操作に応じて変更する。次に、S35のステップで第3位コンロタイマの残時間が零になったか否かを判別し、零になったときに、S36のステップで第3位のコンロ部のバーナを消火してS1のステップに戻る。第3位コンロタイマの残時間が零になるまでは、S37のステップで制限タイマがタイムアップしたか否かを判別し、タイムアップするまではS22のステップに戻り、タイムアップしたときはS1のステップに戻る。
グリル5が使用されていないときは、S1のステップからS38のステップに進んで、S7のステップと同様のコンロ部2,3,4に対する優先順位決定処理を行う。次に、S39のステップに進み、優先順位決定処理で第1位に設定されたコンロ部が存在するか否かを判別する。第1位に設定されたコンロ部が存在しない場合はS1のステップに戻り、一方、第1位に設定されたコンロ部が存在するときは、S40のステップで第1位のコンロ部に対応する第1位コンロタイマの残時間を表示器96に表示する。次に、S41のステップでアップダウンスイッチ95が操作されたか否かを判別し、操作されたときは、S42のステップで第1位コンロタイマの残時間をアップダウンスイッチ95の操作に応じて変更する。次に、S43のステップで第1位コンロタイマの残時間が零になったか否かを判別し、零になったときに、S44のステップで第1位のコンロ部のバーナを消火してS1のステップに戻る。第1位コンロタイマの残時間が零になるまでは、S45のステップでタイマスイッチ94が押された否かを判別し、押されるまではS41のステップに戻り、押されたときに上述したS19以下のステップに進む。
以上の選択処理によれば、グリル5を使用しているときは、タイマスイッチ94の操作で何れかのコンロタイマの残時間が表示器96に表示された状態で放置されても、制限タイマの設定時間が経過すると、表示器96に表示される時間はグリルタイマ105の残時間に切り替えられる。その結果、グリル使用中はグリルタイマ105の残時間が優先的に表示されることになり、グリル5内を覗き込まなくてもグリル5が使用中であることを確認できる。
また、グリル5を使用していないときは、タイマスイッチ94の操作で優先順位第2位以下のコンロタイマの残時間が表示器96に表示された状態に放置されても、制限タイマの設定時間が経過すると、表示器96に表示される時間は優先順位第1位のコンロタイマの残時間に切り替えられる。そして、タイマモードで制御中のコンロ部が複数ある場合、優先順位第1位のコンロタイマは残時間が最も少ないものになる。ここで、ユーザは、タイマの残時間が残り少なくなった段階で調理の出来具合を見て、残時間の変更をすることが多い。従って、ユーザが確認や変更を望むタイマの残時間が表示器96に優先的に表示されることになり、使い勝手が良くなる。また、タイマスイッチ94の操作で優先順位に従って各コンロタイマの残時間が表示されるため、残時間が表示されないままコンロ部が消火されて、ユーザに違和感を与えるようなことも回避できる。
また、各コンロタイマ102,103,104の残時間の初期値は零に設定されており、タイマモードで制御していないコンロ部のコンロタイマの初期値が表示器96に表示された場合、このままではコンロ部のタイマモードでの制御は開始されず、アップダウンスイッチ95の操作でコンロタイマの残時間を所望の時間に設定したときに、コンロタイマが起動されてコンロ部のタイマモードでの制御が開始される。ここで、タイマスイッチ94とは別にタイマモードで制御していないコンロ部のコンロタイマの時間を表示させるスイッチを設けて、タイマモードで制御していないコンロ部のタイマモードでの制御を指示することも考えられるが、これではスイッチの数が増す。これに対し、本実施形態では、タイマモードで制御していないコンロ部のコンロタイマの初期値をタイマスイッチ94の操作で表示器96に表示させ、この状態でアップダウンスイッチ95によりコンロタイマの時間設定操作を行うことによりコンロ部に対するタイマモードでの制御を実行することができる。従って、タイマモードで制御していないコンロ部のコンロタイマの時間を表示させるスイッチを別途設ける必要がなく有利である。尚、タイマスイッチ94の操作によりタイマモードで制御していないコンロ部のコンロタイマが選択されたとき、コンロタイマの初期値として、表示器96に時間設定操作を促す記号(横バー等)が点滅表示されるようにしても良い。
また、右コンロ部2の湯わかしモードでの制御を行っている場合、沸騰後にタイマスイッチ94の操作で消火までの時間を表示器96に表示させるようにすることも可能である。また、本実施形態では、揚げもの、炊飯、湯わかし、タイマの各モードにおける温度等の設定を表す数字、文字の脇にLED91a〜94dを設けているが、数字、文字を透かし部として形成し、その裏面にLEDを配置しても良い。
以上、コンロ部の熱源としてバーナを用いるガス加熱調理器について説明したが、コンロ部の熱源として電気ヒータや電磁誘導コイルを用いる電気式の加熱調理器にも同様に本発明を適用できる。
本発明の実施形態の加熱調理器の斜視図。 図1の加熱調理器の制御ブロック図。 図1の加熱調理器の操作パネル部の拡大正面図。 図2に示したコントローラのタイマ制御部のブロック図。 タイマ制御部のタイマ選択部による選択処理を示すフロー図。
符号の説明
2,3,4…コンロ部、5…グリル、9…操作パネル部、94…タイマスイッチ(切り替えスイッチ)、95…アップダウンスイッチ(タイマ操作手段)、96…表示器,10…コントローラ(制御手段)、102,103,104…コンロ用タイマ、105…グリル用タイマ、106…タイマ選択部。

Claims (4)

  1. 複数のコンロ部を備える加熱調理器において、
    これら複数のコンロ部に対応する複数のタイマを内蔵し、各コンロ部を、対応するタイマの残時間が零になったときに各コンロ部の作動を停止させるタイマモードで制御可能な制御手段と、
    タイマの残時間を表示するための単一の表示器と、
    タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときに、これらコンロ部に対応するタイマの残時間を切り替えスイッチの操作に応じて表示器に選択的に表示させるタイマ選択表示手段と、
    表示器に表示されているタイマの残時間を変更するためのタイマ操作手段とを備え、
    タイマ選択表示手段は、タイマモードで制御中のコンロ部が複数あるときに、これらタイマモードで制御中のコンロ部に対応するタイマに対し残時間が少ないタイマ程順位が高くなるように優先順位を付け、切り替えスイッチの操作の度に表示器に残時間を表示するタイマを優先順位に従って切り替えるように構成されていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記タイマ選択表示手段は、タイマモードで制御されていないコンロ部に対応するタイマの初期値をタイマモードで制御中のコンロ部に対応するタイマよりも低い順位で前記表示器に表示するように構成され、前記制御手段は、タイマモードで制御されていないコンロ部に対応するタイマの初期値が前記表示器に表示されている状態で前記タイマ操作手段による操作が行われたときに、当該コンロ部に対するタイマモードでの制御を開始するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記タイマ選択表示手段は、前記切り替えスイッチの操作で前記表示器に優先順位第1位以外のタイマの残時間が表示された時点から切り替えスイッチおよび前記タイマ操作手段が操作されないまま所定時間経過したとき、表示器に表示する残時間を優先順位第1位のタイマのものに切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の加熱調理器であって、グリルを備え、前記制御手段にグリル用タイマを内蔵させて、グリルに対してもタイマモードでの制御を可能とするものにおいて、前記タイマ選択表示手段は、グリルがタイマモードで制御されているときは、優先順位の第1位としてグリル用タイマを設定するように構成されていることを特徴とする加熱調理器。
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