JP5180645B2 - ガスこんろ - Google Patents

ガスこんろ

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Description

本発明は、ガスこんろに関するものである。
従来から、自動調理の機能を有するこんろ部を備えたガスこんろが知られている(例えば、特許文献1参照)。
通常、ガスこんろは複数のこんろ部を備えており、このうちの一つのこんろ部について揚げもの、炊飯、湯わかし等の自動調理が可能となっている。
ところで、こんろ部の一つを自動調理可能とする場合、調理入力部及び調理表示部からなる調理設定部をこんろ本体に設ける必要があるが、複数のこんろ部で自動調理が可能となっている場合、各こんろ部に対応する調理設定部をそれぞれ設けようとすると、こんろ本体に調理設定部の配設スペースをそれぞれ確保する必要があって大型化してしまうと共にコストの増大化を招いてしまうという問題があった。
このため、こんろ部の一つを自動調理可能として、残りのこんろ部を自動調理不可とすることで、上記問題を解決することが考えられるが、この場合、複数のこんろ部から自動調理するこんろ部を適宜選択して自動調理を行うことができず、また、自動調理が可能なこんろ部の位置を異ならせた複数種類のガスこんろを製造する必要が生じて、設計及び製造の手間がかかってしまう。
そこで、特許文献1等に示されるもののように、調理設定部又はその表示部を複数のこんろ部で共有して適宜切り替えるようにすることで、上記問題を解決するものが開発されている。
特開2005−207667号公報
しかしながら、このものにあっては、ガスこんろを使用する毎に、自動調理を行うこんろ部を選択する必要があり、ガスこんろを使用する際の操作が煩雑となってしまうものであった。
また、ガスこんろを使用する毎に、複数のこんろ部のうちから自動調理を行うこんろ部を選択しているため、使用毎に異なるこんろ部が選択され得るものであり、同時に複数のこんろ部が燃焼状態である場合に、いずれのこんろ部で自動調理を行っているかが分からなくなったり誤認してしまう惧れがある、という問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、ガスこんろに調理設定部を一つ設けるだけで済んでこんろ本体の小型化及び簡素化が図られ、しかも自動調理を行うこんろ部を複数のうちから選択することで複数種類のガスこんろを製造する必要がなくて設計及び製造ラインの簡素化が図られるものにおいて、使用毎に自動調理を行うこんろ部を選択することによる操作の煩雑さや誤認の惧れを低減させることができるガスこんろを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明は、複数のこんろ部にそれぞれ点火・消火を手動操作で行うための点火・消火操作部を設けると共に、複数のこんろ部のうちの一のこんろ部で自動調理を行うための調理設定部を一つ設けたガスこんろであって、所定の操作からなる選択モード移行操作を行うことで自動調理を行う一のこんろ部を選択して設定する選択モードに移行し、選択モード中に所定の操作からなる仮選択切替を行うことで一のこんろ部を選択して仮選択を行い、その後、所定の操作からなる選択決定を行うことで仮選択されている一のこんろ部を自動調理を行う一のこんろ部に設定し、設定した後は前記選択した一のこんろ部でのみ自動調理を行うことを可能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、一度選択モードにて自動調理を行うこんろ部を選択すると、以後は、使用する毎にこんろ部を選択する必要がなく、毎回の使用時の操作性が良いものである。また、使用する毎に選択するこんろ部が異なることもないため、自動調理を行うこんろ部を誤認する惧れもないものである。
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、自動調理を行うことができる複数の調理メニューを有し、各調理メニュー毎に、自動調理を行う一のこんろ部の選択を可能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、調理メニュー毎に、自動調理を行うこんろ部を選択することができ、使い勝手が向上する。
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、自動調理を行うことができる複数の調理メニューを有すると共に、調理設定部に前記各調理メニュー毎の操作部がそれぞれ設けてあり、前記複数の操作部の同時押し又は少なくとも一の操作部を所定時間押す長押しを、選択モードへ移行する所定の操作とし、所定の時間の経過あるいは所定の操作によって選択モードを終了することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、選択モードへ移行するための特別な操作部を設ける必要がなく、操作部を削減することができる。
また、請求項4に係る発明にあっては、請求項2に係る発明において、各調理メニューのそれぞれに対応する表示部を設けると共に、複数のこんろ部のそれぞれに対応する表示部を設け、調理メニューに対応する表示部と該調理メニューについて選択したこんろ部に対応する表示部とを各調理メニュー毎に同期して点滅させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、各調理メニューに対応する表示部と、各こんろ部に対応する表示部とを利用して表示を行なうことができて、別に表示部を設けることなく、各調理メニューについて選択されているこんろ部を表示することができる。
また、請求項5に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、自動調理を行い得るこんろ部の選択範囲を二つとし、選択モード中に、調理設定部の操作部を所定時間継続して押す長押しを行うことで一方のこんろ部を選択し、前記長押しよりも短い時間押す通常押しを行うことで他方のこんろ部を選択することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、こんろ部を選択するための特別な操作部を設ける必要がなく、操作部を削減することができる。
また、請求項6に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、調理設定部に表示部を設けると共に、自動調理を行い得るこんろ部の選択範囲を二つとし、選択モード中に、選択されているこんろ部がいずれかを前記表示部の点灯又は点滅により表示することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、表示部が点灯しているか点滅しているかによって、各調理メニューについて選択されているこんろ部を表示することができ、表示部の数が増えるのを抑えることができる。
また、請求項7に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、こんろ部を点火中に選択モードに移行不能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、選択モードで調理が不可となって、無駄な燃料ガスの消費を抑制することができる。また、調理しながら選択モードに移行し得ないので、調理中に選択モードに移行して調理の方の注意が散漫となって調理ミスをしたりするのが防止される。また、調理中に選択モードで選択するこんろ部を変更することによる誤操作、またはこれによる調理ミスが防止される。
また、請求項8に係る発明にあっては、請求項1乃至7のいずれか一項に係る発明において、自動調理が可能な複数のこんろ部の火力を略同等として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、高火力とするこんろ部の位置を異ならせた複数種類のガスこんろを製造する必要がなくて設計及び製造ラインの簡素化が図られる。
本発明にあっては、ガスこんろに調理設定部を一つ設けるだけで済んでこんろ本体の小型化及び簡素化が図られ、しかも自動調理を行うこんろ部を複数のうちから選択することで複数種類のガスこんろを製造する必要がなくて設計及び製造ラインの簡素化が図られるものにおいて、使用毎に自動調理を行うこんろ部を選択することによる操作の煩雑さや誤認の惧れを低減させることができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本発明のガスこんろAは、図1に示すように、複数(即ち少なくとも二つ)のこんろ部2を備えたものを対象とするもので、本実施形態では三つのこんろ部2とグリル3とを備えたガスこんろAについて説明する。なお、グリル3及びその操作部等については詳細な説明を省略する。
ガスこんろAの主体を構成するこんろ本体1の内部の左右方向の中央部にグリル3が配設してあり、こんろ本体1の前面の左右方向の中央部にグリル3のグリル扉3aが配置してある。
こんろ本体1の上面にはこんろ部2が複数配設してあり、添付図面に示す実施形態ではこんろ本体1の上面に三つのこんろ部2が配設してあり、三つのこんろ部2は上面の手前側の左側に左こんろ部2a、右側に右こんろ部2b、及び上面の後側の左右方向の中央部に後こんろ部2cをそれぞれ配設してある。ここで、左右に配設したこんろ部2はなべ底の温度を検知する温度センサ2dを有して燃焼制御を行うと共に高火力のこんろ部2となっている。また、後方上面の後側の左右方向の中央部に配設した後こんろ部2cは小火力のこんろ部2となっている。
各こんろ部2には、図2に示すように、こんろバーナ21と、こんろバーナ21に点火する点火プラグ22と、こんろバーナ21の着火を検出する熱電対からなる着火検出装置23が設けられる。点火プラグ22は、後述する点火・消火操作部4における点火操作によってマイクロコンピュータからなる制御部(図示せず)により点火動作が行われ、着火検出装置23において検出された着火(点火)情報は制御部に認識されて、制御部により点火プラグ22での点火処理を終了する。こんろバーナ21、点火プラグ22、着火検出装置23、制御部はこんろ本体1内に収容される。
各こんろバーナ21には、都市ガス等の燃料ガスを供給するガス供給路25からそれぞれ分岐する分岐路26が接続してある。ガス供給路25には電磁弁27が設けてあると共に、各分岐路26には、燃料ガスの供給量の調節を行うためステッピングモータ等の駆動手段28により駆動されて弁体の開度位置の微調整が可能な流量制御弁29と、前記弁体の開度位置を検出する位置センサ(図示せず)が設けてある。電磁弁27及び流量制御弁29は、制御部により制御が行われ、位置センサにおける検出情報は制御部によって認識・処理される。また、流量制御弁29は、対応するこんろバーナ21が使用されない時には、流量を零にして遮断状態となるように切り換えられる。
こんろ本体1の前面の上部(添付図面に示す実施形態では左側の上部及び右側の上部)にはそれぞれ上記複数のこんろ部2の点火、消火操作を手動で行うための点火・消火操作部4が設けてある。図1に示す実施形態では前面の左側に左こんろ部2aの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4aを配設し、前面の右側に右こんろ部2bの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4bと、後こんろ部2cの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4cとを配設してあり、点火・消火操作部4bは点火・消火操作部4cよりも右側に配置してある。つまり、三つのこんろ部2が左側から右側にかけて左こんろ部2a、後こんろ部2c、右こんろ部2bの順に配置してあるので、この配置に対応して三つの点火・消火操作部4も左側から右側にかけて左こんろ部2aの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4a、後こんろ部2cの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4c、右こんろ部2bの点火、消火操作を行うための点火・消火操作部4bの順に配設してある。
上記各点火・消火操作部4は添付図面においては前後方向に移動自在な押釦により構成してあり、点火・消火操作部4を構成する押釦は前後方向に移動自在で且つ前方に突出した状態で回動自在となっている。消火状態では点火・消火操作部4が後方に押されて押釦よりなる点火・消火操作部4の前面がこんろ本体1の前面と略面一状態となるように後退状態が保持されている。こんろ部2の使用に当たっては、押釦よりなる点火・消火操作部4を押し操作して点火操作をすることで、後退していた点火・消火操作部4が前方に突出して器具栓がONとなり、流出する燃料ガスにスパーク放電がなされてこんろ部2に点火される。この押釦よりなる点火・消火操作部4が前方に突出した状態で点火・消火操作部4を指で摘んで回動操作することでこんろ部2の火力調整ができるようになっている。一方、消火にあたっては、前方に突出している点火・消火操作部4を後方に押し操作することで器具栓がOFFとなってこんろ部2が消火されると共に、点火・消火操作部4の前面がこんろ本体1の前面と略面一状態となるように後退状態で保持される。また、後述する自動調理やタイマ機能や異常検知によって自動消火される場合もあり、この場合には点火・消火操作部4は器具栓をONとする状態であっても安全弁(電磁弁27または流量制御弁29が安全弁としての機能を兼ねる)により燃料ガスが遮断されて消火されるものであり、消火という場合には前述したように消火する場合と器具栓がOFFとなって消火する場合の両方を含むものとする。なお、こんろ部2における点火状態及び消火状態は、熱電対やサーミスタ、あるいはフレームセンサ等の点火・消火検知手段(図示せず)によって検知される。
こんろ本体1の前面の下部には操作パネル11が収納自在に設けてある。添付図面に示す実施形態ではこんろ本体1の前面の左右の下部にそれぞれ操作パネル11が収納自在に設けてある。
操作パネル11をこんろ本体1の前面に収納自在とするに当たっては種々の構成が考えられるが、添付図面に示す実施形態ではこんろ本体1に回動自在に取付ける可動部材11aの上面に操作パネル11を設け、可動部材11aを一方向に回動することで操作パネル11がこんろ本体1の前面から突出する使用状態とし、可動部材11aを他方向に回動することで操作パネル11がこんろ本体1内に収納される収納状態(非使用状態)となるように構成してある。
上記のようにしてこんろ本体1の前面の左右の下部にそれぞれ収納自在に設けた操作パネル11のうち、一方の操作パネル11にはグリル3に関する操作を行うためのグリル用設定部3bが設けてあり、他方の操作パネル11にはこんろ部2による調理設定の入力を行うための調理設定部5が設けてある。
左こんろ部2a又は右こんろ部2bによる調理設定の入力を行うための調理設定部5は図3に示すように、こんろ部2による調理時間を設定するためのタイマ入力部9、揚げもの、炊飯、湯わかし等の各自動調理を設定するための一組の調理入力部7及び調理表示部8と、前記調理入力部7からの入力で揚げもの、炊飯、湯わかしといった調理を行うこんろ部2を表示する右こんろ部選択表示部62a、左こんろ部選択表示部61aと、を備えている。本発明では、左こんろ部2a又は右こんろ部2bのいずれを調理設定部5による各種調理を行うこんろ部2とするかの選択については、ガスこんろAを使用する毎に選択するのではなく、予め選択を設定(再設定も可)しておくもので、これについては後述する。
本実施形態では、自動調理として揚げもの、炊飯、湯わかしの調理メニューが選択できるもので、前記各調理メニューに対応するように調理入力部7に揚げものスイッチ71、炊飯スイッチ72、湯わかしスイッチ73が設けてある。そして、揚げものスイッチ71を何回押すかで200℃、180℃、160℃といった複数種類の揚げものの調理の中から目的とする温度の揚げもの調理が設定できると共に揚げもの表示部81に前記設定が表示されるようにしてあり、また、炊飯スイッチ72を何回押すかでごはん、おかゆといった複数種類の炊飯の調理の中から目的とする炊飯の調理が設定できると共に炊飯表示部82に前記設定が表示されるようにしてあり、また、湯わかしスイッチ73を何回押すかで自動消火、5分保温といった湯わかし後にすぐ消火するか、あるいは一定時間保温するかといった湯わかしを選択して設定できると共に湯わかし表示部83に前記設定が表示されるようにしてある。これらの調理設定部5においてこんろ部2における調理設定の入力が行われると、マイコンのような制御部(図示せず)によりあらかじめ設定された制御内容に基づいてこんろ部2における火力調整、調理時間等が制御されるものであり、この場合、なべ底温度をこんろ部2に設けた温度センサ2dにより検出して、該温度センサ2dで検出したなべ底温度を制御部に入力してフィードバック制御により火力調整を行うようになっている。
また、タイマ機能を使用する際には、タイマ機能を使用するこんろ部2をタイマ入力部9のタイマ選択スイッチ91により選択するもので、タイマ選択スイッチ91は押す毎に選択されるこんろ部2が左こんろ部2a、右こんろ部2b、後こんろ部2c、といったように変化するため、適当な回数を押すことで所望のこんろ部2を選択することができる。そしてタイマ選択スイッチ91の時間設定スイッチ92「+」「−」を入力することで5分単位、10分単位、あるいは1分単位等で時間を設定し、これによりタイマ表示部93に設定時間が表示されると共にタイマ機能作動中は残時間が表示され、設定した時間が経過すると自動消火される。なお、タイマ機能を同時に使用することができるこんろ部2はいずれか一つのみである。
また、上述した自動調理を行う場合の調理入力部7、タイマ機能を使用する場合のタイマ入力部9の他に、左こんろ高温スイッチ63と、右こんろ高温スイッチ64とが設けてあり、高温モードでの加熱調理を行う際に、操作する。更に説明を加えると、このガスこんろAにおいては、温度センサ2dによる検出温度が所定の条件(温度、時間等)を満たすと、過熱防止のため、安全弁を閉止して、こんろバーナ21を自動消火するようになっている。しかし、前記の所定の条件を満たしてもこんろバーナ21の使用を続けたい場合もあり、このような場合に、上記左こんろ高温スイッチ63又は右こんろ高温スイッチ64を3秒以上継続して押すことで、こんろバーナ21の自動消火を回避することができる。
上記のような構成の本発明のガスこんろAの使用に当たっては、基本的には以下のようにして行うものである。
各こんろ部2の使用に当たっては、押釦よりなる点火・消火操作部4を指で押すことで点火・消火操作部4を前方に突出するのであるが、この時該当するこんろ部2にガスが供給されると共に点火される。点火・消火操作部4がこんろ本体1の前面から突出した燃焼状態で突出したこんろ本体1を指で摘んで回動操作することで該当するこんろ部2の火力調整を行うものである。また、突出状態の点火・消火操作部4を押し込むことで消火されると共に押し込んで前面がこんろ本体1の前面と略面一となった状態で後退状態が維持される。
このように、こんろ部2の使用に当たっては、こんろ本体1の前面に露出している点火・消火操作部4を直接指で操作して点火操作、火力調整操作、消火操作を行うものである。
次に、左こんろ部2a又は右こんろ部2bで自動調理の設定を行う場合は、予め、左こんろ部2aと右こんろ部2bのうちいずれのこんろ部2a、2bを、調理入力部7からの入力により揚げもの、炊飯、湯わかしの各自動調理が可能なこんろ部2とするかの選択を設定しておき、選択したこんろ部2でのみ、自動調理を行うことができる。
この設定は、所定の操作(以下「選択モード移行操作」という)を行って、いずれのこんろ部2を自動調理を行うことができるこんろ部2として選択するかの選択モードに移行すると共に、この選択モード中に所定の操作(以下「選択設定操作」という)を行って、いずれのこんろ部2を選択するかの設定を行うものである。以下、選択モードでない状態を通常モードというものとする。
<第1の実施例>
まず、選択モード移行操作は、本実施例では、全てのこんろ部2の点火・消火操作部4で器具栓をOFFとする操作を行っている状態で、揚げものスイッチ71と湯わかしスイッチ73の同時押しを行いながら、いずれかのこんろ部2a、2bの点火・消火操作部4にて器具栓をONとするものである。
上記選択モード移行操作によって、選択モードへと移行すると共に、左こんろ部選択表示部61a又は右こんろ部選択表示部62aのいずれかが点滅し、選択モードとなっていることを表示すると共に、点滅している方のこんろ部2が暫定的に選択(仮選択という)されていることを表示する。すなわち、選択モードへと移行した直後であって以下のこんろ部2の選択の操作を行う前にあっては、前回の設定時に選択設定したこんろ部2が選択されているため、選択したこんろ部2に対応するいずれかのこんろ部選択表示部(61a、62a)が点滅する。また、出荷時には便宜上いずれか一方(例えば左こんろ部2a)を初期設定として選択していて、使用者が初めて選択モードへと移行した際に、初期設定で選択された方のこんろ部選択表示部61aが点滅するものである。また、点滅しない方のこんろ部選択表示部61a、62aは消灯している。
次に、選択モード中に行う選択設定操作は、仮選択切替と、選択決定とからなる。本実施例では、仮選択切替は湯わかしスイッチ73を押すことにより行うもので、湯わかしスイッチ73を押す毎に、仮選択されるこんろ部2が切り替わり、これに伴って点滅するこんろ部選択表示部61a、62aが切り替わる。そして、仮選択を終えて選択を決定する選択決定は、本実施例では、揚げものスイッチ71を押すことにより行うもので、揚げものスイッチ71を押すとその時点で仮選択されているこんろ部2に決定されて、音声や光等により報知する報知手段(図示せず)により選択が完了した旨が報知されるものである。本実施例では報知手段としてのブザーにより「ピッピッピッ」という報知音が発せられる。
また、選択決定を行わず、仮選択の状態で所定時間入力が無い場合には、今回選択モードに移行する前の選択を維持するか、あるいは仮選択されているこんろ部2を設定し、選択モードを終了して通常モードに移行する。本実施例では、選択モードに移行して1分が経過すると、仮選択がキャンセルされて以前の設定が維持され、選択モードが終了する。
これらの選択モード移行操作、選択設定操作は、制御部により制御され、選択された結果はEEPROM(ElectricallyEraseble/Programmable ROM)等からなる記憶部(図示せず)に記憶され、再び選択モードで選択設定が行われるまで前記設定に基づいて制御が行われる。
上記のようにしてこんろ部2の選択の設定が行われると、以後、通常モードにおいて自動調理を行う際、選択設定されている方のこんろ部2を点火・消火操作部4にて器具栓をONにし、調理入力部7の調理メニューの揚げものスイッチ71か炊飯スイッチ72か湯わかしスイッチ73のうちのいずれかを操作すると、該選択されている方のこんろ部2にて自動調理が行われる。
また、選択設定されていない方のこんろ部2は、点火・消火操作部4にて器具栓をONにすると共に調理入力部7を操作しても、自動調理は行われない。
すなわち、調理入力部7は、選択設定されている方のこんろ部2の専用の調理入力部7として機能することとなり、再度設定して変更しない限り、同じこんろ部2が選択設定されるため、調理毎に対象となるこんろ部2が異なって間違ってしまうといったことがない。
<第2の実施例>
次に、第2の実施例について説明する。なお、上述した第1の実施例と同じ点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
本実施例では、調理入力部7の複数種類の自動調理メニュー(すなわち揚げもの・炊飯・湯わかし)のうち、各調理メニュー毎に該自動調理を行うこんろ部2を選択することができる。
本実施例でも、所定の操作からなる選択モード移行操作を行って選択モードに移行すると共に、この選択モード中に所定の操作からなる選択設定操作を行って、いずれのこんろ部2を選択するかの設定を行う。
まず、選択モード移行操作は、第1の実施例と同様に、全てのこんろ部2の点火・消火操作部4で器具栓をOFFとする操作を行っている状態で、揚げものスイッチ71と湯わかしスイッチ73の同時押しを行いながら、いずれかのこんろ部2の点火・消火操作部4、にて器具栓をONとするものである。
上記選択モード移行操作によって、選択モードへと移行すると、右こんろ部選択表示部62aが点滅すると共に左こんろ部選択表示部61aが点灯し、選択モードとなっていることを表示する。
次に、選択モード中に行う選択設定操作は、第1の実施例と同様に、仮選択切替と、選択決定とからなる。
本実施例では、仮選択切替は、揚げもの、炊飯、湯わかしの各調理メニュー毎に行うもので、調理入力部7の揚げものスイッチ71、炊飯スイッチ72、湯わかしスイッチ73をそれぞれ以下のように操作する。
揚げものについて左こんろ部2aを仮選択する場合、揚げものスイッチ71について所定の操作、本実施例では押し時間が1秒以内の通常押しを行う。これにより、左こんろ部2aが仮選択されると共に、揚げもの表示部81が所定の表示、本実施例では点灯し、左こんろ部2aが仮選択されていることを表示する。また、揚げものについて右こんろ部2bを仮選択する場合、揚げものスイッチ71について前記とは別の所定の操作、本実施例では所定時間(ここでは3秒)以上継続して押す長押しを行う。これにより、右こんろ部2bが仮選択されると共に、揚げもの表示部81が前記とは別の所定の表示、本実施例では点滅し、右こんろ部2bが仮選択されていることを表示する。
炊飯についても同様に、炊飯について左こんろ部2aを仮選択する場合、炊飯スイッチ72について所定の操作である通常押しを行う。これにより、左こんろ部2aが仮選択されると共に、炊飯表示部82が所定の表示(すなわち点灯)を行い、左こんろ部2aが仮選択されていることを表示する。また、炊飯について右こんろ部2bを仮選択する場合、炊飯スイッチ72について前記とは別の所定の操作である長押しを行う。これにより、右こんろ部2bが仮選択されると共に、炊飯表示部82が前記とは別の所定の表示(すなわち点滅)を行い、右こんろ部2bが仮選択されていることを表示する。
湯わかしについても同様に、湯わかしについて左こんろ部2aを仮選択する場合、湯わかしスイッチ73について所定の操作である通常押しを行う。これにより、左こんろ部2aが仮選択されると共に、湯わかし表示部83が所定の表示(すなわち点灯)を行い、左こんろ部2aが仮選択されていることを表示する。また、湯わかしについて右こんろ部2bを仮選択する場合、湯わかしスイッチ73について前記とは別の所定の操作である長押しを行う。これにより、右こんろ部2bが仮選択されると共に、湯わかし表示部83が前記とは別の所定の表示(すなわち点滅)を行い、右こんろ部2bが仮選択されていることを表示する。
そして、仮選択を終えて選択を決定する選択決定は、本実施例では、揚げものスイッチ71及び湯わかしスイッチ73を同時押しすることにより行うもので(第1の実施例では揚げものスイッチ71のみ押す)、前記同時押しの時点で各自動調理について仮選択されているこんろ部2に決定されて、報知手段により選択が完了した旨が報知されるものである。本実施例では報知手段としてのブザーにより「ピッピッピッ」という報知音が発せられる。
また、選択決定を行わず、仮選択の状態で所定時間入力が無い場合には、第1の実施例と同様に、今回選択モードに移行する前の選択を維持するか、あるいは仮選択されているこんろ部2を設定し、選択モードを終了して通常モードに移行する。本実施例では、選択モードに移行して1分が経過すると、仮選択がキャンセルされて以前の設定が維持され、選択モードが終了する。
これらの選択モード移行操作、選択設定操作は、制御部により制御され、選択された結果は記憶部に記憶され、再び選択モードで選択設定が行われるまで前記設定に基づいて制御が行われる。
上記のようにしてこんろ部2の選択の設定が行われると、以後、通常モードにおいて調理を行う際、調理入力部7の前記調理メニューに対応するスイッチを操作すると、該調理メニューについて選択されている方のこんろ部2に対応して、こんろ部選択表示部(61a、62a)が点灯又は点滅する。すなわち、その調理メニュー、例えば揚げものについて左こんろ部2aが選択されている場合には揚げもの表示部81が点灯し、右こんろ部2bが選択されている場合には揚げもの表示部81が点滅する。そして、選択されている方のこんろ部2にて自動調理が可能となる。また、各調理メニューについて選択設定されていない方のこんろ部2は、点火・消火操作部4にて器具栓をONにすると共に調理入力部7の前記調理メニューに対応するスイッチを操作しても、自動調理は行われない。
すなわち、調理入力部7の各調理メニューについて、選択設定されている方のこんろ部2の専用のスイッチとして機能することとなり、再度設定して変更しない限り、同じこんろ部2が選択設定されるため、調理毎に対象となるこんろ部2が異なって間違ってしまうといったことがない。
ところで、第1の実施例、第2の実施例では、全てのこんろ部2の器具栓がOFFとなっていないと(すなわちいずれかのこんろ部2が点火中は)選択モードに移行することができない。これにより、選択モードで調理が不可となって、無駄な燃料ガスの消費を抑制することができる。また、調理しながら選択モードに移行し得ないので、調理中に選択モードに移行して調理の方の注意が散漫となって調理ミスをしたりするのが防止される。また、調理中に選択モードで選択するこんろ部を変更することによる誤操作、またはこれによる調理ミスが防止される。
またなお、こんろ部2が点火中に選択モードに移行可能としてもよく、調理中であっても、自動調理が可能なこんろ部2を変更することができる。
<第3の実施例>
次に、第3の実施例について説明する。なお、上述した第2の実施例と同じ点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
本実施例では、図4に示すように、調理設定部5に、左こんろ部2aを選択する左こんろ部選択スイッチ61と、右こんろ部2bを選択する右こんろ部選択スイッチ62とからなるこんろ部選択入力部6を備えている。
本実施例でも、第2の実施例と同様に、調理入力部7の複数種類の自動調理メニューのうち、各調理メニュー毎に該自動調理を行うこんろ部2を選択することができるものである。
また、第1の実施例及び第2の実施例と同様に、所定の操作からなる選択モード移行操作を行って選択モードに移行すると共に、この選択モード中に所定の操作からなる選択設定操作を行って、いずれのこんろ部2を選択するかの設定を行う。
まず、選択モード移行操作は、本実施例では、左こんろ部選択スイッチ61と右こんろ部選択スイッチ62の同時押しを行うことによるものである。
選択設定操作は、どの調理メニューについて、左右いずれのこんろ部2を選択するか、を順に入力するもので、例えば、揚げものについて左こんろ部2aを仮選択する場合、揚げものスイッチ71を押すことにより、選択設定されているこんろ部2のこんろ部2選択表示部が点滅して、当該調理メニューについての選択モードとなっていることが表示される。そして、左こんろ部選択スイッチ61を押し操作することで、前記調理メニュー(ここでは揚げもの)について左こんろ部2aが選択される。他の調理メニュー(炊飯、湯わかし)についても同様である。
また、選択決定を行わず、所定時間入力が無い場合には、第1の実施例及び第2の実施例と同様に、今回選択モードに移行する前の選択を維持するか、あるいは仮選択されているこんろ部2を設定し、選択モードを終了して通常モードに移行する。本実施例では、選択モードに移行して1分が経過すると、仮選択がキャンセルされて以前の設定が維持され、選択モードが終了する。
これらの選択モード移行操作、選択設定操作は、制御部により制御され、選択された結果は記憶部に記憶され、再び選択モードで選択設定が行われるまで前記設定に基づいて制御が行われる。
上記のようにしてこんろ部2の選択の設定が行われると、以後、通常モードにおいて調理を行う際、各自動調理について調理入力部7の前記調理メニューに対応するスイッチを操作すると、該スイッチと該調理メニューについて選択されている方のこんろ部2を示すこんろ部選択表示部(61a、62a)とが同期して点滅表示が行なわれる。そして、この点滅表示は、該こんろ部2の点火・消火操作部4にて消火操作がなされた際に、消灯する。
図5(a)は、揚げものについては左こんろ部2aを選択し、炊飯については右こんろ部2bを選択し、湯わかしについては左こんろ部2aを選択した場合における、各表示部(81〜83、61a、62a)の同期点滅のタイムチャートを示す。
同様に、図5(b)は、揚げもの及び炊飯については左こんろ部2aを選択し、湯わかしについては右こんろ部2bを選択した場合における、各表示部の同期点滅のタイムチャートを示す。
同様に、図5(c)は、揚げものについては右こんろ部2bを選択し、炊飯については左こんろ部2aを選択し、湯わかしについては右こんろ部2bを選択した場合における、各表示部の同期点滅のタイムチャートを示す。
<第4の実施例>
次に、第4の実施例について説明する。なお、上述した第3の実施例と同じ点については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
本実施例では、第3の実施例で用いる左こんろ部選択スイッチ61と右こんろ部選択スイッチ62の代わりに、左こんろ高温スイッチ63と右こんろ高温スイッチ64をそれぞれ用いる点のみが異なっている。
すなわち、選択モード移行操作は、本実施例では、左こんろ高温スイッチ63と右こんろ高温スイッチ64の同時押しを行うことによるものである。
選択設定操作は、自動調理メニューのスイッチを押して自動調理を選択した後、その自動調理について左こんろ部2aを選択するか右こんろ部2bを選択するかを、左こんろ高温スイッチ63か又は右こんろ高温スイッチ64を操作して、選択設定するものである。
本実施例では、操作性は第3の実施例と同様の操作性が得られると共に、既存の左こんろ高温スイッチ63、右こんろ高温スイッチ64を利用して、こんろ部2を選択するスイッチとしたことで、第3の実施例のように別に左こんろ部選択スイッチ61、右こんろ部選択スイッチ62を設ける必要がなく、製造コストが抑えられると共に、調理設定部5への操作部の設置スペースが少なくて済む。
本発明のガスこんろAにおいては、複数のこんろ部2のうちのいずれか一つのこんろ部2で自動調理を行うための調理設定部5を設け、自動調理を行うこんろ部2をこんろ部選択入力部の選択入力により切り替えて使用することで、ガスこんろAに調理設定部5を一つ設けるだけで済んで、複数のこんろ部2に対応する調理設定部5をそれぞれ設けるもののように、こんろ本体1に複数の調理設定部5を設けるスペースを確保する必要がなくてこんろ本体1の小型化及び簡素化が図られると共にコストの増加を防止することができ、また、自動調理が可能なこんろ部2をいずれか一つのこんろ部2に固定する場合のように、自動調理が可能なこんろ部2の位置を異ならせた複数種類のガスこんろAを製造する必要がなくて設計及び製造ラインの簡素化が図られる。
また、一度選択モードにて選択を設定すると、以後は、使用する毎にこんろ部2を選択する必要がなく、毎回の使用時の操作性が良いものである。また、使用する毎に選択するこんろ部2が異なることもないため、自動調理を行うこんろ部2を誤認する惧れもないものである。
また、自動調理が可能な複数のこんろ部2(本実施形態では左こんろ部2aと右こんろ部2b)の火力を略同等(本実施形態では後こんろ部2cの小火力に対して高火力)としたことで、自動調理が可能な複数のこんろ部2のうちの高火力とするこんろ部2の位置を異ならせた複数種類のガスこんろAを製造する必要がなくて設計及び製造ラインの簡素化が図られ、在庫を減らすことができる。
本発明のガスこんろの全体斜視図である。 同上のガスこんろの燃料ガスの供給を説明する図である。 同上のガスこんろの調理設定部の正面図である。 同上の第3の実施例における調理設定部の正面図である。 (a)〜(c)は表示部の同期点滅を示すタイムチャートである。
符号の説明
A ガスこんろ
1 こんろ本体
2 こんろ部
2a 左こんろ部
2b 右こんろ部
2c 後こんろ部
2d 温度センサ
4 点火・消火操作部
5 調理設定部
6 ガスこんろ部選択入力部
61 左こんろ部選択スイッチ
61a 左こんろ部選択表示部
62 右こんろ部選択スイッチ
62a 右こんろ部選択表示部
7 調理入力部
71 揚げものスイッチ
72 炊飯スイッチ
73 湯わかしスイッチ
8 調理表示部
81 揚げもの表示部
82 炊飯表示部
83 湯わかし表示部
9 タイマ入力部
91 タイマ選択スイッチ
92 時間設定スイッチ
93 タイマ表示部

Claims (8)

  1. 複数のこんろ部にそれぞれ点火・消火を手動操作で行うための点火・消火操作部を設けると共に、複数のこんろ部のうちの一のこんろ部で自動調理を行うための調理設定部を一つ設けたガスこんろであって、所定の操作からなる選択モード移行操作を行うことで自動調理を行う一のこんろ部を選択して設定する選択モードに移行し、選択モード中に所定の操作からなる仮選択切替を行うことで一のこんろ部を選択して仮選択を行い、その後、所定の操作からなる選択決定を行うことで仮選択されている一のこんろ部を自動調理を行う一のこんろ部に設定し、設定した後は前記選択した一のこんろ部でのみ自動調理を行うことを可能として成ることを特徴とするガスこんろ。
  2. 自動調理を行うことができる複数の調理メニューを有し、各調理メニュー毎に、自動調理を行う一のこんろ部の選択を可能として成ることを特徴とする請求項1記載のガスこんろ。
  3. 自動調理を行うことができる複数の調理メニューを有すると共に、調理設定部に前記各調理メニュー毎の操作部がそれぞれ設けてあり、前記複数の操作部の同時押し又は少なくとも一の操作部を所定時間押す長押しを、選択モードへ移行する所定の操作とし、所定の時間の経過あるいは所定の操作によって選択モードを終了することを特徴とする請求項1又は2記載のガスこんろ。
  4. 各調理メニューのそれぞれに対応する表示部を設けると共に、複数のこんろ部のそれぞれに対応する表示部を設け、調理メニューに対応する表示部と該調理メニューについて選択したこんろ部に対応する表示部とを各調理メニュー毎に同期して点滅させることを特徴とする請求項2記載のガスこんろ。
  5. 自動調理を行い得るこんろ部の選択範囲を二つとし、選択モード中に、調理設定部の操作部を所定時間継続して押す長押しを行うことで一方のこんろ部を選択し、前記長押しよりも短い時間押す通常押しを行うことで他方のこんろ部を選択することを特徴とする請求項1又は2記載のガスこんろ。
  6. 調理設定部に表示部を設けると共に、自動調理を行い得るこんろ部の選択範囲を二つとし、選択モード中に、選択されているこんろ部がいずれかを前記表示部の点灯又は点滅により表示することを特徴とする請求項1又は2記載のガスこんろ。
  7. こんろ部を点火中に選択モードに移行不能として成ることを特徴とする請求項1又は2記載のガスこんろ。
  8. 自動調理が可能な複数のこんろ部の火力を略同等として成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のガスこんろ。
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