JP4243199B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関する。
一般家庭において、加熱調理器を操作すると、換気扇や加熱調理器等の他の装置がそれに連動して動作する連動システムが普及しつつある。従来例1の加熱調理器が、特開2003−229240号公報に開示されている。従来例1の加熱調理器と周辺機器とを含む連動システムを図1を用いて説明する。図1は、加熱調理器と周辺機器とを含む連動システムの構成の概略を示す図である。
図1において、1は加熱調理器、2は外部の機器である換気扇である。加熱調理器1は、トッププレート4、送信部5、加熱部6、制御部7、操作部8を有する。加熱調理器1は、トッププレート4上に置いた鍋3を誘導加熱する。換気扇2は、受信部11、駆動部(ファン)12、換気扇制御部17を有する。明細書及び特許請求の範囲において、「外部の機器」とは、加熱調理器1と別個の筐体に収納された機器を意味する。
トッププレート4は、その上部に被加熱体である鍋3を載置するために設けられており、材質は耐熱強化ガラスからなる。トッププレート4の上面には、鍋3の載置位置を示す表示がプリントされている。
操作部8は入力部14と表示部13とを有する。入力部14は、ユーザが加熱を開始し停止する入力スイッチ、火力の強度等を制御するための入力スイッチ等を含む。表示部13は、加熱部6が動作しているか否かを表示する可視LED(発光ダイオード)、その火力の強度等を表示する複数の可視LEDを含む。
制御部7は、加熱部6の状態信号(例えば鍋温度の情報、誘導加熱コイルを流れる電流値等)及びユーザが操作部8に入力した入力信号を受けて、加熱部6に加熱開始、加熱停止、加熱強度レベルの設定等の命令を出力する。加熱部6は、高周波電流制御部と誘導加熱コイルとを備える。高周波電流制御部は、制御部7からの命令に応じて、誘導加熱コイルに高周波電流を流す。誘導加熱コイルは、被加熱体である鍋3を誘導加熱する。これにより、鍋内の被調理物を調理することができる。
制御部7は、現在の加熱部6の状態に応じた制御信号を送信するよう、送信部5に送信命令を出力する。送信部5は、赤外線方式の制御信号を出力する。送信部5は、換気扇2の受信部11に対して、換気扇2を制御する制御信号を送信する。記憶部10は、送信部5が出力する制御信号を記憶する。
換気扇2は、加熱調理器と連動して動作する周辺機器である。周辺機器は、加熱調理器1の動作と関連して動作する任意の装置であれば良く、例えば、換気扇、照明器具、エアコン、給湯器等である。
換気扇2は、受信部11、換気扇制御部17、ファン12を有する。受信部11は、加熱調理器1の送信部5が送信した制御信号を受信する。換気扇制御部17は、受信部11が受信した制御信号に応じてファン12を駆動制御する。
このような構造を有することで、加熱調理器の状態に応じて、換気扇等の周辺機器を効率良く制御することが可能となる。例えば、加熱調理器が稼動中の場合は、換気扇の電源をオンし、換気を行う。また、加熱調理器が停止中の場合は、換気扇の電源をオフし、換気を行わない。また、加熱調理器の火力強度が大きい場合は、換気扇の風力を強くし、より早く換気が行われるようにする。ユーザが加熱調理器のONスイッチを押して加熱部を動作させると同時に換気扇が回りだし、調理中に発生する煙を屋外に排出する。ユーザが加熱調理器のOFFスイッチを押して加熱部を停止させると同時に換気扇が止まり、換気扇が無駄な電力を消費することや、冬季に温かい室内空気が屋外に無駄に排出されて室温が低下することを防止する。
また、特開平9−307968号公報に、設定変更機能を有する従来例2のリモコン装置が開示されている。設定変更機能を有する従来例2のリモコン装置を図15に示す。図15は、設定変更機能を有する従来例2のリモコン装置の構成の概略を示す図である。
図15において、150は設定変更装置、158は電気装置である。設定変更装置150は、入力部151と、制御部152と、選択手段153と、表示部154と、送信部155と、送信データ記憶部156を有する。電気装置158は、受信部157を有する。
入力部151は、対応する電気装置の動作を制御するための入力スイッチである。
選択手段153は、ユーザが複数のモードのうちいずれかを選択するための入力スイッチである。
表示部154は、現在選択されているモードや現在の対応する電気装置の情報をユーザに知らしめるために、文字や記号等を出力する画面である。
送信データ記憶部156は、複数の異なる電気装置や異なるメーカの電気装置が認識可能な信号形式に準拠した制御信号を各々記憶する。
制御部152は、現在選択手段153によって選択されているモードや、入力部151によって入力されたスイッチに応じて、記憶部156から適切な送信データを決定し、送信部155に送信命令を出力する。
送信部155は、電気装置158を制御する制御信号を送信する。
電気装置158の受信部157は、設定変更装置157の送信部155が送信した制御信号を受信し、電気装置158は制御信号に応じた動作を行う。
例えば、選択手段153によって、R社製ビデオデッキが選択された場合、表示部154には、現在R社製ビデオデッキの操作が可能であることを通知するメッセージが表示される。入力部151の所定のスイッチを押すと、制御部152は記憶部156からR社製ビデオデッキが認識可能な送信データを選び、入力されたスイッチに応じて送信部155から制御信号(例えば再生命令)を送信する。
R社製ビデオデッキの受信部157は、設定変更装置150の送信部155から出力された制御信号を受信し、R社製ビデオデッキは制御信号に応じて動作する。
このような構造を有することで、最小限のスイッチ数で多種の異なる電気装置に対して動作制御を行うことができる。
特開平9−307968号公報 特開2003−229240号公報
しかしながら、従来例の連動システムにおいては、連動システムを設置時(又は換気扇等の外部の機器を交換時)に、ユーザが加熱調理器を操作した時加熱調理器が同時に外部の機器を制御する適切な送信データを送信するように、加熱調理器の回路基板を適切な回路基板に交換する必要があった。ユーザが換気扇等の外部の周辺機器を買い換える度に、ユーザや業者に回路基板交換のための余分な手間と費用を負担させるものであった。
従来例1の連動システムに従来例2の設定変更機能を設けることが考えられる。例えば加熱調理器に複数の機器の切り換えスイッチを設け、ユーザが特定の機器を選択出来るようにする。しかし、加熱調理器に例えば選択された機器の機種名を表示する表示部(例えば大画面の液晶表示装置)を設けることは、加熱調理器のコストを大幅に上昇させる故に好ましくない。そこでユーザは、複数の機器の切り換えスイッチを切り換える毎に、加熱調理器のONスイッチを押して加熱部を動作させると同時に選択された機器が実際に動作するか否かを見る。もし加熱部を動作させると同時に所望の機器(例えば換気扇)が動作を開始すれば、適切な機器が選択されたことになる。もし加熱部を動作させると同時に所望の機器が動作を開始しなければ、機器の選択が正しくないことになる。ユーザは、他の機器を選択して上記の動作確認を繰り返す。しかし、この連動システムにおいては、送信データの設定変更又は動作確認が加熱調理器の加熱部の加熱動作を伴うため、安全上好ましくなかった。
本発明は、上記課題を解決し、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、加熱調理器と外部機器との連動を、ユーザが加熱調理器の加熱部を動作させることなく確認し、且つ実使用においては加熱調理器の操作に応じて外部機器が連動する加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、加熱調理器の回路基板の交換を必要としないでユーザが任意の外部の機器を選択でき、加熱調理器と選択された機器とを連動させる、低コストで安全な加熱調理器を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。請求項1に記載の発明は、被加熱体を加熱する加熱部と、受信部を有する少なくとも1つの外部の機器に制御信号を送信する送信部と、第1のスイッチを含む1又は複数のスイッチを有し、第1のモード及び第2のモードを含む複数のモードの中から1つのモードを選択する命令、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令及び前記加熱部を制御する命令を入力可能な入力部と、を有し、前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令を送信すると共に、前記加熱部にその制御状態を変化させる命令を送り、前記第2のモードにおいて、前記第のスイッチを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、ことを特徴とする加熱調理器である。
本発明においては、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、第2のモードに設定することにより、加熱調理器の加熱部を動作させることなく、加熱調理器と外部機器との連動を確認できる。実使用においては第1のモードに設定して、加熱調理器の操作に応じて外部機器が連動するように出来る。本発明は、加熱調理器と外部機器との連動を、ユーザが加熱調理器の加熱部を動作させることなく確認し、且つ加熱調理器の操作に応じて外部機器が連動する安全な加熱調理器を実現できる。
スイッチは、任意のスイッチであって良い。例えば機械的接点を有するスイッチであっても良く、電子的なスイッチ(例えば静電容量の変化を検知するスイッチ)であっても良い。「スイッチの状態を変化させる」とは、ユーザがスイッチを押す(例えば静電容量型スイッチに接触することを含む。)ことにより、スイッチの電圧レベルが変化したことを検知する素子が反応して機器の制御部へ信号を入力することを意味する。
送信部が外部の機器に制御信号を送信する方法は任意である。例えば、赤外線通信、無線通信又は有線通信である。本発明は、特に一方向の通信方式(典型的には赤外線通信)において有効である。一方向の通信方式においては、加熱調理器において適切な機器が選択されたか否かをユーザが実際に確認する必要がある。本発明は、加熱調理器の加熱部を動作させることなく、ユーザが安全に外部機器の動作を確認することが出来る。
例えば、第1のモードで換気扇をON/OFFさせる第1のスイッチと、第2のモードで特定の換気扇を選択するための第2のスイッチとが同一であっても良く、異なっていても良い。
例えば加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチが第1のスイッチであって、加熱強度レベルのアップスイッチとダウンスイッチとが第2のスイッチである。他の切り換えスイッチにより第1のモードを選択した場合、ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチを押して加熱部を動作させた場合、換気扇が同時に動き出す。ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチをもう一度押して加熱部を停止させた場合、換気扇が同時に停止する。ユーザが加熱強度レベルのアップスイッチ又はダウンスイッチを押すと、換気扇の風力がアップ若しくはダウンする。又は、換気扇の動作は変化しない。他の切り換えスイッチにより第2のモードを選択した場合、ユーザが加熱強度レベルのアップスイッチ又はダウンスイッチを押す度に異なる種類の換気扇(換気扇を制御する命令コードが異なる。)が選択され、送信部は選択された換気扇を動作させる命令を外部機器に送信する。第2のモードにおいては、ユーザが加熱強度レベルのアップスイッチ又はダウンスイッチを押しても、加熱部は加熱動作しない。
例えば加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチが第1のスイッチと第2のスイッチとを兼ねる。他の切り換えスイッチにより第1のモードを選択した場合、ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチを押して加熱部を動作させた場合、換気扇が同時に動き出す。ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチをもう一度押して加熱部を停止させた場合、換気扇が同時に停止する。他の切り換えスイッチにより第2のモードを選択した場合、ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチを押す度に異なる種類の換気扇(換気扇を制御する命令コードが異なる。)が選択され、送信部は選択された換気扇を動作させる命令を外部機器に送信する。第2のモードにおいては、ユーザが加熱調理器の加熱部ON/OFFスイッチを押しても、加熱部は加熱動作しない。
例えば、1つの機器の通信データの標準フォーマットがある時に変更され、変更前に販売されていた機器と変更後に販売される機器とで送信データフォーマットが異なる場合がある。又、1つの機器が複数の送信データフォーマットに対応する場合がある。
本発明によれば、加熱調理器の回路基板の交換を必要としないでユーザが送信データフォーマットを選択できる。ユーザが本発明の加熱調理器を操作すると、加熱調理器はその制御に応じて、選択された送信データフォーマットの命令を外部の機器に送信し、機器は所定の機能を実行し又は実行を停止する。これにより、標準フォーマットの変更前の機器も、変更後の機器も、加熱調理器と連動させることが出来る。
請求項2に記載の発明は、被加熱体を加熱する加熱部と、受信部を有する少なくとも1つの外部の機器に制御信号を送信する送信部と、第1のスイッチ及び前記第1のスイッチと異なる第2のスイッチを含む複数のスイッチを有し、第1のモード及び第2のモードを含む複数のモードの中から1つのモードを選択する命令、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令及び前記加熱部を制御する命令を入力可能な入力部と、を有し、前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令を送信すると共に、前記加熱部にその制御状態を変化させる命令を送り、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信し且つ前記加熱部は制御状態を変化させ、前記第2のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、ことを特徴とする加熱調理器である。
請求項3に記載の発明は、前記第1のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信し且つ前記加熱部は制御状態を変化させる構成とすることに代え、前記第1のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信せず且つ前記加熱部は制御状態を変化させることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器である。
請求項4に記載の発明は、複数の第1のスイッチを備え、前記第2のモードにおいて、前記第1のスイッチのいずれかを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から押された前記第1のスイッチに割り当てられた1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器である。
請求項5に記載の発明は、複数の第2のスイッチを備え、前記第2のモードにおいて、前記第2のスイッチのいずれかを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から押された前記第2のスイッチに割り当てられた1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器である。
請求項に記載の発明は、前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記第2のモードにおいて最終的に選択された1又は複数の前記機器を制御する命令を送信すると共に、前記加熱部にその制御状態を変化させる命令を送る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器である。
本発明は、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、加熱調理器の回路基板の交換を必要としないでユーザが任意の外部の機器を選択でき、加熱調理器と選択された機器とを連動させる、低コストで安全な加熱調理器を実現できる。
ユーザが第2のスイッチを押すことにより、加熱調理器は1つの機器を選択しても良く、複数の機器を選択しても良い。
好ましくは、第1のモードにおいて第2のスイッチを押しても、選択された機器は変更されない。
請求項7に記載の発明は、前記第2のモードにおいて前記第1のスイッチを押した時選択されたフォーマットに対応させた固有の音で報知することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器である。請求項に記載の発明は、前記第2のモードにおいて前記第2のスイッチを押した時選択されたフォーマットに対応させた固有の音で報知することを特徴とする請求項に記載の加熱調理器である。請求項7及び請求項8に記載の発明により、ユーザは、選択された送信データフォーマットを音で認識できる
本発明によれば、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、加熱調理器と外部機器との連動を、ユーザが加熱調理器の加熱部を動作させることなく確認し、且つ実使用においては加熱調理器の操作に応じて外部機器が連動する加熱調理器及びそれを含む連動システムを実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、例えば外部の周辺機器を取り替えた場合、加熱調理器の回路基板の交換を必要としないでユーザが任意の外部の機器を選択でき、加熱調理器と選択された機器とを連動させる、低コストで安全な加熱調理器及びそれを含む連動システムを実現できるという有利な効果が得られる。
本発明においては、ユーザが機器を選択する時に行う入力部への入力操作が煩雑でない。本発明によれば、ユーザが使い易い加熱調理器及び連動システムを実現できるという有利な効果が得られる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態及び参考の形態について、図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1〜図6を用いて、本発明の実施の形態1の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図1は、実施の形態1の加熱調理器を含む連動システムの概略構成を示す図である。図1において、1は加熱調理器、2は換気扇である。図1の連動システムはブロック図において従来例1と同じであるが、制御部の動作が従来例1と異なる。従来例1の記憶部10は1個の換気扇2に送信する制御信号のみを記憶していた。実施の形態1の記憶部10は換気扇2を含む複数の周辺機器に送信する制御信号と、現在選択されている機器とを記憶する。それ以外の点において実施の形態1の連動システムは従来例1と同一である。周辺機器は、加熱調理器1の動作と関連して動作する任意の装置であれば良く、例えば、換気扇、照明器具、エアコン、給湯器等である。
加熱調理器1は、トッププレート4と、送信部5と、加熱部6と、制御部7と、操作部8と、記憶部10とを有する。換気扇2は、受信部11と、ファン12と、換気扇制御部17とを有する。
トッププレート4は、その上部に被加熱体である鍋3を載置するために設けられており、材質は耐熱強化ガラスからなる。加熱部6は、右バーナと、左バーナと、ロースタと、ラジェントとの4つの加熱コイルを有する。トッププレート4の上面には、鍋3の載置位置を示す表示が各々プリントされている。
加熱部6は、4つの加熱コイル(図示しない。)とそれぞれの高周波電流制御部(図示しない。)とを備える。右バーナ及び左バーナは誘導加熱コイルであって、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって被加熱体である鍋3を誘導加熱し、鍋3内の被調理物を加熱調理する。ロースタ及びラジェントは通常の加熱コイルであって、加熱コイルに電流を流すことによって被加熱体である鍋3を加熱する。
操作部8は、LEDによって加熱調理器の状態を表示する表示部13と、複数のスイッチによってユーザが制御命令を入力するための入力部14を有する。操作部8の詳細は後述する。
記憶部10は、換気扇2を含む複数の機器に送信する制御信号と、現在選択されている機器の情報とを記憶する。記憶部10は、不揮発性メモリであり、電源オフによって内容が消去されない。
制御部7は、加熱部6の状態信号(例えば鍋温度の情報、誘導加熱コイルを流れる電流値等)及びユーザが操作部8に入力した入力信号を受けて、加熱部6に加熱開始、加熱停止、加熱強度レベルの設定等の命令を出力する。制御部7は、ユーザが入力部14に入力した命令に応じて、送信部5に選択された機器である換気扇2の動作を制御する制御命令を出力する。
送信部5は、制御部7からの指令を受け、赤外線による制御信号を換気扇2の受信部11に送信する。
受信部11は、加熱調理器1の送信部5が送信した赤外線の制御信号を受信する。換気扇制御部17は、受信部11が受信した制御信号に応じてファン12を回転駆動制御する。
本発明の加熱調理連動システムにおいて、第1のモードとして加熱調理器1の加熱部6の加熱を伴う調理動作を行うための調理モードと、第2のモードとして加熱調理器と連動させる機器を選択するための選択モードとを有する。
図2を用いて加熱調理器のモード選択について説明する。図2は、実施の形態1の加熱調理器1の操作部8を示す図である。図2において、20は左バーナ操作部、21はロースタ又はラジェント操作部、22は右バーナ操作部、23はモード選択スイッチである。各操作部20、21、22は、各々表示部20a、21a、22aと、加熱部6の加熱開始及び停止を制御しない非加熱命令入力部20b、21b、22bと、加熱部6の加熱開始及び停止を制御する加熱命令入力部20c、21c、21d、22cを有する。
表示部20aは、調理モードにおいて、左バーナが加熱状態であるか否か、加熱強度はどの程度か、残り加熱時間が幾らか等の加熱状況を表示する。表示部21aは、ロースタ又はラジェントに関して、表示部20aと同様の機能を有する。表示部22aは、右バーナに関して、表示部20aと同様の機能を有する。表示部20a、20b、20cは、選択モードにおいて、選択されたフォーマット又は機能を表示する。
非加熱命令入力部20bは、加熱部6の加熱開始及び加熱停止以外の制御(「非加熱制御」と呼ぶ。)を行うためのスイッチであり、例えば、加熱中に火力の強弱を調節したり、タイマー制御を用いて加熱開始時間や加熱停止時間を設定するためのものである。非加熱命令入力部21bは、ロースタ又はラジェントに対して非加熱命令入力部20bと同様の機能を有する。非加熱命令入力部22bは、右バーナに対して非加熱命令入力部20bと同様の機能を有する。
安全面上、非加熱命令入力部20b、21b、22bのみの操作によって、加熱部6が加熱を開始することは絶対に無い。
加熱命令入力部20cは、左バーナの加熱部6の加熱開始又は加熱停止を制御するためのスイッチである。制御部7は、加熱命令入力部20cからの加熱開始命令を受けて、左バーナの加熱コイルに高周波電流を流すことで、トッププレート4に載置された鍋3を加熱開始する。また、加熱命令入力部20cからの加熱停止命令を受けて、左バーナの加熱コイルの電流を停止することで、鍋3の加熱を停止する。加熱命令入力部21cはラジェントに対して加熱命令入力部20cと同様の機能を有する。加熱命令入力部21dはロースタに対して加熱命令入力部20cと同様の機能を有する。加熱命令入力部22cは、右バーナに関して加熱命令入力部20cと同様の機能を有する。
安全面上、加熱命令入力部20c、21c、21d、22cは、調理モードにおいてのみ有効であり、選択モードでは加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチ入力は無効である。
モード選択スイッチ23は、調理モード又は選択モードを選択するためのスイッチである。調理モードにおいて加熱部6が加熱中であるとき、モード選択スイッチ23を押しても選択モードに変化しない。
図3は、記憶部10に記憶された、複数のメーカの種々の送信データフォーマットによる種々の外部機器に対する制御信号の内容の一部を示した図である。記憶部10は、予め、これらの制御信号を記憶している。
図3において、X社製の換気扇及び/又は照明器具への複数の送信データフォーマットによる制御信号の内容が示されている。フォーマット欄に記載されたA〜Pは各メーカの各機器に対する異なる送信データフォーマットを表す。A〜DはX社の換気扇及び/又は照明器具に対する制御信号についての種々のフォーマットを示す。標準の送信データフォーマットAは、X社が換気扇の工場出荷時に標準としている設定である。複数の送信データフォーマットについて、1つの標準フォーマットが定められている。フォーマットを構成する要素は任意であって、例えば命令コード、バースト幅、ポーズ期間幅、搬送波の周波数、変調方式等である。
A−1〜A−4は、フォーマットAが選択されているときに、送信部5が外部の機器に送信する制御信号の内容を示す。A−1の照明器具「切/入」信号が選択された場合、ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を開始すると、送信部5が所定の照明器具に点灯命令を送信する。ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を停止すると、送信部5が所定の照明器具に消灯命令を送信する。A−2の換気扇「切」信号が選択された場合、ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を開始した時、送信部5は何も制御信号を送信せず、ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を停止すると、送信部5は換気扇に停止命令を送信する。
A−3の換気扇「入/風量切り替え」信号が選択された場合、ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を開始すると、送信部5が換気扇に回転開始命令を送信する。ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を停止した時、送信部5は何も制御信号を送信しない。ユーザが非加熱命令入力部20b、21b、22bのスイッチを押して加熱強度レベルをアップ又はダウンさせると、それに応じて送信部5は換気扇に風量をアップし又はダウンする命令を送信する。
A−4の照明器具・換気扇の同時「切/入」信号が選択された場合、ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を開始すると、送信部5が照明器具に点灯命令を送信し、続いて換気扇に回転開始命令を送信する。ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を停止すると、送信部が照明器具に消灯命令を送信し、続いて換気扇に回転停止命令を送信する。
上記の様に、ユーザが加熱命令入力部のスイッチを押すと送信部5が機器に制御信号を送ることも出来る。ユーザが加熱命令入力部のスイッチ、非加熱命令入力部のスイッチのいずれを押しても送信部5が機器に制御信号を送ることも出来る。送信部が複数の機器に制御信号を送ることも出来る。送信部が、1つ又は複数の機器のそれぞれについて複数の機能を制御しても良い。B−1〜D−4は、それぞれA−1〜A−4の制御信号と同一の制御内容であって、異なる送信データフォーマットの制御信号である。
E〜HはY社製の換気扇の4種類の送信データフォーマットである。E−1〜E−4の制御信号の内容はA−1〜A−4の制御信号と同一である。F−1〜H−4は、それぞれE−1〜E−4の制御信号と同一の制御内容であって、異なる送信データフォーマットの制御信号である。
I〜LはY社製のエアコンの送信データフォーマットである。I−1〜I−3は、フォーマットIが選択されているときに、送信部5がエアコンに送信する制御信号の内容を示す。J−1〜L−3は、それぞれI−1〜I−3の制御信号と同一の制御内容であって、異なる送信データフォーマットの制御信号である。I−1の最大消費電力規制「切/入」信号が選択された場合、エアコンはその消費電力が所定値(典型的には、加熱調理器とエアコンの消費電流の合計が20A以下である値)以下に制限されて動作する。加熱調理器と他の大電力消費機器(エアコン)とが1つのブレーカから商用交流電力を入力する場合、2つの機器の消費電流の合計がブレーカの定格を越えないように出来る。
M〜PはZ社製の給湯器の送信データフォーマットである。M−1〜M−3は、フォーマットMが選択されているときに、送信部5が給湯器に送信する制御信号の内容を示す。N−1〜P−3は、それぞれM−1〜M−3の制御信号と同一の制御内容であって、異なる送信データフォーマットの制御信号である。
図4は、制御部7が実行するモード選択方法を示すフローチャートである。最初に制御部7はモード選択スイッチ23が押されたか(モード選択命令の入力)どうかを調べ(S401)、押されていればS402へ進み、そうでなければS406に進む。S402において、調理モードが選択されているか否かを調べ、選択されていればS403へ進み、選択されていなければS405へ進む。
S403において、加熱部6が加熱中であるか否かを調べ、加熱中でなければ選択モードを選択し(S404)、その後S406へ進む。加熱中であれば何もせずにS406へ進む。
S405において、調理モードを選択し、その後S406へ進む。
S406において、調理モードが選択されているか否かを調べ、選択されていればS407へ進み、選択されていなければS408へ進む。調理モードが選択されていれば、調理モード処理を行う(S407)。選択モードが選択されていれば、選択モード処理を行う(S408)。S401に戻って上記の処理を繰り返す。
S403を削除し、これに代えて、選択モードにおいて加熱部6が動作することを禁止しても良い。選択モードが選択された場合は、加熱部6の動作を停止させる。選択モードにおいて、加熱開始命令が入力されても、加熱部6は加熱を開始しない。
次に、図5〜図6を用いて、調理モード処理及び選択モード処理の詳細を説明する。最初に図5を用いて調理モード処理を説明する。図5は、図4におけるS407の調理モード処理の詳細を示すフローチャートである。図5の調理モード処理が行われる前に、後述する選択モード処理により、送信部5が所定の送信データフォーマット(選択フォーマットと呼ぶ。)で換気扇に対して以下の制御信号を送信することが選択されているとする。ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を開始すると、送信部5が換気扇に回転開始命令を送信する。ユーザが加熱命令入力部20c、21c、21d、22cのスイッチを押して加熱を停止すると、送信部5が換気扇に回転停止命令を送信する。ユーザが非加熱命令入力部20b、21b、22bのスイッチを押して加熱部6の火力を強め又は弱めると、それに応じて送信部5が換気扇の風量を上げ又は下げる制御信号を送信する。以下、調理モード処理を説明する。図5の処理は制御部7が主として行い、制御部7からの命令に従って加熱部6、送信部5等が所定の処理を行う。
最初に制御部7は、加熱命令入力部20c、21c、21d、22cから加熱開始命令又は加熱停止命令が入力されたか否かを調べ(S501)、入力されていればS502に進み、入力されていなければS504に進む。
加熱開始命令が入力されていれば加熱部6をオンに切り替え、加熱停止命令が入力されていれば加熱部6をオフに切り替える(S502)。また、加熱開始命令が入力されていれば、送信部5は選択フォーマットで換気扇2の動作を開始する命令を送信し、加熱停止命令が入力されていれば、送信部5は選択フォーマットで換気扇2の動作を停止する命令を送信する(S503)。
S501において加熱開始命令も加熱停止命令も入力されなかった場合、非加熱命令入力部20b、21b、22bから非加熱命令が入力されたかどうかを調べ(S504)、入力されていればS505に進み、入力されていなければ何もしない。非加熱命令が入力されていれば、加熱部6が加熱中であるか否かを調べ(S505)、加熱中であればS506に進み、加熱中で無ければ何もしない。非加熱命令が入力され且つ加熱部6が加熱中であれば、加熱部6は火力の強弱を調節する(S506)。また、送信部5は、換気扇2のファン12の風量の強弱を調節する制御信号を送信する(S507)。
次に、図6を用いて選択モード処理を説明する。図6は、図4におけるS408の選択モード処理の詳細を示すフローチャートである。図6の処理は制御部7が主として行い、制御部7からの命令に従って送信部5等が所定の処理を行う。図3に示す制御信号を例にとって説明する。
選択モードが選択されると、まず送信部5は、記憶部10に記憶されている全てのフォーマットで、動作停止命令を送信する(S601)。外部の機器とは、記憶部10に記憶された、換気扇を含む加熱調理器以外の電気機器を指す。好ましくは、動作停止命令は記憶部10に記憶されている全ての外部の機器に対して動作停止を命じる信号である。選択モードにおいて、ユーザがいかなるスイッチを押しても、制御部7は加熱部6に加熱開始命令を絶対に送らない。
次に、左バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S602)、押されていれば全ての送信データフォーマットA〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S603)。押されていなければS604に進む。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、S603において16種類の送信データフォーマットA〜Pが順次、循環的に選択される。P:第3の送信データフォーマットの次には再びA:標準のデータフォーマットが選択される。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択されたフォーマットで所定の機器に動作命令を送信する。例えば、送信部5は換気扇に回転命令を送信する。ユーザは換気扇が回転するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇が受信可能なフォーマットか否かを判断できる。
次に、左バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S604)、押されていればX社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットA〜Dの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S605)。押されていなければS606に進む。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、S605において4種類の送信データフォーマットA〜Dが順次、循環的に選択される。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでX社の換気扇及び照明器具に動作命令を送信する。ユーザは換気扇が回転するか否か又は照明器具が点灯するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇及び照明器具が受信可能なフォーマットか否かと、制御信号の対象が換気扇及び照明器具か否かと、を判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S606)、押されていればY社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットE〜Hの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S607)。押されていなければS608に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、S607において4種類の送信データフォーマットE〜Hが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社の換気扇及び照明器具に動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの左矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S608)、押されていればY社のエアコンに対する送信データフォーマットI〜Lの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S609)。押されていなければS610に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、S609において4種類の送信データフォーマットI〜Lが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社のエアコンに動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S610)、押されていればZ社の給湯器に対する送信データフォーマットM〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S611)。押されていなければS612へ進む。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、S611において4種類の送信データフォーマットM〜Pが順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでZ社の給湯器に動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S612)、押されていれば制御信号の内容を選択する処理を行う(S613)。押されていなければS614へ進む。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、S613において複数種類の制御信号(例えば図3のA−1〜A−4)が順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、表示部13は選択された制御信号の内容を表示する。実施の形態1においては、右バーナ操作部22の表示部に制御信号の符号を表示する。ユーザは、表示を見て適切な制御信号を選択できる。
好ましくは、表示部13は、調理モードにおいて加熱部の制御状態に関する情報を表示し、選択モードにおいて選択された機器の識別情報及び/又は機能の識別情報を表示する。
次に、モード選択スイッチ23が押されたか(モード選択命令の入力)どうかを調べ(S614)、押されていればS615へ進み、そうでなければS602に戻り、上記の処理を繰り返す。
S615において、送信部5は記憶部10に記憶されている全てのフォーマットで動作停止命令を順次送信する。送信部5が赤外線リモコンであれば、送信部5が制御可能な機器の数は限られるので、選択フォーマットでのみ動作停止命令を送信しても良い。次に、選択フォーマット及び選択された制御信号を不揮発性メモリに記憶し(S616)、選択モードを終了する(調理モードに移る。)。
選択モードにおいてユーザが送信データフォーマットの選択スイッチを押す度に送信部5が制御対象である機器に対して動作命令を送信することは、ユーザが選択フォーマット及び制御対象の機器を視認する上で役立つ。
選択モードの開始時に、全機器に対して全フォーマットの動作停止命令を送信しているため(図6におけるS601)、例えば換気扇2はファン12の回転を停止する。フォーマットA〜Dのいずれかの動作開始命令を有効に受信すると、換気扇2はファン12を回転駆動させる。ユーザは、ファン12が回転を始めたことを見て、所定のフォーマットが換気扇2により認識されたことを知り、そのフォーマットを選択フォーマットとして決定し、選択モードを終了する。
決定スイッチを設け、S614において決定スイッチを押すことにより、記憶部10の不揮発性メモリに記憶されるフォーマットを決定しても良い。図2のいずれかのスイッチを決定スイッチとして割り当てても良く、新たに設けたスイッチを専用の決定スイッチとしても良い。
選択モードでユーザが選択するフォーマット及び制御信号を決定すると、調理モードにおいて、ユーザが所定のスイッチを押すと、送信部5は選択フォーマットの制御信号を換気扇2に送信する(図5におけるS503及びS507)。
なお、送信部5は、動作開始命令に代えて電源オン命令を送信し、動作停止命令に代えて電源オフ命令を送信しても良く、同様の効果が得られる。
実施の形態1の選択モードにおいて、フォーマット、制御対象機器、制御信号の内容(機能)の選択方法は任意である。例えば、ユーザが第1の所定のスイッチを押す度に4種類の送信データフォーマット中の1つが順次且つ循環的に選択されても良い。ユーザが第2の所定のスイッチを押す度に10種類の制御対象機器の中の1つが順次且つ循環的に選択されても良い。ユーザが第3の所定のスイッチを押す度にk種類(kは2以上の正整数)の制御信号の内容(機能)の中の1つが順次且つ循環的に選択されても良い。
調理モードから選択モードに遷移すると、最初に予め定められた所定の機器及び/又は機能及び/又は送信データフォーマットが選択されても良い。加熱調理器と連動させて使用する可能性が最も高い周辺機器、送信データフォーマット、機能が存在する。例えば標準の送信データフォーマットで、加熱調理器1が加熱を開始すると同時に送信部5が所定の機種の換気扇2に回転開始命令を送信し、加熱調理器1が加熱を停止すると同時に送信部5が所定の機種の換気扇2に回転停止命令を送信する機能である。そこで、連動システムに組み込まれて使用される可能性が最も高い上記の機器、標準の送信データフォーマット及び機能を選択モードにおいて最初に選択されるようにする。これにより、ユーザが所望の設定をするまでに必要な操作の時間を短く出来る。
選択モードにおいて、操作部の複数のスイッチにそれぞれ異なる1又は複数の機器を割り当て、1つのスイッチを押すとそのスイッチに割り当てられた機器が選択されるようにしても良い。
選択モードにおいて、操作部の複数のスイッチには同一のメーカが販売している1又は複数の機器を割り当て、異なるスイッチには異なるメーカの機器が割り当てられるようにしても良い。
選択モードにおいて、操作部の複数のスイッチの各々には同一の種類の1又は複数の前記機器が割り当てられており、異なるスイッチには異なる種類の機器が割り当てられていても良い。
選択モードにおいて、1つのスイッチを押す毎に、複数のメーカ又は複数の機器の種類の中から順次1つのメーカ又は1つの機器の種類が選択され、他の1つのスイッチを押す毎に、そのメーカ又はその機器の種類に属する複数の機器の中から順次1つの機器が選択されても良い。
また、モードは、調理モードと選択モードの2つであったが、これに限らず、異常履歴を表示するサービスマン対応モード等のモードを追加しても良い。
また、本実施の形態において、加熱調理器1の送信部5と、換気扇2の受信部11とは、ケーブル等で接続されておらず、赤外線制御信号により通信を行うものとしたが、これに限らず、赤外線でない他の無線通信を行っても良い。もしくは、加熱調理器1の送信部5と、換気扇2の受信部11がケーブルで接続された有線通信によるものでも良い。
また、加熱部6は、右バーナと、左バーナと、ロースタ又はラジェントの3つの加熱部で構成されるとしたが、これに限らず、加熱部6は1つのみ加熱部を有するものでも良いし、2つ又は3つ以上の加熱部を有するものでも良い。
また、表示部13は、LEDによって文字や記号を出力することによってユーザに視覚的に設定情報を通知するものとしたが、これに限らず、音声メッセージによって聴覚的にユーザに通知するものでも良い。
実施の形態1においては、選択モードにおいてユーザが右バーナ操作部22の右矢印スイッチを押す度に、制御信号の内容が変化した。これに代えて、制御信号の内容の選択手段を削除しても良い。この場合、例えば制御信号の内容を以下の一定の仕様に定める。ユーザが加熱命令入力部のスイッチ20c、21c、21d、22cを押して加熱部6が加熱を開始する時に送信部5は機器に動作開始命令を送信し(例えば換気扇に回転開始命令を送信し、照明器具に点灯命令を送信する。)、ユーザが加熱命令入力部のスイッチ20c、21c、21d、22cを押して加熱部6が加熱を停止する時に送信部5は機器に動作停止命令を送信する(例えば換気扇に回転停止命令を送信し、照明器具に消灯命令を送信する。)。
非加熱命令入力部の所定のスイッチは、選択モードにおける送信データフォーマット等の選択スイッチ(選択スイッチと略す。)と、調理モードにおける加熱部及び外部機器連動制御用スイッチ(例えば加熱強度レベルと換気扇の風量とのアップ/ダウン)とを兼ねる場合がある。調理モードにおいて、非加熱命令入力部の所定のスイッチは、加熱部単体の制御スイッチであっても良い(加熱部及び外部機器連動制御用スイッチではない)。この場合、例えば加熱命令入力部のスイッチのみが加熱部及び外部機器連動制御用スイッチ(例えば加熱と換気扇のオン/オフ)の役割を果たす。
《実施の形態2》
図7を用いて、本発明の実施の形態2の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図7は、実施の形態1の加熱調理器を含む連動システムの概略構成を示す図である。
図7は、本実施の形態における選択モード処理のフローチャートである。本実施の形態は、選択モードにおける処理においてのみ実施の形態1(図6)と異なる。それ以外の点においては、実施の形態1(図1〜図5)と同様である。
選択モードが選択されると、まず、記憶部10に記憶されている全てのフォーマットで、外部の機器に対し動作開始命令を送信する(S701)。好ましくは、動作開始命令は記憶部10に記憶されている全ての外部の機器に対して動作開始を命じる信号である。動作の内容は機器の機能に応じて異なる。本実施の形態では、外部の機器として換気扇2が設置されているので、換気扇2は、動作開始命令を受信し、ファン12の回転駆動を開始する。選択モードにおいて、ユーザがいかなるスイッチを押しても、制御部7は加熱部6に加熱開始命令を絶対に送らない。
次に、左バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S602)、押されていれば全フォーマットA〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S703)。押されていなければS604に進む。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、S703において16種類の送信データフォーマットA〜Pが順次、循環的に選択される。P:第3の送信データフォーマットの次には再びA:標準のデータフォーマットが選択される。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択されたフォーマットで所定の機器に停止命令を送信する。例えば、送信部5は換気扇に停止命令を送信する。ユーザは換気扇が回転を停止するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇が受信可能なフォーマットか否かを判断できる。
次に、左バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S604)、押されていればX社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットA〜Dの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S705)。押されていなければS606に進む。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、S705において4種類の送信データフォーマットA〜Dが順次、循環的に選択される。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでX社の換気扇及び照明器具に停止命令を送信する。ユーザは換気扇が回転を停止するか否か又は照明器具が消灯するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇及び照明器具が受信可能なフォーマットか否かと、制御信号の対象が換気扇及び照明器具か否かと、を判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S606)、押されていればY社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットE〜Hの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S707)。押されていなければS608に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、S707において4種類の送信データフォーマットE〜Hが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社の換気扇及び照明器具に停止命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの左矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S608)、押されていればY社のエアコンに対する送信データフォーマットI〜Lの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S709)。押されていなければS610に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、S709において4種類の送信データフォーマットI〜Lが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社のエアコンに停止命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S610)、押されていればZ社の給湯器に対する送信データフォーマットM〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S711)。押されていなければS612へ進む。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、S711において4種類の送信データフォーマットM〜Pが順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでZ社の給湯器に停止命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S612)、押されていれば制御信号の内容を選択する処理を行う(S613)。押されていなければS614へ進む。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、S613において複数種類の制御信号(例えば図3のA−1〜A−4)が順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、表示部13は選択された制御信号の内容を表示する。実施の形態1においては、右バーナ操作部22の表示部に制御信号の符号を表示する。ユーザは、表示を見て適切な制御信号を選択できる。
次に、モード選択スイッチ23が押されたか(モード選択命令の入力)どうかを調べ(S614)、押されていればS616へ進み、そうでなければS602に戻り、上記の処理を繰り返す。
S616において、選択フォーマット及び選択された制御信号を不揮発性メモリに記憶し、選択モードを終了する(調理モードに移る。)。
選択モードになると各機器に動作を開始させ、ユーザが送信データフォーマットの選択スイッチを押す度に送信部5が制御対象である機器に対して動作停止命令を送信することは、ユーザが選択フォーマット及び制御対象の機器を視認する上で役立つ。
《実施の形態3》
図8を用いて、実施の形態3の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図8は、実施の形態3の加熱調理器の操作部8を示す図である。図8の操作部8は、図6におけるモード選択スイッチ23を除する点において、実施の形態1とは異なる。それ以外の点において、実施の形態3は実施の形態1と同じである。
図8において、実施の形態1と異なる点のみを説明する。上記の様に、図8の操作部8は、図6におけるモード選択スイッチ23を有していない。
非加熱制御命令入力部20b、21b、22bの全ての「分」スイッチを所定時間(例えば5秒間)3つ同時長押しすることで調理モード又は選択モードを切り換えて選択できる。これにより、専用スイッチ(図6のモード選択スイッチ23)が不要になる。加熱部が加熱中であるときは、長押しによるモード選択は無効となる。
このような構成にすることで、モード選択のためのスイッチを設置せず、安全かつ低コストな加熱調理器及び連動システムを実現することが可能となる。
なお、モード選択時に同時押しする複数のスイッチは、3つのスイッチでなくとも、2つのスイッチでも、3つ以上のスイッチであっても良い。長押し時間は、5秒でなくとも、それより短くても長くても良い。安全面上の理由で、非加熱命令入力部の複数のスイッチをモード選択時に同時押しする複数のスイッチとして用いることが好ましい。更に、誤動作を防ぐため、スイッチの配置位置が互いに離れている複数のスイッチをモード選択時に同時押しする複数のスイッチとして用いることが好ましい。
また、モード選択は複数スイッチの同時押しに限らず、本来は加熱部の加熱を開始している場合のみ状態の変化を検知されるスイッチが、加熱部が加熱されていない場合に所定時間(例えば5秒間。)連続で状態が変化した後に次の所定時間(例えば5秒間。)で断続的に複数回にわたって状態が変化すると第1のモードから第2のモードにモード変化するなど、通常の状態変化とは異なる状態変化を検知するとモードが選択されるものでも良い。
参考の形態
図9及び10を用いて、参考の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図9は、参考の形態の加熱調理器の構成の概略を示す図である。図9において、加熱調理器90がタイマ91を有する点において、実施の形態1の加熱調理器1とは異なる。参考の形態の加熱調理器は、選択モードにおける処理が実施の形態1と異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同じである。
タイマ91は、カウンタを用いて予め設定された所定時間(例えば10秒)をカウントし、所定時間経過後、制御部7に割り込み信号を出力する。制御部7は、タイマ91からの割り込み信号を受けると、送信部5を通じて換気扇2に動作停止命令を送信する。
図10は、本実施の形態における選択モードにおける処理を示すフローチャートである。選択モードが選択されると、まず、記憶部10に記憶されている外部の機器の全てに共通する動作停止命令を送信する(S1001)。好ましくは、動作停止命令は記憶部10に記憶されている全ての外部の機器に対して動作停止を命じる信号である。本実施の形態では、外部の機器として換気扇2が設置されているので、換気扇2は、動作停止命令を受信し、ファン12が動いていれば、その回転駆動を停止する。選択モードにおいて、ユーザがいかなるスイッチを押しても、制御部7は加熱部6に加熱開始命令を絶対に送らない。
次に、左バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S602)、押されていれば全フォーマットA〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S1003)。押されていなければS604に進む。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、S1003において16種類の送信データフォーマットA〜Pが順次、循環的に選択される。ユーザが左バーナの右矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択されたフォーマットで所定の機器に動作開始命令を送信する。タイマ91を起動する。タイマ91が予め設定された所定時間(例えば10秒)をカウントすると(所定時間経過後)、送信部5は選択されたフォーマットで所定の機器に動作停止命令を送信する。例えば、送信部5は換気扇を所定時間動作させる。ユーザは換気扇が回転するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇が受信可能なフォーマットか否かを判断できる。
次に、左バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S604)、押されていればX社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットA〜Dの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S1005)。押されていなければS606に進む。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、S1005において4種類の送信データフォーマットA〜Dが順次、循環的に選択される。ユーザが左バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでX社の換気扇及び照明器具に上記と同様の方法で所定時間の動作命令を送信する。ユーザは換気扇が回転するか否か又は照明器具が点灯するか否かを見て、選択されたフォーマットが換気扇及び照明器具が受信可能なフォーマットか否かと、制御信号の対象が換気扇及び照明器具か否かと、を判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S606)、押されていればY社の換気扇及び/又は照明器具に対する送信データフォーマットE〜Hの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S1007)。押されていなければS608に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、S1007において4種類の送信データフォーマットE〜Hが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社の換気扇及び照明器具に上記と同様の方法で所定時間の動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、ロースタ又はラジェントの左矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S608)、押されていればY社のエアコンに対する送信データフォーマットI〜Lの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S1009)。押されていなければS610に進む。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、S1009において4種類の送信データフォーマットI〜Lが順次、循環的に選択される。ユーザがロースタ又はラジェントの左矢印スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでY社のエアコンに上記と同様の方法で所定時間の動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの「分」スイッチが押されたか否かを調べ(S610)、押されていればZ社の給湯器に対する送信データフォーマットM〜Pの中から1つのフォーマットを選択する処理を行う(S1011)。押されていなければS612へ進む。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、S1011において4種類の送信データフォーマットM〜Pが順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの「分」スイッチを押す度に、送信部5は選択フォーマットでZ社の給湯器に上記と同様の方法で所定時間の動作命令を送信する。ユーザは、選択されたフォーマット及び制御対象の機器が適切か否かを判断できる。
次に、右バーナの右矢印スイッチが押されたか否かを調べ(S612)、押されていれば制御信号の内容を選択する処理を行う(S613)。押されていなければS614へ進む。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、S613において複数種類の制御信号(例えば図3のA−1〜A−4)が順次、循環的に選択される。ユーザが右バーナの右矢印スイッチを押す度に、表示部13は選択された制御信号の内容を表示する。実施の形態1においては、右バーナ操作部22の表示部に制御信号の符号を表示する。ユーザは、表示を見て適切な制御信号を選択できる。
次に、モード選択スイッチ23が押されたか(モード選択命令の入力)どうかを調べ(S614)、押されていればS616へ進み、そうでなければS602に戻り、上記の処理を繰り返す。
S616において、選択フォーマット及び選択された制御信号を不揮発性メモリに記憶し、選択モードを終了する(調理モードに移る。)。
上記の構成により換気扇2が加熱調理器1からの制御信号を受け付けたか否かをユーザが視認できる。その後、自動的に換気扇2の回転駆動を停止させる故、ユーザが機器を停止させる必要を無くし、より使いやすい加熱調理器及び連動システムを実現することが可能となる。
また、所定時間は10秒でなくとも、それより短くても長くても良い。ユーザが、加熱調理器1が換気扇2を認識したことを知るのに足りる時間であれば良い。
参考の形態
再び図9を用いて、参考の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。加熱調理器の構成は参考の形態と同一であるので、説明は省く。
タイマ91は、カウンタを用いて予め設定された所定時間(例えば5分間)をカウントし、所定時間経過後、制御部7に割り込み信号を出力する。タイマ91は、選択モード開始時に、カウンタをリセットし、カウントを開始する。また、選択モード中、何らかのスイッチ入力がある度にカウンタをリセットし、再度カウントを開始する。
制御部7は、タイマ91からの割り込み信号を受けると、選択モードから調理モードに切り替える。その際、選択フォーマットの決定は成されていないので、不揮発性メモリには何も記憶しない。
このような構成にすることで、選択モードを解除しなかった場合でも、自動的に調理モードとなり、ユーザが加熱調理器の使用上とまどうことがない、より使いやすい加熱調理連動システムを実現することが可能となる。
《実施の形態
図11を用いて、実施の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図11は、本実施の形態における、加熱調理器の構成の概略を示す図である。図11において、加熱調理器110が報知部111を有する点において、実施の形態1の加熱調理器1とは異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同じである。
報知部111は、調理モードにおいて、入力部14のスイッチによる入力を受け付けた時、第1のスイッチ認識音を発する。
また、報知部111は、選択モードにおいて、入力部14のスイッチによる入力を受けた時、第1のスイッチ認識音と識別可能な第2のスイッチ認識音を発する。及び/又は、選択モードにおいて、選択フォーマット毎に異なる認識音を発する。
このことにより、ユーザは、モード及び選択フォーマットの切り替えが行われたことを容易に認識することができる。
なお、第1のスイッチ認識音、及び、第2のスイッチ認識音、及び、選択フォーマット毎の異なる認識音は、単一の音に限らず、音声メッセージによるものでも良い。
参考の形態
図12を用いて、参考の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図12は、本参考の形態における、換気扇の構成の概略を示す図である。図12において、換気扇120が報知部121及び表示部122を有することにおいて、実施の形態1の換気扇2とは異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同じである。
受信部11は、加熱調理器の送信部5が送信した制御信号を受信する。受信部11が制御信号を受信した場合、換気扇制御部17は、制御信号の内容に応じて、ファン12の回転駆動を開始、停止又は回転速度調節し、又は報知部121がブザー音を鳴らし、又は表示部122がLEDを発光する。
調理モードにおいて、ユーザが加熱調理器に、加熱部6の状態を変化させる命令を入力すると、送信部5は機器の通常の機能を動作させる命令を送信する。例えば機器が換気扇であれば、ファン12の制御信号を送信する。例えば、ユーザが加熱命令入力部のスイッチ20c、21c、21d、22cを押して加熱部6が加熱を開始する時、送信部5はファン12が回転を開始する命令を送信する。ユーザが加熱命令入力部のスイッチ20c、21c、21d、22cを押して加熱部6が加熱を停止する時、送信部5はファン12が回転を停止する命令を送信する。
選択モードにおいて、ユーザが送信データフォーマット又は機器の選択スイッチを押す度に(例えば図6のS603、S605、S607、S609、S611)、送信部5は報知部121に音を発するよう指令し及び/又は表示部122に発光するよう指令する(識別命令と呼ぶ。)。この場合、機器の通常の機能は動作しない。例えばファン12は回転駆動しない。ユーザは、音及び/又は光で換気扇130が送信部5からの制御信号を受け付けたことを知ることができる。これにより、ファンの回転による消費電力を抑えることができ、かつ安全な加熱調理連動システムを実現することを可能とする。
なお、報知部121は、ブザー音を発するとしたが、これに限らず、音声メッセージによるものでも良い。また、表示部122は、LEDを発光するとしたが、これに限らず、照明の点灯、表示の点灯や点滅によるものでも良く、液晶パネルによってメッセージを表示するようなものでも良い。
参考の形態
図13を用いて、参考の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図13は、本参考の形態における加熱調理及びそれを含む連動システムの構成の概略を示す図である。図13において、加熱調理器130が換気扇制御入力部131を有することにおいて、実施の形態1とは異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同じである。
換気扇制御入力部131は、換気扇2の動作開始及び動作停止を制御する入力スイッチである。通常、このような加熱調理連動システムにおいて、換気扇2は、加熱調理器1の加熱部6の加熱状態と連動して制御されるため、換気扇2の動作を制御するための入力部を必要としない。しかしながら、ユーザの好みで換気扇2を加熱調理器130と連動させないで手動によってある程度制御できる方が良い。従って、換気扇制御入力部131は、最低限の動作のみ制御出来れば良く、例えば、「入/切」のスイッチのみといった最小限の入力スイッチを設置すれば良い。
このような構成にすることで、換気扇2が加熱調理連動システム内で連動動作をしない設定にした場合にも、換気扇2を簡易的に制御することができ、より柔軟に使用できる加熱調理連動システムを実現することが可能となる。
なお、換気扇制御入力部131は、「入/切」のスイッチのみを備えるとしたが、これに限らず、風量切り替え等の付加的な制御が可能なようにスイッチを増やしても良い。
また、換気扇制御入力部131といった加熱制御しないスイッチを選択モードにおいて使用可能なスイッチとして割り当てても良く、これにより、ユーザが所望の設定を完了するまでに必要な時間を短縮するといった効果が得られる。
また、換気扇制御入力部131としたが、換気扇の制御に限らず、照明器具、エアコンディショナ、給湯器といった他の外部機器の制御入力部でも良く、また複数の外部機器のいずれかを選択する機能を有しても良い。
参考の形態
図14を用いて、参考の形態の加熱調理器及びそれを含む連動システムを説明する。図14は、本参考の形態における、加熱調理連動システムの構成の概略を示す図である。図14において、加熱調理連動システムは、加熱調理器1と給湯器141とから構成される。給湯器141は、給湯器制御部142、給湯用加熱部143、受信部144、報知部145を有する。
加熱調理器1は、調理モードにおいて、加熱部6の加熱強度に応じて、給湯器141に加熱開始命令及び加熱停止命令及び消費電力制御命令を送信する点において、実施の形態1と異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同一であるので説明を省く。
加熱調理器1の制御部7は、給湯器141の消費電力が所定値(典型的には、加熱調理器1と給湯器141の消費電流の合計が20A以下である値)以下になるように、給湯器141を制御する。加熱調理器1と給湯器141とが1つのブレーカから商用交流電力を入力する場合、2つの機器の消費電流の合計がブレーカの定格を越えないようにする。
ユーザが加熱命令入力部のスイッチを押して加熱調理器1の加熱部6が加熱を開始すると、送信部5は、制御部7からの指令に応じて、給湯器141に消費電力低減命令又は加熱停止命令を送信する。受信部144は消費電力低減命令又は加熱停止命令を受信する。給湯用加熱部143は加熱を抑制し又は停止する。
ユーザが加熱命令入力部のスイッチを押して加熱調理器1の加熱部6が加熱を停止すると、送信部5は、制御部7からの指令に応じて、給湯器141に消費電力上昇命令又は加熱開始命令を送信する。受信部144は消費電力上昇命令又は加熱開始命令を受信する。給湯用加熱部143は加熱電力を上昇させ又は加熱を開始する。
選択モードにおいて、送信部5は給湯器141に音を発するよう指令しても良い(識別命令と呼ぶ。)。受信部144が識別命令を受信した場合、報知部144はブザー音を鳴らす。
このような構成にすることで、加熱調理器側の加熱のために一時的に高い電力を必要とするとき、給湯器141に消費電力を抑制させることで、ブレーカが遮断することを防止する。
上記の実施の形態及び参考の形態に代えて、調理モードにおいて加熱状態であっても選択モードに遷移することを許可し、選択モードにおいては操作部のスイッチを押しても加熱状態が変化しないように構成しても良い。
本発明は、例えば、システムキッチン等の周辺機器連動型の加熱調理システムに用いることが出来る。
本発明の実施の形態1における加熱調理連動システムの構成の概略を示す図 本発明の実施の形態1における加熱調理器側の操作部の例を示す図 本発明の実施の形態1における送信データフォーマットの例を示す図 本発明の実施の形態1におけるモード選択方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における調理モードにおける処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における選択モードにおける処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における選択モードにおける処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における加熱調理器の操作部の例を示す図 本発明の参考の形態及びにおける加熱調理器の構成の概略を示す図 本発明の参考の形態における選択モードにおける処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態における加熱調理器の構成の概略を示す図 本発明の参考の形態における換気扇の構成の概略を示す図 本発明の参考の形態における換気扇の構成の概略を示す図 本発明の参考の形態における給湯器の構成の概略を示す図 従来例における、設定変更機能を示す図
符号の説明
1、90、110 加熱調理器
2、120、130 換気扇
3 被加熱体
4 トッププレート
5 送信部
6 加熱部
7 制御部
8 操作部
10 記憶部
11 換気扇側受信部
12 ファン
13 加熱調理器側表示部
14 加熱調理器側入力部
17 換気扇側制御部
20 左バーナ操作部
21 ロースタ又はラジェント操作部
22 右バーナ操作部
23 モード選択スイッチ
91 タイマ
111 加熱調理器側報知部
121 換気扇側報知部
122 換気扇側表示部
131 換気扇側入力部
141 給湯器
142 給湯器側制御部
143 給湯器加熱部
144 給湯器側受信部
145 給湯器側報知部

Claims (8)

  1. 被加熱体を加熱する加熱部と、
    受信部を有する少なくとも1つの外部の機器に制御信号を送信する送信部と、
    第1のスイッチを含む1又は複数のスイッチを有し、第1のモード及び第2のモードを含む複数のモードの中から1つのモードを選択する命令、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令及び前記加熱部を制御する命令を入力可能な入力部と、
    を有し、
    前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令を送信すると共に、前記加熱部にその制御状態を変化させる命令を送り、
    前記第2のモードにおいて、前記第のスイッチを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 被加熱体を加熱する加熱部と、
    受信部を有する少なくとも1つの外部の機器に制御信号を送信する送信部と、
    第1のスイッチ及び前記第1のスイッチと異なる第2のスイッチを含む複数のスイッチを有し、第1のモード及び第2のモードを含む複数のモードの中から1つのモードを選択する命令、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令及び前記加熱部を制御する命令を入力可能な入力部と、
    を有し、
    前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記機器を制御する命令を送信すると共に、前記加熱部にその制御状態を変化させる命令を送り、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信し且つ前記加熱部は制御状態を変化させ、
    前記第2のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、
    ことを特徴とする加熱調理器。
  3. 前記第1のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信し且つ前記加熱部は制御状態を変化させる構成とすることに代え、前記第1のモードにおいて、前記第2のスイッチを押すことにより、前記送信部は前記機器の制御状態を変化させる命令を送信せず且つ前記加熱部は制御状態を変化させることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 複数の第1のスイッチを備え、
    前記第2のモードにおいて、前記第1のスイッチのいずれかを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から押された前記第1のスイッチに割り当てられた1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 複数の第2のスイッチを備え、
    前記第2のモードにおいて、前記第2のスイッチのいずれかを押すことにより、前記加熱部の制御状態を変化させることなく、前記機器の複数の送信データフォーマットの中から押された前記第2のスイッチに割り当てられた1つの送信データフォーマットを選択する命令が入力され、且つ前記送信部は前記機器の選択された送信データフォーマットを送信して、前記機器の制御状態を変化させる命令を送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  6. 記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチを押すことにより、前記送信部を通じて前記第2のモードにおいて最終的に選択された1又は複数の前記機器を制御する命令を送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  7. 前記第2のモードにおいて前記第のスイッチを押した時選択されたフォーマットに対応させた固有の音で報知することを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  8. 前記第2のモードにおいて前記第2のスイッチを押した時選択されたフォーマットに対応させた固有の音で報知することを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
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