JP2006012024A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置の製造時あるいは製造後に、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させる。
【解決手段】 インレット10のICチップ11が搭載された面を被覆するための樹脂成型部材20aを成型した後に、この樹脂成型部材20a上にインレット10を搭載してICチップ11が搭載された面を被覆し、その後、このインレット10上に樹脂を供給することにより、インレット10のICチップ11が搭載されていない面を被覆するための樹脂成型部材20bを成型する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関し、特に、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
近年、情報管理や決済、あるいは商品等の管理に、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICタグや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICカード等のRF−IDメディアが利用されている。これらのRF−IDメディアは、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能であるとともに、仕様によっては、複数のRF−IDメディアに対して情報の書き込み及び読み出しを同時に行うことができるため、急速な普及が進みつつある。
図7は、従来の非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本従来例は図7に示すように、樹脂シート515上にアンテナ512が形成されるとともにICチップ511が搭載されてなるインレット510上に、粘着剤530を介して表面シート520が接着されて構成されている。アンテナ512は、樹脂シート515上にコイル状に形成され、その両端が接点513によってICチップ511に接続されている。また、ICチップ511は、アンテナ512を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものである。また、表面シート520は、樹脂フィルム等からなり、インレット510のICチップ511が搭載された面側に接着されることによりICチップ511を保護している。
上記のように構成された非接触型ICタグ501においては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ512に電流が流れ、この電流がアンテナ512から接点513を介してICチップ511に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ511に情報が書き込まれたり、ICチップ511に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
ここで、上述した非接触型ICタグ501のように、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板においては、ICチップが搭載された面に表面シート等の保護部材を接着しておくことにより、ICチップが保護されている。
また、ICチップが搭載された半導体基板のICチップが搭載されていない面を樹脂で被覆しておき、その後、半導体基板のICチップが搭載された面を樹脂で被覆し、それにより、ICチップを保護する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、まず、ICチップが搭載された半導体基板のICチップが搭載されていない面を樹脂で被覆し、その後、この半導体基板上に金型を設置し、この金型内に樹脂を注入して半導体基板のICチップが搭載された面を樹脂により被覆する。これにより、ICチップが搭載された半導体基板が樹脂によって封止されることになり、半導体基板上に表面シート等の保護部材が接着されたものと比べて、ICチップに対する保護強化を図ることができる。
また、ベース基材にアンテナが巻かれるとともにICチップが搭載された基板を金型内に固定し、この金型内に樹脂を注入することにより、ベース基材にアンテナが巻かれるとともにICチップが搭載された基板が樹脂により封止されたRF−ID用タグを製造する技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。この技術においても、半導体基板上に表面シート等の保護部材が接着されたものと比べて、ICチップに対する保護強化を図ることができる。
特開2003−68775号公報 特開2002−298116号公報
しかしながら、上述したように、ベース基材にICチップが搭載された半導体基板上に樹脂を供給し、その樹脂によって半導体基板を封止することによりICチップを保護するものにおいては、半導体基板上に樹脂が供給された際に、樹脂の供給による圧力や熱によってICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする虞れがある。
また、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置においては、製造後、周囲の環境の変化、特に、周囲温度の上昇によって樹脂が膨張し、膨張した樹脂によってICチップに圧力が加わり、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする虞れがある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置の製造時あるいは製造後に、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置の製造方法であって、
前記ICチップが入り込むために十分な大きさの凹部を具備し、前記半導体基板のうち前記ICチップが搭載された面を被覆するための第1の樹脂成型部材を成型する工程と、
前記ICチップが前記凹部に入り込むように前記半導体基板を前記第1の樹脂成型部材上に搭載する工程と、
前記第1の樹脂成型部材上に搭載された前記半導体基板上に樹脂を供給し、該樹脂により第2の樹脂成型部材を成型し、該第2の樹脂成型部材によって前記半導体基板のうち前記ICチップが搭載されていない面を被覆する工程とを有する。
また、前記ベース基材上に導電性パターンが形成されている場合に、少なくとも前記導電性パターンが形成されている領域をラミネート被覆する工程を有し、
前記第1の樹脂成型部材上に、前記ラミネート被覆された前記半導体基板を搭載することを特徴とする。
また、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置であって、
前記ICチップの周囲に空間を有する。
また、前記空間に圧力吸収部材が配設されていることを特徴とする。
また、前記ベース基材の前記ICチップが搭載されていない面の、前記ICチップに対向する領域に補強部材が配設されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、半導体装置のベース基材上に搭載されたICチップが入り込むために十分な大きさの凹部を具備する第1の樹脂成型部材を成型しておき、この第1の樹脂成型部材上に、ICチップが凹部に入り込むように半導体基板を搭載し、その状態で半導体基板上に樹脂を供給して第2の樹脂成型部材を成型する。これにより、半導体基板のICチップが搭載された面が第1の樹脂成型部材で被覆され、半導体基板のICチップが搭載されていない面が第2の樹脂成型部で被覆され、これら第1の樹脂成型部材と第2の樹脂成型部材とによって半導体基板が封止されることになる。
このように、半導体基板のICチップが搭載された面を被覆するための第1の樹脂成型部材を成型した後に、この第1の樹脂成型部材上に半導体基板を搭載してICチップが搭載された面を被覆し、その後、この半導体基板上に樹脂を供給することにより、半導体基板のICチップが搭載されていない面を被覆するための第2の樹脂成型部材を成型するので、半導体基板のICチップが搭載された面にはこの半導体装置を封止するための樹脂が供給されないことになり、それにより、樹脂の供給の圧力がICチップに直接加わることがなくなる。
また、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置において、ICチップの周囲に空間を設けておけば、半導体装置の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂が膨張した場合であっても、ICチップの周囲においては、樹脂が空間に膨張することになり、それにより、膨張した樹脂によってICチップに加わる圧力が低減する。
以上説明したように本発明においては、半導体基板のICチップが搭載された面を被覆するための第1の樹脂成型部材が成型した後に、この第1の樹脂成型部材上に半導体基板を搭載してICチップが搭載された面を被覆し、その後、この半導体基板上に樹脂を供給することにより、半導体基板のICチップが搭載されていない面を被覆するための第2の樹脂成型部材を成型する構成としたため、半導体基板上に樹脂を供給する際に、樹脂の供給による圧力がICチップに直接加わることがなくなり、それにより、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
また、ベース基材上に導電性パターンが形成されている場合に、少なくとも導電性パターンが形成されている領域をラミネート被覆するものにおいては、半導体基板と樹脂との間に水分が浸透して導電性パターンが錆びてしまうことを防止することができる。
また、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置において、ICチップの周囲に空間が形成されているものにおいては、半導体装置の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂が膨張した場合であっても、ICチップの周囲においては、樹脂が空間に膨張することになり、膨張した樹脂によってICチップに加わる圧力の大きさが小さくなり、それにより、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。また、半導体装置の製造時においても、半導体基板のICチップが搭載されていない面側から樹脂を供給した際、その供給による圧力や熱によって半導体基板が変形しても、その変形量が空間の大きさよりも小さければ、変形の圧力によってICチップが樹脂に押し付けられることがなくなり、それにより、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
また、その空間に圧力吸収部材が配設されているものにおいては、半導体装置の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂が膨張した場合であっても、ICチップの周囲においては、膨張した樹脂による圧力が圧力吸収部材に吸収され、膨張した樹脂によってICチップに加わる圧力の大きさが小さくなり、それにより、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。また、半導体装置の製造時においては、半導体基板のICチップが搭載されていない面側から樹脂を供給した際、その供給による圧力や熱によって半導体基板が変形する方向に外力が加わっても、半導体基板の変形が圧力吸収部材によって抑制され、それにより、ICチップが樹脂に押し付けられることがなくなり、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
また、ベース基材のICチップが搭載されていない面の、ICチップに対向する領域に補強部材が配設されているものにおいては、半導体装置の製造時に、半導体基板のICチップが搭載されていない面側から樹脂を供給した際、その供給による圧力や熱からベース基材が保護され、ベース基材が変形することを防止することができ、それにより、ICチップが樹脂に押し付けられることがなくなり、ICチップが破損してしまったり、ベース基材上に形成された配線とICチップとの接続が断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、半導体装置として非接触型ICタグを例に挙げて説明するが、本発明は、ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置であれば適用することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の半導体装置の第1の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、ベース基材である樹脂シート15上にアンテナ12が形成されるとともにICチップ11が搭載されてなる半導体基板であるインレット10が、2つの樹脂成型部材20a,20bによって封止されて構成されている。アンテナ12は、樹脂シート15上にコイル状に形成され、その両端が接点13によってICチップ11に接続されている。また、ICチップ11は、アンテナ12を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものである。また、樹脂成型部材20aは、ICチップ11が入り込むために十分な大きさの凹部21を有し、インレット10のうち、ICチップ11が搭載された面を、この凹部21にICチップ11を入り込ませて被覆している。なお、凹部21においては、ICチップ11の周囲に空間22が形成されているが、その詳細については後述する。また、樹脂成型部材20bは、インレット10のうち、ICチップ11が搭載されていない面及び端部を被覆している。これにより、インレット10が樹脂成型部材20a,20bによって封止された構造となっている。
上記のように構成された非接触型ICタグ1においては、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ12に電流が流れ、この電流がアンテナ12から接点13を介してICチップ11に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ11に情報が書き込まれたり、ICチップ11に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICタグ1の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した非接触型ICタグ1の製造方法を説明するための図である。
まず、樹脂成型部材20aを成型するために、凹部31aを有する金型30aと、凸部32bを有する金型30bとを、凹部31aと凸部32bとが対向するように型閉じすると、金型30aと金型30bとによって空間40aが形成される(図2(a))。なお、金型30aに設けられた凹部31aは、樹脂成型部材20aの大きさ及び厚さと同一の大きさ及び深さを有しており、また、金型30bに設けられた凸部32bは、樹脂成型部材20aに形成される凹部21の大きさ及び深さと同一の大きさ及び高さを有している。
この状態において、金型30bに設けられた供給口31bから樹脂を供給し、金型30aと金型30bとによって形成された空間40aに樹脂を充填し、第1の樹脂成型部材20aを成型する(図2(b))。なお、樹脂成型部材20aを成型するために金型30bの供給口31bから供給する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチロール、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂が用いられる。また、供給口31bからの樹脂の供給は、射出によるものでも注入によるものでも構わないが、射出によるものの方が生産性を向上させることができるため、本形態においては、射出によって供給口31bから樹脂を供給するものとする。
次に、金型30a上から金型30bを取り外し、金型30aの凹部31a内に成型された樹脂成型部材20a上に、この樹脂成型部材20aに金型30bの凸部32bによって形成された凹部21にICチップ11が入り込むようにインレット10を搭載する(図2(c))。この際、樹脂成型部材20aに形成された凹部21においては、ICチップ11の周囲に空間22が形成されている。すなわち、金型30bに設けられた凸部32bは、ICチップ11の大きさよりも大きく、また、ICチップ11の樹脂シート15の搭載面からの高さよりも高い形状を有している。この空間22は、樹脂成型部材20aが熱によって膨張した場合に膨張した樹脂成型部材20aによってICチップ11に加わる圧力を低減するためのものであって、金型30bに設けられた凸部32bの大きさ及び高さが、ICチップ11の大きさ及び樹脂シート15の搭載面からの高さ、並びに樹脂成型部材20aの熱膨張率に基づいて設定されている。具体的には、樹脂成型部材20aの熱膨張率をαとし、金型30a上から金型30bを取り外した際の周囲温度と非接触型ICタグ1の使用温度の上限との温度差をt[K]、ICチップ11の一辺の長さをLとした場合、ICチップ11の一辺の長さLに対して凸部32bの一辺の長さをαLt以上長くし、また、ICチップ11の樹脂シート15の搭載面からの高さをhとした場合、ICチップ11の樹脂シート15の搭載面からの高さhに対して凸部32bの高さをαht以上高くすれば、非接触型ICタグ1の製造後、上限温度の環境下で使用され、樹脂成型部材20aが膨張した場合であっても、膨張した樹脂成型部材20aによってICチップ11に圧力が加わることがなくなる。
次に、樹脂成型部材20a上に搭載されたインレット10のICチップ11が搭載されていない面に樹脂成型部材20bを成型するために、凹部32cを有する金型30cと金型30aとを、樹脂成型部材20a上に搭載されたインレット10が凹部32c内に入り込むように型閉じする(図2(d))。
この状態においては、インレット10と金型30cとによって空間40bが形成されており、金型30cに設けられた供給口31cから、樹脂成型部材20aを形成した樹脂と同一の樹脂を供給し、インレット10と金型30cとによって形成された空間40bに樹脂を充填し、第2の樹脂成型部材20bを成型する(図2(e))。ここで、供給口31cからの樹脂の供給においても、射出によるものでも注入によるものでも構わないが、射出によるものの方が生産性を向上させることができるため、本形態においては、射出によって供給口31cから樹脂を供給するものとする。この際、本形態においては、ICチップ11が樹脂成型部材20aに形成された凹部21に入り込むようにインレット10が樹脂成型部材20a上に搭載された状態で、インレット10のうちICチップ11が搭載されていない面側から樹脂が供給されるため、ICチップ11に直接加わる樹脂の射出供給による圧力が低減し、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
その後、金型30a,30cを取り外し、図1に示した非接触型ICタグ1を完成させる(図2(f))。
上記のように製造された非接触型ICタグ1においては、ICチップ11の周囲に空間22が形成されているため、上述したように、非接触型ICタグ1の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂成型部材20aが膨張した場合であっても、ICチップ11の周囲においては、樹脂成型部材20aが空間22に膨張することになり、膨張した樹脂成型部材20aによってICチップ11に加わる圧力が低減し、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。また、非接触型ICタグ1の製造時においても、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂を供給した際、その供給による圧力や熱によって樹脂シート15が変形しても、その変形量がICチップ11の周囲の空間22よりも小さければ、変形の圧力によってICチップ11が樹脂成型部材20bに押し付けられることがなくなり、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。なお、樹脂シート15としてポリイミドからなるものを用いた場合、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂をインレット10上に供給した際、その供給による熱によって樹脂シート15が変形してしまうことがなくなる。
また、本形態においては、インレット10が2つの樹脂成型部材20a,20bによって封止される構成となっているが、インレット10が1つの樹脂成型部材によって封止される構成とした場合であっても、ICチップ11の周囲に空間22が形成されるように樹脂成型部材を成型すれば、上述したように、非接触型ICタグ1の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂成型部材が膨張した場合であっても、ICチップ11の周囲においては、樹脂成型部材が空間22に膨張することになり、膨張した樹脂成型部材によってICチップ11に加わる圧力を低減することができる。
また、本形態においては、樹脂シート15の端部が樹脂成型部材20bによって被覆されているが、樹脂シート15の端部が被覆されていない構造とすることも考えられる。
また、本形態においては、ICチップ11の周囲に空間22が形成されるように非接触型ICタグ1が製造されているが、ICチップ11の周囲に空間22が形成されない場合においても、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂を供給した際、樹脂の供給による圧力がICチップ11に直接加わることがなくなり、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の半導体装置の第2の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図3に示すように、第1の実施の形態にて示したインレット10をラミネート材16によって被覆したインレット110が、第1の実施の形態に示したものと同様に2つの樹脂成型部材20a,20bによって封止されて構成されている。
以下に、上記のように構成された非接触型ICタグ101の製造方法について説明する。
図4は、図3に示した非接触型ICタグ101の製造方法を説明するための図である。
まず、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20aを成型する(図4(a),(b))。
次に、樹脂シート15上にアンテナ12が形成されるとともにICチップ11が搭載されてなるものにラミネート材16を被覆し、ラミネート被覆されたインレット110を作製する(図4(c))。なお、このラミネート材16としては、一般的に用いられているラミネート材を使用すればよく、例えば、ホットメルト糊と樹脂フィルムとからなるラミネート材を使用する。
その後、ラミネート被覆されたインレット110を樹脂成型部材20a上に搭載し(図4(d))、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20bを成型する(図4(e)〜(g))。
上記のように製造された非接触型ICタグ101においては、インレット110がラミネート材16によってラミネート被覆された構成となっているため、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12及び樹脂シート15上に搭載されたICチップ11がラミネート材16によって被覆されている。
ここで、インレット110と樹脂成型部材20aとの間には、アンテナ12の厚さ等により若干の隙間が発生する。特に、本形態のように、樹脂成型部材20aが成型された後に、この樹脂成型部材20a上にインレット110を搭載する場合は、硬化した樹脂成型部材20aとインレット110との間に隙間が発生する可能性が高い。そのため、その隙間に外部からの水分等が浸透する虞れがあり、その場合、アンテナ12が錆びてしまう。ところが、本形態のようにアンテナ12がラミネート材16によって被覆されていれば、アンテナ12は、インレット110と樹脂成型部材20aとの間に発生した隙間に接しておらず、そのため、アンテナ12が錆びてしまうことがなくなる。
なお、本形態においては、インレット110全体がラミネート材16によってラミネート被覆された構成としているが、アンテナ12の錆を防止するためには、樹脂シート15のアンテナ12が形成された領域のみ、あるいは、アンテナ12以外にも樹脂シート15に形成された導電性パターンの錆を防止するためには、樹脂シート15の導電性パターンが形成された領域のみにラミネート材16を被覆しておけばよい。
また、ラミネート材16として、ホットメルト糊とポリイミドフィルムからなるものを用いた場合、樹脂成型部材20bを形成するためにインレット110上に樹脂を供給した際に、樹脂の熱によって樹脂シート15が変形してしまうことを防止することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の半導体装置の第3の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図5に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、樹脂成型部材20aの凹部21内に形成された空間22に圧力吸収部材であるシリコン23が埋め込まれている点のみが異なるものである。
上記のように構成された非接触型ICタグ201を製造する場合は、まず、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20aを成型し、次に、樹脂成型部材20aに設けられた凹部21内にシリコン23を所定の厚さだけ埋め込む。なお、シリコン23の埋め込み量については、その後、樹脂成型部材20a上にインレット10が搭載された際にシリコン23がICチップ11に接しない程度とすることが好ましい。
その後、インレット10を樹脂成型部材20a上に搭載し、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20bを成型する。
上記のように製造された非接触型ICタグ201においては、樹脂成型部材20aの凹部21内にシリコン23が埋め込まれているため、非接触型ICタグ201の製造後、周囲の環境の変化によって樹脂成型部材20aが膨張した場合、ICチップ11の周囲においては、膨張した樹脂成型部材20aによる圧力がシリコン23にて吸収され、膨張した樹脂成型部材20aによってICチップ11に加わる圧力の大きさが小さくなり、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。また、非接触型ICタグ201の製造時においても、樹脂成型部材20bを形成する樹脂を供給した際、その供給による圧力や熱によって樹脂シート15が変形する方向に外力が加わっても、樹脂シート15の変形がシリコン23によって抑制され、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。また、本形態においても、樹脂シート15としてポリイミドからなるものを用いた場合、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂をインレット10上に供給した際、その供給による熱によって樹脂シート15が変形してしまうことがなくなる。
また、本形態においても、インレット210が2つの樹脂成型部材20a,20bによって封止される構成となっているが、インレット210が1つの樹脂成型部材によって封止される構成とした場合であっても、ICチップ11の周囲に形成された空間22にシリコン23を付与しておけば、上記同様の効果を奏することができる。
また、本形態においては、圧力吸収部材としてシリコン23を例に挙げて説明したが、樹脂成型部材20aの膨張による圧力や樹脂シート15が変形する方向に加わる外力を吸収することができるものであれば、その他にゴム等の様々なものが考えられる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の半導体装置の第4の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図6に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、樹脂シート15のICチップ11が搭載されていない面のICチップ11に対向する領域にラミネート材17が被覆されている点のみが異なるものである。
上記のように構成された非接触型ICタグ301を製造する場合は、まず、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20aを成型しておき、また、アンテナ12が形成されるとともにICチップ11が搭載された樹脂シート15のICチップ11が搭載されていない面のICチップ10に対向する領域に補強部材であるラミネート材17を被覆してインレット310を作製しておく。
その後、インレット310を樹脂成型部材20a上に搭載し、第1の実施の形態にて説明したものと同様にして樹脂成型部材20bを成型する。
上記のように製造された非接触型ICタグ301においては、樹脂シート15のICチップ11が搭載されていない面のICチップ10に対向する領域に補強部材であるラミネート材17が被覆されているため、非接触型ICタグ301の製造時に、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂をインレット310上に供給した際、その供給による圧力によって樹脂シート15が変形する方向に外力が加わっても、樹脂シート15の変形がラミネート材17によって抑制され、それにより、ICチップ11が破損してしまったり、樹脂シート15上に形成されたアンテナ12とICチップ11が接点13にて断線してしまったりする可能性を低減させることができる。このため、樹脂シート15に被覆するラミネート材17においては、樹脂成型部材20bを成型するための樹脂をインレット310上に供給した際、その供給による圧力によって変形しない程度の強度を有するものである必要がある。また、ラミネート材17として、ポリイミドを含むものを用いれば、樹脂成型部材20bを成型するためにインレット210上に樹脂を供給した際に、樹脂の熱によって樹脂シート15が変形してしまうことを防止することができる。また、ラミネート材17の大きさは、樹脂シート15の変形を抑制することができる程度の大きさであれば、空間22の幅よりも小さくても構わないが、空間22よりも大きければ、より樹脂シート15の変形を抑制することができる。
なお、本形態においても、インレット310が2つの樹脂成型部材20a,20bによって封止される構成となっているが、インレット310が1つの樹脂成型部材によって封止される構成とした場合であっても、樹脂シート15のICチップ11が搭載されていない面のICチップ10に対向する領域に補強部材であるラミネート材17が被覆されていれば、上記同様の効果を奏することができる。
また、上述した第3及び第4の実施の形態を組み合わせて構成することにより、ICチップ11のさらなる保護を図ることも考えられる。
また、上述した4つの実施の形態においては、アンテナとして電磁誘導方式によるコイル状のものを例に挙げて説明したが、その形状はコイル状に限定されず、電波方式によるポール状のアンテナやループ状のアンテナ等、その他の形状のアンテナであっても構わない。
本発明の半導体装置の第1の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。 本発明の半導体装置の第2の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図3に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。 本発明の半導体装置の第3の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の半導体装置の第4の実施の形態の非接触型ICタグを示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 従来の非接触型ICタグの一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
1,101,201,301 非接触型ICタグ
10,110,310 インレット
11 ICチップ
12 アンテナ
13 接点
15 樹脂シート
16,17 ラミネート材
20a,20b 樹脂成型部材
21,31a,32c 凹部
22,40a,40b 空間
23シリコン
30a〜30c 金型
31b 供給口
32b 凸部

Claims (5)

  1. ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置の製造方法であって、
    前記ICチップが入り込むために十分な大きさの凹部を具備し、前記半導体基板のうち前記ICチップが搭載された面を被覆するための第1の樹脂成型部材を成型する工程と、
    前記ICチップが前記凹部に入り込むように前記半導体基板を前記第1の樹脂成型部材上に搭載する工程と、
    前記第1の樹脂成型部材上に搭載された前記半導体基板上に樹脂を供給し、該樹脂により第2の樹脂成型部材を成型し、該第2の樹脂成型部材によって前記半導体基板のうち前記ICチップが搭載されていない面を被覆する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ベース基材上に導電性パターンが形成されている場合に、少なくとも前記導電性パターンが形成されている領域をラミネート被覆する工程を有し、
    前記第1の樹脂成型部材上に、前記ラミネート被覆された前記半導体基板を搭載することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. ベース基材上にICチップが搭載されてなる半導体基板が樹脂により封止された半導体装置であって、
    前記ICチップの周囲に空間を有する半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記空間に圧力吸収部材が配設されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の半導体装置において、
    前記ベース基材の前記ICチップが搭載されていない面の、前記ICチップに対向する領域に補強部材が配設されていることを特徴とする半導体装置。
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