JP2000148947A - 非接触型icカードおよびその製造方法 - Google Patents

非接触型icカードおよびその製造方法

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JP2000148947A
JP2000148947A JP31491398A JP31491398A JP2000148947A JP 2000148947 A JP2000148947 A JP 2000148947A JP 31491398 A JP31491398 A JP 31491398A JP 31491398 A JP31491398 A JP 31491398A JP 2000148947 A JP2000148947 A JP 2000148947A
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Makoto Sasaki
信 佐々木
Kazuichi Nakazato
和市 中里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】密封性を高める。 【解決手段】表側ケース1,裏側ケース2の双方の接合
面11,21にICモジュール3が収容される収容溝4
が設けられ、接合された表側ケース1,裏側ケース2の
内部にICモジュール3が密封される。表側ケース1,
裏側ケース2の双方の接合面11,21の周縁部12,
22には溶融樹脂8が充填される充填溝5が設けられ、
表側ケース1,裏側ケース2の双方には充填溝5に溶融
樹脂8が注入される注入孔6が設けられ、表側ケース
1,裏側ケース2が固化した溶融樹脂8で融着されてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電磁誘導,光,
電波等により外部との情報交換を行う非接触型ICカー
ドに係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 非接触型ICカードは、接触型ICカ
ードのように外部との情報交換を行う接続端末を表面に
露出させる必要性がないため、機械的強度を高めるため
の工夫に自由度がある。
【0003】従来、機械的強度を高めることを指向した
非接触型ICカードとしては、例えば、特開平6−28
6375号公報に記載のものが知られている。
【0004】この従来の非接触型ICカードは、表側ケ
ース,裏側ケースの一方または双方の接合面にICモジ
ュールが収容される収容溝が設けられ、表側ケース,裏
側ケースがいわゆる最中合わせに接合されて接着され、
表側ケース,裏側ケースの内部にICモジュールが密封
されるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の非接触
型ICカードでは、表側ケース,裏側ケースの接合面の
みを接着するので、接合面の突き合わせ部位での狭い接
合となって密封性が低く、屋外使用での水濡れ等に耐え
ることができないという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、密封性の高い非接触型ICカードと、こ
の非接触型ICカードの製造に好適な非接触型ICカー
ドの製造方法とを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る非接触型ICカードは、次のような
手段を採用する。
【0008】即ち、請求項1に記載のように、表側ケー
ス,裏側ケースの一方または双方の接合面にICモジュ
ールが収容される収容溝が設けられ、接合された表側ケ
ース,裏側ケースの内部にICモジュールが密封される
非接触型ICカードにおいて、表側ケース,裏側ケース
の一方または双方の接合面の周縁部には溶融樹脂が充填
される充填溝が設けられ、表側ケース,裏側ケースの一
方または双方には充填溝に溶融樹脂が注入される注入孔
が設けられ、表側ケース,裏側ケースが固化した溶融樹
脂で融着されてなることを特徴とする。
【0009】この手段では、充填溝に溶融樹脂が充填さ
れ、表側ケース,裏側ケースの接合領域が周縁部まで拡
張され、周縁部における密封性が高まる。
【0010】また、請求項2に記載のように、請求項1
の非接触型ICカードにおいて、収容溝と充填溝とが連
通していることを特徴とする。
【0011】この手段では、収容溝にも溶融樹脂が流入
する。収容溝に流入した溶融樹脂は、ICモジュールに
接触して固化し、ICモジュールを封止しつつ接合面か
ら収容溝の領域まで固定する。
【0012】また、請求項3に記載のように、請求項1
の非接触型ICカードにおいて、収容溝と充填溝との間
に仕切壁が設けられていることを特徴とする。
【0013】この手段では、仕切壁によって収容溝への
溶融樹脂の流入が阻止され、収容溝を残した状態で周縁
部にわたって充填溝が接合される。
【0014】また、請求項4に記載のように、請求項3
の非接触型ICカードにおいて、仕切壁は充填溝に充填
された溶融樹脂の充填圧力で収容溝側に変形してICモ
ジュールに圧接するものであることを特徴とする。
【0015】この手段では、仕切壁の変形でICモジュ
ールが固定される。
【0016】また、請求項5に記載のように、請求項1
〜4のいずれかの非接触型ICカードにおいて、ICモ
ジュールがICチップが搭載された基板を中心として環
状にアンテナを配置した構造からなり、収容溝の充填溝
寄りにアンテナに当接する環状の突起が設けられている
ことを特徴とする。
【0017】この手段では、アンテナに当接する突起が
障害壁となって収容溝への溶融樹脂の流入を阻止すると
ともにICモジュールを固定する。
【0018】また、請求項6に記載のように、請求項1
〜5のいずれかの非接触型ICカードにおいて、注入孔
の少なくとも一部が外側へ向けて拡開したアンダカット
になっていることを特徴とする。
【0019】この手段では、固化した溶融樹脂と表側ケ
ース,裏側ケースとが注入孔のアンダカットで組付けら
れる。
【0020】また、請求項7に記載のように、請求項1
〜6のいずれかの非接触型ICカードにおいて、注入孔
の少なくとも一部が装飾模様になっていることを特徴と
する。
【0021】この手段では、注入孔が表側ケース,裏側
ケースに装飾性を付与する。
【0022】さらに、前述の課題を解決するため、本発
明に係る非接触型ICカードの製造方法は、次のような
手段を採用する。
【0023】即ち、請求項8に記載のように、請求項1
〜7のいずれかの非接触型ICカードを製造する際に、
共通の射出成形用金型の別個のキャビティでそれぞれ表
側ケース,裏側ケースを射出成形した後、表側ケース,
裏側ケースをそれぞれ射出成形用金型の可動側,固定側
に保持したまま型開きし、表側ケースまたは裏側ケース
の収容溝にICモジュールを収容し射出成形用金型をP
Lラインにそってスライドさせて表側ケース,裏側ケー
スを相対させ、射出成形用金型を型閉めして表側ケー
ス,裏側ケースを接合しておき溶融樹脂を注入孔に射出
して充填溝に充填することを特徴とする。スライドに際
しては、射出成形金型の可動側または固定側のいずれか
一方、あるいは双方がスライドする。
【0024】この手段では、1つの射出成形用金型を用
いた2段階の射出成形で非接触型ICカードが製造され
る。
【0025】また、請求項9に記載のように、請求項1
〜7のいずれかの非接触型ICカードを製造する際に、
収容溝にICモジュールを収容した表側ケース,裏側ケ
ースを相対させて接合し、射出成形用金型のキャビテイ
に接合した表側ケース,裏側ケースをインサートして型
閉めした後に、溶融樹脂を注入孔に射出して充填溝に充
填することを特徴とする。
【0026】この手段では、予め成形しておいた表側ケ
ースと裏側ケースとを組立したものをインサート成形す
ることにより非接触型ICカードが製造される。
【0027】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る非接触型I
Cカードおよびその製造方法の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0028】図1は、本発明に係る非接触型ICカード
の実施の形態(1)を示すものである。
【0029】この実施の形態では、前述の従来例と同様
に、最中合わせに接合される表側ケース1,裏側ケース
2を備えている。そして、ICモジュール3を収容する
収容溝4が表側ケース1,裏側ケース2の双方の接合面
11,21の内側に設けられている。
【0030】表側ケース1,裏側ケース2に設けられた
収容溝4は、表側ケース1,裏側ケース2の周縁部1
2,22にまで延長されて充填溝5が形成されている。
また、この充填溝5には、表側ケース1,裏側ケース2
の周縁部12,22に穿孔された注入孔6が連通してい
る。
【0031】ICモジュール3は、必要に応じて選択さ
れる粘着性シート7により裏側ケース2の収容溝4に接
着固定される。ICモジュール3としては、例えばIC
チップ31と基板32とアンテナ33とから構成するこ
とができる。粘着性シート7としては例えばホットメル
トシートの如きものを用いることができる。
【0032】ICモジュール3を収容して接合された表
側ケース1,裏側ケース2は、図1(C)に示すよう
に、注入孔6から充填溝5に注入された溶融樹脂8の固
化により融着され強固に一体化される。溶融樹脂8は、
連通している収容溝4にも流入してICモジュール3を
モールド封止する。なお、注入孔6を多数個設けて一部
溶融樹脂8を注入しないことにより、注入孔6の一部を
溶融樹脂8をガス抜孔として機能させることができる。
また、ICモジュール3が粘着性シート7により裏側ケ
ース2の収容溝4に接着固定されているため、溶融樹脂
8の流動でICモジュール3が位置ずれを引起こすこと
がない。
【0033】この実施の形態によると、収容溝4,充填
溝5,注入孔6の内部で固化した溶融樹脂8が表側ケー
ス1,裏側ケース2に融着する。従って、全体が中実構
造となって機械的強度が高くなるとともに、表側ケース
1,裏側ケース2の接合面の密封性を高める。特に、注
入孔6の内部で固化した溶融樹脂8が表側ケース1,裏
側ケース2に止ピン形に融着すると同時に高分子の溶着
レベルで充填されるために、機械的強度と密封性とが一
層高められる。また、充填溝5の内部で固化した溶融樹
脂8が表側ケース1,裏側ケース2の周縁部にわたって
厚いシール層を形成し、しかもこのシール層が高分子の
溶着レベルで付与されるため、一体構造の密封性が得ら
れる。
【0034】図2は、本発明に係る非接触型ICカード
の製造方法の実施の形態を示すものである。
【0035】この実施の形態では、前述の本発明に係る
非接触型ICカードの実施の形態(1)について、2段
階からなる射出成形技術を採用している。
【0036】この実施の形態の射出成形用金型100
は、表側ケース1,裏側ケース2を成形するためのキャ
ビティ200,300が別個に隣接し凹凸向きを反対に
して設けられている。
【0037】この実施の形態では、図2(A)に示すよ
うに、1次成形として表側ケース1,裏側ケース2をそ
れぞれ射出成形する。続いて、図2(B)に示すよう
に、射出成形用金型10の可動側100a,固定側10
0bにそれぞれ表側ケース1,裏側ケース2を保持した
まま型開きする。そして、固定側100bに保持されて
いる裏側ケース2にICモジュール3を収容する。続い
て、図2(C)に示すように、可動側100aをPLラ
インに沿ってスライドさせて、表側ケース1,裏側ケー
ス2を相対させる。そして、可動側100a,固定側1
00bを型閉めした後に、2次成形として溶融樹脂8を
注入孔6から充填溝5に射出することになる。
【0038】この実施の形態によると、射出成形用金型
100に保持したまま最終成形することができるため、
ハイサイクル成形が可能となって非接触型ICカードを
安価に量産することができる。
【0039】図3は、本発明に係る非接触型ICカード
の実施の形態(2)を示すものである。
【0040】この実施の形態では、前述の本発明に係る
非接触型ICカードの実施の形態(1)の収容溝4,充
填溝5の間に仕切壁9を設けてある。仕切壁9は、アン
テナ33を環状に配置した場合には、アンテナ33の外
周に接するように円環状に位置させて突設させることが
望ましい。
【0041】この実施の形態によると、溶融樹脂8の収
容溝4への流入が阻止されるため、溶融樹脂8との接触
によるICモジュール3の熱劣化を防止することができ
る。換言すれば、溶融樹脂8の材質,溶融温度に自由度
が得られることになる。なお、充填溝5,注入孔6の内
部で固化した溶融樹脂8により機械的強度,密封性が充
分に確保される。
【0042】図4,図5は、本発明に係る非接触型IC
カードの実施の形態(3)を示すものである。
【0043】この実施の形態では、ICモジュール3を
ICチップ31が搭載された基板32を中心として環状
にアンテナ33を配置した構造としてある。そして、前
述の本発明に係る非接触型ICカードの実施の形態
(1)の粘着性シート7を省略して、収容溝4の充填溝
5寄りにアンテナ33に当接する環状の突起10をそれ
ぞれ突設している。
【0044】この実施の形態によると、突起10が前述
の本発明に係る非接触型ICカードの実施の形態(1)
の粘着性シート7と同実施の形態(2)の仕切壁9との
双方の機能を奏する。従って、溶融樹脂8の流動による
ICモジュール3の位置ずれの防止と、溶融樹脂8との
接触によるICモジュール3の熱劣化の防止という作
用,効果が得られる。なお、ICモジュール3のアンテ
ナ33の一部に溶融樹脂8が接触するが、アンテナ33
が熱劣化を生ずることはない。
【0045】さらに、この実施の形態では、注入孔6の
一部を外側へ向けて拡開したアンダカットとして、機械
的な接合強度のさらなる向上を図っている。また、注入
孔6の一部を装飾模様とすれば、表側ケース1,裏側ケ
ース2に装飾性を付与すること可能となる。
【0046】図6は、本発明に係る非接触型ICカード
の実施の形態(4)を示すものである。
【0047】この実施の形態では、前述の本発明に係る
非接触型ICカードの実施の形態(2)の仕切壁9と同
実施の形態(3)の突起10とを複数環状に列設した構
成としてある。ただし、仕切壁9については、溶融樹脂
8の充填圧力で容易に変形するように形成されている。
【0048】この実施の形態によると、前述の本発明に
係る非接触型ICカードの実施の形態(2),(3)の
作用,効果を組合わせた作用,効果が奏される。そし
て、図6(B)に示すように、溶融樹脂8の充填圧力で
変形した仕切壁9がICモジュール3のアンテナ33に
樹脂弾性で圧接することになるため、表側ケース1,裏
側ケース2の内部でのICモジュール3の支持強度が高
くなる。
【0049】以上、図示した実施の形態の外に、収容溝
4等を表側ケース1,裏側ケース2の一方にのみ設ける
構成とすることも可能である。また、2段階からなる射
出成形技術は、実施の形態(1)以外にも採用可能であ
る。
【0050】さらに、非接触型ICカードの実施の形態
(1)〜(4)について、インサート成形技術を採用す
ることができる。
【0051】即ち、予め表側ケース1と裏側ケース2と
を成形しておき、収容溝4にICモジュール3を収容し
て表側ケース1と裏側ケース2とを相対させて最中合わ
せに接合させ、これを射出成形用金型のキャビテイ内に
セットすればよい。溶融樹脂は注入孔6から射出される
ので、実施の形態(1)〜(4)に応じて少なくとも充
填溝5までは充填されることとなる。
【0052】この実施の形態によると、既存の射出成形
用金型を用いてインサート成形することができ、密封性
を高めた非接触型ICカードを製造することができる。
【0053】
【実施例】 表側ケースと裏側ケースとをABS樹脂で
成形した後、収容溝にICモジュールをセットして粘着
シートで固定して型合わせし、HIPS樹脂を注入孔か
ら射出して充填溝内に充填して固化させた。この場合に
は、周縁部にわたって完全密封した非接触型ICカード
が製造できた。合成樹脂としては、ABS樹脂とHIP
S樹脂とを任意に組み合わせて実施したが、いずれも完
全密封した非接触型ICカードを製造することができ
た。
【0054】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る非接触型
ICカードは、表側ケース,裏側ケースの周縁部の充填
溝に溶融樹脂が充填されて厚いシール層が周縁部にわた
って形成されるため、密封性が高くなる効果がある。
【0055】また、本発明の請求項8に係る非接触型I
Cカードの製造方法は、射出成形用金型を用いた2段階
の射出成形で非接触型ICカードが製造されるため、ハ
イサイクル成形が可能となって密封性を高めた非接触型
ICカードを安価に量産することができる効果がある。
【0056】さらに、本発明の請求項9に係る非接触型
ICカードの製造方法は、既存のインサート成形用金型
を用いるだけで密封性を高めた非接触型ICカードを製
造することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る非接触型ICカードの実施の形
態(1)を示す断面図で、(A)〜(C)の順に製造工
程が示されている。
【図2】 本発明に係る非接触型ICカードの製造方法
の実施の形態を示す断面図で、(A)〜(C)の順に製
造工程が示されている。
【図3】 本発明に係る非接触型ICカードの実施の形
態(2)を示す断面図である。
【図4】 本発明に係る非接触型ICカードの実施の形
態(3)を示す断面図である
【図5】 図4の縮小平面図である。
【図6】 本発明に係る非接触型ICカードの実施の形
態(4)を示す断面図で、(A),(B)の順に製造工
程が示されている。
【符号の説明】
1 表側ケース 2 裏側ケース 3 ICモジュール 31 ICチップ 32 基板 33 アンテナ 4 収容溝 5 充填溝 6 注入孔 8 溶融樹脂 9 仕切壁 10 突起 11,21 接合面 12,22 周縁部 100 射出成形用金型 100a 可動側 100b 固定側 200,300 キャビティ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側ケース,裏側ケースの一方または双
    方の接合面にICモジュールが収容される収容溝が設け
    られ、接合された表側ケース,裏側ケースの内部にIC
    モジュールが密封される非接触型ICカードにおいて、
    表側ケース,裏側ケースの一方または双方の接合面の周
    縁部には溶融樹脂が充填される充填溝が設けられ、表側
    ケース,裏側ケースの一方または双方には充填溝に溶融
    樹脂が注入される注入孔が設けられ、表側ケース,裏側
    ケースが固化した溶融樹脂で融着されてなることを特徴
    とする非接触型ICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1の非接触型ICカードにおい
    て、収容溝と充填溝とが連通していることを特徴とする
    非接触型ICカード。
  3. 【請求項3】 請求項1の非接触型ICカードにおい
    て、収容溝と充填溝との間に仕切壁が設けられているこ
    とを特徴とする非接触型ICカード。
  4. 【請求項4】 請求項3の非接触型ICカードにおい
    て、仕切壁は充填溝に充填された溶融樹脂の充填圧力で
    収容溝側に変形してICモジュールに圧接するものであ
    ることを特徴とする非接触型ICカード。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの非接触型IC
    カードにおいて、ICモジュールがICチップが搭載さ
    れた基板を中心として環状にアンテナを配置した構造か
    らなり、収容溝の充填溝寄りにアンテナに当接する環状
    の突起が設けられていることを特徴とする非接触型IC
    カード。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの非接触型IC
    カードにおいて、注入孔の少なくとも一部が外側へ向け
    て拡開したアンダカットになっていることを特徴とする
    非接触型ICカード。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの非接触型IC
    カードにおいて、注入孔の少なくとも一部が装飾模様に
    なっていることを特徴とする非接触型ICカード。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの非接触型IC
    カードを製造する際に、共通の射出成形用金型の別個の
    キャビティでそれぞれ表側ケース,裏側ケースを射出成
    形した後、表側ケース,裏側ケースをそれぞれ射出成形
    用金型の可動側,固定側に保持したまま型開きし、表側
    ケースまたは裏側ケースの収容溝にICモジュールを収
    容し射出成形用金型をPLラインに沿ってスライドさせ
    て表側ケース,裏側ケースを相対させ、射出成形用金型
    を型閉めして表側ケース,裏側ケースを接合しておき溶
    融樹脂を注入孔に射出して充填溝に充填することを特徴
    とする非接触型ICカードの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかの非接触型IC
    カードを製造する際に、収容溝にICモジュールを収容
    した表側ケース,裏側ケースを相対させて接合し、射出
    成形用金型のキャビテイに接合した表側ケース,裏側ケ
    ースをインサートして型閉めした後に、溶融樹脂を注入
    孔に射出して充填溝に充填することを特徴とする非接触
    型ICカードの製造方法。
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