JP2006004466A - 対物レンズ、アクチュエータ、光ヘッド及び光記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、光源から射出された光を集光して光記録媒体に集束光を照射する対物レンズ及びそれを備えたアクチュエータ、及び光記録媒体に情報を記録し又は記録された情報を再生する光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置に関し、衝突によるレンズ保護部の剥離を防止できる対物レンズを提供することを目的とする。また、本発明は、レンズ保護部の剥離を防止できる対物レンズを備えたアクチュエータ、光ヘッド及び光記録生成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】対物レンズ9は、レンズ部21と、レンズ部21の周囲に一体的に形成されたレンズ周縁部23とを有している。レンズ周縁部23には、レンズ保護部27の固定領域に形成され、光記録媒体との衝突時にレンズ保護部27がレンズ周縁部23から剥離するのを防止する剥離防止部11が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】対物レンズ9は、レンズ部21と、レンズ部21の周囲に一体的に形成されたレンズ周縁部23とを有している。レンズ周縁部23には、レンズ保護部27の固定領域に形成され、光記録媒体との衝突時にレンズ保護部27がレンズ周縁部23から剥離するのを防止する剥離防止部11が形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、光源から射出された光を集光して光記録媒体に集束光を照射する対物レンズ及びそれを備えたアクチュエータ、及び光記録媒体に情報を記録し又は記録された情報を再生する光ヘッド並びにそれを用いた光記録再生装置に関する。
光記録再生装置は、光記録媒体を回転させるスピンドルモータや光記録媒体に情報を記録し又は再生するための光ヘッドを有している。また、光記録再生装置は、光ヘッドで光電変換された電気信号の演算や増幅等を行う信号演算部と、各種信号処理を行い光ヘッド及びスピンドルモータの動作を制御するコントローラとを有している。さらに、光記録再生装置は、光ヘッドにレーザ駆動信号を供給するレーザ駆動回路と、光ヘッドにアクチュエータ駆動信号を供給するアクチュエータ駆動回路とを有している。レーザ駆動回路は光ヘッド上に搭載されることも多い。
近年、光記録デバイスの大容量化が求められ、光記録媒体の記録容量を大きくする手段として、対物レンズの開口数(NA)を高くする方法が知られている。光スポットの径が対物レンズのNAに反比例する特性を活かし、NAを高くして光スポット径を小さく絞ることで、より小さなマークの記録や再生ができる。これにより、光記録媒体の記録容量は大きくなる。NAはレンズの焦点距離に反比例するため、高NAの対物レンズを用いた場合、対物レンズと光記録媒体との間の距離WD(Working Distance)は短くなる。
光記録媒体の記録中又は再生中に光記録再生装置に不慮の衝撃が加わると、対物レンズと光記録媒体とが衝突して対物レンズや光記録媒体に傷がついてしまう可能性がある。そのため、一般に、アクチュエータの可動部や対物レンズの周囲には対物レンズより光記録媒体側に突出するレンズ保護部が設けられ、当該レンズ保護部が対物レンズより先に光記録媒体に接触することで、対物レンズと光記録媒体との衝突が防止される。WDが短くなると、レンズ保護部と光記録媒体との接触の頻度や可能性は高くなる。
また、光記録デバイスでは、光記録媒体と対物レンズの光軸との角度ずれ(チルト)によってコマ収差が発生すると、光スポット品質が劣化してしまう。このため、光ヘッドの組立て時においてチルト調整を行う必要がある。高NAの対物レンズではWDが短くなるので、アクチュエータ可動部において対物レンズから離れた場所、例えば、レンズホルダにレンズ保護部を設けると、アクチュエータを僅かに傾けただけでも光記録媒体にレンズ保護部が衝突してしまう可能性が高くなる。さらに対物レンズを含む光ヘッド光学系自体がコマ収差を持っている場合は、逆方向のコマ収差でこれを打ち消すために意図的にアクチュエータを傾けなければならないため、この光ヘッド自体のコマ収差が大きい場合や、これに加えてレンズ保護部等各部材の取り付け精度、形状精度が悪い場合には、チルト調整中にレンズ保護部と光記録媒体とが接触し、調整不可能となる場合もある。
従って、光源から射出された光を集光して光記録媒体に集束光を照射するレンズ部と、このレンズ部の周囲に一体的に形成されるレンズ周縁部とを有する対物レンズにおいては、レンズ保護部はレンズ部により近い場所、例えば、レンズ部のレンズ周縁部上に設けることが好ましい。レンズ保護部を対物レンズ周縁部上に設ける方法として、特許文献1には、対物レンズの光学機能部の周囲に一体形成されたフランジの先端部に緩衝部を設ける方法が開示されている。また、特許文献2には、対物レンズの本体の周囲平面に本体の突出表面よりも突出した保護材を設ける方法が開示されている。
特開2003−217163号公報
特開2000−242958号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されているように、緩衝部や保護材を対物レンズのレンズ周縁部上に形成すれば、チルト調整の調整マージンを大きくできるが、緩衝部や保護材は平坦な対物レンズ周縁部上に樹脂やゴム等を塗布して形成するので接着性が弱い。このため、対物レンズと光記録媒体との衝突の衝撃でレンズ保護部が外れてしまう可能性が高いという問題を有している。
本発明の目的は、衝突によるレンズ保護部の剥離を防止できる対物レンズを提供することにある。また、本発明の目的は、レンズ保護部の剥離を防止できる対物レンズを備えたアクチュエータ、光ヘッド及び光記録再生装置を提供することにある。
上記目的は、光源から射出された光を集光して記録媒体に集束光を照射するレンズ部と、前記レンズ部の周囲に一体的に形成され、前記記録媒体との衝突時に前記レンズ部を保護するレンズ保護部が固定されるレンズ周縁部と、前記レンズ周縁部の前記レンズ保護部の固定領域に形成され、前記衝突時に前記レンズ保護部が前記レンズ周縁部から剥離するのを防止する剥離防止部とを有することを特徴とする対物レンズによって達成される。
上記本発明の対物レンズであって、前記剥離防止部の表面は、前記レンズ部の表面より粗く形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記剥離防止部は、溝状に形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記剥離防止部は、突起状に形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記剥離防止部は、2箇所以上(複数)形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記剥離防止部は、前記レンズ部の光軸方向に見て、前記レンズ周縁部の周方向に環状に形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記レンズ保護部は、前記記録媒体より硬さの低い弾性材料で形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記レンズ保護部は、前記剥離防止部上に形成された接着性を有する樹脂を有することを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記レンズ部及び前記レンズ周縁部は、プラスチックで形成されていることを特徴とする。
上記本発明の対物レンズであって、前記レンズ部及び前記レンズ周縁部は、ガラス材で形成されていることを特徴とする。
また、上記目的は、上記本発明の対物レンズを有することを特徴とするアクチュエータによって達成される。
また、上記目的は、上記本発明のアクチュエータを有することを特徴とする光ヘッドによって達成される。
さらに、上記目的は、上記本発明の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置によって達成される。
本発明によれば、衝突時にレンズ保護部がレンズ周縁部から剥離するのを防止できる。
本発明の一実施の形態による対物レンズ、アクチュエータ、光ヘッド及び光記録再生装置について図1乃至図14を用いて説明する。まず、本実施の形態による光ヘッド1の概略の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、光ヘッド1は、光記録媒体19の半径方向(ラジアル方向)Rに平行に延びる例えば2本のガイド17に案内されて不図示の粗動モータの駆動により半径方向Rに移動できるようになっている。アクチュエータ5は、不図示のマグネットと、これに対向する面に設けられたフォーカス用コイル、トラッキング用コイル等を組み合わせることで可動する。
また、レンズホルダ7は、光ヘッド1の筐体3のベースプレート部4から屹立したワイヤーベース13から延びた例えば4本の導電性弾性体15に支持されている。導電性弾性体15はレンズホルダ7のコイルに通電する配線としての機能と、レンズホルダ7をワイヤーベース13に対して移動可能に片持ち式に支持する機能とを有している。
対物レンズ9は、レンズ部21と、レンズ部21周囲に一体的に形成されたレンズ周縁部23とを有している。レンズ周縁部23にはレンズ部21と光記録媒体19との衝突を防止するために設けられた2つのレンズ保護部27が設けられている。レンズ保護部27は、レンズ周縁部23上でレンズ部を介して対向して形成されている。2つのレンズ保護部27が光記録媒体19の半径方向R上で光軸を挟むようにそれぞれ位置している。更に、対物レンズ9はレンズホルダ7に固定されている。また、対物レンズ9は光ヘッド1のシーク動作時に、光記録媒体19の半径方向R上に、すなわち、光記録媒体19の回転中心を通る直線であって記録トラックの接線と直交する方向に移動するように位置している。
図2は、本実施の形態による対物レンズ9を示している。図2(a)は、対物レンズ9を光記録媒体19に対面するレンズ面側から光軸方向に見た状態を示している。図2(b)は、図2(a)で光軸を通る仮想線A−Aで切断した断面を示している。図2(c)は、対物レンズ9のレンズ周縁部23にレンズ保護部27を固定した状態を示している。図2(a)及び図2(b)に示すように、対物レンズ9は、光の入射出面が凸状の曲面状に形成され、光源から射出された光を集光して光記録媒体19に集束光を照射するレンズ部21を有している。また、レンズ部21の周囲には、リング状のレンズ周縁部23が形成されている。対物レンズ9はプラスチック材料で形成されており、レンズ部21とレンズ周縁部23とは一体的に形成されている。
レンズ周縁部23の光記録媒体19に対面する側(以下、レンズ周縁部23表面という)に設けられたレンズ保護部27の固定領域には、衝突時にレンズ保護部27がレンズ周縁部23から剥離するのを防止する剥離防止部11が形成されている。剥離防止部11は、レンズ部21の光軸にほぼ対称になるように、レンズ周縁部23表面に2つ形成されている。剥離防止部11は直方体の凸状の突起状に形成されており、対物レンズ11の成型時に同時に形成される。
図2(c)に示すように、剥離防止部11上には、レンズ部21が光記録媒体19と衝突しないように設けられたレンズ保護部27が固定されている。レンズ保護部27は、光記録媒体19より硬さの低い材質、例えば紫外線硬化性、熱硬化性、脱オキシムタイプ等の樹脂で例えば直方体状に形成されている。また、レンズ保護部27は、図中断面において、レンズ部21の球面の最大突出部25より高くなるように形成される。これにより、レンズ部21は光記録媒体19に衝突しなくなるので、レンズ部21又は光記録媒体19の損傷を防止できる。
また、剥離防止部11上にレンズ保護部27を固定すると、剥離防止部11は、レンズ保護部27で覆われると共に、レンズ保護部27内に一部突出する。これにより、レンズ保護部27と対物レンズ9との接着性を向上させることができるので、ヘッド駆動時に対物レンズ9と光記録媒体19とが接近してレンズ保護部27と光記録媒体19とが衝突しても、その衝撃でレンズ保護部27がレンズ周縁部23から外れてしまうのを確実に防止できる。さらに、剥離防止部11を突出して形成することにより、レンズ保護部27の高さ調整等がしやすくなる。
図3に示すように、レンズ保護部27は、剥離防止部11上に接着性を有する樹脂で形成された接着部29と、接着部29上に固着された保護パッド31とを有していてもよい。保護パッド31は、光記録媒体19より硬さの低い材質、例えばゴム、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー、テフロン(登録商標)等で形成されている。また、接着部29は紫外線硬化性、熱硬化性、脱オキシムタイプ等の樹脂で形成されている。図中断面において、保護パッド31がレンズ部21の最大突出部25より高くなるようにレンズ保護部27を形成すれば、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対物レンズ9のレンズ周縁部23表面は突起状に形成された剥離防止部11を有し、その上にレンズ保護部27を固定することにより、レンズ周縁部23表面とレンズ保護部27との接着性を高めることができる。これにより、レンズ保護部27は、光記録媒体19に衝突しても、レンズ周縁部23表面から外れなくなる。また、レンズ部21とレンズ保護部27とを近づけることができるので、光ヘッドの組立て時におけるチルト調整の調整マージンを大きくすることができ、対物レンズ9が高NAでWDが短くても、問題なくチルト調整を行うことができる。
次に、本実施の形態の第1の変形例について図4及び図5を用いて説明する。図4は、対物レンズ9を光記録媒体19に対面するレンズ面側から光軸方向に見た状態を示している。図5は、レンズ周縁部23にレンズ保護部27を固定した状態を示している。図4に示すように、本変形例による対物レンズ9は、レンズ周縁部23表面の周方向に環状に突起状に形成された剥離防止部11を備えている点に特徴を有している。剥離防止部11をレンズ周縁部23表面の周方向に環状に設けることで、レンズ保護部27の固定位置は任意に選択できるので、対物レンズ9をレンズホルダ7に取り付ける際に、対物レンズ9の設置方向(対物レンズ9の光軸を中心とした回転方向/方位)も自由に選択できる。これにより、光源から対物レンズ9までの光学系において、対物レンズ9を除く当該光学系の非点収差を対物レンズ9の持つ非点収差で相殺したい際に用いる光ヘッド1の組立て方法が可能になる。この場合、レンズ保護部27の取り付けは対物レンズ9をレンズホルダ7に接着した後に行われる。
例えば、光学系の非点収差が対物レンズ9の非点収差で相殺されるように、対物レンズ9をレンズホルダ7に固定した後に、図5(a)に示すように、光記録媒体19の半径方向R上で光軸を挟むように、樹脂で形成された2つのレンズ保護部27をレンズ周縁部23表面に取り付けることができる。また、図5(b)に示すように、半径方向(図中左右方向)上のレンズ保護部27に加えて、半径方向に直交し、光記録媒体19の記録トラックの接線方向(タンジェンシャル方向)上で光軸を挟むように、さらに樹脂で形成された2つのレンズ保護部27’をレンズ周縁部23表面に取り付けることができる。こうすると、チルト調整後のアクチュエータ5がタンジェンシャル方向に傾きがちな場合に有効である。
さらに、図5(c)に示すように、剥離防止部11の全面に樹脂で形成された環状のレンズ保護部27をレンズ周縁部23表面に取り付けることができる。この場合、対物レンズ9をレンズホルダ7に接着する前にレンズ保護部27を対物レンズ9に設けても、対物レンズ9のレンズホルダ7への設置方向は自由に選択できる。このため、対物レンズ9単体の状態でレンズ保護部27を設けることができる。従って、対物レンズ9の製造工程でまとめてレンズ保護部27を取り付ける作業ができ、光ヘッド1の量産性は高くなる。
また、本変形例においても、剥離防止部11上にレンズ保護部27を固定すると、剥離防止部11は、レンズ保護部27で覆われると共に、レンズ保護部27内に一部突出するので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の第2の変形例について図6を用いて説明する。図6は、対物レンズ9の光軸に平行に切断した断面を示している。図6(a)は、対物レンズ9の断面を示し、図6(b)は、対物レンズ9のレンズ周縁部23にレンズ保護部27を固定した状態を示している。図6(a)に示すように、本変形例の対物レンズ9はレンズ周縁部23表面のレンズ保護部27の固定領域の高さが最大突出部25の高さとほぼ同じ高さに形成されている点に特徴を有している。さらに、直方体の凹状の溝状に形成された剥離防止部11が、レンズ部21の光軸にほぼ対称になるように、レンズ周縁部23表面に2つ形成されている点に特徴を有している。
プラスチック材料で形成された対物レンズ9では、製造時の密度分布の偏りを防止するなどの理由で、レンズ周縁部23を大きく取ることで、レンズ周縁部23表面のレンズ保護部27の固定領域の高さがレンズ部21の最大突出部25の高さとほぼ同じ高さに形成されている場合がある。この場合、剥離防止部11が突起状であると、剥離防止部11だけでレンズ部21の最大突出部25よりも高くなる。さらに剥離防止部11にレンズ保護部27を設けると、結果的にWDを大きく損なうことになり、光記録媒体19への衝突自体が頻発する可能性が高くなる。このため、本変形例では、剥離防止部11の形状は溝状がより好ましいが、突起状の剥離防止部11であってももちろんよい。
図6(b)に示すように、レンズ周縁部23表面にレンズ保護部27を固定すると、レンズ保護部27は剥離防止部11上を覆うと共に、剥離防止部11内に一部埋め込まれて形成される。これにより、レンズ保護部27と対物レンズ9との接着性を向上させることができるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
剥離防止部11の形状は、直方体の凹状の溝状に限られず、図7に示すように、断面形状が三角形の凹状に形成されていても、本変形例と同様の効果が得られる。また、剥離防止部11は、レンズ周縁部23表面の周方向に環状に凹状に形成されていてもよい。図5(b)及び図5(c)に示したように、4つのレンズ保護部27又は環状のレンズ保護部27をレンズ周縁部23表面に固定できるので、第1の変形例と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の第3の変形例について図8を用いて説明する。図8は、対物レンズ9の光軸に平行に切断した断面を示している。図8に示すように、本変形例の対物レンズ9の光記録媒体19に対向するレンズ部21表面は凹状の球面となっており、レンズ周縁部23表面は既に凹部の頂点26よりも高い位置に形成されている点に特徴を有している。このため、上記第2の変形例と同様に、本変形例においても、WDが大きく損なわれず、光記録媒体19への衝突自体が頻発しないように、剥離防止部11の形状は溝状がより好ましいが、突起状の剥離防止部11であってももちろんよい。
また、剥離防止部11は、レンズ部21の光軸にほぼ対称になるように、レンズ周縁部23表面に2つ形成されていればよいが、レンズ周縁部23表面の周方向に環状に凹状に形成されていてももちろんよい。本変形例においても、レンズ周縁部23表面にレンズ保護部27を固定すると、レンズ保護部27は剥離防止部11上を覆うと共に、剥離防止部11内に一部埋め込まれて形成される。これにより、レンズ保護部27と対物レンズ9との接着性を向上させることができるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の第4の変形例について図9を用いて説明する。図9は、対物レンズ9の光軸に平行に切断した断面を示している。図9に示すように、本変形例の対物レンズ9は、開口数を大きくするために、前レンズ9aと後レンズ9bとを有している。前レンズ9aはレンズ部21aと、レンズ部21aの周囲に一体的に形成されたレンズ周縁部23aとを有している。同様に、後レンズ9bはレンズ部21bと、レンズ部21bの周囲に一体的に形成されたレンズ周縁部23bとを有している。
前レンズ9aは、光記録媒体19に対向するように、円筒形状のレンズホルダ35の端面部にレンズ周縁部23aを接着して固定されている。また、後レンズ9bは前レンズ9aと所定の間隙を設けて、レンズホルダ35内部にレンズ周縁部23bを接着して固定されている。図9に示すように、前レンズ9aのレンズ周縁部23a表面と光記録媒体19側のレンズ部21a表面とは、ほぼ同じ高さに形成されているので、WDが大きく損なわれず、光記録媒体19への衝突自体が頻発しないように、剥離防止部11の形状は溝状がより好ましいが、突起状の剥離防止部11であってももちろんよい。また、対物レンズ9が2つのレンズ9a、9bを有していても、光記録媒体19に対向する前レンズ9aのレンズ周縁部23a表面に剥離防止部11を形成してレンズ保護部27を固定することにより、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の第5の変形例について図10を用いて説明する。図10は、対物レンズ9の光軸に平行に切断した断面を示している。図10(a)は、対物レンズ9の断面を示し、図10(b)は、対物レンズ9のレンズ周縁部23にレンズ保護部27を固定した状態を示している。図10(a)に示すように、本変形例の対物レンズ9はレンズ周縁部23表面のレンズ保護部27の固定領域の高さが最大突出部25の高さより低く形成されている点に特徴を有している。さらに、直方体の凹状の溝状に形成された剥離防止部11が、レンズ部21の光軸にほぼ対称になるように、レンズ周縁部23表面に2つ形成されている点に特徴を有している。
図10(b)に示すように、レンズ周縁部23表面のレンズ保護部27の固定領域の高さが最大突出部25の高さより低くても、レンズ保護部27を最大突出部25より高く形成することにより、レンズ部21は光記録媒体19に衝突しなくなる。これにより、レンズ部21又は光記録媒体19の損傷を防止できる。また、レンズ周縁部23表面にレンズ保護部27を固定すると、レンズ保護部27は剥離防止部11上を覆うと共に、剥離防止部11内に一部埋め込まれて形成される。これにより、レンズ保護部27と対物レンズ9との接着性を向上させることができるので、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、剥離防止部11の形状は、直方体の凹状の溝状に限られず、図11に示すように、断面形状が三角形の凹状に形成されていても、本変形例と同様の効果が得られる。また、剥離防止部11は、レンズ周縁部23表面の周方向に環状に凹状に形成されていてもよい。この場合、第1の変形例と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の第6の変形例について図12を用いて説明する。図12(a)は、対物レンズ9を光記録媒体19に対面するレンズ面側から光軸方向に見た状態を示している。図12(b)は、図12(a)で光軸を通る仮想線A−Aで切断した断面を示している。図12(a)及び図12(b)に示すように、本変形例の対物レンズ9は、レンズ部21の表面より粗く形成された剥離防止部11を備えている点に特徴を有している。剥離防止部11は梨地面状に形成されており、断面形状は例えば鋸形状になっている。梨地面の粗さは例えば、25−S程度(JISB0659準拠)に形成されている。また、光軸方向に見た剥離防止部11の形状は例えば扇状に湾曲した楕円形状に形成されている。
剥離防止部11を覆うようにレンズ保護部27を形成することにより、レンズ保護部27の一部は梨地面の凹部に埋め込まれて形成されるので、レンズ保護部27と対物レンズ9との接着性は向上し、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
ところで、対物レンズ9をガラス材料で形成する場合、プラスチック材料と比較して、溝状や突起状の剥離防止部11を形成するのは困難である。このため、梨地面状に形成された剥離防止部11はガラス材料の対物レンズ9に適用するとより効果的である。さらに、剥離防止部11が梨地面状となることで、レンズ保護部27を形成する樹脂と剥離防止部11との接触面の界面エネルギーが高くなるため、レンズ保護部27は所定の形状を保ちやすくなる。
次に、本実施の形態の第7の変形例について図13を用いて説明する。図13は、対物レンズ9を光記録媒体19に対面するレンズ面側から光軸方向に見た状態を示している。図13に示すように、本変形例による対物レンズ9は、梨地面をレンズ周縁部23表面の周方向に環状に形成した剥離防止部11を備えている点に特徴を有している。図5(b)及び図5(c)に示したように、4つのレンズ保護部27又は環状のレンズ保護部27をレンズ周縁部23表面に固定できるので、第1の変形例と同様の効果が得られる。
図14は、本実施の形態による光ヘッド1を搭載した光記録再生装置50の概略構成を示している。光記録再生装置50は、図14に示すように光記録媒体19を回転させるためのスピンドルモータ52と、光記録媒体19にレーザビームを照射するとともにその反射光を受光する光ヘッド1と、スピンドルモータ52及び光ヘッド1の動作を制御するコントローラ54と、光ヘッド1にレーザ駆動信号を供給するレーザ駆動回路55と、光ヘッド1にレンズ駆動信号を供給するレンズ駆動回路56とを備えている。
コントローラ54にはフォーカスサーボ追従回路57、トラッキングサーボ追従回路58及びレーザコントロール回路59が含まれている。フォーカスサーボ追従回路57が作動すると、回転している光記録媒体19の情報記録面にフォーカスがかかった状態となり、トラッキングサーボ追従回路58が作動すると、光記録媒体19の偏芯している信号トラックに対して、レーザビームのスポットが自動追従状態となる。フォーカスサーボ追従回路57及びトラッキングサーボ追従回路58には、フォーカスゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能及びトラッキングゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能がそれぞれ備えられている。また、レーザコントロール回路59は、レーザ駆動回路55により供給されるレーザ駆動信号を生成する回路であり、光記録媒体19に記録されている記録条件設定情報に基づいて、適切なレーザ駆動信号の生成を行う。
これらフォーカスサーボ追従回路57、トラッキングサーボ追従回路58及びレーザコントロール回路59については、コントローラ54内に組み込まれた回路である必要はなく、コントローラ54と別個の部品であっても構わない。さらに、これらは物理的な回路である必要はなく、コントローラ54内で実行されるソフトウェアであっても構わない。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態及び変形例に示した剥離防止部11は、プラスチック材料又はガラス材料で形成された対物レンズ9の何れにも用いることができる。
例えば、上記実施の形態及び変形例に示した剥離防止部11は、プラスチック材料又はガラス材料で形成された対物レンズ9の何れにも用いることができる。
また、上記実施の形態及び変形例1から変形例5で示した剥離防止部11の表面を梨地面状に形成してもよい。この場合、レンズ保護部27を形成する樹脂と剥離防止部11との接触面の界面エネルギーが高くなるため、レンズ保護部27は所定の形状を保ちやすくなる。
また、剥離防止部11を環状に形成した上記第1及び第7の変形例を除いて、対物レンズ9のレンズ周縁部23表面に形成された剥離防止部11は、レンズ部21の光軸に対してほぼ対称になるように2つ形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、剥離防止部11はレンズ周縁部23表面に1つ又は3つ以上形成されていても上記実施の形態と同様の効果が得られる。
1 光ヘッド
3 筐体
4 ベースプレート部
5 アクチュエータ
7、35 レンズホルダ
9 対物レンズ
9a 前レンズ
9b 後レンズ
11 剥離防止部
13 ワイヤーベース
15 導電性弾性体
17 ガイド
19 光記録媒体
21、21a、21b レンズ部
23、23a、23b レンズ周縁部
25 最大突出部
26 頂点
27、27’ レンズ保護部
29 接着部
31 保護パッド
50 光記録再生装置
52 スピンドルモータ
54 コントローラ
55 レーザ駆動回路
56 レンズ駆動回路
57 フォーカスサーボ追従回路
58 トラッキングサーボ追従回路
59 レーザコントロール回路
3 筐体
4 ベースプレート部
5 アクチュエータ
7、35 レンズホルダ
9 対物レンズ
9a 前レンズ
9b 後レンズ
11 剥離防止部
13 ワイヤーベース
15 導電性弾性体
17 ガイド
19 光記録媒体
21、21a、21b レンズ部
23、23a、23b レンズ周縁部
25 最大突出部
26 頂点
27、27’ レンズ保護部
29 接着部
31 保護パッド
50 光記録再生装置
52 スピンドルモータ
54 コントローラ
55 レーザ駆動回路
56 レンズ駆動回路
57 フォーカスサーボ追従回路
58 トラッキングサーボ追従回路
59 レーザコントロール回路
Claims (13)
- 光源から射出された光を集光して記録媒体に集束光を照射するレンズ部と、
前記レンズ部の周囲に一体的に形成され、前記記録媒体との衝突時に前記レンズ部を保護するレンズ保護部が固定されるレンズ周縁部と、
前記レンズ周縁部の前記レンズ保護部の固定領域に形成され、前記衝突時に前記レンズ保護部が前記レンズ周縁部から剥離するのを防止する剥離防止部と
を有することを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1記載の対物レンズであって、
前記剥離防止部の表面は、前記レンズ部の表面より粗く形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1又は2に記載の対物レンズであって、
前記剥離防止部は、溝状に形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1又は2に記載の対物レンズであって、
前記剥離防止部は、突起状に形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記剥離防止部は、2箇所以上(複数)形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記剥離防止部は、前記レンズ部の光軸方向に見て、前記レンズ周縁部の周方向に環状に形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記レンズ保護部は、前記記録媒体より硬さの低い弾性材料で形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記レンズ保護部は、前記剥離防止部上に形成された接着性を有する樹脂を有することを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記レンズ部及び前記レンズ周縁部は、プラスチックで形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の対物レンズであって、
前記レンズ部及び前記レンズ周縁部は、ガラス材で形成されていることを特徴とする対物レンズ。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の対物レンズを有することを特徴とするアクチュエータ。
- 請求項11記載のアクチュエータを有することを特徴とする光ヘッド。
- 請求項12記載の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置。
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- 2005-06-15 KR KR1020050051217A patent/KR100640741B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2005-06-15 CN CNA2005100764302A patent/CN1721902A/zh active Pending
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