JP4807398B2 - 光ピックアップ - Google Patents

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Description

本発明は光ピックアップに関し、詳細には、光源からの光を光記録媒体の情報記録面に集光する対物レンズと、光記録媒体と、の衝突を防止する衝突防止部材を備える光ピックアップの構成に関する。
コンパクトディスク(以下、CDという)やデジタル多用途ディスク(以下、DVDという)といった光記録媒体が普及している。更に、最近では、大容量の情報を記録できるブルーレイディスク(以下、BDという)も実用化されている。このような光記録媒体から情報を読み取ったり、光記録媒体に情報を書き込んだりする場合には、光ピックアップが使用される。光ピックアップには、光源と、光源から出射される光を光記録媒体の情報記録面に集光する対物レンズと、情報記録面で反射された戻り光を受光する受光部と、が備えられる。
光ピックアップを用いて情報の読み取りや書き込みを行う場合、光記録媒体の面振れ等によらず光源から出射される光の焦点が常に光記録媒体の情報記録面に合うように、対物レンズの焦点位置を制御する必要がある。このため、従来、対物レンズをレンズホルダで保持し、このレンズホルダをアクチュエータによって光記録媒体に対して接離する方向に動かし、対物レンズと光記録媒体との位置関係が常に一定となるように制御している。以下、このような制御をフォーカスサーボ制御と表現する。
ところで、上述のBDのような大容量の情報を記録できる光記録媒体においては、情報が高密度に記録される。このために、光ピックアップを用いて情報の読み出し等を行う場合、光記録媒体上に形成する光スポットのスポットサイズを小さくする必要がある。光スポットのスポットサイズを小さくする方法としては、光源から出射される光の波長を短くするとともに、対物レンズの開口数を大きくすることが従来行われる。
対物レンズの開口数を大きくすると、光ピックアップの作動時に、対物レンズ先端と光記録媒体との間隔(ワーキングディスタンス;WD)が狭くなる傾向がある。このため、BDに対応する光ピックアップにおいてはWDが狭くなる傾向にある。そして、このようにWDが狭くなると、例えば、面ぶれが大きい光記録媒体を用いた場合や、光記録媒体上に存在する傷や外部からの振動等が原因となってフォーカスサーボ制御ができなくなった場合等に、対物レンズと光記録媒体とが衝突する可能性が非常に高くなる。
なお、WDが狭くなる状況は、BDに対応する光ピックアップに限られるわけではなく、例えばCDやDVD等の光記録媒体に対応する光ピックアップにおいても起こる場合がある。すなわち、ノートパソコン等においては、薄型化が要求されるために、光ピックアップに備えられる対物レンズは小径のレンズとされる。このような小径の対物レンズを用いる場合にもWDが狭くなり、対物レンズと光記録媒体とが衝突する可能性が非常に高くなる。
このようなことから、従来、光ピックアップには、対物レンズと光記録媒体との衝突を防止するための衝突防止部材が設けられている(例えば、特許文献1、2参照)。そして、これによって、対物レンズと光記録媒体との衝突によって光記録媒体に記録される情報が使えなくなったり、対物レンズが損傷して光ピックアップが使用できなくなったりするのを防止している。
上記衝突防止部材は、光記録媒体と接触した場合に発生する摩擦力が小さいことが要求される。これは、衝突防止部材との衝突によって光記録媒体に損傷を与えないようにするためである。このため、従来、衝突防止部材の先端形状を球面形状に加工し、光記録媒体との接触時の接触面積を小さくしている(例えば特許文献1参照)。また、接触時の摩擦力を小さくする他の手法として、対物レンズより突出する突出部材の先端側にフッ素樹脂やポリイミド材料等の低摩擦材をコーティングすることが行われている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2001−209956号公報 特開2001−297478号公報
しかしながら、上述した衝突時の摩擦力を小さくするためにコーティング膜を形成する構成は、突出部材とコーティング用の特殊組成の材料とを用意する必要がある。このため、対物レンズと光記録媒体との衝突を防止するために必要なコストが高くなるといった問題がある。
また、衝突防止部材の特性として、光記録媒体との衝突時に磨耗し難いことが要求される。しかしながら、衝突防止部材の材料として磨耗し難い材料(耐摩耗性の材料)を選択すると、上述のような球面形状の加工が難しくなる。このため、衝突防止部材として例えば特許文献1のような成型品を用いる場合には、耐摩耗性が確保できず、衝突時に衝突防止部材が磨耗して光記録媒体が汚れる場合があった。そして、光記録媒体が衝突防止部材の磨耗で汚れると、情報の読み取り等の品質が劣化するといった問題があった。
以上の点を鑑みて、本発明の目的は、対物レンズと光記録媒体との衝突防止を低コストで実現可能であり、衝突防止部材が光記録媒体と衝突しても光記録媒体に傷及び汚れが発生し難い光ピックアップを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、光源と、前記光源からの光を光記録媒体の情報記録面に集光する対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダに設けられて、前記光記録媒体と前記対物レンズとの衝突を防止する衝突防止部材と、を備える光ピックアップにおいて、前記衝突防止部材は、直方体状のシート部材からなって、前記シート部材の厚み方向の側面が前記情報記録面と対向するように前記レンズホルダに配置され、前記レンズホルダには、前記衝突防止部材を挿入して固定するための直方体状の挿入孔と、前記衝突防止部材を接着固定するための切り欠き部と、を備えた固定部が形成され、前記接着固定は、前記切り欠き部の下部に接着剤を用いて行うことを特徴とする。
本構成によれば、シート部材の厚み方向の側面が光記録媒体の情報記録面と対向する構成となっている。このため、衝突防止部材としてシート部材を用いる場合でも、衝突防止部材と光記録媒体との接触面積を小さくできる。このため、接触時の摩擦力を小さくでき、光記録媒体に損傷が発生する可能性を低く抑えられる。また、衝突防止部材の形状がシート部材であるために、衝突防止部材の材質として耐摩耗性の材質を選択しやすい。このため、衝突防止部材と光記録媒体とが接触した場合に、衝突防止部材の磨耗によって光記録媒体が汚れる可能性を低く抑えることも可能となる。
上記構成の光ピックアップにおいて、前記衝突防止部材は、前記衝突防止部材が配置される位置を基準として、前記厚み方向が前記光記録媒体の回転方向と略平行となるように前記レンズホルダに配置されるのが好ましい。このようすれば、衝突防止部材と光記録媒体とが接触した場合でも、その接触時間を短時間とでき、衝突によって発生する摩擦力を低く抑えることができる。すなわち、衝突防止部材との接触によって光記録媒体に損傷等が発生する可能性を低く抑えられる。
また、上記構成の光ピックアップにおいて、前記レンズホルダには、前記衝突防止部材を挿入して固定する固定部が形成されているのが好ましい。このようにすれば、シート状の衝突防止部材をレンズホルダに固定配置し易く、衝突防止部材をレンズホルダに配置する際の作業性を良くできる。また、粘着材を用いて衝突防止部材をレンズホルダに固定する場合に比べて、衝突防止部材をレンズホルダの配置する際の高さ管理が容易となり、結果的に低コスト化を図れる。なお、固定部がレンズホルダと一体的に形成される構成とすれば、固定部を設ける構成としても、それによるコストアップがほとんど発生しないようにできる。
また、上記構成の光ピックアップにおいて、前記固定部の側面には、前記衝突防止部材を接着固定するための切り欠き部が形成されているのが好ましい。これにより、衝突防止部材を固定部に固定する作業が容易となる。
本発明の光ピックアップによれば、対物レンズと光記録媒体との衝突防止を低コストで実現可能である。また、本発明の光ピックアップによれば、衝突防止部材が光記録媒体と衝突しても光記録媒体に傷及び汚れが発生する可能性を低く抑えられる。
以下、本発明の光ピックアップの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態の光ピックアップの概略構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の光ピックアップの構成を示す概略平面図である。図2は、本実施形態の光ピックアップが備える光学系の構成を示す概略図である。図3は、本実施形態の光ピックアップが備える対物レンズアクチュエータの構成を説明するための図で、図3(a)は対物レンズアクチュエータの全体構成を示す概略斜視図、図3(b)は対物レンズアクチュエータが備えるコイルの構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の光ピックアップ1はスライドベース2を備える。このスライドベース2には、2種類の軸受け部2a、2bが設けられる。スライドベース2が、軸受け部2a、2bを用いて光ディスク(図示せず)の半径方向に延びる2本のガイドシャフト71に摺動可能に支持されることにより、光ピックアップ1は半径方向に移動可能となる。なお、スライドベース2の移動は、図示しない公知の移動機構によって行われる。公知の移動機構の一例として、スライドベース2に取り付けられラックと、モータによって回転されるピニオンと、を用いる構成が挙げられる。
スライドベース2には、図2に示すような光学系が搭載されている。すなわち、スライドベース2上には、光源11と、回折素子12と、偏光ビームスプリッタ13と、1/4波長板14と、コリメートレンズ15と、立上げミラー16と、対物レンズ17と、シリンドリカルレンズ18と、光検出器19と、が搭載される。なお、対物レンズ17は、対物レンズアクチュエータ3に搭載された状態でスライドベース2上に搭載される。
光源11は半導体レーザから成り、本実施形態の光ピックアップ1はBD(光記録媒体の一例)対応とされているため、405nm帯のレーザ光を出射する半導体レーザが用いられている。なお、半導体レーザから出射される光の波長は、光ピックアップが対応する光ディスクの種類によって適宜変更される。回折素子12は、光源11から出射されたレーザ光を主光と2つの副光とに分ける。このように光源11からの光を3つ光に分けるのは、サーボ制御を行う上で必要となる信号を得るためである。
偏光ビームスプリッタ13は、1/4波長板14と協働して光アイソレータの役目を果たす。すなわち、偏光ビームスプリッタ13は、光源11からのレーザ光については反射して光ディスク70側へと導くが、光ディスク70によって反射された戻り光については透過して光検出器19側へと導く。
コリメートレンズ15は、入射するレーザ光を平行光へと変換するレンズである。ただし、本実施形態の光ピックアップ1においては、コリメートレンズ15は光軸方向(図2の左右を指す矢印の方向)に移動可能となっている。このため、光源11から出射されてコリメートレンズ15を出射するレーザ光は必ずしも平行光でなく、収束光であったり発散光であったりする。このようにコリメートレンズ15の位置を調整可能とするのは、コリメートレンズ15の位置を移動することによって対物レンズ17に入射するレーザ光の収束状態或いは発散状態を調整して球面収差の補正を行うためである。
なお、コリメートレンズ15を光軸方向に移動する手法は公知の構成で良い。例えば、コリメートレンズ15を保持する可動ホルダを、光軸方向に延びるガイドシャフトに沿ってモータとリードスクリュ(いずれも図示せず)とを用いて動かす構成等とすることができる。
立上げミラー16はコリメートレンズ15から送られてきたレーザ光を反射する。これにより、光源11から出射されたレーザ光は、その進行方向が曲げられ、光ディスク70の情報記録面70aと直交する方向に進行する光となる。
対物レンズ17は、立上げミラー16から送られてきたレーザ光を光ディスク70の情報記録面70aに集光する。上述のように対物レンズ17は対物レンズアクチュエータ3に搭載されている。そして、この対物レンズアクチュエータ3によって、対物レンズ17は、光ディスク70に接離する方向(図2の上下方向)であるフォーカス方向と、光ディスク70の半径方向と平行な方向(図2では紙面に対して垂直な方向)であるトラック方向と、に移動可能となっている。
図3を参照して、光ピックアップ1が備える対物レンズアクチュエータ3の構成について説明する。対物レンズアクチュエータ3は、アクトベース31と、対物レンズ17を保持するレンズホルダ32と、を備える。アクトベース31上には、レンズホルダ32を挟んで対称配置となるように一対の永久磁石33が立設されている。また、アクトベース31には立上げミラー16で反射されたレーザ光を対物レンズ17へと導けるように光路孔(図示せず)が形成されている。
レンズホルダ32には、対物レンズ17を保持するためのレンズ保持部32aと、その詳細は後述する衝突防止部材36を固定配置するための固定部37と、が形成されている。また、レンズホルダ32には、片側に3本ずつ、両側で計6本となるワイヤ34の各一端が固定されている。各ワイヤ34の他端は、アクトベース31上に立設される回路基板35に固定され、これにより、レンズホルダ32はワイヤ34によって揺動可能に支持された状態となっている。
更に、レンズホルダ32には、レンズホルダ32の内部側壁に沿って対物レンズ17の光軸を取り巻くように配置されるフォーカスコイル321と、レンズホルダ32の外部側壁(永久磁石33と対向する側壁)の対称位置に、それぞれ2つずつ配置される4つのトラックコイル322と、が取り付けられている。これらのコイル321、322には、ワイヤ34を介して電流が供給されるようになっている。
フォーカスコイル321に電流が流れると、永久磁石33によって作られる磁界との電磁気的な作用によって、電流が流れる向き及び電流の大きさに応じて、対物レンズ17はレンズホルダ32と共にフォーカス方向Fに移動する。同様に、トラックコイル322に電流が流れると、その向き及び大きさに応じて、対物レンズ17はレンズホルダ32と共にトラック方向Tに移動する。
図2に戻って、情報記録層70aで反射された戻り光は、対物レンズ17、立上げミラー16、コリメートレンズ15、1/4波長板14、偏光ビームスプリッタ13の順に通過して、シリンドリカルレンズ18へと送られる。シリンドリカルレンズ18は、入射したレーザ光に非点収差を与える。なお、シリンドリカルレンズ18によって非点収差を与えるのは、サーボ制御を行う上で必要となる信号を得るためである。
シリンドリカルレンズ18によって非点収差を与えられたレーザ光は光検出器19の受光領域に集光する。光検出器19は、受光領域で受光した光信号を電気信号に変化して出力する。光検出器19から出力された電気信号は処理されて、例えば再生信号、フォーカスエラー信号、トラックエラー信号等となる。
なお、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号に基づいて対物レンズアクチュエータ3を制御して、フォーカスサーボ制御及びトラックサーボ制御といったサーボ制御が行われる。フォーカスサーボ制御は、上述したように、対物レンズ17と光ディスク70との位置関係が常に一定となるように行う制御のことである。また、トラックサーボ制御とは、対物レンズ17に入射した光が集光されてできる光スポットが光ディスク70に形成されるトラックに常に追随するように行う制御のことである。
本実施形態の光ピックアップ1の概略構成は以上のようであるが、本実施形態の光ピックアップ1は、対物レンズ17と光ディスク70との衝突を防止する構成について特徴を有する。以下、これについて詳細に説明する。
光ピックアップ1は、対物レンズ17と光ディスク70との衝突を防止できるように、対物レンズアクチュエータ3のレンズホルダ32に衝突防止部材36が設けられている(例えば図3(a)参照)。また、光ピックアップ1においては、衝突防止部材36が2つ設けられている。そして、図1及び図3(a)に示すように、2つの衝突防止部材36は、対物レンズ17を挟んでトラック方向にほぼ対称的に配置されている。
図4は、光ピックアップ1が備える衝突防止部材32の形状を示す概略斜視図である。図4に示すように、光ピックアップ1が備える衝突防止部材32はシート部材からなっている。衝突防止部材36を構成するシート部材は、光ディスク70との衝突時に傷及び汚れをなるべく発生しない材質とするのが好ましい。具体的には、例えばポリカーボネート等で形成される光ディスク70の保護層70b(図2参照;情報記録面70aを保護する層)よりも柔らかい材質であることが好ましい。また、光ディスク70との衝突時に削れないような耐磨耗性を有する材質が好ましい。このような材質を有する材料の一例として、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)が挙げられ、本実施形態では、衝突防止部材36を構成するシート部材として超高分子量ポリエチレンを用いている。
衝突防止部材36は、厚み方向dの側面36aが光ディスク70の情報記録面70a(光ディスク70の表面とも言い換えられる)と対向するように配置されている。すなわち、シート部材の長手方向Lが上下方向と平行となるようにシート部材が立てられた状態で、衝突防止部材36はレンズホルダ32に配置されている。そして、対物レンズ17と光ディスク70とが衝突しないように、シート部材の長手方向Lの一部が対物レンズ17の先端部よりも高くなっている。
レンズホルダ32には、衝突防止部材36を上述のように立てられた状態で固定できるように、シート状の衝突防止部材36を挿入して固定する固定部37が形成されている。図5は、レンズホルダ32に形成される固定部37の構成を示す概略斜視図である。図5に示すように固定部37は、シート状の衝突防止部材36を挿入するための直方体状の挿入孔371と、側面372の一部を切り欠いて形成される切り欠き溝373と、を有する。
本実施形態の光ピックアップ1においては、固定部37はレンズホルダ32と一体的に形成されている。また、上述のように衝突防止部材36を2つ設ける構成であるために、固定部37も2つ設けられ、2つの固定部37は、レンズ保持部32aを挟んでトラック方向にほぼ対称配置となっている(図1及び図3参照)。なお、固定部37は、挿入孔371の長手方向l(図5参照)がトラック方向と平行となるように配置され、切り欠き溝373はトラック方向と平行な側面に形成されている(図3参照)。
図6は、本実施形態の光ピックアップ1において、衝突防止部材36が固定部37に挿入されて固定された状態を示す概略斜視図である。上述のように、衝突防止部材36は厚み方向dの側面36aが光ディスク70と対向するように立てられた状態で、固定部37の挿入孔371に挿入される。この際、挿入孔371の長手方向lがトラック方向と平行であるため、挿入されたシート状の衝突防止部材36の厚み方向dは、衝突防止部材36が配置される位置を基準として考えた場合に、光ディスク70の回転方向(図1及び図3(a)参照)と平行となる。挿入孔371に衝突防止部材36が挿入されると、上部側、又は、上部側及び側面側から衝突防止部材36を治具で抑えた状態で接着剤38が切り欠き溝373の下部側に注入され、衝突防止部材36は固定される。
なお、接着剤としては、例えばUV照射により硬化するUV接着剤等が使用される。また、治具で抑えた状態で固定するのは衝突防止部材36の高さ方向のばらつきを抑制するためである。この際、治具で抑える方向は上部側からのみでも良いが、衝突防止部材36の倒れ等を考慮して、上部側に加えて側面側(例えば切り欠き溝373を利用する)から抑えるのが好ましい。更に、衝突防止部材36の固定部37への取り付けは、レンズホルダ32にワイヤ34が取り付けられる前に行うのが、作業性が良く好ましい。
以上のように、衝突防止部材36をレンズホルダ32に配置した場合の効果について、図7を参照しながら説明する。なお、図7は、固定部37に固定された衝突防止部材36をトラック方向に沿って見た場合の側面図である。なお、図7においては、位置関係の理解を容易とするために光ディスク70も合わせて示している。
図7に示すように、レンズホルダ32に配置される衝突防止部材36は、対物レンズ17の先端部より所定の高さtだけ高くなっている。このために、衝突防止部材36の存在により対物レンズ17と光ディスク70との衝突を防止できる。一方、衝突防止部材36は光ディスク70と衝突することがある。しかし、衝突防止部材36はシート部材からなり、厚み方向dの側面が光ディスク70の情報記録面70aと対向し、且つ、厚み方向dと光ディスク70の回転方向とがほぼ平行な関係となっている。この場合、両者の衝突面積を小さくできる共に接触時間も短くでき、発生する動摩擦力を小さくできる。このため、衝突防止部材36と光ディスク70とが接触しても光ディスク70に損傷が発生する可能性は低い。また、衝突防止部材36は耐摩耗性の材質で形成されているために、衝突防止部材36と光ディスク70とが接触しても光ディスク70に汚れが発生する可能性は低い。
上記において、両者の衝突面積を小さくできる共に接触時間も短くできるとしている理由について説明を加えておく。この説明に先立って、従来の問題点についてまず整理する。従来は接触面積を小さくする構成として、例えば衝突防止部材の先端を球面形状としていた。しかし、接触時に光ディスクに汚れが発生しないためには、衝突防止部材として耐摩耗性の材料を使用することが好ましく、この材料を用いる場合、衝突防止部材を成型品とする(例えば上述のように球面形状とする)ことが困難となる。
このため、従来においては、耐摩耗性を有する材質で衝突防止部材を形成する場合には、シート部材を、その主面(厚み方向の側面ではなく、幅広の面)と光ディスクの情報記録面とが対向するように粘着材でレンズホルダや対物レンズに貼り付ける構成としていた。しかし、この構成ではシート部材の幅方向(図4のL及びW方向)の加工限界により、接触面積を小さくできないという問題があった。上記加工限界について、シート部材として超高分子量ポリエチレンを用いる場合を例に挙げると、0.7mm程度であった。
この点、本実施形態のように衝突防止部材36となるシート部材を超高分子量ポリエチレンで構成する場合、厚み方向の厚さは0.2mm程度とできる。このために、本実施形態のように衝突防止部材36を配置すると、従来のシート部材を用いた衝突防止部材の構成に比べて接触面積を小さくすることができる。そして、厚み方向dと光ディスク70の回転方向とがほぼ平行な関係であるために、接触時間も従来に比べて短時間とできる。
なお、衝突防止部材を先端が球面形状の成型品とする場合と比べて接触面積及び接触時間は大きくなる場合があるが、本実施形態の構成では耐摩耗性を有する材質を用いることができる点で、光ディスクの汚れが起こり難いという利点を有する。すなわち、本実施形態の構成では、光ディスクの損傷と汚れの発生を同時に低減できる点で優れている。
また、本実施形態の構成では、衝突防止部材36をシート部材としているが、固定部37に挿入して接着剤で固定する構成であるために、従来のように粘着材を使用しない。このため、衝突防止部材36の高さ管理を行い易く、作業性及びコスト面で優れる。更に、衝突防止部材36の形状がシート状であり、加工が行い易くコスト面で優れる。
以上に示した実施形態は一例であり、本発明の光ピックアップは、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、以上に示した実施形態においては、2つの衝突防止部材36を配置する構成としているが、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、衝突防止部材36の数は1つでも、3つ以上でも構わない。また、衝突防止部材36のレンズホルダ32上の位置についても適宜変更して構わない。ただし、衝突防止部材36の数は偶数個とし、これらの衝突防止部材を対物レンズ或いはレンズホルダの中心に対して略対称な位置に配置するのが好ましい。これにより、衝突防止部材36と光ディスク70との衝突時にレンズホルダ32が傾いて、例えば光ディスク70と対物レンズ17等が接触する可能性を低減できる。
また、以上に示した実施形態では、衝突防止部材36の厚み方向dと光ディスク70の回転方向とが略平行となる構成とした。この構成が好ましいが、必ずしも両者が略平行の関係になくても構わない。
また、以上に示した実施形態では、作業性の良さを考慮して固定部37に設ける切り欠き溝373が上部から下部まで到達する構成とした。しかし、例えば図8に示すように、切り欠き溝373が上部から下部まで延びない構成としても構わない。その他、固定部37の形状も種々の変更が可能で、シート状の衝突防止部材36を固定できれば、他の構成でも構わない。
また、以上に示した実施形態においては、対物レンズアクチュエータ3の構成として、レンズホルダ32がワイヤ34に支持され、このワイヤ34の揺動によってレンズホルダ32が移動される構成(ワイヤ支持方式の対物レンズアクチュエータ)とした。しかし、対物レンズアクチュエータの構成は、この構成に限定されない。例えば、図9に示すような、いわゆる軸摺動型の対物レンズアクチュエータ100等としてもよい。この場合にも、本実施形態と同様の構成の衝突防止部材を設けることによって、同様の効果が得られる。
なお、図9に示す対物レンズアクチュエータ100は、ベース101と、摺動軸102と、対物レンズ105を保持するレンズホルダ103と、フォーカスコイル104と、を備える。そして、この対物レンズアクチュエータ100では、図示しない永久磁石の磁界と、フォーカスコイルを流れる電流と、の間における電磁力作用によって、摺動軸102の長手方向と平行な方向に力が発生し、レンズホルダ103は摺動軸102に沿って摺動してフォーカス調整を行う。
その他、以上に示した実施形態では、光ピックアップは、一種類の光ディスクに対応するものを示したが、当然、複数種類の光ピックアップ(このようなものには、複数の対物レンズを搭載するレンズホルダを備えるものも含む)に対応する光ピックアップでも、本発明は適用できる。また、光ディスクの種類についても本実施形態の構成に限定されないのは言うまでもない。
本発明の光ピックアップによれば、衝突防止部材によって対物レンズと光記録媒体との衝突を防止できる。また、衝突防止部材と光記録媒体とが衝突しても、光記録媒体に傷や汚れが発生する可能性が低い。また、そのような衝突防止部材を低コストで設けることができる。従って、本発明は光ピックアップに好適な技術である。
は、本実施形態の光ピックアップの構成を示す概略平面図である。 は、本実施形態の光ピックアップの光学系の構成を示す概略図である。 は、本実施形態の対物レンズアクチュエータの構成を説明するための図である。 は、本実施形態の光ピックアップが備える衝突防止部材の形状を示す概略斜視図である。 は、本実施形態の光ピックアップに備えられるレンズホルダに形成される固定部の構成を示す概略斜視図である。 は、本実施形態の光ピックアップにおいて、衝突防止部材が固定部に挿入されて固定された状態を示す概略斜視図である。 は、固定部に固定された衝突防止部材をトラック方向に沿って見た場合の側面図である。 は、本実施形態の固定部の変形例を示す図である。 は、本実施形態の対物レンズアクチュエータの変形例を示す図である。
符号の説明
1 光ピックアップ
11 光源
17 対物レンズ
32 レンズホルダ
36 衝突防止部材
36a 厚み方向の側面
37 固定部
70 光ディスク(光記録媒体)
70a 情報記録面
372 固定部の側面
373 切り欠き溝(切り欠き部)
d 厚み方向

Claims (2)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を光記録媒体の情報記録面に集光する対物レンズと、
    前記対物レンズを保持するレンズホルダと、
    前記レンズホルダに設けられて、前記光記録媒体と前記対物レンズとの衝突を防止する衝突防止部材と、を備える光ピックアップにおいて、
    前記衝突防止部材は、直方体状のシート部材からなって、前記シート部材の厚み方向の側面が前記情報記録面と対向するように前記レンズホルダに配置され、
    前記レンズホルダには、前記衝突防止部材を挿入して固定するための直方体状の挿入孔と、前記衝突防止部材を接着固定するための切り欠き部と、を備えた固定部が形成され、
    前記接着固定は、前記切り欠き部の下部に接着剤を用いて行うことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記衝突防止部材は、前記衝突防止部材が配置される位置を基準として、前記厚み方向が前記光記録媒体の回転方向と略平行となるように前記レンズホルダに配置されることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
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