JP2005537359A - フルオロポリマー組成物 - Google Patents
フルオロポリマー組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005537359A JP2005537359A JP2004532595A JP2004532595A JP2005537359A JP 2005537359 A JP2005537359 A JP 2005537359A JP 2004532595 A JP2004532595 A JP 2004532595A JP 2004532595 A JP2004532595 A JP 2004532595A JP 2005537359 A JP2005537359 A JP 2005537359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluoropolymer
- group
- composition
- composition according
- fluorinated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F14/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F14/18—Monomers containing fluorine
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/0266—Local curing
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/20—Compounding polymers with additives, e.g. colouring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/0025—Crosslinking or vulcanising agents; including accelerators
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/12—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
Description
R(A(-))n
(式中、Aは、アニオン性酸性基または酸性基のアニオン性誘導体であり、nは、1〜10であり、Rは、水素またはC1〜C20アルキル、アルケニル、アルキレン、アルケニレン、または高官能性有機部分、環式、アリール、あるいはそれらの組み合わせであり、Rは、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されており、そしてnが2である場合、Rは、2つのA基間の直接結合であってもよい)を有する少なくとも1つのアニオン性官能基を含み、そして次式:
QR’k (+)
(式中、Qは、リン、イオウ、窒素、ヒ素またはアンチモンから選択され、各R’は独立して、水素および非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化C1〜C20アルキル、アリール、アラルキルもしくはアルケニル基から選択され、そしてkは、Qの原子価+1である)を有する少なくとも1つのカチオン性官能基を含む触媒組成物であって、化合物であるか、または別々に、もしくは混合物として添加されたそれらの前駆体である触媒組成物と、(c)次式:
R”2SOx
(式中、各R”は、独立して、C1〜C30アルキル、アラルキルであり、R”基は一緒になって、複素環式C3〜C30シクロアルキル、アリールまたはアラルキルを形成し、各R”は、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されていてもよく、そしてxは1または2である)を有する組成物と、を含む組成物に関する。
{RA}(-){QR’k}(+)
の化合物であるか、または別々に、もしくは混合物として添加されたそれらの前駆体を含む触媒組成物と、式
R”2SOx
の化合物と、を含む組成物に関する。
CF2=CF−Rf
(式中、Rfは、フッ素またはC1〜C8(好ましくは、C1〜C3)ペルフルオロアルキルである)のものが挙げられる。
CF2=CFO(R2 fO)a(R3 fO)bR4 f
(式中、R2 fおよびR3 fは、同一または異なる直鎖もしくは分枝鎖C1〜C6ペルフルオロアルキレン基であり、aおよびbは、独立して、0または1〜10の整数であり、そしてR4 fは、C1〜C4ペルフルオロアルキル基である)のものが挙げられる。
CF2=CFO(CF2CFXO)dR4 f
(式中、XはFまたはCF3であり、dは0〜5であり、そしてR4 fはC1〜C6ペルフルオロアルキル基である)の組成物が挙げられる。
CF2=CFO[(CF2)e(CFZ)gO]hR4 f
(式中、R4 fは、C1〜C6ペルフルオロアルキル基であり、eは1〜5であり、gは0〜5であり、hは0〜5であり、そしてZはFまたはCF3である)の化合物が挙げられる。この種類の好ましい構成員は、R4 fがC3F7であり、eが1または2であり、gが0または1であり、そしてhが1であるものである。
CF2=CFO[(CF2CF(CF3)O)k(CF2)pO(CF2)q]CrF2r+1
(式中、kは0〜10であり、pは1〜6であり、qは0〜3であり、そしてrは1〜5である)のものが挙げられる。この種類の好ましい構成員としては、kが0または1であり、pが1〜5であり、qが0または1であり、そしてrが1である化合物が挙げられる。
CF2=CFO(CF2)t[CF(CF3)]uO(CF2O)wCxF2x+1
(式中、tは1〜3であり、uは0〜1であり、wは0〜3であり、そしてxは1〜5、好ましくは1である)のものが挙げられる。有用なペルフルオロアルコキシビニルエーテルの具体的な代表例としては、CF2=CFOCF2OCF2CF2CF3、CF2=CFOCF2OCF3、CF2=CFO(CF2)3OCF3、およびCF2=CFOCF2CF2OCF3が挙げられる。ペルフルオロアルキルビニルエーテルとペルフルオロアルコキシビニルエーテルとの混合物を利用してもよい。
CF2=CFO(CF2)LCN
CF2=CFO[CF2CF(CF3)O]q(CF2O)yCF(CF3)CN
CF2=CF[OCF2CF(CF3)]rO(CF2)tCN
CF2=CFO(CF2)uOCF(CF3)CN
(式中、上記式に関して、L=2〜12、q=0〜4、r=1〜2、y=0〜6、t=1〜4およびu=2〜6)のようなニトリル含有フッ素化オレフィンおよびニトリル含有フッ素化ビニルエーテルが挙げられる。かかるモノマーの代表例としては、CF2=CFO(CF2)3OCF(CF3)CN、ペルフルオロ(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)、およびCF2=CFO(CF2)5CNが挙げられる。
R(A(-))n
(式中、Aは、アニオン性酸性基または酸性基のアニオン性誘導体であり、nは1〜10であり、Rは、水素またはC1〜C20アルキル、アルケニル、アルキレン、アルケニレン、または高官能性有機部分、環式、アリール、あるいはそれらの組み合わせであり、Rは、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されており、そしてnが2である場合、Rは、2つのA基間の直接結合であってもよい)を有する少なくとも1つのアニオン性官能基を含む。また、この触媒組成物は、次式:
QR’k (+)
(式中、Qは、リン、イオウ、窒素、ヒ素またはアンチモンから選択され、各R’は独立して、水素および非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化C1〜C20アルキル、アリール、アラルキルもしくはアルケニル基から選択され、そしてkは、Qの原子価+1である)を有する少なくとも1つのカチオン性官能基を含む。触媒組成物は、アニオン性官能基とカチオン性官能基とを含む化合物であるか、または別々に、もしくは混合物として添加されたそれらの前駆体である。例えば、アニオン性官能基を含む酸を、カチオン性官能基の塩と一緒にフルオロポリマーに添加して、使用してよく、または両方の種類の官能基を含む化合物を使用してもよい。
{RA}(-){QR’k}(+)
(式中、R、A、Q、R’およびkは、上記の通りである)の化合物を含む。好ましいアニオンとしては、Rが、アルキル、ベンジルおよびフェニルから選択され、そしてAが、COO、SO3から選択され、そしてRがアリールまたはアルカリールである場合、AがOであるものが挙げられる。
Rx−Phy−{(CH2)n−D}m
(式中、各Rxは、同一または異なる、炭素原子1〜10のアルケニルまたはアルキルであり、これらは置換されていても、または非置換であってもよく、xは0〜5であり、yは0または1であり、nは0〜10であり、mは1〜5であり、そしてDは、COO、OSO3、SO3、およびO(yが1である場合)から選択されるが、ただし、xおよびmの合計は6以下であり、そしてxおよびyの両方が0であることはないことを条件とする)の非フッ素化アニオンが挙げられる。
(-)OOC−(CX2)n−COO(-)および(-)OOC−(CX2)n−OSO3 (-)
(式中、nは、0〜10であり、そしてXは、H、FまたはClである)、ならびにPh−((CH2)p−COO(-))q(式中、pおよびqは、独立して、1〜4である)である。多カルボキシレート、スルフェートおよび組み合わせの場合、好ましい種類の二官能性カルボン酸は、シュウ酸である。本発明の特定の態様において、(CX2)n鎖は、フッ素化または過フッ素化されており、例えば、OOC−(CF2)n−COOである。また、アニオン性官能基、またはRAは、CF3CF(CF3)CH2OおよびCnF2n+1CH2O(式中、nは0〜100(好ましくは、0〜20、そしてより好ましくは、0〜10)である)から選択される材料でもあり得る。他の例としては、エチレンジアミン四酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ピロメリト酸および1,3,5−シクロヘキサンカルボン酸のアニオン(1以上の官能基が酸として残ってもよい)が挙げられる。加えて、2以上の上記化合物の組み合わせを使用することもできる。
(-)Oz−Ph−Gy−Ph−Oz (-)
(式中、Gは、結合、または二官能性脂肪族、脂環族もしくは炭素原子1〜13の芳香族基、またはチオ、オキシ、カルボニル、スルフィニルもしくはスルホニル基であり、Gおよび/またはPhは、少なくとも1つの塩素またはフッ素原子によって任意に置換されており、yは、0または1であり、各zは、独立して、1または2であり、そしてポリオキシ化合物のいずれの芳香族環も、塩素、フッ素または臭素原子の少なくとも1つの原子、またはカルボキシル、またはアシル基(例えば、−COR(式中、Rは、HまたはC1〜C8アルキル、アリール、またはシクロアルキル基である)、または例えば、1〜8の炭素原子を有するアルキル基によって任意に置換されている)のビスフェノールが挙げられる。上記ビスフェノール式において、酸素基は、いずれの環のいずれの位置(1位以外)においても結合可能である。2以上のかかる化合物のブレンドも使用可能である。次式:
Rx−Ph−O−QR’k
のモノおよびビス錯体も有用である。これらの材料の好ましい種類としては、一般式:(-)O−Ph−C(CX3)2−Ph−O(-)(式中、Xは、H、ClまたはFである)(例えば、ビスフェノールAF)を有するもののようなビスフェノールが挙げられる。多官能性酸が使用される場合、QR’kとのモノ−、ビス−および多錯体を使用することができる。
(式中、Arは、例えば、フェニル、置換フェニル、例えば、メトキシフェニル、クロロフェニル、トリルおよび他の既知の基、例えば、ナフチルから選択されるアリールである)を有する。R3およびR4は、(1)(a)R3の場合、水素、メチル、エチル、プロピルおよびカルボアルコキシ(C1〜C6アルキル)、および(b)R4の場合、カルボアルコキシ(C1〜C6アルキル)シアノおよび−CONH2から個々に選択される分離した基、ならびに(2)単一の基が結合する炭素原子と一緒になって、次式:
(式中、R5、R6およびR7は、同一または異なっていてもよいが、ただし、少なくとも1つのかかる基は芳香族であり、そしてかかる基は、C4〜C20芳香族基(例えば、置換および非置換フェニル、チエニルおよびフラニル)ならびにC1〜C20アルキル基から選択されてもよい)を有する塩である。アルキル基としては、置換アルキル基(例えば、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールのような置換基)が挙げられる。Zは、酸素、イオウ、>S=O、>C=O、−SO2−、−NR8−(式中、R8は、アリールまたはアシル(例えば、アセチル、ベンゾイル等)である)、炭素−炭素結合、ならびに−CR9R10−(式中、R9およびR10は、水素、C1〜C4アルキル基およびC2〜C4アルケニル基よりなる群から選択される)から選択される。
(式中、Mは二価金属であり、Xはアニオン基であり、そしてnは2〜6、好ましくは3〜5、より好ましくは3または5である)によって表される二価金属アミン錯体化合物のような、2001年9月11日出願の同時係属中特許出願(特許文献10)に記載されるものが挙げられる。適切な二価金属の例としては、Mg、Ni、Co、Zn、Pb、Fe、Sn、CdおよびCaが挙げられ、マグネシウムおよび亜鉛が好ましい。適切なアニオン基の例としては、ハライド(例えば、クロリド、ブロミドまたはヨージド)、ヒドロキシレート、アルコキシレート、カルボキシレート、フェノキシド、スルホネート、スルフェート、スルフィット、カルボネートおよびニトレート基が挙げられ、クロリドのようなハライドが好ましい。この式としては、例えば、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)および1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノン−5−エン(DBN)の錯体が挙げられる。例えば、メタノールまたはアセトンのような有機溶媒中で、DBUまたはDBNを金属塩(例えば、金属ハライド)と反応させることによって、これらの錯体を調製することができる。
Aw+(NH3)xYw-
(式中、Aw+は、Cu2+、Co2+、Co3+、Cu+およびNi2+のような金属カチオンであり、wは、金属カチオンの原子価に等しく、Yw-は、対イオン、典型的には、ハライド、スルフェート、ニトレート、アセテート等であり、そしてxは1〜約7の整数である)の金属含有化合物が挙げられる。
(式中、Rは水素、あるいは置換または非置換C1〜C20アルキル、アリール、またはアラルキル基である)のもののような置換および非置換トリアジン誘導体も、アンモニア−発生化合物として有用である。具体的な有用なトリアジン誘導体としては、ヘキサヒドロ−1,3,5−s−トリアジンおよびアセトアルデヒドアンモニアトリマーが挙げられる。
CH2=CH−Rf−CH=CH2
(式中、1以上のH原子は、Fのようなハロゲン原子によって置換されていてもよく、そしてRfは、C1〜C8直鎖または分枝鎖、および少なくとも部分的にフッ素化されたアルキレン、シクロアルキレンまたはオキシアルキレンである)を有する。同様に、CH2=CHRf−のペンダント基を含有するポリマーも、本発明において硬化剤として有用である。かかる硬化剤は、例えば、(特許文献12)に記載されている。
試験方法
硬化レオロジー:ASTM D 5289−93aに従って、370°F(188℃)、予熱なし、経過時間12分、および0.5度アークで、モンサント ムービング ダイ レオメーター(Monsanto Moving Die Rheometer)(MDR)モデル2000を使用して、未硬化の配合試料で試験を実行した。最小トルク(ML)と、プラトーなトルク又は最大のトルクが得られない場合には、指定の時間中に達成された最高トルク(MH)の両方を測定した。また、トルクがMLを2単位超えて増大する時間(「ts2」)、トルクがML+0.5(MH−ML)に等しい値に達する時間(「t’50」)、およびトルクがML+0.9(MH−ML)に達する時間(「t’90」)も測定した。
材料
フルオロポリマーA:乳化重合によって、65.9モル%のテトラフルオロエチレン(モル%TFE)と、33.3モル%のペルフルオロメチルビニルエーテル(PMVE)と、0.8モル%の窒素基含有硬化部位モノマー、CF2=CFO(CF2)5CNとの共重合単位を有するフルオロポリマーを調製した。
実施例1〜2
1.5gのヒュームドシリカ(ニュージャージー州、パーシッパニーのデグサ コーポレーション(Degussa Corp.,Parsippany,NJ)からアエロジル(Aerosil)R972として入手可能)、15gのN550カーボンブラック、7.5gの触媒マスターバッチ、および0.5gのジメチルスルホンとの、フルオロポリマーA(94g)の組み合わせを配合した。1.0gのジメチルスルホンを使用したことを除き、実施例1と同様に、実施例2を調製した。
実施例3〜4
実施例3において、1.5gのヒュームドシリカ(アエロジル(Aerosil)R972)、5gの触媒マスターバッチ、4gのTiO2(日本、大阪のサカイ ケミカルズ(Sakai Chemicals)からチトン(Titone)A/110として入手可能)、および0.5gのジメチルスルホンとの、フルオロポリマーB(96g)の組み合わせを配合した。15gのN550カーボンブラックと一緒に96gのフルオロポリマーAを使用し、TiO2を使用しなかったことを除き、実施例3と同様に、実施例4を調製した。実施例1と同様に、試料を調製および試験した。結果を以下の表に示す。
実施例5
1.5gのシリカ(アエロジル(Aerosil)R972)、5gの触媒マスターバッチ、および1gのジメチルスルホンとの、フルオロポリマーA(96g)の組み合わせを配合した。実施例1と同様の硬化レオロジーおよびムーニースコーチについて、試料を調製および試験した。結果を以下の表に示す。
比較例1〜2(CE−1およびCE−2)
ジメチルスルホンを使用しなかったことを除いて、実施例1と同様に、CE−1を配合および試験した。94gのフルオロポリマーB(フルオロポリマーAの代わり)および4gのTiO2(カーボンブラックの代わり)を使用したことを除いて、CE−1と同様に、CE−2を配合および試験した。
Claims (24)
- (a)窒素含有硬化部位モノマーから誘導された共重合単位と、水素含有モノマーから誘導された共重合単位を約10モル%未満と、を含むフルオロポリマーと、
(b)次式:
R(A(-))n
(式中、A(-)は、アニオン性酸性基または酸性基のアニオン性誘導体であり、nは1〜10であり、Rは、水素またはC1〜C20アルキル、アルケニル、アルキレン、アルケニレン、または高官能性有機部分、環式、アリール、あるいはそれらの組み合わせであり、Rは、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されており、そしてnが2である場合、Rは、2つのA基間の直接結合であってもよい)を有する少なくとも1つのアニオン性官能基を含み、そして次式:
QR’k (+)
(式中、Qは、リン、イオウ、窒素、ヒ素またはアンチモンから選択され、各R’は独立して、水素および非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化C1〜C20アルキル、アリール、アラルキルもしくはアルケニル基から選択され、そしてkは、Qの原子価+1である)を有する少なくとも1つのカチオン性官能基を含む触媒組成物であって、化合物であるか、または別々に、もしくは混合物として添加されたそれらの前駆体である触媒組成物と、
(c)次式:
R”2SOx
(式中、各R”は、独立して、C1〜C30アルキル、アラルキルであり、R”基は一緒になって、複素環式C3〜C30シクロアルキル、アリールまたはアラルキルを形成し、各R”は、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されていてもよく、そしてxは1または2である)を有する組成物と、
を含む組成物。 - 前記化合物(c)が、ジアルキルスルホキシドおよびジアルキルスルホンから選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記化合物(c)が、ジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホキシド、ジメチルスルホンおよびテトラメチレンスルホンから選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記化合物(c)が、少なくとも部分的にハロゲン化されている、請求項1に記載の組成物。
- 前記化合物(c)が、少なくとも部分的にフッ素化されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 一般式R2−OH(式中、R2はC1〜C20アルキル基であり、そしてR2は、フッ素化されていてもよい)のアルコールをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- Aが、COO、CO3、Rがアリールまたはアルキルアリールである場合はO、SO3、SO2、SO2NH、PO3、PO4、CF3CF(CF3)CH2O、CnF2n+1CH2O(式中、nは0〜100である)、CH2OPO3、(CH2O)2PO2、C6H4O、OSO3、SO2NR’、SO2NSO2R’およびSO2CRSO2R’(式中、R’は、請求項1において定義された通りである)から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記アニオン性官能基が、式Rx−Phy−{(CH2)n−D}m(式中、各Rxは、同一または異なるC1〜C10アルケニルまたはアルキルであり、xは0〜5であり、yは0または1であり、nは0〜10であり、mは1〜5であり、そしてDは、COO、CO3、OSO3、SO3、PO4、およびO(yが1である場合)から選択されるが、ただし、xおよびmの合計は6以下であり、そしてxおよびyの両方が0であることはないことを条件とする);RCOO(式中、Rは、アルケニル、C1〜C10アルキル、またはC6〜C20アリールである);(-)OOC−(CX2)n−COO(-)(式中、nは、0〜10であり、X=H、FまたはCl);ならびにPh−((CH2)p−COO(-))q(式中、pおよびqは、独立して、1〜4である);CF3CF(CF3)CH2OまたはCnF2n+1CH2O(式中、nは0〜100である);エチレンジアミン四酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ピロメリト酸および1,3,5−シクロヘキサンカルボン酸のアニオン;ならびに2以上のかかる化合物のブレンドから選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記アニオン性官能基が、一般式(-)Oz−Ph−Gy−Ph−Oz (-)(式中、Gは、結合、または二官能性脂肪族、脂環族もしくはC1〜C13芳香族基、またはチオ、オキシ、カルボニル、スルフィニルもしくはスルホニル基であり、Gおよび/またはPhは、少なくとも1つのClまたはF原子によって任意に置換されており、yは、0または1であり、各zは、独立して、1または2であり、そしてポリオキシ化合物のいずれの芳香族環も、Cl、FまたはBr原子の少なくとも1つの原子、またはカルボキシル、またはアシル基、またはアルキル基によって任意に置換されている);(-)O−Ph−C(CX3)2−Ph−O(-)(式中、Xは、H、ClまたはFである);ならびに2以上のかかる化合物のブレンドから選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記カチオン性官能基が、テトラメチルホスホニウム、トリブチルアリルホスホニウム、トリブチルベンジルホスホニウム、ジブチルジフェニルホスホニウム、テトラブチルホスホニウム、トリブチル(2−メトキシ)プロピルホスホニウム、トリフェニルベンジルホスホニウム、テトラフェニルホスホニウム、フェニルトリメチルアンモニウム、テトラペンチルアンモニウム、テトラプロピルアンモニウム、テトラヘキシルアンモニウム、テトラヘプチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、トリブチルベンジルアンモニウム、トリブチルアリルアンモニウム、テトラベンジルアンモニウム、テトラフェニルアンモニウム、ジフェニルジエチルアミノアンモニウム、トリフェニルベンジルアンモニウム、8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エニウム、ベンジルトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム、およびビス(ベンジルジフェニルホスフィン)イミニウムから選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記アニオン性官能基が、式(i)CF3(CF2)nCOO(-)(式中、nは、1、2または6である)、(ii)(-)OOC(CF2)nCOO(-)(式中、nは、2または4である)、または(iii)アセテート、または(iv)ベンゾエートから選択され、
そしてQR’kは、テトラブチルホスホニウムおよびトリブチル(2−メトキシ)プロピルホスホニウムから選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記触媒組成物が、CF3−O−(CF2)nCOOQR’k(式中、nは、2または4であり、そしてQR’kは、請求項1において定義された通りである)、CF3−O−CF2CF2COOP(C4H9)4およびビス−テトラブチルホスホニウムペルフルオロアジペートから選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記触媒組成物が、その場で調製され、および/または溶媒中に溶解された成分から調製される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーが、(i)テトラフルオロエチレンと、任意に(ii)式:CF2=CFO(R2 fO)a(R3 fO)bR4 f(式中、R2 fおよびR3 fは、同一または異なる直鎖もしくは分枝鎖C1〜C6ペルフルオロアルキレン基であり、aおよびbは、独立して、0または1〜10の整数であり、そしてR4 fは、C1〜C6ペルフルオロアルキル基である)の1以上のペルフルオロビニルエーテルとから誘導された共重合単位を含み、
そして任意に、前記フルオロポリマーが、ペルフルオロオレフィン、部分フッ素化オレフィン、非フッ素化オレフィン、フッ化ビニリデンおよびそれらの組み合わせよりなる群から選択されるモノマーから誘導された共重合単位をさらに含むが、ただし、前記水素含有モノマーが、前記フルオロポリマーの約10モル%未満含まれる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記硬化部位モノマーが、式CF2=CFO(CF2)LCN、CF2=CFO(CF2)uOCF(CF3)CN、CF2=CFO[CF2CF(CF3)O]q(CF2O)yCF(CF3)CN、またはCF2=CF[OCF2CF(CF3)]rO(CF2)tCN(式中、L=2〜12、q=0〜4、r=1〜2、y=0〜6、t=1〜4、そしてu=2〜6)を有するニトリル含有モノマー、およびペルフルオロ(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記フルオロポリマーが、1以上のペルフルオロオレフィン、1以上のペルフルオロビニルエーテル、およびニトリル含有硬化部位モノマーから本質的になる共重合単位から誘導される、請求項1に記載の組成物。
- 前記触媒組成物が、(R’)4QOCO(CF2)nCOOQ(R’)4(式中、nは、0〜10であり、そしてQおよびR’は、請求項1において定義された通りである)を含む、請求項16に記載の組成物。
- フルオロポリマーフィラー、カーボンブラックおよびそれらの組み合わせから選択されるフィラーをさらに含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物。
- アンモニア−発生化合物、置換トリアジン誘導体、非置換トリアジン誘導体、ペルオキシド、ビス−アミノフェノール、ビス−アミドオキシム、有機スズ化合物から任意に選択される追加の硬化材料;式R3N・HAの化合物(式中、基HAは、無機または有機酸であり、そして各Rは、独立して、同一または異なるC1〜C20アルキル基であり、これらは、環式または複素環式であってもよく、あるいは、窒素が、アルケニル、シクロアルケニルまたは芳香族基に結合するか、またはその一部であるような、もう1つのR基への結合である);二価金属アミン錯体化合物;ならびにトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリ(メチルアリル)イソシアヌレート、トリス(ジアリルアミン)−s−トリアジン、トリアリルホスフィット、N,N−ジアリルアクリルアミド、ヘキサアリルホスホルアミド、N,N,N’,N’−テトラアルキルテトラフタルアミド、N,N,N’,N’−テトラアリルマロンアミド、トリビニルイソシアヌレート、2,4,6−トリビニルメチルトリシロキサン、およびトリ(5−ノルボルネン−2−メチレン)シアヌレートから任意に選択される任意の助剤をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載のフルオロポリマー組成物を含む物品。
- 約65%未満、約60%未満、約55%未満、約50%未満および約45%未満から選択される圧縮永久歪(316℃および25%撓みにおいて70時間)値を有する、請求項20に記載の物品。
- (a)窒素含有硬化部位モノマーから誘導された共重合単位を含むペルフルオロポリマーと、(b)硬化剤と、(c)式R”2SOx(式中、各R”は、独立して、C1〜C30アルキル、アラルキルであり、R”基は一緒になって、複素環式C3〜C30シクロアルキル、アリールまたはアラルキルを形成し、各R”は、フッ素化されていてもよく、そしてxは1または2である)を有する化合物と、を含む組成物。
- 前記硬化剤が、次式:{RA}(-){QR’k}(+)
(式中、Rは、水素またはC1〜C20アルキルもしくはアルケニル、C3〜C20シクロアルキルもしくはシクロアルケニル、またはC6〜C20アリールもしくはアラルキルであり、これらは、非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化されていてよく、Aは、酸アニオンまたは酸誘導体アニオンであり、Qは、リン、イオウ、窒素、ヒ素またはアンチモンであり、各R’は、独立して、水素、あるいは非フッ素化、部分フッ素化または過フッ素化C1〜C20アルキル、アリール、アラルキルもしくはアルケニル基であり、そしてkは、Qの原子価+1である)の化合物であるか、または別々に、もしくは混合物として添加されたそれらの前駆体を含む、請求項22に記載の組成物。 - a)請求項1〜23のいずれか一項に記載の部分(a)、(b)および(c)を含む混合物を形成する工程と、
b)前記混合物を成形する工程と、
c)前記成形された混合物を硬化する工程であって、任意に、硬化が、プレス硬化、またはプレス硬化および後硬化を伴う工程と、
を含むフルオロポリマー組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/228,507 US6887927B2 (en) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | Fluoropolymer compositions containing a nitrogen cure site monomer and a sulfone or sulfoxide compound |
PCT/US2003/021673 WO2004020513A1 (en) | 2002-08-27 | 2003-07-11 | Fluoropolymer compositions |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005537359A true JP2005537359A (ja) | 2005-12-08 |
JP2005537359A5 JP2005537359A5 (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=31976043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004532595A Ceased JP2005537359A (ja) | 2002-08-27 | 2003-07-11 | フルオロポリマー組成物 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6887927B2 (ja) |
EP (1) | EP1551915B1 (ja) |
JP (1) | JP2005537359A (ja) |
KR (1) | KR101019432B1 (ja) |
CN (1) | CN1678672B (ja) |
AT (1) | ATE373040T1 (ja) |
AU (1) | AU2003249037A1 (ja) |
DE (1) | DE60316331T2 (ja) |
HK (1) | HK1080880A1 (ja) |
RU (1) | RU2005103393A (ja) |
WO (1) | WO2004020513A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502890A (ja) * | 2003-08-15 | 2007-02-15 | デュポン パフォーマンス エラストマーズ エルエルシー | 硬化性パーフルオロエラストマー組成物 |
JP2008524375A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フルオロポリマーの硬化組成物 |
JP2012531493A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フルオロポリマー用の硬化組成物 |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6890995B2 (en) * | 2001-01-31 | 2005-05-10 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer compositions |
US6794457B2 (en) * | 2001-04-30 | 2004-09-21 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer curing system containing a nitrogen cure site monomer |
WO2004060944A1 (en) * | 2002-12-23 | 2004-07-22 | 3M Innovative Properties Company | Fluoroplastic polymers having nitrogen-containing cure sites |
WO2004069900A2 (en) | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Greene, Tweed Of Delaware, Inc. | Bisaminophenyl-based curatives and amidine-based curatives and cure accelerators for perfluoroelastomeric compositions |
CN100410278C (zh) * | 2003-01-29 | 2008-08-13 | 特拉华特威德·格林公司 | 用于全氟弹性体组合物的基于双氨基苯基的固化剂和基于脒的固化剂以及固化促进剂 |
CN100471877C (zh) * | 2003-12-30 | 2009-03-25 | 3M创新有限公司 | 含氟聚合物的凝聚方法及组合物 |
US7514506B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-04-07 | Greene, Tweed Of Delaware, Inc. | Fast curing fluoroelastomeric compositions, adhesive fluoroelastomeric compositions and methods for bonding fluoroelastomeric compositions |
US8039681B2 (en) * | 2004-08-20 | 2011-10-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Functionalized carbon materials |
US8785013B2 (en) * | 2004-08-20 | 2014-07-22 | E I Du Pont De Nemours And Company | Compositions containing modified fullerenes |
EP1824543B1 (en) * | 2004-12-15 | 2013-01-23 | 3M Innovative Properties Company | Elastomer seals for use in medicinal aerosol devices |
US7294677B2 (en) * | 2005-08-25 | 2007-11-13 | 3M Innovative Properties Company | Catalyst for making fluoroelastomer compositions and methods of using the same |
US20080021148A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-01-24 | 3M Innovative Properties Company | Scorch safe fluoropolymer compositions |
US8354472B2 (en) * | 2007-01-03 | 2013-01-15 | Solvay Solexis, Inc. | Fluoroelastomer composition |
GB0712191D0 (en) * | 2007-06-25 | 2007-08-01 | 3M Innovative Properties Co | Process for removing fluorinated compounds for an aqueous phase originating from the preparation of fluoropolymers |
EP2203516B1 (en) * | 2007-10-01 | 2013-10-23 | 3M Innovative Properties Company | Compositions comprising cationic fluorinated ether-silanes, and related methods |
JP2010540644A (ja) * | 2007-10-01 | 2010-12-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | カチオン性のフッ素化エーテル型シラン組成物及び関連する方法 |
US8378018B2 (en) * | 2007-12-03 | 2013-02-19 | 3M Innovative Properties Company | Cationic polymeric fluorinated ether silane compositions and methods of use |
CA2707678A1 (en) * | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Rudolf J. Dams | Cationic polymeric fluorinated ether silane compositions and methods of use |
US8604137B2 (en) * | 2008-02-29 | 2013-12-10 | 3M Innovative Properties Company | Perfluoroelastomers with low carbonyl endgroup ratios |
US20090270573A1 (en) * | 2008-04-29 | 2009-10-29 | Christopher John Bish | Process for coagulating perfluoroelastomers |
US20100069554A1 (en) * | 2008-09-18 | 2010-03-18 | Dupont Performance Elastomers L.L.C. | Curable fluoropolymer compositions |
US20110152487A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | 3M Innovative Properties Company | Peroxide cured partially fluorinated elastomers |
TWI627192B (zh) * | 2015-03-13 | 2018-06-21 | 村田製作所股份有限公司 | Atomic layer deposition inhibiting material |
WO2018177940A1 (en) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | Solvay Specialty Polymers Italy S.P.A. | Method of making cured parts |
JP7248402B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2023-03-29 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 硬化性フッ素系エラストマーコンポジット及びその硬化物 |
TW202033573A (zh) * | 2018-12-17 | 2020-09-16 | 美商3M新設資產公司 | 包括可固化氟聚合物及固化劑之組成物及製造及使用其之方法 |
WO2020261089A1 (en) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | 3M Innovative Properties Company | Functionalized triazine compounds, compositions comprising such compounds and cured fluoropolymer articles |
CN115403984B (zh) * | 2021-05-27 | 2023-08-18 | 常州正洁智造科技有限公司 | 一种阳离子型可固化组合物 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01292055A (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-24 | E I Du Pont De Nemours & Co | テトラアルキルアンモニウム ハロゲン化物及び加硫促進剤を含むフルオロエラストマー組成物 |
JPH01299860A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-12-04 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | フルオロエラストマー組成物 |
JP2000080278A (ja) * | 1989-06-22 | 2000-03-21 | Dyneon Llc | 改良された結合性能を有する結合組成物 |
JP2002515525A (ja) * | 1998-05-20 | 2002-05-28 | デュポン ダウ エラストマーズ エルエルシー | 熱的に安定したパーフルオロエラストマー組成物 |
WO2002060969A1 (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer compositions |
JP2003526705A (ja) * | 1999-07-02 | 2003-09-09 | ダイネオン エルエルシー | フルオロエラストマー組成物およびそれから作製される物品 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1145445A (en) | 1966-02-16 | 1969-03-12 | Du Pont | Fluorinated perfluorovinylethers, their preparation and copolymers thereof |
US3752787A (en) | 1972-01-28 | 1973-08-14 | Du Pont | Fluoroelastomer composition containing a triarylphosphorane vulcanization accelerator |
US4287320A (en) | 1974-08-01 | 1981-09-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Composition of fluoroelastomer and diorganosulfuroxide |
DK553478A (da) | 1977-12-14 | 1979-06-15 | Montedison Spa | Vulkaniserbare blandinger paa basis af vinylidenfluoridelastomere samt fremgangsmaade til vulkanisering af saadanne blandinger |
US4281092A (en) | 1978-11-30 | 1981-07-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Vulcanizable fluorinated copolymers |
US4550132A (en) * | 1984-03-19 | 1985-10-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Peroxide-curable bromine-containing fluoroelastomers containing a sulfone |
US4694045A (en) | 1985-12-11 | 1987-09-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Base resistant fluoroelastomers |
US4882390A (en) * | 1988-04-01 | 1989-11-21 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluoroelastomer composition with organo-onium compounds |
US5284611A (en) * | 1989-06-22 | 1994-02-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluoroelastomer composition with improved bonding properties |
US5268405A (en) | 1993-03-31 | 1993-12-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Low temperature perfluoroelastomers |
IT1265461B1 (it) | 1993-12-29 | 1996-11-22 | Ausimont Spa | Fluoroelastomeri comprendenti unita' monomeriche derivanti da una bis-olefina |
US5554680A (en) | 1994-02-16 | 1996-09-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Heat-resistant perfluoroelastomer composition |
US5824749A (en) * | 1994-10-04 | 1998-10-20 | Nippon Mektron, Limited | Fluorine-containing elastomer composition |
JPH08104789A (ja) * | 1994-10-04 | 1996-04-23 | Nippon Mektron Ltd | 含フッ素エラストマー組成物 |
JP3398492B2 (ja) | 1994-10-21 | 2003-04-21 | 日本メクトロン株式会社 | 含フッ素エラストマー組成物 |
JP2833645B2 (ja) | 1994-10-21 | 1998-12-09 | 日本メクトロン株式会社 | 含フッ素エラストマー組成物 |
JP2770769B2 (ja) | 1995-02-16 | 1998-07-02 | 日本メクトロン株式会社 | ビスアミドキシム化合物、その製造法およびそれを含有する含フッ素エラストマー組成物 |
JP3223776B2 (ja) | 1995-03-31 | 2001-10-29 | 日本メクトロン株式会社 | 含フッ素エラストマー組成物 |
IT1276979B1 (it) | 1995-10-20 | 1997-11-03 | Ausimont Spa | Composizioni fluoroelastomeriche |
US5728773A (en) | 1997-02-21 | 1998-03-17 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluoroelastomer composition with organo-onium and blocked-carbonate compounds |
US6593416B2 (en) * | 2000-02-01 | 2003-07-15 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymers |
US6638999B2 (en) | 2000-02-08 | 2003-10-28 | Dupont Dow Elastomers Llc. | Curable perfluoroelastomer composition |
JP2004532902A (ja) | 2000-12-14 | 2004-10-28 | デュポン ダウ エラストマーズ エルエルシー | 高純度半透明ペルフルオロエラストマー物品の製造方法 |
-
2002
- 2002-08-27 US US10/228,507 patent/US6887927B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2004532595A patent/JP2005537359A/ja not_active Ceased
- 2003-07-11 KR KR1020057003239A patent/KR101019432B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2003-07-11 EP EP03791572A patent/EP1551915B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-07-11 AT AT03791572T patent/ATE373040T1/de not_active IP Right Cessation
- 2003-07-11 RU RU2005103393/04A patent/RU2005103393A/ru not_active Application Discontinuation
- 2003-07-11 DE DE60316331T patent/DE60316331T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-07-11 CN CN03820147XA patent/CN1678672B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-07-11 AU AU2003249037A patent/AU2003249037A1/en not_active Abandoned
- 2003-07-11 WO PCT/US2003/021673 patent/WO2004020513A1/en active IP Right Grant
-
2006
- 2006-01-05 HK HK06100242.0A patent/HK1080880A1/zh unknown
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01299860A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-12-04 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | フルオロエラストマー組成物 |
JPH01292055A (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-24 | E I Du Pont De Nemours & Co | テトラアルキルアンモニウム ハロゲン化物及び加硫促進剤を含むフルオロエラストマー組成物 |
JP2000080278A (ja) * | 1989-06-22 | 2000-03-21 | Dyneon Llc | 改良された結合性能を有する結合組成物 |
JP2002515525A (ja) * | 1998-05-20 | 2002-05-28 | デュポン ダウ エラストマーズ エルエルシー | 熱的に安定したパーフルオロエラストマー組成物 |
JP2003526705A (ja) * | 1999-07-02 | 2003-09-09 | ダイネオン エルエルシー | フルオロエラストマー組成物およびそれから作製される物品 |
WO2002060969A1 (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer compositions |
JP2005506391A (ja) * | 2001-01-31 | 2005-03-03 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フルオロポリマー組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502890A (ja) * | 2003-08-15 | 2007-02-15 | デュポン パフォーマンス エラストマーズ エルエルシー | 硬化性パーフルオロエラストマー組成物 |
JP2008524375A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フルオロポリマーの硬化組成物 |
JP2012531493A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フルオロポリマー用の硬化組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1678672A (zh) | 2005-10-05 |
CN1678672B (zh) | 2010-11-03 |
ATE373040T1 (de) | 2007-09-15 |
EP1551915A1 (en) | 2005-07-13 |
DE60316331T2 (de) | 2008-06-12 |
KR101019432B1 (ko) | 2011-03-07 |
US20040044139A1 (en) | 2004-03-04 |
US6887927B2 (en) | 2005-05-03 |
AU2003249037A1 (en) | 2004-03-19 |
DE60316331D1 (de) | 2007-10-25 |
HK1080880A1 (zh) | 2006-05-04 |
EP1551915B1 (en) | 2007-09-12 |
RU2005103393A (ru) | 2006-01-27 |
WO2004020513A1 (en) | 2004-03-11 |
KR20050059105A (ko) | 2005-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005537359A (ja) | フルオロポリマー組成物 | |
JP5197445B2 (ja) | フルオロポリマー組成物 | |
JP5460974B2 (ja) | フルオロポリマー組成物 | |
JP5001168B2 (ja) | フルオロポリマーの硬化組成物 | |
JP4777652B2 (ja) | フルオロポリマー組成物 | |
JP5084998B2 (ja) | フルオロエラストマー組成物およびそれから作製される物品 | |
KR101684719B1 (ko) | 플루오로중합체를 위한 경화 조성물 | |
JP2011137171A (ja) | フルオロポリマーの凝集方法および組成物 | |
KR20220054792A (ko) | 금속 불화물 입자를 포함하는 경화성 플루오로중합체 조성물 및 이로부터의 물품 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060703 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090402 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090409 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20091127 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20091204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101130 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110228 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110315 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20111025 |