JP2005535143A - GaNベースの発光薄膜半導体素子 - Google Patents

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Abstract

本発明はGaNベースの多層構造体(12)を備えた発光薄膜半導体素子に関する。この多層構造体はビーム形成アクティブ領域(14)を包含し、第1の主面(16)およびこの第1の主面とは反対側にビーム形成アクティブ層(14)において形成されたビームを出力結合するための第2の主面(18)を有する。さらには前記多層構造体(12)の第1の主面(16)は反射層ないし境界面と結合されており、多層構造体の第2の主面(18)と接する多層構造体の領域(22)は1次元または2次元に凸状の隆起部(26)を有するよう構造化されている。

Description

本発明は、請求項1の上位概念ないし請求項18の上位概念によるGaNベースの発光薄膜半導体素子に関する。
従来の発光半導体素子は製造技術的な理由から頻繁に直角の幾何学を有する。半導体素子は一般的に、ビーム形成アクティブ層を備えた、支持基板上にエピタキシャルに析出された多層構造体からなる。支持基板は有利には垂直方向の電流の流れを実現するために導電性であり、さらには支持基板が多層構造体のアクティブ層において形成されたビームに対して透過性である場合には多くの事例において好適である。もっとも高透過性はしばしば支持基板用の材料の高導電性と相容れないものである。つまり例えば、GaNベースの発光ダイオードに使用されるサファイアは青色光に対して透過性であるが導電性ではない。GaN発光ダイオードのための支持基板としての炭化珪素はこれに対して確かに導電性かつ透過性ではあるが、透過性は導電性が増すに連れ低減し、その結果半導体素子の特性はこの場合においても理想的ではない。
したがって吸収損失を低減するためまた外部効率を上昇させるための可能性は、適切なミラー層と接続されている支持基板の除去である(薄膜フィルムコンセプト)。もっとも半導体薄膜フィルムは実質的にオプティカルフラットであり、その出力結合効率は幾何学に起因して標準的なダイオードに比べ高められていない。殊に、半導体素子に対して僅かにしか吸収しない支持基板(例えばSiC上のGaN)が既に使用されている場合には、支持基板の除去という技術的な手間が増すことを是認させるためには、薄膜半導体素子の外部効率の上昇はあまりに少なすぎる。
ビーム出力結合の問題を説明するために、図8はビーム出力結合の錐状部を有する半導体素子を概略的に示す。ビームは半導体素子に由来して、θ=sin−1(next/nint)の開口角を有する錐状部からのみ出力結合される。ここでnintは半導体材料の屈折率を表し、nextは周辺の屈折率を表す。GaNベースの半導体(nint=2.5)に関して出力結合角θは空気(next=1)に対して23°であり、合成物質キャスト(next=1.5)に対しては37°である。錐の内部においては境界面に衝突しない半導体素子において形成されたビームは最終的に再吸収されて熱に変換される。出力結合錐はGaN系に関してはGaAs系(nint=3.5)に比べ確かに大きいが、それでもやはり不所望に大きいビーム損失が生じる。
これらの特性は実質的に層の厚さを変更した場合でも変化しない。もっとも上側を介して出力結合されるビームに関しては薄膜フィルム幾何学が好適である。何故ならば、半導体内の行程が短いために吸収は僅かだからである。これに対して側方から出力結合されるビームに関しては効率は半導体内の多重反射に基づきそれどころかますます低くなる可能性がある。
したがって幾何学を変更することにより半導体素子の外部効率を高める種々のアプローチが存在する。ここでは殊に多層構造体全体のいわゆるマイクロ構造化を説明する。このマイクロ構造化は多層構造体の側面の全体の面積が比較的大きいということに基づき強められた側方ビーム出力結合を生じさせる。付加的に、そのようにして形成される個々の多層構造体の側面を斜めにすることができる。このような半導体素子の例はDE−A−198 07 758、EP−A−0 905 797またはJP−A−08−288543に開示されている。
ビーム出力結合を増大させるための別の可能性はDE−A−199 11 717の図3および図5に示されている。それらの図ではビーム形成アクティブ層を備えた多層構造体には、球欠または切頭円錐の形状の個々のビーム出力結合素子が配属されており、このビーム出力結合素子は例えば成長された層を相応にエッチングすることにより形成される。
しかしながら前述の従来技術についての刊行物はいずれもGaNベースの薄膜半導体素子については言及していない。GaNベースの半導体素子は主として青緑スペクトル領域にあるビームの形成に使用され、またGaNベースの材料からなる多数の層を有する。GaNベースの材料とは本発明の範囲では、GaN自体以外にもGaNに由来する材料またはGaNに関連する材料ならびにGaNと合成された3元または4元の混晶と解される。殊にこれらには以下の材料が含まれる、すなわちGaN、AlM、InN、Al1−xGaN、In1−xGaN、In1−xAlNおよびAl1−x−yInGaN、ここで0<x<1,0<y<1およびx+y≦1、が含まれる。
本発明の課題は、ビーム出力結合の改善された外部効率を有する、GaNベースの発光薄膜半導体素子を提供することである。
本発明の第1の観点によればこの課題は、請求項1の特徴を有する半導体素子によって解決される。この半導体素子の有利な構成および発展形態は従属請求項2から17に記載されている。
本発明による発光薄膜半導体素子はGaNベースの多層構造体を有し、この多層構造体はビーム形成アクティブ層を包含し、第1の主面およびこの第1の主面の反対側にビーム形成アクティブ層において形成されたビームを出力結合するための第2の主面を有する。さらに多層構造体の第1の主面は反射層ないし境界面と結合されており、多層構造体の第2の主面と接する多層構造体の領域は1次元または2次元に構造化されている。
ビーム出力結合の外部効率の増大は半導体薄膜フィルム自体の構造化による薄膜半導体素子の直角の幾何学の屈折に起因する。効率の上昇は以下の詳細な説明の範囲ではシミュレーションによって証明される。
有利には、多層構造体の第2の主面に接するこの多層構造体の領域は、切頭角錐、切頭円錐、円錐または球欠の形状(二次元の構造化)ないし台形、三角形または円の切片形の断面形状(一次元に構造化されている)を有する凸状の隆起部を有する。
有利な実施形態では、隆起部の開口角が約30°〜約70°、殊に有利には約40°〜50°である。さらには隆起部の高さは少なくとも、ビーム形成アクティブ層と隆起部との間の多層構造体の平坦領域の高さと同じであり、有利にはこの平坦領域の高さの2倍である。隆起部のパターン寸法は隆起部の高さの最高で約5倍、有利には最高で約3倍に選定される。
多層構造体の第1の主面と結合されている層ないし境界面は有利には、少なくとも70%、有利には少なくとも85%の反射率を有する。
多層構造体を第1の主面を用いて支持基板に直接被着させることができるか、反射層を介して被着させることができ、この際反射層ないし支持基板は同時に半導体素子のコンタクト面として使用される。
薄膜半導体層の制限的な横方向導電性の補償調整として、多層構造体の第2の主面上に導電性の透明な層を被着させることができる。
外部の影響に対する保護のために多層構造体の第2の主面上に透明な保護層ないしコーティング層を被着させることができる。
本発明の第2の観点によれば、課題は請求項18の特徴を有する半導体素子によって解決される。この半導体素子の有利な構成および発展形態は従属請求項19から32に規定されている。
本発明によるこの発光薄膜半導体素子は同様にGaNベースの多層構造体を有し、この多層構造体はビーム形成アクティブ層を包含し、第1の主面およびこの第1の主面の反対側にビーム形成アクティブ領域において形成されたビームを出力結合するための第2の主面を有する。多層構造体の第1の主面はここでもまた反射層ないし境界面と結合されている。上記の半導体素子とは異なり、この半導体素子は多層構造体の第1の主面と反射層ないし境界面との間に、1次元または2次元に構造化されている透明な層が設けられている。
多層構造体と反射層ないし境界面との間のこの透明な層の構造化は、多層構造体自体の構造化と同じ作用を有し、また同じやり方でビーム出力結合の外部効率を増大する。
有利には透明な層は導電性であり、薄膜多層構造体の制限的な横方向導電性が補償調整される。
多層構造体の第1の主面と反射層ないし境界面との間の透明な層は、有利には切頭角錐または切頭円錐の形状(2次元の構造化)ないし台形の断面形状(1次元の構造化)を有する凸状の隆起部を有する。
有利な実施形態においてはこの隆起部は約30°〜約70°、有利には約40°〜約50°の開口角を有する。この際隆起部の高さは少なくとも、ビーム形成アクティブ層と隆起部との間の多層構造体の平坦領域の高さと同じ、有利にはこの平坦領域の高さの2倍であるよう選定されており、また隆起部のパターン寸法は隆起部の高さの最高で5倍、有利には最高で3倍である。
多層構造体の第1の主面と結合されている層ないし境界面は有利には、少なくとも70%、殊に有利には少なくとも85%の反射率を有する。
反射層は支持基板上に被着することができるか、反射境界面は支持基板によって形成されている。この際反射層ないし支持基板は同時に半導体素子のコンタクト面として使用される。
本発明の上述の特徴および利点ならびにさらなる特徴および利点を、添付の図面と関連させた種々の有利な実施例の以下の詳細な説明に基づき詳述する。ここで、
図1は本発明による半導体素子の第1の実施例の断面図の概略図であり、
図2a〜2cは図1の半導体素子における隆起部の最適な開口角を説明するための図であり、
図3a〜3eは図1の半導体素子における隆起部の種々の最適なパラメータを説明するための種々のシミュレーション結果であり、
図4は図1の第1の実施例の変形の概略図であり、
図5は本発明による半導体素子の第2の実施例の断面図の概略図であり、
図6は図1の第1の実施例の別の変形の概略図であり、
図7は図1の第1の実施例のさらに別の変形の概略図であり、
図8は従来の半導体素子のビーム出力結合に関する非常に概略的な図である。
図1には本発明による薄膜半導体素子の第1の有利な実施形態が示されている。半導体素子10の主構成素子はGaNベースの多層構造体12であり、この多層構造体12はビーム形成アクティブ層14を包含する。多層構造体12は通常の場合エピタキシャルに成長されており、公知のようにGaNベースの多数の層を有する。
多層構造体12は第1の主面16およびこの第1の主面16とは反対側に第2の主面18を有し、ビーム形成アクティブ層14において形成されたビームは最終的に第2の主面18を通過して半導体素子10から出力結合される。図示した実施例においては、アクティブ層14が多層構造体12の第2の主面18よりも第1の主面16の近くに位置決めされている。しかしながら本発明は決してこれに制限されるものではなく、むしろアクティブ層14を多層構造体12の中央または第2の主面の近傍に形成することができる。もっとも図1において選択されている位置は、以下説明する多層構造体の本発明による構造化にとって有利なものである。何故ならばこの構造化のために多層構造体12の大部分が使用されるからである。
多層構造体12は、有利には導電性の材料からなる反射層28を介して、例えばサファイア、SiまたはSiCからなる支持基板30上に被着されている。反射層28を例えばAg、AlまたはAg合金またはAl合金からなる金属製のコンタクト面として、または択一的に多数の誘電層からなる誘電性ミラーコーティング部として構成することができる。択一的な実施形態においては多層構造体12を直接支持基板30上に被着することができ、この場合には支持基板30の材料は、多層構造体12と支持基板30との間の境界面が反射性であるように選択されている。
図1からはっきり見て取れるようにアクティブ層12の上側の多層構造体12の領域は実質的に、アクティブ層14と接している平坦領域20と第2の主面18と接している構造化領域22とに分割することができる。多層構造体12の構造化は例えば、エピタキシャル成長された半導体層において通常のリソグラフィおよび/またはエッチング方法を用いて行われ、これらの方法により溝状の切り欠き部ないし凹状部24が形成され、これらの切り欠き部ないし凹状部24の間には相応の隆起部26が残される。
多層構造体12の構造化を一次元、すなわち第2の主面18の平面の単に1つの座標方向における凹状部24、または二次元、すなわち第2の主面18の平面の有利には相互に垂直に延在する2つの座標方向における凹状部24でもって構成することができる。凹状部24の間に生じる隆起部26は通常の場合凸状に形成されている。1次元の構造化部は例えば台形(図1を参照されたい)、三角形、円の切片形または半球形の断面形状を有し、2次元の構造化部は相応に切頭角錐、切頭円錐、円錐、球欠または半球の形状に構成されている。
図1に示されている切頭角錐の形状の隆起部26は開口角αを有し、この開口角の定義は相応に隆起部の前述の他の形状にも転用することができる。隆起部26が凸状に成形されているので、アクティブ層14において形成されたビームは必要に応じて、材料および周囲の屈折率に依存するビーム出力結合錐状部においてビームが最終的に第2の主面18または凹状部24の底部に衝突し、したがって出力結合されるまで、多層構造体12の境界面において何度も反射される。
図2a)〜c)に示されているように、ビーム出力結合の効率は隆起部26の開口角αに依存する。図2a)のような非常に急な側面は素子の表面を拡大し、したがってビーム出力結合にとっては好適であるが、全反射に基づき出力結合できないモードの数の低減はこの場合達成されない。また図2c)に示されているように、隆起部26のエッジは過度に緩やかに選択されるべきではない。つまりこの場合オプティカルフラットの偏差が非常に僅かであり、出力結合するまで非常に多くの多重反射が行われなければならず、このことは不可避な減衰に基づき不利だからである。
図2b)に示されている隆起部26の開口角αの中間的な角度範囲が最も好適である。開口角αをこのように選定した場合には、隆起部26の切子面から全反射されるビームはビーム出力結合錐状部内の隆起部26の最も近い切子面への衝突時に出力結合することができ、これによって多層構造体における重複反射の数も少なく保たれる。
この評価は図3a)においてその結果が示されているシミュレーションによっても確認される。x軸には切頭円錐状の隆起部26の開口角αがプロットされており、y軸には出力結合の外部効率がプロットされている。最大効率が約30°〜約70°、正確には40°〜50°の間の開口角αの範囲において達成されていることがはっきり見て取れる。70°以上30°以下の開口角αの値に関してビーム出力結合の効率は明らかに低減する。したがって約45°の範囲の開口角αが取られるべきである。
ビーム出力結合の外部効率に影響を及ぼす別のパラメータは隆起部26の高さh1である。高い効率を達成するために隆起部26の高さh1は少なくとも、アクティブ層14に接する平坦領域20の高さh2と同じに選定されるべきである。有利には隆起部26は平坦領域20の2倍の高さであるよう構成される。隆起部26をさらに高くしてもビーム出力結合はもはや向上しない。
このことは図3b)に示されているシミュレーションによって確認される。シミュレーション結果は、約2μmの高さh2を有する平坦領域20に対する隆起部26の高さh1に関するビーム出力結合の外部効率を示す。隆起部26の高さh1が2μmより低い、すなわち平坦領域20の高さh2よりも低い場合には、好適でないビーム出力結合しか行われず、これに対し隆起部26の高さh1が4μmよりも大きい場合には効率の実質的な増大はもはや識別することができない。
さらには、側方の寸法が比較的小さい隆起部26も有利である。図3c)のシミュレーション結果が示しているように、隆起部26の高さh1の最高で約4〜5倍、有利には隆起部の高さh1の単に約1〜3倍の隆起部パターン寸法dが良好な効率にとって有利である。
薄膜半導体素子のコンセプトは殊に多重反射にも基づくものであるので、素子の裏側すなわち反射層28または反射境界面の反射特性は半導体素子の外部効率に同様に作用する。図3d)のグラフから、従来の平坦薄膜フィルムではビーム出力結合の効率が裏側のコンタクト面の反射特性に僅かにしか依存しないことが見て取れる(図3d)の下の曲線)。しかしながら図1に示されているような構造化された多層構造体12に関しては、効率は反射層28ないし境界面の反射特性に強く依存し(図3d)の上の曲線)、可能な限り70%以上、有利には85%以上に選択されるべきである。
図4には、図1の半導体素子の変形が示されている。2つの実施形態の相違は、多層構造体12の構造化された第2の主面18上に保護層ないしコーティング層32が設けられている点にある。この保護層32は一方では半導体を外部の影響から保護すべきものであり、他方ではこの保護層32を屈折率および厚さが適切に選定されている場合には反射防止層として作用することができる。
半導体素子の第1の実施形態の別の変形として、多層構造体12の構造化された第2の主面18上に、半導体に対して可能な限り小さい接触抵抗を有する透明な導電性の層を設けることができる。そのような透明な導電性の層によって、ビーム出力結合の効率を増大させるための多層構造体の構造化がそれと同時に多層構造体の横方向導電性を低減させることになるという欠点を補償調整することができる。多層構造体上の金属コンタクトによって多層構造体のビーム出力結合が損ねられることなく、半導体素子の全ての領域に対して最適な電流供給が達成される。
透明な導電性の層は例えばZnO、SnO、InO、CdO、GaOまたはこれらの組み合わせから構成される。これらの材料はn導電性またはp導電性を示し、スパッタリング法、CVD法または蒸着によってデポジットすることができる。
本発明による発光半導体素子の第2の実施例が図5に示されている。
薄膜半導体素子10は、ビーム形成アクティブ層14を備えたGaNベースの多層構造体12を有する。しかしながら上述の第1の実施例とは異なり、アクティブ層14において形成されたビームを最終的に出力結合する多層構造体12の第2の主面18は構造化されておらず、第1の主面16と支持基板30上の反射層または境界面との間に透明な層34が設けられており、この層34がビーム出力結合を増大するために構造化されている。この構造は、半導体12と良好に接触する金属の反射率が特に高くなく、したがってマイグレーションが大きいために半導体を汚染する可能性があるAgのような比較的高い反射性の金属が使用されるべき場合には殊に有利である。
薄膜半導体の比較的僅かな横方向導電性を補償調整するために、透明の層34を導電性の材料から構成することは有利である。
構造化は実質的に上述の第1の実施例に基づき説明した構造化に相応する。もっともここでは凸状の隆起部26′として、先ず第一に切頭角錐または切頭円錐状の隆起部ないし台形の断面形状を有する隆起部が考慮される。上記において図3に基づき説明した構造化のパラメータはこの第2の実施例の隆起部26′にも転用することができる。ここでは多層構造体12のアクティブ層14と透明な層34との間の平坦な層34を基準量として使用することができる。
図1の半導体素子の別の択一的な実施形態が図6に示されている。この半導体素子10では多層構造体12自体は構造化されておらず、多層構造体12の第2の主面18上に被着されているコーティング層32に凸状の相応の隆起部36が設けられている。
例えばSiOまたはSiNからなるコーティング層32は2以下の屈折率を有するので、ビームは半導体12とコーティング層32との間の境界面において部分的に全反射される。図3e)のグラフに示されているように、構造化されたコーティング層32の効率は半導体の2.5の屈折率から偏差するにつれ低減する。しかしながら屈折率が低い構造化されたコーティング層はそれにもかかわらず、全反射された波は約半分の波長の深さまで比較的小さい屈折率を有する材料に侵入するので有利である。もっともこの場合、全反射された波は指数的に次第に弱くなる。したがって構造化されたコーティング層の高さは数100nmよりも低くあるべきであり、横方向の寸法はμmの範囲にある。
コーティング層32の構造化部36の横方向の寸法が出力結合されるべきビームの波長の範囲において低減される場合には、生じる波長はそのようなマイクロ構造化部36において散乱され、これによってビームが比較的大きな角領域に広げられる。
最後に図7には図1の半導体素子の別の変形が示されている。この場合構造化されていない多層構造体12上には、例えばZnO、SnO、InO、CdO、GaOまたはこれらの組み合わせからなる透明な導電性の層38が被着されている。この透明な導電性の層38は図1の第1の実施例と同様に構造化されている。図7には台形の断面形状を有する隆起部を備えた1次元の構造化部が示されている。
透明な導電性の層38と半導体12との間の接触抵抗は可能な限り小さいことが望ましい。さもなければ層38と多層構造体12との間には、有利には非常に薄くしたがって半透明または遮断的に構成されている(図示していない)金属層が必要とされることになる。
本発明による半導体素子の第1の実施例の断面図の概略図。 図1の半導体素子における隆起部の最適な開口角を説明する図。 図1の半導体素子における隆起部の最適な開口角を説明する図。 図1の半導体素子における隆起部の最適な開口角を説明する図。 図1の半導体素子における隆起部の最適なパラメータを説明するためのシミュレーション結果。 図1の半導体素子における隆起部の最適なパラメータを説明するためのシミュレーション結果。 図1の半導体素子における隆起部の最適なパラメータを説明するためのシミュレーション結果。 図1の半導体素子における隆起部の最適なパラメータを説明するためのシミュレーション結果。 図1の半導体素子における隆起部の最適なパラメータを説明するためのシミュレーション結果。 図1の第1の実施例の変形の概略図。 本発明による半導体素子の第2の実施例の断面図の概略図。 図1の第1の実施例の別の変形の概略図。 図1の第1の実施例のさらに別の変形の概略図。 従来の半導体素子のビーム出力結合に関する非常に概略的な図。

Claims (32)

  1. GaNベースの多層構造体(12)を備えた発光薄膜半導体素子であって、
    前記多層構造体(12)はビーム形成アクティブ層(14)を包含し、第1の主面(16)および該第1の主面(16)とは反対の側に前記ビーム形成アクティブ層において形成されたビームを出力結合する第2の主面(18)を有する、半導体素子において、
    前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)は反射層ないし境界面と結合されており、前記多層構造体(12)の前記第2の主面(18)は1次元または2次元に構造化されていることを特徴とする、半導体素子。
  2. 前記多層構造体(12)の前記第2の主面(18)に接する前記多層構造体の領域(22)は凸状の隆起部(26)を有する、請求項1記載の半導体素子。
  3. 前記隆起部(26)は切頭角錐または切頭円錐の形状ないし台形の断面形状を有する、請求項2記載の半導体素子。
  4. 前記隆起部(26)は円錐の形状ないし三角形の断面形状を有する、請求項2記載の半導体素子。
  5. 前記隆起部(26)は球欠の形状ないし円の切片形の断面形状を有する、請求項2記載の半導体素子。
  6. 前記隆起部(26)は約30°から約70°の開口角(α)を有する、請求項2から5までのいずれか1項記載の半導体素子。
  7. 前記隆起部は約40°から約50°の開口角(α)を有する、請求項6記載の半導体素子。
  8. 前記隆起部(26)の高さ(h1)は少なくとも、前記ビーム形成アクティブ領域(14)と前記隆起部との間の前記多層構造体(12)の平坦領域(20)の高さ(h2)と同じである、請求項2から7までのいずれか1項記載の半導体素子。
  9. 前記隆起部(26)の高さ(h1)は、前記ビーム形成アクティブ層と前記隆起部との間の前記多層構造体の平坦領域(20)の高さの約2倍である、請求項8記載の半導体素子。
  10. 前記隆起部(26)のパターン寸法(d)は該隆起部の高さ(h1)の最高で約5倍である、請求項2から9までのいずれか1項記載の半導体素子。
  11. 前記隆起部のパターン寸法(d)は該隆起部の高さ(h1)の最高で約3倍である、請求項10記載の半導体素子。
  12. 前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と結合されている層(28)ないし境界面は少なくとも70%の反射率を有する、請求項1から11までのいずれか1項記載の半導体素子。
  13. 前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と結合されている層(28)ないし境界面は少なくとも85%の反射率を有する、請求項1から11までのいずれか1項記載の半導体素子。
  14. 前記多層構造体(12)は前記第1の主面(16)に直接被着されているか、反射層(28)を介して支持基板(30)上に被着されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の半導体素子。
  15. 前記反射層ないし支持基板は同時に前記半導体素子のコンタクト面として使用される、請求項14記載の半導体素子。
  16. 前記多層構造体(12)の前記第2の主面(18)上には導電性の透明な層が被着されている、請求項1から15までのいずれか1項記載の半導体素子。
  17. 前記多層構造体(12)の前記第2の主面(18)上には透明な保護層(32)が被着されている、請求項1から16までのいずれか1項記載の半導体素子。
  18. GaNベースの多層構造体(12)を備えた発光薄膜半導体素子であって、
    前記多層構造体(12)はビーム形成アクティブ層(14)を包含し、第1の主面(16)および該第1の主面(16)とは反対の側に前記ビーム形成アクティブ層において形成されたビームを出力結合する第2の主面(18)を有する、半導体素子において、
    前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)は反射層(28)ないし境界面と結合されており、前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と前記反射層ないし境界面との間に、1次元または2次元に構造化されている透明な層(34)が設けられていることを特徴とする、半導体素子。
  19. 前記透明な層(34)は導電性である、請求項18記載の半導体素子。
  20. 前記透明な層(34)は前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と前記反射層(28)ないし境界面との間に凸状の隆起部(26′)を有する、請求項18または19記載の半導体素子。
  21. 前記隆起部(26′)は切頭角錐または切頭円錐の形状ないし台形の断面形状を有する、請求項20記載の半導体素子。
  22. 前記隆起部(26′)は約30°から約70°の開口角(α)を有する、請求項20または21記載の半導体素子。
  23. 前記隆起部(26′)は約40°から約50°の開口角(α)を有する、請求項20または21記載の半導体素子。
  24. 前記隆起部(26′)の高さ(h1)は少なくとも、前記ビーム形成アクティブ領域(14)と前記隆起部との間の前記多層構造体(12)の平坦領域(35)の高さ(h2)と同じである、請求項20から23までのいずれか1項記載の半導体素子。
  25. 前記隆起部(26′)の高さは、前記ビーム形成アクティブ層と前記隆起部との間の前記多層構造体の平坦領域(35)の高さの約2倍である、請求項24記載の半導体素子。
  26. 前記隆起部(26′)のパターン寸法(d)は該隆起部の高さ(h1)の最高で約5倍である、請求項20から25までのいずれか1項記載の半導体素子。
  27. 前記隆起部のパターン寸法(d)は該隆起部の高さ(h1)の最高で約3倍である、請求項26記載の半導体素子。
  28. 前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と結合されている層ないし境界面は少なくとも70%の反射率を有する、請求項18から27までのいずれか1項記載の半導体素子。
  29. 前記多層構造体(12)の前記第1の主面(16)と結合されている層ないし境界面は少なくとも85%の反射率を有する、請求項28記載の半導体素子。
  30. 前記反射層(28)は支持基板(30)上に被着されており、ないし反射境界面は支持基板(30)によって形成されている、請求項18から29までのいずれか1項記載の半導体素子。
  31. 前記反射層ないし支持基板は同時に前記半導体素子のコンタクト面として使用される、請求項30記載の半導体素子。
  32. 前記多層構造体(12)の前記第2の主面(18)上には透明な層が被着されている、請求項18から31までのいずれか1項記載の半導体素子。
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