JP2007258277A - 半導体発光素子 - Google Patents

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正治 安田
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Takeshi Araya
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Abstract

【課題】所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】サファイア基板からなるベース基板の一表面側でp形半導体層4上にアノード電極5が形成され、n形半導体層2における発光層3の積層側にカソード電極6が形成されている。カソード電極6は、オーミックコンタクト層61と、外部接続用金属層62とで構成している。半導体発光素子は、発光層3に対して所望の光取り出し面(ベース基板1の他表面)側とは反対側に位置するアノード電極5における発光層3側に、導電性を有し屈折率の異なる2種類の誘電体膜53a,53bが周期的に積層され発光層3から放射された光を反射する多層膜ミラー53が設けられ、当該多層膜ミラー53と、オーミックコンタクト層51と、外部接続用金属層52とで、アノード電極5を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、紫色よりも長波長側に発光ピーク波長を有する半導体発光素子に関するものである。
従来から、酸化物系化合物半導体発光素子や窒化物系化合物半導体発光素子などの半導体発光素子において、発光層から略等方的に放射される光のうち光取り出し面以外の方向に向かう光の一部が電極に吸収されて光取り出し効率が低下するという問題があった。
そこで、この種の問題を解決するために、光取り出し面側とは反対側に位置する電極を反射率の高い金属材料により形成することで光取り出し効率を向上させた半導体発光素子が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
ここにおいて、この種の半導体発光素子としては、例えば、図11に示す構成のものが提案されている。図11に示した構成の半導体発光素子は、発光層3などの材料としてGaN系化合物半導体材料を採用した青色発光ダイオードであって、サファイア基板からなるベース基板1の一表面側に形成されたn形半導体層2と、n形半導体層2上に形成された上述の発光層3と、発光層3上に形成されたp形半導体層4と、p形半導体層4の表面側に形成されたアノード電極5’と、n形半導体層2におけるベース基板1側とは反対の表面側に形成されたカソード電極6とを備え、カソード電極6を、n形半導体層2に対してオーミック接触が可能な金属材料(例えば、Tiなど)からなるオーミックコンタクト層61と、オーミックコンタクト層61に積層されたAuなどの金属材料からなる外部接続用金属層62とで構成し、アノード電極5’を発光層3から放射される光に対する反射率の高い金属材料(例えば、Ag、銀白色系金属材料、Alなど)からなり反射層を兼ねる反射用金属層58と、反射用金属層58に積層されたAuなどの金属材料からなる外部接続用金属層59とで構成してある。ここで、上記特許文献1には、反射用金属層58の材料としてAgを採用した場合、反射用金属層58の膜厚を20nmよりも大きな値に設定することが記載されている。
図11に示した構成の半導体発光素子では、アノード電極5’とカソード電極6との間に順方向バイアス電圧を印加することにより発光層3に注入された電子とホールとが再結合することで発光する。ここで、図11に示した構成の半導体発光素子は、実装基板にフリップチップ実装しベース基板1の他表面を光取り出し面として用いられるものであり、発光層3からn形半導体層2側へ放射された光がベース基板1を通して光取り出し面から出射されるとともに、p形半導体層4側へ放射された光が反射用金属層58で反射されて光取り出し面から出射されることとなる(図11中の矢印Cは発光層3から放射され反射用金属層58で反射された光の伝搬経路の一例を示している)ので、光取り出し効率を高めることができる。
上述の図11に示した構成の半導体発光素子は、ベース基板1として絶縁性を有する結晶成長用基板であるサファイア基板を用いており、ベース基板1の上記一表面側にアノード電極5’およびカソード電極6が配置されているが、ベース基板1として導電性を有する結晶成長用基板(例えば、導電性を有する単結晶基板、導電性を有する化合物半導体基板など)を用いて当該結晶成長用基板の他表面側にカソード電極を設けたり、結晶成長後にサファイア基板を除去しカソード電極を兼ねる金属基板を貼り付けたりすることで、n型半導体層2と発光層3とp形半導体層4とからなる発光部の厚み方向の両側に電極を設けた構成とし、両電極のうちの一方の電極を透光性材料により形成するとともに他方の電極を発光層3からの光を反射する金属材料により形成した半導体発光素子も提案されており、この種の半導体発光素子は、少なくとも一方の電極がボンディングワイヤを介してパッケージの導体パターンと電気的に接続される。
特開平11−186598号公報 特開平11−191641号公報
ところで、図11に示した構成の半導体発光素子では、反射用金属層58の金属材料としてAg、銀白色系金属材料、Alなどを採用することで発光層3にて発生した光の一部が反射用金属層58にて反射され光取り出し面から出射されることとなるので、光取り出し効率を高めることができるが、上記金属材料の反射率は95%以下であり、発光層3からアノード電極5’に向かって伝搬する光のうち少なくとも5%はアノード電極5’で吸収されて光吸収損失となってしまう。
また、上述のようにn型半導体層2と発光層3とp形半導体層4とからなる発光部の厚み方向の両側に電極を設けた構成とし、両電極のうちの一方の電極を透光性材料により形成するとともに他方の電極を発光層3からの光を反射する金属材料により形成した半導体発光素子においても上記金属材料により形成した電極において同様の光損失が発生してしまう。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れる半導体発光素子を提供することにある。
請求項1の発明は、n形半導体層と発光層とp形半導体層との積層構造を有し、p形半導体層における発光層側とは反対側にアノード電極が形成されるとともに、n形半導体層における発光層の積層側にカソード電極が形成され、発光層に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置するアノード電極における発光層側に、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光を反射する多層膜ミラーが設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、発光層から所望の光取り出し面側とは反対側へ放射された光を、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光をブラッグ反射する多層膜ミラーによって、従来の金属材料からなる反射用金属層に比べて高い反射率で反射することができるので、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れ、しかも、多層膜ミラーを設けたことによる順方向電圧の増加を抑制することができるので、光出力の高出力化と光取り出し効率の高効率化とを同時に実現できる。
請求項2の発明は、n形半導体層と発光層とp形半導体層との積層構造を有し、p形半導体層における発光層側とは反対側にアノード電極が形成されるとともに、n形半導体層における発光層側とは反対側にカソード電極が形成され、カソード電極とアノード電極との2つの電極のうち発光層に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置する電極における発光層側に、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光を反射する多層膜ミラーが設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、発光層から所望の光取り出し面側とは反対側へ放射された光を、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光をブラッグ反射する多層膜ミラーによって、従来の金属材料からなる反射用金属層に比べて高い反射率で反射することができるので、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れ、しかも、多層膜ミラーを設けたことによる順方向電圧の増加を抑制することができるので、光出力の高出力化と光取り出し効率の高効率化とを同時に実現できる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記多層膜ミラーは、屈折率が異なる2種類の誘電体膜が交互に積層されたものであり、前記各誘電体膜は、それぞれ酸化膜もしくは窒化膜からなることを特徴とする。なお、ここにおいて、2種類の誘電体膜とは、酸化膜と窒化膜との組み合わせでもよいし、材料の異なる2種類の酸化膜の組み合わせでもよいし、材料の異なる2種類の窒化膜の組み合わせでもよい。
この発明によれば、2種類の誘電体膜それぞれの膜厚を適宜設定することにより、光の干渉効果により反射光を強めることができるとともに反射率を高めることができ、所望の光取り出し面からの光取り出し効率を高めることができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、前記多層膜ミラーは、互いに接する前記誘電体膜のうち低屈折率の誘電体膜に対する高屈折率の誘電体膜の屈折率比が少なくとも1.1であることを特徴とする。
この発明によれば、前記多層膜ミラーにおける前記各誘電体膜の層数を少なくできて製造コストの低コスト化を図れるとともに、前記多層膜ミラーにクラックなどが生じて信頼性が低下するのを防止することができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4の発明において、前記各誘電体膜は、禁制帯幅が3eV以上であることを特徴とする。
この発明によれば、前記各誘電体膜が413nmよりも長波長の光に対して透明なので、前記各誘電体膜での可視光域の光の吸収がなく、前記発光層で発光する可視光に対して高反射率の多層膜ミラーを実現できる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、前記各誘電体膜は、Ti−O系薄膜、In−Sn−O系薄膜、Ga−Sn−O系薄膜、Zn−O系薄膜、Ga−O系薄膜、Mg−O系薄膜、アモルファスGaN薄膜の群から選択されることを特徴とする。
この発明によれば、前記各誘電体膜を工業的に安定的に且つ容易に形成することができ、低コスト化を図れる。
請求項1,2の発明では、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の半導体発光素子は、紫色よりも長波長の可視光を放射する可視光発光ダイオードであって、図1(a)に示すように、サファイア基板からなるベース基板1の一表面側(図1(a)における上面側)に窒化ガリウム系化合物半導体層からなるn形半導体層2が形成され、n形半導体層2上に3族窒化物半導体層からなる発光層3が形成され、発光層3上に窒化ガリウム系化合物半導体層からなるp形半導体層4が形成されている。要するに、本実施形態の半導体発光素子は、ベース基板1の上記一表面側にn形半導体層2と発光層3とp形半導体層4との積層構造を有している。なお、n形半導体層2、発光層3、およびp形半導体層4は、ベース基板1の上記一表面側にMOVPE法のようなエピタキシャル成長技術を利用して成膜するので、n形半導体層2の貫通転位を低減するとともにn形半導体層2の残留歪みを低減するために、ベース基板1とn形半導体層2との間にバッファ層を設けることが望ましいのは勿論である。
また、本実施形態の半導体発光素子は、p形半導体層4における発光層3側とは反対側にアノード電極5が形成されるとともに、n形半導体層2における発光層3の積層側にカソード電極6が形成されている。さらに説明すれば、アノード電極5は、p形半導体層4上に形成され、カソード電極6は、ベース基板1の上記一表面側へn形半導体層2、発光層3、p形半導体層4を順次成長させた後で、n形半導体層2と発光層3とp形半導体層4との積層膜の所定領域をp形半導体層4の表面側からn形半導体層2の途中までエッチングすることにより露出させたn形半導体層2の表面に形成されている。
発光層3の結晶材料としては、例えば、InGaN,AlInGaN,AlInN,AlGaNなどを採用すればよく、3族元素の組成比を適宜設定したり、あるいは、Si,Ge,S,Seなどのn形不純物やZn,Mgなどのp形不純物を適宜ドーピングすることによって、発光色を紫色よりも長波長の可視光域内の所望の色に設定することが可能である。ここにおいて、本実施形態の半導体発光素子では、アノード電極5とカソード電極6との間に順方向バイアス電圧を印加することにより、アノード電極5からp形半導体層4へホールが注入されるとともに、カソード電極6からn形半導体層2へ電子が注入され、発光層3に注入された電子とホールとが再結合することで発光する。
n形半導体層2に電気的に接続されるカソード電極6は、n形半導体層2に対してオーミック接触が可能な金属材料からなるオーミックコンタクト層61と、オーミックコンタクト層61に積層された金属材料からなる外部接続用金属層62とで構成されている。ここにおいて、オーミックコンタクト層61の金属材料としては、例えば、Ti,V,Alやこれらのいずれか一種類の金属を含む合金などを採用すればよく、外部接続用金属層62としては、化学的に安定でボンディングが容易なAuなどを採用すればよい。
ところで、本実施形態の半導体発光素子は、発光層3にて発光する光に対して透明な材料(本実施形態では、サファイア)により形成されたベース基板1の他表面(図1(a)の下面)を所望の光取り出し面とするものであり、発光層3に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置するアノード電極5における発光層3側に、導電性を有し屈折率の異なる2種類の誘電体膜53a,53b(図1(b)参照)が周期的に積層され発光層3から放射された光を反射する多層膜ミラー53が設けられており、当該多層膜ミラー53と、オーミックコンタクト層51と、オーミックコンタクト層51に積層された金属材料からなる外部接続用金属層52とで、p形半導体層3に電気的に接続される上述のアノード電極5を構成している。なお、図1(a)中の矢印Cは発光層3から放射され多層膜ミラー53で反射された光の伝搬経路の一例を示している。
各誘電体膜53a,53bは、それぞれ酸化膜もしくは窒化膜により構成すればよく、より具体的には、各誘電体膜53a,53bを構成する薄膜としては、Ti−O系薄膜、In−Sn−O系薄膜、Ga−Sn−O系薄膜、Zn−O系薄膜、Ga−O系薄膜、Mg−O系薄膜、アモルファスGaN薄膜(a−GaN薄膜)の群から選択される薄膜を適宜選択すればよく、これらの薄膜は一般的に広く利用されている誘電体膜なので、各誘電体膜53a,53bを工業的に安定的に且つ容易に形成することができ、低コスト化を図れる。
上述の多層膜ミラー53は、発光層3の発光波長λ(nm)に応じて各誘電体膜53a,53bの膜厚、屈折率、および層数を適宜設定することにより、反射率(%)、ストップバンド幅(nm)、電気伝導度(S/cm)を所望の値に設計することができる。ここで、各誘電体膜53a,53bそれぞれの単層膜の膜厚について、単層膜の膜厚をD(nm)、単層膜の屈折率をnとすれば、膜厚Dは、
(D×n)/(2m−1)=λ/4 (ただし、m=1,2,・・・)
の関係式から求められる。この関係式は、屈折率nの媒質X1の入射面へ入射した光のうち媒質X1中へ屈折し上記入射面に平行な面であって媒質X1と当該媒質X1に接する媒質X2との界面で反射された後に媒質X1から出た光と、媒質X1の上記入射面へ入射した光のうち上記入射面で反射された光との位相が一致し、同位相の光どうしの干渉により反射光の強度が強くなることを意味している。ただし、ここでは、上記媒質X1を上述の2つの単層膜を1ペア(誘電体膜53aと誘電体膜53bとを1ペア)として考えているので、単層膜だけに着目すると、上記関係式のように光の位相が反転するように設計することになる。
例えば、発光層3の発光ピーク波長が465nmの場合、上述の関係式において、m=1として、一方の誘電体膜53aの材料をNbがドーピングされたTiO(以下、TiO:Nb膜のようにドーパントをコロンの右に表記する)とすると、上記一方の誘電体膜53aの膜厚は、TiO:Nbの屈折率を2.30として略50nmに設計すればよく、他方の誘電体膜53bの材料をB,Al,Ga,Clの少なくとも1種類がドーピングされたZnO(以下、ZnO:B,Al,Ga,Clのように選択可能なドーパントをコロンの右に並べて表記する)とすると、上記他方の誘電体膜53bの膜厚は、ZnO:B,Al,Ga,Clの屈折率を1.90として略61nmとなり、光学シミュレーションの結果、TiO:Nbからなる誘電体膜53aとZnO:B,Al,Ga,Clからなる誘電体膜53bとの積層膜を1ペアとして、当該積層膜を16層積層した多層膜ミラー53とすることにより、波長λが465nmの光に対して、反射率を99.5%以上、ストップバンド幅を56nmに設計できることが確認された。また、この多層膜ミラー53の電気伝導度は略2700S/cmであり良好な電気伝導度が得られることが分かる。
上述のTiO:Nbからなる誘電体膜53aとZnO:B,Al,Ga,Clからなる誘電体膜53bとの積層膜を1ペアとする多層膜ミラー53のペア数と反射率およびストップバンド幅との関係のシミュレーション結果を図2に、反射率の波長依存性のシミュレーション結果を図3に、それぞれ示す。上述のストップバンド幅は、反射率が規定値以上の値を維持する波長幅であり、上記規定値の値によって変化する。後述の表1には、反射率の規定値を99.5%とした場合、規定値を99.9%とした場合それぞれのストップバンド幅を記載してある。
同様に、ITO:B,Al,Ga,Clからなる誘電体膜53aとMgO:B,Al,Ga,Clからなる誘電体膜53bとの積層膜を1ペアとする多層膜ミラー53について、ペア数と反射率およびストップバンド幅との関係のシミュレーション結果を図4に、反射率の波長依存性のシミュレーション結果を図5に、それぞれ示す。また、同様に、a−GaN:Si,Mg,Seからなる誘電体膜53aとGa:Cl,Si,Mg,Znからなる誘電体膜53bとの積層膜を1ペアとする多層膜ミラー53について、ペア数と反射率およびストップバンド幅との関係を図6に、反射率の波長依存性を図7に、ストップバンド幅を後述の表1に、それぞれ示す。また、同様に、GTO(Ga−Sn−O):B,Al,Clからなる誘電体膜53aとITO:B,Al,Ga,Clからなる誘電体膜53bとの積層膜を1つのペアとする多層膜ミラー53について、ペア数と反射率およびストップバンド幅との関係のシミュレーション結果を図8に、反射率の波長依存性のシミュレーション結果を図9に、それぞれ示す。
また、上述の各誘電体膜53a,53bの材料の組み合わせについて、屈折率、膜厚、ペア数、反射率、ストップバンド幅、電気伝導度(電導度)をまとめた結果を下記表1に示す。なお、上述のGTOは、SnOにGaを添加した材料であり、下記表1中にはSnOと表記してある。
Figure 2007258277
表1から分かるように、本実施形態では、従来の反射用金属層58(図11参照)に比べて反射率が高く且つストップバンド幅の広い多層膜ミラー53が得られるので、発光スペクトルの半値全幅が40nm程度の発光層3から放射された光を高効率で反射することが可能となる。なお、表1では、多層膜ミラー53に発光層3からの光が垂直入射した場合のシミュレーション結果を示してあるが、半導体発光素子の光取り出し面と空気もしくは封止材との界面の凹凸や、屈折率差によって生じるエスケープコーンの影響などにより、多層膜ミラー53に垂直に入射する光強度に比べて、入射面とのなす角度が90度からある角度傾いた方向から多層膜ミラー53に入射する光強度のほうが強くなるという状況が起こり得る。このような場合には、誘電体膜53a,53bそれぞれの膜厚を、光強度が最大になる入射角に応じて設計すればよいことは勿論である。要するに、上記媒質X1の入射面で反射される光と、上記媒質X1に入射してから上記媒質X1と上記媒質X2との界面で反射された後に上記媒質X1から出た光との光路差の計算を、多層膜ミラー53に入射する光強度が最大になる入射角にて行えばよい。
以上説明した本実施形態の半導体発光素子では、発光層3から所望の光取り出し面側とは反対側へ放射された光を、導電性を有し屈折率の異なる2種類の誘電体膜53a,53bが周期的に積層され発光層3から放射された光をブラッグ反射する多層膜ミラー53によって、従来の金属材料からなる反射用金属層58(図11参照)に比べて高い反射率で反射する(言い換えれば、極めて小さい光吸収損失で反射する)ことができるので、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れ、しかも、多層膜ミラー53を設けたことによる順方向電圧の増加を抑制することができるので、光出力の高出力化と光取り出し効率の高効率化とを同時に実現できる。また、本実施形態の半導体発光素子は、上述のように多層膜ミラー53が、屈折率が異なる2種類の誘電体膜53a,53bが交互に積層されたものであるから、2種類の誘電体膜53a,53bそれぞれの膜厚を適宜設定することにより、光の干渉効果により反射光を強めることができるとともに反射率を高めることができ、所望の光取り出し面からの光取り出し効率を高めることができる。
ところで、上述の多層膜ミラー53では、互いに接する誘電体膜53a,53bのうち低屈折率の誘電体膜に対する高屈折率の誘電体膜の屈折率比が1.1以上となっているが、当該屈折率差を少なくとも1.1とすることにより、当該屈折率差が1.1未満の場合に比べて、多層膜ミラー53における各誘電体膜53a,53bの層数を少なくできて製造コストの低コスト化を図れるとともに、多層膜ミラー53にクラックなどが生じて信頼性が低下するのを防止することができる。また、本実施形態の半導体発光素子では、各誘電体膜53a,53bの材料として上述の材料を用いることにより、各誘電体膜53a,53bの禁制帯幅が3eV以上となり、各誘電体膜53a,53bが413nmよりも長波長の光に対して透明なので、各誘電体膜53a,53bでの可視光域の光の吸収がなく、発光層3で発光する可視光に対して高反射率の多層膜ミラー53を実現できる。
なお、上述の実施形態では、多層膜ミラー53を2種類の誘電体膜53a,53bを周期的に積層した構成を有しているが、2種類に限らず、複数種類(例えば、3種類)の誘電体膜を周期的に積層した構成としてもよい。また、アノード電極5のみが多層膜ミラー53を有しているが、カソード電極6にも同様の多層膜ミラーを設けてもよく、この場合には、オーミックコンタクト層61の代わり、もしくは、n形半導体層2とオーミックコンタクト層61との間に、n形半導体層2と接する多層膜ミラーを設ければよい。
(実施形態2)
本実施形態の半導体発光素子は、実施形態1と同様に、紫色よりも長波長の可視光を放射する可視光発光ダイオードであって、図10に示すように、n形SiC基板からなるベース基板1の一表面側(図10における上面側)に窒化ガリウム系化合物半導体層からなるn形半導体層2が形成され、n形半導体層2上に3族窒化物半導体層からなる発光層3が形成され、発光層3上に窒化ガリウム系化合物半導体層からなるp形半導体層4が形成されている。要するに、本実施形態の半導体発光素子も、実施形態1と同様に、ベース基板1の上記一表面側にn形半導体層2と発光層3とp形半導体層4との積層構造を有している。なお、n形半導体層2、発光層3、およびp形半導体層4は、ベース基板1の上記一表面側にMOVPE法のようなエピタキシャル成長技術を利用して成膜するので、n形半導体層2の貫通転位を低減するとともにn形半導体層2の残留歪みを低減するために、ベース基板1とn形半導体層2との間にバッファ層を設けることが望ましいのは勿論である。
ところで、実施形態1では、ベース基板1として絶縁性を有するサファイア基板を用いていたのに対して、本実施形態では導電性を有するn形SiC基板を用いており、p形半導体層4における発光層3側とは反対側にアノード電極5が形成されるとともに、n形半導体層2における発光層3側とは反対側にカソード電極6が形成されている。ただし、カソード電極6は、ベース基板1の他表面(図10における下面)に形成されている。
また、本実施形態では、カソード電極6とアノード電極5との2つの電極のうちアノード電極5側を光取り出し面側としており、発光層3に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置するカソード電極6における発光層3側に、実施形態1の多層膜ミラー53と同じ構成の多層膜ミラー63が設けられている。ここにおいて、カソード電極6は、ベース基板1の上記他表面に形成された多層膜ミラー63と、多層膜ミラー63におけるベース基板1側とは反対側に形成された外部接続用電極層62とで構成されている。なお、本実施形態では、カソード電極6の外部接続用金属層62がダイボンド用の電極層を構成しており、外部接続用金属層62の材料をAu、膜厚を500nmに設定してあるが、膜厚は特に限定するものではない。
一方、アノード電極5は、MgをドーピングしたZnOからなる透明導電膜54とNi層55とTi層56とAuからなる外部接続用金属層52とで構成されており、Ni層55とTi層56と外部接続用金属層52との積層膜を透明導電膜54の平面サイズに比べて小さくする(ただし、外部接続用金属層52へのワイヤボンディングが可能なサイズを確保する必要がある)にパターニングすることで、透明導電膜54の露出表面が所望の光取り出し面となっている。なお、図10中の矢印Cは発光層3から放射され多層膜ミラー63で反射された光の伝搬経路の一例を示している。また、アノード電極5は、透明導電膜54の膜厚を1〜10nm、Ni層55の膜厚を50nm、Ti層56の膜厚を50nm、外部接続用金属層52の膜厚を500nmに設定してあるが、これらの膜厚は特に限定するものではない。
しかして、本実施形態の半導体発光素子においても、発光層3から所望の光取り出し面側とは反対側へ放射された光を、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層3から放射された光をブラッグ反射する多層膜ミラー63によって、従来の金属材料からなる反射用金属層に比べて高い反射率で反射する(言い換えれば、極めて小さい光吸収損失で反射する)ことができるので、所望の光取り出し面からの光取り出し効率の向上を図れ、しかも、多層膜ミラー63を設けたことによる順方向電圧の増加を抑制することができるので、光出力の高出力化と光取り出し効率の高効率化とを同時に実現できる。
なお、上記各実施形態1,2のいずれかで説明した半導体発光素子の発光色が青色光となるように発光層3の材料を選択し、半導体発光素子と当該半導体発光素子から放射される光によって励起されて発光する蛍光体(例えば、黄色蛍光体)を含有した色変換部とを備えた発光装置を製造し、複数個の発光装置を照明器具における光源とすれば、図11にて説明した従来の半導体発光素子と色変換部とを備えた発光装置を用いる場合に比べて、照明器具の光出力の高出力化を図れる。
実施形態1の半導体発光素子を示し、(a)は概略断面図、(b)は要部概略断面図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの設計例の説明図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの光学特性図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの設計例の説明図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの光学特性図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの設計例の説明図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの光学特性図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの設計例の説明図である。 同上の半導体発光素子の多層膜ミラーの光学特性図である。 実施形態2を示す半導体発光素子の概略断面図である。 従来例を示す半導体発光素子の概略断面図である。
符号の説明
1 ベース基板
2 n形半導体層
3 発光層
4 p形半導体層
5 アノード電極
6 カソード電極
51 オーミックコンタクト層
52 外部接続用金属層
53 多層膜ミラー
53a 誘電体膜
53b 誘電体膜

Claims (6)

  1. n形半導体層と発光層とp形半導体層との積層構造を有し、p形半導体層における発光層側とは反対側にアノード電極が形成されるとともに、n形半導体層における発光層の積層側にカソード電極が形成され、発光層に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置するアノード電極における発光層側に、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光を反射する多層膜ミラーが設けられてなることを特徴とする半導体発光素子。
  2. n形半導体層と発光層とp形半導体層との積層構造を有し、p形半導体層における発光層側とは反対側にアノード電極が形成されるとともに、n形半導体層における発光層側とは反対側にカソード電極が形成され、カソード電極とアノード電極との2つの電極のうち発光層に対して所望の光取り出し面側とは反対側に位置する電極における発光層側に、導電性を有し屈折率の異なる複数種類の誘電体膜が周期的に積層され発光層から放射された光を反射する多層膜ミラーが設けられてなることを特徴とする半導体発光素子。
  3. 前記多層膜ミラーは、屈折率が異なる2種類の誘電体膜が交互に積層されたものであり、前記各誘電体膜は、それぞれ酸化膜もしくは窒化膜からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体発光素子。
  4. 前記多層膜ミラーは、互いに接する前記誘電体膜のうち低屈折率の誘電体膜に対する高屈折率の誘電体膜の屈折率比が少なくとも1.1であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体発光素子。
  5. 前記各誘電体膜は、禁制帯幅が3eV以上であることを特徴とする請求項4記載の半導体発光素子。
  6. 前記各誘電体膜は、Ti−O系薄膜、In−Sn−O系薄膜、Ga−Sn−O系薄膜、Zn−O系薄膜、Ga−O系薄膜、Mg−O系薄膜、アモルファスGaN薄膜の群から選択されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半導体発光素子。
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