JP2013501374A - 誘電体コーティングを用いる高出力led装置アーキテクチャおよび製造方法 - Google Patents

誘電体コーティングを用いる高出力led装置アーキテクチャおよび製造方法 Download PDF

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Abstract

改善されたLED装置が開示され、かつこの装置には、エネルギ源と通じている少なくとも1つの活性層であって、第1の波長領域内の第1の電磁信号、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁信号を放射するように構成された少なくとも1つの活性層と、活性層を支持するように構成された基板と、基板の表面に施された少なくとも1つのコーティング層であって、0〜90度の入射角度に対して、第1の波長領域における第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ第2の波長領域における第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成されたコーティング層と、コーティング層に施され少なくとも1つの金属層であって、それを通して、第2の波長領域における第2の電磁信号を透過させるように構成された金属層と、活性層をカプセル化するために配置されたカプセル化デバイスと、が含まれる。

Description

発光ダイオード(以下ではLED)は、UV、可視および赤外線波長における比較的強力な発光出力を有する電子光源である。現在、これらの装置には、白熱光源などの従来の照明方法に勝る多くの利点が存在する。LED装置の例示的な利点には、エネルギ消費の低下、寿命の延長、ロバスト性の改善、小型化、およびより迅速なスイッチングが含まれる。赤色、緑色および青色LEDが、長年にわたって普及し、現在では、展示照明、生物医学蛍光装置、および広範囲な商業用途を含む多数の用途で用いられている。最近、新しい高出力白色LEDの使用が、著しく伸びた。これらの白色光LED用の一般的な用途には、建築用途、自動車用途、および他の照明用途が含まれる。他の照明光源と競合できるように、白色光LEDは、最適な効率を達成しなければならない。理想的には、高出力LED(以下ではHPLED)製造業者は、約150L/W以上の効率を有する白色光LEDを提供することを望んでいる。
白色LEDは、一般に、青色LEDの構造を変更することによって作製される。青色LEDは、窒化インジウムガリウム(InGaN)などの広バンドギャップ半導体エピタキシャル材料から製造される。蛍光発光を用いることによって、LEDの青色スペクトル出力は、カプセル材料への青色光子の吸収により白色光に変換され、続いて、カプセル材料が、白色を蛍光発光する。図1〜3は、典型的な白色光LEDの断面図を示す。図示のように、LED装置1には、基板5上に配置された少なくとも1つの発光活性層3が含まれる。例示的な基板には、典型的に、シリカ基板およびサファイア基板と同様に他の材料が含まれる。反射金属層7が、基板5の表面に施される。さらに、ドープされたカプセル化デバイス9が、この構造に施され、それによって、発光活性層3を構造内に密閉する。典型的なドーピング材料には、特定の波長で照らされた場合に白色光を発生するために蛍光発光するように構成された蛍光体および他の材料が含まれる。例えば、蛍光体は、約450nmの波長を有する光11で照らされた場合に蛍光発光するように構成してもよい。
図2に示すように、LED装置1の青色スペクトル出力は、多方向である。結果として蛍光発光をもたらすことができる波長を有するある電磁放射線11aが、ドープされたカプセル化デバイス9へ直接放射され、それによって、ドーピング材料に、一般に白色光を蛍光発光させる。さらに、発光活性層3の多方向出力ゆえに、後方放射光11bは、基板5に施された金属層7によって反射されて、カプセル化デバイス9に向かう。この反射出力13bもまた、カプセル化デバイス9のドーピング材料を蛍光発光させることに帰着する。金属層7は、LED装置1の出力を増加させることに多少役立つが、多くの欠点が確認された。例えば、金属層7は、カプセル化デバイス9におけるドーピング材料を蛍光発光させることができる入射光の約85%〜90%を反射し得る。そのようなものとして、これらのLED装置1の効率(例えばL/W)は、最適ではない。理想的には、金属層7は、ドーピング材料の蛍光発光を達成する波長において100%に迫る反射率を有することになろうが、これは、今まで達成不可能だった。上記のように、現在利用可能な装置には、入射光の約85%〜約90%を反射できるアルミニウム層7が含まれる。さらに、図2に示すように、後方放射光11cのいくらかは、様々な角度で反射アルミニウム層7に入射する可能性がある。理想的には、反射層7は、全ての可能な入射角度において、後方放射光11cのほぼ100%を反射し、それによって、反射された、角度のある後方放射光13cをカプセル化デバイス9に向け、かつ装置効率を向上させることができることになろう。残念にも、現在の技術の金属反射層7は、かかる極端な角度において追加的な反射損失をこうむり、さらに弱いLED光出力に帰着する。
後方放射光を反射することに加えて、金属反射材料7はまた、装置の熱特性を向上させるためにヒートシンクとして動作してもよい。例えば、反射材料7は、アルミニウムを含んでもよく、かつ基板5から取り付け構造(図示せず)への効率的な熱伝達を可能にするように構成してもよい。例えば、図3に示すように、望ましくない赤外線15は、電荷が発光活性層3に印加された場合に、発光活性層3によって発生される可能性がある。一実施形態において、基板5は、それを通して熱を放散するように構成される。かかるものとして、基板5は、ヒートシンクを形成してもよい。さらに、基板5に施された反射層7もまた、それを通して熱を伝達するように構成してもよい。しかしながら、少なくともいくらかの赤外線15は、反射材料7によって、または基板−反射材料界面において反射される可能性がある。例えば、いくつかの用途において、赤外線15の約20%は、反射層7または基板−反射層界面によって発光活性層3へ反射される可能性がある。この反射赤外線17は、結果としてLED装置1の性能劣化をもたらす可能性がある。深刻な場合には、反射赤外線17は、過度の加熱ゆえに、LED装置1の壊滅的な障害をもたらす可能性がある。
したがって、上記のことに鑑み、現在利用可能であるよりも高い効率を提供する高出力LED装置の現在進行中の必要性がある。
本出願は、改善されたLED装置アーキテクチャの様々な実施形態およびその様々な製造方法を開示した。先行技術装置と異なり、本明細書で開示する装置アーキテクチャには、装置の効率および輝度を改善するように構成され、基板に施された少なくとも1つのコーティング層が含まれる。
より具体的には、一実施形態において、改善されたLED装置が開示され、この装置には、エネルギ源と通じている少なくとも1つの活性層であって、第1の波長領域内の第1の電磁信号、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁信号を放射するように構成された少なくとも1つの活性層と、活性層を支持するように構成された基板と、基板の表面に施された少なくとも1つのコーティング層であって、第1の波長領域における第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ第2の波長領域における第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成されたコーティング層と、活性層をカプセル化するために配置されたカプセル化デバイスと、が含まれる。
別の実施形態において、改善されたLED装置が開示され、この装置には、エネルギ源と通じている少なくとも1つの活性層であって、第1の波長領域内の第1の電磁信号、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁信号を放射するように構成された少なくとも1つの活性層と、活性層を支持するように構成された基板と、基板の表面に施された少なくとも1つのコーティング層であって、約0度〜約90度の全ての角度において、第1の波長領域における第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、任意選択で、コーティング層に印加された第2の波長領域における第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成され、かつコーティング層を通して第2の波長領域における第2の電磁信号を透過させるように構成されたコーティング層と、活性層をカプセル化するために配置されたカプセル化デバイスと、が含まれる。
別の実施形態において、本出願は、LED装置の製造方法を開示し、かつ電荷にさらされた場合に、第1の波長領域内の電磁放射線、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁放射線を放射できるエピタキシャル層を基板上に成長させることと、第1の波長領域における第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ第2の波長領域における第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成された少なくとも1つのコーティング層を基板の表面に施すことと、少なくとも活性層をカプセル化デバイス内にカプセル化することと、を含む。
別の実施形態において、本出願は、LED装置の製造方法を開示し、かつ電荷にさらされた場合に、第1の波長領域内の電磁放射線、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁放射線を放射できるエピタキシャル層を基板上に成長させることと、第1の波長領域における第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ第2の波長領域における第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成された少なくとも1つのコーティング層を基板の表面に施すことと、少なくとも1つの金属層をコーティング層に施すことと、少なくとも1つの活性層をカプセル化デバイス内にカプセル化することと、を含む。
本明細書で開示するような改善されたLED装置アーキテクチャの実施形態における他の特徴および利点は、以下の詳細な説明の考察から明らかになろう。
様々な改善された性能のLED装置アーキテクチャを、添付の図面を介して、より詳細に説明する。
先行技術LED装置における実施形態の断面図を示す。 第1の波長領域内の電磁放射線の一部が金属層によって反射され得る、使用中の先行技術LED装置における実施形態の断面図を示す。 第2の波長内の電磁放射線の一部の、使用中の先行技術LED装置における実施形態の断面図である。 基板の表面にコーティング層を施した新規なLED装置アーキテクチャの実施形態であって、コーティング層が、第1の波長領域内の第1の電磁放射線の反射率を改善するように構成された実施形態の断面図を示す。 活性層−基板界面にコーティング層を配置した新規なLED装置アーキテクチャにおける代替実施形態の断面図を示す。 活性層−基板界面に第1のコーティング層を配置し、かつ基板−金属/ヒートシンク層界面に第2のコーティング層を配置した新規なLED装置アーキテクチャにおける代替実施形態の断面図を示す。 第1の電磁信号の反射率の改善をもたらす、使用中の新規なLED装置アーキテクチャにおける実施形態の断面図を示す。 使用中の新規なLED装置アーキテクチャにおける第1の電磁信号の改善された反射率を、先行技術LED装置アーキテクチャと比較してグラフで示す。 第2の電磁信号の透過の改善をもたらす、使用中の新規なLED装置アーキテクチャにおける実施形態の断面図を示す。 使用中の新規なLED装置アーキテクチャにおける第2の電磁信号の改善された透過を、先行技術LED装置アーキテクチャと比較してグラフで示す。 新規なLED装置アーキテクチャの第1の電磁信号における広範囲な角度の反射率を、先行技術装置と比較してグラフで示す。 第1の電磁信号が約440nmの波長構造を有する場合の新規なLED装置における広範囲な角度の反射率を、先行技術装置と比較してグラフで示す。 第1の電磁信号が約450nmの波長構造を有する場合の新規なLED装置における広範囲な角度の反射率を、先行技術装置と比較してグラフで示す。 第1の電磁信号が約460nmの波長構造を有する場合の新規なLED装置における広範囲な角度の反射率を、先行技術装置と比較してグラフで示す。
図4は、高出力LED装置の実施形態の断面図を示す。図示のように、改善されたLED装置20には、少なくとも1つの基板24上にまたはそれに隣接して配置された少なくとも1つの活性層22が含まれる。一実施形態において、活性層22には、発光活性層が含まれる。任意選択で、単一の発光活性層22を基板24上に配置してもよい。任意選択で、任意の数の活性層22を基板24上に配置してもよい。かかるものとして、活性層22には、多重量子井戸デバイスまたは構造を含んでもよい。活性層22が、少なくとも1つのエネルギ源と通じていてもよく、したがって少なくとも1つの電気信号を活性層22に供給するように構成された少なくとも1つの電気接続装置(図示せず)を含んでもよいことに留意されたい。さらに、一実施形態において、基板24には、炭化ケイ素基板が含まれる。任意選択で、任意の様々な材料を用いて基板24を形成してもよい。例示的な基板材料には、限定するわけではないが、シリカ、サファイア、様々な複合材料などが含まれる。さらに、基板24は、それをほぼ全ての電磁放射線が透過するように構成してもよい。
図4を再び参照すると、先行技術装置のように、本LED装置20には、それに施された少なくとも1つの金属層または結合材料28(以下では金属層および結合材料は区別しないで用いられる場合がある)を含んでもよい。一実施形態において、金属層には、アルミニウムが含まれる。代替実施形態において、金属層28には、LEDを材料基板に結合できるように構成された熱ペーストまたは同様の結合材料が含まれる。例示的な材料基板には、限定するわけではないが、プリント回路板などが含まれる。先行技術装置のように、金属層または結合材料28は、活性層22に隣接して配置された、少なくとも1つのドープされたカプセル化デバイス30へ後方放射電磁放射線を反射し、一方でLED装置20からの効果的な熱除去を支援するように構成される。しかしながら、先行技術装置と異なり、本出願で開示する改善されたLED装置20には、基板24の表面に施された少なくとも1つのコーティング層26が含まれる。一実施形態において、金属層または結合材料28は、基板24に配置されたコーティング層26に施してもよい。本出願で開示する改善されたLED装置20上へのコーティング層26の包含は、全ての可能な入射角度0度〜90度において、基板24内のほぼ全ての光の最適な光反射率を達成し、それによって、LED装置20の出力を向上させるように構成される。
任意選択で、コーティング層26は、基板24、金属層もしくは結合材料28、または両方の任意の表面に施してもよく、それらの間に配置する必要はない。例えば、図5は、コーティング層26を活性層22に隣接して配置したLED構成を示す。対照的に、図6は、第1のコーティング層26を活性層22に隣接して配置し、かつ第2のコーティング層26を基板24および金属層28に隣接して配置したLED構成を示す。図5および6を参照すると、コーティング層26を活性層22に隣接して配置することによって、内部基板の光散乱および光パイピングによる光損失(LEDチップエッジを介した損失)を除去することによりLED照明を向上させることが可能になる。その結果、本実施形態は、活性層22によって発生された所望のUVまたは可視光を、活性層22を通して効率的に反射し、一方でより長い波長の有害な赤外線を、基板24に透過させて、任意選択の金属層28および/またはそれに結合されたヒートシンクを介して最終的には除去されるようにすることによって、先行技術装置に勝る性能の改善をもたらす。一実施形態において、コーティング層26を施すためのこの方法によって、ほぼ水分を吸収しない、安定し、硬質で、高密度で、無孔の非晶質コーティングが生成されるが、このコーティングは、別の方法では、装置品質、寿命および性能に関して妥協することになる可能性がある。
再び図4を参照すると、コーティング層26は、任意の様々なまたは任意の数の材料で構成してもよい。例えば、一実施形態において、コーティング層26には、高い屈折率(以下では「高屈折率」)を有する材料、および低い屈折率(以下では「低屈折率」)を有する材料の交互層が含まれる。任意選択で、コーティング層26には、1つまたは複数の誘電体材料を含んでもよい。例示的な高屈折率材料には、限定するわけではないが、Ta25、HfO2、TiO2、Nb25などが含まれる。例示的な低屈折率材料には、限定するわけではないが、SiO2、Al23などが含まれる。例えば、一実施形態において、コーティング層26は、約0度〜約90度の全ての角度において、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも90%を反射するように構成してもよい。別の実施形態において、コーティング層26は、約0度〜約90度の全ての角度において、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約95%を反射するように構成してもよい。さらに別の実施形態において、コーティング層26は、約0度〜約90度の全ての角度において、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約98%を反射するように構成してもよい。別の実施形態において、コーティング層26は、約0度〜約90度の全ての角度において、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約99%を反射するように構成してもよい。かかるものとして、コーティング層26は、約0度〜約90度の全ての入射角度において、任意の所望の波長帯域の反射を最適化するように構成してもよい。当業者は、コーティング層26が、任意の様々な所望の波長領域内で、約0度〜約90度の全ての角度において、電磁放射線の少なくとも約95%を選択的に反射するように構成可能であることを理解されよう。
反射アルミニウム層28の反射率を向上させることに加えて、いくつかの実施形態において、LED装置20からの熱抽出を最大限にし、それによって、熱関連障害の可能性を低減することが望ましいであろう。かかる改善された熱管理はまた、LED装置20に印加できる電力量の増加を可能にし、輝度のさらなる増加につながる。使用中に活性層22によって発生された熱は、基板24を通って最終的には金属層28により吸収および放散されるように導いてもよい。上記のように、コーティング層26には、低屈折率材料および高屈折率材料の交互薄膜を含んでもよい。かかる薄膜は、それぞれ、約5nm〜約1000nmに及ぶ物理的厚さであってもよい。一実施形態において、低屈折率材料および高屈折率材料の連続は、反射率を最適化するように構成される。さらに別の実施形態において、光学コーティング層26は、同様に、高熱伝導性の薄膜材料を用いることによって、反射率、およびコーティング層26を通した熱伝達を最適化するように構成される。さらに別の実施形態において、光学コーティング層26は、同様に、標準的アルミニウムではなく高熱伝導性の銅または銅合金ヒートシンクの使用と共に高熱伝導性の薄膜材料を用いることによって、反射率、およびコーティング層26を通した熱伝達を最適化するように構成される。
任意選択で、コーティング層26は、第1の波長領域のほぼ全ての光を反射し、一方でコーティング層26を通して第2の波長領域のほぼ全ての光を透過させるように構成してもよい。例えば、一実施形態において、コーティング層26は、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも90%を反射し、一方で約750nmより大きな波長を有する電磁放射線の少なくとも90%を透過させるように構成してもよい。別の実施形態において、コーティング層26は、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約95%を反射し、一方で約500nmより大きな波長を有する電磁放射線の少なくとも95%を透過させるように構成してもよい。さらに別の実施形態において、コーティング層26は、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約98%を反射し、一方で約750nmより大きな波長を有する電磁放射線の少なくとも98%を透過させるように構成してもよい。別の実施形態において、コーティング層26は、約430nm〜約500nmの波長を有する電磁放射線の少なくとも約99%を反射し、一方で約750nmより大きな波長を有する電磁放射線の少なくとも99%を透過させるように構成してもよい。かかるものとして、コーティング層26は、カプセル化デバイス30におけるドーピング材料の蛍光発光を改善するために、所望の第1の波長の反射を最適化し、一方で基板−金属層界面において第2の波長の電磁放射線(例えば赤外線)の後方反射を低減し、それによって、金属層28を通る熱伝達を改善するように構成してもよい。あるいは、コーティング層26によってもたらされたルーメン出力の増加によって、LEDは、より低い印加電力で動作させることが可能になり、これは、続いて熱を低減し、それによって装置寿命を延長させ、一方で恐らくより低い製造コスト(例えば、金属層の可能な除去、および熱ペーストを用いたLEDチップの直接接合)につながることに留意されたい。
図11は、装置の改善された性能特性をグラフで示す。全ての所望のLED発光波長(440nm〜460nm領域内など)に関し、図4に示す光学コーティング26の反射性能40は、全ての入射角度0〜90度に対して99%超を達成する。図11に示すように、先行技術装置の反射性能42は、典型的には90%未満で、それは、角度と共により悪くなる。
図4に示すように、少なくとも1つのカプセル化デバイス30を、改善されたLED装置20に配置してもよい。カプセル化デバイス30は、それ自体に任意の様々なドーパントまたはドーピング材料を含んでもよい。例えば、一実施形態において、カプセル化デバイス30には、約400nm〜約525nmの波長領域を有する電磁放射線で照射された場合に、白色光を蛍光発光するように構成された蛍光体が含まれる。別の実施形態において、カプセル化デバイスには、活性層22によって放射された任意の波長の電磁放射線で照らされた場合に、蛍光発光して任意の様々な波長の光を放射するように構成された1つまたは複数のドーピング材料が含まれる。任意選択で、複数のドーピング材料を同時に用いてもよい。カプセル化デバイス30は、任意の様々な方法で形成してもよい。例えば、一実施形態において、カプセル化デバイス30には、流体として活性層22に施されるエポキシ材料が含まれる。別の実施形態において、カプセル化デバイス30には、活性層22に接合されるかまたは別の方法で固定される物理構造を含んでもよい。例えば、一実施形態において、カプセル化デバイス30は、光学レンズを形成してもよい。例示的な光学レンズには、限定するわけではないが、凹レンズ、凸レンズ、フレネルレンズなどが含まれる。一実施形態において、カプセル化デバイス30は、改善されたLED装置20に密閉関係で結合するように構成される。例えば、カプセル化デバイス30は、気密密閉関係で、改善されたLED装置20に結合してもよい。
図7および図9は、使用中の改善されたLED装置20における実施形態の断面図を示し、一方で図8および図10は、図示の装置の改善された性能特性をグラフで示す。図7および図9に示すように、活性層22は、複数の波長または複数の波長領域で電磁放射線を放射し得る。例えば、図示の実施形態において、活性層22は、約430nm〜約470nm(可視青色光)の第1の波長領域における第1の電磁信号34、および約750nmより大きな第2の波長領域における第2の電磁信号38を放射する。一実施形態において、第1の電磁信号34の波長は、カプセル化デバイス30におけるドーピング材料を蛍光発光させるように構成される。図示の実施形態において、第1および第2の電磁信号34、38は、同時に放射されるが、当業者は、電磁信号を連続して放射してもよいことを理解されよう。
図7を参照すると、活性層22は、第1の電磁信号34の少なくとも一部を全方向に放射するように構成してもよい。かかるものとして、第1の電磁信号34の一部は、改善されたLED装置20に結合されたカプセル化デバイス30に向けられ、それによって、カプセル化デバイスにおけるドーピング材料の蛍光発光をもたらす。さらに、図7に示すように、第1の電磁信号34の少なくとも一部は、基板24を通ってコーティング層26へ放射される。上記のように、コーティング層26は、選択された波長領域内のほぼ全ての光を反射し、一方で選択された波長領域外のほぼ全ての光を、コーティング層26を通して透過させるように構成される。図示の実施形態において、コーティング層26は、約425nm〜約475nmの波長領域内の入射電磁放射線の少なくとも98%を反射するように構成される。かかるものとして、コーティング層26に入射する第1の信号34のほぼ全ては、コーティング層26によって反射され、反射された第1の電磁信号36を生成する。反射信号36は、基板24および活性層24を横断し、カプセル化デバイス30に入射し、そこに含まれるドーピング材料の蛍光発光をもたらす。先行技術装置、すなわち、そこに入射する電磁信号の約85%を反射できるアルミニウム、銀、銅または他の金属層を含んだ先行技術装置と異なり、本明細書で説明する改善されたLED装置のコーティング層26は、全ての可能な角度において、第1の電磁信号34のほぼ全て(すなわち、約98%超)を反射するように構成され、それによって、装置の輝度を非常に改善する。図8は、現在の技術装置の典型的な85%〜90%の反射率42と比較して、第1の電磁信号34において、コーティング層26を含むことによって可能になる改善された反射率40(典型的には、青色/白色LEDに対し、臨界波長領域440nm〜460nmで99.9%超)をグラフで示す。
図9に示すように、第2の電磁信号38もまた、全方向に放射してもよい。第2の電磁信号38の少なくとも一部は、基板24を横断し、コーティング層26に入射する。上記のように、コーティング層26は、約750nmより大きな波長領域を有する第2の電磁信号38のほぼ全て(すなわち98%超)を透過させるように構成してもよい。かかるものとして、コーティング層26は、そこに入射する、活性層22によって発生されたほぼ全ての赤外線を金属層28へ透過させるように構成してもよい(金属層28は、続いて赤外線熱を吸収し放散する)。かかるものとして、改善されたLED装置は、そこから赤外線(すなわち熱)をより効率的に除去するように構成され、それによって、現在利用可能であるよりも熱効率のよいLED装置を提供する。あるいは、コーティング層26によってもたらされるルーメン出力の向上によって、より低い印加電力でLEDを動作させることが可能になり、それが、続いて熱を低減し、それによって装置寿命を延長させることが注目される。図10は、例えばSiC基板を有する現在のLED装置の典型的な望ましくない高赤外線の後方反射性能46と共に、改善されたLED装置20の最適化された赤外線反射防止性能44(典型的には、750nm〜1200nmにおいて0.5%未満の平均反射率)をグラフで示す。
実施例
上記のアーキテクチャを用いる例示的な装置が、試験用に製造された。多層誘電体光学コーティング26を2インチ直径のサファイア基板24の裏面全体に直接均一に施した装置が、図4に示すように製造されたが、このサファイア基板24において、その上面に個別のLED多層半導体素子22がエピタキシャルに成長された(個別ダイサイズは約1.0mm平方未満だった)。光学コーティング26は、カプセル化デバイス30が施される前に施された。ハイブリッドスパッタリング光学コーティングプロセスを用いて、結果として得られる所望のスペクトル性能(選択された可視波長帯域440nm〜460nm内の最大光学反射および750nm〜1200nm領域における最大熱伝達)を最適化するために選択された物理的厚さを有する、交互になった高および低屈折率薄膜を堆積した。より具体的には、耐熱金属酸化物の酸化チタン合金が、高屈折率材料用に用いられ、二酸化ケイ素が、低屈折率材料として用いられた。代表的な多層光学コーティングは、以下のとおりである(この場合には、サファイア基板が用いられた)。
エピタキシャル半導体LED層/サファイア基板/30.32H 68.97L 28.28H (21.26H 76.29L 21.26H)5 17.53H 200.84L
ここで記号LおよびHは、L(低屈折率)およびH(高屈折率)薄膜の物理的厚さを(nmで)示す。代表的な反射性能スペクトルを図8および図10に示す。
図4に示すように、熱放散金属層28(例えばアルミニウム)が、続いて、当該技術分野において周知の堆積技術を用いて、光学的不透明を達成する厚さ(典型的には50nm〜500nmの厚さ)に堆積された。例えば、金属層28は、熱蒸着技術、スパッタリング法、または当該技術分野において一般に周知の他の技術を用いて施してもよい。任意選択で、金属層は省略してもよく、高熱伝導性ペーストを直接使用することによる放熱が利用可能である。次に、最終的なコーティングされたウエハは、個別の素子にダイスカットされ、所要のワイヤボンドで適切なアセンブリに実装され、かつ選択されたエポキシでカプセル化される。
図11は、装置の改善された性能特性をグラフで示す。全ての所望のLED発光波長(440nm〜460nm領域内など)に対して、本発明の光学コーティング26(図4)の反射性能40は、全ての入射角度0〜90度に対して99%超を達成する。図8に示すように、先行技術装置の反射性能42は、典型的には90%未満(図3の層7)であり、それは、角度と共に悪くなる。
図7に示すように、反射された電磁信号36は、基板24および発光層22を横断し、カプセル化デバイス30に入射し、結果として、そこに含まれるドーピング材料の蛍光発光をもたらす。先行技術装置、すなわち、そこに入射する電磁信号の約89%未満を反射できるアルミニウム層を含んだ先行技術装置と異なり、本明細書で説明する改善されたLED装置20のコーティング層26は、0〜90度の全ての角度において、電磁信号34のほぼ全て(すなわち、約99%超)を反射するように構成され、それによって、装置の輝度を非常に改善する。
実施例2
本明細書で説明するアーキテクチャを用いる例示的な装置が、試験用に製造された。この実施形態において、図4に示すように、多層誘電体光学コーティング26が、2インチ直径のサファイア基板24の裏面全体に直接均一に施されたが、このサファイア基板24において、その上面に個別のLED多層半導体素子22がエピタキシャルに成長された(個別ダイサイズは約1.0mm平方未満だった)。この場合に、LEDは、波長領域440nm〜460nm内の青色光を放射する。光学コーティング26は、カプセル化デバイス30が施される前に施された。結果として得られる所望のスペクトル性能(選択された可視波長帯域440nm〜460nm内の最大光学反射)を最適化するために選択された物理的厚さを有する、交互になった高および低屈折率薄膜が堆積された。この特定の場合に、酸化チタン合金が、高屈折率材料用に用いられ、二酸化ケイ素が、低屈折率材料として用いられた。代表的な多層光学コーティングは以下のとおりである。
エピタキシャル半導体LED層/サファイア基板/34.86H 75.92L 32.52H (24.45H 83.98L 24.45H)9 (26.89H 92.38L 26.89H)9 20.16H 221.08L
ここで記号LおよびHは、L(低屈折率)およびH(高屈折率)薄膜の物理的厚さを(nmで)を示す。角度に応じた代表的な反射性能スペクトルは、図12(440nm)、図13(450nm)および図14(460nm)に示す。
図4に示すように、アルミニウムの熱放散層28が、続いて、光学的不透明を達成する厚さ(典型的には50nm〜500nmの厚さ)に堆積された。再び、金属膜は、任意選択で省略してもよい(ダイは、高熱伝導性ペーストを用いることによって最終アセンブリに接合される)。次に、最終的なコーティングされたウエハは、個別の素子にダイスカットされ、所要のワイヤボンドで適切なアセンブリに実装され、かつ選択されたエポキシでカプセル化される。
特定の形態の実施形態を図示し説明したが、本発明の実施形態の趣旨および範囲から逸脱せずに、様々な修正をなしえることは明らかであろう。

Claims (42)

  1. 改善されたLED装置であって、
    エネルギ源と通じた、かつ第1の波長領域内の第1の電磁信号、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁信号を放射するように構成された少なくとも1つの活性層と、
    前記活性層を支持するように構成された基板と、
    前記基板の表面に施された少なくとも1つのコーティング層であって、前記第1の波長領域における前記第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ前記第2の波長領域における前記第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成されたコーティング層と、
    前記活性層をカプセル化するために配置されたカプセル化デバイスと、
    を含む装置。
  2. 前記活性層が、多重量子井戸デバイスを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記基板がサファイアを含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記基板がシリカを含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記基板が炭化ケイ素を含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記コーティング層が、高屈折率を有する材料および低屈折率を有する材料の交互層を含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記高屈折率材料が、Ta25、HfO2、TiO2およびNb25からなる群から選択される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記低屈折率材料がSiO2を含む、請求項6に記載の装置。
  9. 前記低屈折率材料がAl23を含む、請求項6に記載の装置。
  10. 前記コーティング層が、TiO2およびSiO2の交互層を含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記第1の波長領域が、約430nm〜約500nmである、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第2の波長が約500nmより大きい、請求項1に記載の装置。
  13. 前記活性層と前記基板との間に配置された第1のコーティング層と、
    前記基板の反対面に施された少なくとも第2のコーティング層と、
    前記第2のコーティング層に施された金属層と、
    をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  14. 前記コーティング層に施された金属層をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  15. 前記金属層がアルミニウムを含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記金属層が銅を含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記コーティング層と、前記LED装置を材料構造に結合するように構成された支持構造との間に配置された結合材料をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  18. 前記カプセル化デバイスが、その中に少なくとも1つのドーパントを含む、請求項1に記載の装置。
  19. 前記ドーパントが、前記第1の波長領域内の前記第1の電磁信号で照らされた場合に蛍光発光するように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記ドーパントが蛍光体を含む、請求項18に記載の装置。
  21. 改善されたLED装置であって、
    エネルギ源と通じた、かつ第1の波長領域内の第1の電磁信号、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁信号を放射するように構成された少なくとも1つの活性層と、
    前記活性層を支持するように構成された基板と、
    前記基板の表面に施された少なくとも1つのコーティング層であって、約0度〜約90度の全ての角度において、前記第1の波長領域における前記第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ前記第2の波長領域における前記第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成されたコーティング層と、
    前記コーティング層に施された、かつそれを通して、前記第2の波長における前記第2の電磁信号を透過させるように構成された少なくとも1つの金属層と、
    前記活性層をカプセル化するために配置されたカプセル化デバイスと、
    を含む装置。
  22. 前記活性層が多重量子井戸デバイスを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記基板がサファイアを含む、請求項21に記載の装置。
  24. 前記基板がシリカを含む、請求項21に記載の装置。
  25. 前記コーティング層が、高屈折率を有する材料および低屈折率を有する材料の交互層を含む、請求項21に記載の装置。
  26. 前記高屈折率材料が、Ta25、HfO2、TiO2およびNb25からなる群から選択される、請求項25に記載の装置。
  27. 前記低屈折率材料がSiO2を含む、請求項25に記載の装置。
  28. 前記低屈折率材料がAl23を含む、請求項25に記載の装置。
  29. 前記コーティング層が、TiO2およびSiO2の交互層を含む、請求項21に記載の装置。
  30. 前記第1の波長領域が、約430nm〜約500nmである、請求項21に記載の装置。
  31. 前記第2の波長が約500nmより大きい、請求項21に記載の装置。
  32. 前記活性層と前記基板との間に配置された第1のコーティング層、および基板と前記金属層との間に配置された少なくとも第2のコーティング層をさらに含む、請求項21に記載の装置。
  33. 前記金属層がアルミニウムを含む、請求項21に記載の装置。
  34. 前記金属層が銅を含む、請求項21に記載の装置。
  35. 前記カプセル化デバイスが、その中に少なくとも1つのドーパントを含む、請求項21に記載の装置。
  36. 前記ドーパントが、前記第1の波長領域内の前記第1の電磁信号で照らされた場合に蛍光発光するように構成される、請求項35に記載の装置。
  37. 前記ドーパントが蛍光体を含む、請求項35に記載の装置。
  38. LED装置の製造方法であって、
    電荷にさらされた場合に、第1の波長領域内の電磁放射線、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁放射線を放射できるエピタキシャル層を基板上に成長させることと、
    前記第1の波長領域における前記第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ前記第2の波長領域における前記第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成された少なくとも1つのコーティング層を前記基板の表面に施すことと、
    少なくとも前記活性層をカプセル化デバイス内にカプセル化することと、
    を含む方法。
  39. 高屈折率材料および低屈折率材料の交互層を前記基板に施すことによって、前記コーティング層を形成することをさらに含む、請求項38に記載の方法。
  40. LED装置の製造方法であって、
    電荷にさらされた場合に、第1の波長領域内の電磁放射線、および少なくとも第2の波長領域内の少なくとも第2の電磁放射線を放射できるエピタキシャル層を基板上に成長させることと、
    前記第1の波長領域における前記第1の電磁信号の少なくとも95%を反射し、かつ前記第2の波長領域における前記第2の電磁信号の少なくとも95%を透過させるように構成された少なくとも1つのコーティング層を前記基板の表面に施すことと、
    少なくとも1つの金属層を前記コーティング層に施すことと、
    少なくとも前記活性層をカプセル化デバイス内にカプセル化することと、
    を含む方法。
  41. 高屈折率材料および低屈折率材料の交互層を前記基板に施すことによって、前記コーティング層を形成することをさらに含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記基板上に第1のコーティング層を施し、その後その上に前記エピタキシャル層を成長させることと、前記金属層を受ける前記基板の反対面に第2のコーティング層を施すことと、をさらに含む、請求項43に記載の方法。
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