JP4453515B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP4453515B2
JP4453515B2 JP2004308075A JP2004308075A JP4453515B2 JP 4453515 B2 JP4453515 B2 JP 4453515B2 JP 2004308075 A JP2004308075 A JP 2004308075A JP 2004308075 A JP2004308075 A JP 2004308075A JP 4453515 B2 JP4453515 B2 JP 4453515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
electrode
layer
exposed portion
transparent conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004308075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006120913A (ja
Inventor
浩一 五所野尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2004308075A priority Critical patent/JP4453515B2/ja
Publication of JP2006120913A publication Critical patent/JP2006120913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4453515B2 publication Critical patent/JP4453515B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

本発明は、半導体発光素子に関する。特に、透光性基板側から光を放射するフリップチップ型の発光素子において、外部量子効率を向上させたもの、及びその経年劣化を防止したものに関する。
従来、下記特許文献1に示すように、III 族窒化物半導体のダブルヘテロ接合構造を用いたフリップチップ型の半導体発光素子が知られている。その発光素子では、透光性基板としてサファイア基板を用いており、最上層のp型コンタクト層の上に反射層及び電流供給電極として機能するロジウム(Rh)から成る電極層を有している。そして、この電極層で発光層で発光した光のうち基板と反対側に向かう光を基板側に反射して、外部に光を有効に出力するようにしている。ロジウムは、青色の光に対して反射率60%と比較的高い値を示しているが、十分ではない。一方、銀、アルミニウム、又は銀合金は、反射率が60%以上であり反射層として用いるには有益である。しかしながら、銀やアルミニウムはp型コンタクト層に対してアロイなどの熱処理をした場合に、変色、変質して反射率が低下してしまう。また、特に、銀を用いた場合には、p型コンタクト層から容易に剥離されてしまうという問題があり、また、イオンマイグレーションやエレクトロマイグレーションが顕著であるため、電気的にも信頼性にも課題がある。
これらのことは、下記特許文献2に示されているように、GaAs半導体に於いても見られ、これを解決するために、コンタクト層上に透明のインジウム錫酸化物(ITO)を形成して、その上に、Au又はAu/Cuから成る反射層を形成して、金属が直接、半導体層と反応しないようにしている。
また、下記特許文献3には、フリップチップ型の発光素子の外部量子効率を向上させるために、ITO膜をGaNベースの半導体層の上に形成し、その上に、銀、アルミニウムなどの反射層を形成することが開示されている。
特開2000−36619 特開平10−4208 実登3068914
しかしながら、ITO膜の上に、銀やアルミニウムから成る反射層を形成した場合には、その界面反応によって、ITO、銀、アルミニウムのいずれもが変質、変色してしまい、金属反射層へ入射する光量が低下し、基板側へ反射して外部へ取り出される光が減少する。また、外部量子効率を向上させるためには、反射率もさらに向上させる必要がある。
本発明は、これらの課題を解決するために成されたものであり、その目的は、金属反射膜と透明導電膜の界面反応を抑制すると共に、透光性基板側への反射率を向上させ、半導体発光素子の外部量子効率を向上させることである。
上記課題を解決するための発明の構成は以下の通りである。
請求項1の発明は、透光性基板と、この透光性基板の上に積層された半導体層とを有し、n電極とp電極とが前記透光性基板に対して前記半導体層側に形成され、発光した光を前記透光性基板側から放射するフリップチップ型の半導体発光素子において、半導体層の最上層であるコンタクト層と、該コンタクト層上に形成された光に対して透明なインジウム錫酸化物(ITO)から成る透明導電膜と、透明導電膜上に形成された、屈折率の異なる誘電体から成る層が周期的に積層された多重反射膜と、多重反射膜上に形成された、光に対して高反射率を有するアルミニウム、銀、アルミニウム合金、又は銀合金のうち少なくとも1つの金属から成る反射膜と、透明導電膜の一部と接合するように形成されたn電極とp電極のうちの一方の第1電極となる電極層とを有し、透明導電膜は一部に多重反射膜が形成されていない第2露出部を有し、その第2露出部に電極層が接合していることを特徴とする半導体発光素子である。
ここで、発光素子は、基板を上にして半導体層側をリードフレームに接合するいわゆるフェースダウンで用いるフリップチップ型の半導体発光素子である。半導体の材料としては任意であるが、本発明は、特に、III 族窒化物半導体発光素子に用いる場合に有効である。透明導電膜が形成されるコンタクト層としては、p型半導体でもn型半導体でもいずれでも良い。透光性基板から最も離れた最上層は、III 族窒化物半導体の場合には、p型化処理の関係で、通常、p型半導体となるが、製造技術の進化により最上層がn型半導体になる場合もあるので、透明導電膜が形成されるコンタクト層は、いずれの伝導型であっても本発明は適用可能である。
透光性基板としては、発光層で発光した光に対して透過率が高いものであれば、何でもも良い。たとえば、サファイア(Al23)、炭化硅素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、リン化ガリムウ(GaP)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化マンガン(MnO)、一般式Alx Gay In1-x-y Nで表される4元、3元、2元の半導体を用いることができる。要は、発光した光に対して透過率が高いものであれば良い。
透明導電膜としては、金属酸化物が挙げられるが、代表的には、インジウム錫酸化物(ITO)や酸化亜鉛(ZnO)を用いるのが良い。
誘電体から成る多重反射膜は、金属酸化物や金属窒化物やガラスが挙げられるが、代表的には、酸化硅素(SiO、SiO2 、Six y など)、窒化硅素(SiN、Si2 3 、Six y など)、酸化チタン(TiO、TiO2 、Tix y など)、窒化チタン(TiN、TiN2 、Tix y など)、酸化タンタル(TaO、TaO2 、Tax y )、窒化タンタル(TaN、TaN2 、Tax y )、酸化アルミニウ(Al2 3 、Alx y )(以上、x、yは任意整数)または、これらを複合させた組成物から選択された複数種類の物質を周期的に積層した膜である。望ましくは、屈折率差が大きい2種類の物質を交互に積層した膜である。各膜の厚さは、反射させるべき光の誘電体内波長の1/4の整数倍に設定される。この多重反射膜はDBR(distributed bragg reflector) でもある。
反射膜は、発光した光に対する反射率が高い金属であれば任意である。望ましくは、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、銀合金、アルミニウム合金、銀とアルミニウムを主成分に含む合金などである。
電極層の材料は任意ではあるが、金、金とチタンの多層膜、又は、金とチタンの合金も用いることができる。
また、反射膜は、側面と上面とを絶縁性保護膜で覆っても良い。この絶縁性保護膜は、任意の絶縁性誘電体を用いることができる。上記した多重反射膜を構成する物質の単層膜を用いることも可能である。この構成を採用すると、反射膜は多重反射膜と絶縁性保護膜とで、完全に覆われることになる。したがって、反射膜と透明導電膜との界面、反射膜と電極層との界面での反応を完全に抑制することができる。また、反射膜を銀で構成した場合のように、エレクトロマイグレーションが顕著な場合に、これを完全に抑制し、反射率の低下を防止することができる。なお、反射膜の側面には形成せずに、その上面にのみ絶縁性保護膜を形成するものであっても良い。
露出部は、透明導電膜とその上に形成される多重反射膜との関係で形成されるものである。透明導電膜の周縁部の全周に渡って露出部が設けられていても、周囲の一部や、周囲の複数の領域に露出部が形成されていても良い。そして、この露出部に電極層が接合することになるので、電極層は透明導電膜とこの露出部で電気的に接触することになり、この部分から電流が供給される。透明導電膜の周辺の一部に露出部を設ける場合には、他の電極に対して対角配置、直線的に対向する位置に設けるのが望ましい。電極層は透明導電膜の少なくとも露出部と接触して設けられておれば十分であり、金属から成る反射膜の上にも電極層が設けられていても、金属から成る反射膜の上に絶縁性保護膜を設ける場合には、その上に電極層を設けても良い。
したがって、請求項2の発明のように、反射膜の側面と上面を覆う絶縁膜を有し、反射膜は多重反射膜と絶縁膜とにより、その周囲が完全に覆われるようにしても良い。また、請求項3の発明のように、第2露出部は、透明電極の周辺部において環状に形成されていても良い。また、請求項4の発明のように、コンタクト層は、その周辺部において、透明導電膜が形成されていない環状の第1露出部を有し、その第1露出部に、電極層が接続されていても良い。また、請求項5の発明のように、第2露出部は、透明電極の周辺部であって、第1電極とは異なる他方の第2電極に対して、対角位置にL字形状に形成されていても良い。
請求項6の発明は、多重反射膜は、二酸化硅素(SiO2 )から成る膜と、窒化硅素(SiN)又は酸化チタン(TiO x から成る膜とが、交互に繰り返して積層された膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体発光素子である。この構成の時に、プラズマCVDで形成でき、発光した光の反射率を大きくすることができる。
また、請求項7の発明は、多重反射膜は、アルミナ(Al23 )から成る膜と、酸化チタン(TiOx )から成る膜とが、交互に繰り返して積層された膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体発光素子である。
多重反射膜をこれらの構成とする時、発光した光に対する多重反射膜での反射率を大きくすることができる。
誘電体から成る多重反射膜と金属から成る反射膜との積層構造により、多重反射膜の光の入射面での反射率を向上させることができ、透光性基板から取り出される光量を増加させることができる。したがって、本発明の構造により、発光素子の外部量子効率を向上させることができる。
また、多重反射膜により、反射膜と透明導電膜との界面反応が抑制される。このため、透明導電膜の透過率および反射膜の反射率の低下を防止することができる。したがって、透光性基板を通して外部に出力される光の取出し効率が向上する。
また、通電する場合に、誘電体から成る多重反射膜の存在により、電極層と透明導電膜との接触部からのみ電流が透明導電膜に流れ込む。このため、反射膜のエレクトロマイグレーション発生の可能性を大幅に低減することができる。反射膜の上面や側面も絶縁性保護膜で覆った場合には、反射膜のエレクトロマイグレーション発生をより防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。
半導体発光素子の具体的な層構成については後の実施例で詳しく説明するが、本発明は図1に示すような、フリップチップ型の半導体発光素子1である。透光性基板101の側から光が外部に出力される。透光性基板101の上には、III 族窒化物半導体から成る半導体層が積層されており、最上層がコンタクト層108である。このコンタクト層108の上に、順次、透明導電膜10、誘電体から成る多重反射膜20、金属から成る反射膜30が形成されている。そして、n電極140と対角の位置にある透明導電膜10上の位置には、多重反射膜20と反射膜30とが形成されていない露出部11が設けられており、この露出部11上にp電極である電極層41が形成されている。
図2の平面図に示すように、発光面に垂直な方向から見れば、露出部11は、透明導電膜10に対して、右辺Aと下辺Bの端に形成されている。そして、多重反射膜20と反射膜30とは同一形状に形成している。この構成の時に、電極層41は透明導電膜10と図2の右端A及び下端Bの交差部分に位置する正方形状の露出部11で面接触することになり、電流はこの露出部11上に形成された電極層41から透明導電膜10に供給され、透明導電膜10において横方向に広がりながら下方のコンタクト層108に対して垂直方向の向に流れる。このように透明導電膜10を広くすることで、発光部を広くすることができ、多重反射膜20と反射膜30の面積を広くすることで、基板101へ向けての反射面積を広くとることができる。発光層106で発光した光で、透明導電膜10側に向かって進行した光は、透明導電膜10を通過して、多重反射膜20で透光性基板101側に反射し、多重反射膜20を透過した光は金属から成る反射膜30で透光性基板101側に反射する。したがって、多重反射膜20と反射膜30との積層構造により、多重反射膜20と透明導電膜10との界面位置における多重反射を考慮した反射率が大きくなる。
また、図3、図4に示すように構成することも可能である。コンタクト層108は、周辺部において、その上に、透明導電膜10が形成されていない環状の第1露出部5を有している。また、透明導電膜10は、周辺部において、その上面に誘電体から成る多重反射膜20が形成されていない環状の第2露出部11を有している。さらに、多重反射膜20は、周辺部において、その上に、反射膜30が形成されていない環状の第3露出部21を有している。電極層40は、金属から成る反射膜30の上面、多重反射膜20の第3露出部21、透明導電膜10の第2露出部11、コンタクト層108の第1露出部5と接合するように、連続して形成されている。図4の平面図に示すように、発光面に垂直な方向から見れば、第1露出部5、第2露出部11、第3露出部21は、コンタクト層108の周辺部において、環状で階段状に形成されている。電極層40は、図4において、ハッチングで示された領域に形成されている。
このように、多重反射膜20と反射膜30とを積層したので、多重反射膜20と透明導電膜10との境界における多重反射を考慮した反射率が向上し、透光性基板101から放出される光量を増大させることができる。
また、反射膜30と透明導電膜10との間には、誘電体から成る多重反射膜20が介在しているので、反射膜30と透明導電膜10の界面反応が防止される。したがって、透明導電膜10は透明度が低下することがなく、反射膜30の反射率が低下することがない。よって、透光性基板101側に反射される光を増大させることができる。
さらに、電極層40が、他の電極140に対して正電位となるように、電極層40に電圧を印加する場合を例にとると、電流が反射層30から基板101に垂直な方向に流れることが、多重反射膜20によって阻止される。すなわち、電流は、大部分が、電極層40の周辺部から環状の第2露出部11を介して透明導電膜10に供給される。また、電流の一部は、電極層40の周辺部から、透明導電膜10の側壁を介して透明導電膜10に流れ、環状の第1露出部5を介してコンタクト層108に供給される。この結果、反射膜30の面に垂直な方向に、反射膜30に流れる電流は存在しないので、銀などを反射膜に用いた場合に、反射膜30の金属原子のエレクトロマイグレーションが発生することはない。
コンタクト層108に、同量の電流が供給されるのであれば、外部量子効率を向上させるためには、透明導電膜10と反射膜30の面積は成るべく広い方が良い。また、他の電極140に近い側で発光が強くなる関係上、この部分には、第1露出部5や第2露出部11を形成しない方が良い。このことを考慮すると、図5のように構成することも望ましい。すなわち、透明導電膜10はコンタクト層108と同一形状に形成し、第1露出部5を設けない。そして、図5の図面上において、多重反射膜20の外周が、右辺Aと下辺Bのみにおいては、透明導電膜10に対して内側に位置するように、多重反射膜20を形成して、第2露出部(露出部)11をL字形状に形成する。そして、多重反射膜20と反射膜30とは同一形状に形成し、第3露出部21は設けない。そして、電極層40をコンタクト層108と同一平面形状に形成する。この時、電極層40は透明導電膜10と図5の右端A及び下端Bに位置するL字形状の第2露出部11で面接触することになり、電流はこの第2露出部11から透明導電膜10に供給され、透明導電膜10において横方向に広がりながら下方のコンタクト層108に垂直方向の向に流れる。このように透明導電膜10の面積を広くすることで、発光部を広くすることができ、多重反射膜20と反射膜30を広くすることで、基板101へ向けての反射面積を広くとることができる。
さらに、図6に示すように、第2露出部11を図5の右辺A及び下辺Bの全長に渡って形成するのではなく、頂点Dから各辺A、Bの1/2〜1/3の長さだけに止めるようにしても良い。この場合に、第2露出部11を形成しない領域には、透明導電膜10、多重反射膜20、反射膜30が形成されることになる。このように構成しても、電流は電極層40からL字形状の第2露出部11を介して、透明導電膜10に十分に供給されることになり、他の部分を発光領域及び反射領域として使用することができるので、外部量子効率を向上させることができる。
その他、第1露出部5、第2露出部11は、環状に形成しない場合には、それらの形成位置を同一にしても、同一にしなくとも良い。第2露出部11を全く形成しないとすれば、透明導電膜10には、その側面から電流が供給されることになる。このようにしても発光は可能であるが、第2露出部11を設けると、電極層40と透明導電膜10との接触面積を大きくできるので、第2露出部11は設けることが望ましい。第1露出部5を設けると、透明導電膜10の側壁から電流を供給することが可能となるため、第1露出部5は、第2露出部11を設けた上で同一位置に設けることが望ましいと言える。
さらに、図7に示すように、金属から成る反射膜30の側面と上面を絶縁膜50で覆うことで、多重反射膜20と絶縁膜50とで反射膜30の周囲を完全に覆うようにしても良い。このようにすれば、電極層40から電流が反射膜30に流れ込むことが防止されるので、電流による反射膜30の金属原子のエレクトロマイグレーションを完全に防止することができる。よって、素子の信頼性を向上させることができる。
透明導電膜10の形成方法は、スパッタ、真空蒸着などを用いることができ、特に限定されないが、電子線による真空蒸着で形成するのが望ましい。多重反射膜20の形成方法は、スパッタ、真空蒸着などを用いることができ、特に限定されないが、プラズマCVD法で形成するのが望ましい。反射膜30と電極層40の形成方法は、スパッタ、真空蒸着を用いることが望ましい。
なお、発光層を構成する単一量子井戸構造や多重量子井戸構造は、少なくともインジウム(In)を含むIII族窒化物系化合物半導体Aly Ga1-y-z Inz N(0≦y<1,0<z≦1)から成る井戸層を含むものが望ましい。発光層の構成は、例えばドープされた、又はアンドープのGa1-zInzN(0<z≦1)から成る井戸層と、当該井戸層よりもバンドギャップが大きい任意の組成のIII族窒化物系化合物半導体AlGaInNから成る障壁層が挙げられる。好ましい例としてはアンドープのGa1-zInzN(0<z≦1)の井戸層とアンドープのGaNから成る障壁層である。ここでドープは、ドーパントを意図的に原料ガスに含ませて目的とする層に添加していることを意味し、アンドープは、原料ガスにドーパントを含ませないで、意図的にドーパントを添加しないものを意味する。したがって、アンドープは、近接の層から拡散して自然にドーピングされている場合をも含む。
III−V族窒化物系化合物半導体層を結晶成長させる方法としては、分子線気相成長法(MBE)、有機金属気相成長法(MOVPE)、ハイドライド気相成長法(HVPE)、液相成長法等が有効である。
半導体素子を構成する各層のIII−V族窒化物半導体は、少なくともAlxGayInN(0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1)にて表される2元系、3元系若しくは4元系の半導体から成るIII−V族窒化物系化合物半導体で形成することができる。また、これらのIII族元素の一部は、ボロン(B)、タリウム(Tl)で置き換えても良く、また、窒素(N)の一部をリン(P)、砒素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)で置き換えても良い。
更に、これらの半導体を用いてn型の層を形成する場合には、n型不純物として、SiGe、Se、Te、C等を添加し、p型の層を形成する場合には、p型不純物としては、、Be、Ca、Sr、Ba等を添加することができる。
図1は、本実施例1の半導体発光素子1を示す断面図であり、図2はその平面図である。厚さ100μmの透光性基板としてのサファイヤ基板101の上には窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約20nmのバッファ層102が設けられ、その上にシリコン(Si)ドープのGaNから成る膜厚約8.0μmの高キャリア濃度n+層であるn型コンタクト層104が形成されている。このn型コンタクト層104の電子濃度は5×1018/cm3である。この層の電子濃度は、高い程、望ましいが、2×1019/cm3まで、増加可能である。そして、層104の上にIn0.03Ga0.97Nからなる歪み緩和層105が200nmの厚さに形成されている。そして、その歪み緩和層105の上に、膜厚20nmのノンドープのGaNと膜厚3nmのノンドープのGa0.8In0.2Nからなる3周期分積層した多重量子井戸構造(MQW)の発光層106が形成されている。発光層106の上にはマグネシウム(Mg)ドープのAl0.15Ga0.85Nから成る膜厚約60nmのクラッド層に相当するp型層107が形成されている。さらに、p型層107の上にはマグネシウム(Mg)ドープのGaNから成る膜厚約130nmのp型コンタクト層108が形成されている。
また、p型コンタクト層108の上には真空蒸着法により形成されたITOから成る透明導電膜10が形成されている。p型コンタクト層108の平面上周辺部には、環状に第1露出部5が形成されている。その透明導電膜10の上には、第2露出部11が形成されるように、SiO2 膜とSiN膜との多重膜から成る多重反射膜20が形成されている。第2露出部11が請求項の露出部に該当する。また、多重反射膜20の上には、多重反射膜20と同一大きさにて、銀(Ag)から成る反射膜30が形成されている。さらに、第2露出部11上に、金(Au)から成る電極層41が形成されている。透明導電膜10の厚さは、0.5μmである。多重反射膜20については、SiO2 膜が80nm、SiN膜が60nmで、12周期積層させてた総合厚さは1.68μmである。各膜の厚さは、発光波長465nm(真空中)の媒体内波長(SiO2 の屈折率は1.46でその媒体内波長は320nm、SiNの屈折率は1.94でその媒体内波長は240nm)の1/4に設定されている。また、反射膜30は厚さ、0.5 μm、電極層41は厚さ、1.2μmである。
多重反射膜20の積層数は、8対以上20対以下が望ましい。8対よりも少ないと、多重反射の効果が小さくしたがって反射率が小さくなるので望ましくない。20対以上となっても、多重反射の効果が20対の反射膜以上には大きくならず多重反射膜20の全体の膜厚が厚くなるので望ましくない。反射膜30の厚さは、光の反射の観点から0.01〜5μmの範囲が望ましく、さらに、望ましくは0.02〜2μmであり、最も望ましくは、0.05〜1μmである。透明導電膜10の厚さは、p型コンタクト層108との電気的接触の関係から0.05〜1μmが望ましく、さらに望ましくは、0.2〜0.5μmである。
なお、電極層41は、厚さ0.01μmのチタン(Ti)と、厚さ0.5μmの金(Au)との2重構造か、それらの合金であっても良い。または、チタン、金の順に形成して、その上を、パンプの形成部を除いて酸化珪素などの保護膜で覆っても良い。
一方、p型コンタクト層108からエッチングして、露出したn型コンタク層104上には、n電極140が形成されている。n電極140は2重構造をしており、膜厚約18nmのバナジウム(V)層141と、膜厚約1.8μmのアルミニウム(Al)層142とをn型コンタクト層104の一部露出された部分に、順次積層させることにより構成されている。
このように形成された電極層41はn電極140に対して、図2に示す位置関係で形成されており、電極層41の上面の露出部と、n電極140の上面の露出部がバンプと接続される。
このように製造した発光素子1は、多重反射膜20を用いずに、透明導電膜10の上に銀から成る反射膜30を形成した発光素子に比べて、外部量子効率は、約15%向上した。また、1000時間のエージングの後においても、外部量子効率の低下は見られなかった。
透光性基板101からp型コンタクト層108までの構造は、実施例1と同一である。p型コンタクト層108から上に形成される層が、実施例1と異なるので、その部分についてのみ説明する。また、同一機能を果たす部材については同一符号で示されている。図3、図4に示すように、p型コンタクト層108の上には真空蒸着法により形成されたITOから成る透明導電膜10が形成されている。p型コンタクト層108の平面上周辺部には、環状に第1露出部5が形成されている。その透明導電膜10の上には、その周辺部に第2露出部11が形成されるように、SiO2 膜とSiN膜を繰り返して積層した多重反射膜20が形成されている。第2露出部11が請求項の露出部に該当する。また、多重反射膜20の上には、周辺部において、環状の第3露出部21が形成されるように、銀(Ag)から成る反射膜30が形成されている。さらに、第1露出部5、第2露出部11、第3露出部21、反射膜30を完全に覆うように金(Au)から成る電極層40が形成されている。透明導電膜10、多重反射膜20、反射膜30の厚さや、その望ましい厚さの範囲は、実施例1と同一である。さらに、電極層40は厚さ、1.2μmである。
なお、電極層40は、実施例1と同様に、厚さ0.01μmのチタン(Ti)と、厚さ0.5μmの金(Au)との2重構造か、それらの合金であっても良い。または、チタン、金の順に形成して、その上を、パンプの形成部を除いて酸化珪素などの保護膜で覆っても良い。
一方、p型コンタクト層108からエッチングして、露出したn型コンタク層104上には、n電極140が形成されている。n電極140は2重構造をしており、膜厚約18nmのバナジウム(V)層141と、膜厚約1.8μmのアルミニウム(Al)層142とをn型コンタクト層104の一部露出された部分に、順次積層させることにより構成されている。
このように形成された電極層40は、図4に示すように、p型コンタクト層108の上面の略3/4の領域に一様に形成されている。電極層40の露出部と、n電極140の露出部がバンプと接続される。
このように製造した発光素子1は、多重反射膜を用いずに、透明導電膜の上に銀から成る反射膜を形成し、その上に金から成る電極層を形成した発光素子に比べて、外部量子効率は、約20%向上した。また、1000時間のエージングの後においても、外部量子効率の低下は見られなかった。
望ましい実施の形態で説明した図5、図6、図7に示す構造の半導体発光素子を製造したが、実施例1、2と同様な効果が得られた。図5、図6、図7において、図1〜図4と同一符号で示された部材は、実施例1、実施例2及び望ましい実施の形態で説明した構成要素と同一である。
すなわち、図5は、第1露出部と第3露出部を形成しないで、第2露出部11のみを右辺A、下辺BにL字形状に形成した素子である。そして、ITOから成る透明導電膜10はp型コンタクト層108と同一平面形状に形成し、SiO2 膜とSiN膜とを繰り返して積層した多重反射膜20とAgから成る反射膜30とを、同一平面形状に形成した。また、反射膜30の全上面と第2露出部11に接合するようにAuから成る電極層40を構成した。電流は電極層40から第2露出部11を介して、透明導電膜10の上面から透明導電膜10に供給される。第2露出部11が請求項の露出部に該当する。
また、図6の例は、第2露出部11を右辺A、下辺Bの1/3〜1/2程度の範囲のL字状に形成し、その他の構成を図5の例と同一に構成した例である。また、図7の例は、各膜の平面形状を図3、図4に示す実施例2の構成と同一として、Agから成る反射膜30がSiO2 とSiN膜を交互に繰り返して積層した多重反射膜20により完全に覆われた構成とした例である。
上記の実施例1、実施例2、実施例3の構成の発光素子において、発明の実施の形態で説明した各膜、各層の材料は、任意に組み合わせて選択できることは当然である。
(実験例)
サファイア基板上に、多重反射膜20の上にアルミニウムから成る反射膜30を形成した試料1、サファイア基板上にアルミニウムから成る反射膜30だけを形成した試料2、サファイア基板上に多重反射膜20のみを形成した試料3を準備した。多重反射膜の各膜の厚さ、材料、繰り返し積層回数、反射膜30の厚さは、実施例1と同一である。この試料において、サファイア基板側から光を入射させて、各試料の反射率と透過率の波長特性を測定した。その結果を図8に示す。多重反射膜20の設計波長465nmにおいて、試料1は、試料2、3に対して、それぞれ、16.1%、3%だけ反射率が向上していることが理解される。したがって、本発明の誘電体から成る多重反射膜と金属から成る反射膜との積層構造により、透光性基板からの光の出力効率が向上することが理解される。
本発明は、発光素子、発光素子チップ、LEDランプ、ディスプレイなどの発光装置に用いることができる。発光装置の外部量子効率の向上に極めて有効であり、同一入力電力で比較すれば、発光出力を大きくすることができる。
本発明の具体的な実施例にかかる発光素子の断面図。 同実施例の発光素子の平面図。 本発明の他の具体的な実施例にかかる発光素子の平面図。 同実施例の発光素子の平面図。 本発明の他の具体的な実施例にかかる発光素子の平面図。 本発明の他の具体的な実施例にかかる発光素子の平面図。 本発明の他の具体的な実施例にかかる発光素子の平面図。 反射率と透過率の波長特性の測定図。
1…発光素子
5…第1露出部
10…透明導電膜
11…第2露出部
20…多重反射膜
21…第3露出部
30…反射膜
40…電極層
41…電極層
50…絶縁膜
101…サファイア基板
102…バッファ層
104…n型コンタクト層
105…歪み緩和層
106…発光層
107…p型クラッド層
108…p型コンタクト層
140…n電極
150…p電極

Claims (8)

  1. 透光性基板と、この透光性基板の上に積層された半導体層とを有し、n電極とp電極とが前記透光性基板に対して前記半導体層側に形成され、発光した光を前記透光性基板側から放射するフリップチップ型の半導体発光素子において、
    前記半導体層の最上層であるコンタクト層と、
    該コンタクト層上に形成された前記光に対して透明なインジウム錫酸化物(ITO)から成る透明導電膜と、
    該透明導電膜上に形成された、屈折率の異なる誘電体から成る層が周期的に積層された多重反射膜と、
    前記多重反射膜上に形成された、前記光に対して高反射率を有するアルミニウム、銀、アルミニウム合金、又は銀合金のうち少なくとも1つの金属から成る反射膜と、
    前記透明導電膜の一部と接合するように形成された前記n電極と前記p電極のうちの一方の第1電極となる電極層とを有し、
    前記透明導電膜は一部に前記多重反射膜が形成されていない第2露出部を有し、その第2露出部に前記電極層が接合している
    ことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記反射膜の側面と上面を覆う絶縁膜を有し、前記反射膜は前記多重反射膜と前記絶縁膜とにより、その周囲が完全に覆われていることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記第2露出部は、前記透明電極の周辺部において環状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記コンタクト層は、その周辺部において、前記透明導電膜が形成されていない環状の第1露出部を有し、その第1露出部に、前記電極層が接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 前記第2露出部は、前記透明電極の周辺部であって、前記第1電極とは異なる他方の第2電極に対して、対角位置にL字形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体発光素子。
  6. 前記多重反射膜は、二酸化硅素(SiO2 )から成る膜と、窒化硅素(SiN)又は酸化チタン(TiO x から成る膜とが、交互に繰り返して積層された膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体発光素子。
  7. 前記多重反射膜は、アルミナ(Al23 )から成る膜と、酸化チタン(TiOx )から成る膜とが、交互に繰り返して積層された膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体発光素子。
  8. 前記電極層は、金、金とチタンの多層膜、又は、金とチタンの合金から成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の半導体発光素子。
JP2004308075A 2004-10-22 2004-10-22 半導体発光素子 Active JP4453515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308075A JP4453515B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 半導体発光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308075A JP4453515B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 半導体発光素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006120913A JP2006120913A (ja) 2006-05-11
JP4453515B2 true JP4453515B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=36538497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004308075A Active JP4453515B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 半導体発光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4453515B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170000494A (ko) * 2015-06-24 2017-01-03 엘지이노텍 주식회사 발광 소자
KR101873550B1 (ko) * 2011-09-15 2018-07-02 엘지이노텍 주식회사 발광소자

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243074A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd 3族窒化物系発光ダイオード
JP5045248B2 (ja) * 2007-06-01 2012-10-10 日亜化学工業株式会社 半導体発光素子およびその製造方法
US8330181B2 (en) 2007-06-15 2012-12-11 Rohm Co., Ltd. Semiconductor light-emitting device
EP2015373B1 (en) 2007-07-10 2016-11-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Light emitting device
JP2009267263A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Kyocera Corp 発光装置およびその製造方法
DE102009019524B4 (de) * 2009-04-30 2023-07-06 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Optoelektronischer Halbleiterkörper mit einem reflektierenden Schichtsystem
WO2011071100A1 (ja) 2009-12-11 2011-06-16 昭和電工株式会社 半導体発光素子、半導体発光素子を用いた発光装置および電子機器
JP5719110B2 (ja) * 2009-12-25 2015-05-13 日亜化学工業株式会社 発光素子
JP5275276B2 (ja) * 2010-03-08 2013-08-28 株式会社東芝 半導体発光素子
KR101081196B1 (ko) 2010-03-22 2011-11-07 엘지이노텍 주식회사 발광소자 및 그 제조방법과 발광소자 패키지
DE102010045784B4 (de) * 2010-09-17 2022-01-20 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Optoelektronischer Halbleiterchip
JP5743806B2 (ja) 2011-08-23 2015-07-01 シャープ株式会社 窒化物半導体発光素子、窒化物半導体発光装置、及び窒化物半導体発光素子の製造方法
EP2784832B1 (en) 2012-01-13 2019-03-27 Semicon Light Co. Ltd. Semiconductor light emitting device
US9773950B2 (en) 2012-04-06 2017-09-26 Ctlab Co. Ltd. Semiconductor device structure
CN108598229A (zh) 2012-07-18 2018-09-28 世迈克琉明有限公司 半导体发光器件
CN103975451B (zh) 2012-07-18 2016-10-12 世迈克琉明有限公司 制造半导体发光器件的方法
US9530941B2 (en) 2012-07-18 2016-12-27 Semicon Light Co., Ltd. Semiconductor light emitting device
JP6087096B2 (ja) * 2012-09-26 2017-03-01 シャープ株式会社 半導体発光素子及びその製造方法
JP5929714B2 (ja) * 2012-11-07 2016-06-08 日亜化学工業株式会社 半導体発光素子
WO2014178651A1 (ko) 2013-04-30 2014-11-06 주식회사 세미콘라이트 반도체 발광소자
CN105637658B (zh) 2013-10-11 2019-04-30 世迈克琉明有限公司 半导体发光元件
JP6217528B2 (ja) * 2014-05-27 2017-10-25 豊田合成株式会社 発光素子
JP2016062924A (ja) 2014-09-12 2016-04-25 株式会社東芝 半導体発光素子
DE102014115740A1 (de) * 2014-10-29 2016-05-04 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelektronischer Halbleiterchip
JP6651843B2 (ja) * 2015-12-25 2020-02-19 日亜化学工業株式会社 発光素子
JP6624930B2 (ja) 2015-12-26 2019-12-25 日亜化学工業株式会社 発光素子及びその製造方法
JP6683003B2 (ja) 2016-05-11 2020-04-15 日亜化学工業株式会社 半導体素子、半導体装置及び半導体素子の製造方法
JP6720747B2 (ja) 2016-07-19 2020-07-08 日亜化学工業株式会社 半導体装置、基台及びそれらの製造方法
DE102018101700A1 (de) 2018-01-25 2019-07-25 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelektronisches Halbleiterbauelement und Verfahren zur Herstellung eines optoelektronischen Halbleiterbauelements
WO2024057435A1 (ja) * 2022-09-14 2024-03-21 株式会社京都セミコンダクター 裏面入射型半導体受光素子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101873550B1 (ko) * 2011-09-15 2018-07-02 엘지이노텍 주식회사 발광소자
KR20170000494A (ko) * 2015-06-24 2017-01-03 엘지이노텍 주식회사 발광 소자
KR102323706B1 (ko) 2015-06-24 2021-11-09 쑤저우 레킨 세미컨덕터 컴퍼니 리미티드 발광 소자

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006120913A (ja) 2006-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4453515B2 (ja) 半導体発光素子
JP4450199B2 (ja) 半導体発光素子
US7947996B2 (en) Semiconductor light emitting element
JP4882792B2 (ja) 半導体発光素子
US9178116B2 (en) Semiconductor light-emitting element
TWI462326B (zh) 半導體發光元件
JP5305790B2 (ja) 半導体発光素子
JP5048960B2 (ja) 半導体発光素子
US9472718B2 (en) Semiconductor light-emitting element comprising an insulating reflection layer including plural opening portions
JP5719110B2 (ja) 発光素子
US9117973B2 (en) Semiconductor light emitting element
JP5494005B2 (ja) 半導体発光素子
US20120235204A1 (en) Semiconductor light emitting element, light emitting device using semiconductor light emitting element, and electronic apparatus
JP5381853B2 (ja) 半導体発光素子
US20060071226A1 (en) Light-emitting semiconductor device
JP2008192710A (ja) 半導体発光素子
JP5719496B2 (ja) 半導体発光素子及び発光装置、及び半導体発光素子の製造方法
JP4164689B2 (ja) 半導体発光素子
JP2005136177A (ja) Iii−v族窒化物半導体素子
JP5514283B2 (ja) 半導体発光素子及び半導体発光装置
JP2007258277A (ja) 半導体発光素子
JP2006128450A (ja) Iii族窒化物半導体発光素子
JP2005276899A (ja) 発光素子
JP5378131B2 (ja) 窒化物半導体発光ダイオード素子
US20140138731A1 (en) Semiconductor light emitting element

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4453515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4