JP2005534509A - 回転対称の機械部品を研削する方法および装置 - Google Patents

回転対称の機械部品を研削する方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005534509A
JP2005534509A JP2004525365A JP2004525365A JP2005534509A JP 2005534509 A JP2005534509 A JP 2005534509A JP 2004525365 A JP2004525365 A JP 2004525365A JP 2004525365 A JP2004525365 A JP 2004525365A JP 2005534509 A JP2005534509 A JP 2005534509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
spindle
machine part
grinding wheel
working surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004525365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4169739B2 (ja
Inventor
ユンカー,エルビン
Original Assignee
エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=30774952&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2005534509(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2005534509A publication Critical patent/JP2005534509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4169739B2 publication Critical patent/JP4169739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/02Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work
    • B24B5/14Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding conical surfaces, e.g. of centres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B27/00Other grinding machines or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B27/00Other grinding machines or devices
    • B24B27/0084Other grinding machines or devices the grinding wheel support being angularly adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/02Frames; Beds; Carriages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/06Work supports, e.g. adjustable steadies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/06Work supports, e.g. adjustable steadies
    • B24B41/061Work supports, e.g. adjustable steadies axially supporting turning workpieces, e.g. magnetically, pneumatically
    • B24B41/062Work supports, e.g. adjustable steadies axially supporting turning workpieces, e.g. magnetically, pneumatically between centres; Dogs

Abstract

2つの軸部分18,19およびこれより明らかに大きい直径Dの中間部分20からなる機械部品17を研削する方法および装置が提案される。中間部分20には、一部分において平らな切頭錐体21の形状で形成された作用面22が設けられる。作用面22における研削しろ25を研削して取り去るために、シャフト4,5を有する先端6,7間に機械部品17を締着し、その際、心押し台3にあるシャフト5を振れ止め27で支持する。機械部品17はその長手軸23の方向で移送可能であり、その作用面22は、接触線28にて砥石車15に対して切込送り可能である。ここにおいて第1の砥石車15の円筒形状の外側輪郭による垂直研削が行なわれ、これにより第1の砥石車15の軸方向の広がり全体にわたり切削速度が一定となり、極めて良好な研削結果が達成される。第1の砥石車15と、より狭い第2の砥石車16とはともに研削スピンドル14に浮動載置してある。スピンドル14を2本の互いに垂直な旋回軸のまわりで旋回させ、さらに研削スピンドル14を長手軸23に対して垂直に移送させることにより、第2の砥石車16を、機械部品の円筒形の外側領域が長手研削で加工される作業位置に置くことができる。この間、機械部品17は変わらず同じ締着状態に留まる。ここで提案される作業法によれば、サイクル時間が短縮されると同時に極めて良好な研削結果が得られる。

Description

この発明は、請求項1に従い、2つの軸部分と、その間にあり直径のより大きな中間部分とを有する回転対称の機械部品であって、横断面で直線状のまたは湾曲した輪郭を有する特に平坦な切頭錐体側面の形状の作用面が形成された機械部品を研削する方法に関する。
上記の類の機械部品は、自動車で必要とされるような無段の可変変速比の伝動装置などで見られる。ここにおいては、2つの機械部品がその作用面を互いの方に向けて対向して設けられる。したがって作用面同士は、ほぼ楔形の横断面である環状の空間を形成し、ここでたとえばチェーンまたはベルトなどの引張部材が、作用面同士の間隔に応じて変化する半径の部分間で往復して移動する。このような伝動装置は極めて正確に動作しかつ大きなトルクを伝達しなければならないため、この機械部品の寸法準拠性および表面品質には高い要求が課される。そしてこのことは、これに伴う研削工程、特に作用面の研削にも該当する。
従来、冒頭に記載の方法は、工場での現場においては個々の作業にて、すなわち複数の締着状態において実行されている。ここにおいては、作用面はコランダム砥石車を用いて斜めプランジカット法により研削される。付属の軸部分の円筒形の外側表面もまたこれと同じ方法によって研削される。これら外側表面には通常直径において段差を付けられる。
上述の方法にはさまざまな問題点がある。第1に、円錐形の、または直径において強い段差を付けた砥石車が必要となるが、これは製造および仕上げの困難なものである。また、このように周囲領域の直径が非常に異なっている砥石車においては、研削されるべき領域の周囲速度同士も異なってくる。すなわち、決定的な重要性を有する研削部位での切削速度は異なっていなければならず、したがってどこでも最適とはなり得ない。その結果として粗さの異なる領域が生じるが、これは円錐状に形成された中間部分にある作用面に大きな悪影響を及ぼす。最後に、一般に用いられる乳濁液および研削油を用いた冷却でも問題が生じる。すなわち、斜めプランジカット法においては、研削部位に先細りの楔形の部分が生じるが、冷却用潤滑剤はここに最適に供給され得ない。その結果、研削部位同士の冷却は一様ではなくなる。コランダム砥石車は、最近広く普及しているCBN砥石車よりも耐用期間が大幅に短くかつ頻繁に仕上げされなければならないにもかかわらず、冒頭に記載の公知の方法が従来このコランダム砥石車で実施されてきたのは上述のような諸問題による。
DE 43 26 595 C2により、研削ヘッドと工具担体との相互の位置割当てにおいて多数の組合せ方が可能となった工具研削用の汎用研削ステーションが公知である。さらに、さまざまな研削作業を工作物についての単一の締着状態で行なうことが可能な、2つの異なる砥石車を備えた研削ヘッドが公知である(DE 37 24 698 A1)。さらにまた、2つの別個の研削スピンドルを使用しながら当該の機械部品を単一の締着状態にて研削するという提案も既になされている(DE 199 21 785 A1)。
この発明は、公知の先行技術に対して加工時間の短縮と同時に研削結果の向上を達成することを図ったものである。これは請求項1に記載の特徴を備えた方法により達成される
この発明の方法によると、研削されるべき機械部品は単一の締着状態に留まり、ここですべての研削工程が行なわれる。これを可能にするために、研削スピンドルは、2本の互いに垂直な旋回軸のまわりに旋回させられ、さらに当該機械部品に対してその長手軸と平行およびこれと垂直(X軸)に摺動される。このようにして、研削スピンドルを機械部品に対しあらゆる所望の位置に置くことができるため、作用面だけでなく、その他機械部品にある円筒形の外側表面もまた、基本的に円筒形の輪郭の砥石車で研削することが可能となる。
円筒形の基本形状を有する第1の砥石車は、作用面が横断面で直線状の輪郭を有する場合には、やはり横断面で直線状の外側輪郭を有することになる。作用面が湾曲している場合、円筒形の基本形状にある砥石車もまた、横断面で僅かに湾曲して適合された輪郭を有することになる。しかし実際に見られる湾曲は極めて小さいものである。
研削スピンドルを機械部品に対してその長手軸と平行に動かすことができるため、作用面を砥石車の円筒形の周囲表面で垂直研削方法により研削することが可能となり、ここで上述の相対的な摺動によって切込送りが引き起こされる。ここで想定される類の機械部品においては、作用面は平坦な切頭錐体側面の形状を有するのみであるため、作用面の研削の際に切込送りの動きを実施するために研削スピンドルおよび機械部品をその長手軸と平行およびこれと垂直(X軸)に摺動するだけでよい。この動きからは、作用面での研削部位には斜めに向けられた成分のみが当り、これは長手軸の方向からほとんど偏らないため、ほぼ通常の意味での垂直研削が行なわれるのみとなる。
その利点として、砥石車の幅全体にわたり切削速度が同じままであることがある。これにより表面品質および表面構造の向上が確実となる。これに加え、砥石車の仕上げにおいて最適な仕上げパラメータが保たれるが、それは仕上げにおいて同じパラメータ、すなわち研削時と同一の仕上げ速度および同じ回転数比および送り値が達成されるからである。砥石車の切削速度が作用面全体にわたり同じままであるため、達成可能な表面の粗さもまた同じままとなる。また、砥石車の切削速度を「円錐表面」全体にわたって同じにすることで、単位時間当りの切削体積についての最適な値を達成することができる。
上述のことは斜めプランジカット法には当てはまらない。円錐ディスクの外側直径がたとえば直径190mm、円錐表面に続く直径が40mmと仮定すると、研削中における工作物の回転による工作物速度は係数4.75で変化する。したがって円錐表面の高さはおよそ75mmとなる。
コランダム砥石車について750mmの直径を想定した場合、円錐面の外側直径における切削速度は、円錐面の小さい直径における砥石車の切削速度のおよそ80%となる。これは切削体積とは反対であるが、それは切削体積が円錐面における大きな直径において最も大きいからである。このため、円錐面に対して砥石車を垂直に着設することにより、円錐面全体にわたり取り去られなければならない切削体積に対する切削速度の比が大幅に向上する。
さらに、切削区域の冷却時における状況が大幅に向上するが、それは作用面の研削時においても垂直研削時とほぼ同じ状況が存在し、このため同じままである狭い冷却区域が存在するからである。冷却用潤滑剤はこの狭い冷却区域に良好に供給可能であり、さらにまたここから速やかに出る。
上述のように、切込送りにおいては、砥石車と作用面との間の研削部位には斜めに向けられた成分のみが作用する。しかし作用面は径方向の平面に対して僅かに傾いているだけであるため、着設力のうち大部分が作用面に対し垂直にかかる。その結果、作用面の径方向における力の成分がより小さくなり、このため走行面の研削において最適化された送りによって作業可能である。さらにこれにより研削時間が短縮され、かつ作用面の研削状態における精度が向上する。他に機械部品にある円筒形の外側表面についても類似の利点がある。
したがって、この発明に従う研削方法は、セラミック結合のCBN砥石車で実施されるのが最もよい。全体的に、現在の加工機械においてサイクル数が大幅に減じられると同時に研削結果が大幅に改良される。
この発明に従う方法では、機械部品の作用面を研削するために、研削スピンドルにあり、周囲輪郭が円筒形状でかつ直線状のまたは適合的に湾曲している第1の砥石車が作用面に対して垂直に着設され、砥石車の軸方向の広がりは作用面の径方向の斜め広がりと重なり合い、上記砥石車と上記機械部品とがその長手軸の方向で互いに対して相対的に動かされることで切込送りが行なわれる。
ここで、第1の砥石車はより大きな軸方向の広がりを有し、このため作用面全体が1つの垂直研削工程により最後まで研削可能である。機械部品の作用面が、横断面で直線状の輪郭の切頭錐体側面である場合、第1の砥石車は円筒形状を有し得る。作用面が横断面で湾曲した輪郭を有する場合、第1の砥石車も適合して湾曲した周囲輪郭を有することが必要である。その結果として第1の砥石車の軸方向の広がりにわたって切削速度にばらつきが生じるが、これは僅かなものに留まる。それは、ここで研削されるべき機械部品の作用面が凹または凸で湾曲するのはごく小さな程度にすぎないからである。いずれにせよ、切削速度においてなお存在し第1の砥石車の軸方向にあるばらつきは、先行技術の斜めプランジカットでのものよりもはるかに小さい。
その他機械部品にある円筒形の外側表面の研削には第2の砥石車が使用され、この第2の砥石車によって上記円筒形の外側表面が長手方向の研削で研削される。ここにおいて上記可動の研削スピンドルが有するすべての利点を保つために、第2の砥石車が研削スピンドルにおいて第1の砥石車と同一軸上にありかつ第2の砥石車が好ましくは第1の砥石車よりも明らかに小さな幅を有するようにし、これにより円筒形の外側輪郭の長手方向の研削は問題なく実施可能である。
機械部品にある円筒形の外側表面の長手方向の研削は剥離研削によって行なわれるのが有利である。剥離研削においては、公知の態様で完成寸法まで一度に研削される。締着状態が同じままであるため品質的に高度の研削工程のためのすべての前提条件が揃っているため、ここで剥離法により作業を行なうことで高い研削品質でサイクル時間をさらに短縮することができる。
研削されるべき円筒形の外側表面は、場合によってはプランジカット研削で加工してもよい。
この発明に従う研削方法についての上述の変形可能性のすべてにおいて、機械部品は先端同士の間に締着されて上記先端のうち少なくとも1つにより回転駆動されるのが有利である。すなわち、上記先端のうち1つによる内部駆動の際、回転駆動にもかかわらず正確なセンタリングが乱されるのは最小限に留まる。これによりやはり研削結果について高い品質がもたらされる。
この発明に従う方法においては、研削スピンドルは2本の互いに垂直な軸のまわりで旋回可能である必要があるが、これを実現するために、機械部品を水平に止着させて、研削スピンドルを、鉛直に走る第1の旋回軸と、水平に走る第2の旋回軸とのまわりに旋回させる。この方法をこのように実現することによって研削機械についての公知の構成を採用することが可能となり、この発明に従う方法の実施を依然として経済的に行なうことができる。
この発明はまた、この方法との関連で冒頭に既に記載した公知の類の回転対称の機械部品を研削するための装置に関する。これは特に請求項1から6のいずれかに記載の方法を実施するための回転対称の機械部品を研削するための装置であって、上記機械部品は、2つの軸部分と、その間にあり直径のより大きな中間部分とを備え、横断面で直線状のまたは湾曲した輪郭を有する特に平坦な切頭錐体側面の形状にある作用面が形成され、上記装置は、
−正面側の端部に上記機械部品を締着して回転駆動するための締着/駆動部材と、
−上記機械部品の長手軸を横切って走る方向で移送可能な研削スピンドルスライダと、
−上記機械部品および上記研削スピンドルスライダを、上記機械部品の長手軸に平行な方向で互いに対し長手方向に摺動するための手段と、
−2本の互いに垂直に走る旋回軸で研削スピンドルスライダ上に配置された研削スピンドルと、
−同一軸上で上記研削スピンドルに載置されこれにより回転駆動される2つの砥石車とを備え、
−上記砥石車のうち、上記機械部品にある作用面の研削に定められた第1の砥石車は、少なくとも上記作用面の径方向の斜め広がりに対応する幅を有し、
−円筒形の周囲表面の研削に定められた第2の砥石車はより小さい幅を有し、
−上記砥石車(15,16)は、上記研削スピンドル(14)の同一側に浮動して配置される、研削装置に存する。
既にこの発明の方法について詳細に説明しているため、上記したこの発明に従う装置についての特定の説明は不要である。この発明の装置は、研削スピンドルの同一側において両方の砥石車を浮動するように配置することを含む。その結果、研削スピンドルを単純な構造で実施でき、両方の砥石車の直径に段差を設けることによって、異なる加工工程において両方の砥石車が互いの邪魔になるのを容易に防ぐことができる。
さらに、上記機械部品を締着するための上記締着/駆動部材は、工作物スピンドル台および心押し台に取付けられた心押し軸によって形成され、上記心押し軸は、そこにある先端において上記機械部品の正面側の穿孔にセンタリングして係合し、さらに、少なくとも上記工作物スピンドル台にある方の先端には、径方向で内側から外側へ作用する締着部材を介して、上記機械部品を一緒に回転させるようにその正面側の穿孔と協働する継手が設けられるのが有利である。
機械部品をセンタリングする先端の内側から当該機械部品を回転駆動させることは、回転駆動によりセンタリングが乱されないことを意味する。径方向で内側から外側に作用する締着部材は、機械部品および先端に対して軸方向の力を及ぼすことはない。このため、確実に一緒に回転できるにもかかわらず機械部品に張力および撓みは生じない。こうして、確実な回転駆動と、同じままの高精度でのセンタリングとが結び付けられる。
構造的には、上記のような継手を実現するために、上記継手が開き円錐継手として形成され、その外側へ広がる締着部材は締着顎として形成されて、上記工作物スピンドル台にあるシャフト内の長手穿孔の先端領域に配置され、上記締着部材の作動は、上記長手穿孔を通されて上記締着顎の領域で作動円錐体を備えた引張バーによって行なわれる。
したがって締着部材としては、作動円錐体からの作用を受けて変位させられる締着顎が主に考えられ得る。しかしながら、作動円錐体により、締着部材として働く球に対して作用させることも可能である。このようにセンタリングする先端の内部から作用する開き円錐継手のより詳細な説明については本特許権者のEP0 714 338 B1を参照されたい。ここに記載の変形例を補完するものとして、心押し台の先端にも上記のような開き円錐継手が配置可能である。
この発明に従う方法により実現される個々の研削スピンドルの大きな可動性に伴い、工作物スピンドル台と心押し台との間には十分な場所が存在しなければならない。これに加え、ここで研削されるべき類の機械部品は、かなりの長さを有する両側の軸部分を備えていることがしばしばある。したがって、研削結果に特に高い要求が課される場合、この発明の装置のさらなる実施形態に従って、上記工作物スピンドル台および/または上記心押し台にある先端が、そのシャフトにおいて1つ以上の振れ止めによって支えられるのが有利である。これによって、先端が撓んで機械部品が撓むことがほぼ防止され、機械部品に対して直接設けられる振れ止めが顕著に障害となることもない。
機械部品および研削スピンドルスライダは互いに対して長手方向に摺動される必要があるが、これを実現するためには、上記機械部品を締着して回転駆動させる上記締着/駆動部材が、上記研削スピンドルスライダに対して上記機械部品の長手方向で移送可能な研削テーブル上にあるのが有利である。
また、締着/駆動部材を機械ベッドに直接固定式に取り付け、これに応じて研削スピンドルスライダに、機械部品の長手方向と平行な追加の可動性を与えることも容易に可能である。
研削スピンドルの第1および第2の旋回軸を形成するために、上記研削スピンドルスライダ上において、その摺動面に対し垂直に走る第1の旋回軸で研削スピンドル台が配置され、上記研削スピンドル台上には、上記研削スピンドルが、上記第1の旋回軸に対し垂直に走る第2の旋回軸で旋回可能に設けられる。
このような構成によって、両方の砥石車が互いの邪魔になることなく研削スピンドルを機械部品でのさまざまな加工位置に置くことができることが特に有利である。
この発明の装置はセラミック結合のCBN砥石車を備えるのがよいが、それはその耐用期間が極めて長く、かつこの発明の装置において特に良好な研削結果が得られるからである。これは特に作用面を研削する第1の砥石車に当てはまる。
以下、添付の図面に示される各実施例を参照して、この発明についてより詳細に説明する。
図1は、特に本発明に従う方法を実施するための本発明に従う研削用装置を示す。図1に従う装置は、機械ベッド1と、その上に取り付けられた工作物スピンドル台2と心押し台3とを含む。工作物スピンドル台2および心押し台3は一般的な心押し軸(図示せず)を含み、上記心押し軸はシャフト4,5にある先端6,7を有する。研削されるべき機械部品17は上記先端同士の間に締着される。図示の実施例においては、工作物スピンドル台2および心押し台3は、機械部品17の長手軸にて移送可能な研削テーブル8上に配置される。機械部品17、工作物スピンドル台2および心押し台3は、締着後には共通の長手軸23を有し、これはその他の各部分の配置における基準線として見なされ得る。
図1においてはさらに、変位モータ10を用いて長手軸23に対し垂直方向に移送可能な研削スピンドルスライダ9が概略的に示される。研削スピンドルスライダ9上には、第1の旋回軸12まわりで旋回可能な研削スピンドル台11が取付けられる。第1の旋回軸12は研削スピンドルスライダ9の摺動面に垂直に立っており、このため通常は鉛直に方向付けられる。
研削スピンドル台11には研削スピンドル14が取付けられる。研削スピンドル14は、第2の旋回軸13で研削スピンドル台11と旋回可能に結合される。第2の旋回軸13の位置は図2から認めることができる。第2の旋回軸13は第1の旋回軸12に対し垂直に走り、一般に見られる位置にある場合には工作物スピンドル台2、機械部品17および心押し台3の共通の長手軸23を横断する。
第1の旋回軸12によって得られる研削スピンドル台11の回転可能性は図1の曲線の両方向矢印Bで表わされる。第2の旋回軸13によって得られる研削スピンドル14の研削スピンドル台11に対する旋回可能性は図2の曲線の両方向矢印Aで表わされる。矢印Aについては、これは空間的な表現であると考えられたい。
研削スピンドル14の一方の側には2つの砥石車15,16が近く相並んで浮動載置される。
図4〜6における拡大図からは、研削されるべき機械部品の特徴と、個々の加工段階の経過とが特に明瞭に認められる。
研削されるべき機械部品17は、第1の軸部分18と、第2の軸部分19と、その間にある中間部分20とを含む。中間部分の外径Dは、その両側にある各軸部分の外径よりも明らかに大きい。中間部分20について本質的なのは切頭錐体21の基本形状にされた領域である。切頭錐体側面はその横断面において直線状の輪郭を有し得るが、凸または凹に曲がった輪郭を有する場合もある。このような機械部品においては、たとえば自動伝動装置にあっては、変化する半径の部分に沿ってチェーンまたはベルトが移動できる作用面22が形成される。その場合、このような作用面は2つ対向して配置され、チェーンまたベルトがその間に配される。
上記機械部品はさらに、やはり研削される必要のある円筒形の外側表面24を含む。これら表面を図5でまとめて示す。第1の砥石車15と作用面22との間の作用線または接触線を図4の線28で示す。砥石車の切削速度、すなわちその外周における速度はこの接触線28において極めて重要である。
図4〜6ではさらに、工作物スピンドル台および心押し台の先端6,7を支持できる振れ止め26,27が示される。すなわち、この発明に従い実施される方法においては、研削スピンドル14が斜めに位置付けられることがあるため、工作物スピンドル台2と心押し台3との間の空間の需要は増大する。これについては図4を参照されたい。したがって、先端6,7のシャフト4,5は比較的長く形成される必要がある。したがって、研削精度に特に高い要求が課される場合、これらシャフトを振れ止め26,27によって支持することによって砥石車の作用で撓まないようにする。
図7においては、研削されるべき機械部品をどのように先端6,7に確実に締着して正確にセンタリングできるようにしかつ効果的に回転駆動するのかが示される。
この目的を達成するため、先端6を、直径の小さい円筒形の突出部29によって伸ばす
。先端6およびそのシャフト4には、その長手全体にわたり、引張バー31を通す長手穿孔30が通される。引張バー31はその一端において、適当な作動機構を介して引張バーを往復させるように働くねじ部32を有する。引張バー31の反対端には作動円錐体33が形成され、これはその上にある締着部材と協働する。締着部材は締着顎36で形成される。さらに、スリットを入れた金属リングまたはゴム様の材料などから構成され得る第1の締着リング34および第2の締着リング35が設けられる。締着リング34,35は締着顎36を先端6における定位置に保持し、締着顎の水平方向の摺動を防ぐ。締着顎は引張バーに対して垂直の方向にのみ摺動することができる。第1の締着リング34によって生じる軸方向の力成分は微小であり無視できるものである。上述の各部分は円筒形の突出部29の内部で開き円錐継手を形成する。たとえば、3つの締着顎36をそれぞれ120°の間隔で設けることができる。ここで、図7において引張バー31を左へ引くと、作動円錐体33は締着顎36を押して外側へ動かし、これにより第1の締着リング34が軸方向に押圧され、第2の締着リング35が径方向で外側へ押される。円筒形の突出部29は、機械部品17にある第1の軸部分の正面側の穿孔37の中に突き出ているため、結果として先端6と軸部分18とは互いに固定式に締着され、こうしてセンタリングの精度を損なうことなく確実に一緒に回転させることが確かとなる。
図7から見てとることのできる開き円錐継手は構造的にさらに変形可能である。たとえば、締着顎および第2の締着リング35の代わりに1つ以上の球を使用することも可能である。これに関する詳細は、本出願人のEP 0 714 338 B1を参照されたい。
以下、本研削方法の過程について、図1〜7に従う装置で行なわれるものとして説明を行なう。
機械部品17の正面側の端部すなわち両方の軸部分18,19には、機械部品17を工作物スピンドル台2および心押し台3の先端6,7間に締着および駆動できるようにするための穿孔37が設けられる。図7から見てとることのできる開き円錐継手の作動によって、機械部品17は正確にセンタリングされて回転状態に入る。
作業面22が研削される第1の加工段階においては、研削スピンドル14は、第1の旋回軸12まわりの旋回によって図1〜4に示す位置にある。作用面22の円錐角に対応するように研削スピンドル14もまた若干斜めに位置付けることによって、第1の砥石車15はその周囲について、研削されるべき作用面22に対しほぼ垂直に着設される。
作用面22が横断面で直線状の輪郭を有する場合、第1の砥石車15の外側輪郭もまた直線状となる。一方、作用面22が凹または凸に曲がっている場合、第1の砥石車15はその逆で適合された湾曲を有している必要がある。このような機械部品の作用面において実際に見られる湾曲は比較的小さい。したがって、ここで行なわれる作用面の垂直研削においてはいずれにせよ、砥石車の切削速度が砥石車15の軸方向の広がり全体にわたりほぼ同じであるという利点がある。これは従来一般的であった斜めプランジカット研削に比して決定的な利点である。第1の砥石車15の軸方向の広がりが作用面22の径方向の斜め広がりと完全に重なり合うため、ただ1つの垂直研削工程によって研削しろ25を取り去って作用面22に求められる高度な研削状態を達成することが可能となる。切込送りの動きをもたらすには、研削テーブル8を長手軸23の方向で移送する。作用面22における接触線28に対しては対応する斜めの成分が当たる。基本的には、研削テーブルを固定して研削スピンドルスライダ9を移送することも可能である。
作用面22が完全に加工されると、研削スピンドルスライダ9を機械部品17から離れるように外側へ僅かに移送し、研削スピンドルスライダの摺動面に対し垂直に走る第1の
旋回軸12まわりで研削スピンドル台11を回転させる。それから研削スピンドル14を図2および図5に示す位置に移送する。この位置において、第2の砥石車16を用いて、中間部分20および第2の軸部分19にある円筒形の外側表面24すべてに対する長手研削を行なうことができる。この第2の加工段階においては、1つの軸方向の工程によって直ちに完成直径まで研削される剥離研削が好ましい。ここでもまた、長手方向の送りは研削テーブル8の移送によって行なわれる。
第2の加工段階が終了すると、研削スピンドル14を、水平に走る第2の旋回軸13まわりで、或る意味「頭越しに(ueber Kopf)」旋回させ、こうして両方の砥石車15,16は、研削されるべき機械部品17に対して図3および図6に示す位置を取ることになる。
ここで行なわれる第3の加工段階において、第1の軸部分の領域になお残っている外側表面24を長手研削することができる。ここでも再び第2の砥石車16が利用される。
2つの砥石車を有する研削スピンドルを、研削されるべき機械部品全体のまわりに或る意味「ぐるりと移送する(herumfahren)」ことにより単一の締着状態で研削を行なったことで、優れた研削結果とサイクル時間の大幅な短縮とが結び付けられる。
この発明に従う装置を第1の加工段階において示す上面図である。 図1に対応する、後続の加工段階での上面図である。 同様に、第3の加工段階を示す図である。 図1の詳細を示す拡大図である。 図2に示す加工段階に対応して機械部品と砥石車との協働についての詳細を示す拡大図である。 図3の詳細を示す拡大図である。 研削されるべき機械部品の締着、センタリングおよび駆動についての詳細を示す図である。
符号の説明
1 機械ベッド、2 工作物スピンドル台、3 心押し台、4 シャフト、5 シャフト、6 先端、7 先端、8 研削テーブル、9 研削スピンドルスライダ、10 変位モータ、11 研削スピンドル台、12 第1の旋回軸、13 第2の旋回軸、14 研削スピンドル、15 第1の砥石車、16 第2の砥石車、17 機械部品、18 第1の軸部分、19 第2の軸部分、20 中間部分、21 切頭錐体、22 切頭錐体側面・作用面、23 長手軸、24 円筒形の外側表面、25 研削しろ、26 振れ止め、27 振れ止め、28 接触線、29 円筒形状の突出部、30 長手穿孔、31 引張バー、32 ねじ部、33 作動円錐体、34 第1の締着リング、35 第2の締着リング、36 締着顎、37 正面側の穿孔。

Claims (12)

  1. 2つの軸部分(18,19)と、その間にあり直径のより大きな中間部分(20)とを有する回転対称の機械部品(17)を研削する方法であって、前記機械部品においては、横断面で直線状のまたは湾曲した輪郭を有する切頭錐体側面の形状にある作用面(22)が形成され、端部にて止着され回転駆動される前記機械部品(17)を単一の締着状態で研削するために、
    円筒形の基本形状でかつ適合して直線状のまたは適合して湾曲した周囲輪郭を有する第1の砥石車(15)を備える研削スピンドル(14)が前記作用面(22)に対し垂直に着設され、前記第1の砥石車(15)の軸方向の広がりは前記作用面(22)の径方向の斜め広がりと重なり合い、前記第1の砥石車(15)と前記機械部品(17)とがその長手軸(23)の方向で互いに対して相対的に動かされることで切込送りが行なわれ、
    前記機械部品(17)にある円筒形の外側表面(24)が第2の砥石車(16)での長手研削により研削され、前記第2の砥石車は前記研削スピンドル(14)において前記第1の砥石車(15)と同一軸上にあり、
    前記研削スピンドル(14)は、相前後して、前記第1の砥石車によって前記作用面(22)に対し、それから前記第2の砥石車によって前記円筒形の外側表面(24)に対して作用し、前記研削スピンドルは、2本の互いに垂直な旋回軸(12,13)のまわりで旋回し、前記機械部品(17)に対し相対的にその長手軸(23)の方向およびこれに対して垂直すなわちX軸で摺動される、方法。
  2. 前記第2の砥石車(16)の幅が前記第1の砥石車(15)の幅よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記機械部品(17)にある円筒形の外側表面(24)が剥離研削により研削されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記機械部品(17)にある円筒形の外側表面(24)がプランジカット研削により研削されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記機械部品(17)が先端(6,7)間に締着され、前記先端のうち少なくとも1つ(6)により回転駆動されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 機械部品(17)が水平に止着された場合に、前記研削スピンドル(14)が、鉛直に走る第1の旋回軸(12)と、水平に走る第2の旋回軸(13)とのまわりで旋回することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 特に請求項1から6のいずれかに記載の方法を実施するための回転対称の機械部品(17)を研削するための装置であって、前記機械部品は、2つの軸部分(18,19)と、その間にあり直径のより大きな中間部分(20)とを備え、横断面で直線状のまたは湾曲した輪郭を有する切頭錐体側面の形状にある作用面(22)が形成され、前記装置は、
    −正面側の端部に前記機械部品(17)を締着して回転駆動するための締着/駆動部材と、
    −前記機械部品(17)の長手軸(23)を横切って走る方向で移送可能な研削スピンドルスライダ(9)と、
    −前記機械部品(17)および前記研削スピンドルスライダ(9)を、前記機械部品(17)の長手軸(23)に平行な方向で互いに対し長手方向に摺動するための手段と、
    −2本の互いに垂直に走る旋回軸(12,13)で前記研削スピンドルスライダ(9)上に配置された研削スピンドル(14)と、
    −同一軸上で前記研削スピンドル(14)に載置され前記研削スピンドルにより回転駆動される2つの砥石車(15,16)とを備え、
    −前記砥石車のうち、前記機械部品(17)にある作用面(22)の研削に定められた第1の砥石車(15)は、少なくとも前記作用面(22)の径方向の斜め広がりに対応する幅を有し、
    −円筒形の周囲表面(24)の研削に定められた第2の砥石車(16)はより小さい幅を有し、
    −前記砥石車(15,16)は、前記研削スピンドル(14)の同一側に浮動して配置される、装置。
  8. 前記機械部品(17)を締着するための前記締着/駆動部材は、工作物スピンドル台(2)および心押し台(3)に取付けられた心押し軸(4,5)によって形成され、前記心押し軸は、そこにある先端(6,7)において前記機械部品(17)の正面側の穿孔(37)にセンタリングして係合し、さらに、少なくとも前記工作物スピンドル台(2)にある方の先端(6)には、径方向で内側から外側へ作用する締着部材を介して、前記機械部品(17)を一緒に回転させるようにその正面側の穿孔(37)と協働する継手が設けられることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 前記継手が開き円錐継手として形成され、その外側へ広がる締着部材は締着顎(36)として形成されて、前記工作物スピンドル台(2)にあるシャフト(5)内の長手穿孔(30)の先端領域に配置され、前記締着顎(36)の作動は、前記長手穿孔(30)を通されて前記締着顎(36)の領域で作動円錐体(33)を備えた引張バー(31)によって行なわれることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記工作物スピンドル台(2)および/または前記心押し台(3)にある先端(6,7)が、そのシャフト(4,5)において1つ以上の振れ止め(26,27)によって支えられることを特徴とする、請求項8または9に記載の装置。
  11. 前記機械部品(17)を締着して回転駆動させる前記締着/駆動部材が、前記研削スピンドルスライダ(9)に対して前記機械部品(17)の長手方向で移送可能な研削テーブル(8)上にあることを特徴とする、請求項7から10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記研削スピンドルスライダ上において、その摺動面に対し垂直に走る第1の旋回軸(12)で研削スピンドル台(11)が配置され、前記研削スピンドル台上には、前記研削スピンドル(14)が、前記第1の旋回軸(12)に対し垂直に走る第2の旋回軸(13)で旋回可能に設けられることを特徴とする、請求項7から11のいずれかに記載の装置。
JP2004525365A 2002-07-30 2003-07-29 回転対称の機械部品を研削する方法および装置 Expired - Fee Related JP4169739B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10234707A DE10234707B4 (de) 2002-07-30 2002-07-30 Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen eines rotationssymmetrischen Maschinenbauteils
PCT/EP2003/008374 WO2004012903A1 (de) 2002-07-30 2003-07-29 Verfahren und vorrictung zum schleifen eines rotationssymmetrischen maschinenbauteils

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005534509A true JP2005534509A (ja) 2005-11-17
JP4169739B2 JP4169739B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=30774952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004525365A Expired - Fee Related JP4169739B2 (ja) 2002-07-30 2003-07-29 回転対称の機械部品を研削する方法および装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7147547B2 (ja)
EP (1) EP1525073B1 (ja)
JP (1) JP4169739B2 (ja)
KR (1) KR101002609B1 (ja)
CN (1) CN100333876C (ja)
AU (1) AU2003251663A1 (ja)
BR (1) BR0313061A (ja)
CA (1) CA2491686C (ja)
DE (2) DE10234707B4 (ja)
ES (1) ES2263030T3 (ja)
RU (1) RU2318648C2 (ja)
WO (1) WO2004012903A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100803039B1 (ko) 2006-09-25 2008-02-18 웅진쿠첸 주식회사 조리용기용 연마장치
JP2010105069A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Jtekt Corp 研削盤および研削加工方法
WO2014157490A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社ジェイテクト 回転砥石のツルーイング方法及びそのツルーイング方法を実施するための研削盤
JP2017087364A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 株式会社シギヤ精機製作所 円筒研削盤による端面部形状の加工方法
CN114800078A (zh) * 2022-06-20 2022-07-29 张家港Aaa精密制造股份有限公司 轴承滚子外表面加工装置、方法及圆锥滚子轴承加工设备

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT502285B1 (de) * 2004-10-19 2008-12-15 Gissing Gerhard Trennschleifring mit doppelter kernspannvorrichtung
JP5058460B2 (ja) * 2005-07-11 2012-10-24 Ntn株式会社 研磨装置付き旋盤及びこれを用いて行う軸状ワークの加工方法
DE102008009124B4 (de) * 2008-02-14 2011-04-28 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zum Schleifen von stabförmigen Werkstücken und Schleifmaschine
JP5428740B2 (ja) * 2009-10-19 2014-02-26 株式会社ジェイテクト 複合研削盤
JP5505099B2 (ja) * 2010-06-04 2014-05-28 株式会社ジェイテクト 複合研削盤による研削方法
US8500514B2 (en) * 2010-12-08 2013-08-06 Koganei Seiki Co., Ltd. Apparatus and method for processing piston
IT1403602B1 (it) * 2010-12-22 2013-10-31 Tenova Spa Metodo per il posizionamento di cilindri operativi su di una macchina rettificatrice e macchina rettificatrice che attua tale metodo
BE1019774A3 (nl) * 2011-01-24 2012-12-04 Atlas Copco Airpower Nv Werkwijze en slijpmachine voor het vervaardigen van een rotor voor een compressor.
CN102689239B (zh) * 2011-03-25 2016-08-03 科德数控股份有限公司 全对称式五轴刀具磨床
KR101059740B1 (ko) 2011-05-27 2011-08-26 전용배 호브 연마기계
CN102335844A (zh) * 2011-10-22 2012-02-01 安庆机床有限公司 一种圆锥滚子球基面磨床
DE102012010689A1 (de) * 2012-05-30 2013-12-05 Vollmer Werke Maschinenfabrik Gmbh Vorrichtung zum Schärfen von Werkzeugen mit Schneiden, wie beispielsweise Bohrer, Fräser oder dergleichen
CN103042445A (zh) * 2012-12-17 2013-04-17 长春设备工艺研究所 一种用于单体泵阀芯圆锥面、圆柱面相切的磨削加工装置
CN103042442A (zh) * 2012-12-24 2013-04-17 镇江大有硬质材料有限公司 一种玻璃刀滚轮刀片磨削方法
DE102013100420A1 (de) * 2013-01-16 2014-07-17 Rehau Ag + Co Verfahren zur Herstellung eines polymeren Kfz-Bauteils
CN103223636B (zh) * 2013-05-10 2015-05-27 山东亚盛重工股份有限公司 五轴数控磨削器
EP3019309A4 (en) * 2013-07-08 2017-08-09 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Method for forming a workpiece
US9321140B2 (en) * 2013-08-01 2016-04-26 Ford Global Technologies, Llc System for machine grinding a crankshaft
US20150065011A1 (en) * 2013-08-28 2015-03-05 Jonathan Mandelbaum Diamond Cutting Tool for Plastic Ornamentation and Method Thereof
DE102014203402B3 (de) * 2014-02-25 2015-07-09 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Schleifmaschine und verfahren zum schleifen von axialen bohrungen und beidseitig zu bearbeitende plane aussenflächen aufweisenden werkstücken
KR102336169B1 (ko) * 2014-03-11 2021-12-07 테노바 에스.피.에이. 롤러 베어링의 외부 링을 연삭하기 위한 기기 및 연삭기
DE102014204807B4 (de) * 2014-03-14 2016-12-15 Erwin Junker Grinding Technology A.S. Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen von Großkurbelwellen
CN104385067A (zh) * 2014-10-07 2015-03-04 镇江市丹徒区甬润工具有限公司 一种自动铣刀加工磨床
DE102014222848B4 (de) * 2014-11-10 2021-03-04 Supfina Grieshaber Gmbh & Co. Kg Finishvorrichtung
CN104551716A (zh) * 2015-01-16 2015-04-29 南京建克机械有限公司 与数控走心机正轴配合的第三轴组机构
CN104607958A (zh) * 2015-01-16 2015-05-13 南京建克机械有限公司 与走心机正轴配合的第三轴组机构
CN204686446U (zh) * 2015-01-23 2015-10-07 南京建克机械有限公司 数控车铣走心机上与正轴机构配合的十字滑块第三轴组机构
CN104551684A (zh) * 2015-01-23 2015-04-29 南京建克机械有限公司 走心式车铣机床上的第三轴组机构
CN104551720A (zh) * 2015-01-23 2015-04-29 南京建克机械有限公司 一种与数控走心机正轴配合的十字滑块第三轴组机
CN204735951U (zh) * 2015-02-05 2015-11-04 南京建克机械有限公司 第三轴组机构及用其组成的走心式车铣机床
KR101697502B1 (ko) * 2015-10-13 2017-01-18 한국철도기술연구원 레일 표면 연마장치 및 이를 이용한 레일 표면 연마방법
KR101600972B1 (ko) 2015-12-09 2016-03-09 (주)미강에스엔씨 부품 가공장치
DE102016204273B4 (de) * 2016-03-15 2023-11-30 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zur schleif-komplettbearbeitung von wellenförmigen werkstücken mit zylindrischen und profilierten abschnitten
CN106670909B (zh) * 2016-12-30 2019-03-22 西华大学 加工正锥面密封环的热套式磨削装置
CN106670930B (zh) * 2016-12-30 2019-03-22 西华大学 加工倒锥面密封环的热套式磨削装置
CN107363687B (zh) * 2017-09-01 2023-05-05 贵阳天龙摩擦材料有限公司 平面及内外弧磨床及其磨削方法
CN107584388A (zh) * 2017-10-24 2018-01-16 浙江晟禧精密机械科技有限公司 一种钢球展开轮磨床
CN108214112B (zh) * 2018-01-11 2019-12-20 浙江苏泊尔股份有限公司 一种炊具纹理制造方法及炊具
US10654144B2 (en) * 2018-01-17 2020-05-19 Dave Phelps Spindle reconditioning system
CN108500817A (zh) * 2018-03-29 2018-09-07 宁波鑫神泽汽车零部件有限公司 汽车零件抛光装置
CN113770848A (zh) * 2021-09-28 2021-12-10 芜湖赢诺液压科技有限公司 一种内孔抛光设备
CN114799972A (zh) * 2022-05-25 2022-07-29 湖州电动滚筒有限公司 一种圆柱形管件加工定位工装
CN116422950B (zh) * 2023-03-24 2024-03-26 上海拓璞数控科技股份有限公司 用于拱形环状薄壁工件加工的镜像铣削装置
CN116587149B (zh) * 2023-07-19 2023-09-15 辽宁华天航空科技股份有限公司 一种角度可调的非刚性双曲零件抛光机器人

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1203584A (en) * 1966-12-02 1970-08-26 Cincinnati Milling Machines Lt Improvements in or relating to grinding and like machines
DE3724698A1 (de) * 1987-07-25 1989-02-02 Schaudt Maschinenbau Gmbh Schleifkopf
DE4103090C1 (ja) * 1991-02-01 1992-08-27 Erwin 7618 Nordrach De Junker
DE4326595C2 (de) * 1993-08-07 1997-01-16 Strausak Ag Maschinenfabrik Lo Universal-Schleifstation zum Werkzeugschleifen
DE4327807C2 (de) * 1993-08-18 1995-06-14 Erwin Junker Verfahren und Schleifmaschine zum Schleifen einer Kurbelwelle
DE4426452C1 (de) * 1994-07-26 1995-09-07 Erwin Junker Verfahren und Maschine zum Schleifen von Nocken mit konkaven Flanken
DE19800034C2 (de) * 1998-01-02 2001-03-22 Elb Schliff Werkzeugmaschinen Werkzeugmaschine für Bearbeitungswerkzeuge aus der Gruppe Schleifkörper und Fräser
CA2339020A1 (en) * 1998-08-11 2000-02-24 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Grinding machine with hard-turning attachment
DE19921785B4 (de) * 1999-05-11 2005-11-24 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zum Schleifen von konvexen Laufflächen und Außendurchmessern an Wellen mit wenigstens einem scheibenförmigen Wellenabschnitt sowie Schleifmaschine zur Durchführung des Verfahrens

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100803039B1 (ko) 2006-09-25 2008-02-18 웅진쿠첸 주식회사 조리용기용 연마장치
JP2010105069A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Jtekt Corp 研削盤および研削加工方法
WO2014157490A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社ジェイテクト 回転砥石のツルーイング方法及びそのツルーイング方法を実施するための研削盤
JP2014195862A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社ジェイテクト 回転砥石のツルーイング方法及びそのツルーイング方法を実施するための研削盤
JP2017087364A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 株式会社シギヤ精機製作所 円筒研削盤による端面部形状の加工方法
CN114800078A (zh) * 2022-06-20 2022-07-29 张家港Aaa精密制造股份有限公司 轴承滚子外表面加工装置、方法及圆锥滚子轴承加工设备
CN114800078B (zh) * 2022-06-20 2023-02-03 张家港Aaa精密制造股份有限公司 轴承滚子外表面加工装置、方法及圆锥滚子轴承加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
EP1525073B1 (de) 2006-05-24
RU2318648C2 (ru) 2008-03-10
DE10234707B4 (de) 2007-08-02
CN100333876C (zh) 2007-08-29
EP1525073A1 (de) 2005-04-27
KR20050023436A (ko) 2005-03-09
CA2491686C (en) 2010-10-19
CA2491686A1 (en) 2004-02-12
AU2003251663A1 (en) 2004-02-23
DE10234707A1 (de) 2004-02-26
WO2004012903A1 (de) 2004-02-12
CN1671508A (zh) 2005-09-21
RU2005105317A (ru) 2005-07-27
US7147547B2 (en) 2006-12-12
ES2263030T3 (es) 2006-12-01
US20050255793A1 (en) 2005-11-17
KR101002609B1 (ko) 2010-12-20
JP4169739B2 (ja) 2008-10-22
BR0313061A (pt) 2005-06-28
DE50303495D1 (de) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4169739B2 (ja) 回転対称の機械部品を研削する方法および装置
JP4226551B2 (ja) 長手方向穴を備える回転対称な機械部品を外面研削および内面研削する方法および装置
US5863239A (en) Microfinishing and roller burnishing machine
US9004981B2 (en) Apparatus for double-sided, grinding machining of flat workpieces
US4798024A (en) Method and apparatus for deburring the inner edge of part of a workpiece
US6852015B2 (en) Method and apparatus for grinding workpiece surfaces to super-finish surface with micro oil pockets
KR102375422B1 (ko) 롤형 공작물의 연마장치
JP3108405U (ja) 弾性ローラー用円筒研削盤
KR101959173B1 (ko) 볼 스터드 가공기
WO2012053455A1 (ja) 円筒内面部の加工方法および中ぐり工具
CN1810446B (zh) 磨削方法及磨削装置
RU2057631C1 (ru) Устройство для абразивной обработки беговых дорожек колец подшипников
KR101759278B1 (ko) 가공장치
JPH02218556A (ja) 心なし研削盤におけるエンジンバルブ研削用砥石車の修整方法及びその装置
JP4844166B2 (ja) ロボットアーム駆動テープラップ装置
JP4438432B2 (ja) ラッピング加工方法
SU648389A1 (ru) Станок дл доводки плоских поверхностей деталей
KR101981481B1 (ko) 자동차 미션용 솔레노이드 바디 연마장치
RU2189302C2 (ru) Станок для финишной обработки дорожек качения колец роликоподшипников
KR20170069313A (ko) 지석 스핀들 이동형 호닝머신
JPH08309652A (ja) ラッピング装置
SU1511089A1 (ru) Станки дл доводки наружных поверхностей вращени
RU2199417C2 (ru) Способ лезвийно-абразивной обработки
SU891386A2 (ru) Станок дл доводки плоских поверхностей деталей
RU2235012C1 (ru) Способ шлифохонингования

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees