JP2005529779A - 動力緊張装置 - Google Patents

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Abstract

ハウジング(10)、車両及び/又はベルトに感応してハウジング例拘束歯へ導入可能な少なくとも1つの拘束手段(25)を持つベルト軸(12)用拘束装置(23)、及び駆動装置(51)を介して回転せしめられる駆動歯車(13)から成りかつベルト軸(12)へ作用する緊張装置を有し、緊張装置の始動の際駆動歯車(13)がベルト軸(12)に連結可能である、戻り止めベルト巻取り機は、緊張装置の駆動歯車(13)が、ベルト軸(12)用拘束装置(23)を介して、力を伝達するようにベルト軸(12)に結合可能であることを特徴としている。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、戻り止めベルト巻取り機であって、ハウジング、車両及び/又はベルトに感応してハウジング側拘束歯へ導入可能な少なくとも1つの拘束手段を持つベルト軸用拘束装置、及び駆動装置を介して回転せしめられる駆動歯車から成りかつベルト軸へ作用する緊張装置を有し、緊張装置の始動の際駆動歯車がベルト軸に連結可能であるものに関する。
前記の特徴を持つ戻り止めベルト巻取り機は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3407378号明細に記載されている。この場合火薬網駆動装置の綱車として構成される駆動歯車に、偏心支持されて始動の際休止位置へ向かって阻止部材に予荷重をかけるばねの力に抗して揺動する阻止部材が、連結部材として設けられて、綱車の回転により行われる偏向の際、ベルト巻取り機のベルト軸に連結される歯に係合し、こうして綱車とベルト軸とのかみ合い結合を行う。
阻止部材を持つ綱車は、車両及び/又はベルトに感応して制御されるベルト軸の拘束用拘束装置を保持するハウジング側とは反対のハウジング側に設けられている。
公知のベルト巻取り機には、大きい軸縦方向寸法という欠点が伴う。なぜならば、U字状ハウジングの両側に、適当な制御装置及び連結装置を含む機能部分が、それにより生じる幅でそれぞれ設けられているからである。
従って本発明の基礎になっている課題は、最初に述べた特徴を持つベルト巻取り機において、前記の欠点を回避し、僅かな幅で簡単な構造を持つベルト巻取り機を提供することである。
この課題の解決策は、発明の有利な構成及び展開を含めて、発明の詳細な説明の前にある特許請求の範囲の内容から明らかになる。
本発明は、その基本思想において、緊張装置の駆動歯車が、ベルト軸用拘束装置を介して、力を伝達するようにベルト軸に結合可能であることを意図している。
本発明には、こじんまりした構造という利点が伴う。なぜならば、いずれにせよ存在して車両及び/又はベルトに感応して駆動される拘束装置が、今や付加的な機能で、緊張過程用のベルト軸に緊張装置の駆動歯車の連結するためにも利用されるからである。
本発明の第1の実施形態では、駆動歯車が、拘束装置の拘束手段を介して直接に、ベルト軸に結合可能であるので、ベルト巻取り機の通常作動では、緊張作動におけるように、拘束手段が二重機能を果たす。
その代わりに、ベルト軸用拘束装置が、ベルト拘束を行う拘束手段に加えて、拘束装置に支持されかつ駆動歯車により駆動可能で駆動歯車を拘束装置に連結する爪を持っている。この場合別々の爪が設けられて、拘束機能と連結機能を別々に果たすことができる。これは爪の適応した設計を可能にする。
本発明の実施形態によれば、駆動歯車が、休止状態で、ベルト巻取り機のハウジングに力を伝達するように固定され、かつ拘束歯として作用し、緊張装置の始動により駆動歯車がハウジングから釈放可能であり、かつ拘束装置の拘束手段を介してベルト軸に力を伝達するように結合可能である。
それにより緊張装置の駆動歯車に、緊張装置の応動なしに通常作動の際ベルト巻取り機の拘束のためハウジングに固定した歯としての別の移動が割当てられる。このため駆動歯車が、ベルト巻取り機のハウジングに対して、ベルト巻戻し方向に回転しないように固定されているので、ベルト拘束を行うため拘束装置の拘束手段を駆動歯車となるべくかみ合いで結合する際、ベルト軸に由来する拘束力が拘束手段及び駆動歯車を介してハウジングへ導入される。同時に駆動歯車がベルト巻取り方向に回転可能に設けられているので、緊張装置の応動の際、導入される拘束手段を介してベルト巻取り方向への駆動歯車の回転を介して、ベルト軸もベルト巻取り方向に回転される。
このため環状に構成される駆動歯車が、拘束歯としての外歯及び拘束装置の拘束手段の係合のために設けられる内歯を持ち、ベルト巻取り機のハウジングに、ばね力により駆動歯車の拘束歯へ可撓的に係合している拘束爪が設けられており、駆動歯車の拘束歯と拘束爪とが互いに方向づけられて、ベルト巻戻し方向における駆動歯車の回転が常に拘束を行い、ベルト巻取り方向への駆動歯車の回転が、駆動歯車の拘束歯を越える拘束爪の乗り越え滑りにより可能にされる。
本発明の第1の実施形態によれば、拘束爪が、ハウジングのU脚辺の側方にそのそばに設けられ、ねじりばねによる荷重を受けてU脚辺に揺動可能に支持されている。
本発明の好都合な実施形態では、その代わりに、拘束爪が、U脚辺の面内で、このU脚辺に設けられる切欠きに設けられ、かつ切欠きにおいて揺動可能に支持され、拘束爪と切欠きの縁との間に板ばねが設けられている。これにより本発明によるベルト巻取り機の特に場所を節約する構造が得られる。
均一な荷重分布のため、駆動歯車の周囲において、複数の拘束爪がベルト巻取り機のハウジングに設けられている。この場合変形例において、拘束爪が駆動歯車に設けられ、拘束歯としてハウジングに固定した歯がハウジングに形成されている。
ハウジング脚辺に駆動歯車を固定するための拘束歯と、ベルト軸の連結のための内歯とが、駆動歯車に設けられている場合、本発明の第1の実施形態によれば、駆動歯車の外歯として構成される拘束歯と内歯が1つの面内に設けられている。これにより歯の空間を節約する配置が生じる場合、本発明の実施形態により、外歯が、駆動歯車の環輪郭から内歯の突出成形により形成されて、外歯と内歯が一体の歯を持つ歯付き部を形成していると、製造上の特別な利点が得られる。
別の実施形態では、内歯として構成される拘束歯と内歯が、軸線方向に並んで駆動歯車の環輪郭の内側に設けられ、ハウジングに固定して支持される拘束爪が、内側拘束歯と係合するためU字状に形成され、従って外から駆動歯車に係合する。
本発明の実施形態によれば、駆動歯車を固定するための別の構造原理も考慮され、緊張装置の応動前と緊張装置の応動後に駆動歯車が異なるやり方で固定されて、ハウジングにほぼ固定された拘束歯として、ベルト軸拘束のために作用することができる。このため本発明の実施形態によれば、駆動歯車が、荷重を受けて破壊可能な拘束手段を介してハウジングに固定され、駆動運動の終了後、ベルト引出し方向への駆動装置の逆運動が防止されて、拘束される駆動装置を介して駆動歯車が回転不可能に固定され、拘束歯として作用する。
例えば適当に設計されるせん断ピンを介して緊張装置の始動前に固定されている駆動歯車が、軸の輪郭頭部に設けられる拘束爪の係合のための支持体として、ベルト巻取り機の通常作動の際作用し、緊張運動の終了後公知の適当な手段により、駆動装置自体の拘束を介してベルト引出し方向への逆回転に抗して駆動歯車が固定されて、ベルト引出し方向にベルト軸に由来する拘束力を駆動歯車が吸収することができる。
本発明の実施形態について後述するように、例えば緊張装置の駆動装置が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19602549号明細から公知の玉緊張装置として構成されている場合、緊張運動の終了後駆動歯車を固定するため、適当な玉締付け部を介して駆動通路内の玉又は駆動体を拘束することができる。駆動装置が例えば綱緊張装置として構成されている場合、適当な綱締付け部による駆動綱の固定手段が利用可能である。
例えば玉又は駆動体が拘束するように駆動歯車に固定されて、緊張方向に駆動装置が作用する際、駆動歯車の回転が可能であるけれども、逆方向即ちベルト引出し方向には不可能であることによって、上述したせん断ピンの代わりに、緊張装置の始動前にも、駆動歯車の固定のため、駆動装置自体が利用可能である。
緊張装置の応動前に、ベルト巻取り機側センサ装置を介して拘束を行うため、ベルト軸と駆動歯車との連結が行われ、この連結が緊張運動の伝達のためにも必要なので、本発明の実施形態によれば、緊張装置により始動されて拘束装置の拘束手段を駆動歯車に連結する駆動素子が設けられている。緊張装置により始動される駆動素子を介して、ベルト拘束と同じように、拘束手段が駆動歯車に連結されるので、駆動歯車とベルト軸との間に荷重を伝達する結合が行われ、この荷重を伝達する結合を介して、緊張装置からベルト軸へ緊張運動も伝達される。これに伴う利点として、連結が行われた後、緊張過程中に駆動素子は負荷されない。なぜならば、拘束の場合のように、駆動歯車とベルト軸との間で直接荷重伝達が行われるからである。従来技術では通常駆動歯車とベルト軸との間に、全緊張過程中に力を伝達する連結が必要であるが、本発明によればこのような連結が今や回避される。
センサ装置の構成に関して公知のように、拘束手段をベルトに感応して制御するため、拘束装置を包囲する慣性質量が設けられ、ベルト軸の回転運動に対する慣性質量の相対運動が、拘束手段を駆動歯車に係合するように制御し、慣性質量に拘束歯が付属し、ベルト巻取り機の通常作動中に、車両側センサのセンサレバーがこの拘束歯に係合可能である。従って速すぎるベルト引出しのため、慣性質量がその回転運動においてベルト軸の回転より遅れるか、又は慣性質量がその回転運動において車両に感応するセンサにより止められると、慣性質量とベルト軸との間に現われる相対運動が、輪郭頭部に支持される拘束爪を駆動歯車の内歯と係合させる制御に変換され、それによりベルト軸と駆動歯車との荷重を伝達する結合が行われる。
ベルト軸と駆動歯車とが、輪郭頭部に支持される拘束爪の制御を介して互いに連結される場合、慣性質量の外歯へ付加的に導入可能な連結爪を介して拘束爪の制御を行うための異なる実施形態が考慮され、その場合連結爪が、ベルト軸に対する慣性質量の適当な相対運動を開始する。
本発明の第1の実施形態によれば、緊張装置の始動の際連結爪が、別の爪操作装置により、慣性質量の拘束歯に係合するように導入可能である。
このため爪操作装置が、連結爪を動かす操作器として構成され、この操作器が電磁石又は圧電素子又は他の適当な駆動素子である。
その代わりに、連結爪を操作する操作器が火薬で駆動されるピストン装置であり、ピストン装置を操作するため、始動可能な別の火薬駆動装置が設けられている。その代わりに、ピストン装置が緊張装置の火薬駆動装置に結合され、従って連結爪を操作するピストン装置が緊張装置の駆動装置の作用を受けることができる。
液圧駆動装置のような別の圧力制御される駆動手段、爆発ひもの切断による駆動媒体の発生、ボーデンケーブル操作又はレバー棒を介する操作、気泡等のように膨張する圧力体を介する操作も考えられる。
拘束装置を包囲する慣性質量にもはや頼らない本発明の別の実施形態では、駆動素子が、駆動歯車に支持されかつハウジング部分を介して強制案内される連行レバーであり、駆動歯車の回転の際この連行レバーが強制制御されて、拘束手段用の慣性制御される制御円板の拘束歯に係合し、制御円板によって行われる駆動歯車による拘束手段の鎖錠に続いて、制御円板との係合を解除される。更に制御円板が、駆動歯車を包囲するハウジング蓋の外側で、ベルト軸の延長部上に設けられ、ハウジング蓋に、ハウジング蓋を貫通する連行レバーを強制案内するための結合リンク案内部が形成され、輪郭頭部に対する制御円板の相対回転により行われる拘束爪の制御の終了後、連行レバーが駆動歯車の内歯と係合してせん断されるように、結合リンク案内部が構成されている。
本発明の別の実施形態によれば、駆動素子が、鉢状慣性質量内へ延びて駆動歯車に結合される連行部分に揺動可能に支持される連結爪であり、この連結爪が、鉢状慣性質量の内側に形成される内歯に係合して制御可能である。このため連結爪が、連行部分に保持される保持ばねに揺動可能に支持され、保持ばねが、連結爪を休止位置で固定する少なくとも1つのばね腕を持っている。従ってばね腕は応動閾値を規定し、この応動閾値において、駆動歯車及びそれに結合された連行部分の回転のため、爪が慣性質量の内歯にかみ合うように制御されるので、慣性質量が回転される。緊張装置の始動の際同時にベルト軸が静止するか、又は非常にゆっくり回転するので、慣性質量とベルト軸との相対回転が起こるので、拘束装置の拘束手段が駆動歯車の内歯と係合するように制御され、従って駆動歯車とベルト軸との間に直接荷重を伝達する結合が行われる。
駆動歯車とこの実施形態では再び鉢状に形成される慣性質量及びそれに形成される内歯との結合に関して、連結結合を簡単化するため、駆動素子が、駆動運動の始めに緊張装置の駆動装置により鉢状慣性質量の内側に形成される内歯へ導入可能な連結部材から成り、連結部材が、駆動装置の作用で駆動歯車に縦方向移動可能に設けられるピンから成り、このピンが縦方向移動により慣性質量の内歯に係合する。
本発明の実施形態によれば、駆動歯車が、その拘束歯を、ベルト巻取り機のハウジングのU脚辺の外側に設けられ、拘束爪がU脚辺の外側に支持されている。
その代わりに、駆動歯車が、ベルト巻取り機のU字状ハウジングの外に設けられる駆動装置と共同作用する範囲を、U脚辺の外側に設けられ、拘束歯を持つ延長部で、U脚辺の支持開口を貫通し、拘束爪がU脚辺の内側に支持されている。この場合好都合なように、ハウジングのU脚辺を貫通する駆動歯車の延長部が、駆動歯車の回転のための回数支持体を形成している。
本発明は、機能にとって重要な構造素子の別の空間的対応関係も含んでいる。
本発明は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4331027号明細書から公知のように、ねじり棒として構成される力限定装置を持つベルト巻取り機の構造にも適用可能である。このベルト巻取り機とベルト緊張装置との組合わせにおいても、ベルト軸及びこのベルト軸と緊張装置の駆動歯車との間の連結装置のための車両及び/又はベルトに感応して制御される拘束装置は、ベルト巻取り機ハウジングの異なる側に設けられている。このようにねじり棒を備えたベルト巻取り機とベルト緊張装置との組合せでは、付加的な問題として、ベルト巻取り方向に作用する緊張運動の終了後、力限定を行うため、ベルト巻戻し方向へのベルト軸の回転が必要であり、この回転は緊張装置の駆動により困難にされるか又は限定され、場合によっては阻止される。このためドイツ連邦共和国特許出願公開第4331027号明細書は、緊張運動の終了後ベルト軸の駆動歯車を切り離すため費用のかかる装置を更に提案している。力を限定されるこのようなベルト巻取り機とベルト緊張装置との組合わせに本発明の基本思想を適用することによって、緊張運動の終了後力限定が妨げられないという、付加的な利点が得られる。
本発明の実施形態において、ねじり棒が、拘束手段を保持しかつ慣性質量により包囲される輪郭頭部を持っていると、基本的にドイツ連邦共和国特許出願公開第19528115号明細書から公知のように、せん断ピンを介して輪郭頭部をベルト軸に好都合なように結合することができる。これによりベルトの通常の巻取り及び巻戻しの際及び緊張装置の応動の際、ベルト軸の運動がねじり棒を介して直接輪郭頭部へ伝達される。緊張運動の終了後、事故発生の際ベルト軸に適当な引出し荷重がかかると、せん断ピンが破断するので、今や拘束される輪郭頭部に対するねじり棒のねじりを介して、軸が更に回転することができる。これにより、力限定過程中にベルト軸と緊張装置との間にもはや結合が行なわれないので、従来技術において存在したベルト軸の力限定運動の妨害も生じないという利点が得られる。
図面には本発明の実施例が示され、以下に説明される。
図1に全体を示されているベルト巻取り機はU字状ハウジング10を持ち、このハウジングの側方U脚辺にベルト軸12が回転可能に支持されている。ベルト軸12には安全ベルト巻取り機の図示しないベルトが巻付けられている。
ベルト軸12の一端には、ハウジング蓋50の下に巻取りばねが設けられ、ベルト軸12の他端には緊張装置の駆動歯車13が設けられ、この駆動歯車には駆動装置51が付属して、緊張装置の始動の場合駆動歯車13を回転させる。駆動装置51は、図示した実施例ではドイツ連邦共和国特許出願公開第19602549号明細書に従って玉緊張装置として構成されている。駆動装置の構成は本発明の対象に属していないので、前記の明細書の説明が参照される。別の駆動装置、例えば駆動歯車に巻付けられる駆動綱を介する駆動も可能である。詳細には、駆動装置51は、取付け蓋16を介してハウジング10に取付けられる管ハウジング15を含み、この管ハウジング内に発射火薬及び質量体としての玉が設けられている。始動の場合ガス発生器の点火により生じるガスが管ハウジング15から玉を押出すので、これらの玉が駆動歯車13の凹所に入り、それにより駆動歯車を回転させる。
駆動歯車13は、ハウジング10のU脚辺11の方へ向く延長部17を持ち、この延長部17がハウジング10のU脚辺11に形成された支持開口52へ入り込んでいる。延長部17に形成される支持フランジ18はU脚辺11の外側へ当接し、それに続く支持環19は支持開口22の面内に配置されているので、駆動歯車13はハウジング10のU脚辺11に回転可能に支持されている。
支持環19のそばに設けられてベルト軸12の方へ突出する延長部17の範囲には、拘束歯20としての外歯が設けられ、U脚辺11の内側に揺動可能に設けられる拘束爪21がこの外歯に付属して、ばね22により拘束歯20と係合する位置へ予荷重をかけられている。ベルト巻戻し方向への駆動歯車13の回転が常に阻止され、ベルト巻取り方向への駆動歯車13の回転が拘束歯20を越える拘束爪21の乗り越え滑りにより可能にされるように、拘束爪21と拘束歯20の歯が構成されている。更に駆動歯車13は、延長部17の範囲に、拘束手段に係合する内歯40を持っているので、拘束爪21を介してハウジング10に固定される駆動歯車13は、ベルト巻取り機の拘束システムのため荷重を吸収するハウジング側鎖錠装置のように作用する。ベルト軸12へ駆動歯車13を連結するに役立つ構造部分は、後述される。
ハウジング10のハウジング脚辺11への拘束爪21の別の配置が図5に示されている。この実施例では、2つの拘束爪21がハウジング10のU脚辺11の面内に、しかも脚辺11にある切欠き60に設けられている。拘束ばね21のばね荷重は、それぞれの拘束爪21と切欠き60の縁との間に設けられる板ばね61によって生じる。容易にわかるように、これによりベルト巻取り機の幅の減少が行われる。
拘束爪21に係合する駆動歯車の歯の構成に関して、本発明は種々の構成を提案する。図1により外歯20と内歯40が1つの面内に設けられている場合、図12によれば、好都合なように、これらの歯20,40を単一の製造過程で構成することが提案され、内歯40を駆動歯車13の環輪郭から外方へ刻印することによって外歯20が形成されるので、全体として一体の歯が得られ、これが図2に概略的に示されている。
歯の別の構成では、軸線方向に並んで駆動歯車13の環輪郭の内側に形成される共通な内歯62,40として、拘束歯及び必要な内歯40が構成される。この場合拘束爪21はU字状に形成されているので、外側又は側方から拘束内歯62へ係合する。
ベルト軸12への駆動歯車13の連結が、第1の実施例では図2〜4により説明される。まず図2及び3からわかるように、輪郭頭部23がベルト軸12の端面に取付けられ、図示してないが輪郭頭部23とベルト軸12との固定的結合が行われ、この結合はねじり棒を介して直接行うことができるので、ベルト軸12と輪郭頭部23はそれぞれ一緒に回転する。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4331027号明細書により、ねじりばねとして構成される力限定装置を持つベルト巻取り機の構造形式において、輪郭頭部23がベルト軸12の内部に延びるねじり棒に回らないように結合され、その点で輪郭頭部23とベルト軸12との間の相対回転が可能である場合、輪郭体23に半径方向へ突出する突起24が設けられ、ベルト軸12に結合される図示しないせん断ピンが突起24に設けられているので、ねじり棒の応動前に、輪郭頭部23が直接ベルト軸12に結合されている。輪郭頭部23には、互いに対向して2つの半径方向に揺動可能な拘束手段25としての拘束爪25が設けられ、これらの拘束爪を介して、ハウジング10に対するベルト軸12の拘束が後述するように行われる。
ベルト及び車両に感応する制御システムによる拘束の制御が開始される場合、ベルトに感応する制御システムは、なるべくかみ合い結合により輪郭頭部23に結合されるアダプタ26から成り、ベルトに感応する制御システムの応動閾値を規定するg値ばねが、いわゆるWSばね37としてアダプタ26に固定されている。半径方向に突出するばね外端28は、環状に形成されてアダプタ26を持つ輪郭頭部23を包囲する慣性質量29の内側に掛けられている。輪郭頭部23の拘束爪25が半径方向外方へ出ることができるようにするため、慣性質量29は拘束爪25の貫通用の対向する凹所33を持っている。
慣性質量29の外周には、慣性質量29と共に回転する環55が設けられ、その外歯56に、車両センサ31に設けられる阻止腕32が、車両センサの応動の際係合し、それにより慣性質量29の運動を停止する。これにより拘束爪25が拘束方向へ偏向される。慣性質量29は更にその外側に外歯30を持ち、側方偏向の際慣性質量が歯40において拘束されることにより、外歯30がベルト軸12の付加的な拘束を可能にする。従って、車両センサ31の阻止腕32を場合によっては直接外歯30に係合させることも可能になる。
慣性質量29は車両に感応する制御システム及びベルトに感応する制御システムの構成部分として動作するのみならず、更に駆動歯車13の連結に関する機能も持っているので、環状慣性質量29の内部空間は内部フランジ34によって分割されている。内部フランジ34へ止め円板35が当接してこの止め円板35が環状慣性質量29へ入れられて、アダプタ26と係止するので、慣性質量29が、失なわれないけれどもアダプタ26を持つ輪郭頭部23に対して回転可能に輪郭頭部23に固定されている。
慣性質量29は、止め円板35から軸線方向に突出する範囲に内歯36を備えている。内歯36を備えた慣性質量29のこの部分へ、かみ合い形成部38を介して駆動歯車13に固定される連行部分37が入り込み、連行部分37に保持ばね44が固定されている。保持ばね44には双腕連結爪41が、中心に設けられる支持ほぞ43により半径方向に揺動可能に支持され、この連結爪41はその一方の外端に歯42を持ち、この歯42が慣性質量29の内歯36に係合するようになっている。連結爪41は、保持ばね44のばね腕45により固定される休止位置に設けられて、慣性質量29に対して自由に動ける。しかし緊張装置の応動の際、駆動歯車13及びそれに結合される連行部分37が回転加速されると、連結爪41は、その慣性のため連行部分37の回転運動より後れ、ばね腕45の力に打勝つので、連結爪41は内歯36に係合するまで半径方向へ揺動する。
ベルトの巻取り運動及び巻戻し運動を伴うベルト巻取り機の通常作動の際、公知のようにベルト又は車両に感応する制御システムの応動により、輪郭頭部23従ってベルト軸12に対する慣性質量29の相対運動が起こり、車両に感応する制御システムの応動の際、車両センサ31の阻止腕32の係合により慣性質量29が固定され、一方ベルト軸12が引続き回転するか、又はベルトの急速な引出しの際慣性質量29が、その慣性のためWSばね27を持つアダプタ26の急速な回転に対して後れる。いずれの場合も、慣性質量29と輪郭頭部23との相対運動により、拘束爪25が慣性質量29の凹所を通って半径方向外方へ揺動して、駆動歯車13の延長部17の内歯40に係合する。拘束歯20への拘束爪21の持続する係合のため、駆動歯車13がハウジング10に固定されているので、ベルト軸12がベルト巻戻し方向への回転を阻止され、引続くベルト引張りの際生じる荷重が、拘束爪25及び駆動歯車13を介してベルト巻取り機ハウジング10へ導出される。その点で駆動歯車13がベルト拘束のためにも利用されることによって、この駆動歯車が二重機能を果たす。
ベルト巻取り機が力限定装置としてねじり棒を持っていると、輪郭頭部23が拘束される際ベルト軸12へ引続き作用する引出し荷重が、輪郭頭部23の突起24からせん断ピンをせん断するので、ベルト軸12が、このベルト軸及び輪郭頭部23に締付けられているねじり棒を介して、公知のように、ねじり棒により同時に力を吸収しながら、拘束されている輪郭頭部23に対して更に回転することができる。
さて緊張装置が始動され、従ってベルト巻取り方向に駆動歯車が回転すると、まず拘束歯20に係合している拘束爪21によりベルト巻取り方向への駆動歯車13の回転は妨げられない。なぜならば、拘束歯20及びばね荷重を受ける拘束爪21の歯が互いに合わされて、拘束爪21が拘束歯20を乗り越えて滑ることにより、ベルト巻取り方向へ駆動歯車13が回転することができるからである。
駆動歯車13の回転により、連行部分37を介して駆動歯車13に支持される連結爪41が反応し、適当な回転加速度において慣性質量29の内歯36への係合を制御されるので、慣性質量29が駆動歯車13の回転に連結される。それにより、回転する慣性質量29と多かれ少なかれ休止位置にあって輪郭頭部23を持つベルト軸12との相対運動が強制的に行われ、この相対運動により拘束爪25が駆動歯車13の内歯40へ導入される。これにより駆動歯車13と輪郭頭部23との荷重を伝達する直接の連結が行われるので、ベルト巻取り機の拘束装置を介してベルト巻取り方向へのベルト軸12の回転への駆動歯車13の緊張回転の伝達が同時に行われる。
慣性質量29への慣性質量29の連結従って駆動歯車13の内歯40への輪郭頭部23の拘束爪25の連結係合を行う連結爪を制御する別の実施形態が、図5〜8に示されている。
まず図6からわかるように、連結爪63が駆動歯車13に回転可能に支持されて、慣性質量29の拘束歯30に係合するように揺動可能である。この揺動は、例えば電磁石又は圧電素子として構成することができる概略的に示した操作器64を介して行われる。
図7による別の実施形態では、連結爪63に作用するピストン棒を持つピストン装置65としても、操作器を構成することができる。ピストン装置65は、緊張装置と共に始動可能な別個の火薬駆動装置66により駆動される。
図8に示す実施例では、連結爪63に作用するピストン装置65を駆動するために、緊張装置用駆動装置68が利用され、この目的のため駆動装置68は、ガス圧力導管69によりピストン装置65に接続されている。駆動装置68の始動の際、緊張装置の駆動装置51がガスを供給されるだけでなく、発生されるガスの一部が分岐され、ガス圧力導管69を介してピストン装置65へ供給されるので、連結爪63が慣性質量29に係合するように制御される。
慣性質量29へ駆動歯車13を連結するための別の実施形態が図11からわかり、ここでは駆動歯車13に縦方向移動可能なピン76が設けられて、このピン76が緊張装置の駆動玉の経路へ入り込み、当たる最初の玉により縦方向に移動されて、この縦方向移動の際慣性質量29の内歯36に係合し、それにより駆動歯車13及び慣性質量29を互いに連結する。
駆動歯車13とベルト軸12とを結合する別の実施例が図9及び10に示され、この実施例では、鉢状慣性質量は設けられていない。この実施例では、ハウジング10のU脚辺11に、駆動歯車13を包囲するU字状のハウジング蓋70が設けられ、このハウジング蓋70の外側で、慣性を制御される制御円板71が、このためハウジング蓋70を貫通する軸延長部75上に支持されている。制御円板71はその外周に同様に拘束歯74を持ち、車両に感応するセンサをこの拘束歯74に付属させることができる。駆動歯車13には連行レバー72が揺動可能に支持され、ハウジング蓋70に形成される結合リンク案内部73に通されて、制御円板71の拘束歯74に係合するようになっている。駆動歯車13の回転が始まると、連行レバー72が固定している総合リンク案内部73を通って制御円板71の拘束歯74に係合せしめられ、それにより制御円板71がその回転運動を駆動歯車13の回転と共に行うように、結合リンク案内部73が構成されている。これにより輪郭頭部23に対する制御円板71の相対運動が行われ、それにより上述したように、拘束爪25の駆動が行われる。駆動行程の終わりに、連行レバー72が結合リンク案内部73の端部へ当たるので、この位置で連行レバー72がせん断され、それにより制御円板71の駆動歯車13の連結が再び解消される。この連結は、緊張運動の伝達中に、拘束爪25が駆動歯車13の内歯40へ係合した後には、もはや必要でない。
図14a〜14lには、ハウジング、ベルト軸、駆動歯車、拘束素子及び制御素子のようにベルト巻取り機の構造的に必要な構造部分を相対配置する種々の可能性が示されている。これからわかるように、ベルト巻取り機の個別部分の構造的に規定されるすべての考えられる対応に本発明が適用可能であり、それによりその適用を制限されてない。
図14aには1つの装置の概略図が示され、駆動歯車13が、ベルト軸12の支持個所80により、U字状ハウジング10の脚辺11の内側に設けられ、ハウジング側に支持される拘束爪21を結合するための外歯20と、ベルト拘束(輪郭頭部23、拘束爪25)の係合のための内歯40が、ベルト軸12の方へ向けて設けられている。
図14bに示す実施例は、大体において次の点で相違している。即ち拘束爪21と共に外歯20が、またベルト拘束体23,25と共に内歯40が、駆動歯車13の異なる側に設けられ、駆動歯車13が内歯40と入れ子式に設けられて、軸線方向全長を小さくする。
図14cに示す実施例では、ベルト巻取り機の構造は図14aの図に類似しており、駆動歯車13は内側でベルト軸13に隣接して設けられ、歯20,40は外方へ向けて構成されている。この場合拘束支持体が含まれている。
図14dに示す実施例は、図14bに示す実施例に類似して構成されており、駆動歯車13は内歯40と共に、また外歯20は拘束爪21と共に、ハウジング脚辺11の異なる側に設けられ、駆動歯車13はハウジング脚辺11の内側にある。拘束爪21用支持体としての付加的なハウジング部分81が、ハウジングのU脚辺に設けられている。
図14eに示す実施例は、図14dに示す実施例のほぼ反転を示し、今や駆動歯車13はハウジング脚辺11の外に設けられ、1つの面内にある駆動歯車13の歯40,20は、ハウジング脚辺11とベルト軸12との間に設けられている。
図14fに示す実施例は、図14eに示す実施例に一致し、中から外へ構造素子の交換が行われており、駆動歯車13がハウジング脚辺11とベルト軸12の間に設けられ、残りの素子がハウジング10の外に設けられている、拘束爪21は、図14dに応じて、付加的なハウジング部分81に支持されている。
図14gに示す実施例は、外歯20が拘束爪21と共にハウジング脚辺11とベルト軸12との間に設けられ、駆動歯車13がそれと入れ子式に設けられてベルト拘束部23,25を持つ内歯40と共にハウジング10の外に設けられているという条件で、図14eに示す実施例に一致している。
次になお説明する図14h〜14lによる実施例では、図14d及び14fにおけるように、今まで説明したU字状ハウジング10に加えて、ハウジングのU脚辺11に、付加的なハウジング部分81が拘束爪21用支持体として設けられているので、拘束爪21がこの付加的なハウジング部分81に支持されている。この場合図14hによる実施例は、図14cによる配置の反転を示し、ベルト拘束体23,25はハウジング10の中に設けられ、残りの構造部分はハウジング10の外に設けられている。
図14iに示す実施例では、図14bによる実施例と一致する構造素子の構造が選ばれ、一致する素子である駆動歯車13と付属する拘束体はハウジング10の外に設けられている。
図14jに示す実施例は再び図14aに示す実施例に一致するが、すべてハウジング10の外に設けられている構造素子が側方を反転して設けられている。
前記の説明と同じように別の対応を示す図14k及び14lの実施例についても、同じことが当てはまる。
特許請求の範囲、発明の詳細な説明、要約及び図面に開示されたこの書類の対象の特徴は、個々にまたその組合わせにおいて、種々の実施形態において発明を実現するために重要である。
一部を分解された構造群を持つ全体図で緊張装置を持つベルト巻取り機を示す。 駆動歯車を一体化されたベルト巻取り機の拘束側を分解図で示す。 別の方向から見た図2の対象物を示す。 ベルト軸を駆動歯車に連結するための緊張装置に感応する制御システムを単独図で示す。 駆動歯車を固定する拘束爪を持つベルト巻取り機ハウジングのハウジング脚辺を示す。 輪郭頭部の拘束爪を駆動歯車に連結する装置を概略図で示す。 別の火薬駆動装置を持つ図6の装置を示す。 緊張装置の火薬駆動装置が連結爪の操作用駆動パルスを供給する、図6による装置を示す。 輪郭頭部の拘束爪を駆動歯車に連結する別の実施例を示す。 図9の対象物を切断された側面図で示す。 ベルト軸を図1〜3による駆動歯車に連結するための制御システムを別の実施例で示す。 ハウジング脚辺への駆動歯車の固定を別の実施例において概略図で示す。 ハウジング脚辺への駆動歯車の固定を別の実施例において概略図で示す。 ハウジング、ベルト軸、駆動歯車、拘束素子及び制御素子の相互の対応を異なる実施例において概略図で示す。

Claims (37)

  1. ベルト巻取り機であって、ハウジング(10)、車両及び/又はベルトに感応してハウジング側拘束歯へ導入可能な少なくとも1つの拘束手段(25)を持つベルト軸(12)用拘束装置(23)、及び駆動装置(51)を介して回転せしめられる駆動歯車(13)から成りかつベルト軸(12)へ作用する緊張装置を有し、緊張装置の始動の際駆動歯車(13)がベルト軸(12)に連結可能であるものにおいて、緊張装置の駆動歯車(13)が、ベルト軸(12)用拘束装置(23)を介して、力を伝達するようにベルト軸(12)に結合可能であることを特徴とする、戻り止めベルト巻取り機。
  2. 駆動歯車(13)が、拘束装置(23)の拘束手段(25)を介して間接に、ベルト軸(12)に結合可能であることを特徴とする、請求項1に記載のベルト巻取り機。
  3. ベルト軸(12)用拘束装置(23)が、ベルト拘束を行う拘束手段(25)に加えて、拘束装置(23)に支持されかつ駆動歯車(13)により駆動可能で駆動歯車(13)を拘束装置(23)に連結する爪を持っていることを特徴とする、請求項1に記載のベルト巻取り機。
  4. 駆動歯車(13)が、休止状態で、ベルト巻取り機のハウジング(10)に力を伝達するように固定され、かつ拘束歯として作用し、緊張装置の始動により駆動歯車(13)がハウジング(10)から釈放可能であり、かつ拘束装置の拘束手段(25)を介してベルト軸(12)に力を伝達するように結合可能であることを特徴とする、請求項1〜3の1つに記載のベルト巻取り機。
  5. 環状に構成される駆動歯車(13)が、拘束歯(20)及び拘束装置の拘束手段(25)の係合のために設けられる内歯(40)を持ち、ベルト巻取り機のハウジング(10)に、ばね力により駆動歯車(13)の拘束歯(20)へ可撓的に係合している拘束爪(21)が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のベルト巻取り機。
  6. 駆動歯車(13)の拘束歯(20)と拘束爪(21)とが互いに方向づけられて、ベルト巻戻し方向における駆動歯車(13)の回転が常に拘束を行い、ベルト巻取り方向への駆動歯車(13)の回転が、駆動歯車(13)の拘束歯(20)を越える拘束爪(21)の乗り越え滑りにより可能にされることを特徴とする、請求項5に記載のベルト巻取り機。
  7. 拘束爪(21)が、ハウジング(10)のU脚辺(11)の側方にそのそばに設けられ、ねじりばね(22)による予荷重を受けて揺動可能に支持されていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のベルト巻取り機。
  8. 拘束爪(21)が、U脚辺(11)の面内で、このU脚辺に設けられる切欠き(60)に設けられ、かつ切欠き(60)において揺動可能に支持され、拘束爪(21)と切欠きの縁との間に板ばね(61)が設けられていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のベルト巻取り機。
  9. 駆動歯車(13)の周囲において、複数の拘束爪(21)がベルト巻取り機のハウジング(10)に設けられていることを特徴とする、請求項5〜8の1つに記載のベルト巻取り機。
  10. 駆動歯車(13)の外歯として構成される拘束歯(20)と内歯(40)が1つの面内に設けられていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のベルト巻取り機。
  11. 外歯(20)が、駆動歯車(13)の環輪郭から歯の突出成形により形成されて、外歯(20)と内歯(40)が一体の歯を持つ歯付き部を形成していることを特徴とする、請求項10に記載のベルト巻取り機。
  12. 内歯(62)として構成される拘束歯と内歯(40)が、軸線方向に並んで駆動歯車(13)の環輪郭に設けられ、ハウジングに固定して支持される拘束爪(21)が、内側拘束歯(62)と係合するためU字状に形成されていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のベルト巻取り機。
  13. 駆動歯車(13)が、荷重を受けて破壊可能な拘束手段を介してハウジング(10)に固定され、駆動運動の終了後、ベルト引出し方向への駆動装置(51)の逆運動が防止されて、拘束される駆動装置(15)を介して駆動歯車(13)が回転不可能に固定され、拘束歯として作用することを特徴とする、請求項4に記載のベルト巻取り機。
  14. 緊張装置から解放されて拘束装置(13)の拘束手段(25)を駆動歯車(13)に連結する駆動素子(63,72,41,76)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜13の1つに記載のベルト巻取り機。
  15. 拘束手段(25)をベルトに感応して制御するため、拘束装置を包囲する慣性質量(29)が設けられ、ベルト軸(12)の回転運動に対する慣性質量の相対運動が、拘束手段(25)を駆動歯車(13)に係合するように制御することを特徴とする、請求項1〜14の1つに記載のベルト巻取り機。
  16. 慣性質量(29)に拘束歯(30)が付属し、車両側センサ(30)のセンサレバー(31)がこの拘束歯(30)に係合可能であることを特徴とする、請求項15に記載のベルト巻取り機。
  17. 駆動素子が、慣性質量(29)の拘束歯(30)へ導入可能な連結爪(63)であることを特徴とする、請求項14〜16の1つに記載のベルト巻取り機。
  18. 緊張装置の始動の際連結爪(63)が、別の爪操作装置により、慣性質量(29)の拘束歯(30)に係合するように導入可能であることを特徴とする、請求項17に記載のベルト巻取り機。
  19. 爪操作装置が、連結爪(63)を動かす操作器(64)として構成されていることを特徴とする、請求項18に記載のベルト巻取り機。
  20. 操作器(64)が電磁石であることを特徴とする、請求項19に記載のベルト巻取り機。
  21. 操作器(64)が圧電素子であることを特徴とする、請求項19に記載のベルト巻取り機。
  22. 操作器が火薬で駆動されるピストン装置(65)であることを特徴とする、請求項19に記載のベルト巻取り機。
  23. ピストン装置(65)を操作するため、始動可能な別の火薬駆動装置(66)が設けられていることを特徴とする、請求項22に記載のベルト巻取り機。
  24. ピストン装置(65)が緊張装置の火薬駆動装置(68)に結合され、その作用を受けることができることを特徴とする、請求項22に記載のベルト巻取り機。
  25. 駆動素子が、駆動歯車(13)に支持されかつハウジング部分(70)を介して強制案内される連行レバー(72)であり、駆動歯車(13)の回転の際この連行レバー(72)が強制制御されて、拘束手段(25)用の慣性制御される制御円板(71)の拘束歯(74)に係合し、制御円板(71)によって行われる駆動歯車(13)による拘束手段(25)の鎖錠に続いて、制御円板(71)との係合を解除されることを特徴とする、請求項14に記載のベルト巻取り機。
  26. 制御円板(71)が、駆動歯車(13)を包囲するハウジング蓋(70)の外側で、ベルト軸の延長部(75)上に設けられ、ハウジング蓋(70)に、ハウジング蓋(70)を貫通する連行レバー(72)を強制案内するための結合リンク案内部(72)が形成されていることを特徴とする、請求項25に記載のベルト巻取り機。
  27. 輪郭頭部(23)に対する制御円板(71)の相対回転により行われる拘束爪(25)の制御の終了後、連行レバー(72)が駆動歯車(13)の内歯(40)と係合してせん断されるように、結合リンク案内部(73)が構成されていることを特徴とする、請求項26に記載のベルト巻取り機。
  28. 駆動素子が、鉢状慣性質量(29)内へ延びて駆動歯車(13)に結合される連行部分(37)に揺動可能に支持される連結爪(41)であり、この連結爪(41)が、鉢状慣性質量(29)の内側に形成される内歯(36)に係合して制御可能であることを特徴とする、請求項14〜16の1つに記載のベルト巻取り機。
  29. 連結爪(41)が、連行部分(37)に保持される保持ばね(44)に揺動可能に支持されていることを特徴とする、請求項28に記載のベルト巻取り機。
  30. 保持ばね(44)が、連結爪(41)を休止位置で固定する少なくとも1つのばね腕(45)を持っていることを特徴とする、請求項29に記載のベルト巻取り機。
  31. 駆動素子が、駆動運動の始めに緊張装置の駆動装置(51)により鉢状慣性質量(29)の内側に形成される内歯(36)へ導入可能な連結部材(76)から成っていることを特徴とする、請求項14〜16の1つに記載のベルト巻取り機。
  32. 連結部材が、駆動装置(51)の作用で駆動歯車(13)に縦方向移動可能に設けられるピン(76)から成り、このピン(76)が縦方向移動により慣性質量(29)の内歯(36)に係合することを特徴とする、請求項31に記載のベルト巻取り機。
  33. 駆動歯車(13)が、その拘束歯(20)を、ベルト巻取り機のハウジング(10)のU脚辺(11)の外側に設けられ、拘束爪(21)がU脚辺(11)の外側に支持されていることを特徴とする、請求項1〜32の1つに記載のベルト巻取り機。
  34. 駆動歯車(13)が、ベルト巻取り機のU字状ハウジング(10)の外に設けられる駆動装置(51)と共同作用する範囲を、U脚辺(11)の外側に設けられ、拘束歯(20)を持つ延長部(17)で、U脚辺(11)の支持開口(52)を貫通し、拘束爪(21)がU脚辺(11)の内側に支持されていることを特徴とする、請求項1〜32の1つに記載のベルト巻取り機。
  35. ハウジング(10)のU脚辺(11)を貫通する駆動歯車(13)の延長部(17)が、駆動歯車(13)の回転のための回数支持体を形成していることを特徴とする、請求項34に記載のベルト巻取り機。
  36. 一方ではベルト軸に結合され他方では拘束装置の拘束手段を保持するねじり棒から成る力限定装置を有するものにおいて、ねじり棒が、拘束手段(25)を保持しかつ慣性質量(29)により包囲される輪郭頭部(23)を持っていることを特徴とする、請求項1〜35の1つに記載のベルト巻取り機。
  37. 輪郭頭部(23)が、別の結合手段を介してベルト軸(12)に結合されていることを特徴とする、請求項36に記載のベルト巻取り機。
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