JP2005505455A - 熱可塑性ケーブルタイ - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】熱可塑性組成物から成形され、一端にロッキングヘッドを及び他端にテールを有する可撓性ストラップを含むケーブルタイにおいて、熱可塑性組成物が少なくとも1種のブロックコポリエステルを含むことを特徴とするケーブルタイ及び該ケーブルタイを自動車及び電気用途で使用する方法。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、熱可塑性組成物から成形され、一端にロッキングヘッドを及び他端にテールを有する可撓性ストラップを含むケーブルタイに関する。本発明は、前記ケーブルタイの自動車及び電気用途での使用方法にも関する。
【背景技術】
【0002】
そのような熱可塑性ケーブルタイは米国特許第4658478号明細書から公知である。該刊行物において、特定のデザインのケーブルタイは、延伸配向可能な熱可塑性物質、例えばポリプロピレン、ナイロン又はポリウレタンから成形される。
【0003】
ケーブルタイは、タイラップまたはフレックスタイとも言われ、特別のバインダーまたはファスナー、即ち複数の物品を縛る又はまとめて取り付ける(ハーネスする)ための、ケーブルまたはワイヤーのようなものであり、物品を一緒に保持し、または、支持体に固定するためのデバイスである。ケーブルタイは、当業界で周知である。本明細書において、ケーブルタイは、一端にロッキングヘッドを、他端にテールを有し、該ヘッドは一般に、内部のロッキング手段、例えばつめ又は突縁、を有するガイド溝を有するところの、可撓性のストラップを含む止め具(バインダー)として理解される。該ストラップは典型的には、少なくとも一の側に歯状突起構造のような鋸歯状切込みを有する表面、または、一連の開口、及び2つの平面状または突出したサイドレールをそのエッジに沿って有する。テールを、接続されたヘッド内に通すことによって、該ケーブルタイは、ループ形状になり、そして、テールをヘッド内をさらに引っ張ることによって、ストラップが順次係合してヘッド内にロックされ、該ストラップを、一旦、ヘッド内に挿入すると外すことができなくなる。ケーブルタイ、特に、ストラップの表面及びロッキング手段を有するヘッド、の設計の詳細に加えて、ケーブルを成形する材料であるところの熱可塑性組成物も、その性能特性及び用途を決める。一般に、ケーブルタイは高い長さ/厚さ比を有し及び多腔金型(マルチキャビティモールド)を用いて射出成形される。従って、金型を適切に満たすために、優れたメルトフロー挙動が、熱可塑性組成物に対して要求される。他に要求されるのは、締められたストラップが早期に破壊し又はロッキングヘッドから滑り外れてしまわないように、一方では高い可撓性であり、他方では良好な剛性及び機械的強度である。一般用途には、ポリプロピレン組成物が典型的には使用される。より過酷な用途、例えば特定の自動車部品と自動車の特定の電源とを接続する複数の電線を纏めるため及び該電線ハーネスを自動車のシャーシにしっかりと固定するには、しかし、追加の物質特性が決定的に重要になり得る。この点における典型的な要求は、例えば慣用の自動車用流体に対する耐薬品性に加えて、仮にエンジンルームの近傍で使用される場合には、固定されたケーブルタイが高められた温度、例えば125℃、への長期暴露に耐えなければならないことである。同時に、該テーブルタイは、低温、即ち零下、で高い機械的強度を示さなければならないことである。そのような高性能用途には、ケーブルタイはポリアミド組成物、例えば、可塑化されたポリアミド11または12組成物又はエラストマー変性されたポリアミド66組成物から成形される。
【0004】
公知のケーブルタイの欠点は、これらの要求を同時に総ては満たさず、特に、−30℃又は−35℃のような低温において十分な強度及び耐衝撃性を示さないことである。これは、電気ハーネスを組み立てて自動車に載置するために、異なるデザイン及び/又は異なる熱可塑性組成物から作られた種々のケーブルタイものを使用しなければならないことを意味する。このように異なる種類のケーブルタイを同時に使用することは、部品供給(ロジスティック)、製造、及び経済的観点から不利益である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明の目的は、熱可塑性樹脂から成形され、これらの欠点を示さない、もしくは、少なくともこれらの欠点がずっと少ないケーブルタイを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、少なくとも1種のブロックコポリエステルを含む熱可塑性組成物から成形されたケーブルタイによって、上記課題を達成する。
【発明の効果】
【0007】
少なくとも1種のブロックコポリエステルを含む熱可塑性組成物から成形されたケーブルタイは、いくつかの一見相反する要求を満たし、及び、電気ハーネスを組み立てて自動車に載置するために使用されている他の異なる幾種類かのケーブルタイに代替する。本発明に従うケーブルタイの他の利点は、異なる湿度等の環境条件の変化に応じた機械的特性の変動が例えばポリアミド組成物から作られた公知のケーブルタイよりもずっと少ないことである。本発明に従うケーブルタイのさらに他の利点は、例えば長期UV暴露及び大きな温度差への耐性が要求される野外の電気分配システム等の、過酷な用途においても使用できることである。
【0008】
本発明において、ブロックコポリエステルは、可撓性ポリマーのソフトブロックと、ハードポリエステルブロックとを含むブロックコポリマーを意味する。ブロックという用語に代えて、セグメントという用語も使用される。
【0009】
ドイツ国特許公報第19820600A1には、熱可塑性ポリエステル及び/又はコポリエステルを含むところのプラスチックバインダーが記載されている。そこに記載されたプラスチックバインダーは、しかし、一端にロッキングヘッドを、他端にテールを有する可撓性ストラップを含むケーブルタイではない;該公報の記載におけるコポリエステルは、ブロックコポリエステルを包含しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明のケーブルタイが成形されるところの熱可塑性組成物中のブロックコポリエステルのハードポリエステルブロックは、少なくとも1のアルキレンジオールと少なくとも1の芳香族ジカルボン酸もしくはそのエステル形成性の誘導体とから誘導される繰り返し単位から構成される。アルキレンジオールは、一般に、2〜6個の炭素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子を含む。その例には、エチレングリコール、プロピレンジオール及びブチレンジオールが包含される。好ましくはプロピレンジオールもしくはブチレンジオールが使用され、より好ましくは1,4−ブチレンジオールが使用される。好適な芳香族ジカルボン酸の例には、テレフタル酸、1,4−ナフチレンジカルボン酸及び4,4’−ビフェニルジカルボン酸が包含される。ハードセグメントは、所望により、他のジカルボン酸、例えばイソフタル酸、から誘導される少量の単位をも含んでよく、それらは通常、ポリエステルの融点を低下する。他のジカルボン酸の量は、とりわけ、ブロックコポリエステルの結晶化挙動に悪い影響が及ばないことが確実であるよう、好ましくは限定される。好ましくは、他のジカルボン酸の量は、20モル%未満、より好ましくは10モル%未満である。ハードブロックは、好ましくはエチレンテレフタレート又はプロピレンテレフタレートの繰り返し単位、及び特にブチレンテレフタレート単位から構成される。その利点には、好ましい結晶化挙動と高い融点が包含され、成形特性が良く、且つ、優れた耐熱性及び耐化学薬品性を有するブロックコポリエステルもたらす。
【0011】
ブロックコポリエステルのソフトブロックは、可撓性ポリマーを含み、それはガラス転移温度(Tg)が低い実質的に不定形のポリマーである。一般に、可撓性ポリマーのTgは0℃未満、好ましくは−20℃未満及びより好ましくは−40℃未満である。ソフトブロックのモル質量は、広い範囲で変えることができるが、好ましくは該モル質量は400〜6000、より好ましくは500〜4000、及び最も好ましくは750〜3000g/モルである。
【0012】
好適なソフトブロックは、脂肪族ポリエステル又はポリカーボネート又は脂肪族ポリエーテル等のポリマーから誘導されるブロックである。
【0013】
好適な脂肪族ポリエステルは、例えばポリブチレンアジペート及びポリカプロラクトンである。ポリヘキサメチレンカーボネートも、脂肪族ポリカーボネートとして使用され得る。好適な脂肪族ポリエーテルの例は、2〜6個、好ましくは2〜4個、の炭素原子を有するアルキレンオキサイドから誘導されるポリ(アルキレンオキサイド)ジオール又はこれらの混合物である。例には、ポリ(エチレンオキサイド)ジオール、ポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオール、ポリ(プロピレンオキサイド)ジオール及びエチレンオキサイド末端のポリ(プロピレンオキサイド)ジオールが包含される。
【0014】
ブロックコポリエステルは、酸又はヒドロキシ基と反応して鎖延長剤または鎖分岐剤として夫々作用する、2以上の官能基を含む化合物さらに含むことができる。好適な鎖延長剤には、ジイソシアネート及びビスエポキシドが包含される。好適な鎖分岐剤には、例えばトリメリック酸、トリメリック酸無水物、及びトリメチロールプロパンが包含される。鎖延長剤及び鎖分岐剤の量とタイプは、所望の溶融粘度を有するコポリエステルが得られるように選択する。一般に、鎖分岐剤の量は、ブロックコポリマーに存在するジカルボン酸100モル当たり6.0当量以下である。
【0015】
ブロックコポリエステルにおけるハードブロックに対するソフトブロックの比は、広い範囲で変えることができるが、通常、所望の硬度と機械的特性のコポリエステルが得られるように選択される。硬さは、一般に、ショアD硬度約25〜80、より特には、ショアD硬度約30〜75である。
【0016】
ブロックコポリエステルの調製例は、例えば、熱可塑性樹脂ハンドブック、O.Olabishi編、第17章、マーセルデッカー社、ニューヨーク、ISBN 0-8247-9797-3;熱可塑性エラストマー、第2版、第8章、カールハンサーフェアラーク(1996年)、ISBN 1-56990-205-4、Encyclopedia of Polymer Science and Engineering、第12巻、ワイリーアンドサンズ、ニューヨーク(1988年)、ISBN 0-471-80944、第75〜117頁、及びこれらで引用されている文献に記載されている。
【0017】
少なくとも1のブロックコポリエステルを含む熱可塑性組成物は、例えば硬さ、又は化学組成、例えばソフトブロックのタイプ、が異なる2以上のブロックコポリエステルの混合物を含んでよい。該組成物は、他の熱可塑性ポリマー、例えば熱可塑性エラストマー、例えばスチレン及びブタジエンブロックコポリマー(SBS)、より良い耐熱性の点で、好ましくは、その水素化コポリマー(SEBS)をさらに含むことができる。該組成物は、比較的硬い熱可塑性樹脂を、例えば、硬さの程度が低いブロックコポリエステルと組合わせて含むこともできる。そのような混合された組成物を用いて本発明に従うケーブルタイを成形する利点は、市販のポリマーから出発して、特定のケーブルデザイン及び性能要求に組成物の特性をチューニングし得ることである。該少なくとも1のブロックコポリエステル及び他の熱可塑性ポリマーが相溶性でないときには、該組成物は適切な相溶化剤を含むことが好ましい。好ましくは、組成物はブロックコポリエステルのハードブロックと相溶性の熱可塑性ポリマーを含み、従って、相溶化剤の必要性が回避される。例えば、ポリブチレンテレフタレートに基くハードブロックを有するブロックコポリエステルの場合、組成物はポリブチレンテレフタレート(PBT)を他の熱可塑性ポリマーとして含む。その利点は、ブロックコポリエステル及びPBTの量を変えることにより、特に機械的特性を特定の用途における要求特性に容易にチューニングできることである。
【0018】
一般に、少なくとも1のブロックコポリエステルは、組成物の主成分を構成する。即ち、組成物は、少なくとも50質量%、好ましくは、少なくとも60質量%の、該少なくとも1のブロックコポリエステルを含む。その利点は、低温度においても、可撓性、機械的特性及び剛性のバランスの良い組合わせが得られることである。
【0019】
本発明のケーブルタイが成形されるところの少なくとも1のブロックコポリエステルを含む組成物は、約25〜80のショワD硬度を有するが、好ましくは約50〜75のショワD硬度、より好ましくさえあるのは、約60〜70ショワD硬度、及び、最も好ましくは約63〜68ショワD硬度を有する。この選択の利点は、ケーブルタイが、ストラップの可撓性と、締結されたケーブルタイの機械的特性及び一体性(integrity)とのバランスの良い組合わせを示すことである。締結されたケーブルタイの良好な作用のために、それを再び解く(開く)のに或る最小の力が必要である。この解く力は勿論ケーブルタイのデザインと熱可塑性組成物の機械的特性の双方に依存する。特に、厳しい用途に使用されるべきケーブルタイのためには、熱可塑性組成物は、ISO R37-II/DIN53504 S2に従い決定される降伏強度(又は降伏点での引張り強度)が、好ましくは、14 MPa以上、より好ましくは18 MPa以上、及びより好ましくさえあるのは、20 MPa以上であることが見出された。好ましくは、降伏強度は、30MPa以下、より好ましくは26 MPa以下、及びより好ましくさえあるのは24 MPa以下である。何故なら、さもなければ、ケーブルタイを締める(閉じる)のに必要な力が大きくなりすぎるからである。
【0020】
好ましくは、本発明に従うケーブルタイが成形される熱可塑性組成物は、ブロックコポリエーテルエステルを含む。何故なら、それによってより良い零下の機械的特性がもたらされるからである。より好ましくは、ポリエーテルソフトブロックは、ポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオール又はポリ(プロピレンオキサイド)ジオールから誘導される。その理由は、これによりブロックコポリエーテルエステルの、−35℃までの低温での好ましい機械的強度及び比較的高い融点がもたらされるからである。前記ポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオール又はポリ(プロピレンオキサイド)ジオールは、50モル%以下の他のアルキレンオキサイドを含むランダムコポリマーであってもよい。最も好ましくは、エチレンオキサイド末端のポリ(プロピレンオキサイド)ジオール、即ち、鎖がエチレンオキサイドにより終端しているポリ(プロピレンオキサイド)ジオールがソフトブロックとして使用される。プロピレンオキサイドとエチレンオキサイド単位の比は、広い範囲、例えば20:1〜1:6、で変えてよいが、好ましくは10:1〜1:1である。エチレンオキサイド末端ポリ(プロピレンオキサイド)ジオールは、2.0に近いヒドロキシ官能性と、直鎖ブロックコポリエーテルエステルへと容易に共重合されることである。
【0021】
特に好ましいのは、ブチレンテレフタレート単位から構成されたハードブロック及びポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオール又はポリ(プロピレンオキサイド)ジオールから誘導されたソフトブロックを有するブロックコポリエーテルエステルを含む熱可塑性組成物である。その理由は、その良い加工特性、耐化学薬品性及び耐熱製及び機械的特性である。より好ましくさえあるのは、ブチレンテレフタレート単位から構成されたハードブロック及びエチレンオキサイド末端のポリ(プロピレンオキサイド)ジオールから誘導されたソフトブロックを有するブロックコポリエーテルエステルを含む熱可塑性組成物である。その利点は、ケーブルタイの機械的特性、例えば剛性、が非常に低い温度でも、維持されるかことである。即ち、高められた温度、例えばその融点(それは210〜220℃)に近いヴィカット軟化点(負荷10N、ISO306)だけでなく、約−35℃までの低温でも維持されることである。
【0022】
少なくとも1のブロックコポリエステルを含む組成物は、慣用の添加剤、例えば熱及びUV安定剤、抗酸化剤、着色剤、可塑剤、加工助剤、又は難燃化合物をさらに含んでよい。好ましくは、組成物は有効量の熱安定化剤パッケージ及びUV-安定化剤パッケージを含み、例えば125℃迄の高温で又は野外で、25年以上の長期の使用を可能とする。可塑剤の使用は耐衝撃性及びメルトフローをさらに高めるために有利である得る。
【0023】
少なくとも1のブロックコポリエステルを含む組成物は、周知の方法により製造することができる。該組成物は、適当な混合機により調製される種々の粒子状又は粉体状成分の単なる混合物(ドライブレンドとも呼ばれる)であってよい;が、均一化されたコンパウンド、例えば各成分をブロックコポリエステルの融点より高い温度で、例えば押出機中で、好ましくは2軸押出機等の適切な装置中で、混合することによって調製される。各成分を溶融混合した後に、組成物の粘度を上げて、その結果、機械的特性を向上するために、組成物を減圧下、又は、不活性ガス流下で加熱処理してもよい。一般に、本発明のケーブルタイを作るためには、そのようなより高い粘度は必要又は望まれない。
【0024】
本発明に従うケーブルタイは、種々のデザインであってよいが、上述のテールとロッキングヘッドを有する可撓性のストラップを含む。ケーブルタイのタイプの1例は、例えば米国特許第4183119A明細書に開示されている。該明細書において、ケーブルタイは、グリッパテールと、括られるべき物の周囲をぐるりと回した後のストラップを受け取るガイド溝を含むロッキングヘッドと、を有する鋸歯状切込みを有するストラップを含む。鋸歯状切込みを有するストラップは、括られた物品をよく止めることができるように、例えば鋸歯状部分が加えられた、適切に配置されたサイドレールを有する。可撓性ストラップは、それをヘッド中に係合及びロックするための種々の手段、例えば片面のみもしくは両面に歯型構造の鋸歯状切込み、を有することができるが、複数の絞られた部分(アパーチャー)をも有することができる。後者の場合、ロッキングヘッドは、ストラップ上の絞りに入ってストラップと係合するところの突縁(タング)を有するバックル様である。好適なタイのデザインの他の例は、米国特許第4658478A明細書に記載されている。該ケーブルタイは、ストラップの歯にくさび状に係合するつめを含む特別なデザインのロッキングヘッドを有し、歯の形状は、ケーブルを締める間に、ストラップを引張ることにより制御される。好適なケーブルタイは、ストラップに結合された1または複数のファスナーをさらに含むことができる。該ファスナーは、対象物、例えば、米国特許第6102347A明細書に記載されているような汎用自動車ハーネスの、使用されていないフリーのコネクターを、止められたケーブルタイに取り付けるために使用することができる。本発明は、ワイヤーの纏め取り付け及び纏められたワイヤーの自動車シャーシへの搭載、高電圧伝送システム等の野外電気システムにおける(ハーネス)ワイヤーもしくはケーブルの取り付けを含む、種々の自動車及び電気用途において本発明に従うケーブルタイを使用する方法にも関する。
【0025】
本発明のケーブルタイは公知の射出成形法により作ることができるが、他の成形方法も使用することができる。
【0026】
本発明を以下の実施例によりさらに説明する。
物質
ケーブルタイを成形するために下記の物質を用いた。
P38:ショワD硬度38のブロックコポリエーテルエステルであり、ブチレンテレフタレート(PBT)単位及びモル質量(Mn)約2300g/モルのエチレンオキサイド末端ポリ(プロピレンオキサイド)ジオール(EO-PPO)から構成されている;RSVが2.8である;Arnitel(商標)PL380としてDSMエンジニアリングプラスチック社(オランダ国)より市販されている。
P58: PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度58のブロックコポリエーテルエステル; RSVが2.45である;Arnitel(商標)PL581としてDSMエンジニアリングプラスチック社(オランダ国)より市販されている。
P63:PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度63のブロックコポリエーテルエステル。
P65:PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度65のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.45。
P65B:PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度65のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.15。
P66:PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度66のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.05。
P69:PBT及びEO-PPOに基くショワD硬度69のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.03。
E63:PBTとMn約1000のポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオールとに基くショワD硬度63のブロックコポリエーテルエステル;Arnitel(商標)EL630としてDSMエンジニアリングプラスチック社(オランダ国)より市販;RSV 2.45。
E66:PBTとポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオールとに基くショワD硬度66のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.35。
E69:PBTとポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオールとに基くショワD硬度69のブロックコポリエーテルエステル;RSV 2.20。
U60:ブチレンテレフタレート単位から構成されるハードセグメントと、ブチレンアジペート単位から構成されるソフトセグメント、及びジイソシアネートを含むショワD硬度60のブロックコポリエステルエステル。
PBT:Mn約16000のポリブチレンテレフタレート;RSV 1.85。
【0027】
表1及び2に示す実施例I〜XIXの熱可塑性組成物は、明記した物資のドライブレンドもしくはコンパウンドであり、有効量の熱及びUV安定化剤パッケージ及びカーボンブラックマスターバッチを含む。
【0028】
成形及び評価
表に示す、射出成形した試料の降伏強度(降伏点における引張強度)を、ISO R37-II/DIN53504 S2に従い測定した。結果を表1に示す。
試料の相対溶液粘度(RSV)を、m−クレゾール中の1.0質量%のポリマー溶液について、25.0±0.05℃において測定した。
試料P65(実施例VII)の粘度は、250℃において、剪断速度1rad/sで約1050Pa.s、剪断速度100rad/sで500 Pa.sであった。
【0029】
総ての物質を、多腔金型(24個以上のキャビティ)を用いて、射出成形により、種々のロッキングヘッドデザインと種々の長さ(約40cm以下)のケーブルタイへと成形した。標準的な射出成形条件を用いた。即ち、温度230〜240℃(ホッパーからノズルまで)で、溶融温度約235〜250℃になった。総てのキャビティは適切に満たされ、非常に僅かなバリしか観察されず、良好なメルトフロー特性を示した。
【0030】
最初の一連の実験において、ロッキングヘッド及びテール部分の鋸歯状切込みデザインが異なる2つのケーブルタイを作った(表1におけるケーブルタイ1及び2)。該ケーブルタイを閉じる(又は締める)のに要した力(締結力)及び締結されたケーブルタイが再び開放される前に耐える最大力(開放力)を測定した。容易に締結するために、締結力は60N以下、好ましくは50N以下である。開放力は、好ましくは500N以上、又は、530N以上でさえある。結果を表1に示す。開放力は締結力より厳しい要求であると一般に考えられている。
【0031】
ケーブルタイの冷耐衝撃強度を、種々の温度において、成形されたケーブルタイの上に重りを落下させることにより測定した。より過酷な用途には、−30℃以下の温度において、ケーブルタイが壊れてはならない。
【0032】
第2の一連の実験において、表2においてケーブルタイ3及び4として表す、デザインおよび長さが僅かに異なる2つのケーブルタイを作った。締結力の目標値は、ケーブルタイ3については50N以下であり、ケーブルタイ4については40N以下である。開放力は、ケーブルタイ3については好ましくは500N以上、又は、530N以上でさえある;ケーブルタイ4については360N以上である。ケーブルタイ4については、冷耐衝撃テストを最近標準化されたテスト方法NF EN 50146に従って行った。表2に、実施例の試料が、これらの‐30℃でのテストにパスしたことを示す。
【0033】
【表1】
Figure 2005505455
【0034】
【表2】
Figure 2005505455
【0035】
表1及び2に示した結果から、テストした総ての、ブロックコポリエステルを含む組成物から作ったケーブルタイは、少なくとも数項目において、良い性能を示すといえる。より過酷な用途には、実施例II、VII、VIII、XVII、XVIII及びXIX、特にP65に基く実施例VII、XVIII及びXIXが、最も良い性能を提供する。

Claims (10)

  1. 熱可塑性組成物から成形され、一端にロッキングヘッドを及び他端にテールを有する可撓性ストラップを含むケーブルタイにおいて、該熱可塑性組成物が少なくとも1種のブロックコポリエステルを含むことを特徴とするケーブルタイ。
  2. ブロックコポリエステルが、ブチレンテレフタレート単位から構成されたハードブロックを含むことを特徴とする請求項1記載のケーブルタイ。
  3. 組成物が、ポリブチレンテレフタレートをも含むことを特徴とする請求項1または2記載のケーブルタイ。
  4. 組成物が、少なくとも50質量%の、少なくとも1種のブロックコポリエステルを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のケーブルタイ。
  5. 組成物が、ISO-R37-II/DIN53504 S2に従う引張試験において測定される18 MPa〜26 MPaの降伏強度を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のケーブルタイ。
  6. ブロックコポリエステルが、ブロックコポリエーテルエステルであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のケーブルタイ。
  7. ブロックコポリエーテルエステルが、エチレンオキサイド末端のポリ(プロピレンオキサイド)ジオールから誘導されるソフトブロックを含むことを特徴とする請求項6記載のケーブルタイ。
  8. ブロックコポリエステルが、ブチレンテレフタレート単位から構成されたハードブロック及びエチレンオキサイド末端のポリ(プロピレンオキサイド)ジオールから誘導されたソフトブロックを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のケーブルタイ。
  9. 組成物が、有効量の熱安定化パッケージ及びUV-安定化パッケージをさらに含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載のケーブルタイ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項記載のケーブルタイを自動車用途及び電気用途に使用する方法。
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