JPS616408A - クランプ - Google Patents

クランプ

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Publication number
JPS616408A
JPS616408A JP59125349A JP12534984A JPS616408A JP S616408 A JPS616408 A JP S616408A JP 59125349 A JP59125349 A JP 59125349A JP 12534984 A JP12534984 A JP 12534984A JP S616408 A JPS616408 A JP S616408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
resin
nylon
parts
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59125349A
Other languages
English (en)
Inventor
和彦 長谷川
中川 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP59125349A priority Critical patent/JPS616408A/ja
Publication of JPS616408A publication Critical patent/JPS616408A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、230℃以上の熱処理後においてもヒンジ特
性を有し、かつ柔軟で、耐衝撃性の良好な配線、配管用
クランプに関するものである。
〔従来技術〕
従来、クランプ材料としては、ポリプロビレ/樹脂がそ
の優れたヒンジ特性のため広く使用されてきたが、組立
て工程に塗装乾燥等で200〜230℃もの高温処理工
程の存在する自動車産業等の分野では、ポリプロビレ/
樹脂は耐熱性が不足していて使用されていない。
耐熱クランプ用材料には230℃以上の耐熱性、常態に
おけるヒンジ特性に加え、高温処理後においてもヒンジ
特性を保持することが要望されている。
耐熱性の優れた樹脂としてナイロン66、ポリエチレン
テレフタレート、ポリフェニレンスルフィドのようなエ
ンジニアリングプラスチックが知られてい為が、これら
の殆んどの樹脂はヒンジ特性、特に高温処理後における
ヒンジ特性が充分でなく、比較的ヒンジ特性の良い一部
の樹脂は極めて高価である。
又ポリプロピレン樹脂以外でヒンジ特性の優れた樹脂と
してナイロン6.12等のナイロン樹脂があるが、これ
らは耐熱性が不足゛している。
一般に樹脂の柔軟性や伸びを向上する方法として可塑剤
やゴム状物質の添加が知られておシ、上記耐熱性樹脂に
も添加を試みたが、常態のヒンジ特性は改良されるもの
の、高温処理後のヒンジ特性は、可塑剤の揮発や樹脂の
劣化によシ、満足できるものは得られていなかった。
〔発明の目的〕
本発明者らはすでに、ナイロン66樹脂にナイロン6.
11.12.6・10、または6・12樹脂を特定量配
合したポリアミド樹脂組成物が、230℃以上の耐熱性
、常態におけるヒンジ特性に加え、高温処理後における
ヒンジ特性も優れていることを見出しているが、さらに
鋭意検討を重ねた結果、上述の混合ボリアきド樹脂に、
エチレン系アイオノマー樹脂を特定量配合すると、伸び
が著しく増加し、常態及び高温処理後のヒンジ特性が良
くなるだけでなく、柔軟で耐衝撃性の非常に良好なりラ
ンプとなることを見出した。
〔発明の構成〕
即ち本発明は、ナイロン66樹脂10〜100重量%及
びナイロン6.11.12.6・10及び6・12の少
なくとも一種類のナイロン樹脂0〜90重量%からなる
ポリアミド樹脂100重量部に対し、エチレン系アイオ
ノマー樹脂5〜200重量部及び無機充てん剤0〜10
0重量部を配合し7た組成物からなるヒンジ部を有する
配線、配管用クランプである。
本発明におけるナイロン樹脂は余シ分子量が低いとヒン
ジ特性が不充分となる為中ないし高分子量のものがよい
。これらナイロン樹脂の配合量は、ナイロン66樹脂が
10〜100重量%、好ましくは20〜80重量%、ナ
イロン6.11.12.6・10及び6・12の少なく
とも一種類のナイロン66樹脂の他のナイロン樹脂が0
〜90重量%、好ましくは20〜80重量%である。ナ
イロン66樹脂が10重iチ未満では、230℃の高温
処理時に成形品のクランプが溶融または変形する。
本発明に用いられるエチレン系アイオノマー樹脂は、エ
チレン単位、不飽和カルボン酸エステル単位、不飽和カ
ルボン酸単位及び不飽和カルボン酸金属塩単位からなる
共重合体であれば特に限定はされない。エチレン系アイ
オノマー樹脂の配合割合は、ナイロン樹脂合計100重
量部に対して5〜200重量部、好ましくは10〜15
0重量部である。5重量部以下では伸び、柔軟性、耐衝
撃性の改良効果がほとんどみられず、200重量部を越
えると、230℃の高温処理時に成形品のクランプが変
形する。
無機室光てん剤は機械強度特に高温処理時の構造安定性
を向上する目的で用いるもので、ヒンジ特性の低下を防
ぐため非繊維状のもの、例えば炭酸カルシウム、タルク
、カオリン、マイカ等が好ましい。これら無機室光てん
剤の添加量は、ナイロン樹脂合計100重量部に対し0
〜100重量部、好ましくは0〜60重量部である。1
00重量部を越えるとヒンジ特性が低下する。
複数のナイロン樹脂、エチレン系アイオノマー樹脂、及
び無機室光てん材の配合方法は通常の方法が利用でき、
複数のナイロン樹脂、エチレン系アイオノマー樹脂、及
び無機室光てん剤をトライブレンドしそのit成形する
方法、トライブレンド後押出機で溶融混練する方法等が
適用できる。
又無機室光てん材の添加にあたっては、カップリング剤
を用いると、分散性、樹脂との接着性が良くなり、ヒン
ジ特性、機械強度、耐熱性の向上に効果がある。
本発明のクランプに使用する組成物は目的によシ耐熱安
定剤、耐候安定剤、可塑剤、滑剤、核剤、顔料、染料、
難燃剤、発泡剤等を適宜加えてもよい。
本発明のクランプは、例えば第1図に示す如く、配線又
は配管部(1)を有し、自動車などの構造物との固定保
持部(2)、ヒンジ部(3)及び配線等を保持するため
の嵌合部(4)、(5)を具備しているものであって、
必ずヒンジ部を有しているものである。
本発明のクランプは、耐熱性、ヒンジ特性特に高温処理
後のヒンジ特性、構造安定性、機械強度に優れているだ
けでなく柔軟性に富み、配線、配管の固定作業の作業性
がきわめて良好であシ、耐衝撃性が良好であるため、特
に、高温塗装等を行なう自動車関係の分野に適している
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
〔実施例〕
実施例1 ナイロン66樹脂(宇部興産■製UBEナイロン202
6B)55重量部、ナイロン6樹脂(宇部興産■製UB
Eナイロン1022B) 10重量部、エチレン系アイ
オノマー樹脂(三井ポリケミカル■製ハイミラン185
5) 3.5重量部を混合し、池貝鉄工■製30覇2軸
押出機で溶融混線、造粒を行ない樹脂組成物、を得、こ
れを射出成形機によシフランプを成形し、耐熱性、ヒン
ジ特性等を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例2 ナイロン66樹脂45重量部、ナイロン6樹脂1oII
−Ba部、エチレン系アイオノマー樹脂35重量部に無
機質光てん剤(上屋カオリン工業■製サテントンA2)
10重量部を添加したものを用い、実施例1と同じ条件
で実験を行なった。その結果を第1表に示す。
実施例3 ナイロン樹脂、エチレン系アイオノマー樹脂、無機質光
てん剤の配合割合を、ナイロン66樹脂45M量部、ナ
イロン6樹脂35重量部、エチレン系アイオノマー樹脂
10重量部、無機質光てん材10重量部に変更し、他は
実施例1と同条件で実験を行なった。その結果を第1表
に示す。
比較例1 ナイロン66樹脂60重量部、ナイロン用可塑剤(丸菱
油化■製バルーBS)15重量部及び無機質光てん剤2
5重量部を用い他は実施例1と同じ条件で実験を行なっ
た。その結果を第1表に示す。
比較例2 ナイロン66樹脂45重景部、ナイロン6樹脂30重量
部及び無機質光てん剤25重量部を用い、他は実施例1
と同じ条件で実験を行なった。その結果をg1表に示す
実施例2.3及び比較例1.2については無機質光てん
剤にシランカップリング剤による表面処理を行なった。
耐熱性試験は230℃30分で高温処理を行ない、溶融
髪形の有無と処理後のヒンジ特性を調べたもので、ヒン
ジ特性の評価方法は、絶乾状態でヒンジ部分が50回以
上の折9曲げに耐えるか否かである。
実施例1〜3と比較例1.2を比較すると、本発明のク
ランプは耐熱性、高温処理後のヒンジ性が優れており、
そのうえエチレン系アイオノマーを加えない場合に比べ
、伸び、柔軟性、耐衝撃性が一段とすぐれていることが
わかる。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図社本発明のり2ンプの一実施例を示す断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ナイロン66樹脂10〜100重量%及びナイロン66
    樹脂以外の他のナイロン樹脂0〜90重量%からなる混
    合ナイロン樹脂100重量部に対してエチレン系アイオ
    ノマー樹脂5〜200重量部及び無機充てん材0〜10
    0重量部配合した組成物からなることを特徴とするヒン
    ジ部を有する配線、配管用クランプ。
JP59125349A 1984-06-20 1984-06-20 クランプ Pending JPS616408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59125349A JPS616408A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 クランプ

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JP59125349A JPS616408A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 クランプ

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Publication Number Publication Date
JPS616408A true JPS616408A (ja) 1986-01-13

Family

ID=14907919

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59125349A Pending JPS616408A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 クランプ

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JP (1) JPS616408A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62165719U (ja) * 1986-04-08 1987-10-21
US20190301128A1 (en) * 2017-12-27 2019-10-03 Kubota Corporation Front Loader and Working Machine
KR102559473B1 (ko) * 2022-03-14 2023-07-24 주식회사 성일 Grp 물탱크 판넬 조립홀 가공 장치

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