JP2005350342A - カーボンナノチューブの作製方法及びその方法を実施するプラズマcvd装置 - Google Patents

カーボンナノチューブの作製方法及びその方法を実施するプラズマcvd装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、プラズマCVD法によって、所定の基板表面にカーボンナノチューブを作製する場合、基板がプラズマによって加熱されることで、基板温度制御が困難で、低温でのカーボンナノチューブの作製に適さなかった。
【解決手段】 真空チャンバ11に炭素含有の原料ガスを導入し、プラズマCVD法によって、カーボンナノチューブを基板S表面に気相成長させる際に、基板がプラズマPに曝されないようにプラズマを発生させ、加熱手段によって基板を所定温度に加熱し、プラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させて基板表面にカーボンナノチューブを成長させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーボンナノチューブの作製方法及びその方法を実施するプラズマCVD装置に関し、特に、基板に対して垂直方向に揃った配向性を有するカーボンナノチューブを気相成長させるべくプラズマCVD法を用いたカーボンナノチューブの作製方法及びその方法を実施するプラズマCVD装置に関する。
カーボンナノチューブは、化学的安定性を有し、低電界において電子を放出するという特性を有することから、例えば電界電子放出型表示装置(FED:Field Emission Display)用の電子源に応用されている。
カーボンナノチューブを作製する場合、所定の基板表面の任意の部位に直接製作することで精製の手間を省くことができ、また、作製されるカーボンナノチューブの長さ、太さを略均一にできると共に、基板に対して垂直方向に揃った配向性を有するようにすることが望まれている。
従来では、例えばプラズマCVD法を用いることで、上記のカーボンナノチューブを作製できることが知られている。即ち、Ni、Fe、Coなどの遷移金属又はこの遷移金属の少なくとも1種を含む合金の基板、またはガラス、石英やSiウェハー等のカーボンナノチューブを作製できない基板表面の任意の部位に、上記金属を種々の任意のパターンで形成した基板を用いる。
そして、所定の真空度に保持された真空チャンバ内に上記基板を設置し、炭化水素ガスと水素ガスとからなる原料ガスを真空チャンバ内に導入した後、プラズマを発生させ、基板がプラズマに曝されることで、例えば500℃以上に加熱される。プラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させることで、カーボンナノチューブを気相成長させ、基板全表面にまたはそのパターンの部分の表面にのみ所望のカーボンナノチューブが作製される(例えば、特許文献1参照)。
特開平2001−48512号公報(発明の詳細な説明参照)。
しかしながら、上記のものでは、原料ガスを分解すべく発生させたプラズマからのエネルギーによって基板が加熱されるため、基板表面にカーボンナノチューブを気相成長させる際に、基板温度を制御することができず、また、基板温度を低温化するのに限界があった。その上、プラズマによって基板表面に気相成長させたカーボンナノチューブが損傷を受ける虞があった。
そこで、上記点に鑑み、本発明の課題は、基板表面にカーボンナノチューブを気相成長させる際に基板温度の制御ができ、低い基板温度でカーボンナノチューブを成長させることに適しており、その上、基板表面に、損傷を受けることなくカーボンナノチューブを気相成長させることができるカーボンナノチューブの作製方法及びこの方法を実施するプラズマCVD装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のカーボンナノチューブの作製方法は、真空チャンバに炭素含有の原料ガスを導入し、プラズマCVD法によって、カーボンナノチューブを基板表面に気相成長させる際に、基板がプラズマに曝されないようにプラズマを発生させ、加熱手段によって基板を所定温度に加熱し、プラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させて基板表面にカーボンナノチューブを成長させることを特徴とする。
本発明によれば、所定の基板を真空チャンバ内に設置した後、プラズマを発生させる。この場合、基板がプラズマに曝されないように、即ち、例えばプラズマの発生領域と基板とを離間してプラズマからのエネルギーを受けて基板が加熱されないようにし、別個に設けた加熱手段により基板を加熱する。
そして、基板が所定温度に達した後、炭素含有ガスの原料ガスを真空チャンバ内に導入し、プラズマで分解された原料ガスを基板に接触させることで、基板表面にカーボンナノチューブを気相成長させて、基板表面にカーボンナノチューブが作製される。
この場合、別個の加熱手段のみによって基板を加熱することとしたため、カーボンナノチューブを気相成長させる際に、基板温度の制御が容易になり、また、低温でカーボンナノチューブを気相成長させることが可能になる。さらに、プラズマに曝されないようにしたため、基板表面に、損傷を受けることなくカーボンナノチューブを気相成長させることが可能になる。
前記基板が300〜700℃の範囲内の所定温度に保持されるように、加熱手段の作動を制御することが好ましい。300℃より低い温度では、著しくカーボンナノチューブの成長が悪く、また、700℃を超えた温度では、基板表面で原料の炭化水素が分解し、アモルファス状炭素が堆積する。
前記基板がプラズマに曝されないように、前記プラズマを発生させた領域と基板との間に設けたメッシュ状の遮蔽手段の各網目を通してプラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させて基板表面にカーボンナノチューブを成長させるようにしてもよい。
ところで、基板がプラズマに曝されないようにした場合でも、基板に対して垂直方向に揃った配向性を有するカーボンナノチューブを成長するためには、プラズマで分解された原料ガスを、エネルギーをもって基板表面に到達させる必要がある。この場合、前記基板にバイアス電圧を印加すれば、プラズマで分解された原料ガスを円滑に基板方向に送れるようになってよい。
前記メッシュ状の遮蔽手段と基板との間でバイアス電圧を印加する場合、バイアス電圧を−400〜200Vの範囲で設定するのがよい。−400〜200Vの範囲から逸脱した電圧では、例えば放電が起こり易くなり、基板や基板表面に気相成長させたカーボンナノチューブに損傷を与える虞がある。
尚、前記炭素含有の原料ガスを、炭化水素若しくはアルコールまたはこれらに水素、アンモニア、窒素若しくはアルゴンのうちいずれか1つを混合したものとすればよい。
前記基板は、少なくともその表面に、遷移金属又はこの遷移金属の少なくとも1種を含む合金を有するものとすればよい。
次に、請求項8記載の本発明のプラズマCVD装置は、真空チャンバを備え、この真空チャンバ内に基板の載置を可能とする基板ステージと、真空チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ発生装置とを設け、炭素含有の原料ガスを真空チャンバ内に導入して、カーボンナノチューブを基板ステージ上の基板表面に気相成長させるプラズマCVD装置であって、前記基板が真空チャンバ内に発生させたプラズマに曝されないように、プラズマを発生させる領域から離間して基板ステージを配置すると共に、基板を所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項9記載の本発明のプラズマCVD装置は、真空チャンバを備え、この真空チャンバ内に、基板の載置を可能とする基板ステージと、真空チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ発生装置とを設け、炭素含有の原料ガスを真空チャンバ内に導入して、カーボンナノチューブを基板ステージ上の基板表面に気相成長させるプラズマCVD装置であって、前記基板が真空チャンバ内に発生させたプラズマに曝されないように、プラズマ発生領域と基板ステージ上の処理基板との間にメッシュ状の遮蔽手段を設け、基板を所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする。
尚、前記遮蔽手段と基板との間の距離を、20〜100mmの範囲に設定することが好ましい。20mmより距離が短いと、遮蔽手段と基板との間で放電が起こり易くなり、例えば基板に損傷を与える虞があり、また、100mmを超えた距離では、基板にバイアス電圧を印加する際に、遮蔽手段が対極としての役割を果たすことができない。
また、前記基板にバイアス電圧を印加するバイアス電源を設けておけば、プラズマで分解された原料ガスがエネルギーをもって基板表面に到達させることができ、基板に対して垂直方向に揃った配向性を有するカーボンナノチューブを成長させることができる。
以上説明したように、本発明のカーボンナノチューブの作製方法及びプラズマCVD装置は、基板表面にカーボンナノチューブを気相成長させる際に基板温度の制御ができ、低い基板温度でカーボンナノチューブを成長させるのに適しており、その上、基板表面に、損傷を受けることなくカーボンナノチューブを気相成長できるという効果を奏する。
図1を参照して説明すれば、1は、本発明のプラズマCVD装置である。プラズマCVVD装置1は、ロータリーポンプやターボ分子ポンプなどの真空排気手段12を設けた真空チャンバ11を有する。真空チャンバ11の天井部には、公知の構造を有するガス導入手段2が設けられ、このガス導入手段2は、ガス管21を介して図示しないガス源に連通している。
ここで、カーボンナノチューブを基板S表面に気相成長させる際に導入する炭素含有の原料ガスとしては、メタン、アセチレンなどの炭化水素ガス若しくは気化させたアルコール、または気相成長における希釈と触媒作用のために、これらのガスに水素、アンモニア、窒素若しくはアルゴンのうち少なくとも1つを混合したものを用いる。好ましくは、メタンなど、加熱した基板温度で分解しないものを用いる。
また、真空チャンバ11には、ガス導入手段2に対向して、基板Sが載置される基板ステージ3が設けられ、基板ステージ3とガス導入手段2との間にプラズマを発生させるために、プラズマ発生装置であるマイクロ波発生器4が導波管41を介して設けられている。この場合、マイクロ波発生器4は、公知の構造を有するものであり、例えばスロットアンテナを用いてECRプラズマを発生させるものでもよい。
基板ステージ3に載置され、カーボンナノチューブを気相成長させる基板Sとしては、遷移金属、例えばNi、Fe、Coからなる基板、この遷移金属の少なくとも1種を含む合金の基板、またはガラス、石英やSiウェハー等のカーボンナノチューブを直接気相成長できない基板表面の任意の部位に、上記金属を種々の任意のパターンで形成した基板を用いる。また、ガラス、石英やSiウェハー等の基板表面に上記金属を形成する際に、その基板と金属との間にタンタルなどの化合物を形成しない層を設けてもよい。
そして、上記基板Sを基板ステージ3に載置した後、真空排気手段12を作動して真空チャンバ11を所定の真空度まで排気し、マイクロ波発生器4を作動してプラズマを発生させる。次いで、基板Sを所定温度まで加熱した後、上記炭素含有の原料ガスを真空チャンバ11内に導入し、プラズマで分解された原料ガスを基板Sに接触させることで、基板S表面にカーボンナノチューブを気相成長させ、基板S全表面にまたはそのパターンの部分の表面のみに、基板Sに対して垂直な向きに揃った配向性を有するカーボンナノチューブが作製される。
ところで、従来技術のように、原料ガスを分解すべく発生させたプラズマによって基板が加熱されるのでは、基板表面にカーボンナノチューブを気相成長させる際に、基板温度を制御することが困難になり、また、基板温度を低温化できない。その上、プラズマによって、基板表面に気相成長させたカーボンナノチューブが損傷を受ける虞がある。
そこで、本実施の形態では、真空チャンバ11内でマイクロ波発生器4を作動させて発生させたプラズマによって基板Sが曝されないように、プラズマ発生領域Pから離間して基板ステージ3を配置すると共に、プラズマ発生領域Pと基板Sとの間に、基板ステージ3に対向して金属製であってメッシュ状の遮蔽手段5を設けた。そして、基板Sを所定温度に加熱するために、例えば、抵抗加熱式の加熱手段(図示せず)を基板ステージ3に内蔵した。
この場合、加熱手段は、カーボンナノチューブを気相成長させる間、300〜700℃の範囲内の所定温度に保持されるように制御される。300℃より低い温度では、著しくカーボンナノチューブの成長が悪く、また、700℃を超えた温度では、基板S表面で原料の炭化水素が分解し、アモルファス状炭素が堆積する。
メッシュ状の遮蔽手段5は、例えば、ステンレスから形成され、真空チャンバ11内に、グランドに接地するか、またはフローティング状態となるように設けられる。この場合、メッシュ状の遮蔽手段5の各網目の大きさは、1〜3mmに設定される。これにより、遮蔽手段5によってイオンシース領域が形成され、プラズマ粒子(イオン)が基板S側に侵入することが防止され、プラズマ発生領域Pから離間して基板ステージ3を配置することと相俟って基板Sがプラズマに曝されることが防止できる。尚、各網目の大きさを、1mmより小さく設定すると、ガスの流れを遮ってしまい、3mmより大きく設定すると、プラズマを遮ることができない。
また、基板Sに対して垂直方向に揃った配向性を有するカーボンナノチューブを成長すべく、プラズマで分解された原料ガスをエネルギーをもって基板S上に到達させるために、遮蔽手段5と基板Sとの間で、基板Sにバイアス電圧を印加するバイアス電源6を設けている。これにより、プラズマで分解された原料ガスは、遮蔽手段5の各網目を通過して基板S方向に円滑に送られるようになる。
この場合、バイアス電圧は−400V〜200Vの範囲で設定される。−400Vより低い電圧では、放電が起こり易くなり、基板Sや基板S表面に気相成長させたカーボンナノチューブに損傷を与える虞がある。また、200Vを超えた電圧では、カーボンナノチューブの成長速度が遅くなる。
メッシュ状の遮蔽手段5と基板ステージ3に載置された基板Sとの間の距離Dは、20〜100mmの範囲に設定される。20mmより距離が短いと、遮蔽手段5と基板Sとの間で放電が起こり易くなり、例えば基板Sや基板S表面に気相成長させたカーボンナノチューブに損傷を与える虞があり、また、100mmを超えた距離では、基板Sにバイアス電圧を印加する際に、遮蔽手段5が対極としての役割を果たすことができず、他方で、基板Sにバイアス電圧を印加しない場合には、分解したガスが結合して煤になってしまう。
これにより、基板ステージ3上に基板Sを載置した後、プラズマを発生させると、基板Sがプラズマに曝されず、即ち、プラズマからのエネルギーで基板Sが加熱されず、基板Sは、基板ステージ3に内蔵した加熱手段のみによって加熱される。このため、カーボンナノチューブを気相成長させる際に、基板温度の制御が容易になり、また、低温でかつ損傷を受けることなく基板S表面にカーボンナノチューブを気相成長させることが可能になる。
尚、本実施の形態では、基板ステージ3に加熱手段を内蔵したものについて説明したが、これに限定されるものではなく、基板ステージ3上の基板Sを所定温度まで加熱できるものであれば形態は問わない。
また、本実施の形態では、プラズマで分解された原料ガスをエネルギーをもって基板S上に到達させるために、遮蔽手段5と基板Sとの間で基板Sにバイアス電圧を印加したものについて説明したが、これに限定されるものではなく、遮蔽手段5と基板Sとの間にバイアス電圧を印加しない場合でも、損傷を受けることなく基板S表面にカーボンナノチューブを気相成長できる。また、基板S表面にSiOのような絶縁層が形成されている場合には、基板S表面へのチャージアップを防止するなどの目的で、バイアス電源6を介して基板Sに0〜200Vの範囲でバイアス電圧を印加するようにしてもよい。この場合、200Vを超えた電圧では、カーボンナノチューブの成長速度が遅くなる。
本実施例では、図1に示すプラズマCVD装置1を用い、所定の基板S上にカーボンナノチューブを気相成長させて作製した。この場合、基板Sと遮蔽部材5との間の距離を20mmに設定した。基板Sとして、シリコン基板上にスパッタリング法によりタンタルを100nmの膜厚で成膜し、次いで、タンタル膜上に、EB蒸着法によりFeを5nmの膜厚で成膜したものを用いた。
このように作製した基板Sを基板ステージ3に載置し、真空排気手段12を作動して真空チャンバ11内の圧力を3×10−1Pa以下になるまで排気した後、前処理である基板クリーニングを行った。
この場合、ガス導入手段2を介して水素を80sccmの流量で真空チャンバ11内に導入して2.67×10Paに保持し、加熱手段を作動して基板Sを500℃まで加熱した後、マイクロ波発生器4を作動してプラズマを発生させた。遮蔽手段5と基板Sとの間に、基板S側の電圧が−150Vとなるようにバイアス電源6によりバイアス電圧を印加してクリーニングした。10分経過後、バイアス電源6の作動を停止し、マイクロ波発生器4の作動を停止した後、ガスの導入を停止した。そして、真空排気手段12を作動して真空チャンバ11内の圧力を再び3×10−1Pa以下になるまで排気した。
次いで、炭素含有の原料ガスとして、メタンと水素との混合ガスを用い、メタンを20sccm、水素を80sccmの流量で、ガス導入手段2を介して真空チャンバ11内に導入した。この場合、真空チャンバ11内の圧力が2.67×10Paに保持されるように真空排気手段12の作動を制御した。そして、加熱手段を作動して基板を500℃まで加熱した後、マイクロ波発生器4を作動してプラズマを発生させた。遮蔽手段5と基板Sとの間に、基板S側の電圧が−300Vとなるようにバイアス電源6によりバイアス電圧を印加し、カーボンナノチューブを気相成長させた。
図2は、上記手順で60分間、基板S表面にカーボンナノチューブを気相成長させたときのSEM写真であり、図3は、そのときのTEM写真である。これによれば、基板Sに対して垂直な方向に、主に4μm、部分的に10μmの長さでカーボンナノチューブが作製されていることが判る。また、中空がありカーボンナノチューブであることが確認できた。
本実施例では、図1に示すプラズマCVD装置1を用い、上記実施例1と同条件でカーボンナノチューブを形成することとしたが、基板Sとして、シリコン基板上に形成したFe膜上に、このFe膜の一部が露出するように、さらにスパッタリング法によりSiOを成膜したものを用いた。また、クリーニングの際に、基板S側の電圧が−300Vとなるようにバイアス電源6によりバイアス電圧を印加すると共に、処理時間を5分とした。さらに、カーボンナノチューブを気相成長させる際には、バイアス電圧を印加しないこととした。
この実施例2によれば、触媒として作用するFe膜上に、高さの揃ったカーボンナノチューブが成長していることが確認された。
本発明のプラズマCVD装置の構成を概略的に説明する図。 本発明の方法により作製したカーボンナノチューブのSEM写真。 本発明の方法により作製したカーボンナノチューブのTEM写真。
符号の説明
1 CVD装置
2 ガス導入手段
3 基板ステージ
4 マイクロ波発生器
5 遮蔽手段
6 バイアス電源
P プラズマ発生領域
S 処理基板

Claims (11)

  1. 真空チャンバに炭素含有の原料ガスを導入し、プラズマCVD法によって、カーボンナノチューブを基板表面に気相成長させる際に、基板がプラズマに曝されないようにプラズマを発生させ、加熱手段によって基板を所定温度に加熱し、プラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させて基板表面にカーボンナノチューブを成長させることを特徴とするカーボンナノチューブの作製方法。
  2. 前記基板が300〜700℃の範囲内の所定温度に保持されるように、加熱手段の作動を制御することを特徴とする請求項1記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  3. 前記プラズマを発生させた領域と基板との間に設けたメッシュ状の遮蔽手段の各網目を通してプラズマで分解された原料ガスを基板表面に接触させて基板表面にカーボンナノチューブを成長させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  4. 前記基板にバイアス電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  5. 前記メッシュ状の遮蔽手段と基板との間でバイアス電圧を印加する場合、バイアス電圧を−400〜200Vの範囲で設定することを特徴とする請求項4記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  6. 前記炭素含有の原料ガスを、炭化水素若しくはアルコールまたはこれらに水素、アンモニア、窒素若しくはアルゴンのうち少なくとも1つを混合したものとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  7. 前記基板は、少なくともその表面に、遷移金属又はこの遷移金属の少なくとも1種を含む合金を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  8. 真空チャンバを備え、この真空チャンバ内に基板の載置を可能とする基板ステージと、真空チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ発生装置とを設け、炭素含有の原料ガスを真空チャンバ内に導入して、カーボンナノチューブを基板ステージ上の基板表面に気相成長させるプラズマCVD装置であって、前記基板が真空チャンバ内に発生させたプラズマに曝されないように、プラズマを発生させる領域から離間して基板ステージを配置すると共に、基板を所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とするプラズマCVD装置。
  9. 真空チャンバを備え、この真空チャンバ内に、基板の載置を可能とする基板ステージと、真空チャンバ内にプラズマを発生させるプラズマ発生装置とを設け、炭素含有の原料ガスを真空チャンバ内に導入して、カーボンナノチューブを基板ステージ上の基板表面に気相成長させるプラズマCVD装置であって、前記基板が真空チャンバ内に発生させたプラズマに曝されないように、プラズマ発生領域と基板ステージ上の処理基板との間にメッシュ状の遮蔽手段を設け、基板を所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とするプラズマCVD装置。
  10. 前記遮蔽手段と基板との間の距離を、20〜100mmの範囲に設定したことを特徴とする請求項9記載のプラズマCVD装置。
  11. 前記基板にバイアス電圧を印加するバイアス電源を設けたことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載のプラズマCVD装置。
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