JP2005347902A - 信号生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチキャリア方式の送信信号に生じるピークを抑圧する。
【解決手段】 ピーク値・ピーク位置検出部400は、直交変調部150−1からの変調データの振幅に生じるピークの値と位置とを検出し、ピークキャリア抽出部410は、ピークを最も小さくするL個のサブキャリアを抽出する。ピークキャリア生成部412は、抽出されたサブキャリアに対応するピーク抑圧用データを生成し、減算部154は、変調データから、ピーク抑圧用データを減算する。送信信号生成部14は、変調データからアナログ形式の送信信号を生成し、ピーク抑圧部40は、ピーク抑圧用データからアナログ形式のピーク抑圧用信号を生成する。合成部104は、送信信号とピーク抑圧用信号とを合成し、送信アンテナ106を介して無線通信回線に送出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、振幅のピークを抑圧したマルチキャリア方式の信号を生成する信号生成装置に関する。
例えば、特許文献1〜4は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)などのマルチキャリア方式の信号において生じうる振幅のピークを抑圧するための方法を開示する。
しかしながら、特許文献1〜4に開示された方法によると、消費電力が大きい大型の増幅器が必要になったり、ピーク抑圧後の信号の帯域が広がってしまったり、データ誤りが増えてしまったりする。
特願2002−283460号公報 特願2002−305489号公報 特開平8−340361号公報 特開平7−143098号公報
本発明は、上述のような背景からなされたものであり、信号の帯域を広げたり、スプリアス信号を生成させたり、データ誤りを増やしたりすることなしに、効果的にピークを抑圧してマルチキャリア方式の信号を生成することができる信号生成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、装置を大型化したり、消費電力を増やしたりせずに、信号のピーク電圧を抑圧することができるマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信装置におけるピーク電力抑圧方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる第1の信号生成装置は、それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、前記生成された第1のデータを、アナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、前記生成された第1のデータから前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、前記生成された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、前記生成された第1の信号と、前記生成された第2の信号とを合成する合成手段とを有する。
また、本発明にかかる第2の信号生成装置は、それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、前記生成された第1のデータをアナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、前記生成された第1のデータから前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、前記生成された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、前記生成された第1の信号と前記生成された第2の信号とを、これらの信号が空間において重ね合わされるようにそれぞれ放射する2つのアンテナ手段とを有する。
また、本発明にかかる第3の信号生成装置は、それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、前記生成された第1のデータに、ディジタル形式の制御用データを付加する第1の付加手段と、前記制御用データが付加された第1のデータを、アナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、前記生成された第2のデータに、逆位相の前記制御用データを付加する第2の付加手段と、前記制御用データが付加された第1のデータから、前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、前記逆位相の制御用データが付加された第2のデータを調整する調整手段と、前記調整された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、前記生成された第1の信号と、前記生成された第2の信号とを合成して、第3の信号を生成する第3の信号生成手段と、前記生成された第3の信号に含まれ、前記制御用データに対応する制御用信号を検出する検出手段とを有し、前記調整手段は、前記検出された制御用信号に基づいて、前記逆位相の制御用データが付加された第2のデータの振幅および位相を調整する。
本発明にかかる信号生成装置によれば、信号の帯域を広げたり、データ誤りを増やしたりすることなしに、効果的にピークを抑圧してマルチキャリア方式の信号を生成することができる。
また、本発明にかかる信号生成装置によれば、装置を大型化したり、消費電力を増やしたりせずに、信号のピーク電圧を抑圧することができる。
[一般的なOFDM送信装置]
本発明の実施形態の説明に先立ち、その理解を助けるために、まず、一般的なOFDM送信装置8を説明する。
図1は、一般的なOFDM送信装置8の構成を示す図である。
図1に示すように、OFDM送信装置8は、マッピング・IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部140、直交変調部150、ディジタル/アナログ変換部(D/A変換部)156、周波数変換部(Conv.)158、ローカル信号生成部(OSC)100、高周波電力増幅部(RF−AMP)102および送信アンテナ106から構成される。
マッピング・IFFT部140は、シリアル/パラレル変換部(S/P変換部)142、N個(Nは整数)のマッピング部144−1〜144−NおよびIFFT部146から構成される。
OFDM送信装置8は、これらの構成部分により、外部から入力される送信データを、OFDM方式の送信信号を生成し、無線通信回線に対して送信する。
なお、以下、マッピング部144−1〜144−Nなど、複数あり得る構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単にマッピング部144などと略記することがある。
また、以下、各図において、実質的に同じ構成部分には、同じ符号が付される。
マッピング・IFFT部140において、S/P変換部142は、シリアル形式で入力される送信データをパラレル形式に変換する。
さらに、マッピング・IFFT部140は、パラレル形式に変換された送信データを、変調方式に応じた数を単位とするN個のディジタルシンボルに分け、N個のディジタルシンボルそれぞれを、マッピング部144−1〜144−Nそれぞれに対して出力する。
例えば、OFDM送信装置8において、変調方式として、BPSK(Binariphase Phase Sift Keying)が用いられるときには、ディジタルシンボルそれぞれに含まれる送信データのビット数は1ビットとなる。
また、例えば、OFDM送信装置8において、変調方式として、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)が用いられるときには、ディジタルシンボルそれぞれに含まれる送信データのビット数は4ビットとなる。
マッピング部144−1〜144−Nそれぞれは、S/P変換部142から入力された1つのディジタルシンボルを信号点にマッピングし、マッピングの結果として得られた信号点を、IFFT部146に対して出力する。
IFFT部146は、マッピング部144−1〜144−Nから入力された信号点に対してIFFT処理を行い、N個のディジタルシンボルによりN個のサブキャリア(搬送波信号)を変調し、IFFTサンプル(OFDMシンボルデータ)を生成し、直交変調部150に対して出力する。
直交変調部150は、IFFTサンプルを直交変調し、D/A変換部156に対して、変調データとして出力する。
D/A変換部156は、入力されたディジタル形式のデータを、アナログ形式の送信信号に変換し、送信信号として、周波数変換部158に対して出力する。
この送信信号には、BPSKあるいは16QAMにより変調されたN個のサブキャリアが含まれている。
周波数変換部158は、入力された送信信号の周波数を、ローカル信号生成部100から入力されるローカル信号を用いて変換し、RF−AMP102に対して出力する。
RF−AMP102は、周波数変換部158から入力される送信信号を電力増幅し、送信アンテナ106を介して無線通信回線に対して送信する。
図2は、OFDM送信装置において用いられうるDSP(Digital Signal Processor)回路12の構成を例示する図である。
図2に示すように、DSP回路12は、入力インターフェース回路(入力IF)120、DSP122、RAM・ROMなどのメモリ124および出力IF126などから構成され、入力IF120を介して入力されるディジタルデータを高速処理して、出力IF126を介して出力する。
なお、OFDM送信装置8の各構成部分は、専用のハードウエアによって実現されても、図2に示したDSP回路12を用いてソフトウエア的に実現されてもよく、OFDM送信装置8においては、例えば、マッピング・IFFT部140および直交変調部150が、DSP回路12を用いたソフトウエア的な処理として実現されうる(以下の各図に示すOFDM送信装置において同様)。
上述したように、OFDM送信装置8が生成する送信データには、送信データをパラレル形式に変換て得られるN個のディジタルシンボルにより変調されたN個のサブキャリアが含まれる。
しかしながら、OFDM方式の送信信号に含まれるサブキャリアの間には相関がないので、多くのサブキャリアの位相が同じになる可能性があり、同位相となった多くのサブキャリアが、送信信号において重ね合わされてると、送信信号の振幅に大きなピークが生じてしまう。
図3は、図1に示したOFDM送信装置8により生成される送信信号およびそれに含まれるサブキャリアを例示する図である。
なお、図3においては、送信信号に直交する周波数(IFFTフレームの整数分の1となる周波数は1フレーム積分で0となり、直交関係となる)の32個のサブキャリアが含まれている場合が例示され、これらのサブキャリアそれぞれは、割り当てられたディジタルシンボルに応じた位相の正弦波として表されている。
1つ1つのサブキャリアの振幅は小さいが、上述したように、多くのサブキャリアの位相が一致すると、多くのサブキャリアが同相で重ね合わされて、送信信号の振幅に大きなピークが生成してしまう。
RF−AMP102に入力される信号の振幅が適切であるときには、入力された送信信号は、RF−AMP102の増幅特性の内、非線形領域で増幅されるので、出力信号に生じるひずみは小さい。
これに対して、上記ピークが、入力信号振幅の適切な範囲を超えると、ピーク部分は、RF−AMP102の非線形領域おいて増幅され、この部分の出力信号には、大きな非線形ひずみが生成する。
このような非線形ひずみは、送信スプリアス信号の原因となる。
非線形ひずみの防止のためには、RF−AMP102を大型化し、大きな入力信号振幅に耐えられるようにするという対策が考えられるが、この対策をとると、消費電力および発熱量の増大が招かれる。
また、非線形ひずみの防止のためには、RF−AMP102に入力される送信信号の振幅を、一定の上限値で制限する対策が考えられるが、この対策は、振幅制限に伴う大きな非線形ひずみの生成を招いてしまう。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
図4は、本発明にかかる第1のOFDM送信装置10の構成を示す図である。
図4に示すように、第1のOFDM送信装置10は、マッピング・IFFT部140、ローカル信号生成部100、RF−AMP102−1,102−2、合成部104、送信アンテナ106、第1の送信信号生成部14および第1のピーク抑圧部40から構成される。
送信信号生成部14は、直交変調部150−1、バッファ部152、減算部154、D/A変換部156−1および周波数変換部158−1から構成される。
また、ピーク抑圧部40は、ピーク値・ピーク位置(PV/PL)検出部400、ピークキャリア(PC)抽出部410、ピークキャリア生成部412、直交変調部150−2、D/A変換部156−2および周波数変換部158−2から構成される。
OFDM送信装置10は、これらの構成部分により、送信データから得られるディジタルシンボルにより変調されたN個のサブキャリアを含む送信信号のピークを抑圧して送信する。
OFDM送信装置10の送信信号生成部14において、直交変調部150−1は、マッピング・IFFT部140から入力されるIFFTサンプルを用いて中間周波数に直交変調し、変調データとしてバッファ部152に対して出力する。
バッファ部152は、直交変調部150−1から入力された変調データをバッファリングし、減算部154およびピーク抑圧部40のピーク値・ピーク位置検出部400の処理の用に供する。
減算部154は、バッファ部152から入力される変調データから、ピーク抑圧部40のピークキャリア生成部412から入力されるピーク抑圧用データを減算し、D/A変換部156−1に対して出力する。
D/A変換部156−1は、減算部154から入力されたディジタル形式の変調データを、アナログ形式の送信信号に変換し、周波数変換部158−1に対して出力する。
周波数変換部158−1は、ローカル信号生成部100から入力され、ピーク抑圧部40の周波数変換部158−2に対して入力されるローカル信号と絶対位相が同相に保たれているローカル信号を用いて、D/A変換部156−1から入力された送信信号の周波数を変換し、RF−AMP102−1に対して出力する。
RF−AMP102−1は、D/A変換部156−1から入力された送信信号を電力増幅し、合成部104に対して出力する。
ピーク抑圧部40において、ピーク値・ピーク位置検出部400は、バッファ部152にバッファリングされた変調データを処理して、変調データの振幅に生成するピーク(図3を参照)の値と、その生成位置とを検出する。
ピーク値・ピーク位置検出部400は、この検出結果を、ピークキャリア抽出部410に対して出力する。
変調データ(送信データ)の振幅に生成するピーク(図3)は、ほぼ同相になった複数のサブキャリアが重ね合わされて生成する。
従って、ピーク位置で同相のサブキャリアを、変調データ(送信データ)から削除すると、ピークの値は小さくなる。
また、ピーク位置に同相のサブキャリアの内、ピーク位置における振幅が大きいサブキャリアを削除したときには、ピークの値は大きく減衰し、ピークにおける振幅が小さいサブキャリアを削除したときには、ピークの値は少なく減衰する。
ピークキャリア抽出部410は、ピーク値・ピーク位置検出部400により検出されたピークと同相のサブキャリアから、ピークにおける振幅が大きい順にL個(例えば、LはN/4程度)のサブキャリアを抽出し、そのサブキャリアの周波数情報および対応するディジタルシンボルを出力する。
ピークキャリア生成部412は、ピークキャリア抽出部410により抽出されたL個のサブキャリアからなるピーク抑圧用データを生成する。
また、ピークキャリア生成部412は、マッピング・IFFT部140と同様に、バタフライ演算のような逆高速フーリエ変換処理を行ってもよいが、ここでは、L個のサブキャリアの波形データそれぞれを、対応するディジタルシンボルで変調(複素乗算)して得られるデータの全てを足し合わせることにより、ピーク抑圧用データを作成し、直交変調部150−2に対して出力する。
なお、サブキャリアの波形データは、例えば、予めROMに記憶されたサイン波形を、対応するサブキャリアの周波数に応じて読み出すことにより生成される。
直交変調部150−2は、ピークキャリア生成部412から入力されるピーク抑圧用データを用いて中間周波数を直交変調し、抑圧用変調データとして、減算部154およびD/A変換部156−2に対して出力する。
なお、ピークキャリア生成部412が直接、中間周波に変換後のサブキャリアを用いて実数波形のピーク抑圧用データを生成するときには、直交変調部150−2は不要である。
D/A変換部156−2は、直交変調部150−2から入力されたディジタル形式の抑圧用変調データをアナログ形式のピーク抑圧用信号に変換し、D/A変換部156−1と同期したタイミングで、周波数変換部158−2に対して出力する。
周波数変換部158−2は、ローカル信号生成部100から入力され、周波数変換部158−1においてと絶対位相が同相に保たれたローカル信号を用いて、ピーク抑圧用信号の周波数を変換し、RF−AMP102−2に対して出力する。
RF−AMP102−2は、周波数変換部158−2から入力されたピーク抑圧用信号を増幅し、合成部104に対して出力する。
合成部104は、RF−AMP102−1から入力された送信信号と、RF−AMP102−2から入力されるピーク抑圧用信号とを加算して合成し、無線通信回線に対して送出されるべき最終的な送信信号として、送信アンテナ106を介して送出する。
なお、D/A変換部156−1,156−2からの遅延時間(位相)が等しくなるように、各経路の遅延は、適宜、調整される。
[OFDM送信装置10におけるピーク抑圧動作]
以下、第1のOFDM送信装置10におけるピーク抑圧のための動作を全体的に説明する。
図5は、図4に示した第1のOFDM送信装置10の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、第1段階のピーク抑圧(S12)のステップ120(S120)において、直交変調部150−1から変調データが入力されると、ピーク値・ピーク位置検出部400は、変調データを処理し、ピーク(例えば図3)の値と位置とを検出する。
ステップ122(S122)において、ピークキャリア抽出部410は、全てのサブキャリアの内、検出されたピークを最も小さくするL個のサブキャリアを抽出する。
ステップ124(S124)において、ピークキャリア生成部412は、抽出されたサブキャリアおよび送信データを用いて、ピーク抑圧用データを生成する。
ステップ126(S126)において、送信信号生成部14の減算部154は、変調データから、ピーク抑圧用データを減算する。
図6は、図5に示した第1段階のピーク抑圧(S12)により得られた変調データの振幅を例示する図である。
なお、以下に示す図6,図7には、2個のサブキャリアについて、ピークの抑圧が行われた(L=2の)場合が例示されている。
以上説明したように、送信信号生成部14のバッファ部152にバッファリングされた変調データから、ピーク抑圧部40のピークキャリア生成部412により生成されたピーク抑圧用データを減算すると、図6に示すように、ピークキャリア抽出部410により検出されたピーク(図3)の値は減少する。
一方、変調データからピーク抑圧用データを減算することにより、第1段階のピーク抑圧前には、その振幅の値が最大でなかったピークの値が、却って大きくなり、図6に示すように、別の位置に最大のピークが生じてしまうことがある。
このような不具合を解消するために、以下に示す第2段階のピーク抑圧が行われる。
第2段階のピーク抑圧(S13)において、S126の処理の後に、S122〜S126の処理が、もう一度、行われる。
図4で言うと、バッファ部152、減算部154、PV/PL検出部400、PC生成部412および直交変調部150−2を、減算部154,直交変調部152−2の後に、もう一段、設けた構成となる。
そして、2段の各直交変調部150−2の出力の環が、ピーク抑圧用信号となる。
図7は、図5に示した第2段階のピーク抑圧(S14)により得られた送信信号の振幅を例示する図である。
以上説明した第2段階のピーク抑圧を行うことにより、図7に示すように、ピークキャリア抽出部410により検出されたピーク(図3)の振幅、および、第1段階のピーク抑圧により却って振幅が大きくなったピーク(図6)の振幅の両方が小さくなる。
図8は、第1のOFDM送信装置10によるピーク抑圧の効果を例示する図である。
例えば、OFDM送信装置10において、N=32,L=5(≒全サブキャリア数の15%)とすると、図8に示すように、3.5dB程度のピーク抑圧効果が得られる。
従って、送信信号増幅用のRF−AMP102−1のバックオフが3.5dB程度、改善され、その消費電力は1/2となる。
また、ピーク抑圧信号増幅用のRF−AMP102−2は、扱うキャリア数Lが、全キャリア数Nの15%なので、その出力電力もさらに6dB程度低い。
従って、2つのRF−AMP102−1,102−2を用いても、OFDM送信装置10の消費電力は、トータルとして、一般的なOFDM送信装置8(図1)の消費電力よりも小さい。
なお、本発明にかかるピーク抑圧方法は、OFDMの他、多数のサブキャリアを含み、これらのサブキャリアの位相関係によって、振幅にピークを生じうる様々な方式のピーク抑圧に応用されうる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態を説明する。
図9は、本発明にかかる第2のOFDM送信装置18の構成を示す図である。
図9に示すように、第2のOFDM送信装置18は、マッピング・IFFT部140、ローカル信号生成部100、RF−AMP102−1,102−2、合成部104、送信アンテナ106、第2の送信信号生成部16および第1のピーク抑圧部40から構成される。
第2の送信信号生成部16は、第1の送信信号生成部14(図4)と同じ構成部分を含むが、これらの構成には差異がある。
つまり、直交変調部150−1は、第1の送信信号生成部14において、マッピング・IFFT部140とバッファ部152との間にあるが、第2の送信信号生成部16においては、減算部154とD/A変換部156−1との間にある。
第2のOFDM送信装置28は、これらの構成部分により、第1のOFDM送信装置10と同様に、送信データから得られるディジタルシンボルにより変調されたN個のサブキャリアを含む送信信号のピークを抑圧して送信する。
第2のOFDM送信装置18の送信信号生成部16において、バッファ部152は、マッピング・IFFT部140から入力されるIFFTサンプルをバッファリングし、ピーク値・ピーク位置検出部400およびピークキャリア抽出部410に対して出力する。
減算部154は、バッファ部152から入力されるIFFTサンプルから、ピークキャリア生成部412から入力されるピーク抑圧用データを減算し、直交変調部150−1に対して出力する。
直交変調部150−1は、減算部154から入力されるIFFTサンプルを直交変換して変調データとし、D/A変換部156−1に対して出力する。
ピーク抑圧部40において、ピーク値・ピーク位置検出部400は、バッファ部152にバッファリングされたIFFTサンプルを処理して、送信信号に生成するピーク(図3を参照)の値と、その生成位置とを検出し、ピークキャリア抽出部410に対して出力する。
ピークキャリア抽出部410は、ピーク値・ピーク位置検出部400により検出されたピークと同相のサブキャリアから、ピークにおける振幅が大きい順にL個(例えば、LはN/4程度)のサブキャリアを抽出する。
ピークキャリア生成部412は、ピークキャリア抽出部410の抽出結果および送信データから、ピーク抑圧用データを作成し、減算部154および直交変調部150−2に対して出力する。
なお、第2のOFDM送信装置18においては、バッファ部152、減算部154およびピーク値・ピーク位置検出部400は、変調データではなく、複素形式のIFFTサンプルを扱う点、および、これに伴って回路あるいは演算内容が変更される点で、第1のOFDM送信装置10においてとは異なっている。
[OFDM送信装置18におけるピーク抑圧動作]
以下、第2のOFDM送信装置18におけるピーク抑圧のための動作を全体的に説明する。
図10は、図9に示した第2のOFDM送信装置18の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、第1段階のピーク抑圧(S20)のステップ220(S220)において、バッファ部152を介してマッピング・IFFT部140からIFFTサンプルが入力されると、ピーク値・ピーク位置検出部400は、変調データを処理し、ピーク(例えば図3)の値と位置とを検出する。
ステップ222(S222)において、ピークキャリア抽出部410は、全てのサブキャリアの内、検出されたピークを最も小さくするL個のサブキャリアを抽出する。
ステップ224(S224)において、ピークキャリア生成部412は、抽出されたサブキャリアおよび送信データを用いて、ピーク抑圧用データを生成する。
ステップ226(S226)において、送信信号生成部16の減算部154は、変調データから、ピーク抑圧用データを減算する。
以下、第2のOFDM送信装置18においても、第1のOFDM送信装置10においてと同様な第2段階のピーク抑圧(S14)が行われる。
第2のOFDM送信装置18は、第1のOFDM送信装置10と同様の動作を行い、同様の効果(図3,図6〜図8を参照)を奏する。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態を説明する。
図11は、本発明にかかる第3のOFDM送信装置20の構成を示す図である。
図11に示すように、第3のOFDM送信装置20は、図4に示した第1のOFDM送信装置10の合成部104および送信アンテナ106を取り除き、RF−AMP102−1,102−2それぞれの出力側に、指向性送信アンテナ110−1,110−2を接続した構成を採る。
つまり、第3のOFDM送信装置20は、送信信号を指向性送信アンテナ110−1から送出し、ピーク抑圧用信号を指向性送信アンテナ110−2から送出し、合成部104を用いずに、無線通信回線において、送信信号とピーク抑圧用信号とを合成する構成を採る。
指向性送信アンテナ110−1,110−2は、送信指向方向が同一になるように、例えば、指向方向に対して垂直な同一の平面内に設けられる。
また、指向性送信アンテナ110−1,110−2には、指向方向において、位相関係が同一になるように送信信号およびピーク抑圧用信号が供給される。
このように指向性送信アンテナ110−1,110−2を配置し、送信信号およびピーク抑圧用信号を供給することにより、指向性送信アンテナ110−1,110−2から充分に離れた位置(一般的には、指向性送信アンテナ110−1,110−2間の間隔の10倍以上離れた位置)からは、送信信号およびピーク抑圧用信号は、あたかも単一の送信アンテナから送信されたかのように受信される。
第3のOFDM送信装置20は、第1のOFDM送信装置10(図4)と同様に、第1段階のピーク抑圧(S12;図5)を行ってもよいが、第一段階のピーク抑圧で、最大および2番目のピークを検出し、最大ピークを減衰させ、かつ、2番目のピークを少なくとも増大させないキャリアを選択するようにし、第2段階のピーク抑圧を省略してもよい。
第3のOFDM送信装置20によれば、合成部104における合成損失をなくすことができる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4の実施形態を説明する。
図12は、本発明にかかる第4のOFDM送信装置22の構成を示す図である。
図12に示すように、第4のOFDM送信装置22は、図9に示した第2のOFDM送信装置18の合成部104および送信アンテナ106を取り除き、RF−AMP102−1,102−2それぞれの出力側に、指向性送信アンテナ110−1,110−2を接続した構成を採る。
つまり、第4のOFDM送信装置22は、第3のOFDM送信装置20(図11)と同様に、送信信号を指向性送信アンテナ110−1から送出し、ピーク抑圧用信号を指向性送信アンテナ110−2から送出し、合成部104を用いずに、無線通信回線において、送信信号とピーク抑圧用信号とを合成する構成を採る。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5の実施形態を説明する。
図13は、本発明にかかる第5のOFDM送信装置24の構成を示す図である。
図13に示すように、第5のOFDM送信装置24は、マッピング・IFFT部140、パイロットキャリア生成部148、第1の送信信号生成部14、第3のピーク抑圧部44、RF−AMP102−1,102−2、合成部104、分配部108および送信アンテナ106から構成される。
ピーク抑圧部44は、第1のピーク抑圧部40(図4)に、逆相パイロットキャリア生成部440、パイロットキャリア検出部442、ベクトル制御部444およびベクトル調整部446を付加した構成を採る。
OFDM送信装置24は、送信信号とピーク抑圧用信号との間に生じる位相および振幅の誤差を、これらの誤差を検出するためのパイロットキャリアを用いて検出し、補正することにより、さらに精密に、送信信号の振幅のピークを抑圧可能に構成されている。
ここまでに示した第1〜第4のOFDM送信装置10〜22においては、送信信号に、第1〜第Nのサブキャリアが含まれる場合が示されていたが、第5のOFDM送信装置24においては、例えば、さらに1つのサブキャリア(例えば、送信データの伝送に用いられない第0のサブキャリア)が、送信信号とピーク抑圧用信号の誤差の検出のためのパイロットキャリアとして用いられる。
パイロットキャリア生成部148は、第0のキャリアをマッピングするマッピング部144(図4など)として動作し、パイロットキャリアに所定のデータをマッピングし、IFFT部146に対して出力する。
送信信号生成部14は、パイロットキャリアが付されたIFFTサンプルに対して、第1,第3のOFDM送信装置10,20(図4,図11)においてど同様な処理を行い、送信信号を生成する。
分配部108は、合成部104から入力された送信信号の一部を、パイロットキャリア検出部442に対して分配する。
ピーク抑圧部44において、逆相パイロットキャリア生成部440は、パイロットキャリアとは位相が逆の逆相パイロットキャリアを生成し、ピークキャリア生成部412に対して出力する。
ピークキャリア生成部412は、ピークキャリア抽出部410により抽出されたL個のサブキャリア、および、逆相パイロットキャリア生成部440から入力された逆相パイロットキャリアを含むピーク抑圧用データを生成する。
直交変調部150−2は、ピークキャリア生成部412から入力されたピーク抑圧用データを直交変調してピーク抑圧用変調データとし、ベクトル調整部446に対して出力する。
パイロットキャリア検出部442は、分配部108により分配された送信信号から、パイロットキャリアに対応する信号を抽出する。
ベクトル調整部446は、ベクトル制御部444の制御に従って、直交変調部150−2から入力される抑圧用変調データの振幅および位相を調整する。
ベクトル制御部444は、ベクトル調整部446を制御して、パイロットキャリア検出部442から入力されるパイロットキャリアに対応する信号の強度が最小(好ましくは0)になるように、直交変調部150−2から入力されるピーク抑圧用変調データの振幅および位相を制御する。
ベクトル制御部444によるピーク抑圧用変調データの振幅および位相の制御は、例えば、ベクトル調整部446における演算に用いられる係数の値を変更することにより実現される。
この係数の変更のためのアルゴリズムとしては、例えば、摂動法などが用いられる。
つまり、抑圧用変調データの振幅および位相が、個別に微少量ずつ変更され、それにより、パイロットキャリアに対応する信号が小さくなる方向を見つけて、その方向に位相・振幅が少しずつ修正される。
また、パイロットキャリア数は1に限らず、例えば、帯域の両側に2つ設けられてもよく、あるいは、それ以上の数が設けられてもよい。
第5のOFDM送信装置24によれば、第1〜第4のOFDM送信装置10,18,20,22よりもより精密で効果的なピーク抑圧が実現できる。
[第6実施形態]
以下、本発明の第6の実施形態を説明する。
図14は、本発明にかかる第6のOFDM送信装置26の構成を示す図である。
図14に示すように、第5のOFDM送信装置26は、マッピング・IFFT部140、加算部160−1,160−2、第2の送信信号生成部16、パイロットキャリア生成部260、第3のピーク抑圧部44、RF−AMP102−1,102−2、合成部104、分配部108および送信アンテナ106から構成される。
第6のOFDM送信装置26は、第5のOFDM送信装置24(図13)と同様に、パイロットキャリアを用いて、さらに精密に、送信信号の振幅のピークを抑圧するように構成されている。
パイロットキャリア生成部260は、パイロットキャリアに対応するデータを生成し、加算部160−1に対して出力する。
加算部160−1は、パイロットキャリア生成部260から入力されるパイロットキャリアのデータと、マッピング・IFFT部140から入力されるIFFTサンプルとを加算し、送信信号部16に対して出力する。
送信信号生成部16は、加算部160−1から入力された加算値に対して、第2,第4のOFDM送信装置18,22(図9,図12)においてど同様な処理を行い、送信信号を生成する。
ピーク抑圧部44において、逆相パイロットキャリア生成部440は、パイロットキャリアとは位相が逆の逆相パイロットキャリアに対応するピーク抑圧用変調データを生成し、加算部160−2に対して出力する。
加算部160−2は、逆相パイロットキャリア生成部440から入力された逆相パイロットキャリアに対応するピーク抑圧用変調データと、ピークキャリア生成部412から入力されたピーク抑圧用データとを加算し、ベクトル調整部446に対して出力する。
パイロットキャリア検出部442は、分配部108により分配された送信信号から、パイロットキャリアに対応する信号を抽出する。
ベクトル調整部446は、ベクトル制御部444の制御に従って、加算部160−2から入力される加算値(ピーク抑圧用データ)の振幅および位相を調整する。
ベクトル制御部444は、ベクトル調整部446を制御して、パイロットキャリア検出部442から入力されるパイロットキャリアに対応する信号の強度が最小(好ましくは0)になるように、直交変調部150−2から入力されるピーク抑圧用変調データの振幅および位相を制御する。
ベクトル制御部444によるピーク抑圧用変調データの振幅および位相の制御は、例えば、ベクトル調整部446における演算に用いられる係数の値を変更することにより実現され、この係数の変更のためのアルゴリズムとしては、摂動法などが用いられる。
直交変調部150−2は、ベクトル調整部446により調整されたピーク抑圧用変調データを直交変調する。
第6のOFDM送信装置26によれば、第5のOFDM送信装置24と同様に、第1〜第4のOFDM送信装置10,18,20,22よりもより精密で効果的なピーク抑圧が実現できる。
[第7実施形態]
以下、本発明の第7の実施形態を説明する。
図15は、本発明にかかる第7のOFDM送信装置28の構成を示す図である。
OFDM送信装置28は、図13に示した第5のOFDM送信装置24から、パイロットキャリア生成部148および逆相パイロットキャリア生成部440を削除し、パイロットキャリア抽出部442を、OFDM復調部446に置換した構成を採る。
第7のOFDM送信装置28において、OFDM復調部446は、分配部108により分配された送信信号を、中間周波数に変換し、全てのサブキャリアについてOFDM復調を行い、各サブキャリアの復調シンボルを、ベクトル制御部444に対して出力する。
ベクトル制御部444は、入力された各サブキャリアのシンボルの中から、PC抽出部410において抽出された抽出キャリアと、抽出されなかった非抽出キャリアとをそれぞれ1つ以上、任意に選択する。
ベクトル制御部444は、選択された抽出キャリアおよび非抽出キャリアそれぞれについて、マッピング・IFFT部140において用いられた変調前のシンボルと、復調シンボルとの比(複素数)を算出し、平均化する。
さらに、ベクトル制御部444は、算出された比が1:1となるように、ベクトル調整部446の制御量(位相・振幅)を更新する。
この更新方法の例として、例えば、現在の制御量に、前記比を重み付きで乗算した値を、次の制御量とする方法を挙げることができる。
本発明は、マルチキャリア方式の送信信号の生成のために利用可能である。
一般的なOFDM送信装置の構成を示す図である。 OFDM送信装置において用いられうるDSP(Digital Signal Processor)回路の構成を例示する図である。 図1に示したOFDM送信装置により生成される送信信号およびそれに含まれるサブキャリアを例示する図である。 本発明にかかる第1のOFDM送信装置の構成を示す図である。 図4に示した第1のOFDM送信装置の動作を示すフローチャートである。 図5に示した第1段階のピーク抑圧(S12)により得られた変調データの振幅を例示する図である。 図5に示した第2段階のピーク抑圧(S14)により得られた送信信号の振幅を例示する図である。 第1のOFDM送信装置によるピーク抑圧の効果を例示する図である。 本発明にかかる第2のOFDM送信装置の構成を示す図である。 図9に示した第2のOFDM送信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明にかかる第3のOFDM送信装置の構成を示す図である。 本発明にかかる第4のOFDM送信装置の構成を示す図である。 本発明にかかる第5のOFDM送信装置の構成を示す図である。 本発明にかかる第6のOFDM送信装置の構成を示す図である。 本発明にかかる第7のOFDM送信装置の構成を示す図である。
符号の説明
8,10,18,20,22,24,26・・・OFDM送信装置、
12・・・DSP回路、
120・・・入力IF、
122・・・DSP、
124・・・メモリ、
126・・・出力IF、
100・・・ローカル信号発生部、
102・・・RF−AMP、
104・・・合成部、
106・・・送信アンテナ、
108・・・分配部、
110・・・指向性送信アンテナ、
140・・・マッピング・IFFT部、
142・・・S/P変換部、
144・・・マッピング部、
146・・・IFFT部、
148・・・パイロットキャリア生成部、
14,16・・・送信信号生成部、
150・・・直交変調部、
152・・・バッファ部、
154・・・減算部、
156・・・D/A変換部、
158・・・周波数変換部、
40,42,44・・・ピーク抑圧部、
400・・・ピーク値・ピーク位置検出部、
410・・・ピークキャリア抽出部、
412・・・ピークキャリア発生部、
442・・・パイロットキャリア検出部、
444・・・ベクトル制御部、
446・・・ベクトル調整部、
440・・・逆相パイロットキャリア生成部、

Claims (3)

  1. それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、
    前記生成された第1のデータを、アナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、
    前記生成された第1のデータから前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、
    前記生成された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、
    前記生成された第1の信号と、前記生成された第2の信号とを合成する合成手段と
    を有する信号生成装置。
  2. それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、
    前記生成された第1のデータをアナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、
    前記生成された第1のデータから前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、
    前記生成された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、
    前記生成された第1の信号と前記生成された第2の信号とを、これらの信号が空間において重ね合わされるようにそれぞれ放射する2つのアンテナ手段と
    を有する信号生成装置。
  3. それぞれ変調された複数の送信されるべき副搬送波を含むディジタル形式の第1のデータを生成する第1のデータ生成手段と、
    前記生成された第1のデータに、ディジタル形式の制御用データを付加する第1の付加手段と、
    前記制御用データが付加された第1のデータを、アナログ形式に変換したときに得られる信号の振幅にピークを生じさせる前記副搬送波信号に対応するディジタル形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、
    前記生成された第2のデータに、逆位相の前記制御用データを付加する第2の付加手段と、
    前記制御用データが付加された第1のデータから、前記生成された第2のデータを減算して、第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、
    前記逆位相の制御用データが付加された第2のデータを調整する調整手段と、
    前記調整された第2のデータをアナログ形式の信号に変換して、第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記生成された第3のデータをアナログ形式の信号に変換して、第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、
    前記生成された第1の信号と、前記生成された第2の信号とを合成して、第3の信号を生成する第3の信号生成手段と、
    前記生成された第3の信号に含まれ、前記制御用データに対応する制御用信号を検出する検出手段と
    を有し、
    前記調整手段は、前記検出された制御用信号に基づいて、前記逆位相の制御用データが付加された第2のデータの振幅および位相を調整する
    信号生成装置。
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