JPH11289312A - マルチキャリア無線通信装置 - Google Patents

マルチキャリア無線通信装置

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JPH11289312A
JPH11289312A JP10088534A JP8853498A JPH11289312A JP H11289312 A JPH11289312 A JP H11289312A JP 10088534 A JP10088534 A JP 10088534A JP 8853498 A JP8853498 A JP 8853498A JP H11289312 A JPH11289312 A JP H11289312A
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JP
Japan
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amplitude
symbol
transmission
reception
complex
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Application number
JP10088534A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Matsushita
尚弘 松下
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各キャリアが振幅に情報成分を持った多値変調
方式で変調されている場合であっても、妨害波やノイズ
の影響を軽減して高い通信品質を確保する。 【解決手段】伝送情報を複素シンボルにマッピングして
生成した複数のサブキャリアを逆フーリエ変換により時
系列信号に変換して送信する送信系と、受信信号をフー
リエ変換して抽出した複数のサブキャリアに含まれる複
素シンボルをデマッピングして伝送情報を再生する受信
系とからなり、受信系は、受信複素シンボルから振幅補
正すべきシンボルを検出する補正シンボル検出器25
と、この検出結果に基づいて複素シンボルを振幅補正す
る受信振幅補正器26及び受信振幅補正制御器29を備
え、送信系は、各サブキャリア周波数における妨害波を
検出する妨害波検出器16と、妨害波を検出した周波数
において送信複素シンボルの振幅を補正する送信振幅補
正器3及び送信振幅補正制御器17を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリア無
線通信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、OFDM(直交周波数分割多重)
通信装置のように、広い周波数帯域に複数のキャリアを
配置して無線伝送を行うマルチキャリア無線通信装置で
は、受信情報信号の時系列において妨害波やノイズの影
響が連続的に波及することを防止するために、情報信号
を送信側でのビットインターリーブ等によって全てのキ
ャリアに均一に分散しており、従って、送信側では全て
のキャリアを等しい電力で送信し、受信側では全てのキ
ャリア電力が復調部に均一に入力されるように受信周波
数選択性を広帯域に設定している。
【0003】大容量の情報を早く伝送することを目的と
したマルチキャリア伝送では、各キャリアは16〜25
6QAM(直交振幅変調)のように、キャリアの振幅成
分にも情報を含む多値変調方式で変調される場合が多
く、受信側ではPM変調やFM変調で多用されるような
振幅リミッタが使用できず、振幅情報に関する妨害除去
手段を備えていない。また、特定の周波数の妨害波に減
衰を与えるノッチフィルタは希望波キャリアの一部をも
減衰させるため特定の情報シンボルが欠落する弊害があ
り、このような帯域内の周波数選択性による妨害除去手
段も備えていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、マルチキ
ャリア無線通信装置は、広帯域受信であるために単一キ
ャリアを使う狭帯域通信装置に比べて妨害波が受信機に
入る確率が高く、耐妨害性能が要求されるにも関わら
ず、従来においては、一旦受信機に妨害波やノイズが入
るとS/N比を改善することが難しいという問題があっ
た。特に、微弱電波を使った近距離無線伝送の用途で
は、使用する周波数帯域内に他の微弱電波機器や電子機
器等が電波を発射している可能性が高く、これらが定常
的に送信している場合には妨害が著しく、通信が行えな
いという事態も発生している。
【0005】そこで、各請求項記載の発明は、各キャリ
アが振幅に情報成分を持った多値変調方式で変調されて
いる場合であっても、受信系に入力された後で妨害波や
ノイズの影響を軽減して高い通信品質を確保できるマル
チキャリア無線通信装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
伝送情報を位相と振幅からなるベクトルである複素シン
ボルにマッピングして振幅と位相情報を含む複数のサブ
キャリアを生成し、この各サブキャリアを逆フーリエ変
換によって時系列信号に変換して送信する送信系と、受
信信号をフーリエ変換することによって周波数軸上に配
列した複数のサブキャリアを抽出し、この各サブキャリ
アに含まれる複素シンボルをデマッピングして伝送情報
を再生する受信系とからなるマルチキャリア無線通信装
置において、受信系は、希望波受信状態において受信複
素シンボルの中から振幅補正すべきシンボルを検出する
補正シンボル検出手段と、この補正シンボル検出手段の
検出結果に基づいて受信複素シンボルを振幅補正する受
信振幅補正手段を備え、送信系は、受信待ち受け状態か
希望波受信状態かを判断し、受信待ち受け状態のとき各
サブキャリア周波数における妨害波を検出する妨害波検
出手段と、この妨害波検出手段が妨害波を検出した周波
数において送信予定の送信複素シンボルの振幅を補正す
る送信振幅補正手段を備えたものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のマ
ルチキャリア無線通信装置において、妨害波検出手段
は、フーリエ変換結果の中に予定した周波数のサブキャ
リアを検出したとき希望波受信状態と判断し、それ以外
は受信待ち受け状態と判断することにある。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のマルチキャリア無線通信装置において、補正シンボ
ル検出手段は、フーリエ変換結果から得られる全てのサ
ブキャリアに含まれる複素シンボルの振幅を平均し、そ
の平均値に対して規定値以上大きい複素シンボルを振幅
補正すべきシンボルとして検出することにある。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1記載のマルチキャリア無線通信装置におい
て、受信振幅補正手段は、補正する複素シンボルの実数
成分と虚数成分のそれぞれに実数の補正値を乗算し、受
信振幅補正手段は、補正する複素シンボルの実数成分と
虚数成分のそれぞれに補正値の逆数を乗算することにあ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。時系列データNビットを1単位とし、こ
のデータの送受信を例にして構成について述べる。図1
はマルチキャリア無線通信装置の構成を示すブロック図
である。
【0011】送信系は、Nビットの時系列送信データを
N列の並列データに変換する直並列変換器(S/P)1
と、この直並列変換器1からのN個の並列データを、位
相と振幅からなるベクトルである複素シンボルにマッピ
ングするシンボルマッパ2と、このシンボルマッパ2か
らの各複素シンボルの振幅を増減して補正する送信振幅
補正器3と、この送信振幅補正器3からの補正後のN個
の並列複素シンボルを時系列並列信号に変換する離散逆
フーリエ変換器(FFT-1)4と、この離散逆フーリエ
変換器4からの時系列並列信号の実数部と虚数部をそれ
ぞれ時系列直列信号に変換する並直列変換器(P/S)
5,6と、この各並直列変換器5,6からのデジタルな
時系列直列信号をそれぞれアナログ信号に変換するデジ
タル/アナログ(D/A)変換器7,8と、この各デジ
タル/アナログ変換器7,8からのアナログ信号にそれ
ぞれ周波数帯域制限を与えるロールオフ・フィルタ9,
10と、この各ロールオフ・フィルタ9,10からの出
力を無線搬送周波数に周波数変換してOFDM信号を合
成する直交変調器11と、この直交変調器11の出力を
増幅する送信アンプ12と、不要な帯域へのスプリアス
発射を軽減するバンドパスフィルタ13と、前記送信ア
ンプ12の出力を前記バンドパスフィルタ13を介して
アンテナ14に供給する共用器15と、前記送信振幅補
正器3を制御する送信振幅補正制御器16と、この送信
振幅補正制御器16に制御情報を与える妨害波検出器1
7により構成している。なお、前記妨害波検出器17は
妨害波検出手段を形成し、前記送信振幅補正器3及び送
信振幅補正制御器17は送信振幅補正手段を形成してい
る。
【0012】受信系は、前記アンテナ14、バンドパス
フィルタ13及び共用器15を受信系と共用し、前記共
用器15からの受信信号を増幅する低雑音増幅器18
と、この低雑音増幅器18からの受信信号を実数部と虚
数部からなるベースバンド信号に周波数変換する直交検
波器19と、この直交検波器19からの実数部及び虚数
部の出力をそれぞれデジタル信号に変換するアナログ/
デジタル(A/D)変換器20,21と、この各アナロ
グ/デジタル変換器20,21からのデジタル信号をそ
れぞれ並列信号に変換する直並列変換器(S/P)2
2,23と、この直並列変換器22,23からの出力を
周波数軸上に等間隔に並んだN個の並列複素シンボルに
変換する離散フーリエ変換器(FFT)24と、振幅補
正すべき複素シンボルを検出する補正シンボル検出器2
5と、前記離散フーリエ変換器24からの各複素シンボ
ルを振幅補正する受信振幅補正器26と、この受信振幅
補正器26からの補正後のN個の複素シンボルをN個の
並列データに変換するシンボルデマッパ27と、このシ
ンボルデマッパ27からの出力をNビットの時系列受信
データに変換する並直列変換器(P/S)28と、前記
受信振幅補正器26を制御する受信振幅補正制御器29
により構成している。なお、前記補正シンボル検出器2
5は補正シンボル検出手段を形成し、前記受信振幅補正
器26及び受信振幅補正制御器29は受信振幅補正手段
を形成している。
【0013】前記直交変調器11は、搬送波発振器30
と、この搬送波発振器30の出力の一部を90度移相す
る移相器31と、前記搬送波発振器30の出力と前記ロ
ールオアフィルタ9からの出力を乗算する2重平衡変調
器32と、前記移相器31の出力と前記ロールオアフィ
ルタ10からの出力を乗算する2重平衡変調器33と、
前記各2重平衡変調器32,33の乗算出力を加算する
電力合成器34とで構成している。
【0014】前記直交検波器19は、局部発振器35
と、この局部発振器35の出力の一部を90度移相する
移相器36と、前記局部発振器35の出力と前記低雑音
増幅器18からの出力を乗算する2重平衡変調器37
と、前記移相器36の出力と前記低雑音増幅器18から
の出力を乗算する2重平衡変調器38とで構成してい
る。
【0015】次にこの装置の動作について述べる。先
ず、送信系の動作について述べると、入力されるNビッ
トの時系列送信データは直並列変換器1によってN個の
並列送信データに変換されてシンボルマッパ2に供給さ
れる。そして、シンボルマッパ2において、ベースバン
ド変調方式に応じた複素シンボルにマッピングされる。
ここでのベースバンド変調方式は、変調波の振幅成分に
も情報を含むという条件が満たされていれば方式の如何
を問わない。例えば、16QAM等がこれに該当する。
【0016】シンボルマッパ2において、N個の並列送
信データがベースバンド変調方式に従ってそれぞれ複素
シンボルにマッピングされてN個の並列複素数送信デー
タが生成される。これを Ck =Ak +jBk (但し、k=0,1,2,3,4,…,N
-1) と表す。これは複素数であるからハードウエア上では符
号付きの実数の形式で実数部Ak と虚数部Bk に分けて
それぞれN個存在する。
【0017】一方、妨害波検出器16は、受信系動作に
よってN個の各サブキャリア周波数における妨害波を検
出し、その検出結果に応じた補正情報を出力する。この
補正情報を受けて送信振幅補正制御器17は、この補正
情報に従ってNビット並列補正データを生成し、これを
送信振幅補正器3に供給する。送信振幅補正器3は、N
ビット並列補正データをシンボルマッパ2からのNビッ
ト並列複素数送信データと乗算する。
【0018】例えば、k=3番目のサブキャリア周波数
において妨害波が検出された場合には、Nビット並列補
正データの3ビット目を“2”とし、その他のビットを
“1”と設定する。さらに、これをシンボルマッパ2の
出力、すなわち、実数部Akと虚数部Bk とそれぞれ乗
算することによって、N個の並列複素数送信データはk
=3の振幅値|C3 |のみが2倍に補正される。なお、
ここでは補正される複素数送信データの数を1としたが
この数は制限されるものではなく、妨害波が検出された
複数のサブキャリア周波数に対応する複素数送信データ
を補正してもよい。
【0019】こうして、振幅補正されたN個の並列送信
データを周波数軸上に並べられたスペクトルと見なし、
離散逆フーリエ変換器4において時間軸上の信号、すな
わち、時系列信号に変換する。この時系列信号も複素数
であるから、その実数部と虚数部をそれぞれ並直列変換
器5及び6によって直列データに変換し、周波数制限を
行うためにロールオフフィルタ9,10を介してから直
交変調器11によってベクトル合成して無線搬送周波数
帯域に周波数変換する。
【0020】そして、直交変調器11からの信号を送信
アンプ12で増幅した後、アンテナ共用器15及びバン
ドパスフィルタ13を介してアンテナ14から無線送信
する。この送信信号の周波数スペクトルは図2に示すよ
うにk=3の周波数スペクトルの電力のみが大きく補正
されたものになっている。
【0021】なお、ここでは特定の送信スペクトルの電
力を増加させているが、電波法等で総送信電力が制限さ
れている場合には、上記における増加電力分に相当する
電力をその他のスペクトルの総電力から減じて全体の総
送信電力を一定に保つようにしてもよい。
【0022】次に、受信系の動作について述べると、ア
ンテナ14、バンドパスフィルタ13及びアンテナ共用
器15を経由して取り込まれた受信信号は、低雑音増幅
器18で増幅された後、直交検波器19でベースバンド
周波数帯に変換されると同時に実数部とこれに直交する
虚数部に分けられ、これらはそれぞれA/D変換器20
及び21で離散的なデジタルデータに変換された後、直
並列変換器22,23でN個の並列データに変換され、
さらに、離散フーリエ変換器24によって周波数軸上に
並んだN個のスペクトルに変換される。
【0023】このとき、離散フーリエ変換出力には、希
望波が到来していれば予定する全ての周波数にスペクト
ルが現れるが、待ち受け状態ならば一部の周波数帯域だ
けに他の発信源からの妨害波スペクトルが現れるので、
このスペクトル分布の差によって希望波受信中か待ち受
け状態かの判断を行い、待ち受け時においては妨害波検
出器16はその時点で受信される妨害波を認識して送信
補正情報を生成する。
【0024】一方、補正シンボル検出器25は、離散フ
ーリエ変換出力の全てのスペクトルレベルを平均し、そ
の平均値に対して規定値以上に突出しているスペクトル
を検出し、このスペクトルを振幅補正すべきシンボルと
判断して受信振幅補正制御器29にそのスペクトルの周
波数情報を伝達する。受信振幅補正制御器29は、これ
を受けてN個の並列補正データのうち、補正すべき周波
数に対応した番号のデータを“0.5”とし、その他を
“1”と設定する。
【0025】受信振幅補正器26は、この並列補正デー
タに離散フーリエ変換器24の出力を乗算する。この演
算によって0.5の並列補正データと乗算されたスペク
トルのレベルは半分になり、他のスペクトルレベルにな
る。このとき、この希望波スペクトルに重畳していた妨
害波信号も半分になる。すなわち、受信希望波レベルに
対して妨害波レベルが相対的に半減する。
【0026】従って、この一連の振幅操作、すなわち、
送信側での振幅増加と受信側での振幅半減操作の結果と
して、補正操作をしなかったときに比べてこの周波数に
おける受信S/Nは2倍に改善される。このように信号
が受信系に入力された後に妨害波やノイズの影響を軽減
でき、これにより、高い通信品質を確保することができ
る。
【0027】なお、送信側での補正値“2”と受信側で
の補正値“0.5”はこれに限定するものではなく、要
は送信側補正値と受信側補正値の積が1であればよく、
この条件において任意の値を選択できる。例えば、送信
側の補正値を“4”、受信側の補正値を“0.25”と
すれば、受信S/Nを4倍に改善できる。但し、送信側
の補正値を極端に大きくするとその周波数のスペクトラ
ム振幅が送信アンプ12のダイナミックレンジを越えて
しまい、その結果、相互変調積歪みが発生して受信側で
の復調に悪影響を及ぼす可能性があるので、送信部高周
波回路の性能によって自ずと限界値は存在する。
【0028】
【発明の効果】各請求項記載の発明によれば、各キャリ
アが振幅に情報成分を持った多値変調方式で変調されて
いる場合であっても、受信系に入力された後で妨害波や
ノイズの影響を軽減して高い通信品質を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における補正した送信信号の周波
数スペクトルを示す図。
【符号の説明】
2…シンボルマッパ 3…送信振幅補正器 4…離散逆フーリエ変換器 11…直交変調器 16…妨害波検出器 17…送信振幅補正制御器 19…直交検波器 24…離散フーリエ変換器 25…補正シンボル検出器 26…受信振幅補正器 27…シンボルデマッパ 29…受信振幅補正制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送情報を位相と振幅からなるベクトル
    である複素シンボルにマッピングして振幅と位相情報を
    含む複数のサブキャリアを生成し、この各サブキャリア
    を逆フーリエ変換によって時系列信号に変換して送信す
    る送信系と、受信信号をフーリエ変換することによって
    周波数軸上に配列した複数のサブキャリアを抽出し、こ
    の各サブキャリアに含まれる複素シンボルをデマッピン
    グして伝送情報を再生する受信系とからなるマルチキャ
    リア無線通信装置において、 前記受信系は、希望波受信状態において受信複素シンボ
    ルの中から振幅補正すべきシンボルを検出する補正シン
    ボル検出手段と、この補正シンボル検出手段の検出結果
    に基づいて受信複素シンボルを振幅補正する受信振幅補
    正手段を備え、 前記送信系は、受信待ち受け状態か希望波受信状態かを
    判断し、受信待ち受け状態のとき各サブキャリア周波数
    における妨害波を検出する妨害波検出手段と、この妨害
    波検出手段が妨害波を検出した周波数において送信予定
    の送信複素シンボルの振幅を補正する送信振幅補正手段
    を備えたことを特徴とするマルチキャリア無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 妨害波検出手段は、フーリエ変換結果の
    中に予定した周波数のサブキャリアを検出したとき希望
    波受信状態と判断し、それ以外は受信待ち受け状態と判
    断することを特徴とする請求項1記載のマルチキャリア
    無線通信装置。
  3. 【請求項3】 補正シンボル検出手段は、フーリエ変換
    結果から得られる全てのサブキャリアに含まれる複素シ
    ンボルの振幅を平均し、その平均値に対して規定値以上
    大きい複素シンボルを振幅補正すべきシンボルとして検
    出することを特徴とする請求項1又は2記載のマルチキ
    ャリア無線通信装置。
  4. 【請求項4】 受信振幅補正手段は、補正する複素シン
    ボルの実数成分と虚数成分のそれぞれに実数の補正値を
    乗算し、受信振幅補正手段は、補正する複素シンボルの
    実数成分と虚数成分のそれぞれに前記補正値の逆数を乗
    算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記
    載のマルチキャリア無線通信装置。
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