JP2005343211A - 車両 - Google Patents

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    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】 燃料パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置して、燃料タンク周辺部材のメンテナンス性を向上すること。
【解決手段】 燃料タンク20の回動・伸開動作に際して、燃料タンク20の平坦部21bが車両前方方向に立ち上がり、この動作に合わせて燃料供給パイプ15の屈曲部15aが伸びて、燃料送出部27aと屈曲部15aの間の燃料供給パイプ15が主に上方に開く。このように燃料タンク20の回動・伸開時は、燃料供給パイプ15の屈曲部15aが伸びて、燃料送出部27aと屈曲部15aの間の燃料供給パイプ15が主に上方に開くことにより、燃料供給パイプ15は他の部材に干渉することがなく、メンテナンスの邪魔になることがない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車体を傾けて旋回する等の動きをする車両に関し、特に、燃料タンク下面に形成された燃料送出部とインジェクタとを接続する燃料パイプを含む車両に関する。
従来、特許文献1に記載された車両の吸気構造では、吸気通路内へ燃料を上向きに噴射するように燃料噴射装置の燃料噴射弁を配置して、燃料に含まれる空気抜きを容易にしている。また、エンジン及び燃料噴射装置を並列に配置し、これらを覆うように燃料タンクを配置し、その燃料噴射装置上の底部をエンジン上の底部より低くして、燃料タンクの大容量化とデザインの自由度を大きくするようにしている。
特開2002−295344号公報
しかしながら、上記従来の車両の吸気構造では、低くした燃料タンク底部から燃料噴射弁に燃料を送る燃料管のレイアウトについては考慮されていない。すなわち、燃料管は、低くした燃料タンク底部とスロットルボディの下方に突出する燃料噴射弁とを接続するものであるが、燃料管を配設するためのスペースや周辺部材との干渉等が考慮されていない。
そこで、本発明は係る問題を解決するため、燃料タンク下面に形成された燃料の燃料送出部と、燃料タンクの下方に設けられたインジェクタとを接続する燃料パイプを、その中間部に角度変更可能な屈曲部を形成し、その屈曲部を燃料タンクの揺動中心位置に近くなるように設けて、燃料パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置して、燃料タンク周辺部材のメンテナンス性を向上する車両を提供することを目的とする。
本発明の車両は、車体フレームと、前記車体フレームに揺動可能に支持される燃料タンクと、前記車体フレームに支持されるエンジンと、前記燃料タンク内部に設けられ、前記燃料タンク下面に形成された燃料送出部へ燃料を供給する燃料ポンプと、前記燃料タンクの下方に設けられ、前記エンジンに燃料を供給する燃料供給装置と、前記燃料送出部と前記燃料供給装置を接続し、中間部に角度変更可能な屈曲部を有する燃料パイプと、を備え、前記燃料パイプを、前記屈曲部が車両側面視で前記燃料供給装置および前記燃料送出部より前記燃料タンクの揺動中心に近い位置になるように設けた構成を採る。
本発明によれば、燃料パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置して、燃料タンク周辺部材のメンテナンス性を向上することができる。
本発明の骨子は、燃料タンク下面に形成された燃料の燃料送出部と、燃料タンクの下方に設けられた燃料供給装置とを接続する燃料パイプを、その中間部に角度変更可能な屈曲部を形成し、その屈曲部を燃料タンクの揺動中心位置に近くなるように設けて、燃料パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置して、燃料タンク周辺部材のメンテナンス性を向上することである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態では、本発明を自動二輪車に適用した場合について説明する。図1〜図6は、本発明を適用した一実施の形態の自動二輪車を説明するための図である。図1は自動二輪車の左側面図、図2は図1の燃料タンク内及びその周辺の構成を示す拡大左側面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2の燃料タンクを回動・伸開した状態を示す図、図6はその他の燃料供給パイプの構成例を示す図である。
まず、図1を参照して自動二輪車の構成を説明する。図1において、自動二輪車1は、ヘッドパイプ2に後方斜め下方に延出する1本のメインフレーム4と、下方に延出するダウンチューブ5が接続されている。メインフレーム4には、メインフレーム4に対してある角度をもって後方に略平行に延出するサブフレーム6が接続されている。メインフレーム4、ダウンチューブ5及びサブフレーム6によって形成される空間部には、トランスミッション一体型のエンジンユニット7が収納されている。メインフレーム4及びサブフレーム6は、車幅方向中央部に位置し、車体フレーム3を構成する。
エンジンユニット7は、シリンダブロック8の気筒軸が車体前方に少し傾斜されていると共に、シリンダブロック8の下部に位置してクランク軸及びトランスミッションを収容するトランスミッションケース9が車幅方向に向けてメインフレーム4とダウンチューブ5に懸架支持されている。また、エンジンユニット7の上端部は、メインフレーム4に固定されたブラケット10に固定されている。エンジンユニット7のドライブ軸に固着された図示しない駆動スプロケットと、この駆動スプロケットに巻回される図示しないチェーンにより、エンジン動力がチェーンを介して後輪11に伝達される。
また、シリンダブロック8には、燃料供給装置であるインジェクタ12と、吸気パイプ13と、エキゾーストパイプ14が接続されている。インジェクタ12は、その上端部に燃料供給パイプ15が接続され、コントロールユニット40の制御によりシリンダ内へ燃料を噴射する。吸気パイプ13には、スロットルボディ16が接続され、図示しないエアクリーナから供給される吸気量をスロットルボディ16内のスロットル弁(図示せず)により調整してシリンダ内に吸気する。また、吸気パイプ13内の吸気ポート部(図示せず)には、吸気圧センサ17が接続されている。吸気圧センサ17は、吸気ポート部における吸気圧を検出し、その吸気圧検出信号をコントロールユニット40に出力する機能を有する。
ヘッドパイプ2には、図示しないステアリングシャフトが回動自在に挿通しており、ステアリングシャフトの上端部には図示しない操向ハンドルが取り付けられている。また、ステアリングシャフトにはフロントフォーク18の上端部が取り付けられており、フロントフォーク18の下端部には前輪19が回転自在に軸支されている。
メインフレーム4及びサブフレーム6の上部には、燃料タンク20が設けられ、燃料タンク20の後部には、タンデムシート30が設けられている。図2の燃料タンク及び車体フレームの拡大左側面図に示すように、燃料タンク20の底面部21は、図中の車両側面視で、その前部中央部に底面前部中央部21aが形成され、その後部にサブフレーム6の平行部と平行になるように平坦部21bが形成されている。また、底面前部中央部21aの左右両則部には、図3に示すように、その底面前部中央部21aより下方に突出する底面前部左側部21c及び底面前部右側部21dが形成されている。なお、車両側面視とは、車両を側面から見て左側を前方(又は後方)、右側を後方(又は前方)とした場合を示し、以下、同様である。
そして、燃料タンク20の底面前部左側部21c及び底面前部右側部21dには、メインフレーム4と対向する各側壁に前方(図中の左方)が開口する横U字状のガイドブラケット22が突設されている。このガイドブラケット22に対向するメインフレーム4の各側面には、位置決め部材23が突設されている。燃料タンク20の前部は、底面前部左側部21c及び底面前部右側部21dの各側壁に突設されたガイドブラケット22を、メインフレーム4の各側面の対向位置に突設された位置決め部材23に差し込むことにより、メインフレーム4に支持される。
燃料タンク20の底面前部左側部21c、底面前部右側部21d及びメインフレーム4の各位置決め部材23の各突設位置は、燃料タンク20の前部が位置決めされた際に、燃料タンク20の底面前部中央部21aとメインフレーム4の上面との間に隙間Aを形成するように決められている。
また、燃料タンク20の平坦部21bの後方(図中の右方)端部には、燃料タンク20の後端部をサブフレーム6に固定するためのブラケット24が取り付けられている。サブフレーム6には、ブラケット24と対向する位置に位置決め部材25が突設されている。そして、燃料タンク20の後端部は、ブラケット24をサブフレーム6の位置決め部材25にゴムダンパ26を介してボルト31で固定することにより、サブフレーム6に支持される。
燃料タンク20の後端部がブラケット24及びサブフレーム6の位置決め部材25によりサブフレーム6に支持されることにより、燃料タンク20の平坦部21bとサブフレーム6の上面との間には隙間Bが形成される。
また、上記のように、燃料タンク20の前部をメインフレーム4に支持し、燃料タンク20の後端部をサブフレーム6に支持することにより、隙間Aと隙間Bは連続するものとなる。その結果、燃料タンク20の底面部21と、メインフレーム6及びサブフレーム4の各上面との間に連続して形成された隙間A、Bには、複数の部品が収納可能となる。
また、燃料タンク20は、その後端部のブラケット24を位置決め部材25から外すことにより、その前部のガイドブラケット22及び位置決め部材23を揺動中心Cとして、その後端部を上方に持ち上げることによりメンテナンスが可能である。
図2の燃料タンク内部及びその周辺の構成を示す拡大左側面図に示すように、平坦部21bには、燃料タンク20内の燃料を燃料供給パイプ15に送出するための燃料ポンプ27が、その下端部に取り付けられた燃料送出部27a及び電力供給部27cを除いて燃料タンク20内に収納されるように立設されている。燃料ポンプ27は、その燃料取り入れ部(図示せず)が燃料タンク20内で平坦部21b面より上方に露出し、かつ、燃料送出部27a及び電力供給部27cが燃料タンク20外面で平坦部21b面より下方に露出するように立設されている。
燃料ポンプ27には、その本体側面27bに、燃料タンク20内の燃料量を計量する液量計28が一体的に取り付けられている。液量計28は、その基端部が揺動軸28aに揺動自在に取り付けられたアーム部28bと、そのアーム部28bの先端部に取り付けられたフロート28cを備える。
液量計28は、フロート28cが燃料タンク20内の燃料液面で浮揚し、燃料液面の変化に応じてフロート28cを支持するアーム部28bが揺動し、その揺動位置の変化を揺動軸28aの角度変化に変換して燃料量を計量する。図2では、フロート28cが燃料タンク20内で上方に位置する場合と下方に位置する場合を示している。液量計28には、平坦部21bの取付け位置から燃料タンク20の平坦部21bより外面に取り付けられた電力供給部27cに接続される図示しない信号/電力ケーブルが設けられている。この信号/電力ケーブルは、燃料タンク20内部で電力供給部27cの内部接続端子(図示せず)に接続され、燃料タンク20外部で電力供給部27cの外部接続端子(図示せず)に接続されたハーネス51を介してメインハーネス50に接続される。信号/電力ケーブルは、ハーネス51及びメインハーネス50を介してコントロールユニット40に燃料計量信号をコントロールユニット40に出力する。また、信号/電力ケーブルは、ハーネス51及びメインハーネス50を介してリレー45から供給される電力を燃料ポンプ27に供給する。
また、図4の図2のB−B線断面図に示すように、燃料ポンプ27の燃料送出部27aには、燃料供給パイプ15が取り付けられている。燃料供給パイプ15は、上記隙間Bを利用して燃料タンク20の底面部21を通り、その底面部21から燃料タンク20外部の前部左側上方に延びて、上記燃料タンク20の揺動中心Cの近くで屈曲部15aを形成してインジェクタ12に接続されるように構成されている。また、燃料供給パイプ15は、図5に示すように、燃料送出部27aから燃料タンク20の底面部21を通る側にも屈曲部15bが形成されている。
燃料供給パイプ15は、その燃料送出部27aに接続される部分とインジェクタ12に接続される部分が金属部材で形成され、屈曲部15a,15bを形成する中間部分が、ゴム等の可撓性部材で形成されている。また、燃料供給パイプ15の屈曲部15aは、車両側面視でインジェクタ12及び燃料送出部27aより燃料タンク20前方の揺動中心に近い位置になるように設けられ、燃料タンク20の回動・伸開時の妨げにならない長さを有している。
また、燃料供給パイプ15は、屈曲部15a,15bと燃料送出部27aの間の燃料供給パイプ15を、燃料タンク20の平坦部21bとサブフレーム6の上面との間に形成された隙間Bを利用して、燃料タンク20の平坦部21bの下面に沿って設けている。また、燃料供給パイプ15の屈曲部15aは、車両側面視でメインフレーム4、インジェクタ12及び燃料送出部27aより上方に位置するように設けられている。
燃料タンク20の底面部21の底面前部中央部21aとメインフレーム6の上面の間に形成された隙間Aには、自動二輪車1の走向を制御するコントロールユニット40が取付け部材41によりメインフレーム6の上面に固定されている。コントロールユニット40には、インジェクタ12、スロットルボディ16、吸気圧センサ17及び液量計28等との間にメインハーネス50を介してハーネス52が接続され、各種センサからの各種検出信号に基づいて、エンジンユニット7に関わる各種アクチュエータの動作を制御する。また、隙間Aには、自動二輪車1の制御系への電力供給を制御するリレー45が取付け部材46によりメインフレーム4の上面に固定されている。リレー45には、ハーネス53が接続され、ハーネス53はメインハーネス50に接続される。リレー45は、ハーネス53及びメインハーネス50を介してインジェクタ12、スロットルボディ16、吸気圧センサ17、液量計28及びコントロールユニット40等に電力を供給する。また、メインハーネス50は、メインフレーム4及びサブフレーム6の側面等に沿って配設されている。
図5は燃料タンク20を、揺動中心Cに対して車両の前方に回動・伸開した状態を示している。この図のように、燃料タンク20の回動・伸開動作に際して、電力供給部27c、コントロールユニット40、及びリレー45の各ハーネス51,52,53を外した後、燃料タンク20の平坦部21bが車両前方方向に立ち上がり、この動作に合わせて燃料供給パイプ15の屈曲部15aが伸びて、燃料送出部27aと屈曲部15aの間の燃料供給パイプ15が主に上方に開く。このように燃料タンク20の回動・伸開時は、燃料供給パイプ15の屈曲部15aが伸びて、燃料送出部27aと屈曲部15aの間の燃料供給パイプ15が主に上方に開くことにより、燃料供給パイプ15は他の部材に干渉することがなく、メンテナンスの邪魔になることがない。
以上のように、本実施の形態の自動二輪車1では、燃料供給パイプ15は、屈曲部15aが車両側面視でインジェクタ12及び燃料送出部27aより燃料タンク20前方の揺動中心に近い位置になるように設けられ、燃料タンク20の回動・伸開時の妨げにならない長さを有している。また、燃料供給パイプ15は、屈曲部15aと燃料送出部27aの間の燃料パイプ15を、燃料タンク20の平坦部21bとサブフレーム6の上面との間に形成された隙間Bを利用して、燃料タンク20の平坦部21bの下面に沿って設けており、屈曲部15aは、車両側面視でメインフレーム4、インジェクタ12及び燃料送出部27aより上方に位置するように設けられている。
したがって、燃料供給パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置することができ、メンテナンス性を向上することができる。また、燃料タンクの回動・伸開時には、屈曲部と燃料送出部の間の燃料供給パイプが主として上方に動くことになり、燃料供給パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。また、燃料タンクの回動・伸開時に屈曲部と燃料送出部の間の燃料供給パイプが主として動くことになり、しかもその部分が燃料タンクの下面に沿っているので、燃料供給パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
なお、上記実施の形態では、燃料供給パイプ15が二つの屈曲部15a,15bを有する場合を示したが、これに限るものではなく、例えば、図6に示すように、複数の屈曲部を有する燃料供給パイプ50としても良い。図6は、燃料ポンプ27と燃料供給パイプ50を車両の底面側から見た場合を示している。この場合、インジェクタ12は、図中の車両中心Dに対して右側に配置され、燃料送出部27aは、図中の車両中心Dに対して左下向きに配置されている。なお、図中の上方を車両の前方、図中の下方を車両の後方とした場合を示している。
この場合、燃料供給パイプ50には、燃料送出部27aに近い部分から順に、第1屈曲部50a、第2屈曲部50b及び第3屈曲部50cが形成されている。これらの第1〜第3屈曲部50a〜50cを有する中間部分は、ゴム等の可撓性部材で形成されている。なお、第2屈曲部50bは、車両側面視でメインフレーム4より上方に位置するように設けられている。
この燃料供給パイプ50では、第1屈曲部50aと第3屈曲部50cを含む各中間部分は、燃料タンク20の底面前部中央部21aとメインフレーム4の上面との間に隙間A及び平坦部21bとサブフレーム6の上面との間に形成された隙間Bを利用して、燃料タンク20の平坦部21bの下面に沿って設けられる。
そして、燃料タンク20の回動・伸開時には、燃料供給パイプ50は、燃料送出部27aと第2屈曲部50bの間の部分が主に上方に開くことにより、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記燃料供給パイプ15,50の例では、屈曲部を有する中間部分を可撓性部材で形成した場合を示したが、これらに限るものではなく、例えば、屈曲部を有する部分を可撓性部材で形成し、屈曲部同士を金属製のパイプ等で繋ぐようにしても良い。要は、屈曲部を有する部分が可撓性部材で形成されていれば、燃料供給パイプの構造は特に限定するものではない。
また、上記燃料供給パイプ15,50の例では、屈曲部を1,3カ所有する場合を示したが、これらに限るものではなく、2カ所、又は4カ所以上のものでも良く、屈曲部の数を特に限定するものではない。また、燃料パイプの各屈曲部は、ユニバーサルジョイント(自在継手)機能を有する金属パイプで形成するようにしてもよい。
本発明の車両は、車体フレームと、前記車体フレームに揺動可能に支持される燃料タンクと、前記車体フレームに支持されるエンジンと、前記燃料タンク内部に設けられ、前記燃料タンク下面に形成された燃料送出部へ燃料を供給する燃料ポンプと、前記燃料タンクの下方に設けられ、前記エンジンに燃料を供給する燃料供給装置と、前記燃料送出部と前記燃料供給装置を接続し、中間部に角度が変更可能な屈曲部を有する燃料パイプと、を備え、前記燃料パイプを、前記屈曲部が車両側面視で前記燃料供給装置および前記燃料送出部より前記燃料タンクの揺動中心に近い位置になるように設けた構成を採る。
この構成によれば、燃料パイプの屈曲部が車両側面視で燃料供給装置および燃料送出部より燃料タンクの揺動中心に近い位置になるように設けたため、燃料パイプの必要な長さを確保しつつコンパクトに配置することができ、メンテナンス性を向上することができる。
また、本発明の車両は、前記屈曲部を、車両側面視で前記燃料供給装置および前記燃料送出部より上方に位置するように設けた構成を採る。
この構成によれば、燃料パイプの屈曲部が車両側面視で燃料供給装置および燃料送出部より上方に位置するように設けたため、燃料タンクの回動・伸開時に屈曲部と燃料送出部の間が主として動くことになり、燃料パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
また、本発明の車両は、前記屈曲部と前記燃料送出部の間の燃料パイプを、前記燃料タンク下面に沿って設けた構成を採る。
この構成によれば、前記屈曲部と前記燃料送出部の間の燃料パイプを、前記燃料タンク下面に沿って設けたため、燃料タンクの回動・伸開時に屈曲部と燃料送出部の間が主として動くことになり、燃料パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
また、本発明の車両は、前記燃料送出部を車両側面視で前記車体フレームより上方に配置し、前記燃料パイプを、前記屈曲部が車両側面視で前記車体フレームより上方に位置するように設けた構成を採る。
この構成によれば、燃料送出部及び燃料パイプの屈曲部を、車体フレームより上方に位置するように設けたため、燃料タンクの回動・伸開時に屈曲部と燃料送出部の間が主として動くことになり、燃料パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
また、本発明の車両は、前記燃料送出部と前記燃料供給装置及び前記燃料タンク下方の前記車体フレームが車両の左右中央に位置する構成を採る。
この構成によれば、前記燃料送出部と前記燃料供給装置及び前記燃料タンク下方の前記車体フレームが車両の左右中央に位置するため、燃料送出部と燃料供給装置を繋ぐ燃料パイプのレイアウトが容易になり、燃料タンクの回動・伸開時の妨げにならないように配設することができ、燃料パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
また、本発明の車両は、前記燃料パイプは、前記屈曲部を有する中間部は、可撓性材料で形成された構成を採る。
この構成によれば、前記屈曲部を有する中間部は、可撓性材料で形成されたため、燃料タンクの回動・伸開時に複数の屈曲部と燃料送出部の間の燃料パイプが主として動くようにすることが容易になり、燃料パイプと他の部品との干渉を抑えることができ、メンテナンス性を向上することができる。
本発明に係る車両は、燃料タンクの燃料送出部と燃料供給装置とを接続する燃料パイプのレイアウトを容易にし、特に、車体フレームが車両の左右中央部に位置する自動二輪車等に有用である。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の左側面図 図1の燃料タンク内及びその周辺の構成を示す拡大左側面図 図2のA−A線断面図 図2のB−B線断面図 図2の燃料タンクを揺動中心にして車両の前方に回動・伸開した状態を示す図 燃料供給パイプの他の構成例を示す図
符号の説明
1 自動二輪車
3 車体フレーム
4 メインフレーム
6 サブフレーム
7 エンジンユニット
12 インジェクタ
15 燃料供給パイプ
15a 屈曲部
16 スロットルボディ
20 燃料タンク
21 底面部
21a 底面前部中央部
21b 平坦部
21c 底面前部左側部
21d 底面前部右側部
22 ガイドブラケット
23 位置決め部材
27 燃料ポンプ
27a 燃料送出部
27c 電力供給部
A、B 隙間
C 揺動中心

Claims (6)

  1. 車体フレームと、
    前記車体フレームに揺動可能に支持される燃料タンクと、
    前記車体フレームに支持されるエンジンと、
    前記燃料タンク内部に設けられ、前記燃料タンク下面に形成された燃料送出部へ燃料を供給する燃料ポンプと、
    前記燃料タンクの下方に設けられ、前記エンジンに燃料を供給する燃料供給装置と、
    前記燃料送出部と前記燃料供給装置を接続し、中間部に角度が変更可能な屈曲部を有する燃料パイプと、を備え、
    前記燃料パイプを、前記屈曲部が車両側面視で前記燃料送出部および前記燃料供給装置より前記燃料タンクの揺動中心に近い位置になるように設けたことを特徴とする車両。
  2. 前記屈曲部を、車両側面視で前記燃料供給装置および前記燃料送出部より上方に位置するように設けたことを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 前記屈曲部と前記燃料送出部の間の燃料パイプを、前記燃料タンク下面に沿って設けたことを特徴とする請求項1または2記載の車両。
  4. 前記燃料送出部を車両側面視で前記車体フレームより上方に配置し、
    前記燃料パイプを、前記屈曲部が車両側面視で前記車体フレームより上方に位置するように設けたことを特徴とする請求項3記載の車両。
  5. 前記燃料送出部と前記燃料供給装置及び前記燃料タンク下方の前記車体フレームが車両の左右中央に位置することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両。
  6. 前記燃料パイプは、前記屈曲部を有する中間部は、可撓性材料で形成されたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両。
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