JPH0924875A - 自動二輪車の燃料タンク - Google Patents

自動二輪車の燃料タンク

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JPH0924875A
JPH0924875A JP17470895A JP17470895A JPH0924875A JP H0924875 A JPH0924875 A JP H0924875A JP 17470895 A JP17470895 A JP 17470895A JP 17470895 A JP17470895 A JP 17470895A JP H0924875 A JPH0924875 A JP H0924875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
stay
motorcycle
hole
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP17470895A
Other languages
English (en)
Inventor
Munenori Nagasaka
宗徳 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0924875A publication Critical patent/JPH0924875A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスのときに燃料タンクを開いた状
態で保持するステーの強度をそれ程高める必要がなく、
またステーに係る保持部材や加工を不要にすることがで
きる自動二輪車の燃料タンクを提供すること。 【解決手段】 自動二輪車の燃料タンク1Aは、回動軸
支手段2を一端に介して開閉自在にし、他端にボルト
(図示せず)を介した取付けブラケット9を介して前記
閉じたときにタンクレールフレーム4に締着する自動二
輪車の燃料タンクに関する。そして、取付けブラケット
9のボルト通し穴9aとステアリングステム13の構成
部材である中空のステアリングシャフト11の端穴11
aとの間に、燃料タンク1Aを開いたときにこの燃料タ
ンク1Aを支えるステー6Aが係合状態で配置されるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車の燃料タ
ンクに関する。詳しくは、ガソリンを入れる燃料タンク
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の車輛シート下の車体フレー
ム内に燃料タンクを配置した構造のスクーターやスリー
ター等、腰掛けスタイルで乗るスクーター型車輛以外
の、例えばロードスポーツやアメリカン等の自動二輪車
にあっては、その燃料タンクは、車体フレームのいわゆ
るタンクレールフレームと称される部分に載置される形
態となっている。
【0003】そして、燃料タンクの直下または下方近傍
には、エアクリーナや点火プラグ、キャブレター等メン
テナンスを要する部材が配置されており、これら部材の
メンテナンス時には、作業し易いように燃料タンクを取
り外す必要がある。しかし、燃料タンクを完全に車体フ
レームから取り外していたのでは、そのタンク内にガソ
リンが入っていて重いため、例えば、実開昭58−43
575号公報、特開昭60−161285号公報等で
は、車体フレームの一端を回動軸支手段で支持し、メン
テナンスするときは、当該回動軸支手段の設けられてい
る一端を支点として燃料タンクを回動して開き、メンテ
ナンスのときでも燃料タンクを車体フレームから取り外
さないで、取り付けたまま作業できるようにしたものを
開示している。
【0004】図5は、そのような従来技術の一例を示す
もので、燃料タンク1の後端に設けた回動軸支手段2に
よって燃料タンク1を開いた状態を示している。燃料タ
ンク1の下縁1aには、当該開いた燃料タンク1をタン
クレールフレーム4との間で支えるステー6が設けられ
ている。
【0005】ところが、この場合にあっては、ステー6
の配置箇所が、下縁1aにおける前記回動軸支手段2寄
りの部分であるため、ステー6によってガソリンの入っ
た燃料タンク1を支えるのにはステー6の強度をかなり
高める必要があった。また、ステー6を燃料タンク1と
タンクレールフレーム4との間で保持するためには、燃
料タンク1およびタンクレールフレーム4に保持部材7
を設けたり、あるいはステー6の保持に必要な加工をそ
れらの部材に施す必要があった。
【0006】また、図5中符号9および11が示すもの
は、それぞれ燃料タンク1の前端に設けた取付けブラケ
ット、およびステアリングステム13のステアリングシ
ャフトである。取付けブラケット9は、燃料タンク1を
閉じた状態において燃料タンク1をタンクレールフレー
ム4に固定するためのものであって、燃料タンク1を車
体に固定する図示しないボルトの通る通し穴9aが形成
されている。なお、ステアリングシャフト11は中空の
パイプ材からなるものである。また、符号12aおよび
12bが示すものは、それぞれエアクリーナおよびキャ
ブレターである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
実情に鑑みて発明されたものであって、その解決しよう
とする課題は、メンテナンスのときに燃料タンクを開い
た状態で保持するステーの強度をそれ程高める必要がな
く、またステーに係る保持部材や加工を不要にすること
ができる自動二輪車の燃料タンクを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、本発明自動二輪車の燃料タンクは、回動軸支
手段を一端に介して開閉自在にし、閉じるときは他端に
設けた取付けブラケットを介してタンクレールフレーム
にボルト締着する自動二輪車の燃料タンクに関する。そ
して、前記取付けブラケットに設けられているボルト通
し穴とステアリングステムの構成部材である中空のステ
アリングシャフトの端穴との間に前記燃料タンクを開い
たときにこの燃料タンクを支えるステーが係合状態で配
置されるようにした。
【0009】したがって、本発明によれば、ステーは、
燃料タンクをその中央部分で支持せず、燃料タンクの端
部で支持するようになるので、ステーの強度をそれ程高
める必要がない。
【0010】また、取付けブラケットもステアリングシ
ャフトも予め自動二輪車に設けられているものであっ
て、燃料タンクを開いたときにこの燃料タンクを支える
ステーを燃料タンクの取付けブラケットのボルト通し穴
と、ステアリングシャフトの端穴との間に係合状態で配
置するので、上記ボルト通し穴やステアリングシャフト
の端穴が、ステーの保持に必要な部位として兼用される
ので、部品点数の削減になる。したがって、従来、ステ
ーの保持に必要であった保持部材や加工を不要にでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
詳細に説明する。なお、以下に述べる発明の実施の形態
が従来技術と異なる点は、ステーおよびそれに関する部
分だけであるので、他の同一部分には、同一符号を付し
て説明を省略する。図1は本発明に係る自動二輪車の燃
料タンク1Aを採用した自動二輪車Aの全体側面図、図
2は図1の要部拡大断面図であって、燃料タンク1Aを
閉じた状態を示す図、図3は図2の燃料タンク1Aを開
いた状態を示す図、図4は図3の領域IVの拡大図であ
る。
【0012】自動二輪車Aの燃料タンク1Aは、その取
付けブラケット9のボルト通し穴9aと、ステアリング
ステム13の構成部材である中空のステアリングシャフ
ト11の端穴11aとの間に燃料タンク1Aを開いたと
きにこの燃料タンク1Aを支えるステー6Aが係合状態
で配置されるようになっている。
【0013】詳しくは、ステー6Aは、図3および図4
からわかるように、その上部側である取付けブラケット
9側寄りでく字形に屈曲された棒状体であって、この屈
曲点14と上端15との間には扁平にカシメて、ボルト
通し穴9aの径よりも大きめのカシメ部16が形成され
ているとともに、ステー6Aの下部側であるステアリン
グステム13側は、クランク状に折り曲げられた折り曲
げ部17とされている。
【0014】このようなステー6Aは、通常は自動二輪
車に携帯されている図示しない工具箱にしまわれたり、
あるいはタンクレールフレーム4等に図示しない保持具
によって保持されており、燃料タンク1Aを開く際に工
具箱等から取り出して用いる。また、ステー6Aは、そ
の上端15および折り曲げ部17をそれぞれ取付けブラ
ケット9のボルト通し穴9aにおよびステアリングシャ
フト11の端穴11aに差し込んで、それらと係合する
ようになっている。なお、上端15をボルト通し穴9a
に入れると、カシメ部16の方がボルト通し穴9aより
も大きいため、それ以上の挿入がなされない。なお、端
穴11aはステアリングステム13そのものに設けるよ
うにしてもよい。
【0015】しかして、このようなステー6Aを用いて
燃料タンク1Aの開状態を維持するようにした燃料タン
ク1Aにあっては、ステー6Aは、燃料タンク1Aの中
央部分は支持せず、燃料タンク1Aの先端部を支持し、
これによって燃料タンク1Aの下縁1aの全部、タンク
レールフレーム4のほぼ全部およびステー6Aの全部に
よって三角領域Tを形成するようになるので、ステー6
Aの強度をそれ程高める必要がなく、したがって、ステ
ー6Aを軽量化できる。
【0016】また、取付けブラケット9もステアリング
シャフト11も自動二輪車Aに予め設けられているもの
であって、燃料タンク1Aを開くときに、当該取付けブ
ラケット9のボルト通し穴9aと、ステアリングシャフ
ト11の端穴11aとの間にステー6Aの上端15およ
び折り曲げ部17をそれぞれ係合状態で配置するように
なっているので、ボルト通し穴9aやステアリングシャ
フト11の端穴11aが、ステー6Aの保持に必要な部
位として兼用されるようになる。したがって、それだけ
部品点数の削減ができるため、従来、ステーの保持に必
要であった保持部材や加工を不要にすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、メンテナンスのときに
燃料タンクを開いた状態で保持するステーの強度をそれ
程高める必要がなく、またステーに係る保持部材や加工
を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の燃料タンクを採用し
た自動二輪車の全体側面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図であって、燃料タンクを
閉じた状態を示す図である。
【図3】図2の燃料タンクを開いた状態を示す図であ
る。
【図4】図3の領域IVの拡大図である。
【図5】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1A 自動二輪車の燃料タンク 2 回動軸支手段 4 タンクレールフレーム 6A ステー 9 取付けブラケット 9a ボルト通し穴 11 ステアリングシャフト 11a 端穴 13 ステアリングステム 符号無し ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸支手段を一端に介して開閉自在に
    し、閉じるときは他端に設けた取付けブラケットを介し
    てタンクレールフレームにボルト締着する自動二輪車の
    燃料タンクにおいて、前記取付けブラケットに設けられ
    ているボルト通し穴とステアリングステムの構成部材で
    ある中空のステアリングシャフトの端穴との間に前記燃
    料タンクを開いたときにこの燃料タンクを支えるステー
    が係合状態で配置されることを特徴とする自動二輪車の
    燃料タンク。
JP17470895A 1995-07-11 1995-07-11 自動二輪車の燃料タンク Pending JPH0924875A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1862383A1 (en) * 2006-05-31 2007-12-05 Honda Motor Co., Ltd Fuel pipe structure
EP1609709A3 (en) * 2004-05-31 2008-09-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle
JP2009073287A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車

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