JP3844190B2 - 自動二輪車の燃料コック配置構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車の燃料コック配置構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車の燃料タンクの下端に燃料コックを設け、その燃料コックの開閉レバーを後向きに取付けるとともに、燃料コックの周囲を後側だけ開放されたカバーで覆うものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
自動二輪車の燃料タンクのすぐ後方にはシートが配置されている。したがって燃料タンクの後端部は乗員の膝部分に位置し、幅をあまり広くすることはできない。特に前後V型エンジンを搭載するような場合、後側気筒により燃料タンク後部スペースは制約を受ける。また燃料タンクの内側空間にはフレーム骨格があり、前傾気筒を備えるエンジンなどでは、エアクリーナボックス等も内蔵配置される。膝とタンク内側内蔵物との間のスペースは狭く、燃料コックを配置するスペースを確保することは容易ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段および効果】
前記従来の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、シートの前方に燃料タンクが配置された自動二輪車において、該燃料タンクの前下部に燃料コックが設けられ、かつ該燃料コックの開閉レバーが上記燃料タンクの下面に沿って後方に延びており、さらに上記燃料タンクの左右対称面に沿う底部が上方へ隆起して逆U字形断面が形成されるとともに、前端がヘッドパイプに固着された左右一対のフレームパイプが、上記隆起部下方のタンク外空所に配置されて、前部の間隔が後方へ向かって一旦拡大した後、上記燃料コックよりも後方で屈曲して、その後方はほぼ平行になり、かつ上記ほぼ平行なフレームパイプの間にエアクリーナが配置されたことを特徴とする自動二輪車の燃料コック配置構造を提案するものである。
【0005】
請求項1記載の発明は上記のとおり構成され、燃料コックが燃料タンクの前下部に配置されているので、運転者の膝部分に位置する燃料タンク後端部の幅を狭くすることができ、したがって乗車姿勢に余裕が生じる。またその燃料コックの開閉レバーが燃料タンクの下面に沿って後方に延びているので、燃料コックが前方に配置されても、操作性が悪くならない。
【0007】
さらに、エアクリーナは、隆起部下方のタンク外空所であっても、間隔が拡大した一対のフレームパイプの間に配置されるので、フレームパイプと干渉せず、エアクリーナの容量を大きくすることができる。また、燃料コックはフレームパイプの屈曲部よりも前方に位置することになるので、タンク底部のコック取付スペースを広くとることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が実施された自動二輪車の一形態を示す全体図、図2は同じく燃料タンク近傍を示す側面図、図3は図2の下面図、図4は図2のIV−IV矢視断面(正面)図、図5はシート近傍を示す側面図、図6は図5のシートを取外した状態を示す平面図、図7は図5のVII−VII矢視断面(背面)図である。
【0011】
まず図1に示されるとおり、シート1の前方に燃料タンク3が配置されている。そしてその燃料タンク3には、図2ないし図4に示されるように、前下部に燃料コック4が設けられ、同燃料コック4の開閉レバー5が燃料タンク3の下面に沿って、後方へ延びている。この開閉レバー5は、車体前部に設けられたカウル2によって側方が覆われ、後端は該カウル2よりも後方に突出している。また、上記開閉レバー5よりも下方に突出するガード部材7が燃料タンク3に取付られている。なお6はフィルター、12は前後各一気筒のV型エンジン、13はキャブレターをそれぞれ示す。
【0012】
上記燃料タンク3はまた、左右対称面10に沿う底部が上方へ隆起して逆U字形断面を形成し(図4参照)、上記燃料コック4よりも後方で上記隆起部11の下の燃料タンク3外空所にエアクリーナ14と、左右一対のメインパイプ(フレームパイプ)15が配置されている。メインパイプ15は、前端がヘッドパイプ16に固着され、前部の間隔が後方へ向かって一旦拡大した後、上記燃料コック4よりも後方の符号15aの位置で屈曲して、その後方はほぼ平行になっている。そして、上記ほぼ平行なメインパイプ15の間にエアクリーナ14が配置される(図参照)。
【0013】
図2に示されるように、燃料タンク3の前下方には、上端がヘッドパイプ16に固着された左右一対のダウンチューブ17が配され、上記メインパイプ15とブラケット18で連結されている。このブラケット18の外側面には、燃料タンク3を取付けるための突起18aが設けられている。一方、燃料タンク3の前記隆起部11下方のタンク外空所内面には、前方が開いた差込み金具3aが設けられている。燃料タンク3を取りつける際には差込み金具3aを突起18aの後方から挿入し、燃料タンク3後端をボルト3bによってフレームに固定する。
【0014】
本実施形態ではまた、図5ないし図7に示されるように、開閉式のシート1の下にユーティリティボックス20が配置され、そのユーティリティボックス20の左側面にバッテリーケース21が取付けられる。19は後部フレームである。
【0015】
バッテリーケース21は正面が開放されており、バッテリー22を収納した後、これをバッテリーホールダ23で保持するようになっている。また、バッテリーケース21の背面からは、ほぼ水平な板状体24が突出していて、この板状体24がユーティリティボックス20の側面に設けられた切欠きを通してユーティリティボックス20内に挿入され、前後方向に向いてユーティリティボックス20内に固定された棒状体25にその板状体24の先端を引掛けることにより、バッテリーケース21がユーティリティボックス20に取付けられる。
【0016】
上記ユーティリティボックス20内の上記板状体24下方の空間は、工具ケース26の収納スペースとすることができる。工具ケース26を収納した後、ユーティリティボックス20の底に設けられたフック27と前記棒状体25等との間にゴムベルト28を掛け渡すなどして、工具ケース26を固定する。なお、図中30はリヤフェンダである。
【0017】
前記のとおり本実施形態では、燃料コック4が燃料タンク3の前部に配置されているので、前後V型エンジン12により、燃料タンク3の隆起部11の下方タンク外空所にエアクリーナ14が配され、燃料タンク3後部が後側気筒によって制約を受ける自動二輪車であっても、運転者の膝部分に位置する燃料タンク3後端部の幅を狭くすることができる。したがって乗車姿勢に余裕が生じる。また、エアクリーナ14は燃料タンク3の隆起部11の下方のタンク外空所であっても、間隔が拡大した一対のメインパイプ15の間に配置されるので、メインパイプ15と干渉せず、エアクリーナ14の容量を大きくすることができるし、また同空所を通るメインパイプ15のレイアウトに自由度が生じ、必要なフレーム剛性を得やすくなる。
【0018】
そして、上記エアクリーナ14は燃料コック4よりも後方に配置されているので、エンジンやキャブレータ13に近く、配管が短くてすむ。
【0019】
また、燃料コック4はメインパイプ15の屈曲部15aよりも前方に位置することになるので、燃料タンク3底部のコック取付スペースを広くとることができる。
【0020】
本実施形態ではまた、燃料コック4の開閉レバー5が燃料タンク3の下面に沿って後方へ延びており、後端がカウル2よりも後方に突出しているので、燃料コック4が前方に配置されているにもかかわらず、その操作性は悪くならない。また、開閉レバー5は、後端を除き側方がカウル2によって覆われているので、外観が損なわれることはない。
【0021】
さらに本実施形態では、開閉レバー5よりも下方に突出するガード部材7が燃料タンク3に取付けられているので、燃料タンク3を取外して床に置いた時、開閉レバー5よりも先にガード部材7が床に当接し、開閉レバー5を保護することができる。
【0022】
また本実施形態では、バッテリーケース21の背面から突出する板状体24をユーティリティボックス20内に挿入し、棒状体25に引掛けるので、少ない部品点数、かつ簡単な操作で、バッテリーケース21をユーティリティボックス20に取付けることができる。そして、板状体24下方の空間を工具ケース26の収納スペースとし、ゴムベルト28により工具ケース26を固定すれば、車両走行中の工具ケース26のおどりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が実施された自動二輪車の一形態を示す全体側面図である。
【図2】図2は同じく燃料タンク近傍を示す側面図である。
【図3】図3は図2の下面図である。
【図4】図4は図2のIV−IV矢視断面(正面)図である。
【図5】図5はシート近傍を示す側面図である。
【図6】図6は図5のシートを取外した状態を示す平面図である。
【図7】図7は図5のVII−VII矢視断面(背面)図である。
【符号の説明】
1…シート、2…カウル、3…燃料タンク、4…燃料コック、5…開閉レバー、6…フィルター、7…ガード部材、10…左右対称面、11…隆起部、12…V型エンジン、13…キャブレター、14…エアクリーナ、15…メインパイプ、16…ヘッドパイプ、17…ダウンチューブ、18…ブラケット、19…後部フレーム、20…ユーティリティボックス、21…バッテリーケース、22…バッテリー、23…バッテリーホールダ、24…板状体、25…棒状体、26…工具ケース、27…フック、28…ゴムベルト、30…リヤフェンダ。

Claims (1)

  1. シートの前方に燃料タンクが配置された自動二輪車において、該燃料タンクの前下部に燃料コックが設けられ、かつ該燃料コックの開閉レバーが上記燃料タンクの下面に沿って後方に延びており、さらに上記燃料タンクの左右対称面に沿う底部が上方へ隆起して逆U字形断面が形成されるとともに、前端がヘッドパイプに固着された左右一対のフレームパイプが、上記隆起部下方のタンク外空所に配置されて、前部の間隔が後方へ向かって一旦拡大した後、上記燃料コックよりも後方で屈曲して、その後方はほぼ平行になり、かつ上記ほぼ平行なフレームパイプの間にエアクリーナが配置されたことを特徴とする自動二輪車の燃料コック配置構造。
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