JP2005341550A - D級増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ADCを使用することなくデジタル処理によって歪みを低減することができるD級増幅器を提供する。
【解決手段】 PWM回路3は演算器2の出力データをパルス幅変調信号に変換し、バッファアンプ4、ローパスフィルタ5を介して、負荷(スピーカ)6へ出力する。デジタルローパスフィルタ7はローパスフィルタ5と同一フィルタ特性を有する。誤差演算器8は入力データとフィルタ7の出力との誤差Δ(z)を演算し、演算器2へ出力する。フィルタ7の出力は、負荷6に加えられるアナログ信号と略同一波形のデジタル信号となり、しかも、このデジタル信号には歪みが含まれていない。したがって、誤差演算器8の出力データΔ(z)は、出力信号の歪に相当するデータとなり、演算器2において入力データからデータΔ(z)を減算し、その減算結果をPWM回路3へ加えることにより、歪みの低減を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーディオ等の分野において用いられるD級増幅器に係り、特に、歪みの低減およびダイナミックレンジの向上を図ったD級増幅器に関する。
従来のPWM変調によるD級増幅器は、歪みの低減を行うため、PWM(パルス幅変調)回路から出力され、ローパスフィルタによってアナログ信号に変化された信号を、ADC(アナログ/デジタルコンバータ)によってデジタルデータに変換してPWM回路の前段にフィードバックする構成がとられていた(特許文献1参照)。
しかしながら、このような構成によれば、ADCが必要になることから、部品点数が増加し、また、価格も高くなる問題があった。
また、従来のPCM信号をPWM変換するD級増幅器は、ダイナミックレンジがPWM回路のクロック周波数によって決まってしまい、クロック周波数が300MHzであってもダイナミックレンジが60dBしかとれない問題があった。
なお、従来のD級増幅器が記載された文献として、特許文献2〜5も知られている。
特開昭59-183510号公報 特表2002-536903号公報 特開平06-152269号公報 特開2003-110376号公報 特開2000-500625号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、ADCを使用することなくデジタル処理によって歪みを低減することができるD級増幅器を提供することにある。また、本発明の他の目的は、PWM回路のクロック周波数を上げることなく、ダイナミックレンジを従来のものより広くすることができるD級増幅器を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、前記PWM回路の出力が入力端に加えられるデジタルフィルタであって、前記アナログローパスフィルタと同じフィルタ特性を有するデジタルフィルタと、前記デジタルフィルタの出力とD級増幅器の入力端子の入力信号との差を演算する誤差演算手段と、前記入力端子に加えられる入力信号から前記誤差演算手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のD級増幅器において、前記デジタルフィルタに代えて、前記PWM回路の出力に基づきパルス幅を読み取り、前記アナログローパスフィルタに前記パルス幅のパルス波形が加えられた時のステップ応答を演算によって求めるステップ応答演算手段を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、D級増幅器の入力端子の入力信号を振幅変調することによって得られる正規のインパルス応答と、前記入力信号を前記PWM回路によってパルス幅変調することによって得られるインパルス応答との差分を演算する誤差予測手段と、前記入力信号から前記誤差予測手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項4に記載の発明は、マスタークロックの立ち上がりまたは立ち下がりを1/n(n:2以上の整数)周期、2/n周期、・・・(n−1)/n周期遅延させた信号を出力する遅延回路と、前記遅延回路の出力の1つをD級増幅器の入力端子へ加えられる入力信号の第1のビット情報に基づいて選択する選択回路と、前記入力端子へ加えられる入力信号の第2のビット情報を前記マスタークロックに基づいてパルス幅変調信号に変換するPWM回路であって、前記入力信号の第2のビット情報が指定するタイミングで立ち上がりまたは立ち下がり、該第2のビット情報が指定する立ち下がりまたは、立ち上がりタイミングから前記選択回路の出力が指定する時間だけ遅延させたタイミングで立ち下がる、または、立ち上がるパルス幅変調信号を生成するPWM回路とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のD級増幅器において、前記遅延回路は、複数の遅延量可変インバータをリング状に接続してなるリングオシレータと、前記マスタークロックと前記リングオシレータの出力の位相差を検出する位相比較器と、前記各インバータの遅延量を制御する遅延量制御手段と、前記位相比較器の出力の低周波成分を抽出し前記遅延量制御手段の入力端へ出力するローパスフィルタとを具備することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、前記バッファアンプの出力レベルを調整するレベル調整手段と、前記PWM回路の出力と前記レベル調整手段の出力との差を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力を積分する積分器と、D級増幅器の入力端子に加えられる入力信号から前記積分器の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項7に記載の発明は、入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、前記アナログローパスフィルタの出力レベルを調整するレベル調整手段と、前記PWM回路の出力の低周波成分を抽出するフィルタ手段であって、前記バッファアンプおよび前記負荷による回路と同等の特性を有するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力と前記レベル調整手段の出力との差を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力を積分する積分器と、前記積分器の出力をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前記アナログ/デジタル変換器の出力の位相を調整する位相補償手段と、D級増幅器の入力端子に加えられる入力信号から前記位相補償手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項8に記載の発明は、請求項1、請求項4、請求項6のいずれかの項に記載のD級増幅器において、前記PWM回路の打切誤差を、該PWM回路に入力される入力信号のサンプリングロックの1周期遅延させて出力する遅延手段と、前記遅延手段の出力を前記D級増幅器の入力端の信号に加算する加算手段とを具備することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のD級増幅器において、前記PWM回路の打切誤差を、該PWM回路に入力される入力信号のサンプリングロックの1周期遅延させて出力する第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力を前記サンプリングクロックの1周期遅延させて出力する第2の遅延手段と、前記第1、第2の遅延手段の出力のレベルをそれぞれ調整する第1、第2のレベル変換手段と、前記第1、第2のレベル変換手段の出力をD級増幅器の入力端の信号に加算する加算手段とを具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、入力される信号をパルス幅変調信号に変換する第1のPWM回路と、前記第1のPWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、前記第1のPWM回路の打切誤差を、該第1のPWM回路のマスタークロックの1周期遅延させて出力する遅延手段と、前記第1のPWM回路と同一特性の第2のPWM回路と、前記第2のPWM回路の出力が入力端に加えられるデジタルフィルタであって、前記アナログローパスフィルタと同じフィルタ特性を有するデジタルフィルタと、前記デジタルフィルタの出力とD級増幅器の入力端子の入力信号との差を演算する誤差演算手段と、前記入力端子に加えられる入力信号から前記誤差演算手段の出力を減算し、その減算結果を前記第2のPWM回路の入力端へ加える減算手段と、前記減算手段の出力と前記遅延手段の出力とを加算して前記第1のPWM回路へ加える加算手段とを具備することを特徴とするD級増幅器である。
請求項1〜3、6〜10の発明によれば、アナログ/デジタル変換器を使用することなく歪みを低減することができる。また、請求項4、5の発明によれば、PWM回路のクロック周波数を上げることなく、ダイナミックレンジを従来のものより広くすることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は入力データ(デジタル楽音データ,PCMデータ等)が加えられる入力端子、2は第1入力端のデータから第2入力端のデータを減算する演算器、3はPWM回路、4はバッファアンプ、5はL(コイル)、C(コンデンサ)によるアナログローパスフィルタ、6は負荷(スピーカ)、7はローパスフィルタ5と同一フィルタ特性を有するデジタルローパスフィルタ、8は入力データとデジタルローパスフィルタ7の出力との誤差Δ(z)を演算する誤差演算器である。
このような構成において、デジタルローパスフィルタ7の出力は、負荷6に加えられるアナログ信号と略同一波形のデジタル信号となり、しかも、このデジタル信号にはバッファアンプ4およびアナログローパスフィルタ5による歪みが含まれていない。したがって、誤差演算器8の出力データΔ(z)は、出力信号の歪に相当するデータとなる。この結果、演算器2において入力データからデータΔ(z)を減算し、その減算結果をPWM回路3へ加えることにより、歪みの低減を図ることができる。また、デジタルローパスフィルタ7は、これが含まれるループが安定するように位相補償を加えてもよい。
ところで、上述した回路の動作周波数は、PWM回路3のサンプリング周波数の数十倍程度に高くする必要があるため、デジタルローパスフィルタ7を実現するための回路(DSP;デジタルシグナルプロセッサ等)において高速演算が必要となる。そこで、デジタルローパスフィルタ7を使用しないで同等の効果を上げることができるこの発明の第2の実施形態を図3に示す。この実施形態が図1の回路と異なる点は、デジタルローパスフィルタ7に代えてステップ応答回路9が設けられている点である。
この実施形態の考え方は次の通りである。PWM回路3の出力は入力データの周期とオン時間のみで表現できるので、アナログローパスフィルタ5にPWM回路3の出力を加えた時の動作は、アナログローパスフィルタ5にステップ波形を加えた時の応答と同一となり、周知のステップ応答計算によって求めることができる。図2はアナログローパスフィルタ5のステップ応答を示す曲線であり、式はステップ応答g(t)の計算式の例である。この式の値g(t)をプロットすることにより、図2の曲線が得られる。したがって、PWM回路3から出力されたデータからON時間を読み取り、アナログローパスフィルタ5のステップ応答を計算し、その計算結果と入力端子1の入力データとの差分を誤差演算器8によってとることにより誤差Δ(z)を求めることができる。この場合、ステップ応答はアナログローパスフィルタ5の特性式の逆ラプラス変換によって求めてもよく、あるいは、予め実測してテーブルに記憶させておき、データ間は補完によって求めてもよい。テーブルの場合、負荷6による歪みも合わせて記憶できるので、負荷の特性補正も可能となる。また、PWM回路3における立ち上がり/立ち下がり時のまるめ誤差を補正することも可能となる。
図4はこの発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図であり、この図に示す実施形態が図3に示すものと異なる点は、図3における誤差演算器8およびステップ応答回路9に代えてPWM誤差予測回路10が設けられている点である。
PWM誤差予測回路10は、入力端子1の入力データの振幅変調によって得られる正しいインパルス応答と、PWM回路3によって得られると予測されるインパルス応答の差分による誤差Δ(z)を求め、演算器2へ出力する。具体的に説明すると、いま、アナログローパスフィルタ5をLCフィルタ(図13参照)とすると、アナログローパスフィルタ5および負荷6による回路のインピーダンスは、
Z(s)=R+sL+Zp(C、L)
但し、R:経路のシリーズ抵抗
Zp(C、L):コンデンサと負荷との並列回路のインピーダンス
となる。このインピーダンスのステップ応答は、
g(t)=L−1 {E/Z(z)・(1/s)}
=(1−ke(αt) sin(βt))
となり、誤差Δ(z)は、入力データの立ち上がりからの時間をtとすると、理想ステップ応答K・tとLPF(z)のステップ応答g(t)との差分、
Δ(z)=K・t−g(t)
但し、K:理想ステップ応答である積分器を通したステップ応答のゲイン
として求められる。ここで、Kの値は、g(t)の立ち上がり部分のゲインに合うように決定される。図16は、理想ステップ応答の直線とLPF(z)のステップ応答の曲線およびそれらの差分 Δ(z)を図示している。この実施形態は帰還ループがないので、発振を起こさない利点がある。
次に、この発明の第4の実施形態について図5〜図8を参照して説明する。
図5は同実施形態によるD級増幅器の要部の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は入力データが加えられる入力端子である。いま、入力データのビット数を15ビットとする。12はPWM回路であり、内部回路のビット数を10ビットとする。この場合、入力データの上位10ビットがPWM回路12に入力される。13はマスタークロックΦaが加えられる端子であり、このマスタークロックΦaはPWM回路12およびディレイタップ回路14へ加えられる。ディレイタップ回路14はマスタークロックΦaを0/32周期遅延させたクロックパルスΦb0、1/32周期遅延させたクロックパルスΦb1、2/32周期遅延させたクロックパルスΦb2、・・・、31/32周期遅延させたクロックパルスΦb31を生成する回路であり、これらのクロックパルスΦb0〜Φb31はセレクタ15へ出力される。セレクタ15は、入力データの下位5ビットに基づいてクロックパルスΦb0〜Φb31のいずれか1つを選択し、PWM回路12へ出力する。
図6はディレイタップ回路14の構成例を示すブロック図である。この図において、17は位相比較器、18はローパスフィルタ、19は電圧/電流変換回路、20、20・・・はシリーズ接続された32個のインバータである。このインバータ20は遅延量が電圧/電流変換回路19の出力に応じて変化する遅延量可変インバータであり、その構成を図7に示す。図7において、25はカレントミラー回路、26は反転カレントミラー回路、27〜34はMOS・FETである。MOS・FET28、29、32、33による反転回路の上下に電流制限用のMOS・FET27、31、30、34を設け、カレントミラー回路25、26で電流を制限する。この電流で寄生容量Cを充電する時間を制御することで遅延量を変えることができる。
図6において、32個のインバータ20、20・・・はその最前部のインバータ20の入力端と、最後部のインバータ20の出力端が接続されてリングオシレータ22を構成している。そして、最後部のインバータ20の出力が位相比較器17の一方の入力端に加えられている。また、位相比較器17、ローパスフィルタ18、電圧/電流変換回路19およびリングオシレータ22による回路がPLL(フェイズロックドループ)を構成している。この構成により、リングオシレータ22は、位相比較器17の他方の入力端へ入力されるマスタークロックΦaと同期して同一周波数で発振する。これにより、インバータ20、20・・・の各出力としてマスタークロックΦaを1/32周期、2/32周期、・・・、31/32周期遅延させたクロックパルスΦb1〜Φb31が得られる。また、インバータ20、20・・・の各出力は1つおきに反転しているため、1つおきの出力にインバータ21、21・・・を挿入して位相を揃えている。
なお、一定量づつ遅延させた複数のクロックパルスを作るには、単に遅延素子を並べても作成できるが、そのような構成では、マスタークロックΦaを正確に32等分したクロックパルスを作成することは困難であり、正確に32等分したクロックを生成するには上述した構成が有効である。
さて、図5に戻ると、PWM回路12は、前述した図1(図3、図4)のPWM回路3と次の点で異なっている。すなわち、図1のPWM回路3は、図8(イ)、(ロ)に示すように、立ち上がり、立ち下がりともマスタークロックΦaの立ち上がりに同期したパルスを生成して出力する。したがって、当然ながら、図1のPWM回路3の分解能はマスタークロックΦaの周波数で決定される。これに対し、図5のPWM回路12は、いま、セレクタ15から出力されているクロックパルスΦbをΦbxとすると、図8(ハ)、(ニ)に示すように、立ち上がりはマスタークロックΦaに同期して立ち上がるが、立ち下がりは、図1のPWM回路3の立ち下がりと同一タイミング後における、クロックパルスΦbxの最初の立ち上がり時点で立ち下がる。すなわち、このPWM回路12においては、入力端子1の入力データの下位5ビットに対応する時間、出力パルスの立ち下がりタイミングが遅延される。これによって、分解能、ダイナミックレンジを上げることができる。例えば、マスタークロックΦaが300MHzの場合、図1の構成ではダイナミックレンジが60dB程度であっても、図5の構成によれば、ダイナミックレンジを90dBまで上げることができる。
次に、この発明の第5の実施形態について図9〜図11を参照して説明する。
図9はこの発明の第5の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。この図に示す実施形態が図1に示す実施形態と異なる点は、PWM回路3において発生する打切誤差ΔdをPWM回路3に入力される入力信号のサンプリングクロックの1周期遅延させて演算器2へ戻す1次遅延回路40(ノイズシェーパー)を設けた点である。演算器2は入力端子1の入力データから誤差演算器8の出力を減算し、その結果に1次遅延回路40の出力を加算して出力する。
ここで、打切誤差とは、入力データのビット数とPWM回路3のビット数の違いに基づく誤差であり、例えば、入力データが0.505であり、PWM回路3がその入力データに対し0.50のパルス幅の信号しか出力することができない場合、打切誤差Δd=0.005となり、この打切誤差Δdが1クロック遅延されて入力側へ戻される。
上述した1次遅延回路40は1次IRフィルタを構成し、その伝達関数は、
Figure 2005341550
となる。そして、PWM回路3に入力される入力信号(デジタル楽音データ)のサンプリング周波数を320KHzとすると、1次遅延回路は6dB/octのノイズ抑圧効果があるので、20KHzの音声信号を出力する際、約24dBダイナミックレンジを上げることができる。また、1次遅延回路40に代えて2次遅延回路を用いれば、約48dBダイナミックレンジを上げることが可能となる。図10は2次遅延回路を用いた構成であり、2次遅延回路の伝達関数は、
Figure 2005341550
となる。また、この図において、41、42はPWM回路3に入力される入力信号のサンプリングクロックの1周期遅延させる遅延回路、43、44は定数A、Bを各々乗算する乗算器である。
ところで、上述した図9、図10に示す回路は、フィードバックループが2重になり、安定したループ設計が難しい問題がある。この問題を解決した回路が図11に示す回路でり、この図に示す回路においては、PWM回路3と同一構成のPWM回路3aが演算器2の出力に接続され、デジタルローパスフィルタ7および誤差演算器8によるフィードバックループがPWM回路3aの出力に接続されている。これにより、デジタルローパスフィルタ7のフィードバックループと、打切誤差Δdのフィードバックループが別ループとなる。そして、演算器2の出力が新たに設けられた演算器2aへ加えられ、演算器2aにおいて遅延回路40の出力が加算され、この加算結果がPWM回路3へ入力される。
次に、この発明の第6の実施形態について説明する。図12はこの発明の第6の実施形態の構成を示すブロック図であり、この図において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図において、51はプリバッファ、52は減衰器である。この減衰器52は、バッファアンプ4の出力レベルをプリバッファ51の出力レベルまで減衰させる。53はプリバッファ51と減衰器52の出力の差を増幅する差動増幅器、54は積分器である。積分器54は差動増幅器53の出力を積分するもので、リセット信号Reによってリセットされる。55は積分器54の出力が一定以下の場合にデータ”0”、一定以上の場合にデータ”1”を演算器2へ出力するコンパレータであり、データ”1”がリセット信号Reとして積分器54へ出力される。
この実施形態の動作は次の通りである。すなわち、バッファアンプ4の後段のローパスフィルタ5の時定数は大きく、また、ローパスフィルタ5の出力で直接負荷を駆動することが多いので、バッファアンプ4に必要とされる容量は大きい。そのため、リンギングや電圧変動によって正しい方形波が得られず、歪が発生する。そこで、この実施形態においては、メインバッファ4を駆動するプリバッファ51との電源を分け、同一電圧となるように減衰器52によって電圧調整をした後、差動増幅器53によってバッファアンプ4の入力と出力の信号差(歪成分)を求め、求めた信号差を積分し、積分値が予め設定された一定値を越えた時、PWM回路3の入力側に誤差を打ち消すように加算する。この時、同時に積分器54をリセットする。なお、ループが安定するようにDC近辺のゲインを抵抗とLPFを用いてもよい。この場合にこのリセットは行わなくてもよい。また、積分器54には、このループが安定するように位相補償を加えてもよいし、アナログではなくデジタル処理してもよい。
次に、この発明の第7の実施形態について説明する。図13はこの発明の第7の実施形態の構成を示すブロック図であり、この図において、図12の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この実施形態は、コイル5aおよびコンデンサ5bからなるローパスフィルタ5においても歪が発生することを考慮し、バッファアンプ4およびローパスフィルタ5による歪を共に除去することを目的とした回路である。図において、61は2次アナログフィルタであり、ローパスフィルタ5および負荷6による回路60と同じ伝達特性を有している。すなわち、2次アナログフィルタ61の出力は、バッファアンプ4およびローパスフィルタ5による歪を含まない楽音波形となり、差動増幅器53の第1入力端へ加えられる。一方、負荷6の入力端の信号が減衰器52によってレベル調整され、差動増幅器53の第2入力端へ加えられる。
差動増幅器53は両信号の差を増幅することによってバッファアンプ4およびローパスフィルタ5による歪分を抽出し、積分器54へ出力する。積分器54は差動増幅器53の出力を積分してアナログ/デジタル変換器64へ出力する。アナログ/デジタル変換器64は、積分器54の出力をデジタルデータに変換し、発振防止用の位相補償回路65を介して演算器2へ出力する。演算器2は、入力端子1の入力データから位相補償回路65の出力を減算し、減算結果をPWM回路3へ出力する。
なお、アナログ/デジタル変換器64に代えて、図12と同様に、コンパレータを1ビットのアナログ/デジタル変換器として用いてもよい。また、積分器54はアナログで行わず、デジタル部の位相補償回路65で処理してもよい。
図14は上述した各実施形態を組み合わせて構成したこの発明の第8の実施形態の構成を示すブロック図であり、この実施形態は、図5、図11、図12の各実施形態を組み合わせたものである。なお、この図においては、図5におけるセレクタ15およびPWM回路12内の立ち下がり調整の回路部を微調回路15aとして示している。
なお、この組み合わせ以外にも各種の組み合わせが可能あることは勿論である。
上述した第8の実施形態の効果を図に示すと図15の通りとなる。通常のクロックを用いたPWMの分解能は、3ns(333MHz)程度のマスタークロックを用い、サンプリング周波数を320kHzとすると、約1024(210)ステップ程度であり、ダイナミックレンジは60dB程度である。ディレイタップ回路14を用いて分解能を向上させると、回路のジッタを考慮に入れ90ps程度で先のマスタークロックの32(2 )倍程度であるので、30dBダイナミックレンジが向上する。アナログローパスフィルタ5が2次であると、PWM回路3の下位ビットのΔΣノイズシェーパーを2次とすれば(図10参照)、20kHzの音声信号を出力する場合、24dB{20*Log(20k/320k)}ノイズが低減する。1kHzでは50dB低減する。この結果、トータルのダイナミックレンジは、20KHzの音声信号を出力する場合、114dBとなり、1KHzの音声信号を出力する場合、140dBとなる。また、ノイズシェーピングによる広域のノイズとPWMサンプリングによる折り返しノイズはアナログローパスフィルタ5によって低減し、PWM変換の残留ノイズはディジタルローパスフィルタ7によって低減する。
この発明の第1の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 図1におけるアナログローパスフィルタ5のステップ応答を示す図および式である。 この発明の第2の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の第3の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の第4の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 図5におけるディレイタップ回路14の構成を示すブロック図である。 図6におけるインバータ20の構成を示す回路図である。 図5に示すD級増幅器の動作を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の第5の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 同実施形態の変形例を示すブロック図である。 同実施形態の変形例を示すブロック図である。 この発明の第6の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の第7の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の第8の実施形態によるD級増幅器の構成を示すブロック図である。 同実施形態の効果を説明するための図である。 図4において理想ステップ応答の直線とLPF(z)のステップ応答の曲線およびそれらの差分 Δ(z)を示す図である。
符号の説明
1…入力端子、2…演算器、2a…加算回路、3、3a…PWM回路、4…バッファアンプ、5…アナログローパスフィルタ、6…負荷、7…デジタルローパスフィルタ、8…誤差演算器、9…ステップ応答回路、10…PWM誤差予測回路、14…ディレイタップ回路、15…セレクタ、17…位相比較器、18…ローパスフィルタ、19…電圧/電流変換回路、20…インバータ、21…インバータ、22…リングオシレータ、40〜42…遅延回路、51…プリバッファ、52…減衰器、53…差動増幅器、54…積分器、55…コンパレータ、64…アナログ/デジタル変換器、65…位相補償回路。

Claims (10)

  1. 入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、
    前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、
    前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、
    前記PWM回路の出力が入力端に加えられるデジタルフィルタであって、前記アナログローパスフィルタと同じフィルタ特性を有するデジタルフィルタと、
    前記デジタルフィルタの出力とD級増幅器の入力端子の入力信号との差を演算する誤差演算手段と、
    前記入力端子に加えられる入力信号から前記誤差演算手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
  2. 前記デジタルフィルタに代えて、前記PWM回路の出力に基づきパルス幅を読み取り、前記アナログローパスフィルタに前記パルス幅のパルス波形が加えられた時のステップ応答を演算によって求めるステップ応答演算手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のD級増幅器。
  3. 入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、
    前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、
    前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、
    D級増幅器の入力端子の入力信号を振幅変調することによって得られる正規のインパルス応答と、前記入力信号を前記PWM回路によってパルス幅変調することによって得られるインパルス応答との差分を演算する誤差予測手段と、
    前記入力信号から前記誤差予測手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
  4. マスタークロックの立ち上がりまたは立ち下がりを1/n(n:2以上の整数)周期、2/n周期、・・・(n−1)/n周期遅延させた信号を出力する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力の1つをD級増幅器の入力端子へ加えられる入力信号の第1のビット情報に基づいて選択する選択回路と、
    前記入力端子へ加えられる入力信号の第2のビット情報を前記マスタークロックに基づいてパルス幅変調信号に変換するPWM回路であって、前記入力信号の第2のビット情報が指定するタイミングで立ち上がりまたは立ち下がり、該第2のビット情報が指定する立ち下がりまたは、立ち上がりタイミングから前記選択回路の出力が指定する時間だけ遅延させたタイミングで立ち下がる、または、立ち上がるパルス幅変調信号を生成するPWM回路と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
  5. 前記遅延回路は、
    複数の遅延量可変インバータをリング状に接続してなるリングオシレータと、
    前記マスタークロックと前記リングオシレータの出力の位相差を検出する位相比較器と、
    前記各インバータの遅延量を制御する遅延量制御手段と、
    前記位相比較器の出力の低周波成分を抽出し前記遅延量制御手段の入力端へ出力するローパスフィルタと、
    を具備することを特徴とする請求項4に記載のD級増幅器。
  6. 入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、
    前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、
    前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、
    前記バッファアンプの出力レベルを調整するレベル調整手段と、
    前記PWM回路の出力と前記レベル調整手段の出力との差を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の出力を積分する積分器と、
    D級増幅器の入力端子に加えられる入力信号から前記積分器の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
  7. 入力される信号をパルス幅変調信号に変換するPWM回路と、
    前記PWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、
    前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、
    前記アナログローパスフィルタの出力レベルを調整するレベル調整手段と、
    前記PWM回路の出力の低周波成分を抽出するフィルタ手段であって、前記バッファアンプおよび前記負荷による回路と同等の特性を有するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段の出力と前記レベル調整手段の出力との差を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の出力を積分する積分器と、
    前記積分器の出力をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、
    前記アナログ/デジタル変換器の出力の位相を調整する位相補償手段と、
    D級増幅器の入力端子に加えられる入力信号から前記位相補償手段の出力を減算し、減算結果を前記PWM回路の入力端へ加える減算手段と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
  8. 前記PWM回路の打切誤差を、該PWM回路に入力される入力信号のサンプリングロックの1周期遅延させて出力する遅延手段と、
    前記遅延手段の出力を前記D級増幅器の入力端の信号に加算する加算手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1、請求項4、請求項6のいずれかの項に記載のD級増幅器。
  9. 前記PWM回路の打切誤差を、該PWM回路に入力される入力信号のサンプリングロックの1周期遅延させて出力する第1の遅延手段と、
    前記第1の遅延手段の出力を前記サンプリングクロックの1周期遅延させて出力する第2の遅延手段と、
    前記第1、第2の遅延手段の出力のレベルをそれぞれ調整する第1、第2のレベル変換手段と、
    前記第1、第2のレベル変換手段の出力をD級増幅器の入力端の信号に加算する加算手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のD級増幅器。
  10. 入力される信号をパルス幅変調信号に変換する第1のPWM回路と、
    前記第1のPWM回路の出力を増幅するバッファアンプと、
    前記バッファアンプの出力の低周波成分を通過させて負荷へ供給するアナログローパスフィルタとを具備するD級増幅器において、
    前記第1のPWM回路の打切誤差を、該第1のPWM回路のマスタークロックの1周期遅延させて出力する遅延手段と、
    前記第1のPWM回路と同一特性の第2のPWM回路と、
    前記第2のPWM回路の出力が入力端に加えられるデジタルフィルタであって、前記アナログローパスフィルタと同じフィルタ特性を有するデジタルフィルタと、
    前記デジタルフィルタの出力とD級増幅器の入力端子の入力信号との差を演算する誤差演算手段と、
    前記入力端子に加えられる入力信号から前記誤差演算手段の出力を減算し、その減算結果を前記第2のPWM回路の入力端へ加える減算手段と、
    前記減算手段の出力と前記遅延手段の出力とを加算して前記第1のPWM回路へ加える加算手段と、
    を具備することを特徴とするD級増幅器。
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