JP2005335834A - 平底幅広浚渫用グラブバケット - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘドロ,土砂等の掴み物の切取面積を大きくして作業能率を高めるとともに水の含有量を低減させ、浚渫作業時にも掴み物の撹乱とか水中移動が発生せず、河川又は海水に濁りを生じたり周辺水域に濁りが拡散・移流することを防止し、グラブバケット自体の水中での抵抗を減少させて降下時間を短縮し、グラブバケットの内圧上昇に起因する変形,破損を引き起こすことがない平底幅広浚渫用グラブバケットを得ることを目的とする。
【解決手段】吊支ロープ10で上部フレーム3を連結し、該上部フレーム3に軸支した上シーブ6と、下部フレーム2に軸支した下シーブ7との間に開閉ロープ8を掛け回してシェル1に軸支したバケット本体1aを開閉可能にしたグラブバケットにおいて、バケット本体1aを爪無しの平底幅広構成としたことを基本としている。
【選択図】図1

Description

本発明はグラブバケットに関し、特には港湾,河川,湖沼等の浚渫時にヘドロ,土砂等の掴み物の切取面積を大きくして作業能率を高めるとともに水の含有量を低減させ、含水比の高い掴み物をバケット内に密閉することにより、撹乱とか水中移動時及び運搬船への積み込み時の濁りや飛散を効果的に防止するとともに、バケットの容量を超えた掴み物をオーバーフローさせることによって内圧上昇に起因する変形,破損を引き起こすことがない平底幅広浚渫用グラブバケットに関するものである。
図7は従来の丸底爪付きグラブバケットを示す正面図、図8は同側面図であり、図中の1,1は左右対称構成にかかる一対のシェル、2は下部フレーム、3は上部フレーム、4,4はタイロッドであり、シェル1,1は下部フレーム2に軸5を介して回動自在に軸支され、また左右のタイロッド4,4はその下端部がシェル1,1に、上端部が上部フレーム3に回動自在に軸支されている。
下部フレーム2及び上部フレーム3にはそれぞれ所定個数の下シーブ7と上シーブ6が回転自在に軸支されていて、これらの下シーブ7と上シーブ6間には左右対称で2本の開閉ロープが掛け回され、シェル1,1の開閉操作をする。開閉ロープは上部フレーム3の上面に配置されたガイドローラ9,9を介して上方へ延び、浚渫船などのクレーンから吊支される。上部フレーム3の上面には浚渫用バケット全体を前記クレーンから昇降自在に軸支するための2本の吊支ロープが吊環11を介して上部フレーム3に連結されている。
1aはシェル1,1に対して軸20,20によって回動自在に軸支されたバケット本体であり、このバケット本体1aは丸底爪付きの構成となっている。通常グラブバケットの最適バランスを保持させるため、図7のロッド軸心間の距離Aを100とした場合、図8のバケット本体1aの幅内寸Bの距離は50程度となっている。
特許文献1には夫々回動自在なアームを介して吊下げられるとともに各々が掬取開口の上部で回動自在に枢支され、閉じた状態において前記掬取開口の端面が互いに密着する一対のシェルと、このシェルの背部開口を塞ぐ防塵プレートと、この防塵プレートにあけられた透孔に接続されたフィルタとを備えてなるグラブバケットが記載されている。更に特許文献2には、シェルとロッドとを枢着する軸にシェル側面の上方の開口部を覆うようなカバーの一端部を回転自在に取付け、このカバーの表面とロッドとロッド上の案内及び上下部滑車を経由して開きワイヤーを配設し、カバーの裏面と下部滑車箱とをシェルを経由して閉じワイヤーを配設し、これらのワイヤーを介してシェルの開閉運動に同期させてカバーの開閉を行わせると共にバケットの全閉状態において対向するシェルの面にパッキンを設けたことにより掴み物の流出を防止したグラブバケットが開示されている。
実開昭61−65079号公報 特公昭53−18784号公報
しかしながら、従来の丸底爪付きグラブバケットを利用した浚渫作業は、掘り後が溝状となってしまうため、非能率的であるとともにヘドロ,土砂等を完全に浚渫することができないという課題がある。特に近年のヘドロ浚渫は土厚20cm〜1メートル以内の薄層ヘドロ浚渫工事が増えているが、グラブバケットによる掴み物以外は水であり、掴んだヘドロと水は地上に引き上げて分離処理する必要があるため、掴み物中の水の含有量を減らすことが求められている。しかし従来の丸底爪付きグラブバケットでは掴み物の切取面積が小さいため、水の含有量を減らすことができない。
更に前記したようにグラブバケットのロッド軸心間の距離Aを100とした場合にバケット内寸Bの距離は50程度となっているため、掴み切取面積をより大きくすることが困難であり、大きな容量のグラブバケットを得ることができないという問題もある。
また、グラブバケット内のヘドロ等の掴み物の撹乱とか水中移動が発生しやすく、ヘドロ運搬船への積み込み時に河川又は海水に大きな濁りを生じてしまうという課題がある。従来は上記に対処して周辺水域に濁りが拡散・移流することを防止するため、浚渫現場に汚濁防止膜を設置する手段が採用されているが、潮流の早い海域では浚渫作業中に該汚濁防止膜が流されてしまったり、グラブバケットと汚濁防止膜が接触して膜が破損する等の事故が発生して濁りの拡散・移流を完全に防止することができないという問題がある。
シェルを左右に広げたまま水中を降下する際には、グラブバケット自体の水中の抵抗が増加して降下時間が長くなるという問題があり、更にグラブバケットが掴み物を所定の容量以上に掴んだ場合には、この掴み物の逃げ道がないことによりグラブバケットの内圧が上昇して該グラブバケットの変形とか破損を引き起こしてしまう惧れがある。
そこで本発明は上記に鑑みて、ヘドロ,土砂等の掴み物の切取面積を大きくして作業能率を高めるとともに水の含有量を低減させ、浚渫作業時にも掴み物の撹乱とか水中移動が発生せず、ヘドロ運搬船への積み込み時にも河川又は海水に濁りを生じたり周辺水域に濁りが拡散・移流することを防止するとともに、グラブバケット自体の水中での抵抗を減少させて降下時間を短縮し、グラブバケットが掴み物を所定の容量以上に掴んだ場合でも該グラブバケットの内圧上昇に起因する変形,破損を引き起こすことがない平底幅広浚渫用グラブバケットを得ることを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するために、吊支ロープで上部フレームを連結し、該上部フレームに軸支した上シーブと、下部フレームに軸支した下シーブとの間に開閉ロープを掛け回してシェルに軸支したバケット本体を開閉可能にしたグラブバケットにおいて、バケット本体を爪無しの平底幅広構成としたことを基本とし、港湾,河川,湖沼等の浚渫時にヘドロ,土砂等の掴み物の切取面積を大きくした構成を提供する。具体的には、バケット本体のロッド軸心間の距離を100とした場合、バケット本体の幅内寸の距離を60以上とする。
本発明は上記構成に加えて、バケット本体を爪無しの平底幅広構成にするとともに、シェルの上部に開閉式の特殊ゴム蓋を有する蓋体が配設されたシェルカバーを密接配置してある。具体的には、上記シェルの上部に、左右対称なシェルカバー上段、シェルカバー中段、シェルカバー下段とから構成され、上記シェルカバー上段とシェルカバー中段との間に開閉式の特殊ゴム蓋を有する複数個の蓋体が配設されたシェルカバーを密接配置してある。上記蓋体は、グラブバケットの内側から外側に掴み物が流出することを可能とし、掴み物が外側から内側に流入することはできない逆止弁を構成している。また、上記蓋体によって、含水比の高い掴み物をバケット内に密閉することにより、撹乱とか水中移動時及び運搬船への積み込み時の濁りや飛散を防止する構成とし、更にバケットの容量を超えた掴み物をオーバーフローさせることによって内圧上昇に起因する変形,破損を防止する構成としている。
本発明によって得られた平底幅広浚渫用グラブバケットによれば、バケット本体を爪無しの平底幅広構成としたことにより、従来の丸底爪付きグラブバケットに較べてバケット本体の実容量が大きく、かつ、掴み物の切取面積を大きくして掴みピッチ回数を下げることにより作業能率を高めるとともに水の含有量を減らし、しかも掘り後が溝状とならずにヘドロを完全に浚渫することができる。特に土厚20cm〜1メートル以内の薄層ヘドロ浚渫工事のように土厚が少なくなるほど平底幅広浚渫用グラブバケットの有用性が高くなる。
シェルの上部に開閉式の特殊ゴム蓋を有する蓋体が配設されたシェルカバーを密接配置したことにより、シェルを広げたまま水中を降下する際には蓋体の特殊ゴム蓋が上方に開いて水が上方に抜けるので、水中での抵抗が減少して降下時間を短縮することができる。グラブバケットが掴み物を所定容量以上に掴んだ場合には、内圧の上昇に伴って蓋体の特殊ゴム蓋が上方に開き、内圧が降下してグラブバケット自体の変形とか破損が引き起こされる惧れがない。グラブバケットの水中での移動時には、外圧によって蓋体の特殊ゴム蓋が閉じられるので、掴み物の撹乱とか水中移動は発生せず、河川又は海水に濁りを生じたり周辺水域に濁りが拡散・移流することは完全に防止することができる。
以下本発明にかかる平底幅広浚渫用グラブバケットの最良の実施形態を従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して説明する。図1は本発明にかかるグラブバケットの正面図、図2は同側面図であり、図中の1,1は左右対称構成にかかる一対のシェル、2は下部フレーム、3は上部フレーム、4,4はタイロッドである。シェル1,1は下部フレーム2に軸5を介し回動自在に軸支され、左右のタイロッド4,4はその下端部がシェル1,1に、上端部が上部フレーム3に回動自在に軸支されている。
上部フレーム3には上シーブ6が回転自在に軸支されており、下部フレーム2には下シーブ7が回転自在に軸支されている。これらの上シーブ6と下シーブ7間には図示を省略する開閉ロープが掛け回され、シェル1,1の開閉操作をする。図2に示すように開閉ロープ8,8は上部フレーム3の上面に配置されたガイドローラ9,9を介して上方へ延び、浚渫船などのクレーン(図示略)から吊支される。上部フレーム3の上面には浚渫用バケット全体を前記クレーンから昇降自在に吊支するための2本の吊支ロープ10,10が吊環11,11を介して上部フレーム3に連結されている。
1aはシェル1,1に対して軸20,20によって回動自在に軸支されたバケット本体であり、本発明では該バケット本体1aが爪無しの平底幅広構成となっている。そして図1のロッド軸心間の距離A’を100とした場合、図2のバケット本体1aの幅内寸B’の距離は60以上であることが構成上の特徴となっている。
図3によりシェル1,1上に密接配置するシェルカバー12の説明を行う。このシェルカバー12は左右対称にシェルカバー上段13,13、シェルカバー中段14,14、シェルカバー下段15,15とから構成され、上記シェルカバー上段13とシェルカバー中段14との間に空気抜き穴を有する蓋体16,16が複数個配設されている。この蓋体16の空気抜き穴には開閉式の特殊ゴム蓋17,17が取付けられている。図3の例では蓋体16,16が4個配設されているが、この蓋体16の個数は4個に限定されるものではない。
上記の蓋体16,16は、掴み物がバケット本体1aの内側から外側に流出することは可能であるが、外側から内側に流入することはできない構造となっている。つまり蓋体16,16はヘドロ等の掴み物の流入と流出を規制する逆止弁を構成している。
かかる平底幅広浚渫用グラブバケットによれば、浚渫船による河川あるいは海域での浚渫時に、上部フレーム3に連結されている吊支ロープ10,10を浚渫船のクレーンに吊支して、該クレーンから2本の吊支ロープ10,10を昇降させることによって上シーブ6と下シーブ7間に掛け回された開閉ロープ8が回動してシェル1,1に軸支されたバケット本体1aの開閉操作が行われる。
上記の動作時において、バケット本体1aは爪無しの平底幅広構成となっているため、従来の丸底爪付きグラブバケットに較べてバケット本体1aの実容量が大きく、更に実容量が同一の場合でも掴み物の切取面積を大きくすることができる。特に浚渫する土厚が一定である場合を仮定すると、一回の掴み作業における切取掴み量を大きくすることができる。港湾,河川,湖沼等における近時のヘドロ浚渫時には、土厚20cm〜1メートル以内の薄層ヘドロ浚渫工事が行われるが、土厚が少なくなるほど本発明にかかる平底幅広浚渫用グラブバケットの作業能率が高く、掘り後が溝状とならずにヘドロを完全に浚渫することができるとともに従来のグラブバケットに比して切取面積が大きいため、掴み物中の水の含有量を減らすことができる。
図4は従来の丸底爪付きグラブバケットを使用した場合の切取面積の実際例を示しており、寸法aは2.5メートル、寸法bは7.4メートル、切取面積は18.5mであるのに対して、図5に示す本願発明の平底幅広グラブバケットでは、寸法a’が3.1メートル、寸法b’は7.0メートル、切取面積は21.7mである。図6に示す本願発明の他の実施例によれば、寸法a”が3.5メートル、寸法b”は7.3メートル、切取面積は25.6mである。図4と図5を比較すると切取面積は117%増大しており、図5と図6を比較すると切取面積は118%増大している。
更にシェル1,1にシェルカバー12を密接配置したことにより、シェル1,1を左右に広げたまま水中を降下する際には、蓋体16,16の特殊ゴム蓋17,17を上方に開くことにより、グラブバケット内の水が上方に抜けて水中での抵抗が減少するので、降下時間を短縮することができる。また、バケット本体1aが掴み物を所定容量以上に掴んだ場合には、内圧の上昇に伴って同様に蓋体16,16の特殊ゴム蓋17,17が上方に開くので、掴み物の逃げ道ができることにより内圧が降下して該バケット本体1aの変形及び破損が引き起こされる惧れがない。そしてグラブバケットの水中での移動時には、外圧によって蓋体16,16の特殊ゴム蓋17,17は閉じられており、従って掴み物の撹乱とか水中移動は発生せず、ヘドロ運搬船への積み込み時にも河川又は海水に濁りを生じることを防止して周辺水域に濁りが拡散・移流することを完全に防止することができる。
以上詳細に説明したように、本発明のバケット本体を爪無しの平底幅広構成としたことにより、バケット本体の実容量が大きく、かつ、掴み物の切取面積を大きくして掴みピッチ回数を下げて作業能率を高めるとともに水の含有量を減らし、しかも掘り後が溝状とならずにヘドロを完全に浚渫することができる上、シェルカバーの蓋体の特殊ゴム蓋が上方に開くことによって水中を降下する際の抵抗が減少して降下時間が短縮され、グラブバケットが掴み物を所定容量以上に掴んだ場合でも内圧が降下してグラブバケット自体の変形,破損が引き起こされず、グラブバケットが水中で移動する際には外圧によって蓋体の特殊ゴム蓋が閉じられるので、掴み物の撹乱とか水中移動が発生せず、河川又は海水に濁りを生じたり周辺水域に濁りが拡散・移流することは完全に防止されるので、河川とか海域で浚渫作業を行う各種の浚渫船に広く適用することができる。
本発明にかかる平底幅広浚渫用グラブバケットの正面図。 図1の側面図。 密閉式シェルカバーのみ取り出して示す斜視概要図。 従来のグラブバケットを使用した場合の切取面積の実際例を示す平面図。 本願発明の平底幅広グラブバケットを使用した場合の切取面積の実際例を示す平面図。 本願発明の他の実施例を使用した場合の切取面積の実際例を示す平面図。 従来のグラブバケットを示す正面図。 図7の側面図。
符号の説明
1…シェル
1a…バケット本体
2…下部フレーム
3…上部フレーム
4…タイロッド
6…上シーブ
7…下シーブ
8…開閉ロープ
9…ガイドローラ
10…吊支ロープ
11…吊環
12…シェルカバー
13…シェルカバー上段
14…シェルカバー中段
15…シェルカバー下段
16…蓋体
17…特殊ゴム蓋

Claims (8)

  1. 吊支ロープで上部フレームを連結し、該上部フレームに軸支した上シーブと、下部フレームに軸支した下シーブとの間に開閉ロープを掛け回してシェルに軸支したバケット本体を開閉可能にしたグラブバケットにおいて、
    バケット本体を爪無しの平底幅広構成としたことを特徴とする平底幅広浚渫用グラブバケット。
  2. 吊支ロープで上部フレームを連結し、該上部フレームに軸支した上シーブと、下部フレームに軸支した下シーブとの間に開閉ロープを掛け回してシェルに軸支したバケット本体を開閉可能にしたグラブバケットにおいて、
    バケット本体を爪無しの平底幅広構成とすることにより、港湾,河川,湖沼等の浚渫時にヘドロ,土砂等の掴み物の切取面積を大きくした請求項1記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  3. バケット本体のロッド軸心間の距離を100とした場合、バケット本体の幅内寸の距離を60以上とした請求項1又は2記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  4. 上記シェルの上部に開閉式の特殊ゴム蓋を有する蓋体が配設されたシェルカバーを密接配置した請求項1,2又は3に記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  5. 上記シェルの上部に、左右対称なシェルカバー上段、シェルカバー中段、シェルカバー下段とから構成され、上記シェルカバー上段とシェルカバー中段との間に開閉式の特殊ゴム蓋を有する複数個の蓋体が配設されたシェルカバーを密接配置した請求項1,2又は3記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  6. 上記蓋体は、グラブバケットの内側から外側に掴み物が流出することを可能とし、掴み物が外側から内側に流入することはできない逆止弁を構成してなる請求項4又は5記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  7. 上記蓋体によって、含水比の高い掴み物をバケット内に密閉することにより、撹乱とか水中移動時及び運搬船への積み込み時の濁りや飛散を防止する請求項4,5又は6記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
  8. 上記蓋体によって、バケットの容量を超えた掴み物をオーバーフローさせることにより、内圧上昇に起因する変形,破損を防止する請求項4,5,6又は7記載の平底幅広浚渫用グラブバケット。
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