JP2005334888A - プレス型のスクラップ排出方法とそれに用いる吸着式ハンドリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス加工後のスクラップがワークと同一平面上にない場合であっても、そのスクラップをワークとともに確実に型外に排出できるようにしたスクラップ排出方法を提供する。
【解決手段】 サンルーフ開口部が打ち抜かれたことにより発生したスクラップW1とルーフパネルRとを、ロボットハンド10に装着された固定式の吸着パッド18と可動式の吸着パッド20にて吸着支持する。可動式の吸着パッド20をエアシリンダ21にて上昇動作させ、スクラップW1のレベルを高くする。型外への搬出後には、ルーフパネルR、スクラップW1の順に順次解放する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トリム加工またはピアス加工を目的とした切断プレス型のスクラップ排出方法とそれに用いる吸着式ハンドリング装置に関し、特にプレス型内に切断後のワークとともにスクラップが残される場合に、そのスクラップをワークとともに効率良く外部に搬出できるように考慮されたスクラップ排出方法と、負圧吸引力を利用した吸着パッド(バキュームパッドやバキュームカップもしくは吸着カップとも称される)を主要素として構成された吸着式ハンドリング装置に関するものである。
トリムまたはピアス等の打ち抜き加工を目的としたプレス型において、プレス型内に残されることになるスクラップの排出もしくは処理方法として特許文献1,2に記載のものが提案されている。
特許文献1に記載の技術では、プレス加工後の下型上に残されたスクラップを、予め下型内に内蔵されている吸着治具にて吸着支持しながら斜め上方に突き出して、そのストロークエンドでの停止加速度をもってスクラップを下型と隣接配置されたシュート側に排出するようになっている。
また特許文献2に記載の技術では、プレス加工後に下型上に残されたスクラップを上型に付帯させることで一旦上型とともに上昇させ、その後に同じく下型上の残されたワークを取り出すべくワーク取り出し装置が下型と上型との間に進入してきたならば、上型に付帯しているスクラップをワーク取り出し装置側に移載して、実質的にワーク取り出し装置をもってスクラップをワークとととにプレス型外に取り出すようになっている。
特開平8−224624号公報(図1) 特開2001−300664号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、製品たるワークとスクラップが共に同一面上に位置している場合にはそれなりの実用性が認めれるものの、スクラップの排出に際して水平方向での動きが必要となるために、例えば枠状のワークから打ち抜かれたスクラップがそのワークよりも低い位置にある場合には、ワークあるいは下型とスクラップとの干渉のためにスクラップを排出することが困難となる。
また、特許文献2に記載の技術では、プレス加工後のスクラップを上型に付帯させてすくい上げる手段として、上型の動きに連動したアクチュエータを使用しているため、制御および構造が複雑となるだけでなくプレス動作そのものの高速化が制約されることとなって好ましくない。
さらに、同特許文献2に記載の技術では、製品たるワークの外周に枠状のスクラップが発生するような加工形態ではそれなりの実用性が認めれるものの、例えば枠状のワークから打ち抜かれたスクラップがそのワークよりも低い位置にある場合には、スクラップを上型に付帯させてすくい上げることが困難となり、なおも改善の余地を残している。
その上、ワーク取り出し装置の上面に載せられたまま型外に排出されたスクラップは、ワーク取り出し装置のそのままの姿勢では自重落下させることができず、スクラップを自重落下させるにあたって少なくともワーク取り出し装置を首振り旋回させる必要があることから、ワーク取り出し装置に余分な動きをさせる必要があるとともに、スペース的にも不利になりやすい。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、とりわけプレス加工後のスクラップがワークと同一平面上にない場合であっても、そのスクラップをワークとともに確実に型外に排出できるようにしたスクラップ排出方法とその排出方法に適した吸着式のハンドリング装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、トリム加工用またはピアス加工用の切断プレス型で切断されたパネル状ワークとともにそのパネル状ワークから切り離されたスクラップを吸着式のハンドリング装置を用いて型外に排出する方法であって、切断プレス型内に残されたプレス加工後のワークおよびスクラップを共通のハンドリング装置にて吸着支持した上で、その吸着支持状態をもってワークとスクラップの高さ位置を相対的に変化させ、その状態のままでスクラップをワークとともに型外に搬出することを特徴とする。
この場合、型外に搬出したワークを先に次工程に搬入した上で後からスクラップを所定位置にて自重落下させる場合には、請求項2に記載のように、ワークとスクラップとの相対位置関係としてスクラップを上位側、ワークを下位側とした上で、そのスクラップをワークとともに型外に搬出することが望ましい。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプレス型のスクラップ排出方法に用いる吸着式のハンドリング装置であることを前提として、共通のハンドフレームに、負圧吸引力をもってワークまたはスクラップを吸着支持する複数の定位置固定式の吸着パッドと、同じく負圧吸引力をもってスクラップまたはワークを吸着支持するとともに直動型アクチュエータにより進退駆動される複数の可動式の吸着パッドとを設ける。そして、切断プレス型内に残されたプレス加工後のワークおよびスクラップを各吸着パッドにて吸着支持した上で、可動式の吸着パッドの進退移動自由度を使ってワークとスクラップの高さ位置を相対的に変化させるようになっていることを特徴とする。
したがって、請求項1,3に記載の発明では、プレス加工後のワークとスクラップとが下型上において共に同一面上にあるかないかにかかわらず、それらの上面から吸着式のハンドリング装置を押し付けることにより、それらのスクラップとワークとを共通の吸着式のハンドリング装置にて吸着支持した上で、なお且つそのスクラップとワークの高さ位置を相互に異ならせるべく、例えば枠状のワークが低位側で、中央部のスクラップが上位側となるように、両者の高さ位置を相対的に変化させることができる。
そして、それらのスクラップおよびワークを吸着支持した状態のままでハンドリング装置を型外に移動させれば、後工程においてワークおよびスクラップの順で順次ハンドリング装置から自重落下させることが可能となる。
請求項1に記載の発明によれば、プレス加工後のスクラップがワークと同一面上にあるかないかにかかわらず、ハンドリング装置にてスクラップをワークとともに吸着支持した上で確実に型外に排出することができる。
また、プレス型の動きに何ら関与しないハンドリング装置のみをもってスクラップをワークとともに型外に排出することができるので、その構造および制御を簡素化できる利点がある。
図1以下の図面は本発明のより具体的な実施の形態を示す図であり、例えば図2に示すように、サンルーフ開口部Pを有する自動車のルーフパネルRを成形する工程でのスクラップ処理方法について示している。
図2に示すルーフパネルRは、例えば図1に示すように、大きく分けて絞り工程S1、トリム工程S2およびフランジ曲げ工程S3の各工程を経て成形されるものであり、トリム工程S2では、図3に示すようにシングルアクションタイプのプレス型100を用いてそのトリム加工が行われる。
切断プレス型であるトリム加工用のプレス型100は、内外周の切刃2,3と下型側のスクラップカッタ4を備えた下型としてのダイ1と、上ホルダ6を母体とする上型5とから構成されていて、上ホルダ6にはピアスポンチ7およびセクショナルポンチ8が固定されているほか、それらのピアスポンチ7とセクショナルポンチ8との間に位置するようにしてパッド9が上下動可能に弾性支持されている。
そして、前工程である絞り工程S1にて絞り成形されたブランク材(ルーフパネルRの中間成形品)をダイ1上に投入した上で上型5を下降させると、先ずパッド9がダイ1上のブランク材を弾性的に加圧拘束し、次いでダイ1側の切刃2とピアスポンチ7とが噛み合い、両者のせん断作用によりブランク材の中央部がスクラップW1として抜き落とされることで図2のサンルーフ開口部Pが打ち抜き形成される。なお、スクラップW1はそのままダイ1上の凹部1aに残される。
同時に、ダイ1側の切刃3とセクショナルポンチ8とが噛み合い、両者のせん断作用によりブランク材の周縁部が枠状のスクラップとして切り落とされて、サンルーフ開口部Pを有するルーフパネルRが得られることになる。なお、枠状のスクラップは、ダイ1に付帯している下型側のスクラップカッタ4とセクショナルポンチ8に付帯している図示外の上型側のスクラップカッタとにより、短冊状のスクラップ片に細分割されて型外に自重落下することになる。
この後、図3に示すように、上型5が上死点位置まで上昇するのを待って、ルーフパネルRおよびスクラップW1搬出用のハンドリング装置としてのロボットハンド10がダイ1と上型5との対向間隙内に進入してきて、ダイ1上に残されたスクラップW1をルーフパネルRとともに吸着支持した上で、図1に示すように、ルーフパネルRを次工程であるフランジ曲げ工程S3まで、スクラップW1を所定のスクラップ回収工程S4まで、それぞれ搬出することになる。
ハンドリング装置としてのロボットハンド10は、母機である多関節型のハンドリングロボットのアーム11の先端にリスト部12を介して装着されているもので、例えば図2,3に示すように、略ラダー状のハンドフレーム13に例えばワークであるルーフパネルRを吸着支持するための定位置固定式の合計8個の吸着パッドユニット14,14‥と、スクラップW1を吸着支持するための合計4個の可動式の吸着パッドユニット15,15‥が装着されている。
定位置固定式の吸着パッドユニット14は、ハンドフレーム13から垂下された支持ロッド16の先端にホルダ17を介してゴム製の吸着パッド18を支持させたものであり、吸着パッド18をルーフパネルRに押し付けた状態でその吸着パッド18に負圧を導入することによりルーフパネルRを吸着支持する一方、負圧に代えて大気圧を導入すれば直ちにルーフパネルRを解放する公知の構造のものである。
他方、可動式の吸着パッドユニット15は、支持ロッド19の先端に装着された吸着パッド20が支持ロッド19とともに上下方向にスライド移動可能であって、且つ吸着パッド20が単独で首振り傾動変位可能となっており、さらに上記のスライド自由度とは別に、直動型アクチュエータであるエアシリンダ21の伸縮作動により吸着パッド20が積極的に進退駆動されるようになっている点で定位置固定式の吸着パッドユニット14と大きく異なっている。
図6以下の図面は上記可動式の吸着パッドユニット15の詳細を示しており、特に図6の(A)はエアシリンダ21が最も収縮した状態であって且つ吸着パッド20が最上昇位置まで上昇した状態を、同図(B)はエアシリンダ21が収縮状態にありながら吸着パッド20がスライドストロークSだけが最下降限位置まで下降した状態を示している。同様に、図7の(A)はエアシリンダ21が最も伸長した状態であって且つ吸着パッド20が最下降位置まで下降した状態を、同図(B)はエアシリンダ21が伸長状態にありながら吸着パッド20がスライドストロークSだけが最上昇限位置まで上昇した状態をそれぞれ示している。さらに、図8は図6の(B)の状態における上記可動式の吸着パッドユニット15の平面図を、図9はその半断面図をそれぞれ示している。
図9に示すように、エアシリンダ21は、シリンダチューブ22に内装されているピストンロッド23までもが薄肉チューブ状に形成されている特殊構造のものであって、シリンダチューブ22内はピストンロッド23と一体のフランジ状のピストン24をもって二つの室(一つの室をR1で図示)が隔離形成されている。そして、それぞれの室にはポート25または26が開口形成されていることから、いずれか一方のポート25または26から作動流体である圧縮空気を導入しつつ他方の室を大気開放することによって、ピストンロッド23が所定のシリンダストロークStのものとで伸縮作動するようになっている。
また、シリンダチューブ22の下端には取付プレート27が固定されていて、この取付プレート27および取付ボルト28を介して可動式の吸着パッドユニット15全体がロボットハンド10のハンドフレーム13に固定されることになる。
ピストンロッド23の下端には、そのピストンロッド23に内挿支持されることになるスライドガイドを兼ねたスライドロック手段たるブレーキ機構29が上下二枚の取付フランジ30,31を介して固定支持されていて、このブレーキ機構29には上端に大径で且つ中空状のストッパ32を備えた中空状の支持ロッド19が上下動可能に内挿支持されているとともに、支持ロッド19の下端には後述するように首振り機構33が付帯する吸着パッド20が装着されている。そして、吸着パッド20と取付フランジ31との間にはスプリングシート34とともに支持ロッド19に外挿されることになる圧縮コイルばねタイプのリターンスプリング35が介装されている。これにより、吸着パッド20は支持ロッド19とともにスライドストロークSの範囲内で上下方向にスライド可能すなわち上下動可能となっている。
ブレーキ機構29は、吸着パッド20の上下方向でのスライド自由度を拘束する機能を有するもので、上記のようなスライドトロークSの範囲内の任意の位置で吸着パッド20を拘束して位置決めすることができるようになっている。このブレーキ機構29は、支持ロッド19を直接ガイドしている上下のガイドチューブ36,37のほか、それらの上下のガイドチューブ36,37同士を連結しているアウタチューブ38と、上下のガイドチューブ36,37とアウタチューブ38との間にスライド可能に配置されて室R2を隔離形成しているピストン39とを備えていて、これらの各要素により実質的にエアシリンダが形成されている。
上下のガイドチューブ36,37同士の間にはブレーキシュー40と複数のスチールボール41が介装されていて、スチールボール41はピストン39のテーパ面39aに接触している。ピストン39はガイドピン42にてその回り止めが施されている一方で、圧縮コイルばねタイプの制動スプリング43により常時下方に付勢されている。この制動スプリング43のばね力は、テーパ面39aとスチールボール41との接触をもってブレーキシュー40を支持ロッド19に圧接させるようになっており、その制動力をもって支持ロッド19ひいては吸着パッド20がスライドストロークSの任意の位置に拘束,ロックされるようになっている。
他方、下側のガイドチューブ37には室R2に連通するブレーキポート44が形成されていて、上記の制動スプリング43のばね力に打ち勝ち得る圧力の圧縮空気を室R2に導入することにより、上記の制動スプリング43のばね力に依存する制動状態、すなわち支持ロッド19の拘束が解除されて、支持ロッド19および吸着パッド20の上下動が可能となるいわゆる非制動状態となるように設定されている。
また、図9の示した首振り機構33は、同図のような吸着パッド20の首振り傾動変位動作すなわちフローティング動作を球面軸受をもって許容しつつ、吸着パッド20をその首振り傾動変位動作の許容範囲の任意の位置に拘束する首振りロック手段たる首振りロック機構60を内蔵しているものである。首振り機構33のシリンダチューブ456とエンドカバー46との間には室R3を隔離形成するピストン47が収容配置されていて、これら三者により実質的にエアシリンダが形成されている。ピストン47は内蔵された圧縮コイルばねタイプのロックスプリング50により常時下方に向けて付勢されている一方、室R3に連通するようにシリンダチューブ45に開口形成されたロックポート51から適宜圧縮空気が導入可能となっている。
シリンダチューブ45の内側には、上下動可能な可動側球面ガイド52がピストン47に着座するように収容配置されている一方、シリンダチューブ45の外側には固定側球面ガイド53が螺合固定されていて、これらの可動側球面ガイド52および固定側球面ガイド53に対しボール部54が球面接触の形態をもって抱持されていることにより球面軸受が形成されている。さらに、球面軸受のボール部54にはゴム製の吸着パッド20がねじ止め固定されているとともに、吸着パッド20と固定側球面ガイド53にまたがるようにして保護用のベローズ55が配設されている。
そして、図9のようにロックスプリング50のばね力をもって可動側球面ガイド52がボール部54に圧接している時には、吸着パッド20が首振り傾動変位動作の許容範囲にあるかぎりはどのような傾動姿勢にあってもその位置に拘束されてロックされるようになっている一方、逆にロックスプリング50のばね力に打ち勝ち得るだけの圧力の圧縮空気を室R3に導入することによりピストン47が微少量だけ上動し、もって可動側球面ガイド52によるボール部54の拘束が解除されて吸着パッド20がアンロック状態となり、その吸着パッド20が首振り傾動変位動作可能な状態となるように設定されている。このように、上記の構成要素のうちピストン47と可動側球面ガイド52およびロックスプリング50は、吸着パッド20を任意の傾動位置に拘束(ロック)するための首振りロック機構60を形成している。
ここで、先に述べた支持ロッド19やその上端のストッパ32のほか首振り機構33を形成している各構成要素はいずれも中空状のものとなっていて、それらの中空状の空間は負圧通路として吸着パッド20の内部空間と連通している。そして、ストッパ32の吸気ポート56には図示外の負圧供給配管が接続されることから、これによって適宜吸着パッド20内に負圧を導入することができるようになっている。
このように、本実施の形態の可動式の吸着パッドユニット15によれば、吸着パッド20が単独でスライドストロークSの範囲内で上下方向にスライド移動可能となっているとともに、エアシリンダ21のシリンダストロークStのもとで同エアシリンダ21の伸縮作動に基づいて上下方向で強制的にスライド駆動可能となっている。同時に、スライドストロークSの範囲内では、吸着パッド20をそのスライドストロークSの任意の位置でロック手段たるブレーキ機構29により拘束(ロック)可能となっていて、さらに吸着パッド20を図9のような任意の傾動位置にて拘束(ロック)可能となっている。
なお、図8,9に示すように、取付フランジ30には回り止め手段として二本の回り止めシャフト57が立設されているとともに、これらの回り止めシャフト57は取付プレート27を貫通していて、エアシリンダ21のアウタチューブ22に対するピストンロッド23や支持ロッド19および吸着パッド20の回り止めが施されている。
ここで、上記の可動式吸着パッドユニット15,15‥は、エアシリンダ21による進退駆動部を除いた構造は、特開2002−307356号公報に記載のものを基本としている。
次に、このように構成されたロボットハンド10を用いることを前提として、図3のトリム工程S2からスクラップW1をワークであるルーフパネルRとともに搬出する手順について説明する。
図3において、プレス加工の完了を待って上型5が上昇動作すると、それらの上下型同士の対向間隙内にロボットハンド10が進入して位置決めされる。この場合、ハンドフレーム13に装着された複数の可動式吸着パッドユニット15,15‥にあっては、エアシリンダ21が伸長状態に保持されているとともに、支持ロッド19のスライド自由度を拘束(ロック)することが可能なブレーキ機構29および吸着パッド20のフローティング自由度を拘束(ロック)することが可能な首振りロック機構60は共に非拘束(アンロック)状態にある。
同図のように、ダイ1上にトリム加工後のワークたるルーフパネルRおよびスクラップW1が残されている状態で、ハンドリングロボット10はダイ1の上方から固定式吸着パッドユニット14,14‥の吸着パッド18をルーフパネルRに、可動式吸着パッドユニット15,15‥の吸着パッド20を中央部のスクラップW1に対してそれぞれ押し付ける。この状態で、各吸着パッドユニット14,15の吸着パッド18,20に対して負圧を導入すると、ルーフパネルRは固定式吸着パッドユニット14,14‥の吸着パッド18によって、中央部のスクラップW1は可動式吸着パッドユニット15,15‥の吸着パッド20によってそれぞれ吸着支持される。
この場合、固定式吸着パッドユニット14,14‥の吸着パッド18は、ルーフパネルRの傾き等に応じて予めその姿勢が決められているために、それらの吸着パッド18は無理なくルーフパネルRを吸着支持することになる。他方、可動式吸着パッドユニット15,1‥5のパッドユニット20は、それ自体で首振り傾動変位可能な状態すなわちフローティング動作可能な状態にあるとともに、支持ロッド19とともにエアシリンダ21に対して上昇可能な状態にあるために、それらの吸着パッド20はスクラップW1の傾き等に応じてそれに倣うようにフローティング動作しつつ所定量だけ上昇動作して、スクラップW1を無理なく吸着支持することになる。
そして、可動式吸着パッドユニット15,15‥の吸着パッド20がスクラップW1を吸着支持したならば、それまでアンロック状態にあったブレーキ機構29をロック(制動)状態として吸着パッド20のスライド自由度を拘束するとともに、同様にそれまでアンロック状態にあった首振り機構33の首振りロック機構60をロック状態として吸着パッド20の首振り傾動変位自由度を拘束した上で、可動式吸着パッドユニット15,15‥のエアシリンダ21のフルストロークStだけ収縮動作させて、図4に示すようにダイ1上に置かれているルーフパネルRよりもスクラップW1の位置が高くなるようにそのスクラップW1をリフトアップさせる。以上により、ルーフパネルRは固定式吸着パッドユニット14,14‥の吸着パッド18によって安定して吸着支持され、同時にスクラップW1は可動式吸着パッドユニット15,15‥の吸着パッド20によって安定して吸着支持される。
こうして、ルーフパネルRおよびスクラップW1が共にロボットハンド10のハンドフレーム13に吸着支持されたならば、ハンドリングロボットはその自律動作によりロボットハンド10をルーフパネルRおよびスクラップW1とともに所定量だけリフトアップさせた上で、図5に示すような形態でルーフパネルRを次工程すなわち図1に示したフランジ曲げ工程S3に搬送する。この場合、ルーフパネルRとスクラップW1の相対位置関係は図5のままであり、ワークであるルーフパネルRはスクラップW1よりの低位側に支持されている。
ハンドリングロボットは、ルーフパネルRおよびスクラップW1を次工程であるフランジ曲げ工程S3まで搬送したならば、ルーフパネルRを吸着支持している固定式吸着パッドユニット14,14‥の吸着パッド18をそれぞれ大気開放する。これにより、ルーフパネルRはそれまでの吸着パッド18による吸着支持形態から解放されて、フランジ曲げ工程S3の図示外のプレス型の下型上に移載される。
この際には、先に述べたように可動式の吸着パッドユニット15,15‥により吸着支持されているスクラップW1よりもルーフパネルRの方が低位側となっているため、次工程であるフランジ曲げ工程S3でのルーフパネルRの解放および移載にあたってスクラップW1が干渉したり障害となることはない。
こうして次工程であるフランジ曲げ工程S3でのルーフパネルRの解放および移載を終えたロボットハンド10は、次のルーフパネルRの搬送動作に備えてトリム工程S2の近くの待機位置まで戻って待機することになるが、ロボットハンド10はなおも可動式吸着パッドユニット15,15‥にてスクラップW1を吸着している。
そこで、ロボットハンド10は待機位置に戻る過程で、図1に示すようにトリム工程S2とフランジ曲げ工程S3の中間に設定されているスクラップ回収工程S4を経由して、そのスクラップ回収工程S4にてスクラップW1を解放する。
すなわち、フランジ曲げ工程S3でのルーフパネルRの解放および移載を終えたロボットハンド10は図1に示したスクラップ回収工程S4に移動し、そのロボットハンド10が所定の高さ位置に位置決めされたならば、可動式吸着パッドユニット15,15‥の各吸着パッド20を大気開放して、それまでの負圧吸引力を解除する、これにより、それまで可動式吸着パッドユニット15,15‥にて支持されていたスクラップW1は自重にて落下してそのスクラップ回収工程S4にて回収されることになる。
こうして、スクラップ回収工程S4でのスクラップW1の排出を終えたロボットハンド10は初めて先に述べた待機位置に戻って待機することになる。
このように本実施の形態によれば、トリム工程S2において高さが異なる状態でダイ1上に残されたルーフパネルRとスクラップW1を共通のロボットハンド10にて同時に吸着支持した上で、ルーフパネルRについては次工程であるフランジ曲げ工程S3に、スクラップW1についてはスクラップ回収工程S4にそれぞれ搬出することができ、効率的なハンドリングが行えることになる。しかも、スクラップ回収工程S4にてスクラップW1を自重落下させるいわゆるスクラップ排出は、トリム工程S2もしくはフランジ曲げ工程S3とは別の位置で行われることから、上記のスクラップ排出動作がトリム工程S2もしくはフランジ曲げ工程S3のサイクルタイムに影響を及ぼすこともない。
ここで、上記の実施の形態では、ワークたるルーフパネルRの中央部をスクラップW1として打ち抜く場合の例を示したが、必要に応じ、例えばワークの周縁部をスクラップとして枠状にトリミングするトリム工程のも本発明を適用することが可能である。
また、ハンドフレーム13に装着された複数の定位置固定式の吸着パッド18,18‥のうちのいずれかに、可動式の吸着パッド20と同様の首振り傾動変位自由度を持たせることも可能である。
本発明が適用されるルーフパネル成形工程での工程説明図。 ルーフパネルとそのルーフパネルを搬送するためのロボットハンドとの相対位置関係を示す平面説明図。 図1に示すトリム工程の詳細を示す図で、図2のA−A線に沿う断面説明図。 図1の状態からスクラップをリフトアップさせたときの断面説明図。 図4の状態にて吸着支持したスクラップをルーフパネルとともに搬送する際の説明図。 図3に示す可動式吸着パッドユニットの詳細を示す図で、(A)はエアシリンダの収縮状態で吸着パッドを最上昇位置まで上昇させたときの説明図、(B)はエアシリンダの収縮状態で吸着パッドを最下降位置まで下降させたときの説明図。 同じく図3に示す可動式吸着パッドユニットの詳細を示す図で、(A)はエアシリンダの伸長状態で吸着パッドを最下降位置まで下降させたときの説明図、(B)はエアシリンダの伸長状態で吸着パッドを最上昇位置まで上昇させたときの説明図。 図6,7に示す可動式吸着パッドユニットの平面図。 図6の(B)に示す可動式吸着パッドユニットの半断面図。
符号の説明
1…ダイ(下型)
5…上型
10…ロボットハンド(ハンドリング装置)
13…ハンドフレーム
14…固定式吸着パッドユニット
15…可動式吸着パッドユニット
18…吸着パッド(定位置固定式の吸着パッド)
20…吸着パッド(可動式の吸着パッド)
21…エアシリンダ(直動型アクチュエータ)
23…ピストンロッド
29…ブレーキ機構(スライドロック手段)
33…首振り機構
35…リターンスプリング(弾性手段)
57…回り止めシャフト(回り止め手段)
60…首振りロック機構(首振りロック手段)
100…トリム加工用のプレス型(切断プレス型)
R…ルーフパネル(パネル状ワーク)
S2…トリム工程
W1…スクラップ

Claims (9)

  1. トリム加工用またはピアス加工用の切断プレス型で切断されたパネル状ワークとともにそのパネル状ワークから切り離されたスクラップを吸着式のハンドリング装置を用いて型外に排出する方法であって、
    切断プレス型内に残されたプレス加工後のワークおよびスクラップを共通のハンドリング装置にて吸着支持した上で、その吸着支持状態をもってワークとスクラップの高さ位置を相対的に変化させ、
    その状態のままでスクラップをワークとともに型外に搬出することを特徴とするプレス型のスクラップ排出方法。
  2. 上記ワークとスクラップとの相対位置関係としてスクラップを上位側、ワークを下位側とした上で、そのスクラップをワークとともに型外に搬出することを特徴とする請求項1に記載のプレス型のスクラップ排出方法。
  3. 請求項1または2に記載のプレス型のスクラップ排出方法に用いる吸着式のハンドリング装置であって、
    共通のハンドフレームに、負圧吸引力をもってワークまたはスクラップを吸着支持する複数の定位置固定式の吸着パッドと、同じく負圧吸引力をもってスクラップまたはワークを吸着支持するとともに直動型アクチュエータにより進退駆動される複数の可動式の吸着パッドとを設け、
    切断プレス型内に残されたプレス加工後のワークおよびスクラップを各吸着パッドにて吸着支持した上で、可動式の吸着パッドの進退移動自由度を使ってワークとスクラップの高さ位置を相対的に変化させるようになっていることを特徴とする吸着式ハンドリング装置。
  4. 可動式の吸着パッドは、直動型アクチュエータのピストンロッドの先端にそれと同一軸線上に位置するように装着したものであることを特徴とする請求項3に記載の吸着式ハンドリング装置。
  5. 可動式の吸着パッドは、直動型アクチュエータによる進退移動ストロークとは別のスライドストローク内で単独で進退移動可能となっているとともに、
    その可動式の吸着パッドをワークもしくはスクラップの吸着方向に向けて付勢する弾性手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の吸着式ハンドリング装置。
  6. 可動式の吸着パッドを、上記スライドストロークの任意の位置にロックするスライドロック手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の吸着式ハンドリング装置。
  7. 可動式の吸着パッドはそれ自体が首振り傾動変位可能となっていることを特徴とする請求項6に記載の吸着式ハンドリング装置。
  8. 首振り傾動変位可能な可動式の吸着パッドを任意の首振り傾動姿勢位置にロックする首振りロック手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載の吸着式ハンドリング装置。
  9. 直動型のアクチュエータの軸心を回転中心として吸着パッドが回転するのを防止する回り止め手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の吸着式ハンドリング装置。
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