JP2005329906A - 電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置 - Google Patents

電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 供給電圧が高くなっても必要十分な昇圧電圧を得られる電子制御装置を提供する。
【解決手段】 スイッチング素子を駆動し直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、入力された直流電圧をスイッチング素子を駆動するために必要な電圧を下限値とし昇圧可能な最大電圧を上限値とする電圧範囲内の電圧に昇圧してインバータに出力する昇圧手段とを有することを特徴とする電子制御装置として提供可能である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子制御装置に関し、特に電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置を含む、インバータを制御する電子制御装置に関するものである。
電子制御装置(以下、ECU:Electronic Control Unitと称することもある)では用途に応じて様々な電源電圧が必要とされる。特にモータをスイッチング素子によって構成される周知のHブリッジ又は3相ブリッジで駆動する場合、スイッチング素子であるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)のゲート駆動電源として、ECUに供給される電源の電圧を昇圧回路によって昇圧する方法が一般的に用いられている。
昇圧回路では供給電圧の概ね2倍程度又はそれ以上に昇圧する。一方、昇圧回路およびHブリッジ又は3相ブリッジなどの電気回路を構成する部品および素子には印加される電圧値の上限(即ち、耐圧)があり、決してこれを超える電圧値を印加すべきではない。よって昇圧回路へ高電圧を供給した場合、より過大な昇圧電圧が生成され、これが耐圧を超えて回路破壊に至る可能性がある。そこで、従来は供給電圧に対する監視機能を設け、供給電圧が所定の値を超えた場合には昇圧回路の駆動を停止していた。
また、供給電圧から所定の電圧に昇圧されるまでの時間を計測しその時間だけ昇圧回路を動作させる半導体記憶装置および半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路が考案されている(特許文献1参照)。
特開2003−123495号公報
しかし、供給電圧が変動して高くなっても所定の昇圧電圧が必要とされることが多くなってきている。例えば、車両の電動パワーステアリング装置において、ロードダンプ時(バッテリの端子が外れた時)には、オルタネータから過電圧が発生する。そのため、電源電圧(即ち、バッテリからの供給電圧)が急激に上昇する。従来の技術では供給電圧が所定の値を超えた場合には回路保護のため昇圧回路の駆動を停止するため、インバータのスイッチング素子には駆動のために必要な電圧が供給されない。そして、所定の値を下回ると昇圧回路の駆動を再開する。従って、昇圧回路の駆動が停止している間はステアリングの操舵力を補助するためのインバータにより駆動されるモータが回転せず、操舵補助力が急激に減少し操舵フィーリングが悪化してしまうという問題が発生する。
昇圧電圧は、昇圧回路の駆動を停止することで必ず低下する。しかし、供給電圧は、オルタネータからの過電圧であるため、昇圧回路の駆動を停止させても低下しない。このことから、ECUは、供給電圧を監視して、電動モータの駆動を停止させないように昇圧回路の駆動を制御することができない。これはロードダンプ時のみならず、バッテリ供給電圧が常時高いECUの場合(例えばバッテリ電圧42V)にも同様である。
上記問題を背景として、本発明の課題は、供給電圧が高くなっても必要十分な昇圧電圧を得られる電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するための電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置を提供するものである。即ち、請求項1によれば、スイッチング素子を駆動し直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、入力された直流電圧をスイッチング素子を駆動するために必要な電圧を下限値とし昇圧可能な最大電圧を上限値とする電圧範囲内の電圧に昇圧してインバータに出力する昇圧手段とを有することを特徴とする電子制御装置として構成される。
図10は供給電圧と昇圧電圧との関係を示したものである。昇圧電圧(直線62)は、少なくとも例えば図3のモータ駆動回路のスイッチング素子301から303を駆動可能な電圧Vgs(MOSFETのゲート−ソース間電圧)とバッテリ電圧を足し合わせた値(直線61)よりも大きい必要がある。よって、昇圧に必要な供給電圧の下限値はV1となる。従来技術では、供給電圧の上限値は昇圧電圧が回路あるいは部品の耐圧Vth2より同じあるいはやや低い電圧であるV2となる。よって、供給電圧がV2を超えると昇圧を行なうことができない。一方、本発明では供給電圧がV2を超える場合に昇圧回路を即時停止させるのではなく、昇圧電圧の状態に応じて昇圧手段の駆動および遮断を随時行なうものである。本構成によって、供給電圧がV3となるまで昇圧電圧を生成することが可能となる。つまり、電源電圧の選択の幅が広くなり、一つの電子制御装置を電源電圧の異なる複数のシステムで使用することも可能となり、量産効果によって電子制御装置の製造単価が安くなる。また、昇圧電圧は耐圧Vth2を超えることはないので、回路あるいは部品の耐圧を抑えることができるため、回路あるいは部品の小型化につながり製造コストも抑制できる。
請求項2によれば、本発明の電子制御装置は昇圧された電圧の値を監視する電圧監視手段を有し、昇圧手段は、監視される電圧が電圧範囲内に含まれる所定の閾値を上回る場合に昇圧を停止し、監視される電圧が閾値を下回る場合に昇圧を行なう構成を採る。本構成では、昇圧電圧を監視し、監視結果に応じて昇圧回路の駆動および遮断を随時行ない、昇圧電圧の制御を行なう。これにより従来は昇圧電圧を得ることができなかった高い供給電圧においても必要十分な昇圧電圧を得られると共に、耐圧超過による回路破壊を防止することができる。また、昇圧電圧が回路あるいは部品の耐圧Vth2より同じあるいはやや低い電圧で一定するため、昇圧電圧の供給対象となる回路あるいはアクチュエータの動作を停止する必要もなくなる。そして、電子制御装置を含むシステム全体の安定性および信頼性も向上する。
請求項3によれば、本発明の電子制御装置は、運転者のステアリング動作に基づいて、モータを通電駆動してステアリング機構に操舵補助トルクを与える車両における電動パワーステアリング装置であって、モータがインバータによって駆動されることを特徴とする電動パワーステアリング装置という構成をとることもできる。本構成によって、電動パワーステアリング装置においてインバータのスイッチング素子を駆動するために必要な電圧(昇圧電圧)が常時供給されるため、スイッチング素子の駆動が停止せず、常時必要な操舵補助トルクが発生可能な状態となり操舵フィーリングの悪化を招かない。
請求項4によれば、本発明の電子制御装置は、ステアリング側に接続される入力軸と、転舵輪側に接続される出力軸と、入力軸の回転角に対して出力軸の回転角をモータを通電駆動することにより可変にする伝達比可変機構ユニットを備えた伝達比可変操舵装置であって、モータがインバータによって駆動されることを特徴とする伝達比可変操舵装置という構成をとることもできる。本構成によって、伝達比可変操舵装置においてインバータのスイッチング素子を駆動するために必要な電圧(昇圧電圧)が常時供給されるため、スイッチング素子の駆動が停止せず、伝達比可変機構ユニットが常時動作可能な状態となり操舵フィーリングの悪化を招かない。
供給電圧が高くなっても必要十分な昇圧電圧を得るという目的を、昇圧電圧の値に応じて昇圧回路の駆動および停止の切り替えを行なう電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置によって実現した。
以下、本発明の電子制御装置,電動パワーステアリング装置,および伝達比可変操舵装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の電子制御装置を、車両の伝達比可変操舵装置に適用したものである。図2は、伝達比可変操舵装置1全体の回路構成を示したブロック図である。なお、本発明の電子制御装置は車両の伝達比可変操舵装置以外にも適用可能で、その適用対象に特に制限を設けるものではない。
まず、図1に示すように、車両のステアリングホイール10が入力軸11の上端に接続されている。また、入力軸11の下端と出力軸13の上端とが伝達比可変ユニット12を介して接続されている。さらに、出力軸13の下端には、図示しないピニオンが設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス15内でラック16に噛合されている。また、ステアリングギヤボックス15内には、図示しない電動パワーステアリング装置が設けられている。ラック16の両端には、それぞれ図示しないタイロッドおよびアームを介して転舵輪17が接続されている。
入力軸11には、ステアリングホイール10の操舵角を検出する舵角センサ6が設けられ、一方、出力軸13には、転舵輪17の転舵角を検出するためのレゾルバで構成される出力角センサ14が設けられている。なお、出力角センサ14は、伝達比可変ユニット12内に設けていてもよい。これら舵角センサ6および出力角センサ14により検出された入力軸11の操舵角および出力軸13の回転角は、伝達比制御部3に入力される。さらに、伝達比制御部3には、車載LAN(Local Area Network)7から車速信号およびエンジン回転数信号等が入力される。そして、伝達比制御部3は、伝達比可変ユニット12を制御するための制御信号を出力する。
伝達比可変ユニット12は、周知のブラシレスモータであるモータ4および減速機構5を含んで構成され、舵角センサ6および車載LAN7からの信号に基づいて、ブラシレスモータであるモータ4を回転させて出力軸13の回転角を可変とするものである。
以上説明した操舵機構では、先ず、車載LAN7からの車速信号と舵角センサ6により検出された操舵角が伝達比制御部3に入力されると、伝達比制御部3は、これらの情報に基づき、出力軸13の目標回転角の演算を行なう。この目標回転角に基づくモータ制御指令がPWM信号(=Pulse Width Modulation:パルス幅変調信号)として伝達比制御部3より伝達比可変ユニット12に出力される。このモータ制御指令により伝達比可変ユニット12のモータ4が駆動され、転舵輪17に対して出力軸13の目標回転角にステアリングホイール10の操舵角とを加算した回転角に対応した転舵角を与える。そして、伝達比制御部3は、出力角センサ14より転舵輪17の実際の転舵角を推定演算して、確実に目標回転角に対応した転舵角を転舵輪17に与えることができるようにフィードバックされる。
なお、伝達比制御部3が伝達比可変ユニット12の異常を検出すると、伝達比制御部3は、ソレノイド駆動回路32に対してソレノイドコイル2に通電を停止する指令を出力する。これにより、入力軸11と出力軸13とが連結状態となり、伝達比可変ユニット12を介さずに操作を行なうことができる。
次に、図2に基づいて、伝達比可変操舵装置1の制御構成について説明する。ソレノイドコイル2は、後述する伝達比制御部3のソレノイド駆動回路32に接続されており、ソレノイド駆動回路32からの駆動信号によって電磁力を発生することにより、入力軸11と出力軸13の連結あるいは解除を行なっている。
伝達比制御部3は、上述の舵角センサ6からの操舵角情報および車載LAN7からの車速等の情報に基づいて、ソレノイドコイル2に流れる電流とモータ4の駆動を制御するものであって、マイコン31、ソレノイド駆動回路32、リレー33、リレー駆動回路34、電源回路35、電圧検出回路36、通信I/F(インターフェース)38、舵角検出回路39、モータ駆動回路50、電流検出回路51、モータ端子電圧検出回路52および電気角検出回路53から構成されている。
マイコン31は、舵角センサ6からの操舵角情報および車載LAN7からの車速等の情報に基づいて、ソレノイドコイル2およびモータ4に流れる電流の演算を行ない、その演算値に基づいて制御信号を出力するもので、図示しない周知のCPU,ROM,RAM,入出力インターフェース,およびこれらを接続するバスライン等により構成されている。そして、マイコン31に入力された信号に基づく各種演算処理、およびマイコン31から各周辺回路に対する制御信号出力処理は、図示しないROMに記憶された制御プログラムにより実行される。
リレー33は、バッテリ8と電源回路35との間に設けられ、バッテリ8と電源回路35との接続および遮断を行なうことで、伝達比可変操舵装置1への電源の供給および遮断を行なう。リレー33は、マイコン31からの制御信号によって動作するリレー駆動回路34により、オンもしくはオフされる。
電源回路35は、IGスイッチ9を介してバッテリ8と接続され、バッテリ8からの電流をマイコン31に供給する。電圧検出回路36は、バッテリ8の電圧値を検出し、検出した検出値をマイコン31に入力している。
昇圧回路22は、モータ駆動回路50に設けられ、バッテリ8から供給される電圧を所定の電圧に昇圧してモータ駆動回路50に含まれるMOSFETゲート駆動回路314(図3参照)に供給する。
通信I/F38は、車載LAN7からの車速信号およびエンジン回転数信号等をマイコン31で処理可能なように変換し、この変換した車速信号およびエンジン回転数信号をマイコン31に入力している。さらに、通信I/F38には、車両の不安定な挙動を抑制するために、車載LAN7から上述の目標回転角を強制的に変更させる信号が入力され、この信号をマイコン31に入力している。なお、目標回転角を強制的に変更させる信号は、例えば転舵輪17がスリップしたときなどに、通信I/F38に入力される。
舵角検出回路39は、舵角センサ6からの信号をマイコン31が認識できるように変換し、この変換した舵角信号をマイコン31に入力している。
モータ駆動回路50は、図3のように周知の三相ブリッジ回路を構成する6個のスイッチングトランジスタ301〜306を有し、マイコン31からの駆動信号に基づいて、該6個のスイッチングトランジスタをPWMデューティー制御してモータ4を駆動させるものである。
電流検出回路51はモータ4のU相,V相,W相の各相に流れる電流を検出し、検出した電流値をマイコン31のAD変換器31aに入力している。モータ端子電圧検出回路52は、モータ4のU相,V相,W相の各相の端子電圧を検出し、検出した電圧値をマイコン31のAD変換器31aに入力している。なお、本実施例ではAD変換器31aはマイコン31に内蔵されているが、マイコン31の外部に設ける方法を採ってもよい。
電気角検出回路53は、減速機構5と出力軸13を介して接続される出力角センサ14で検出した回転角(電気角)をマイコン31で処理可能なように変換し、この変換した回転角信号をマイコン31に入力している。
そして、伝達比可変操舵装置1の作動としては、マイコン31がソレノイド駆動回路32に制御信号を出力し、ソレノイド駆動回路32でソレノイド2に電流を流すことで、入力軸11と出力軸13とを解放状態とする。そして、舵角センサ6および車載LAN7からの信号に基づいてモータ4を回転させることで、モータ4の回転力が減速機構5を介して出力軸13に伝達される。そして、モータ4の回転力が伝達された出力軸13のトルクと運転者が加えた操舵力とを加算したトルクを電動パワーステアリング装置(図示せず)のトルクセンサが検出して、電動パワーステアリング装置の電動モータによって転舵輪17の転舵角を可変させている。
(従来技術の例)
本発明の構成を分かりやすくするために、図8および図9を用いて、従来技術による昇圧回路22の制御の例について説明する。図8は制御の流れを示したフロー図、図9は昇圧回路および昇圧回路動作時のタイミングチャート図である。
図9(a)において、比較器22aは周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22aの一方の入力端子にはバッテリ8からの供給電圧VBより分圧されたVe(図13(b)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には供給電圧VBの高電圧を監視するための閾値Vthが入力されている。なお、閾値Vthは、昇圧回路22内で供給電圧VBに基づいて生成してもよいし、電源回路35あるいはマイコン31において生成してもよい。
バッテリ8からの供給電圧VBより分圧されたVeが閾値Vthよりも小さい場合には、比較器22aはHレベルを出力し、バッテリ8からの供給電圧VBより分圧されたVeが閾値Vthよりも大きい場合には、比較器22aはLレベルを出力する。比較器22aからの出力は周知の論理回路で構成されるAND回路22bに入力され、クロック信号との論理積を求めてその結果に基づいてスイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフの制御を行なう。よって、比較器22aがHレベルを出力しているときのみクロック信号が有効となり、スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフの動作が行なわれる。なお、22cおよび22dはAND回路22bからの出力をスイッチング素子T1およびスイッチング素子T2をオン状態あるいはオフ状態とするために必要な電圧レベルとするバッファ回路である。
クロック信号がLレベルの場合には、スイッチング素子T1がオフ状態かつスイッチング素子T2がオン状態となって、バッテリ8(供給電圧VB)〜逆流防止用のダイオードD1〜コンデンサC1〜スイッチング素子T2〜GND(接地)という経路が形成され、コンデンサC1にバッテリ8からの供給電圧VBに応じた電荷が蓄積される。一方、クロック信号がHレベルの場合には、スイッチング素子T1がオン状態かつスイッチング素子T2がオフ状態となって、コンデンサC1〜逆流防止用のダイオードD2〜コンデンサC2という経路が形成され、コンデンサC1に蓄積された電荷がコンデンサC2に蓄積される。
コンデンサC2には常時バッテリ8からの供給電圧VBが印加されているので、コンデンサC1に蓄積された電荷がコンデンサC2に蓄積されると、コンデンサC2には最終的に2×VB(V)に相当する電荷が蓄積される。そして、コンデンサC2の両端の電圧も2×VB(V)となり、この電圧(即ち、昇圧電圧)がMOSFETゲート駆動回路314に供給される。
図8のフロー図を用いて昇圧回路22の駆動制御の流れについて説明する。リレー33がオン状態となってバッテリ8からの電圧VBが供給されると(S21)、昇圧回路22,昇圧回路22に含まれるバッテリ電圧監視回路,昇圧回路22に含まれる昇圧電圧監視回路,およびモータ駆動回路50,MOSFETゲート駆動回路314が動作状態となる(S22)。そして、先に述べたようにコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積されてバッテリ8の電圧が昇圧される。この状態でバッテリ8からの供給電圧VBが上昇すると(S23)、昇圧回路22から出力される昇圧電圧(≒バッテリ8からの供給電圧VB×2)も上昇する(S24,図9(b)の領域t1に相当)。
比較器22aを含むバッテリ電圧監視回路においてバッテリ電圧(供給電圧)VBより分圧されたVeと閾値Vthとを比較し、バッテリ電圧がVth1を下回ると判断される場合(S25:NO)には、昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作を継続する(S28)。一方、バッテリ電圧がVth1を上回ると判断される場合(S25:YES)には、スイッチング素子T1をオフ状態、スイッチング素子T2をオン状態として昇圧回路22の動作を停止するとともに、供給電圧VBが過大であると判断してマイコン31に異常検出信号(供給電圧過大信号)を送る。そしてマイコン31はモータ駆動回路50の動作を停止させる(S26,図9(b)の領域t2に相当)。供給電圧VBが供給電圧過大領域68に含まれる場合に供給電圧が過大であると判断する。
昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作が停止した状態、即ち、バッテリ電圧がVth1を上回る状態で、バッテリ電圧がVth1を再び下回ったと判断される場合(S27)には、昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作を再開する(S27→S25→S28,図9(b)の領域t3に相当)。
図13(c)において、比較器22gは周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22g(本発明の電圧監視手段)の一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVc(図13(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子にはより分圧されたVd(図13(b)参照)が入力されている。これらVcおよびVdの値を比較することで、供給電圧VBに対した昇圧電圧が生成されているかを調べることができ、VcがVdよりも低い場合に正しく昇圧を行なっていないと判断し、マイコン31に異常検出信号(昇圧低下信号)を送る。そして、マイコン31はモータ駆動回路50の動作を停止させる等の処置を行なう。
図9(b)のように、比較器22gの比較基準値(Vd)は供給電圧VBに比例するため折線66のようになる。よって、昇圧低下領域67は折線66よりも低い値の領域となる。つまり、昇圧電圧が昇圧低下領域67に含まれる場合に昇圧動作が正常に行なわれていないと判断する。
なお、図13において、昇圧電圧を分圧する抵抗R1〜R4および供給電圧を分圧する抵抗R5〜R7およびオフセット電圧v1〜v2の値は、比較器22aでのVeと閾値Vthとの比較、および比較器22gでのVcとVdとの比較を実施可能であれば特に制約を設けるものではない。
(本発明の実施の形態1)
図4および図5を用いて、本発明の方法による昇圧回路22(本発明の昇圧手段)の制御の第1の形態について説明する。図4は制御の流れを示したフロー図、図5は昇圧回路および昇圧回路動作時のタイミングチャート図である。なお、図5は図9の回路図を一部変形したものであるため、同一の符号を用いて説明する。また、従来技術と同様の構成については、その説明を割愛する。
図5(a)において、比較器22a(本発明の電圧監視手段)は周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22aの一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVa(図12(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には昇圧電圧の高電圧を監視するための閾値Vthが入力されている。なお、閾値Vthは、昇圧回路22内でバッテリ8からの供給電圧VBに基づいて生成してもよいし、電源回路35あるいはマイコン31において生成してもよい。
昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも小さい場合には、比較器22aはHレベルを出力し、昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも大きい場合には、比較器22aはLレベルを出力する。比較器22aからの出力は周知の論理回路で構成されるAND回路22bに入力され、クロック信号との論理積を求めてその結果に基づいてスイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフの制御を行なう。よって、比較器22aがHレベルを出力しているときのみクロック信号が有効となり、スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフの動作が行なわれる。
スイッチング素子T1およびT2の動作と、コンデンサC1およびC2に電荷の蓄積の流れ(即ち、昇圧動作の構成)は従来技術の構成と同様であるため、ここでは説明を割愛する。
図4のフロー図を用いて昇圧回路22の駆動制御の流れについて説明する。リレー33がオン状態となってバッテリ8からの電圧VBが供給されると(S1)、昇圧回路22,昇圧回路22に含まれる昇圧電圧監視回路,およびモータ駆動回路50,MOSFET駆動回路314が動作状態となる(S2)。そして、先に述べたようにコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積されてバッテリ8からの供給電圧VBが昇圧される。この状態でバッテリ8からの供給電圧VBが上昇すると(S3)、昇圧回路22から出力される昇圧電圧(≒バッテリ8からの供給電圧VB×2)も上昇する(S4,図5(b)の領域t1に相当)。
比較器22aを含む昇圧電圧監視回路において昇圧電圧より分圧されたVaと閾値Vthとを比較し、昇圧電圧がVth2を下回ると判断される場合(S5:NO)には、昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作を継続する(S8)。一方、昇圧電圧がVth2を上回ると判断される場合(S5:YES)には、比較器22aがLレベルを出力してクロック信号が無効となり、スイッチング素子T1をオフ状態、スイッチング素子T2をオン状態として昇圧回路22の動作を停止する。しかし、モータ駆動回路50の動作は継続させる(S6,図5(b)の領域t2に相当)。
昇圧回路22の動作が停止した状態で、昇圧電圧がVth2を再び下回ったと判断される場合(S7)には、比較器22aがHレベルを出力してクロック信号が有効となり、スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフの動作が行なわれ、昇圧回路22の動作を再開する(S7→S5→S8,図5(b)の領域t3に相当)。図5(b)のように、昇圧回路22の駆動(図5(b)の領域t5に相当)および停止(図5(b)の領域t4に相当)を繰り返すことで、昇圧電圧をVth2に近い値として継続して出力することが可能となる。
図12(c)において、比較器22gおよび比較器22h(本発明の電圧監視手段)は周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22gの一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVc(図12(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には供給電圧VBより分圧されたVd(図12(b)参照)が入力されている。また、比較器22hの一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVb(図12(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には昇圧電圧の低電圧を監視するための閾値Vthが入力されている。そして、比較器22gおよび比較器22hからの出力は、周知の論理積素子を含むAND回路22iに入力される。
これらを比較することで正しい昇圧電圧が生成されているかを調べることができ、Vbが閾値Vthよりも小さく、かつVcがVdよりも低い場合に正しく昇圧を行なっていないと判断し、マイコン31に異常検出信号(昇圧低下信号)を送る。そして、マイコン31はモータ駆動回路50の動作を停止させる等の処置を行なう。
図5(b)のように、比較器22gの比較基準値(Vd)は供給電圧VBに比例するため直線63のようになる。一方、比較器22hの比較基準値(Vth)は一定値であるため直線64のようになる。よって、昇圧低下領域65は直線63および直線64のうちの低い値よりも昇圧電圧が小さくなる領域となる。つまり、昇圧電圧が昇圧低下領域65に含まれる場合に昇圧動作が正常に行なわれていないと判断する。
なお、図12において、昇圧電圧を分圧する抵抗R1〜R4および供給電圧VBを分圧する抵抗R5〜R7およびオフセット電圧v1〜v2の値は、比較器22aでのVaと閾値Vthとの比較、および比較器22gでのVcとVdとの比較、および比較器22hでのVbと閾値Vthとの比較を実施可能であれば特に制約を設けるものではない。
(本発明の実施の形態2)
図6を用いて、本発明の方法による昇圧回路22(本発明の昇圧手段)の制御の第2の形態について説明する。なお、図6は図5の回路図を一部変形したものであるため、同一の符号を用いて説明し、本発明の実施の形態1と重複する部分についてはその説明を割愛する。
図6において、比較器22e(本発明の電圧監視手段)は周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22eの一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVa(図12(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には昇圧電圧の高電圧を監視するための閾値Vthが入力されている。なお、閾値Vthは、昇圧回路22内でバッテリ8からの供給電圧VBに基づいて生成してもよいし、電源回路35あるいはマイコン31において生成してもよい。
昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも小さい場合には、比較器22eはHレベルを出力し、昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも大きい場合には、比較器22eはLレベルを出力する。比較器22eからの出力は周知の半導体スイッチあるいはリレー回路等で構成されるスイッチ回路S5に入力される。そして、比較器22eのHレベル出力にてスイッチ回路S5をオン状態としLレベル出力にてスイッチ回路S5をオフ状態とする。
スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフ動作によってコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積される構成については、上述した本発明の実施の形態1と同様のため、ここでは説明を割愛する。
図4のフロー図を用いて昇圧回路22の駆動制御の流れについて説明する。リレー33がオン状態となってバッテリ8からの電圧VBが供給されると(S1)、昇圧回路22に含まれる昇圧電圧監視回路,および昇圧回路22,モータ駆動回路50,MOSFETゲート駆動回路314が動作状態となる(S2)。このとき、スイッチ回路S5はオン状態である。そして、先に述べたようにコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積されてバッテリ8の電圧が昇圧される。この状態でバッテリ8からの供給電圧VBが上昇すると(S3)、昇圧回路22から出力される昇圧電圧(≒バッテリ8からの供給電圧VB×2)も上昇する(S4,図5(b)の領域t1に相当)。
比較器22eを含む昇圧電圧監視回路において昇圧電圧より分圧されたVaと閾値Vthとを比較し、昇圧電圧がVth2を下回ると判断される場合(S5:NO)には、比較器22eがHレベルを出力してスイッチ回路S5をオン状態とし、昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作を継続する(S8)。一方、昇圧電圧がVth2を上回ると判断される場合(S5:YES)には、比較器22eがLレベルを出力してスイッチ回路S5をオフ状態としてバッテリ8からの電源の供給を遮断する。
これにより、スイッチング素子T1がオフ状態かつスイッチング素子T2がオン状態となっても、バッテリ8(供給電圧VB)〜ダイオードD1〜コンデンサC1〜スイッチング素子T2〜GND(接地)という経路が形成されず、コンデンサC1には電荷が蓄積されない。また、バッテリ8(供給電圧VB)〜スイッチング素子T1〜コンデンサC1〜ダイオードD2という経路も形成されず、コンデンサC1に蓄積された電荷はコンデンサC2に蓄積されない。スイッチ回路S5がオフ状態となることにより昇圧回路22の動作は停止する。しかし、モータ駆動回路50の動作は継続させる(S6,図5(b)の領域t2に相当)。
昇圧回路22の動作が停止した状態で、昇圧電圧がVth2を再び下回ったと判断される場合(S7)には、比較器22eがHレベルを出力しスイッチ回路S5をオン状態としてバッテリ8からの電源の供給を再開し昇圧回路22の動作も再開される(S7→S5→S8,図5(b)の領域t3に相当)。図5(b)のように、バッテリ8からの電源の供給(図5(b)の領域t5に相当)および遮断(図5(b)の領域t4に相当)を繰り返すことで、昇圧電圧をVth2に近い値として継続して出力することが可能となる。
なお、必要十分な昇圧電圧を得られているか否かを判断する方法は、本発明の実施の形態1において図5(b)および図12を用いて説明した内容と同様であるため詳細な説明は割愛する。
(本発明の実施の形態3)
図7を用いて、本発明の方法による昇圧回路22(本発明の昇圧手段)の制御の第3の形態について説明する。なお、図7は図5の回路図を一部変形したものであるため、同一の符号を用いて説明し、本発明の実施の形態1と重複する部分についてはその説明を割愛する。
図7において、比較器22f(本発明の電圧監視手段)は周知のオペアンプであり、図示しない抵抗およびコンデンサが接続されて電圧比較を行なう。比較器22fの一方の入力端子には昇圧電圧より分圧されたVa(図12(a)参照)が入力されていて、もう一方の入力端子には昇圧電圧の高電圧を監視するための閾値Vthが入力されている。なお、閾値Vthは、昇圧回路22内でバッテリ8からの供給電圧VBに基づいて生成してもよいし、電源回路35あるいはマイコン31において生成してもよい。
昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも小さい場合には、比較器22fはHレベルを出力し、昇圧電圧より分圧されたVaが閾値Vthよりも大きい場合には、比較器22fはLレベルを出力する。比較器22fからの出力は周知の半導体スイッチあるいはリレー回路等で構成されるスイッチ回路S1,S2,S3,およびS4に入力される。そして、比較器22fのHレベル出力にてこれら4個のスイッチ回路をオン状態とし、Lレベル出力にてオフ状態とする。
スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2のオン/オフ動作によってコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積される構成については、上述した本発明の実施の形態1と同様のため、ここでは説明を割愛する。
図4のフロー図を用いて昇圧回路22の駆動制御の流れについて説明する。リレー33がオン状態となってバッテリ8からの電圧VBが供給されると(S1)、昇圧回路22,昇圧回路22に含まれる昇圧電圧監視回路,およびモータ駆動回路50,MOSFETゲート駆動回路314が動作状態となる(S2)。このとき、スイッチ回路S1、S2、S3、およびS4はオン状態である。そして、先に述べたようにコンデンサC1およびコンデンサC2に電荷が蓄積されてバッテリ8の電圧が昇圧される。この状態でバッテリ8からの供給電圧VBが上昇すると(S3)、昇圧回路22から出力される昇圧電圧(≒バッテリ8からの供給電圧VB×2)も上昇する(S4,図5(b)の領域t1に相当)。
比較器22fを含む昇圧電圧監視回路において昇圧電圧より分圧されたVaと閾値Vthとを比較し、昇圧電圧がVth2を下回ると判断される場合(S5:NO)には、昇圧回路22およびモータ駆動回路50の動作を継続する(S8)。一方、昇圧電圧がVth2を上回ると判断される場合(S5:YES)には、比較器22fがLレベルを出力してスイッチ回路S1,S2,S3,およびS4をオフ状態とする。これによりコンデンサC1への電荷の蓄積のための経路が形成されず、コンデンサC1には電荷が蓄積されない。また、コンデンサC1からコンデンサC2に至る経路も形成されないので昇圧は行なわれない。しかし、モータ駆動回路50の動作は継続させる(S6,図5(b)の領域t2に相当)。
昇圧回路22の動作が停止した状態で、昇圧電圧がVth2を再び下回ったと判断される場合(S7)には、比較器22fがHレベルを出力しスイッチ回路S1,S2,S3,およびS4をオン状態として昇圧回路22の動作を再開する(S7→S5→S8,図5(b)の領域t3に相当)。図5(b)のように、バッテリ8からの電源の供給(図5(b)の領域t5に相当)および遮断(図5(b)の領域t4に相当)を繰り返すことで、昇圧電圧をVth2に近い値として継続して出力することが可能となる。
なお、図7の回路図において、スイッチ回路をS1およびS2のみとした構成、あるいはスイッチ回路をS3およびS4のみとした構成、あるいはS1からS4のどれか1つのみとした構成を採ってもよい。
また、必要十分な昇圧電圧を得られているか否かを判断する方法は、本発明の実施の形態1において図5(b)および図12を用いて説明した内容と同様であるため詳細な説明は割愛する。
(電動パワーステアリング装置への適用例)
本発明の回転検出装置は車両の電動パワーステアリング(EPS=Electronic Power Steering)装置にも好適である。図11は電動パワーステアリング装置101の概略構成図である。操舵ハンドル110が操舵軸112aに接続されて、この操舵軸112aの下端は運転者の操舵ハンドル110の動きを検出するトルクセンサ111に接続されており、ピニオンシャフト112bの上端がトルクセンサ111に接続されている。また、ピニオンシャフト112bの下端には、ピニオン(図示せず)が設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス116内においてラックバー118に噛合されている。更に、ラックバー118の両端には、それぞれタイロッド120の一端が接続されると共に各タイロッド120の他端にはナックルアーム122を介して操舵輪124が接続されている。また、ピニオンシャフト112bにはモータ115が歯車(図示せず)を介して取り付けられている。なお、モータ115はラックバー118に同軸的に取り付ける方法を採ってもよい。
操舵制御部130は周知のCPU131,RAM132,ROM133,入出力インターフェースであるI/O134およびこれらの構成を接続するバスライン135が備えられている。CPU131は、ROM133およびRAM132に記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROM133は、プログラム格納領域133aとデータ記憶領域133bとを有している。プログラム格納領域133aにはEPS制御プログラム133pが格納される。データ記憶領域133bにはEPS制御プログラム133pの動作に必要なデータが格納されている。
操舵制御部130においてCPU131がROM133に格納されたEPS制御プログラムを実行することにより、トルクセンサ111で検出されたトルクおよび操舵角センサ113で検出された操舵角に対応したモータ115で発生させる駆動トルクを算出し、モータ駆動回路114を介してモータ115に、算出した駆動トルクを発生させるための電圧を印加する。
また、電動パワーステアリング装置101の操舵制御部130およびモータ駆動回路114は、図1の伝達比可変制御装置1とほぼ同様の構成をとるため、本発明の電子制御装置を適用することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の一実施例としての伝達比可変制御装置の全体構成を示す図。 伝達比制御部の詳細を示す図。 モータ駆動回路の詳細を示す図。 本発明による昇圧回路の動作を説明するためのフロー図。(実施の形態1〜3) 本発明による昇圧回路の詳細を示す図。(実施の形態1) 本発明による昇圧回路の詳細を示す図。(実施の形態2) 本発明による昇圧回路の詳細を示す図。(実施の形態3) 従来技術による昇圧回路の動作を説明するためのフロー図。 従来技術による昇圧回路の詳細を示す図。 昇圧有効範囲を説明するための図。 電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図。 従来技術による昇圧電圧低下検出を説明するための図。 本発明による昇圧電圧低下検出を説明するための図。
符号の説明
1 伝達比可変制御装置
22 昇圧回路(昇圧手段)
22a 比較器(電圧監視手段)
22e 比較器(電圧監視手段)
22f 比較器(電圧監視手段)
22g 比較器(電圧監視手段)
22h 比較器(電圧監視手段)
101 電動パワーステアリング装置
C1,C2 コンデンサ
T1,T2 スイッチング素子
S1〜S4 スイッチ回路
S5 スイッチ回路

Claims (4)

  1. スイッチング素子を駆動し直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、入力された直流電圧を前記スイッチング素子を駆動するために必要な電圧を下限値とし昇圧可能な最大電圧を上限値とする電圧範囲内の電圧に昇圧して前記インバータに出力する昇圧手段と、を有することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記昇圧された電圧の値を監視する電圧監視手段を有し、前記昇圧手段は、前記監視される電圧が前記電圧範囲内に含まれる所定の閾値を上回る場合に昇圧を停止し、前記監視される電圧が前記閾値を下回る場合に昇圧を行なうものである請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記電子制御装置は、運転者のステアリング動作に基づいて、モータを通電駆動してステアリング機構に操舵補助トルクを与える車両における電動パワーステアリング装置であって、前記モータが前記インバータによって駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記電子制御装置は、ステアリング側に接続される入力軸と、転舵輪側に接続される出力軸と、前記入力軸の回転角に対して前記出力軸の回転角をモータを通電駆動することにより可変にする伝達比可変機構ユニットを備えた伝達比可変操舵装置であって、前記モータが前記インバータによって駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の伝達比可変操舵装置。
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