JP2005324443A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線硬化型インクを用いた光硬化型インクジェット記録装置において、光照射装置からの照射によって蓄熱されるプラテンを効率的に冷却することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 プラテン2の内部に吸引孔11の間隙を貫通する流路14を設け、流路14に冷却媒体を送り込むことにより、プラテン2を積極的かつ強制的に冷却することによりプラテン2の温度上昇を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置関し、特に、光硬化型インクを用いて画像を形成するインクジェット記録装置に関する。
従来より、様々な記録媒体に対して記録を行うことができる記録手段の一つとして、光硬化型のインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。これは、光に対して所定の感度を有する光開始剤が含有された光硬化型のインクを用い、記録媒体上に着弾されたインクに光を照射することでインクを硬化させ、記録媒体上に定着させるものであり、透明または不透明の包装材あるいは金属等に対しても簡易に印刷を行うことが可能である。
このような光硬化型インクジェット記録装置で用いられるインクとして紫外線硬化型インクが知られている。この紫外線硬化型インクを硬化させるために、一般的に用いられる紫外線の光源としてはメタルハライドランプ、或は高圧水銀ランプ等が知られている。
ところが、これらの光照射装置は、紫外線の他に多量の赤外線を発光するため、記録媒体やそれを支持する部材(プラテン)が、加熱されて高温になることによって変形し、例えば、皺が寄ったり反り返るなど、記録時における記録媒体の平坦性を損ね、画質が低下してしまうという問題が生じていた。
かかる問題を解決するため、例えば、図9に示すように、プラテンの記録媒体を支持する面(以下、表面という)の反対側の面(以下、裏面という)の裏面に放熱板20を設け、プラテン裏面の表面積が大きくなる形状とし、放熱され易くすることによってプラテンの温度上昇を防止する構造を採用したインクジェット記録装置が開発されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−310454号公報 特開2003−145725号公報 特開2003−136687号公報
しかしながら、上記従来技術による光硬化型インクジェット記録装置では、プラテンの冷却を自然放熱に任せているため、必ずしも放熱が十分であるとは言えない。また、紫外線硬化型インクは高温状態では粘度が低下するという特性を有するため、記録媒体に着弾後、紫外線を照射されても十分に硬化せず、必ずしも高品質な画像を形成することができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、紫外線硬化型インクを用いた光硬化型インクジェット記録装置において、光照射装置からの照射によって蓄熱されるプラテンを効率よく冷却することができるインクジェット記録装置を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光硬化型のインクを吐出するノズルを備えた記録ヘッドと、記録媒体に吐出された前記インクを硬化可能な光を照射する光照射装置と、前記記録ヘッドと対向する位置に前記記録媒体を支持するとともに前記記録媒体を吸引可能な吸引孔を有して配設されたプラテンと、前記プラテンを支持する支持部材と、前記吸引孔を介して前記記録媒体を前記プラテンに吸着可能な吸引手段とを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、該プラテンを冷却する冷却手段が備えられており、前記冷却手段は、前記プラテンを冷却する冷却媒体が通過可能な流路を備えて構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光硬化型のインクを吐出するノズルを備えた記録ヘッドと、記録媒体に吐出された前記インクを硬化可能な光を照射する光照射装置と、前記記録ヘッドと対向する位置に前記記録媒体を支持するとともに前記記録媒体を吸引可能な吸引孔を有して配設されたプラテンと、前記プラテンを支持する支持部材と、前記吸引孔を介して前記記録媒体を前記プラテンに吸着可能な吸引手段とを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、該プラテンを冷却する冷却手段が備えられており、前記冷却手段は、前記プラテンを冷却する冷却媒体が通過可能な流路を備えて構成されているため、前記光照射装置によるプラテンの温度上昇を防止する冷却媒体として気体や液体を送り込むことが可能な状態となり、この流路内に送り込まれた冷却媒体が熱を奪い去ることによりプラテンが冷却される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記プラテンは、アルミニウムを主成分とする金属材料により形成されていることを特徴とする
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記プラテンは熱伝導率の高いアルミニウムを主成分とする金属材料により形成されているため、光照射装置から光が照射されることによって上昇したプラテンの温度を、積極的かつ効率的に冷却することが可能となるものである、
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記プラテンは、前記記録媒体を支持する側の面が黒色に塗装された黒色面を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記プラテン上の記録媒体を支持する側の面が黒色に塗装された黒色面を有するため、光照射装置から照射された光が前記プラテン表面で吸収され、該プラテン表面における反射光量が抑制されるとともに、前記プラテン表面における熱放射率が高められ、前記プラテンに蓄積された熱が冷却されやすい状態となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記流路の管内はヒートシンク形状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記流路の管内はヒートシンク形状になっているため、前記流路の管内において、プラテンの熱を除去する冷却媒体との熱交換に寄与する表面積が増大され、前記流路に、例えば空気等の気体や水などの液体からなる冷却媒体を送り込んだとき、速やかに、かつ、効率的にプラテンの熱を除去することが可能な状態となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記プラテンと前記支持部材との接合部に断熱材を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、プラテンと支持部材との接合部に断熱材を有するため、前記光照射装置から光が照射されることによりプラテンに蓄積された熱が、支持部材に伝達されることなく、前記プラテンに設けられた流路を通過する冷却媒体によって効率よく除去されることが可能となるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記断熱材は樹脂であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明において、樹脂からなる前記断熱材を前記プラテンと前記支持部材との間隙に設けることにより、前記光照射装置から照射された赤外線を含む光によってプラテンに蓄積された熱が、支持部材側に伝達されることなく、前記流路を通過する冷却媒体によって除去されることによりプラテンが冷却されるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記冷却媒体は気体であり、前記冷却手段には前記流路に気体を送り込むファンが備えられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、冷却媒体導入部材であるファンによって前記流路に送り込まれた空気等の気体が冷却媒体となって前記プラテンに蓄積された熱を除去することにより、前記プラテンが冷却されるものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記冷却媒体は液体であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記光照射装置から照射された光によって前記プラテン上に蓄積された熱が、前記流路に送り込まれる液体によって除去され、移送されることにより前記プラテンが冷却されるものである。
請求項1に記載の発明によれば、光硬化型のインクを吐出するノズルを備えた記録ヘッドと、記録媒体に吐出された前記インクを硬化可能な光を照射する光照射装置と、前記記録ヘッドと対向する位置に前記記録媒体を支持するとともに前記記録媒体を吸引可能な吸引孔を有して配設されたプラテンと、前記プラテンを支持する支持部材と、前記吸引孔を介して前記記録媒体を前記プラテンに吸着可能な吸引手段とを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには該プラテンを冷却する冷却手段が備えられており、前記冷却手段は、前記プラテンを冷却する冷却媒体が通過することが可能な流路を備えて構成されているため、前記流路内に前記プラテンを冷却する冷却媒体となる気体や液体を送り込むことができ、プラテンの温度上昇を積極的かつ、強制的に防止することができる。これにより、前記プラテンが高温になることによって前記プラテン自体が歪んで平坦性を損ねたり、また、前記プラテンの温度が上昇することによって前記記録媒体の温度が上昇し、平坦性を損ねることによってインクの定着性が低下し、画質が低下することを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記プラテンは熱放射率に優れる金属材料であるアルミニウムを主成分として形成されているため、光照射装置から光が照射されることによって上昇したプラテンの温度を、積極的かつ強制的に冷却することができる。これによってプラテンおよび記録媒体が温度上昇によって変形されることが無くなり、前記プラテンおよび前記記録媒体の平坦性を確実に保つことができる。したがって、前記記録媒体上に着弾されたインクが速やかに定着されるようにすることができ、画質の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記プラテン上の記録媒体を支持する表面側は黒色に塗装されているため熱放射性に優れ、プラテンの温度上昇を抑制することができる。また、黒色塗装されたプラテン表面において前記光照射装置から照射された光が吸収されることによって、プラテン表面における光の反射を抑制することができる。これにより、プラテン表面で反射された光の成分によってノズル付近のインクが硬化されてノズルが閉塞されるということが無くなり、記録動作を円滑に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記流路の管内はヒートシング形状に形成されているため、前記流路に空気等の気体や、或は水等の液体を送り込んだとき、より短時間でプラテンの熱を除去することができ、プラテン温度の上昇を効率よく防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記プラテンと前記支持部材との接合部に断熱材を設けたことにより、光照射装置から照射された光によってプラテンに蓄積された熱が前記支持部材に伝達されることが無くなり、前記プラテン上に蓄積された熱を、前記流路を通過する冷却媒体によって効率よく除去することができる。これにより、前記プラテンの温度上昇を防止することができ、前記記録媒体の平坦性を確実に保つことができるため、前記インクが記録媒体に対して確実に定着されることが可能となり、良好な画質を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記断熱材は樹脂によって形成されているため、前記プラテンに蓄積された熱が前記支持部材に伝達されることがなく、前記流路に冷却媒体を送り込むことによって前記プラテンを効率よく冷却することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記冷却媒体は気体であり、前記冷却手段には前記流路に気体を送り込むファンが備えられているため、光照射装置からの照射によって蓄熱されたプラテンを強制的かつ効率的に冷却することができる。これによって、前記記録媒体に対して確実にインクが定着されるようにすることができ、良好な画質を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、前記冷却媒体は液体であるため、短時間で効率よく確実にプラテンを冷却することができる。これによって、前記記録媒体に対して確実にインクが定着されるようにすることができ、良好な画質を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳しく説明する。このインクジェット記録装置は、連続して搬送される記録媒体に対して光硬化性のインクを吐出することによって所望の画像を記録する装置である。
図1に示すように、本実施形態に係るインクジェット記録装置1は、記録媒体99の搬送方向Yと直交する主走査方向Xに配設されたガイドレール8を有しており、ガイドレール8にはこのガイドレール8に沿って往復動作可能なキャリッジ3が設けられている。
キャリッジ3には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各プロセスカラーのインクを記録媒体99の記録面に向けてそれぞれ吐出する4つのシリアル方式の記録ヘッド4〜7が搭載されており、各記録ヘッド4〜7の下方側には前記各インクを超微細な液滴として吐出する複数のノズル(図示しない)がノズル面を形成している。これら複数のノズルは記録ヘッド4〜7毎に記録媒体99の搬送方向Yに沿って配列されている。
キャリッジ3の左右両側には光照射を行う2つの光照射装置10a,10bがそれぞれ搭載されるとともに、キャリッジ3の往復移動と伴に主走査方向Xに移動されるようになっている。各光照射装置10a,10bには、紫外線光源9がそれぞれ設けられており、各光照射装置10a,10bは、紫外線光源9が点灯することにより記録媒体99の記録面に向けてそれぞれ紫外線を照射することができるようになっている。紫外線光源9としては、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、ブラックライト、冷陰極管、LED(Light Emitting Diode)等が適用可能であり、本実施形態においては高圧水銀ランプを採用している。
キャリッジ3に搭載された前記ノズルのノズル面と対向する位置には、搬送機構(図示しない)によって搬送される記録媒体99を支持するプラテン2が配設されている。このプラテン2上であって、前記記録媒体99を支持する領域の全幅に渡っては、図1〜3に示すようにプラテン2の表面と裏面とを貫通する複数の吸引孔11が穿設されている。
プラテン2の下方側には上端が開放された直方体型に形成された支持部材12が、プラテン2との接合部において気密性を有した状態に設けられており、支持部材12のさらに下方側には前記支持部材12の内部を負圧に保持することが可能な吸引手段13が設けられている。
そして、プラテン2と支持部材12とによって囲まれた空間を吸引手段13によって負圧とすることにより、この吸引孔11を通じてプラテン2の表面側の空気を裏面側に吸引し、記録媒体99をプラテン2の表面に吸着することが可能な構成になっている。
本実施形態に係るプラテン2には、さらに、このプラテン2を冷却する冷却手段として、図1〜3に示すような複数の流路14が吸引孔11の間隙を縫ってプラテン2の内部を水平方向に貫通して設けられている。
この流路14は、プラテン2に蓄積された熱を除去する冷却媒体として、例えば、空気などの気体や、水などの液体を通すことが可能な状態に構成されている。本実施形態においては、冷却媒体として、空気或は水を採用しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、プラテン2に蓄積された熱を効率よく除去できる冷却媒体として適用可能な媒体であればよい。
冷却媒体として、例えば、空気などの気体を採用した場合には、前記流路14に気体を送り込む冷却媒体導入部材としてファンを設けることが望ましい。
また、冷却媒体として、例えば、水などの液体を採用した場合には、前記流路14に気体を送り込む冷却媒体導入部材としてポンプやスクリューを設けてもよいし、冷却媒体が自然対流により循環するような構成としてもよい。
また、流路14は、本実施形態においては図3に示すように、プラテン2の一側から他の一側に貫通されるように構成されており、複数の流入口および複数の流出口を有して形成されているが、例えば、図4に示すように、少なくとも一つの流入口と、少なくとも一つの流出口とを有する流路14がプラテン2の内部を蛇行するような構成としてもよい。
また、プラテン2に蓄積された熱をより効率的に除去するために、流路14の管内に、例えば、図5に示すような放熱板20を設けてヒートシンク形状となるように形成してもよい。
さらに、プラテン2に蓄積された熱が支持部材12に伝達されないように、プラテン2と支持部材12との接合部に、図6に示すような断熱材15を設ける構成としてもよい。断熱材15は、熱伝導率が低い部材であることが好ましく、例えば樹脂等によって形成されるようにしてもよい。
さらにまた、図7に示すように、上述したプラテン2と支持部材12との接合部に断熱材15を設ける構成とした上に、流路14の管内に放熱板20を設けてヒートシンク形状とする構成としてもよい。
ここで、本実施形態におけるプラテン2は、熱放射性に優れるアルミニウムを主成分とする金属材料によって形成されており、記録媒体99を支持するプラテンの表面側には、黒色塗装を施された黒色面を有して構成されている。この黒色面は、陽極酸化皮膜処理などの表面処理を施された後黒色に着色された、黒色アルマイト処理により形成された面であることが望ましい。
このように、本実施形態にかかるインクジェット記録装置1は、光照射装置10から照射された光によって蓄熱されて温度が上昇したプラテン2を、上述のような冷却手段を設けることによって強制的に冷却可能な構成としたインクジェット記録装置である。
なお、本実施形態では、本発明によるインクジェット記録装置1をシリアルヘッド方式のインクジェット記録装置に適用した例を説明しているが、本発明は、各種のインクジェット記録装置に適用でき、インクジェット方式のプリンタ機構を備えるものであれば、複写機、ファクシミリ、その他のプリンタ機構を内蔵する装置に適用することができる。
また、記録媒体99としては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙,再生紙,光沢紙,コート紙,ユポ等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。また、記録媒体99は、ロール状、カットシート状、板状等にいずれの形態でも適用可能である。
また、本実施形態では、適用可能なインクとして、紫外線の被照射により硬化する光硬化型インク(ラジカル重合系インク,カチオン重合系インク及びハイブリッド型インクを含む。)を例示したが、必ずしもこれには限定されず、紫外線以外の光の被照射により硬化するインクであってもよい。
さらに、前記インクは、上記のような光硬化型インクに限らず、上記光(紫外線,電子線,X線,可視光線,赤外線等の電磁波を含む。)の照射熱によっても硬化するインクであってもよい。この場合、熱により乾燥して硬化する通常のインクジェット記録装置用のインクを適用することができ、本実施形態に用いられるインクの汎用性が高まる。
次に、本実施形態に係るインクジェット記録装置1の作用について詳しく説明する。
本実施形態では、いわゆるシリアルヘッド型のインクジェット記録装置において、搬送機構により記録媒体99を搬送方向Yに間欠的に搬送しながら、記録媒体99がプラテン上に定着されている間に、キャリッジ3に搭載された記録ヘッド4〜7をガイドレール8に沿って主走査方向Xに往復移動させながらインクを吐出し、ノズルから吐出されたインクが記録媒体99に着弾した後に光源からの光照射によって硬化されることによって所望の画像が形成されるものである。
具体的には、インクジェット記録装置1の動作中において、記録媒体99がプラテン2により非記録面を支持された状態で、図示しない搬送機構によって後方から前方へと搬送方向Yに沿って間欠的に搬送される。
搬送機構により搬送された記録媒体99は、プラテン2上に停止している間、図1に示す吸引手段13によってプラテン2上の記録媒体99を支持する全領域に渡って設けられた複数の吸引孔11を介して吸引力を作用され、プラテン2の表面に定着される。このとき、記録媒体99は、画像を形成する記録領域内において皺が寄ったり反り返ることなく、良好な平坦性を保った状態でプラテン2上に保持される。
その一方で、キャリッジ3が記録媒体99の直上をガイドレール8に沿って走査方向Xを往復移動される。キャリッジ3の移動中において、4つの記録ヘッド4〜7の各ノズルから記録媒体99の記録面に向かってインクが吐出されるとともに、2つの光照射装置10a、10bから記録媒体99の記録面に向かって紫外線が照射される。
特に、キャリッジ3が図1中の左から右に移動している最中には光照射装置10aの紫外線光源が点灯し、キャリッジ3が図1中右から左に移動している最中には光照射装置10bの紫外線光源が点灯する。つまり、キャリッジ3の移動方向の記録ヘッド4〜7よりも後側の光照射装置10(10a又は10b)の紫外線光源が点灯して紫外線を照射する。これにより、各記録ヘッド4〜7から吐出されたインクは、記録媒体99に着弾された直後に紫外線が照射されて硬化し、記録媒体99の記録面上に定着される。以降、インクジェット記録装置1が上記の各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体99の記録面に順次記録される。
ここで、本実施形態に用いられるインクは、前述のように、紫外線の被照射によりエネルギーが蓄積されることによって硬化を開始する光硬化型のインク(カチオン重合系、ラジカル重合系の紫外線硬化型インクを含む)であり、この光硬化型のインクを硬化させる光を照射する光源としては、同じく前述のように紫外線と同時に赤外線を照射する高圧水銀ランプ等が用いられるため、繰返し記録動作を行ううちに、記録媒体99や、それを支持するプラテン2が加熱されて温度が上昇する。
プラテン2の温度が上昇すると、このプラテン2に支持されている記録媒体99もまたその一部または全体が高温となり、熱変形により平坦性が損なわれることとなり、良好な画像を形成する上で好ましくないため、本実施形態においてはプラテン2に設けられた冷却手段により、プラテン2の冷却を行うものである。
具体的には、図1〜7に示すように、プラテン2の内部を水平方向に貫通して設けられた流路14中に、例えば、空気などの気体や、或は、水などの液体を冷却媒体として送り込むことにより、プラテン2に蓄積された熱を除去してプラテン2の冷却を行い、さらには、記録媒体99の温度上昇を防止するものである。
流路14は、図3に示すように、プラテン2の一側に複数の流入口を設け、他の一側にそれぞれの流入口と通じる複数の流出口を有する構成とした場合、記録動作中において、常に流路14の内部に冷却媒体を送り込むことによって、光照射装置からの紫外線照射によって蓄積されたプラテン2の熱を定常的に取り去ることが可能となる。
また、流路14は、図4に示すように、プラテン2の一側に少なくとも一つの流入口と、それと通じた少なくとも一つの流出口を有する構成とすることも可能であり、この場合、流路14がプラテン2の内部を蛇行するように構成することにより、限られたスペースにおいてもプラテン2全体を速やかに冷却することが可能となる。
また、流路14は、流路14内に図5に示すような放熱板20を有するヒートシンク形状に形成することにより、冷却媒体がプラテン2の熱を奪い去る熱交換に寄与する表面積を拡大することができ、よりいっそう冷却効率を向上させることができる状態になる。
ここで、プラテン2と支持部材12が直接接合されている場合、プラテン2に蓄積された熱が支持部材12に伝達されるため、プラテン2を冷却しても、温度が上昇した支持部材12によって再びプラテン2が加熱されることとなり、冷却効率が低下する。このため本実施形態においては、プラテン2の裏面と支持部材12との接合部に、例えば、図6〜7に示すように、樹脂などの断熱材を設けることにより、プラテン2に蓄積された熱が支持部材12に伝達されることを防止し、プラテン2に蓄積された熱を、例えば、空気や水などの冷却媒体によって効率的に、かつ、強制的に除去することによって均質な記録品質を得るものである。
また、本実施形態におけるプラテン2は、熱放射性に優れ、かつ、安価なアルミニウムを主成分とする金属材料によって形成されているため、コストを抑制しつつプラテン2が冷却され易い状態となるものである。
さらに、このアルミニウムを主成分とする金属材料によって形成されたプラテン2は、記録媒体99を支持する表面側に黒色の塗装を施された黒色面を有して構成されているため、よりいっそう熱放射率が高められ、冷却され易い状態となる。この黒色面が、陽極酸化皮膜処理を施した後黒色に着色される黒色アルマイト処理によって形成された場合は、表面に傷がつきにくく、かつ、優れた放熱効果を得ることができる状態となる。
以上のように、本実施形態に係るインクジェット記録装置によれば、光照射装置による紫外線の照射を受けることによってプラテン2に蓄積された熱を、プラテン2に配設された流路14の内部に、例えば、空気や水などの冷却媒体を送り込むことにより、プラテン2の温度上昇を積極的かつ、強制的に防止することができ、これによってプラテン2や記録媒体99の平坦性を確実に確保することができる。したがって、記録媒体99に所望の画像を形成すべく吐出されたインクが、記録媒体99上の所望の位置に確実に着弾され、良好な印刷品質を確保することができる。
また、加熱により低粘性となったインクは冷却手段の影響により記録媒体の印刷面に着弾された際に熱を奪われ迅速に高粘性化されるので、このインクが記録媒体上でまたは記録媒体内に滲みにくくなるため、このインクの記録媒体への付着性が安定し印刷品質の向上を図ることができる。
また、本発明では、冷却手段により記録媒体が冷却されるので、ある程度安定した温度環境で印刷が行われ、印刷品質を劣化させることなく高品質の印刷を安定して確保することができる。また、光源に高圧水銀ランプ等に代表される紫外線光源を採用した光照射装置を用いた場合であっても、記録媒体が熱変形することなく印刷することが可能となるため、印刷状態の安定性が向上し、従来ではできなかった薄膜フィルム等の記録媒体に対しても印刷することが可能となる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置の概略を示す断面図である。 本実施形態におけるプラテンの概略を示す斜視図である。 図2におけるX−X平面に沿う断面図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の変形例を示す概略図である 本実施形態に係るインクジェット記録装置の変形例を示す概略図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の変形例を示す概略図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の変形例を示す概略図である。 従来技術によるインクジェット記録装置の概略を示す断面図である。 従来技術によるインクジェット記録装置の概略を示す断面図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 プラテン
3 キャリッジ
4、5、6、7 記録ヘッド
8 ガイドレール
9 光源
10 光照射装置
11 吸引孔
12 支持部材
13 吸引手段
14 流路
15 断熱材
20 放熱板
99 記録媒体

Claims (8)

  1. 光硬化型のインクを吐出するノズルを備えた記録ヘッドと、記録媒体に吐出された前記インクを硬化可能な光を照射する光照射装置と、前記記録ヘッドと対向する位置に前記記録媒体を支持するとともに前記記録媒体を吸引可能な吸引孔を有して配設されたプラテンと、前記プラテンを支持する支持部材と、前記吸引孔を介して前記記録媒体を前記プラテンに吸着可能な吸引手段とを備えたインクジェット記録装置において、
    前記プラテンには、該プラテンを冷却する冷却手段が備えられており、前記冷却手段は、前記プラテンを冷却する冷却媒体が通過可能な流路を備えて構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記プラテンは、アルミニウムを主成分とする金属材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記プラテンは、前記記録媒体を支持する側の面が黒色に塗装された黒色面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記流路の内面はヒートシンク形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記プラテンと前記支持部材との接合部には断熱材が備えられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記断熱材は樹脂であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記冷却媒体は気体であり、前記冷却手段には前記流路に気体を送り込むファンが備えられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記冷却媒体は液体であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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