JP2012192676A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012192676A
JP2012192676A JP2011059272A JP2011059272A JP2012192676A JP 2012192676 A JP2012192676 A JP 2012192676A JP 2011059272 A JP2011059272 A JP 2011059272A JP 2011059272 A JP2011059272 A JP 2011059272A JP 2012192676 A JP2012192676 A JP 2012192676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
medium
support
suction
medium support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011059272A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Toya
昭寛 戸谷
Original Assignee
Seiko Epson Corp
セイコーエプソン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, セイコーエプソン株式会社 filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011059272A priority Critical patent/JP2012192676A/ja
Publication of JP2012192676A publication Critical patent/JP2012192676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】記録媒体に不具合が生じることを抑制しつつ、記録処理効率の向上に寄与できる記録装置を提供する。
【解決手段】長尺の被記録媒体を給排する給排装置と、第1面が前記被記録媒体を支持する媒体支持面とされる媒体支持部24とを備える。媒体支持部は、媒体支持面25aを有し媒体支持面に吸引孔26が設けられた媒体支持部本体25と、媒体支持部本体の温度を調整する温度調整装置51と、第1面と逆側の第2面25b側から断熱材53を介して媒体支持部本体を支持する本体支持部52と、第2面側から吸引孔を介して吸引を行う吸引装置28と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録装置及び記録方法に関するものである。
近年、グラビア印刷方式やフレキソ印刷方式等の製版を必要とする印刷方式に比べて、高速、簡便かつ安価に画像を記録することができる画像記録装置として、インクジェット記録方式による画像記録装置、すなわち、インクジェット記録装置が広く普及している。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドから記録媒体に対してインクを吐出して着弾させることにより記録媒体上に画像を記録する方式が採用されているため、記録媒体として紙や布帛等のほか、従来の画像記録方式では記録が困難であった樹脂フィルムや金属等のインク吸収性に乏しい記録媒体に対しても画像記録を行うことができるという特徴を有する。
これらの記録媒体は、通常、プラテンと呼ばれる支持板上を搬送され、その上方の記録ヘッドからインクの吐出を受ける。その際、記録媒体上に形成される画像の高精細化を図り、記録ムラの発生を防止し、或いはインクジェット記録の直前に記録媒体に表面処理剤を塗布するなど種々の目的で、記録媒体を加熱温調されたプラテンで加熱するように構成されたインクジェット記録装置が開発されているが、この種の記録装置では何らかの原因で記録動作を行っていない間に、プラテン上に放置された記録媒体が過度に加熱されてしまい、記録媒体が歪む等の不具合を生じさせかねない。
そこで、特許文献1には、未記録のプリントデータが存在しないと判断した場合に、プラテンの温度を低下させることにより、記録媒体に歪み等の悪影響が生じることを防止する技術が開示されている。
特開2006−027165号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
記録処理の再開時に、一旦温度低下させたプラテンを所定温度まで加熱するには時間がかかるため、記録処理の効率を低下させるという問題が生じる。特に、例えば、ロール・トゥ・ロール方式で記録媒体を供給する記録装置の場合、記録媒体の大面積化に伴ってプラテンも大型化して熱容量が大きくなっているため、上記の記録処理効率の低下が顕著になってしまう。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、記録媒体に不具合が生じることを抑制しつつ、記録処理効率の向上に寄与できる記録装置及び記録方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明の記録装置は、長尺の被記録媒体を給排する給排装置と、第1面が前記被記録媒体を支持する媒体支持面とされる媒体支持部とを備え、前記媒体支持部は、前記媒体支持面を有し該媒体支持面に吸引孔が設けられた媒体支持部本体と、前記媒体支持部本体の温度を調整する温度調整装置と、前記第1面と逆側の第2面側から断熱材を介して前記媒体支持部本体を支持する本体支持部と、前記第2面側から前記吸引孔を介して吸引を行う吸引装置と、を備えることを特徴とするものである。
従って、本発明の記録装置では、吸引孔を介して吸引装置が吸引することにより被記録媒体を、記録媒体に不具合が生じさせない所定の温度に温度調整がなされた媒体支持部本体の媒体支持面に吸着保持できる。また、本発明では、本体支持部が媒体支持面と逆側で媒体支持部本体を支持することで必要な強度が確保されるため、媒体支持部本体の厚さを小さくすることができる。そのため、本発明では、媒体支持部本体の熱容量が小さくなり媒体支持部本体の温度調整に要する時間を短くでき、記録処理効率の向上に寄与できる。また、本発明では、媒体支持部本体と本体支持部との間に断熱材が介装されているため、媒体支持部本体の熱が本体支持部に伝達され媒体支持部本体の温度が変動することを抑制できる。
また、本発明では、前記媒体支持部本体の前記第2面側に、前記吸引装置による吸引が行われる吸引空間が設けられ、前記本体支持部が前記吸引空間に配置される構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、本体支持部の設置空間を別途設ける必要がなくなり、装置の小型化を図ることができる。
上記構成における前記本体支持部としては、前記吸引装置による吸引の吸引路の一部を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、吸引空間における吸引路を確保することができるため、吸引孔を介して媒体支持面に支持される被記録媒体の吸引に支障を来すことを回避できる。
前記本体支持部としては、間隔をあけて複数配設された梁状部材により形成される構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、本体支持部を全面的に配置した場合と比較して装置の小型軽量化を図ることができる。
前記複数の梁状材は、前記被記録媒体の給排方向または前記被記録媒体の幅方向に沿って配設される構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、装置の小型軽量化を図ることができるとともに、被記録媒体に対する媒体支持部本体の支持特性に応じた方向に梁状材を配置することができる。
また、本発明では、前記媒体支持面に支持された前記被記録媒体に対する印刷処理の有無に応じて、前記温度調整装置を制御する制御装置を有する構成を好適に採用できる。
これにより、本発明では、被記録媒体に対する印刷処理が行われる場合には、媒体支持部本体を加熱することで、被記録媒体に塗布された液体を乾燥させることができ、被記録媒体に対する印刷処理が行われない場合には、媒体支持部本体の温度を低下させて、被記録媒体に湿度変化が生じ歪み等の不具合の原因となることを防止できる。
一方、本発明の記録方法は、第1面が長尺の被記録媒体を支持し、吸引孔が設けられた媒体支持面とされる媒体支持部本体と、前記媒体支持部本体の温度を調整する温度調整装置と、前記第1面と逆側の第2面側から断熱材を介して前記媒体支持部本体を支持する本体支持部と、前記第2面側から前記吸引孔を介して吸引を行う吸引装置とを用い、
前記媒体支持面に支持された前記被記録媒体に対する印刷処理の有無に応じて、前記媒体支持部本体の温度調整を行うことを含むものである。
従って、本発明の記録方法では、吸引孔を介して吸引装置が吸引することにより被記録媒体を、記録媒体に不具合が生じさせない所定の温度に温度調整がなされた媒体支持部本体の媒体支持面に吸着保持できる。また、本発明では、本体支持部が媒体支持面と逆側で媒体支持部本体を支持することで必要な強度が確保されるため、媒体支持部本体の厚さを小さくすることができる。そのため、本発明では、媒体支持部本体の熱容量が小さくなり媒体支持部本体の温度調整に要する時間を短くでき、記録処理効率の向上に寄与できる。また、本発明では、媒体支持部本体と本体支持部との間に断熱材が介装されているため、媒体支持部本体の熱が本体支持部に伝達され媒体支持部本体の温度が変動することを抑制できる。そして、本発明では、被記録媒体に対する印刷処理が行われる場合には、媒体支持部本体を加熱することで、被記録媒体に塗布された液体を乾燥させることができ、被記録媒体に対する印刷処理が行われない場合には、媒体支持部本体の温度を低下させて、被記録媒体に湿度変化が生じ歪み等の不具合の原因となることを防止できる。
本発明に係るプリンターの全体の概略を示す側面図。 インクジェットプリンター1の概略構成を示す平面図である。 媒体支持テーブル24をX方向に断面した図である。 記録処理時の時間と温度との関係を示す図。
以下、本発明の記録装置及び記録方法の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図1に示すのは、本発明に係る「記録装置」の一例として示される「液体噴射装置」としてのインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の全体の概略を示す側面図である。また、図2は、インクジェットプリンター1の概略構成を示す平面図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式噴射装置や、複写機及びファクシミリ等の記録装置に用いられ、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させて記録する記録装置に含まれるものである。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
図1および図2に示す如く、プリンター1は、給送部10と、記録部20と、排出部40とを備えている。このうち、給送部10は、被噴射媒体および被記録媒体の一例であるロール紙Rを記録部20へ給送することができるように設けられている。
具体的には、給送部10は、ロール媒体ホルダ11を有し、ロール媒体ホルダ11がロール状のロール紙Rを保持している。そして、ロール状のロール紙Rを回動させることにより、送り方向下流側(搬送方向;Y軸の矢印方向)の記録部20へ第1ローラ12を介してロール状態を解いた状態のロール紙Rを給送することができるように構成されている。
尚、本実施形態では、被記録媒体の一例としてロール紙Rを挙げて説明するが、単票紙やフィルム材でもよいのは勿論である。
また、記録部20は、給送部10から送られたロール紙Rに対して液体(流体)の一例であるインクを吐出して記録を実行することができるように設けられている。
具体的には、キャリッジ21と、記録ヘッド22と、媒体支持部である媒体支持テーブル24と、カール押さえ30等とを有している。
キャリッジ21は、媒体支持テーブル24と対向し、図示しない第1ガイド軸に案内されながら、図示しないキャリッジモーターの動力によって、ロール紙Rの送り方向Yに移動することができるように設けられている。
尚、図1に示すのは、媒体支持テーブル24より送り方向上流側へ退避した状態である。キャリッジ21が媒体支持テーブル24より上流側へ移動可能に設けられているのは、後述するカール押さえ30の取り付け・取り外しおよび幅方向Xへの移動をオペレーターが容易に行うことができるようにするためである。
記録ヘッド22は、キャリッジ21に設けられ、送り方向Yにおいてキャリッジ21と一体に移動することができるように設けられている。さらに、記録ヘッド22は、ロール紙Rの幅方向であるX方向において、キャリッジ21に対して相対的に移動することができるように構成されている。具体的には、図示しない第2ガイド軸に案内されながら、図示しない記録ヘッドモーターの動力によって、幅方向Xに移動することができるように設けられている。即ち、記録ヘッド22は、媒体支持テーブル24と対向する範囲において、送り方向Yおよび幅方向Xへ2次元で移動することができるように構成されている。そして、記録ヘッド22における媒体支持テーブル24と対向する面に設けられたノズル列23からインクを吐出することにより、ロール紙Rに対する記録処理を実行することができる。
媒体支持テーブル24は、ロール紙Rを裏面から支持することができるように設けられている。
具体的には、媒体支持テーブル24は、支持面(媒体支持面、第1面)25aでロール紙Rを支持するプラテン(媒体支持部本体)25、プラテン25の裏面(第2面)25b側に配置されたヒーター(温度調整装置)51、プラテン25及びヒーター51の裏面25b側に設けられた圧力室(吸引空間)27、圧力室27に連結された吸引装置28、圧力室27に配置された複数の梁状部材(本体支持部)52及び断熱材53等を備えている。
図1及び図2に示すように、プラテン25には、例えば、内径数mm程度の多数の貫通孔からである吸引孔26が、ほぼ全面に亘って形成されている。具体的には、内径2〜3mmの吸引孔26が、プラテン25の長手方向であるY方向(ロール紙Rの搬送方向)と、幅方向であるX方向(ロール紙Rの幅方向)に、それぞれ列状に配列形成される。
圧力室27は、プラテン25を天面とし、側壁27a及び底壁27bで囲まれた密閉空間であり、その底壁27bに吸引装置28が連結される。
吸引装置28は、圧力室27の内部の空気を吸引して負圧にするものである。具体的には、軸流ファン29により圧力室27の内部の空気を吸引するように構成されている。これにより、プラテン25に形成されて多数の吸引孔26を介して外気が吸引され、プラテン25の支持面25aに載置したロール紙Rをプラテン25の表面に吸着保持するようになっている。
図3は、媒体支持テーブル24をX方向に断面した図である。
図3に示すように、プラテン25の裏面25bには、ヒーター51が設けられており、上記吸引孔26はヒーター51を貫通して形成されている。また、ヒーター51は、媒体支持テーブル24上のロール紙Rを加熱することができるように設けられている。これは、記録実行に伴い、ロール紙Rの表面に着弾したインクの乾燥を促進するためである。具体的には、ヒーター51は一例としてニクロム線を有している。そして、通電されることにより、ニクロム線25a自体が発熱し、媒体支持テーブル24を介して接触している媒体支持テーブル24上のロール紙Rの裏面へ熱を伝導することができる。
ヒーター51の作動は、制御装置CONTにより制御される。
梁状部材52は、Z方向に関して裏面25b側から断熱材53を介してプラテン25を支持するものであって、図2に示すように、側壁27aの間にY方向に延在する角柱状に形成されている。また、図2及び図3に示すように、梁状部材52は、X方向(ロール紙Rの幅方向)に互いに間隔をあけて、具体的には吸引孔26に対して非閉塞となるように離間して複数設けられている。梁状部材52は、−Z側の端部が底壁27bに当接し、+Z側の端部において断熱材53及びヒーター51を介してプラテン25を支持している。各梁状部材52には、X方向に貫通し、吸引装置28による吸気の際に空気の吸引路の一部をなす流路52aが形成されている。本実施形態では、流路52aは、底壁27bに臨む正面視矩形(図1参照)の切欠形状で形成されている。
また、本実施形態では、梁状部材52によるプラテン25の支持力の低下を抑制するために、図2に示すように、隣り合う梁状部材52の間で切欠部となる流路52aがY方向で異なる位置となるように配置されている。この場合、いずれの梁状部材52においても、端部からの流路52aの距離は同一で、Y方向の位置を図2中で交互に左右反転して設置することで、同一形状の梁状部材52を用いることができ、作業性の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
カール押さえ30は、プラテン25の表面に載置したロール紙Rの側端Raを、プラテン25に向けて押さえることにより、ロール紙Rの側端Raがカールしてプラテン25から離間する、所謂浮き上がりを防止するものである。
具体的には、カール押さえ30は、柔軟性および可僥性を有した一対の帯状フィルムからなるカール押さえ部材31を備えている。各カール押さえ部材31は、プラテン25のX方向の両端側(ロール紙Rの幅方向の両端)において、Y方向(ロール紙Rの搬送方向)に沿ってY方向の全域に亘って配置される。
なお、カール押さえ部材31は、例えば厚みが0.5mm以下、幅が30mm程度である。また、素材としては、例えばポリイミド等を用いることができる。
また、カール押さえ取付部35は、図2に示すように、カール押さえ部材31の両端を、それぞれX方向に沿って移動可能に連結している。これにより、各カール押さえ部材31は、その両端をカール押さえ取付部35に沿って移動させることで、プラテン25の幅方向(X方向)の任意位置において、プラテン25の長手方向(Y方向)に平行に配置される。
従って、プラテン25の上面に載置したロール紙Rの幅方向(X方向)の両端を、長手方向(Y方向)の全域に亘って押さえることが可能となっている。
排出部40は、巻き取りローラ41を有し、記録部20から送られたロール紙Rを、巻き取りローラ41に巻き取るように構成されている。
なお、排出部40は、記録部20から送られたロール紙Rを巻き取りローラ41で巻き取る際に、ロール紙Rの撓みを取り除くテンショナーや、記録部20から送られたロール紙Rを加熱乾燥処理する乾燥部を備えることもある。
制御装置CONTは、上述したキャリッジ21、記録ヘッド22の駆動やロール紙Rの搬送、吸引装置28、ヒーター51等の駆動・動作等を統括的に制御する。
上記構成のプリンター1においては、ヒーター51を作動させてプラテン25を加熱した後に、図3(a)に示すように、媒体支持テーブル24の圧力室27に連結された吸引装置28を駆動する。つまり、軸流ファン29を回転させて、圧力室27の内部を吸引して負圧にする。
このとき、圧力室27には、複数の梁状部材52及び断熱材53がプラテン25(ヒーター51)と底壁27bとの間に懸架されているが、各梁状部材52に形成された52aにより、吸引時の空気の吸引路が確保されているため、圧力室27は支障なく負圧となり、プラテン25の全ての吸引孔26を介して、プラテン25の支持面(上面)25a側の空気(外気)が吸引される。
これにより、図3(b)に示されるように、プラテン25の支持面(上面)25aに載置したロール紙R及びカール押さえ部材31を、プラテン25の支持面25aに吸着保持することができる。
また、媒体支持テーブル24においては、プラテン25は、圧力室を形成する壁部のみならず、梁状部材52に支持されているため、支持面25aの平坦性を所定値に維持するために必要な強度の一部は梁状部材52が負担することになる。そのため、プラテン25の厚さとしては、梁状部材52が設置されていない場合と比較して大幅に薄くすることができる。従って、プラテン25の熱容量が小さくなり、記録処理に適した温度T3(例えば40〜50℃、後述)まで加熱するまでの時間を大幅に短縮することができる。
プラテン25に保持されたロール紙Rに対しては、記録ヘッド22のノズル列23からインクを所定のパターンで吐出することにより、ロール紙Rに対する記録処理を実行することができる。記録処理が行われたロール紙Rは、排出部40における巻き取りローラ41に巻き取られる。
ここで、ロール紙Rに対する記録処理(印刷処理)が中断する場合には、制御装置CONTはヒーター51の作動を制御してプラテン25の温度を低下させる。
図4は、時間とプラテン25の温度との関係を示す図である。
この図に示されるように、時間t1で記録処理が完了し、時間t2で記録処理を再開するまでアイドル時間が生じる場合、制御装置CONTはヒーター51を制御して、記録処理時のプラテン25の温度T3(数十度程度)を室温(外気温)T1よりも数度高い温度T2まで低下させる。この際も、上述したように、プラテン25が従来よりも薄く形成されているため、温度T2まで低下させる際の時間を短縮することができる。
このように、プラテン25の温度を低下させることにより、プラテン25に吸着保持されるロール紙Rの乾燥が大幅に進行し、ロール紙Rに歪み等が生じることが抑制できる。
そして、時間t2で記録処理が再開される際には、制御装置CONTは再度プラテン25を温度T3まで上昇させる。このとき、プラテン25は、外気温の温度T3ではなく、それより数度高い温度T2に保持されていたため、上述したプラテン25の薄型化も相まって温度T3まで迅速な温度上昇が可能である。
以上のように、本実施形態では、ロール紙Rに対して記録処理を行わない場合には、プラテン25の温度を低下させているため、ロール紙Rに歪み等の不具合が生じることを防止できるとともに、梁状部材52によってプラテン25を支持することでプラテン25の薄型化が実現されているため、プラテン25の温度調整を短時間で行うことが可能となり、記録処理効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、梁状部材52が吸引空間27に配置されているため、梁状部材52の設置空間を別途設ける必要がなく装置の小型化を図ることができる。しかも、本実施形態では、梁状部材52が吸引時の吸引路となる流路52aを有しているため、装置の小型化を図りつつも確実にロール紙Rを支持面25aに吸着保持させることができる。そして、この梁状部材52における流路52aの位置を、隣り合う梁状部材52間で延在方向について異ならせているため、切欠形状の流路52aが直線上に並んで強度低下を招くことを抑制できる。
また、本実施形態では、プラテン25が長尺の複数の梁状部材52で支持されているため、プラテン25の裏面25bを全面的に支持する場合と比較して、装置の小型化を図ることができる。さらに、本実施形態では、プラテン25と梁状部材52との間に断熱材53が介装されているため、プラテン25の熱が梁状部材52に伝達されてプラテン25の温度が低下することを抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、梁状部材52及び断熱材53をロール紙Rの幅方向に複数設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、ロール紙Rの幅方向に延在する梁状部材をロール紙Rの搬送方向に互いに間隔をあけて複数設ける構成としてもよい。また、上記実施形態では、直線状の梁状部材52及び断熱材53を複数設ける構成としたが、これに限られず、プラテン25の裏面25b側に全面的に配置する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、吸引路の流路52aとして底壁27bに臨んで開口する切欠形状を例示したが、これに限定されず、Z方向の中途に貫通孔として形成する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、プラテン25の温度調整を加熱手段であるヒーター51を用いて行う構成としたが、記録処理の中断時にプラテン25を冷却するために冷却手段を付設する構成としてもよい。
冷却手段としては、例えばプラテン25の支持面25aと対向する位置にファンを設け、冷媒としての空気を支持面25aに向けて流動させる構成や、プラテン25の裏面25b側の圧力室27にファンを設ける構成としてもよい。さらに、吸引装置28に給気機能を加え、冷却時には圧力室27から吸引孔26を介してエアを流動させることで、プラテン25を冷却する構成としてもよい。
また、上述の実施形態においては、記録装置として、インク等の液体を噴射する液体噴射装置を例にして説明したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に適用することができる。液体噴射装置が噴射可能な液体は、機能材料の粒子が分散又は溶解されている液状体、ジェル状の流状体を含む。
また、上述した実施形態において、液体噴射装置(記録装置)から噴射される液体としては、インクのみならず、特定の用途に対応する液体を適用可能である。液体噴射装置に、その特定の用途に対応する液体を噴射可能な噴射ヘッドを設け、その噴射ヘッドから特定の用途に対応する液体を噴射して、その液体を所定の物体に付着させることによって、所定のデバイスを製造可能である。例えば、液体噴射装置は、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、及び面発光ディスプレイ(FED)の製造等に用いられる電極材、色材等の材料を所定の分散媒(溶媒)に分散(溶解)した液体(液状体)を噴射する液体噴射装置に適用可能である。
また、流体噴射装置としては、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
1…インクジェットプリンター(記録装置)、 24…媒体支持テーブル(媒体支持部)、 25…プラテン(媒体支持部本体) 25a…支持面(媒体支持面、第1面)、 25b…裏面(第2面)、 26…吸引孔、 27…圧力室(吸引空間)、 28…吸引手段(吸引装置)、 41…ヒーター(温度調整装置)、 R…ロール紙(被記録媒体)

Claims (7)

  1. 長尺の被記録媒体を給排する給排装置と、
    第1面が前記被記録媒体を支持する媒体支持面とされる媒体支持部とを備え、
    前記媒体支持部は、前記媒体支持面を有し該媒体支持面に吸引孔が設けられた媒体支持部本体と、
    前記媒体支持部本体の温度を調整する温度調整装置と、
    前記第1面と逆側の第2面側から断熱材を介して前記媒体支持部本体を支持する本体支持部と、
    前記第2面側から前記吸引孔を介して吸引を行う吸引装置と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1記載の記録装置において、
    前記媒体支持部本体の前記第2面側には、前記吸引装置による吸引が行われる吸引空間が設けられ、
    前記本体支持部は、前記吸引空間に配置されることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2記載の記録装置において、
    前記本体支持部は、前記吸引装置による吸引の吸引路の一部を有することを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の記録装置において、
    前記本体支持部は、間隔をあけて複数配設された梁状部材により形成されることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4記載の記録装置において、
    前記複数の梁状材は、前記被記録媒体の給排方向または前記被記録媒体の幅方向に沿って配設されることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の記録装置において、
    前記媒体支持面に支持された前記被記録媒体に対する印刷処理の有無に応じて、前記温度調整装置を制御する制御装置を有することを特徴とする記録装置。
  7. 第1面が長尺の被記録媒体を支持し、吸引孔が設けられた媒体支持面とされる媒体支持部本体と、前記媒体支持部本体の温度を調整する温度調整装置と、前記第1面と逆側の第2面側から断熱材を介して前記媒体支持部本体を支持する本体支持部と、前記第2面側から前記吸引孔を介して吸引を行う吸引装置とを用い、
    前記媒体支持面に支持された前記被記録媒体に対する印刷処理の有無に応じて、前記媒体支持部本体の温度調整を行うことを含む記録方法。
JP2011059272A 2011-03-17 2011-03-17 記録装置及び記録方法 Pending JP2012192676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011059272A JP2012192676A (ja) 2011-03-17 2011-03-17 記録装置及び記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011059272A JP2012192676A (ja) 2011-03-17 2011-03-17 記録装置及び記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012192676A true JP2012192676A (ja) 2012-10-11

Family

ID=47085057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011059272A Pending JP2012192676A (ja) 2011-03-17 2011-03-17 記録装置及び記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012192676A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172758A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Xerox Corp 空気力を利用したシート見当合わせと誘導された空気流による固定
JP2016221780A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 キヤノン株式会社 加熱装置、搬送装置、記録装置、制御方法及びプログラム
JP2017140773A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社Okiデータ・インフォテック インクジェットプリンター

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324443A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2006027165A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2007307786A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Mimaki Engineering Co Ltd 印刷装置、搬送装置、及び印刷方法
JP2010149317A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Seiko Epson Corp 記録装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324443A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2006027165A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2007307786A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Mimaki Engineering Co Ltd 印刷装置、搬送装置、及び印刷方法
JP2010149317A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Seiko Epson Corp 記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172758A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Xerox Corp 空気力を利用したシート見当合わせと誘導された空気流による固定
JP2016221780A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 キヤノン株式会社 加熱装置、搬送装置、記録装置、制御方法及びプログラム
JP2017140773A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社Okiデータ・インフォテック インクジェットプリンター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5482012B2 (ja) ターゲット支持装置、ターゲット搬送機構及び液体噴射装置
JP2009292130A (ja) 液体噴射装置
US8678579B2 (en) Image recording device and image recording method
JP2009012909A (ja) 画像記録装置
US8708480B2 (en) Recording apparatus
US8100522B2 (en) Recording apparatus and recording method of recording apparatus
JP2010149319A (ja) 記録装置
US9937733B2 (en) Transport apparatus and printing apparatus
JP2007062087A (ja) 記録ユニット及びその記録ユニットを備える画像記録装置
JP2011194797A (ja) 記録装置
JP2012192676A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2012024932A (ja) 記録装置
JP5720345B2 (ja) 記録装置
JP5258242B2 (ja) 液体噴射装置
WO2014188955A1 (ja) インクジェット記録装置及び記録ヘッドのメンテナンス方法
JP5736926B2 (ja) 印刷装置
JP5728798B2 (ja) 記録装置
JP2012116063A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの結露防止方法
JP2012196821A (ja) 記録装置
JP2010188638A (ja) 記録装置、記録方法
JP2014184676A (ja) 液体吐出装置
JP5292750B2 (ja) 液体噴射装置
JP2014213454A (ja) インクジェット記録装置
JP2012166497A (ja) 印刷装置
JP2012218416A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150203