JP2001121759A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2001121759A
JP2001121759A JP30655999A JP30655999A JP2001121759A JP 2001121759 A JP2001121759 A JP 2001121759A JP 30655999 A JP30655999 A JP 30655999A JP 30655999 A JP30655999 A JP 30655999A JP 2001121759 A JP2001121759 A JP 2001121759A
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Masashi Ogasawara
政司 小笠原
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プラテンの温度を高精度に検出し
て、プラテンを短時間に冷却、あるいは加熱を行って、
プラテンを印刷に適した温度に迅速にすることが可能な
サーマルプリンタを提供することを目的とする。 【解決手段】 角筒状のプラテン1の印刷面1aの温度
を検出可能な複数の温度センサ11をプラテン1に設け
ると共に、プラテン1の印刷面1aの温度上昇を抑制可
能な冷却手段であるファン14を設け、印刷面1aの温
度が所定値以上に上昇したことを温度センサ11が検出
すると、ファン14を動作させて印刷面1aの温度上昇
を抑制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係わり、特にプラテンの温度を制御可能なサーマルプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタを特開平5−1
55075号に開示されている熱転写プリンタで説明す
る。従来のサーマルプリンタは、図4の要部断面図に示
すように、円筒状で内部が空洞に形成された長尺なプラ
テン芯金20aを有するプラテンローラ20が配設され
ている。また、プラテン芯金20aの表面は弾性体20
bで覆われ、空洞内部を貫通するように回転軸20cを
設け、回転軸20cを回転中心として、プラテンローラ
20は回転可能になっている。前記プラテン芯金20a
の両端面には、通風口(図示せず)を有する側壁が形成
され、この側壁に回転軸20cが軸支されている。そし
て、回転軸20cの空洞内部には、一方から他方の端部
にかけて発熱体24が装着されている。
【0003】前記回転軸20cは、両端部近傍がフレー
ム21、21に設けた2つの軸受22、22に回転可能
に軸支されている。また、図示左側の軸受22近傍のフ
レーム21には、軸受22に対して同心円状の複数の通
風孔21aが形成され、この通風孔21aは、プラテン
ローラ20の前記通風口に対応する範囲に設けられてい
る。また、図示左側のフレーム21の外側には、ファン
26が配設され、このファン26はエアダクト27に取
り付けられ、このエアダクト27の吹き出し口がフレー
ム21の通風孔21aに固定されている。そして、ファ
ン26による送風が通風孔21a、及びプラテン芯金2
0aの通風口(図示せず)を通過して、プラテン芯金2
0aの空洞内部に送風され、印刷中に高温になったプラ
テン20を冷却するようになっている。また、通風孔2
1aが形成されたフレーム21とプラテンローラ20の
端面との間にはエア漏れ防止用のスペーサ23が固着さ
れている。このスペーサ23とプラテンローラ20の端
面との間には隙間23aが形成されて、プラテンローラ
20の回転を阻害しないようになっている。
【0004】また、回転軸20cの内部に装着している
発熱体24の外部との接続は、回転軸20cの両端面に
接触する2個の電気接点24a、24bで行うようにな
っている。また、図示右側の軸受22近傍に取り付けら
れた温度センサ25の外部との接続は、回転軸20cの
端部寄りの外周面に接触する2個の電気接点25a、2
5bで行うようになっている。前記電気接点24a、2
4b、25a、25b、及びファン26は制御装置28
にそれぞれ接続されている。
【0005】前記プラテンローラ20の弾性体20bの
外周面には、記録用紙(図示せず)とこの記録用紙に接
する外側にインクリボン(図示せず)とが配設されてい
る。また、前記インクリボンの外側に、プラテンローラ
20に対して接離可能なサーマルヘッド(図示せず)が
配設されている。そして、前記サーマルヘッドをヘッド
ダウンさせ、サーマルヘッドとプラテンロー20との間
に、インクリボンと記録用紙とを圧接狭持した状態で、
サーマルヘッドに形成された複数の発熱素子を選択的に
発熱させると共に、プラテンローラ20を回転させるこ
とにより、記録用紙に所望の画像を印刷するようになっ
ている。
【0006】前記制御装置28は、印刷前に温度センサ
25で検出されたプラテンローラ20の温度が所定の温
度より低い場合は、発熱体24に通電してプラテンロー
ラ20の温度を上昇させるようになっている。また、連
続印刷等により前記サーマルヘッド(図示せず)の発熱
がプラテンローラ20に蓄熱され、プラテンローラ20
の温度が所定の温度より高くなった場合には、ファン2
6を回転させ、エアダクト27からプラテン芯金20a
の空洞内部に外気を送風して、プラテンローラ20を冷
却するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のサーマルプリンタは、温度センサ25をプラテ
ンローラ20の回転軸20cの一方の端部寄りに取り付
けていたので、印刷に寄与する長尺方向のプラテンロー
ラ20の外周面の温度を精度良く測定できなかった。そ
のために、プラテンローラ20の外周面の長尺方向の温
度ムラが発生して、記録用紙に印刷した画像にムラが発
生するという問題があった。また、発熱体24、及び温
度センサ25は、電気接点9a、9b、10a、10b
を介して外部の制御装置に接続されているので、電気接
点にゴミ等が付着すると接触不良が発生して、発熱体、
及び温度センサを精度良く動作させることができないこ
とがあった。
【0008】また、発熱体24は、プラテン芯金20a
の空洞内部の回転軸20c内に配設されているため、発
熱体24を発熱させると、まず回転軸20cを温度上昇
し、この回転軸の温度上昇によってプラテン芯金20a
の空洞内部の空気が温度上昇して、プラテン芯金20a
を介して外周表面の弾性体20bを温度上昇させるよう
になっている。そのために、発熱体24を動作させてか
ら外周表面の弾性体20bが温度上昇するまでに、時間
が掛かり、印刷の要するトータルの時間が長く掛かって
しまうという問題があった。本発明は、前述したような
問題点に鑑みてなされたもので、プラテンの温度を高精
度に検出し、プラテンを短時間に冷却、あるいは加熱を
行って、プラテンを印刷に適した温度に迅速にすること
が可能なサーマルプリンタを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のサーマルプリンタは、
記録用紙に印刷可能なサーマルヘッドと、このサーマル
ヘッドをヘッドダウンさせて前記記録用紙を圧接して印
刷可能な印刷面を有するプラテンとを備え、前記印刷面
の温度を検出可能な複数の温度センサを前記プラテンに
設けると共に前記プラテンの前記印刷面の温度上昇を抑
制可能な冷却手段を設け、前記印刷面の温度が所定値以
上に上昇したことを前記温度センサが検出すると、前記
冷却手段を動作させて前記印刷面の温度上昇を抑制する
ような構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記プラテンは、前記印刷面の温度を上
昇させる複数の加熱手段を有し、前記温度センサによっ
て印刷開始前の前記プラテンの温度が所定値以下に低下
していることを検出すると、前記加熱手段を動作させて
前記印刷面の温度を上昇させるような構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記プラテンは、前記印刷面が平坦状で
長尺形状に形成された構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記プラテンは、筒状で両端部に開口部
を有して長尺方向に貫通された空洞部を備え、前記複数
の温度センサを前記空洞部内にそれぞれ配設し、前記冷
却手段は前記空洞部内に送風可能なファンから成り、こ
のファンを前記プラテンの少なくとも一端部側の前記開
口部近傍に配設した構成とした。
【0013】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記複数の温度センサは、前記平板状の
印刷面が形成された側の前記空洞部の内壁に所定の間隔
を有してそれぞれ取り付け、前記複数の加熱手段は、前
記温度センサが取り付けられた前記内壁と対向、あるい
は直交する側の内壁の、それぞれの前記温度センサと対
応する位置にそれぞれ取り付けた構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルプリンタ
を例えば熱転写プリンタで、図1〜図3に基づいて説明
する。まず、本発明のサーマルプリンタの図1に示す印
刷部には、側面形状が四角形の角筒状で長尺に形成され
たプラテン1が配設されている。このプラテン1は、例
えば材質がアルミニウム等の金属で形成され、内部に空
洞部1bを有し左右端部に開口部1cが設けられてい
る。前記プラテン1は、後述するサーマルヘッド8をヘ
ッドダウンさせ、記録用紙2を圧接して印刷可能な印刷
面1aを有し、この印刷面1aは、平板状のゴム等から
成る弾性体を接着剤等で、プラテン1の外側面に接着し
て形成されている。
【0015】また、プラテン1の図示下方には、図示を
省略した給紙部から搬送されてくる記録用紙2をプラテ
ン1と後述するサーマルヘッド8との間に搬送可能な紙
送りローラ3が配設されている。この紙送りローラ3
は、回転可能な長尺状の回転軸3aを有し、この回転軸
3aに複数のゴム等で円柱状に形成された紙送りローラ
3が一体化されて取り付けられている。
【0016】また、紙送りローラ3には、所定の圧力で
圧接すると共に、紙送りローラ3の回転に追従して回転
可能な複数の圧接ローラ4が配設されている。この圧接
ローラ4は、それぞれ図示を省略したローラ保持部材に
回転自在に保持され、それぞれ独立して紙送りローラ3
に弾性付勢されて圧接可能になっている。そして、紙送
りローラ3を回転させて、紙送りローラ3と圧接ローラ
4との間で、記録用紙2を所定の保持力になるように圧
接狭持して、記録用紙2を用紙搬送方向Aの紙送りロー
ラ3の下流のプラテン1側に搬送可能になっている。
【0017】また、プラテン3と対向する側にはキャリ
ッジ5が配設され、このキャリッジ5は棒状のガイドシ
ャフト6に軸支されている。前記キャリッジ6は、図示
を省略した一対のプーリに張架された適宜な駆動ベルト
7に取り付けられ、ステッピングモータ等の駆動手段
(図示せず)により駆動ベルト7を駆動させて、ガイド
シャフト6に沿って往復動自在になっている。
【0018】また、キャリッジ5には、プラテン1に対
して接離可能なサーマルヘッド8が、プラテン1と対向
する位置に取り付けられている。前記サーマルヘッド8
は、複数のドット状の発熱素子(図示せず)を有し、印
刷制御部(図示せず)から送られてくる印刷情報に基づ
いて、前記発熱素子を選択的に発熱させて、後述するイ
ンクリボン10のインクを記録用紙2に熱転写して所望
の画像を印刷するようになっている。
【0019】また、キャリッジ5の上面に形成されたカ
セット装着面5aの中央部付近には、相互に所定間隔を
隔てた一対の回転可能なボビン5b、5bが上方に突出
形成されている。そして、キャリッジ5のカセット装着
面5aには、リボンカセット9が着脱可能になってい
る。このリボンカセット9は、一対のボビン5b、5b
が係合可能な一対の孔状のリール9a、9aを有し、こ
の一対のリール9a、9aには所定の色の熱溶融性のイ
ンクが塗布されたインクリボン10が巻回されている。
このような本発明のサーマルプリンタの印刷手段は、図
示を省略したフレームに、プラテン1、紙送りローラ
3、ガイドシャフト6等の端部が、それぞれ取り付けら
れて一体化されている。
【0020】また、図2の要部断面図に示すように、プ
ラテン1の平板状の印刷面1aが形成された側の空洞部
1bの内壁に、所定の間隔を有して複数の温度センサ1
1が接着剤等で取り付けられている。そして、温度セン
サ11は、プラテン1の印刷面1aの温度を検出可能に
なっている。また、温度センサ11が取り付けられた内
壁と対向する側の空洞部1bの内壁に、印刷面1aの温
度を上昇させるための複数の加熱手段であるヒータ12
が取り付けられている。
【0021】この複数のヒータ12は、温度センサ11
が取り付けられた内壁と対向する側の内壁の、それぞれ
の温度センサ11と対応する位置に、温度センサ11と
対向状態でそれぞれ取り付けられている。前記ヒータ1
2は薄型の面状ヒータ等で構成されている。前記ヒータ
の取り付け位置は、温度センサ11が取り付けられた内
壁と対向する側の内壁に限定されず、温度センサ11が
取り付けられた内壁の他の部分に取り付けても良い。
【0022】また、プラテン1の、少なくとも一端部側
(図示左側)の開口部1cには、エアダクト13が溶接
等で密着されて取り付けられている。前記エアダクト1
3には吸気口13aが設けられ、この吸気口13aにプ
ラテン1の印刷面1aの温度上昇を抑制可能な冷却手段
であるファン14が装着されている。即ち、ファン14
は、プラテン1の空洞部1b内に、例えば矢印B方向に
送風可能となし、プラテン1の少なくとも一端部側の開
口部1c近傍で、エアダクト13の吸気口13aに取り
付けられて配設されている。前記複数の温度センサ1
1、及び複数のヒータ12は、それぞれ個別に制御部
(図示せず)に接続されて、制御部の制御によって、そ
れぞれ個別に制御可能になっている。
【0023】このような構成の本発明のサーマルプリン
タは、複数の温度センサ11によって印刷開始前のプラ
テン1の温度が所定値以下に低下していることを検出す
ると、加熱手段であるヒータ12を動作させて印刷面1
aの温度を所定値以上に上昇させる。この、印刷開始前
のプラテン1を所定値以上に温度上昇させることによっ
て、印刷開始時のインクリボン10のインクを適正に溶
融させ、この溶融したインクを記録用紙2に確実に転写
することができる。
【0024】また、印刷面1aの温度が所定値以上に上
昇したことを温度センサ11が検出すると、冷却手段で
あるファン14を動作させて、プラテン1の空洞部1b
内に外気を矢印B方向に送風して、印刷面1aの温度上
昇を抑制するようになっている。また、本発明のサーマ
ルプリンタは、複数のヒータ12が、それぞれの温度セ
ンサ11と対向する位置にそれぞれ取り付けられている
ので、それぞれの温度センサ11が個別に、温度センサ
11が取り付けられた近傍の印刷面1aの温度を検出す
ることができる。
【0025】そのために、プラテン1が長尺状であって
も、プラテン1の長手方向の温度センサ11が取り付け
られた複数箇所において、印刷面1aの温度を検出する
ことができ、1カ所でも温度センサ11の検出温度が所
定の温度より低下しているときは、この低下している部
分の温度センサ11と対向する部分のヒータ12を発熱
させて、印刷面1aを部分的に温度上昇させることも可
能である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のサーマルプ
リンタは、印刷面の温度が所定値以上に上昇したことを
複数の温度センサが検出すると、冷却手段であるファン
を動作させて前記印刷面の温度上昇を抑制するようにし
たので、連続印刷等によりプラテンの印刷面が所定値以
上の高温になったとしても、複数の温度センサが精度良
く印刷面の温度を検出して、ファンを動作させ、プラテ
ンの空洞部内に外気を送風することができる。そのため
に、高温になったプラテンの印刷面の温度を、印刷に適
した所定の温度まで適正に低下させて、高品質の印刷が
可能なサーマルプリンタを提供できる。
【0027】また、プラテンは、前記印刷面の温度を上
昇させる複数の加熱手段を有し、前記温度センサによっ
て印刷開始前の前記プラテンの温度が所定値以下に低下
していることを検出すると、前記加熱手段を動作させて
前記印刷面の温度を上昇させるようにしたので、印刷開
始時の低温のプラテンを印刷に適した所定の温度まで適
正に上昇させて、高品質の印刷が可能なサーマルプリン
タを提供できる。
【0028】また、プラテンは、前記印刷面が平坦状で
長尺形状に形成されているので、プラテンをサーマルプ
リンタの本体側で回転させる必要がなく、温度センサ及
びヒータを本体側の制御部に直接接続することができ
る。そのために、従来のようなプラテンを回転させるた
めの機構、及び温度センサ、ヒータに接続するための電
気接点等が不要になり、低コストを実現すると共に、電
気接点の無い温度センサ及びヒータを精度良く確実に動
作させることが可能なサーマルプリンタを提供できる。
【0029】また、前記プラテンは、角筒状で両端部に
開口部を有して長尺方向に貫通された空洞部を備え、前
記複数の温度センサを前記空洞部内にそれぞれ配設し、
前記冷却手段は前記空洞内部に送風可能なファンから成
り、このファンを前記プラテンの少なくとも一端部側の
前記開口部近傍に配設したので、プラテンの温度が所定
値以上に上昇したことを温度センサが検知すると、ファ
ンを動作させて、プラテンの印刷面の温度上昇を抑制す
ることができる。そのために、所定値以上に上昇したプ
ラテンの温度を、印刷に適した所定の温度まで低下させ
ることができ、連続印刷等によるプラテンの温度上昇を
抑制可能なサーマルプリンタを提供できる。
【0030】また、前記複数の温度センサは、前記平板
状の印刷面が形成された側の前記空洞部の内壁に所定の
間隔を有してそれぞれ取り付け、前記複数の加熱手段
は、前記温度センサが取り付けられた前記内壁と対向、
あるいは直交する側の内壁の、それぞれの前記温度セン
サと対応する位置にそれぞれ取り付けので、温度セン
サ、及び加熱手段であるヒータを、プラテンの空洞内部
の内壁に直接取り付けることができ、温度センサでプラ
テンの印刷面の温度を精度良く検出することができる。
また、加熱手段であるヒータの発熱温度を、金属から
成るプラテンの内壁を介して印刷面に速やかに伝達する
ことができる。そのために、印刷開始から印刷終了まで
のトータルの印刷に要する時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルプリンタの要部斜視図であ
る。
【図2】本発明に係わるプラテンの要部断面図である。
【図3】本発明に係わるプラテンの要部断面側面図であ
る。
【図4】従来のサーマルプリンタの要部断面図である。
【符号の説明】
1 プラテン 1a 印刷面 1b 空洞部 1c 開口部 2 記録用紙 3 紙送りローラ 4 圧接ローラ 5 キャリッジ 5aカセット装着面 5b ボビン 6 ガイドシャフト 7 ベルト 8 サーマルヘッド 9 リボンカセット 9a リール 10 インクリボン 11 温度センサ 12 ヒータ 13 エアダクト 13a 吸気口 14 ファン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙に印刷可能なサーマルヘッド
    と、このサーマルヘッドをヘッドダウンさせて前記記録
    用紙を圧接して印刷可能な印刷面を有するプラテンとを
    備え、前記印刷面の温度を検出可能な複数の温度センサ
    を前記プラテンに設けると共に前記プラテンの前記印刷
    面の温度上昇を抑制可能な冷却手段を設け、前記印刷面
    の温度が所定値以上に上昇したことを前記温度センサが
    検出すると、前記冷却手段を動作させて前記印刷面の温
    度上昇を抑制するようにしたことを特徴とするサーマル
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プラテンは、前記印刷面の温度を上
    昇させる複数の加熱手段を有し、前記温度センサによっ
    て印刷開始前の前記プラテンの温度が所定値以下に低下
    していることを検出すると、前記加熱手段を動作させて
    前記印刷面の温度を上昇させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記プラテンは、前記印刷面が平坦状で
    長尺形状に形成されたことを特徴とする請求項1、また
    は2記載のサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記プラテンは、筒状で両端部に開口部
    を有して長尺方向に貫通された空洞部を備え、前記複数
    の温度センサを前記空洞部内にそれぞれ配設し、前記冷
    却手段は前記空洞内部に送風可能なファンから成り、こ
    のファンを前記プラテンの少なくとも一端部側の前記開
    口部近傍に配設したことを特徴とする請求項1、2、ま
    たは3記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記複数の温度センサは、前記平板状の
    印刷面が形成された側の前記空洞部の内壁に所定の間隔
    を有してそれぞれ取り付け、前記複数の加熱手段は、前
    記温度センサが取り付けられた前記内壁と対向、あるい
    は直交する側の内壁の、それぞれの前記温度センサと対
    応する位置にそれぞれ取り付けたことを特徴とする請求
    項4記載のサーマルプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107901627A (zh) * 2017-10-19 2018-04-13 常州江鼎精密机械有限公司 大型打印机支架装配卡扣

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