JP5845708B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
また、本発明においては、記録媒体に流体を噴射する記録ヘッドと、上記記録媒体に向けて赤外線を照射する赤外線ヒーターと、を有する記録装置であって、上記赤外線ヒーターは、上記記録媒体の幅方向に延在する赤外線照射部と、上記赤外線照射部の両端よりも上記幅方向内側に対となって設けられると共に上記赤外線照射部から照射される赤外線の少なくとも一部を上記幅方向外側に向けて反射する内側反射板と、を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、赤外線ヒーターの赤外線照射部から照射される赤外線の少なくとも一部を幅方向外側に向けて反射することで、赤外線照射部を長くすることなく、記録媒体の端部を加熱することができる。また、赤外線の反射は、赤外線照射部の両端よりも幅方向内側に対となって設けられた内側反射板によって行われるため、当該内側反射板の設置によって装置全体が大型化することはない。
このような構成を採用することによって、本発明では、赤外線照射部の両端部から照射する単位時間当たりの赤外線量を他の部位よりも大きく設定することにより、内側反射板によって反射する赤外線量分を確保し、全体の加熱の均一化を図ることができる。
このような構成を採用することによって、本発明では、単位時間当たりの赤外線量が大きく設定される部位を両端から内側反射板が設けられる位置までの間に限ることで、内側反射板によって赤外線が反射されない他の部位での温度過昇を防止することができる。
このような構成を採用することによって、本発明では、赤外線照射部の長さが搬送装置によって搬送可能な記録媒体の最大幅以下であるため、装置全体のコンパクト化に寄与できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、反射部によって、記録媒体に対して反対側に向かう赤外線を幅方向外側に向けて反射することができる。
このような構成を採用することによって、本発明では、第2の反射部によって、内側反射板が設けられる部位と他の部位とを熱的に仕切ることができる。
プリンター1は、比較的大型のメディア(記録媒体)Mを扱うラージフォーマットプリンター(LFP)である。本実施形態のメディアMは、例えば塩化ビニル系フィルムから形成されている。
加熱部4は、記録部3が設けられた位置よりも搬送方向上流側でメディアMを予熱するプレヒーター部41と、記録部3と対向する位置でメディアMを加熱するプラテンヒーター部42と、記録部3が設けられた位置よりも搬送方向下流側でメディアMを加熱するアフターヒーター部43とを有する。
また、プラテンヒーター部42は、目標温度を維持した状態でインクの着弾をメディアMに受けさせて、インクの着弾時からの乾燥を速やかに促す構成となっている。
図2は、本発明の実施形態におけるプラテンヒーター部42を示す斜視図である。
図に示すように、プラテンヒーター部42は、メディアMを支持する支持面50を備える支持部材51(プラテン)を有する。
赤外線ヒーター53は、石英ガラスのパイプ内に発熱体としてコイル状のニクロム線55を備える赤外線照射部54を有する。赤外線照射部54は、メディアMの幅方向に延在している。赤外線照射部54は、幅方向における長さが、搬送部2によって搬送可能なメディアMの最大幅W以下となっている。本実施形態の赤外線照射部54の幅方向における長さは、搬送部2によって搬送可能なメディアMの最大幅W(64インチ)と同じに設定されている。
図に示すように、赤外線照射部54の両端部54A,54Bにおける発熱量(単位時間当たりに照射する赤外線量)は、赤外線照射部54の中央部54Cにおける発熱量を100%とすると、その1.5倍の150%に設定されている。このように両端部54A,54Bにおける発熱量を大きく設定することにより、内側反射板60によって反射する赤外線量分を確保し、メディアM全体の加熱の均一化を図ることができる。
メディアMが、支持面50上の印字領域まで搬送されてくると、インクジェットヘッド31により印字が開始される。インクジェットヘッド31は、キャリッジ32に搭載されて、幅方向に往復移動しながら印字を行う。赤外線ヒーター53は、支持面50上に設定された所定の赤外線照射範囲に向けて赤外線を照射する。
図6は、本発明の実施形態における赤外線ヒーター53の作用を説明するためのグラフである。なお、図中、縦軸はメディアMの表面温度(℃)を示し、横軸はメディアMの幅方向の位置を示し、赤外線ヒーター53によって加熱されたメディアMの幅方向一端(例えば図3におけるメディア右端)を終端とした幅方向所定範囲の温度分布を示している。
したがって、本実施形態では、コンパクトで、メディアMの端部の加熱不足対策が可能なプリンター1が得られる。また、赤外線照射部54の小型化による消費電力の削減、赤外線照射部54の周辺部品への加熱弊害の低減が可能となる。
図7は、本発明の別実施形態における赤外線ヒーター53を示す断面構成図である。
図に示すように、内側反射板60は、赤外線を幅方向外側に反射する第1の反射面71と、反射板56の機能を有する第2の反射面72と、を有する。第1の反射面71は、内周面に対して起伏して幅方向外側に傾いた複数の反射面から形成されている。この構成によれば、上記実施形態と同様の作用効果が得られ、さらに部品点数の削減を図ることができる。
Claims (6)
- 記録媒体に流体を噴射する記録ヘッドと、前記記録媒体に向けて赤外線を照射する赤外線ヒーターと、を有する記録装置であって、
前記赤外線ヒーターは、
前記記録媒体の幅方向に延在する赤外線照射部と、
前記赤外線照射部の両端よりも前記幅方向内側に対となって設けられると共に前記赤外線照射部から照射される赤外線の少なくとも一部を前記幅方向外側に向けて反射する内側反射板と、を有し、
前記赤外線照射部の両端部は、前記両端部以外の部位よりも単位時間当りに照射する赤外線量が大きく設定されていることを特徴とする記録装置。
- 前記赤外線照射部の両端部は、前記内側反射板によって前記幅方向外側に向けて反射する赤外線量に応じて、前記両端部以外の部位よりも単位時間当りに照射する赤外線量が大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記両端部は、前記赤外線照射部の両端から前記内側反射板が設けられる位置までの間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記記録媒体を搬送する搬送装置を有しており、
前記赤外線照射部は、前記幅方向における長さが、前記搬送装置によって搬送可能な前記記録媒体の最大幅以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記内側反射板は、前記赤外線照射部に対し前記記録媒体と反対側に延在し、前記幅方向外側に向けて屈曲した反射部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記内側反射板は、前記反射部と、さらに、前記赤外線照射部に対し前記記録媒体側に延在する第2の反射部と、を有することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
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