JP2005322635A - アルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質およびその製造方法 - Google Patents

アルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質およびその製造方法 Download PDF

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誠司 土居
Toshiyasu Fujita
寿康 藤田
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幸男 吉川
Minoru Takizawa
稔 滝沢
Chiaki Iwakura
千秋 岩倉
Hiroshi Inoue
博史 井上
Naoharu Furukawa
直治 古川
Shinji Nohara
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Abstract

【課題】電池の薄型化、小型化、高積層化など電池性能の向上に寄与する、機械的強度のある、電気伝導度の高い固体化高分子ヒドロゲル電解質による電池性能に優れた薄型電解質セパレータを提供すること。
【解決手段】ポリビニルアルコール(A成分)とアニオン性架橋(共)重合体(B成分)とからなる重合体組成物に、水酸化アルカリ(C成分)を含有させてなることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
【選択図】なし

Description

本発明は、アルカリ電池に使用される優れた電気伝導性を有する新規な高分子ヒドロゲル電解質に関し、さらに詳しくはアルカリ電池に使用され、優れた電気伝導性を有するとともにセパレータ膜としての機能をも有する有用な固体化した高分子ヒドロゲル電解質膜に関する。
従来、アルカリ電池は、液状の濃厚アルカリ水溶液を電解液として使用し、親水化処理された織布または不織布セパレータによって上記電解液を親和性および毛細管力により保持させている。しかし、上記電解液は液状で容器に格納されているので、上記電解液を長期的に安全に収納するためには、容器を頑丈にする必要があった。さらに、電極材料の表面の鋭い突出部分との接触や、電池を長期間使用する場合、電極からの金属イオンが析出し、樹枝状に成長するいわゆるデンドライト現象による短絡を防止するために、セパレータの工夫が重要課題であった。また、そのため容器が大きな容積を有してしまうという問題があった。
近年、吸液性高分子に電解液を吸収させて膨潤ゲルにすることによって電解液を固定化し、電解液の漏洩を防ぎ、電池の安全性を向上させるとともに、電池の長期保存性の向上を図る方法が提案されている。
近年、携帯ラジオ、携帯テレビ、パーソナルコンピューター、デジタルカメラ、携帯電話などの情報機器端末或は電気玩具、電気髭剃りなどの小型動力電気製品の普及と相まって使用される電池は、薄型および小型化への方向を強く志向している。アルカリ電池は電解液が安全な水系であり、一気に大電流を放出できるという大きな特徴があるが、電極材料の表面の鋭い突出部分との接触やデンドライト現象などの諸問題から薄型化が困難で、小型電池としてはリチウムイオン電池などに移行している。
従って本発明の目的は、電池の薄型化、小型化、高積層化(ハイ・スタッキング)など、電池性能の向上に寄与し、機械的強度があり、電気伝導度の高い固体化高分子ヒドロゲル電解質による電池性能に優れた薄型電解質セパレータを提供することにある。
上記目的は以下の本発明によって達成される。
1.ポリビニルアルコール(以下「A成分」という)とアニオン性架橋(共)重合体(以下「B成分」という)とからなる重合体組成物に、水酸化アルカリ(以下「C成分」という)を含有させてなることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
2.アルカリ電池用セパレータに使用される前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
3.A成分とB成分との配合比率が、質量比でA/B=99.7/0.3〜60/40である前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
4.A成分とB成分との合計量とC成分との配合比率が、質量比で[A+B]/C=1/0.03〜1/10である前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
5.B成分が、カルボキシル基および/またはスルホン基を有するアニオン性架橋(共)重合体である前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
6.B成分が、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマール酸、スチレンスルホン酸およびビニルスルホン酸からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性単量体(以下「b−1成分」という)の架橋した(共)重合体である前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
7.B成分の架橋成分が、b−1成分および/またはその前駆体となる単量体(以下「b−2成分」という)の重合反応時に共重合される2個以上のエチレン系不飽和基を有する単量体(以下「b−3成分」という)、および反応性基を有する(共)重合体と架橋反応しうる2個以上の反応基を有する多官能性化合物(以下「b−4成分」という)である前記1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
8.b−3成分が、ジビニルアリール化合物およびジビニルフロロアルカン化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種である前記7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
9.b−4成分が、反応基を2個またはそれ以上有する反応性(共)重合体または架橋性多官能性化合物であり、その反応基が、ヒドロキシル基、カルボキシル基からなる反応基群およびイソシアネート基、エポキシ基、カルボジイミド基からなる反応基群から夫々組合せて選ばれた反応基である前記7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
10.b−2成分が、不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルであって、重合反応後、鹸化反応によってカルボン酸を生成する単量体である前記7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
11.不飽和カルボン酸低級アルキルエステルの架橋(共)重合体の水性分散液における平均粒径が、0.1〜100μmである前記10に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
12.A成分とB成分とC成分と水とを含有させた水性組成物を、0.5から500質量%の範囲の含水分量まで乾燥させ、高分子ヒドロゲル電解質膜にすることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質の製造方法。
13.A成分とB成分とからなる重合体組成物を乾燥して製膜して重合体組成物膜とし、製膜後C成分水溶液を吸収させて高分子ヒドロゲル電解質膜にすることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質の製造方法。
14.前記12または13に記載した製造方法により得られたことを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
15.C成分水溶液を吸収させてアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質を調製するために使用される、A成分とB成分との重合体組成物膜であることを特徴とするアルカリ電池用重合体組成物。
本発明の高分子ヒドロゲル電解質は、アルカリ電池として優れた電気伝導性を有し、かつ優れた電解質である。さらに、当該ヒドロゲル電解質膜は機械的強度にも優れており、高濃度アルカリ電解質を含有する電池の隔膜としても機能させることができる。本発明の高分子ヒドロゲル電解質をセパレータとして装填することによって電池を薄型にすることが可能となる。
次に発明を実施するための最良の形態を挙げてさらに本発明を詳しく説明する。
本発明に使用されるA成分は、親水性でアルカリ性電解液に対して非常に濡れ易い重合体でありながら、その水酸基によって結晶化し、強固な重合体皮膜を形成する性質を有し、強アルカリ性水溶液雰囲気中であっても形成皮膜の強度を充分に保持している。かかるA成分は従来公知のポリ酢酸ビニルを鹸化して得られるポリビニルアルコールが使用される。A成分の重量平均分子量としては5,000〜100万であり、好ましくは8,000〜80万である。
また、上記A成分と組み合せて使用されるB成分は、カルボキシル基および/またはスルホン基を有するアニオン性架橋(共)重合体である。具体的には、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマール酸、スチレンスルホン酸およびビニルスルホン酸からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性単量体(以下「b−1成分」という)の架橋した(共)重合体である。
上記のB成分の架橋成分としては、
(1)b−1成分および/またはその前駆体となる単量体(以下「b−2成分」という)の重合反応時に共重合される2個以上のエチレン系不飽和基を有する単量体(以下「b−3成分」という)、
(2)反応性基を有する(共)重合体と架橋反応しうる2個以上の反応基を有する多官能性化合物(以下「b−4成分」という)などが挙げられる。
上記(1)のb−3成分としては、特にアルカリ性水溶液中で耐久性のある架橋重合体を与える代表的な多官能性単量体であるジビニルアリール化合物およびジビニルフロロアルカン化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の架橋性単量体が挙げられる。例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンなどのジビニルアリール化合物、1,4−ジビニルオクタフロロブタン、1,6−ジビニルドデカフロロヘキサン、1,8−ジビニルヘキサデカフロロオクタンなどのジビニルフロロアルカン化合物などが挙げられる。これらは分子中に加水分解を起こしやすい化学結合を有さず、また、生成した架橋結合も炭素−炭素結合であり、アルカリ水溶液中で加水分解しないものである。この中で特にジビニルベンゼンが好ましい。
上記b−3成分の、前記アニオン性単量体やその前駆体となる単量体との共重合比は、該(共)重合体中の100質量部当たりb−3成分が0.05〜20質量部であることがより好ましい。b−3成分の使用量が少なすぎると得られる共重合体の架橋密度が低く、アルカリ電解液中への溶出量が増大する。一方、b−3成分の使用量が多すぎると、架橋密度が高くなり過ぎて吸収するアルカリ電解液の量が低下する。これらのb−3成分の導入方法は、特願2001−308130明細書で提案されている方法が好ましい。
前記b−2成分としては、例えば、上記b−1成分で挙げた不飽和カルボン酸類の低級アルキルエステル類が挙げられ、さらに具体的には(メタ)アクリル酸の低級アルキル(炭素数1〜5)エステルが挙げられる。重合反応後、鹸化反応によってカルボン酸を有するB成分が得られる。鹸化されたB成分がA成分水溶液と均一に混合するためには、B成分の前駆体である不飽和カルボン酸低級アルキルエステル架橋(共)重合体の水性分散液における平均粒径が凡そ0.1〜100μmであることが好ましい。
具体的に例示すれば、アクリル酸メチルとジビニルベンゼンを含む単量体混合物を水媒体中で自己乳化重合方法で重合し、得られた架橋共重合体微粒子を酸、或はアルカリを添加して鹸化させる。酸としては濃硫酸、パラトルエンスルホン酸などで、アルカリとしては水酸化カリウムや水酸化ナトリウムなどが使用される。
前記(2)のb−4成分の反応基は、ヒドロキシル基、カルボキシル基からなる反応基群およびイソシアネート基、エポキシ基、カルボジイミド基からなる反応基群から夫々組み合せて選ばれた反応基であり、該反応基を2個またはそれ以上有する反応性(共)重合体とb−4成分との反応によってB成分が形成される。
反応性B成分の反応基を形成する単量体としては公知の単量体が挙げられ、例えば、水酸基をもたらす酢酸ビニル、アリルアルコールなど、カルボキシル基をもたらす前記したような各種の不飽和カルボン酸類、エポキシ基をもたらすアリルグリシジルエーテルなど、イソシアネート基をもたらす2−(p−イソプロペニルフェニル)イソプロパン−2−イソシアネートなどである。
それらと反応して架橋結合を形成するb−4成分としては、公知の架橋剤が挙げられ、例えば、2個以上の水酸基を有するジオール、ポリオール、それらのポリエーテル類などの多価アルコール類、2個以上のカルボキシル基を有する芳香族、脂肪族、脂環式ポリカルボン酸類、2個以上のイソシアネート基を有する芳香族、脂肪族、脂環式ポリイソシアネートなど、2個以上のエポキシ基を有する芳香族、脂肪族、脂環式ポリエポキシ化合物など、それらの安定化ポリイソシアネート類、2個以上のカルボジイミド基を有する芳香族、脂肪族、脂環式ポリカルボジイミドなどが挙げられる。
また、さらに他の公知の製造方法で得られたB成分として、アクリル酸などの不飽和カルボン酸のアルカリ金属塩の水溶液をシクロヘキサンなどの有機溶媒体中で重合した、いわゆる逆相重合法で得られたアニオン性架橋共重合体が挙げられる。
アルカリ電池の優れた電気伝導性を有するとともにセパレータとしての機能も有する有用な固体化した本発明の高分子ヒドロゲル電解質の組成は前記した各成分の配合比率によって決まる。
本発明のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質におけるA成分とB成分との混合組成物の配合比率は、質量比でA/B=99.7/0.3〜60/40であり、好ましくはA/B=99.5/0.5〜80/20である。Bが0.3未満では上記電解質の電気伝導度が小さく、Bが40を超えると、セパレータの吸液量が大きくなり、電気伝導度が小さくなる傾向がある。
本発明の高分子ヒドロゲル電解質におけるA成分とB成分との重合体組成物に対してC成分の配合比率は、質量比で[A+B]/C=1/0.03〜1/10であり、好ましくは[A+B]/C=1/0.05〜1/5である。C成分の含有量の増加によって電気伝導度が向上する。また、Cが10より高くなると、電解質膜の強度が低下し、自立した(セルフスタンデング)膜にならない。
本発明で使用されるC成分としては、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウムが使用される。ニッケル水素二次電池では、水酸化カリウムが主として使用される。
本発明のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質の製造方法としては、
(1)A成分とB成分とC成分および水を含有させた水性組成物を容器に入れ、或は塗布し、0.5から500質量%の範囲の含水分量まで乾燥させ、高分子ヒドロゲル電解質膜にする、いわゆるキャスティング法による製造方法、および
(2)A成分とB成分との重合体組成物を乾燥製膜して重合体組成物膜とし、製膜後C成分水溶液などの電解質水溶液中に浸漬して含浸させるか或は所定量を添加、吸収させて高分子ヒドロゲル電解質膜にする製造方法
が挙げられる。
乾燥後の高分子ヒドロゲル電解質膜中に残った含水量は、皮膜中に5〜200質量%程度必要であり、この水分はA成分、B成分およびC成分の配合で決まるが、特にB成分の添加量が大きく影響する。B成分の添加量と含水量は比例関係にある。
A成分とC成分の配合膜のみでも、アルカリ電池用固体電解質として使用可能であるが、さらにこれにB成分を添加することによって、アルカリ電池としてのサイクル特性が飛躍的に向上することができる。この要因は明らかではないが、A成分の結晶化進行によって電気抵抗の増大をおこし、長期のサイクル特性が低下する傾向にあるのではないかと推察される。
B成分の添加による電気伝導度の飛躍的増大とアルカリ電池でのサイクル特性の長期安定性は、B成分がC成分を水媒体とともに系内に保持することによって、A成分の結晶化を阻害したことに因ると思われる。
ここで保持された水分はB成分に捕捉されたものであり、言い換えれば液状ではなく固定化された水(電解質媒体)である。従って、B成分の添加と含水量は比例関係にあり、この水分が電気伝導度を向上させている要因であると推測される。さらに、この水分はA成分に対しては、可塑剤となり皮膜に柔軟性を与え強度を向上させる。
以上のことにより、A成分、B成分およびC成分から調製された高分子ヒドロゲル電解質膜は、アルカリ電池のセパレータとして有用で、その膜厚も10〜300μmの範囲で調製可能であり、電池を薄型化でき、液漏れのないセパレータを供給できる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。なお、文中「部」または「%」とあるのは特に断りのない限り質量基準である。
実施例1
(a)「高分子ヒドロゲル電解質膜−1、−2、−3」の調製
ポリビニルアルコール1部と水酸化カリウム1部をそれぞれ10部の純水に溶解させ、このポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液を10部/10部の割合で混合した溶液に、部分架橋型ポリアクリル酸カリウム(アルドリッチ社製試薬)を0.05部、0.03部、0.01部それぞれ加えて撹拌し、混合溶液をガラス製シャーレにキャストして、60時間室温で風乾することで均一なポリビニルアルコール/水酸化カリウム/部分架橋型ポリアクリル酸カリウムからなる高分子ヒドロゲル電解質膜を得た。それぞれを「高分子ヒドロゲル電解質膜−1、−2、−3」と称する。
実施例2
(a)アニオン性架橋共重合体の合成
特願2001−308130明細書に記載の方法に従い、70部のアクリル酸メチル、3部のスチレンスルホン酸ナトリウム、3.7部のジビニルベンゼン、1.5部の過硫酸カリウム、および550部の水を混合し、窒素ガス雰囲気下、撹拌しながら70℃で8時間重合させた。得られた共重合体を、メタノール51%、水34%および水酸化カリウム15%からなる混合水溶液に投入し、65℃で2時間静置し、鹸化した。その後メタノールで洗浄、乾燥および粉砕してアニオン性架橋(共)重合体−1を得た。
(b)「高分子ヒドロゲル電解質膜−4、−5、−6」の調製
ポリビニルアルコール1部と水酸化カリウム1部をそれぞれ10部の純水に溶解させ、このポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液を10部/10部の割合で混合した溶液に、上記(a)で得られたアニオン性架橋(共)重合体−1を0.10部、0.06部、0.02部それぞれ加えて撹拌し、混合溶液をガラス製シャーレにキャストして、60時間室温で風乾することで均一なポリビニルアルコール/水酸化カリウム/アニオン性架橋(共)重合体−1からなる高分子ヒドロゲル電解質膜を得た。それぞれを「高分子ヒドロゲル電解質膜−4、−5、−6」と称する。
比較例1
(a)高分子ヒドロゲル電解質膜−7の調製
ポリビニルアルコール1部と水酸化カリウム1部をそれぞれ10部の純水に溶解させた。得られたポリビニルアルコール水溶液5.5部と水酸化カリウム水溶液4.5部を混合した。24時間撹拌後、混合溶液をガラス製シャーレにキャストして、48時間室温で風乾することで均一なポリビニルアルコール/水酸化カリウムからなる高分子ヒドロゲル電解質膜を得た。これを「高分子ヒドロゲル電解質膜−7」と称する。
参考例1(高分子ヒドロゲル電解質膜の測定と評価)
(1)測定方法
(a)イオン伝導度の測定方法
上記の実施例および比較例で得られた各高分子ヒドロゲル電解質膜のイオン伝導度を次のように測定し、評価した。すなわち、高分子ヒドロゲル電解質膜を白金電極板で挟み、電極/フィルム/電極の各接触が充分に保たれるように圧着し、定電圧複素インピーダンス法により得られた半円弧部から解析的にイオン伝導度を算出した。なお、これらの測定は25℃の一定温度下にて定常状態になった後に行った。このとき測定で用いた交流振幅電圧を50〜100mVに設定し、交流の周波数帯域を10-1〜103Hzで行なった。
(b)電池試験測定方法
正極活物質として、CoおよびZnを含有する水酸化ニッケルを100部に対し、水酸化コバルト10部を添加してさらに水を加えて混合した。得られた混合物を厚さ0.8mmの発泡ニッケルシートの細孔内に充填した。これを乾燥、圧延、裁断し正極とした。負極材料として、公知のAB5型の水素吸蔵合金を用いた。この合金を平均粒径35μmに粉砕した後、アルカリ水で処理し、処理後の合金粉末に結着剤としてポリビニルアルコールと水を加えて混合した。次いで得られた混合物を厚さ0.8mmの発泡ニッケルシートの細孔内に充填した。これを乾燥、圧延、裁断し負極とした。正極と負極を、固体電解質を介して積層し、極板群を構成した。次いでこの極板群を絶縁板で挟み正極と負極にリードを取り付けた。こうして初期状態の公称容量が240mAhの電池を作製した。
この電池を25℃で24mAで15時間充電し、その後48mAhで放電し、放電容量が240mAhであることを確認した。放電終止電圧は1Vとした。さらにこの電池を、120mAで2時間25分充電し120mAで終止電圧1Vまで放電させた。このサイクルを繰り返し行ない、放電容量の変化を確認しながら放電容量が公称容量の85%以下になるまでサイクル特性試験をおこなった。
(2)測定結果と評価
実施例1の高分子ヒドロゲル電解質膜−1、−2、−3、実施例2の高分子ヒドロゲル電解質膜−4、−5、−6、および比較例1の高分子ヒドロゲル電解質膜−7について上記の方法でイオン伝導度を測定し、電池試験を行なった結果をそれぞれ表1に示す。ここでサイクル試験結果は充放電開始から、放電容量が公称容量の85%以下になるまでのサイクル数を表す。
Figure 2005322635
表1の結果から明らかなように、ポリビニルアルコールとアニオン性架橋共重合体との重合体組成物に水酸化カリウムを配合して得られた、これらの高分子ヒドロゲル電解質膜はイオン伝導度がおよそ10-3S/cmとなり、非常に高い値を示した。また、このフィルムは均一かつ透明で可撓性に富むものであった。
上記固体ヒドロゲル電解質膜は、アルカリ蓄電池にて使用するにあたり、充分なイオン伝導度を示し、加工性、機械的強度に優れていた。電池試験においても充放電サイクルを50回以上繰り返しても放電容量の低下は見られず、充放電時の電圧も安定した挙動を示した。これらの結果は薄型で漏液のない安全なアルカリ蓄電池を作製するための固体電解質として優れた性能を示すものである。
これに対し、比較例1で得られたポリビニルアルコールと水酸化カリウムからなる高分子ヒドロゲル電解質膜−7はイオン伝導度はおよそ10-4S/cmの値を示したが、サイクル試験では10サイクル以降放電容量が急激に低下し、電池として実用性能に達していなかった。
参考例2
ポリビニルアルコール/水酸化カリウム系高分子ヒドロゲル電解質について、ポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液の質量配合比を10/0、9/1、8/2、7/3、6/4、5/5、4/6および3/7にして比較例1と同様にして固体電解質を作製したものについてイオン伝導度の測定および機械的強度の評価を行なった。得られた結果を表2に示す。
Figure 2005322635
表2の結果からポリビニルアルコール水溶液のみではイオン伝導性が発現しないが、ポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液を混合することから得られる高分子ヒドロゲル電解質膜は25℃においてイオン伝導度が10-4S/cm程度と高く、アルカリ蓄電池用電解質として十分使用可能であることが確認できた。イオン伝導度はポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液の配合比が比較例1で調製した高分子ヒドロゲル電解質膜−7(5.5/4.5)で最も高い値を示した。
また、機械的強度および可撓性も十分なものであった。しかし、参考例1で示したように電池のサイクル試験では上記高分子ヒドロゲル電解質膜−7は10サイクル以降放電容量が急激に低下し、サイクル試験性能に劣り、電池としての機能は不十分であった。ポリビニルアルコール水溶液と水酸化カリウム水溶液の配合比が3部/7部のフィルムは機械的強度が充分でなく、イオン伝導度を測定することができなかった。
本発明の高分子ヒドロゲル電解質は、ポリビニルアルコールとアニオン性架橋(共)重合体との重合体組成物に、水酸化アルカリを含有させた高分子ヒドロゲル電解質膜であり、アルカリ電池に使用される高分子ヒドロゲル電解質膜として優れた電気伝導性を有し、かつ機械的強度にも優れており、電極材料の表面の凸部の接触やデンドライト現象に対しても耐久性を有し、特にニッケル水素電池のような高濃度のアルカリ電解質を含有する電池の隔膜としても機能させることのできる電解質セパレータとして使用できる。そして、本発明の高分子ヒドロゲル電解質をセパレータとして装填することによって電池を薄型にすることが可能となる。

Claims (15)

  1. ポリビニルアルコール(A成分)とアニオン性架橋(共)重合体(B成分)とからなる重合体組成物に、水酸化アルカリ(C成分)を含有させてなることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  2. アルカリ電池用セパレータに使用される請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  3. A成分とB成分との配合比率が、質量比でA/B=99.7/0.3〜60/40である請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  4. A成分とB成分との合計量とC成分との配合比率が、質量比で[A+B]/C=1/0.03〜1/10である請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  5. B成分が、カルボキシル基および/またはスルホン基を有するアニオン性架橋(共)重合体である請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  6. B成分が、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマール酸、スチレンスルホン酸およびビニルスルホン酸からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性単量体(b−1成分)の架橋した(共)重合体である請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  7. B成分の架橋成分が、b−1成分および/またはその前駆体となる単量体(b−2成分)の重合反応時に共重合される2個以上のエチレン系不飽和基を有する単量体(b−3成分)、および反応性基を有する(共)重合体と架橋反応しうる2個以上の反応基を有する多官能性化合物(b−4成分)である請求項1に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  8. b−3成分が、ジビニルアリール化合物およびジビニルフロロアルカン化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種である請求項7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  9. b−4成分が、反応基を2個またはそれ以上有する反応性(共)重合体または架橋性多官能性化合物であり、その反応基が、ヒドロキシル基、カルボキシル基からなる反応基群およびイソシアネート基、エポキシ基、カルボジイミド基からなる反応基群から夫々組合せて選ばれた反応基である請求項7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  10. b−2成分が、不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルであって、重合反応後、鹸化反応によってカルボン酸を生成する単量体である請求項7に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  11. 不飽和カルボン酸低級アルキルエステルの架橋(共)重合体の水性分散液における平均粒径が、0.1〜100μmである請求項10に記載のアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  12. A成分とB成分とC成分と水とを含有させた水性組成物を、0.5から500質量%の範囲の含水分量まで乾燥させ、高分子ヒドロゲル電解質膜にすることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質の製造方法。
  13. A成分とB成分とからなる重合体組成物を乾燥して製膜して重合体組成物膜とし、製膜後C成分水溶液を吸収させて高分子ヒドロゲル電解質膜にすることを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質の製造方法。
  14. 請求項12または13に記載した製造方法により得られたことを特徴とするアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質。
  15. C成分水溶液を吸収させてアルカリ電池用高分子ヒドロゲル電解質を調製するために使用される、A成分とB成分との重合体組成物膜であることを特徴とするアルカリ電池用重合体組成物。
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