JP2005322632A - 誘電体バリア放電ランプ及び紫外線照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ベタ電極側において、紫外線強度を測定することができる誘電体バリア放電ランプを提供することを目的としている。
【解決手段】 放電管の外面に第1電極及び第2電極を備えた誘電体バリア放電ランプにおいて、前記第1電極は、メッシュ状の導電体により形成され、前記第2電極は、ベタ状の導電体により形成されるとともに、その一部領域は導電体を欠いた透光窓とされ、前記透光窓には、メッシュ状の導電体が配されており、この導電体は、前記透光窓周りのベタ状の前記導電体と電気的に接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、誘電体バリア放電ランプ及び紫外線照射装置に関する。
従来から、特開2000−260396公報(特許文献1)で開示されているように、図9のような方形箱形の放電容器103を用いた誘電体バリア放電ランプ100が知られている。
この従来の誘電体バリア放電ランプの放電管103の上外面にはベタ電極105が、また、下外面にはメッシュ電極107がそれぞれ配置されている。紫外線(図9中矢印で示す)は、メッシュ電極107の網目の隙間から放射される。この紫外線が被処理物109(液晶表示装置に用いられるガラス基板等)の表面に照射されることによって、被処理物109表面の有機物が分解する。これによって、被処理物109が洗浄される。
特開2000−260396公報
誘電体バリア放電ランプ100が放射する紫外線の強度は、使用に伴う劣化によって、徐々に低下する。そのため、誘電体バリア放電ランプ100の交換時期を把握するために、紫外線強度を測定する必要がある。
しかし、従来の誘電体バリア放電ランプにおいては、ベタ電極105側から紫外線が放射されない。そのため、紫外線強度を測定することができなかった。メッシュ電極107側で紫外線強度を測定することもできるにも思われるが、メッシュ電極107側には被処理物109が配されるため、紫外線強度測定用のセンサの受光部を配置することは困難であった。
そこで、本発明は、上記事情に基づいて完成された。すなわち、本発明は、ベタ電極側において、紫外線強度を測定することができる誘電体バリア放電ランプ及び紫外線照射装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明の誘電体バリア放電ランプは、放電管の外面に第1電極及び第2電極を備えた誘電体バリア放電ランプにおいて、前記第1電極は、メッシュ状の導電体により形成され、前記第2電極は、ベタ状の導電体により形成されるとともに、その一部領域は導電体を欠いた透光窓とされ、前記透光窓には、メッシュ状の導電体が配されており、この導電体は、前記透光窓周りのベタ状の前記導電体と電気的に接続されていることを特徴としている。
なお、ここでいう「ベタ状の電極」とは、紫外線を透過しない金属導電体によって、膜状に形成された電極を意味する。また、穴が無いことによって、紫外線が漏れない電極を意味する。ただし、極めて小さいために、実質的に紫外線強度を測定することができない程度の穴が空いている電極は、「ベタ状の電極」に含むものとする。
請求項2の発明の紫外線照射装置は、請求項1に記載の誘電体バリア放電ランプ、及び前記透光窓から照射される紫外線の強度を測定するセンサを備えたことを特徴としている。
請求項3の発明の誘電体バリア放電ランプは、放電管を備えた誘電体バリア放電ランプにおいて、前記放電管の外面には、第1電極及び第2電極が備えられ、前記第2電極は、透光窓を有する膜状導電体であり、前記透光窓には、前記第2電極と電気的に接続された導電体が配されていることを特徴としている。
請求項4の発明の誘電体バリア放電ランプは、請求項3に記載の誘電体バリア放電ランプにおいて、第2電極と電気的に接続された導電体が、メッシュ状、ストライプ状、放射状、又は渦巻き状であることを特徴としている。
請求項5の発明の誘電体バリア放電ランプは、請求項3又は請求項4に記載の誘電体バリア放電ランプにおいて、第1電極は、メッシュ状の導電体により形成されていることを特徴としている。
請求項6の発明の紫外線照射装置は、請求項3から5のいずれかに記載の誘電体バリア放電ランプ、及び前記透光窓から照射される紫外線の強度を測定するセンサを備えたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第2電極は、ベタ状の電極であるから、第2電極側から紫外線がもれない。そのため、第2電極側に配される部材(例えば、電源コードの樹脂被覆)の劣化が抑制される。さらに、第2電極の一部領域は導電体を欠いた紫外線が透過する透光窓とされているので、この透光窓から放射された紫外線により、紫外線強度が測定されることとなる。
第2電極に、紫外線が透過するための透光窓(図6の符号40参照)が設けられたとすれば、この部分では放電を生じない。このため、透光窓と対向する第1電極側の位置(図6の位置B参照)では、放射される紫外線の強度が、その他の部分(図6の位置C,位置D参照)より小さくなる。また、紫外線強度の測定誤差が大きくなる。
しかし、本願発明においては、透光窓には、メッシュ状の導電体が配されており、且つ、この導電体は、透光窓周りの導電体と電気的に接続されている。したがって、透光窓部分においても放電が生じる。そのため、透光窓と対向する第1電極側の位置(図7の位置B参照)でも、紫外線強度がその他の部分(図7の位置C,位置D参照)とほぼ同じになる。また、透光窓部分でも放電が生じるから、透光窓から放射される紫外線の強度の低下が抑制され、測定誤差が抑えられる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果を有する紫外線照射装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、第2電極は、膜状導電体の電極であるから、第2電極側から紫外線がもれない。そのため、第2電極側に配される部材(例えば、電源コードの樹脂被覆)の劣化が抑制される。さらに、第2電極の一部領域は導電体を欠いた紫外線が透過する透光窓とされているので、この透光窓から放射された紫外線により、紫外線強度が測定されることとなる。
第2電極に、紫外線が透過するための透光窓(図6の符号40参照)が設けられたとすれば、この部分では放電を生じない。このため、透光窓と対向する第1電極側の位置(図6の位置B参照)では、放射される紫外線の強度が、その他の部分(図6の位置C,位置D参照)より小さくなる。また、紫外線強度の測定誤差が大きくなる。
しかし、本願発明においては、透光窓には、前記第2電極と電気的に接続された導電体が配されている。したがって、透光窓部分においても放電が生じる。そのため、透光窓と対向する第1電極側の位置(図7の位置B参照)でも、紫外線強度がその他の部分(図7の位置C,位置D参照)とほぼ同じになる。また、透光窓部分でも放電が生じるから、透光窓から放射される紫外線の強度の低下が抑制され、測定誤差が抑えられる。
請求項4の発明によれば、請求項3に記載の誘電体バリア放電ランプにおいて、第2電極と電気的に接続された導電体が、メッシュ状、ストライプ状、放射状、又は渦巻き状であるから、透光窓部分では満遍なく放電が発生し、この部分から放射される紫外線強度の分布もより均一なものとなる。
請求項5の発明によれば、請求項3又は4に記載の誘電体バリア放電ランプにおいて、第1電極は、メッシュ状の導電体により形成されているので、被照射物に向けて放射される紫外線の強度分布はより均一なものとなる。
請求項6の発明によれば、請求項3から5のいずれかに記載の誘電体バリア放電ランプの効果を有する紫外線照射装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を図1から図7を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、上下方向については図1を基準とする。また、前後方向については、図1の右側を前方とする。
本実施形態の誘電体バリア放電ランプ1は、放電管3によって形成された放電空間5内に、誘電体バリア放電用のガスが充填されたものである。放電管3の外表面には互いに対向する一対の電極7A,7Bが設けられている。これらの電極7A,7Bには、リード線9が接続されている。電極7Aはメッシュ状である。電極7Bはベタ状である。ベタ状の電極7Bの一部は透光窓40を有する。透光窓40にはメッシュ状の導電体43が配されている。電極7Aはアース,電極7Bは交流電圧を印加する電源装置(図示せず)に接続されている。
誘電体バリア放電用ガスとしては、キセノン(Xe)、アルゴン(Ar)、及びクリプトン(Kr)、等の希ガス、並びにフッ素(F)、塩素(Cl)等のハロゲンガス等が使用される。誘電体バリア放電ランプ1は、ガスの種類によって、異なる波長(172nm、222nm、308nm等の波長)のエキシマ光を発光する。例えば、電子部品の洗浄、すなわち、電子部品に付着した有機化合物を分解するためには、172nmを中心波長とするエキシマ光が用いられる。したがって、この場合には、キセノン(Xe)を含有するガスが使用される。なお、ガスの封入圧力は特に限定されないが、通常、10〜60KPa程度の圧力で封入される。
放電管3は、合成石英製の扁平な長角筒の両端を閉じたものである。放電管3の下外面には、網目状(メッシュ状)のクロム/ニッケル膜(導電体に相当)である第1電極7Aが蒸着形成されている。また、放電管3の上外面には、クロム/ニッケル膜(導電体に相当)である第2電極7Bが形成されている。なお、第1電極7A及び第2電極7Bの膜厚は、ともに0.1〜100μmが好ましい。
第2電極7Bは、ベタ状の金属膜により形成され、その一部領域はベタ状の金属膜を欠いた紫外線強度測定用の透光窓40とされている。この構造は、後に詳述する。
両電極7A,7Bは、放電管3の両端付近まで形成されている。第1電極7Aの前端部には、ベタ部7Cが形成されており、ベタ部7Cから前方に延びる矩形状の延設部7Dが設けられている。なお、第2電極7Bにも、第1電極7Aの場合と同様の延設部7Dが形成されている。
透光窓40は、第2電極7Bの後端寄りの位置に長円形に形成されている。この透光窓40の面積は、特に限定されないが、0.5cm以上であることが好ましい。0.5cm以上であれば、紫外線強度を測定するために十分な紫外線が透光窓40から得られるからである。一方、図2に示すように一般的な紫外線センサの受光部50は、直径4mm程度の概円柱形をしているため、あまりに透光窓40の面積を大きくすると、受光部50に受光されずに受光部50後方に漏れる紫外線量が多くなるから2cm以下が好ましい。
さらに、透光窓40部分には、メッシュ状の金属膜43が配されており、金属膜43は、透光窓40周りの金属膜45と電気的に接続されている。なお、メッシュ状の金属膜43は、直線状の素線部を格子状に配置して形成されている。
図4に示されるメッシュ状の金属膜43の開口寸法Lは特に限定されないが、3mm以下が好ましい。開口寸法Lが3mmより大きいと、透光窓40部分の放電密度がベタ状の金属膜45部分と比べて低くなる傾向にあるからである。また、開口寸法Lが3mmより大きいと、放電密度が低下するために長手方向の紫外線強度分布の均一性が損なわれるからである。
ところで、開口寸法Lは、放電密度を増加させるためには、できるだけ小さくする方が望ましいが、線幅Wを一定幅とした状態で、開口寸法Lを小さくしていくと、開口率が減少し、紫外線が素線部の隙間から放射されにくくなる。このため、開口寸法Lを小さくしつつ、かつ開口率を維持するためには、線幅Wも、これに伴って小さくしなければならない。しかし、線幅Wを小さくすることは、製造上困難である。従って、開口寸法Lは、1mm以上であることが好ましい。
以上のように、本願発明に関する誘電体バリア放電ランプ1が構成される。この誘電体バリア放電ランプ1の使用に際しては、紫外線強度センサの受光部50が透光窓40の上方位置に設置され、この受光部50により強度測定用の紫外線が受光される。
<実験1>
この実験では、透光窓40から放射される紫外線強度、及び第1電極7A側から放射される紫外線の強度が、放電管3の管軸方向でどの程度ばらつくかを調べた。
放電管3としては、図5〜図7の断面図に示すような3種類が用いられた。すなわち、透光窓40を設けない従来のタイプ1(図5)、透光窓40を設けてあるが透光窓40にメッシュ状の金属膜43が配されていないタイプ2(図6)、及び透光窓40を設け、かつ透光窓40にメッシュ状の金属膜43が配されているタイプ3(図7)である。そして、図5〜7で示すように、第2電極7B側では、透光窓40の上方の位置Aに紫外線強度センサの受光部50が配置された。第1電極7A側では、位置Aと対向する位置B、放電管3の中央の位置C、放電管3の図5〜7の右端部寄りの位置Dに、それぞれ紫外線強度センサの受光部50が配置され、各位置A〜Dにおける紫外線強度が測定された。
なお、いずれの位置においても放電管3と紫外線強度センサの受光部50との間隔は約4mmとした。
また、上記いずれのタイプにおいても、放電管3は、約350mm×約40mm×約13mmのサイズとした。封入ガスとしては、キセノンが40KPaの圧力で封入された。点灯中に電極間に印加するピーク電圧(ランプピーク電圧)Vpは、6.5kVとされた。また、周波数fは30kHzで一定とされた。
また、タイプ2及びタイプ3において、透光窓40は、長さLa=18mm、幅Wa=8mmの長円形とされた。
タイプ3のメッシュを構成する素線部の線幅Wは0.4mmとし、メッシュの開口寸法Lは2mmとされた(図4参照)。
<結果1>
実験結果を以下の表1に示す。
Figure 2005322632
タイプ2及びタイプ3では、透光窓40が第2電極7Bに設けられているため、第2電極7B側のA位置において、紫外線強度を測定することができた。これに対して、タイプ1では、透光窓40が第2電極7Bに設けられていないため、第2電極7B側のA位置で紫外線強度を測定することができなかった。さらに、タイプ3の場合には、A位置における紫外線強度がタイプ2に比べて約4倍となり、紫外線強度測定における測定誤差を小さくできることが確認された。
また、タイプ3では、第1電極7A側の位置B〜Dの紫外線強度はほぼ同じであった。タイプ2では、透光窓40と対向する位置Bでは、位置C及び位置Dに比べて紫外線強度が小さかった。このように、タイプ3では、放電管3の管軸方向の紫外線強度がばらつかないことが分かった。これは、タイプ3では透光窓40部分もメッシュ状の金属膜43により放電するためと考えられる。
<実験2>
タイプ3の場合に関して、開口寸法Lを変化させた実験を行った。その他の条件は実験1の場合と同様である。
<結果2>
実験結果を以下の表2に示す。
Figure 2005322632
この結果から、開口寸法を3mm以下とすれば、第1電極7A側の位置B〜Dの紫外線強度は、ほぼ同じとなることが分かった。つまり、放電管3の管軸方向の紫外線強度が、ばらつかないことが分かった。
<他の実施形態について>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
さらに、下記以外の実施形態であっても、発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば、種々変更した形態が実施されうる。
(1)上記実施形態では、第1電極7A及び第2電極7Bは、ともにクロム/ニッケル電極とされた。しかし、電極を構成する導電体は特に限定されない。例えば、第1電極7A及び第2電極7Bには、金属のほかに、金属とセラミックとの中間の材料である「サーメット」等が用いられてもよい。
(2)上記実施形態では、透光窓40の形状は、長円形とされている。しかし、その形状は特に限定されない。
(3)上記実施形態では、放電管本体13を角筒とされた。しかし、その形状は特に限定されない。例えば、放電管本体13は、丸筒の形状とされてもよい。
(4)透光窓40の位置は特に限定されない。例えば、図8に示されるように、透光窓40の位置は第2電極7Bの端部に設けられてもよい。
(5)透光窓に配された導電体の形状は、メッシュ状に限定されない。たとえば、ストライプ状、渦巻き状、放射状などの形状にしてもよい。
(6)本願発明でいう透光窓の部分は、「小さな穴が複数形成された膜状導電体」によって構成されることもできる。この場合における第2電極は、第2電極の一部に小さな穴が複数密集して形成された部分(この部分では、紫外線強度が測定されうる。そして、この部分が、透光部として機能する。)を有する膜状導電体を意味する。このような実施の形態によっても、本願発明の効果は得られる。なお、この実施の形態において、膜状導電体の小さな穴は、丸、長円、四角等どのような形状で形成されていても良い。
は、誘電体バリア放電ランプの断面図である。 は、放電管の斜視図である。 は、放電管の斜視図である。 は、透光窓の拡大平面図である。 は、放電管(タイプ1)の断面図である。 は、放電管(タイプ2)の断面図である。 は、放電管(タイプ3)の断面図である。 は、他の実施形態に関する放電管の斜視図である。 は、従来例の誘電体バリア放電ランプの斜視図である。
符号の説明
1…誘電体バリア放電ランプ
3…放電管
7…電極
7A…第1電極
7B…第2電極
40…透光窓
43…金属膜
45…金属膜

Claims (6)

  1. 放電管の外面に第1電極及び第2電極を備えた誘電体バリア放電ランプにおいて、
    前記第1電極は、メッシュ状の導電体により形成され、
    前記第2電極は、ベタ状の導電体により形成されるとともに、その一部領域は導電体を欠いた透光窓とされ、
    前記透光窓には、メッシュ状の導電体が配されており、
    この導電体は、前記透光窓周りのベタ状の前記導電体と電気的に接続されていることを特徴とする誘電体バリア放電ランプ。
  2. 請求項1に記載の誘電体バリア放電ランプ、及び前記透光窓から照射される紫外線の強度を測定するセンサを備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
  3. 放電管を備えた誘電体バリア放電ランプにおいて、
    前記放電管の外面には、第1電極及び第2電極が備えられ、
    前記第2電極は、透光窓を有する膜状導電体であり、
    前記透光窓には、前記第2電極と電気的に接続された導電体が配されていることを特徴とする誘電体バリア放電ランプ。
  4. 前記第2電極と電気的に接続された前記導電体が、メッシュ状、ストライプ状、放射状、又は渦巻き状であることを特徴とする請求項3に記載の誘電体バリア放電ランプ。
  5. 前記第1電極は、メッシュ状の導電体により形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の誘電体バリア放電ランプ。
  6. 請求項3から5のいずれかに記載の誘電体バリア放電ランプ、及び前記透光窓から照射される紫外線の強度を測定するセンサを備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
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