JP2005316415A - 反射防止積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 反射防止積層体は、光透過性を有する基材の少なくとも一面側に直接或いは他の層を介して低屈折率層が形成された反射防止積層体であり、前記低屈折率層が(A)成分:オキセタン化合物50〜95質量%と(B)成分:エポキシ化合物5〜50質量%と(C)成分:次の一般式(1)
R1 −R3 −(CF2 )n−R4 −R2 式(1)
(式中R1 及びR2 は熱及び/或いは光反応により互いに結合可能/或いは結合できない反応性基であり、R3 及びR4 は単結合又は炭素原子数1〜5の2価の炭化水素、酸素、又は硫黄であり、nは1〜30の整数を示す)
で表されるフッ素含有硬化性化合物、を含有する低屈折率層形成用コーティング組成物を用いて形成されたものである。
【選択図】 なし
Description
R1 −R3 −(CF2 )n−R4 −R2 式(1)
(式中、R1 及びR2 は、熱、及び/或いは光反応により互いに結合可能/或いは結合できない反応性基であり、R3 及びR4 は、単結合又は炭素原子数1〜5の2価の炭化水素、酸素、又は硫黄であり、nは1〜30の整数を示す。)
で表されるフッ素含有硬化性化合物、を含有する低屈折率層形成用コーティング組成物を用いて形成されたものであることを特徴とする。
(A)成分:オキセタン化合物
本発明の反射防止積層体に用いる低屈折率層形成用コーティング組成物に含まれるオキセタン化合物は、分子中に少なくとも1個のオキセタン環を有する化合物である。このようなオキセタン化合物としては、種々のものが使用できるが、好ましい化合物として、下記の一般式(4)、一般式(5)、一般式(6)の化合物を挙げることができる。
本発明の反射防止積層体に用いる低屈折率層形成用コーティング組成物に含まれるエポキシ化合物は、分子内にエポキシ基を少なくとも1個有する単量体であって、該化合物として高分子化合物と低分子化合物の両者を包含し、カチオン重合を起こして硬化するものであれば、いずれも使用することができる。例えば、フェニルグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、1,2,8,9−ジエポキシリモネン、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル、3′,4′−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート等や、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のエポキシ基を有するシランカップリング剤を使用することができる。
本発明の反射防止積層体に用いる低屈折率層形成用コーティング組成物に含まれる(C)成分であるフッ素含有硬化性化合物は、上記一般式(1)で表される。
本発明では、下記一般式(9)に表されるポリマー又はオリゴマーを第三成分として低屈折率層形成用コーティング組成物中にさらに配合することで、他の配合成分との相溶性を向上させ、高強度で均一な塗膜が得られる。
(式中、R14及びR15は、熱及び/或いは光反応により互いに結合可能な、異なる反応性基であり、R16は、単結合又は炭素原子数3〜15の2価の炭素水素であって、該炭化水相のHの一部又は全部がFであってもよい。)
光カチオン重合系の場合、光重合開始剤としては、以下の各式に示されるジアゾニウム塩、スルホニウム塩、ヨードニウム塩などのオニウム塩が好適に使用される。
ArN2 + Z- 、
(R)3S+ Z- 、
(R)2I+ Z-
式中、Arはアリール基を表し、Rはアリール基又は炭素数1〜20のアルキル基を表し、一分子内にRが複数回現れる場合は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、Z- は非塩基性でかつ非求核性の陰イオンを表す。
充填剤は、得られる低屈折率層の屈折率を損なわない(上昇させない)範囲で低屈折率層形成用コーティング組成物に含まれていることが好ましい。低屈折率層形成用コーティング組成物にこのような充填剤が含まれていると、得られる低屈折率硬化物の強度や弾性が向上する。充填剤としては、無機微粒子、有機微粒子、又は、その複合微粒子を挙げることができ、これらの微粒子の平均粒子径は5〜300nmであることが好ましい。
本発明による反射防止積層体の低屈折率層は、さらに、組成物および充填材の何れに対しても相溶性を有するフッ素系および/またはケイ素系化合物を含んでなることが好ましい。このようにフッ素系化合物等を含むことにより、最表面に用いられる塗膜表面の平坦化や反射防止積層体に必要とされる防汚性、耐擦傷性向上に効果がある滑り性を付与することができる。なお、「相溶性」とは、フッ素系および/またはケイ素化合物が組成物や充填材が存在する塗膜中に、添加効果が確認できる量を加えた場合でも、塗膜の白濁やヘイズの上昇などによる透明性の低下が確認できない程度の親和性を有することを意味する。
で示される構造を有することが好ましい。
このような化合物は、市販の製品として入手することができ、例えば、フルオロアルキル基をもつシリコーンオイルFL100( 商品名、信越化学工業社製) や、ポリエーテル変性シリコーンオイルTSF4460 (商品名、GE東芝シリコーン社製) 等、目的に合わせて種々の変性シリコーンオイルを入手できる。
Ran SiX4-n 式(8)
(式中、Raはパーフルオロアルキル基、パーフルオロアルキレン基、またはパーフルオロアルキルエーテル基を含む炭素数3〜1000の炭化水素基を示し、Xはメトキシ基、エトキシ基、もしくはプロポキシ基等の炭素数1〜3のアルコキシ基、メトキシメトキシ基、もしくはメトキシエトキシ基等のオキシアルコキシ基、または、クロル基、ブロモ基もしくはヨード基等のハロゲン基等の加水分解性基であり、同一でも異なっていてもよく、nは1〜3の整数を示す。)
で示される構造であってもよい。
本発明による反射防止積層体を構成する低屈折率層は、必須成分として、上記の組成物成分および上記充填材成分および上記フッ素および/またはケイ素化合物を含有するが、さらに必要に応じて、上記したような組成物成分以外のバインダー成分も含まれていてよく、さらに、低屈折率層形成用塗工液には、溶剤、重合開始剤、硬化剤、架橋剤、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、表面調整剤(レベリング剤)、あるいは、その他の成分が含まれていても良い。
上記各成分からなる低屈折率層は、溶剤に上記の各成分を溶解させた低屈折率層形成用組成物を調製し、該組成物を一般的な調製法に従って分散処理することにより塗工液を作製し、該塗工液を基材に塗布乾燥することにより形成できる。
バインダー成分を比較的多量に用いる場合には、モノマーおよび/またはオリゴマーが塗工液に調製するための液状媒体としても機能し得るので、溶剤を用いなくてもコーティング組成物の固形成分を溶解、分散、または希釈して塗工液の状態に調製できる場合がある。従って、本発明において溶剤は必ずしも必要ではないが、固形成分を溶解分散し、濃度を調整して、塗工適性に優れた塗工液を調製するために溶剤を使用する場合が多い。
各必須成分および各所望成分を任意の順序で混合し、充填材がコロイドの形状であれば、そのまま混合することが可能であるし、粉状であえば、得られた混合物にビーズ等の媒体を投入し、ペイントシェーカーやビーズミル等で適切に分散処理することにより、コーティングのための低屈折率層形成用組成物が得られる。
上記低屈折率層形成用コーティング組成物を用いて塗膜を形成するには、組成物、各種添加材を含有する塗工液を被塗工体の表面に塗布、乾燥し、電離放射線、および/または加熱により硬化させ、電離放射線硬化型樹脂組成物、表面処理シリカ微粒子、フッ素系および/またはケイ素系化合物を主体として含有する皮膜の硬化物とする。
本発明による反射防止積層体を構成する光透過性を有する基材は、板状であってもフィルム状であっても良い。好ましい基材としては、例えば、トリアセテートセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ジアセチルセルロース、アセテートブチレートセルロース、ポリエーテルサルホン、アクリル系樹脂;ポリウレタン系樹脂;ポリエステル;ポリカーボネート;ポリスルホン;ポリエーテル;トリメチルペンテン;ポリエーテルケトン;(メタ)アクリロニトリル;環状ポリオレフィン等の各種樹脂で形成したフィルム等を例示することができる。基材の厚さは、通常30μm〜200μm程度であり、好ましくは50μm〜200μmである。
本発明の反射防止積層体は、光透過性を有する基材の少なくとも一面側に、直接、或いは他の層を介して、光透過性を有し且つ互いに屈折率の異なる層(光透過層)を一層以上積層してなる、単層型又は多層型反射防止膜のうちの少なくとも一層を低屈折率層としたものである。該反射防止積層体は、反射防止フィルムとして用いることができる。なお、本発明においては、多層型反射防止膜の中で最も屈折率の高い層を高屈折率層と称し、最も屈折率の低い層を低屈折率層と称し、それ以外の中間的な屈折率を有する層を中屈折率層と称する。基材及び光透過層は、反射防止フィルムの材料として使用できる程度の光透過性を有する必要があり、できるだけ透明に近いものが好ましい。
本発明の反射防止積層体におけるハードコート層は、電離放射線硬化型樹脂組成物を使用して形成することが望ましい。尚、本明細書において、「ハードコート層」とは、JIS5600−5−4:1999で示される鉛筆硬度試験でH以上の硬度を示すものをいう。
本発明の反射防止積層体におけるハードコート層は、次に説明する防眩性を有していてよもいし、ハードコート層とは別に防眩層を設けてもよい。
30≦Sm≦200
0.90≦Rz≦1.60
1.3≦θa≦2.5
0.3≦R≦10
を同時に満たすものが好ましい。
Δn=│n1−n2│<0.1
を満たすものであり、かつ、防眩層内部のヘイス゛値が55%以下である防眩層が好ましい。
本発明の反射防止積層体には、静電気の発生がなくゴミの付着防止や液晶ディスプレイなどに組みこまれた際の外部からの静電気障害を受けない効果を付与するために必要に応じて帯電防止層を形成してもよい。この場合の帯電防止層の性能としては反射防止積層体形成後の表面抵抗が1012Ω/□以下となることが好ましい。しかし1012Ω/□を超えるものであっても、帯電防止層を設けていないものに比べて、埃付着性を防止することができる。
ハードコート層と前記低屈折率層との間に、屈折率が1.46〜2.00の範囲で、かつ膜厚が0.05〜0.15μmの範囲である乃至高屈折率層が、少なくとも一層以上設けられることが反射防止性において望ましい。
低屈折率層の基材側と反対の側の面に、低屈折率層の表面の防汚の目的で防汚層が設けられていてもよい。防汚層は、低屈折率層の基材側と反対の側の面に設けることで、反射防止膜の防汚性や耐擦傷性に効果があるものの、分子中にフッ素原子を有する電離放射線硬化型樹脂組成物への相溶性が低く、低屈折率層中に添加できないフッ素系および/またはケイ素化合物や、前記分子中にフッ素原子を有する電離放射線硬化型樹脂組成物および微粒子の何れに対しても相溶性を有するフッ素系および/またはケイ素系化合物を使用しても良く、低屈折率層の基材側と反対の側の面に設けることで、反射防止積層体に必要とされる防汚性、耐擦傷性の更なる性能向上が期待できる。
本発明の反射防止積層体は、特に、液晶表示装置(LCD)や陰極管表示装置(CRT)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)等の画像表示装置の表示面を被覆する多層型反射防止膜の少なくとも一層、特に低屈折率層を形成するのに好適に用いられる。
1−1.鎖状コロイダルシリカを用いた例
イソプロピルアルコール分散鎖状コロイダルシリカ(IPA−ST−UP:商品名、日産化学工業(株)製、固形分15質量%、1次粒子径9〜15nmのシリカが鎖状に連結)をロータリーエバポレーターに導入し、イソプロピルアルコールからメチルイソブチルケトンに溶媒置換を行い、シリカ微粒子20質量%の分散液を得た。このメチルイソブチルケトン分散液100質量部に3−エチル(トリ−エトキシシリルプロポキシメチル)オキセタン(TESOX:商品名、東亞合成株式会社)を5質量部添加し、50℃で1時間加熱処理することにより、表面処理された鎖状シリカ微粒子20質量%のメチルイソブチルケトン分散液を得た。
イソプロピルアルコール分散中空シリカゾル(触媒化成工業(株)製、固形分20%)をロータリーエバポレーターに導入し、イソプロピルアルコールからメチルイソブチルケトンに溶剤置換を行い、固形分20質量%のメチルイソブチルケトン分散液を得た。
以下の組成物を混合して塗工液1を調製した。
塗工液1
オキセタン化合物:〔1−(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル
(式(5)のR9 =R10=エチルの場合) 4質量部
エポキシ化合物:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 0.5質量部
フッ素含有硬化性化合物:商品名E−7432、ダイキン工業(株)製4.5質量部
開始剤:トリアリルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフィン塩 0.05質量部
フッ素系添加剤:モディパーF3035(商品名、日本油脂(株)製;固形分30質量%) 0.3質量部
溶剤:メチルイソブチルケトン 90.0質量部
オキセタン化合物:〔1−(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル
(式(5)のR9 =R10=エチルの場合) 4質量部
エポキシ化合物:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 0.5質量部
フッ素含有硬化性化合物:商品名E−7432、ダイキン工業(株)製
4.5質量部
表面処理鎖状コロイダルシリカ(1-1): 15.0質量部
開始剤:トリアリルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフィン塩 0.05質量部
フッ素系添加剤:モディパーF3035(商品名、日本油脂(株)製;固形分30質量%) 0.3質量部
溶剤:メチルイソブチルケトン 80.0質量部
オキセタン化合物:〔1−(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル
(式(5)のR9 =R10=エチルの場合) 4質量部
エポキシ化合物:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 0.5質量部
フッ素含有硬化性化合物(商品名E−7432、ダイキン工業(株)製)
4.5質量部
表面処理多孔質コロイダルシリカ(1−2): 15.0質量部
開始剤:トリアリルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフィン塩 0.05質量部
フッ素系添加剤:モディパーF3035(商品名、日本油脂(株)製;固形分30質量%) 0.3質量部
溶剤:メチルイソブチルケトン 80.0質量部
オキセタン化合物:〔1−(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル
(式(5)のR9 =R10=エチルの場合) 3質量部
エポキシ化合物:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 0.5質量部
フッ素含有硬化性化合物:1H,1H,6H,6H-パーフルオロ-1,6-ヘキサンジオールジアクリレート(exfluor research corp. より入手) 3.5質量部
オキセタニルメタクリレート(商品名エタナコールOX−MA、宇部興産(株)製)
1質量部
防汚性添加剤:UT−3841(商品名、日本合成化学工業(株)製;固形分45質量%)
0.5質量部
表面処理多孔質コロイダルシリカ(1−2): 15.0質量部
開始剤:トリアリルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフィン塩 0.03質量部
開始剤:イルガキュア907(商品名:チバスペシャリティーケミカルズ社製
0.02質量部
オキセタン化合物:〔1−(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル
(式(5)のR9 =R10=エチルの場合) 4質量部
エポキシ化合物:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 0.5質量部
フッ素含有硬化性化合物: 特公昭54−11284号公報、特公昭59−22712号公報、特公平6−60116号公報に記載の方法を参考にして合成した化合物
4.5質量部
開始剤:トリアリルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフィン塩 0.02質量部
イルガキュアー184(商品名、チバスペシャリティケミカルズ社製)
0.02質量部
フッ素系添加剤:モディパーF3035(商品名、日本油脂(株)製;固形分30質量%) 0.3質量部
溶剤:メチルイソブチルケトン 90.0質量部
塗工液の組成において、フッ素含有硬化性化合物:商品名E−7432、ダイキン工業(株)製を使用しなかった以外は全て塗工液1と同様にして塗工液6を調製した。
下記成分を混合してハードコート層形成用塗工液を調製した。
光重合開始剤(イルガキュア184:商品名、チバスペシャリティーケミカルズ製)
0.25質量部
メチルイソブチルケトン 94.75質量部
下記成分を十分混合した後に孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過して防眩性ハードコート層形成用塗工液を調製した。
イソシアヌル酸EO変性ジアクリレート(東亜合成(株)製、屈折率1.51) 30質量部
アクリル系ポリマー(三菱レイヨン製、分子量75,000) 10.0質量部
光重合開始剤(イルガキュア184:商品名、チバスペシャリティーケミカルズ製)
5.0質量部
スチレンビーズ(綜研化学(株)製、粒径3.5μm、屈折率1.60) 15.0質量部
レベリング剤(10−28:商品名:ザ・インクテック(株)製) 0.01質量部
トルエン 127.5質量部
シクロヘキサノン 54.6質量部
R:3.5μm;Sm:74.8μm;θa:1.98;Rz:1.12μm;
ヘイズ:34%
〔実施例1〕
上記3.で調製した基材/ハードコート層の積層体に、前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液1をバーコーティングし、乾燥させることより溶剤を除去した後、紫外線照射装置(フュージョンUVシステムジャパン(株)製、光源Hバルブ)を用いて、照射線量200mJ/cm2 で紫外線照射を行い、塗膜を硬化させて、基材/ハードコート層/低屈折率層の反射防止積層体を得た。膜厚は、反射率の極小値が波長550nm付近になるように調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液2を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、反射防止積層体を調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液3を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、反射防止積層体を調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液4を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、反射防止積層体を調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液5を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、反射防止積層体を調製した。
上記4.で調製した基材/防眩性ハードコート層の積層体に、前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液1をバーコーティングし、乾燥させることにより溶剤を除去した後、紫外線照射装置(フュージョンUVシステムジャパン(株)製、光源Hバルブ)を用いて、照射線量200mJ/cm2 で紫外線照射を行い、塗膜を硬化させて、基材/ハードコート層/低屈折率層の反射防止積層体を得た。膜厚は、反射率の極小値が波長550nm付近になるように調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液3を使用した以外は、全て実施例6と同様にして、反射防止積層体を調製した。
前記工程で調製した低屈折率層形成用塗工液6を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、反射防止積層体を調製した。
前記実施例1〜35、及び比較例の各反射防止積層体について、弱アルカリ性クリーナー〔クリーナーIC−100S:商品名(株式会社ライオン事務器製)〕をベンコットに浸漬して1kg苛重で30回往復した前後における下記物性を測定し評価し、その試験前後の結果を下記表1(試験前)および表2(試験後)に記載した。
島津製作所(株)製分光光度計(UV−3100PC:商品名)を用いて防眩性積層体の最表面の絶対反射率を測定した。
JIS K 7105:1981 「プラスチックの光学的特性試験方法」に準じて、防眩性積層体の最表面のヘイズ値を測定した。
JIS K 5600-5-6:1999 「塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第6節:付着性(クロスカット法)のクロスカット密着試験方法」に準じて防眩性積層体の最表面の塗膜の剥がれの有無を目視し下記の基準にて評価した。
評価○:塗膜の剥がれが全くなかった。
評価△:塗膜の全てではないが剥がれ存在した。
評価×:塗膜の全てが剥がれた。
反射防止積層体の表面を、#0000番のスチールウールを用いて、所定の摩擦荷重(200〜1000gの範囲内で200g毎に変化させた)で10往復摩擦し、その後のヘイズ値を測定した。そして、摩擦前の反射防止積層体のヘイズ値と比較して3%以上の変化が認められた場合の最低荷重を調べることにより、反射防止積層体の耐擦傷性を評価した。
2 画素部
3 ブラックマトリックス層
4 カラーフィルター
5,7 透明電極層
8 シール材
9 配向膜
10 偏光フィルム
11 バックライトユニット
12 偏光素子
13,14 保護フィルム
15 接着剤層
16 ハードコート層
17 多層型反射防止膜
18 中屈折率層
19 高屈折率層
20 低屈折率層
21 透明基材フィルム
22 高屈折率層
23 低屈折率層
101 液晶表示装置
102 反射防止フィルム
Claims (19)
- 光透過性を有する基材の少なくとも一面側に直接、或いは他の層を介して低屈折率層が形成された反射防止積層体であって、
前記低屈折率層が、
(A)成分:オキセタン化合物、
(B)成分:エポキシ化合物、及び、
(C)成分:下記一般式(1)
R1 −R3 −(CF2 )n−R4 −R2 式(1)
(式中、R1 及びR2 は、熱、及び/或いは光反応により互いに結合可能/或いは結合できない反応性基であり、R3 及びR4 は、単結合又は炭素原子数1〜5の2価の炭化水素、酸素、又は硫黄であり、nは1〜30の整数を示す。)
で表されるフッ素含有硬化性化合物、
を含有する低屈折率層形成用コーティング組成物を用いて形成されたものであり、
前記(A)成分と(B)成分の量的関係は、(A)成分対(B)成分が50質量%対50質量%から95質量%対5質量%迄であり、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、(C)が1〜50質量部であることを特徴とする反射防止積層体。 - 光透過性を有する基材の少なくとも一面側に直接、或いは他の層を介して低屈折率層が形成された反射防止積層体であって、
前記低屈折率層が、
(A)成分:オキセタン化合物、
(B)成分:エポキシ化合物、及び、
(C)成分:下記一般式(1)
R1 −R3 −(CF2 )n−R4 −R2 式(1)
(式中、R1 及びR2 は、熱、及び/或いは光反応により互いに結合可能/或いは結合できない反応性基であり、R3 及びR4 は、単結合又は炭素原子数1〜5の2価の炭化水素、酸素、又は硫黄であり、nは1〜30の整数を示す。)
で表されるフッ素含有硬化性化合物、
(D)成分:下記一般式(9)に表されるポリマー又はオリゴマー
R14−R16−R15 式(9)
(式中、R14及びR15は、熱及び/或いは光反応により互いに結合可能な、異なる反応性基であり、R16は、単結合又は炭素原子数3〜15の2価の炭素水素であって、該炭化水素のHの一部又は全部がFであってもよい。)
を含有する低屈折率層形成用コーティング組成物を用いて形成されたものであり、
前記(A)成分と(B)成分の量的関係は、(A)成分対(B)成分が50質量%対50質量%から95質量%対5質量%迄であり、(A)成分と(B)成分の合計100質量部に対して、(C)が1〜50質量部であることを特徴とする反射防止積層体。 - 前記一般式(1)においてR1 及びR2 が、光ラジカル重合、光カチオン重合、光アニオン重合、光二量化を経て進行する重合、及び熱重合よりなる群から選ばれるいずれかの反応性を有するものである、請求項1又は2に記載の反射防止積層体。
- 前記式(1)においてR1 及びR2 が、それぞれ独立して(メタ)アクリロイル基、ビニル基、エポキシ基、及びオキセタニル基から選ばれたものである、請求項1乃至3の何れか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層形成用コーティング組成物が、さらに充填材を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層形成用コーティング組成物が、さらにフッ素系および/またはケイ素系化合物を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記フッ素系および/またはケイ素系化合物の少なくとも一部が、前記低屈折率層形成用コーティング組成物と、化学反応により共有結合を形成することを特徴とする請求項8に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層の屈折率が1.45以下である、請求項1乃至9の何れか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記他の層がハードコート層であることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記ハードコート層の屈折率が1.50〜1.70の範囲である、請求項11に記載の反射防止積層体。
- 前記ハードコート層が、防眩性能を有してなる、請求項11又は12に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層の基材側と反対の側の面に、防汚層が設けられてなる、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記ハードコート層と前記低屈折率層との間に、屈折率が1.46〜2.00の範囲で、かつ膜厚が0.05〜0.15μmの範囲である中乃至高屈折率層が、少なくとも一層以上設けられてなる、請求項11乃至14のいずれか1 項に記載の反射防止積層体。
- 前記ハードコート層、前記中乃至高屈折率層、及び前記低屈折率層から選択される少なくとも一層が、帯電防止性能を有する、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記基材と前記ハードコート層との間に、帯電防止層が設けられてなる、請求項11乃至16のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層の膜厚が、0.05〜0.15μmの範囲である、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
- 前記低屈折率層の表面を、#0000番のスチールウールを用いて10回擦ったときの、該低屈折率層のヘイズ値の変化が認められる最低荷重量が、200g以上である、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の反射防止積層体。
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