JP2005311470A - 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法 - Google Patents

受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005311470A
JP2005311470A JP2004122163A JP2004122163A JP2005311470A JP 2005311470 A JP2005311470 A JP 2005311470A JP 2004122163 A JP2004122163 A JP 2004122163A JP 2004122163 A JP2004122163 A JP 2004122163A JP 2005311470 A JP2005311470 A JP 2005311470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel estimation
signal
unit
receiver
estimation value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004122163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4574210B2 (ja
Inventor
Hirotada Fujii
啓正 藤井
Kiyun Shin
キユン シン
Takahiro Asai
孝浩 浅井
Hiroto Suda
博人 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2004122163A priority Critical patent/JP4574210B2/ja
Priority to US11/106,433 priority patent/US7590200B2/en
Priority to EP05252410.5A priority patent/EP1587264B1/en
Priority to CNB2005100673924A priority patent/CN100496031C/zh
Publication of JP2005311470A publication Critical patent/JP2005311470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574210B2 publication Critical patent/JP4574210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0224Channel estimation using sounding signals
    • H04L25/0228Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals
    • H04L25/023Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols
    • H04L25/0236Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols using estimation of the other symbols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0204Channel estimation of multiple channels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

【課題】計算量を削減しつつ、チャネル推定の精度を改善した受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】受信機に、予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段と、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成する除去手段と、除去手段の出力信号に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定し、チャネル推定値を生成するチャネル推定値生成手段とを備えるようにすることで達成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、送受信機に複数のアンテナを備える、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output : MIMO)方式の受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法に関する。
従来、移動通信システムではパイロット信号を用いてチャネルの推定を行い、シンボル検出のためのチャネル補償、等化を行う方法が一般に用いられている。チャネルの推定精度を高めるためには、より多くのパイロット信号を用いればよいが、多くのパイロット信号を用いる場合、フレーム内のパイロット信号の割合が増えることで、実際に伝送できる情報が減少する。この問題に対する対策として、一度検出した情報ビットを、上記チャネル推定のパイロット信号として使用する判定帰還型チャネル推定法がある。
判定帰還型チャネル推定を行う受信機について、図1を参照して説明する。
判定帰還型チャネル推定を行う受信機10は、例えばM本のアンテナ1と、各アンテナ1とそれぞれ接続されたチャネル推定部2(2−1〜2−M)およびチャネル更新部4(4−1〜4−M)と、アンテナ1と接続された情報信号検出部3と、情報信号検出部3の出力信号が入力され、各チャネル更新部4(4−1〜4−M)と接続された送信シンボル^s生成部9と、各チャネル推定部2(2−1〜2−M)、各チャネル更新部4(4−1〜4−M)、情報信号検出部3および^s生成部9と接続された制御部5とを備える。情報信号検出部3は、各チャネル推定部2(2−1〜2−M)または各チャネル更新部4(4−1〜4−M)とスイッチ6により切り替え可能に接続される。また、各チャネル推定部2(2−1〜2−M)にはパイロット信号が入力される。
まず、アンテナ1により信号を受信すると、各チャネル推定部2(2−1〜2−M)はパイロット信号と受信信号とを用いてチャネルの推定を行い、チャネル推定値を情報信号検出部3に入力する。
情報信号検出部3は、入力されたチャネル推定値および受信信号を用いて情報信号の検出を行う。検出された情報信号例えば、情報ビットは出力されるとともに、^s生成部9に入力される。^s生成部9は、入力された情報ビットを用いて送信機と同様の処理を行い、送信シンボルの推定値を生成する。
この送信シンボル推定値は、各チャネル更新部4(4−1〜4−M)に入力される。各チャネル更新部4(4−1〜4−M)は、パイロット信号の代わりに入力された送信シンボル推定値を用いてチャネル推定を行う。ここで、チャネル推定部2(2−1〜2−M)、情報信号検出部3、チャネル更新部4(4−1〜4−M)および^s生成部9は、制御部5により制御される。
このようにすることにより、多くの受信信号を用いてチャネルの推定を行うことができるため、チャネル推定精度を向上させることができる。また、このチャネル推定値を用いて情報信号検出部3において再び情報の検出を行うことができるため、より信頼度の高い検出結果を得ることができる。
一方、高い周波数利用効率を実現できる方法として、MIMOチャネル信号伝送方式がある。MIMOチャネル信号伝送方式とは、送受信機で各々複数のアンテナを用いることで送受信機間にできる複数のチャネルを利用して、並列伝送、ダイバーシチ効果が得られるように伝送する方式である。このMIMOチャネル信号伝送方式における問題点の一つとして、推定する必要があるチャネル推定値が多くなるため、必要なパイロット信号も多くなることが挙げられる。
また、MIMOチャネル信号伝送方式と判定帰還型チャネル推定とを用いる方法も考えられている(例えば、特許文献1参照)。このMIMOチャネル信号伝送方式に対して、判定帰還型チャネル推定を用いる場合の受信機の構成について、図2を参照して説明する。ここでは、送信機から、N個の異なる情報データが同一周波数で、同時に送信される場合について説明する。
受信機10は、例えばM本のアンテナ1と、アンテナ1と接続されたチャネル推定部2(2−1〜2−M)および受信部7と、各チャネル推定部2(2−1〜2−M)に接続された^s生成部8−1〜^sN生成部8−Nとを備える。
この受信機10は送受信アンテナが1本の場合を拡張した構成であり、送信シンボル推定値については、Nストリーム分の推定値が必要となり、受信アンテナ数分のチャネル推定部が必要となり、各受信アンテナにおけるチャネル推定部において、ストリーム数分のチャネル推定値を求める。
チャネル推定部2(2−1〜2−M)は、各チャネル推定部2−1〜2−Mに入力されるパイロット信号と受信信号とを用いてチャネルの推定を行い、チャネル推定値を受信部7に入力する。
受信部7は、入力されたチャネル推定値および受信信号を用いて情報信号の検出を行い、検出された情報信号例えば、情報ビット(st、・・・、stN)を出力する。また、受信部7は、情報ビット(st、・・・、stN)を、対応する^s生成部8−1、・・・、^sN生成部8−Nに入力する。
各^s生成部8−1、・・・、^sN生成部8−Nは、入力された情報ビットからそれぞれ送信シンボル推定値^s、・・・、^sNを生成し、生成した送信シンボル推定値^s、・・・、^sNをチャネル推定部2−1、・・・、2−Mに入力する。
各チャネル推定部2−1、・・・、2−Mは、パイロット信号の代わりに入力された送信シンボル推定値を用いて同様の処理を行う。ここで、チャネル推定部2−1〜2−M、受信部7および^s生成部8−1〜^sN生成部8−Nは、制御部(図示なし)により制御される。
上述した受信機10のチャネル推定部2−1の構成について、図3を参照して説明する。チャネル推定部2−2〜2−Mについては、チャネル推定部2−1と同様の構成であるためその説明を省略する。
このチャネル推定部2−1は、受信信号r(t)およびパイロット信号が入力されるチャネル推定部2−11と、チャネル推定部2−11と接続され、受信信号r(t)および送信シンボル推定値(^s、・・・、^sN)が入力されるチャネル更新部2−12と、チャネル推定部2−11またはチャネル更新部2−12とスイッチ2−13を介して切り替え可能に接続された多重部2−15と、チャネル推定部2−11、チャネル更新部2−12およびスイッチ2−13と接続された制御部2−14とを備える。
まず、チャネル推定部2−11は、受信信号r(t)とパイロット信号とを用いてチャネル推定を行う。パイロット信号については、ストリーム間でパイロット信号を直交させることで比較的容易にチャネル推定を行うことができる。例えば、MMSE(Minimum Mean Square Error)を用いたMIMOチャネル伝送用SC/Simplified-MMSE(SC/S-MMSE)型ターボ受信機おけるフレーム構成およびチャネル推定法を用いる(例えば、非特許文献1参照)。
一方、データ区間においては、受信信号に、複数のストリームの受信信号が、完全な直交関係も持たずに含まれている。そこで、このストリーム間の干渉を抑圧し、各チャネルの推定を行う必要がある。
チャネル推定部2−11において推定された初期チャネル推定値(^h11、・・・、^h1N)は、スイッチ2−13を介して多重部2−15に入力されるとともにチャネル更新部2−12に入力される。
多重部2−15は、入力された初期チャネル推定値を多重し出力する。
一方、チャネル更新部2−12は、入力された初期チャネル推定値および送信シンボル推定値(^s、・・・、^sN)に基づいてチャネル推定を行い、チャネル推定値を、スイッチ2−13を介して多重部2−15に入力する。多重部2−15は、入力されたチャネル推定値を多重し出力する。
次に、チャネル更新部2−12の構成について、図4を参照して説明する。
チャネル更新部2−12は、受信信号r(t)および送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)が入力される相関ベクトル算出部2−121と、送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)が入力される相関行列算出部2−122と、相関ベクトル算出部2−121および相関行列算出部2−122と接続される乗算部2−123とを備える。
以下、送信アンテナnから受信アンテナmへのチャネルをhmn、即ちベクトルHをH=[hm1m2 ・・・ hmNとし、送信シンボル推定値を^s(t)、即ちベクトルS(t)をS(t)=[^s(t) ^s(t) ・・・ ^sN(t)]とし、受信信号をr(t)とした場合について説明する。
相関ベクトル算出部2−121は、相関ベクトルRxdをRxd=Σ(r (t)S(t))/Nsmpにより算出する。ここで、Nsmpは使用する受信信号の数を表す。
また、相関行列算出部2−122は、相関行列RxxをRxx=Σ(S(t)S(t))/Nsmpにより算出する。ここで、は共役転置を表す。
相関ベクトル算出部2−121により算出された相関ベクトルRxdおよび相関行列算出部2−122により算出された相関行列Rxxは、乗算部2−123に入力される。乗算部2−123は、チャネルHをH=Rxx −1xdにより求める。
特開2003−152603号公報 "Turbo receiver with SC/Simplified-MMSE(S-MMSE) type equalizer for MIMO channel signal transmission", H.Fujii et. al., IEEE VTC2003-Fall
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
上述したMMSE(Minimum Mean Square Error)を用いたチャネル推定方法では、フィルタの自由度を使用して他のストリームを抑圧する必要があるため、使用する受信信号の数が少ない場合にはチャネル推定の精度が劣化する問題がある。
また、MMSEを用いる場合、トレーニング信号の相関行列の逆行列を求める必要があるため、計算量が比較的大きくなる問題がある。RLS(Recursive Least Square)学習アルゴリズムを用いて、チャネル推定値を収束させることも可能であるが、その場合でも、計算量は比較的大きくなる。
そこで本発明においては、計算量を削減しつつ、チャネル推定の精度を改善した受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の受信機は、MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける受信機であって、予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段と、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成する除去手段と、除去手段の出力信号および前記送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定し、チャネル推定値を生成するチャネル推定値生成手段とを備えるものである。
このようにすることにより、チャネル推定値に関する計算の処理量を削減することができる。また、フィルタの自由度を、他のストリームの抑圧ではなく、チャネル推定を行う対象であるストリームを強めることに用いることができる。
さらに、チャネル推定値生成手段は、除去手段により除去されない受信信号レプリカに対応するストリームからの干渉を軽減するようにフィルタ係数を決定するようにしてもよい。
このようにすることにより、誤りが検出された受信信号を除去せず、フィルタで除去することによりチャネル推定精度を高めることができる。また、フィルタの自由度を、他のストリームの抑圧ではなく、チャネル推定を行う対象であるストリームを強めることに用いることができる。
さらに、チャネル推定値生成手段は、生成したチャネル推定値を暫定チャネル推定値として、受信信号レプリカ生成手段に入力するようにしてもよい。
このようにすることにより、より正確なチャネル推定値を得ることができるため、チャネル推定の精度を改善できる。
さらに、フレームを複数のブロックにブロック化するブロック化手段と、受信信号を各ストリームへ分離する等化手段を備え、チャネル推定値生成手段は、ブロック毎にチャネル推定値を求め、等化手段は、ブロック毎に求められたチャネル推定値に基づいて、受信信号を各ストリームへ分離するようにしてもよい。
さらに、チャネル推定値生成手段は、チャネルの変動速度に基づいて、ブロック化サイズを決定するようにしてもよい。
このようにすることにより、チャネルが変動した場合においても、チャネルの推定精度を改善することができる。
さらに、受信信号レプリカ生成手段は、少なくとも一部の送信信号推定値に基づいて、受信信号レプリカを生成し、除去手段は、少なくとも一部の受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成するようにしてもよい。
このようにすることにより、必要以上のチャネル推定処理を避けることができる。
また、本発明にかかる送信機は、MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける送信機であって、少なくとも先頭のフレームにチャネル推定用のパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入制御手段と、パイロット信号の有無に基づいて、フレーム内の情報シンボル数の制御を行う情報シンボル数制御手段とを備えるものである。
このようにすることにより、伝送できる情報を増加させることができる。
また、本発明にかかる無線通信システムは、送信機と受信機とを備え、MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムであって、送信機は、少なくとも先頭のフレームにチャネル推定用のパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入制御手段と、パイロット信号の有無に基づいて、フレーム内の情報シンボル数の制御を行う情報シンボル数制御手段とを備え、受信機は、予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段と、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成する除去手段と、除去手段の出力信号および送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定し、チャネル推定値を生成するチャネル推定値生成手段とを備えるものである。
このようにすることにより、チャネル推定値に関する計算の処理量を削減することができ、また、伝送できる情報を増加させることができる。
また、本発明にかかるチャネル推定方法は、MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける受信機におけるチャネル推定方法であって、予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成するステップと、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成するステップと、送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定するステップと、受信信号レプリカを除去した信号に基づいて、ストリーム毎に、チャネル推定値を生成するステップとを有する方法である。
このようにすることにより、チャネル推定値に関する計算の処理量を削減することができる。
本発明の実施例によれば、計算量を削減しつつ、チャネル推定の精度を改善した受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法を実現できる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例にかかる無線通信システムは、多入力多出力(Multi-Input Multi-Output :MIMO)システムである。この無線通信システムは、図5に示されるように、送信機50と受信機100とを備える。送信機50は複数の送信アンテナ#1〜#Nそれぞれから異なる情報データを同一周波数で、同時に送信する。本実施例では、送信アンテナ数=送信ストリーム数である場合について説明するが、送信アンテナ数と送信ストリーム数とが等しくなくてもよい。受信機100は、送信機50から送信された情報データを複数の受信アンテナ#1〜#Mでそれぞれ受信する。また、受信機100は受信信号を処理し、送信機50の送信シンボルを推定して情報ビットst〜stNとして出力する。
次に、本実施例にかかる送信機50について説明する。
本実施例にかかる送信機50は、情報ビットが入力される送信信号生成部51と、送信信号生成部51とそれぞれ接続された複数のパイロット多重部52−11〜52−1Nと、各パイロット多重部52−11〜52−1Nとそれぞれ接続されたパイロット信号生成部52−21〜52−2Nおよび複数のアンテナ53とを備える。
まず、送信信号生成部51は、入力された情報ビットに基づいて、送信信号を生成する。生成された送信信号は各パイロット多重部52−11〜52−1Nに入力される。各パイロット信号生成部52−21〜52−2Nは、パイロット信号を生成し、生成したパイロット信号を対応するパイロット多重部52−11〜52−1Nに入力する。各パイロット多重部52−11〜52−1Nは、入力されたパイロット信号を多重し送信する。
次に、本実施例にかかる受信機100について説明する。
本実施例にかかる受信機100は、繰り返し時のチャネルの推定において、信頼性の高い一部のストリームの受信信号レプリカのみをキャンセルし、後のストリームに関しては線形フィルタ、例えばMMSEフィルタで抑圧するようにしたものである。
本実施例にかかる受信機100は、複数のアンテナ101(#1〜#M)と、各アンテナ101とそれぞれ接続されたチャネル推定部102−1〜102−Mと、各チャネル推定部102−1〜102−Mおよび各アンテナ101と接続された受信部103と、各チャネル推定部102−1〜102−Mに接続された^s生成部104−1〜^sN生成部104−Nとを備える。
まず、各アンテナ101により信号が受信されると、各アンテナ101と接続された各チャネル推定部102−1〜102−Mは、各チャネル推定部102−1〜102−Mに入力されるパイロット信号と受信信号とを用いてチャネルの推定を行い、チャネル推定値を受信部103に入力する。
受信部103は、入力されたチャネル推定値および受信信号を用いて情報信号を検出し、検出した情報信号例えば、情報ビット(st、・・・stN)を出力する。また、情報ビット(st、・・・stN)は、対応する^s生成部104−1、・・・、^sN生成部104−Nに入力される。
^s生成部104−1、・・・、^sN生成部104−Nは、入力された情報ビットからそれぞれ送信シンボル推定値^s、・・・、^sNを生成し、チャネル推定部102−1〜102−Mに入力する。
各チャネル推定部102−1、・・・、102−Mは、送信シンボル推定値^s〜^sNが入力されると、パイロット信号の代わりに入力された送信シンボル推定値を用いてチャネルの推定を行う。ここで、チャネル推定部102−1〜102−M、受信部103および^s生成部104−1〜^sN生成部104−Nは、制御部(図示なし)により制御される。
上述した受信機100のチャネル推定部102(102−1〜102−M)の構成について、図6を参照して説明する。
チャネル推定部102は、受信信号r(t)が入力されるレプリカキャンセル部111と、選択制御信号が入力され、レプリカキャンセル部111と接続された選択部118と、暫定チャネル推定値^hm1〜^hmNおよび送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)がそれぞれ入力されるとともに、選択部118とそれぞれ接続された受信信号レプリカ^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nと、レプリカキャンセル部111、各^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nとそれぞれ接続された線形フィルタ113−1〜113−Nとを備える。
線形フィルタ113(113−1〜113−N)について、線形フィルタ113−1を例として説明する。線形フィルタ113−1は、レプリカキャンセル部111と接続された加算部113−11と、選択制御信号が入力され、^rm1生成部112−1および加算部113−11と接続された選択部113−12と、選択制御信号および^s(t)〜^sN(t)が入力される第2選択部113−13と、加算部113−11および第2選択部113―13と接続された相関ベクトル算出部113−14と、第2選択部113−13と接続された相関行列算出部113−15と、相関ベクトル算出部113−14および相関行列算出部113−15と接続された乗算部113−16と、乗算部113−16と接続された第3選択部113−17とを備える。
本実施例にかかる受信機100におけるチャネル推定部102では、受信信号r(t)は線形フィルタ113(113−1〜113−N)に入力される前に、レプリカキャンセル部111において受信信号レプリカによる他ストリームからの干渉の一部のキャンセルが行なわれる。
受信信号r(t)から受信信号レプリカをキャンセルする場合において、一部のストリームの信号に対応する受信信号レプリカのみ減算し、他のストリームの信号は線形フィルタにより抑圧する。この場合、ストリームごとに、線形フィルタへの入力を行う。また、線形フィルタでは、各ストリームに対するフィルタ係数が異なるため、相関ベクトル算出部113−14、相関行列算出部113−15および乗算部113−16から構成されるチャネル更新部を設け、ストリーム毎のフィルタ係数を設定する。
また、本実施例にかかる受信機100におけるチャネル推定部102では、^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nは、それぞれ受信信号レプリカ^rm1〜^rmNを生成し、生成した受信信号レプリカ^rm1〜^rmNを選択部118に入力するとともに対応する各線形フィルタ113(113−1〜113−N)の選択部113−12に入力する。また、送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)を第2選択部113−13に入力する。
選択部118はキャンセルされるストリームのみ選択する。選択部113−12は、入力された受信信号レプリカ^rm1に基づいて、チャネル推定を行うストリームの信号がキャンセルされている場合は加算部113−11へ受信信号レプリカを入力し、チャネル推定を行うストリームの信号がキャンセルされていない場合は加算部113−11へは何も入力しない。また、第2選択部113−13は、入力された送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)に基づいて、チャネル推定を行うストリームの信号とキャンセルされないストリームを選択する。
ここで、キャンセルされるストリームは、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)の判定などにより、誤りが検出されなかったストリームとすることができる。またこの選択は誤り訂正復号の過程で得られる各シンボルの信頼性に関する情報を用いて、シンボルごとにキャンセルするシンボルを選択してもよい。
また、CRCの判定などの情報は選択制御情報として、選択部118、選択部113−12および第2選択部113−13に入力されるようにしてもよい。
チャネル推定部102の動作について具体的に説明する。
選択部118においてキャンセルされるストリームとして選択されるストリームをx、x、・・・、xとすると、レプリカキャンセル部111から出力されるキャンセル後の信号は、式(1)のように表される。
Figure 2005311470
mn´(t)=^hmn´^sn´(t)
レプリカキャンセル部111の出力信号が加算部113−11に入力される。ここで、選択部113−12において、キャンセルするストリームとして選択されたストリームに関して、チャネルを推定するストリームをx、キャンセルするストリームとして選択されないストリームをy、y、・・・、yとする場合について説明する。
選択部113−12は、チャネル推定を行うストリームの信号がキャンセルされている場合、チャネルを推定するストリームとして選択された信号rmx(t)を加算部113−11に入力する。加算部113−11は、キャンセルした自信号を加算する。
r´mx(t)=r´(t)+rmx(t)
すなわち、加算部113−11の出力信号は、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号となる。
そして、S(t)=[^s(t) ^sy1(t) ・・・ ^syc(t)]として、相関ベクトル算出部113−14は相関ベクトルRxdをRxd=Σ(r´ mx(t)S(t))/Nsmpにより算出する。また、相関行列算出部113−15は相関行列Rxx、すなわちフィルタ係数をRxx=Σ(S(t)S(t))/Nsmpにより算出する。相関ベクトル算出部113−14の出力信号および相関行列算出部113−15の出力信号は、乗算部113−16に入力される。乗算部113−16は、相関ベクトルと相関行列とを用いてRxx −1xdの乗算を行う。その結果、乗算部113−16からの出力Hは、H=[hy1 ・・・ hyc]となり、この出力信号は第3選択部113−17に入力される。第3選択部113−17はhを選択し出力する。
また、キャンセルするストリームとして選択されないストリームに関しては、χ⊂{y、y、・・・、y}であるため、S(t)=[^sy1(t) ^sy2(t) ・・・ ^syc(t)]として、相関ベクトル、相関行列を計算することで、これらのストリームのチャネル推定値、H=[hy1y2 ・・・ hyc]を一括して求めることができる。この出力信号は第3選択部113−17に入力される。第3選択部113−17は所望のストリームのチャネル推定値を選択し出力する。
上記の式より明らかなように、選択されないストリームのチャネル推定値に関しては、一括して計算することができ、計算の処理量を削減することができる。また、フィルタの自由度を、他のストリームの抑圧ではなく、チャネル推定を行う対象であるストリームを強めることに用いることができる。また、誤りが検出された受信信号を除去せず、フィルタで除去することによりチャネル推定精度を高めることができる。また、本実施例では、送信シンボルの推定値を用いたが、これらが誤り訂正復号過程で得られる各シンボルを構成する情報ビットの信頼性で重み付けされるようにしてもよい。この場合、例えば特許文献1および非特許文献1に記載されているフィルタ生成法を用いる。
次に、本発明の第2の実施例にかかる無線通信システムについて説明する。
本実施例の無線通信システムの構成は図5を参照して説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
本実施例にかかる受信機100のチャネル推定部102(102−1〜102−M)の構成について、図7を参照して説明する。
チャネル推定部102は、受信信号r(t)が入力されるレプリカキャンセル部111と、暫定チャネル推定値^hm1〜^hmNおよび送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)がそれぞれ入力されるとともに、レプリカキャンセル部111とそれぞれ接続された受信信号レプリカ^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nと、レプリカキャンセル部111、^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nとそれぞれ接続された線形フィルタ114−1〜114−Nとを備える。
線形フィルタ114(114−1〜114−N)について、線形フィルタ114−1を例として説明する。線形フィルタ114−1は、レプリカキャンセル部111および^rm1生成部112−1と接続された加算部114−11と、^s(t)が入力され、加算部114−11と接続された除算部114−12と、除算部114−12と接続された平均化部114−13とを備える。
本実施例にかかるチャネル推定部102では、受信信号レプリカ^rm1生成部112−1〜受信信号レプリカ^rmN生成部112−Nは、対応する(暫定)チャネル推定値^hm1〜^hmNおよび送信信号(シンボル)推定値^s(t)〜^sN(t)とを用いて、受信信号レプリカを作成し、作成した受信信号レプリカをレプリカキャンセル部111に入力する。
次に、レプリカキャンセル部111は、受信信号r(t)から入力された全受信信号レプリカを減算する。また、レプリカキャンセル部111は、受信信号レプリカが減算された受信信号を、ストリームごとに用意された個別の線形フィルタ114−1〜114−Nに入力する。
各線形フィルタ114−1〜114−Nの動作について、代表して線形フィルタ114−1について説明する。
加算部114−11は、受信信号レプリカが減算された受信信号に対して、チャネル推定を行う対象であるストリームの受信信号レプリカを加算する。この加算により得られた受信信号は、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外の他の全ストリームを減算した信号となる。
Figure 2005311470
この信号に対して、除算部114−12は対応するトレーニングシンボルを除算する。その結果、チャネル推定値が求められる。求められたチャネル推定値は平均化部114−13に入力される。平均化部114−13は、入力された複数のチャネル推定値を平均化する。このようにすることにより、より高精度なチャネル推定値を得ることができる。また、受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームを抑圧するためのフィルタの生成を省略することができる。
次に、本発明の第3の実施例にかかる無線通信システムについて、図8〜図10を参照して説明する。
本実施例の無線通信システムは図5を参照して説明した送信機50と図8に示す受信機300とを備える。
受信機300について説明する。本実施例にかかる受信機300は、上述したチャネル推定部をターボ等化受信機に適用したものである。
本実施例にかかる受信機300は、複数のアンテナ301(#1〜#M)と、各アンテナ(#1〜#M)301とそれぞれ接続されたチャネル推定部302−1〜302−Mと、各アンテナ301と接続された信号分離部303と、信号分離部303と接続された情報ビット検出部304と、各チャネル推定部302−1〜302−Mと接続された^s生成部305−1〜^sN生成部305−Nとを備える。また、^s生成部305−1〜^sN生成部305−Nの出力信号は、信号分離部303に入力される。
まず、チャネル推定部302(302−1〜302−M)は、受信信号および各チャネル推定部302−1〜302−Mに入力されるパイロット信号に基づいてチャネルの推定を行い、チャネル推定値を信号分離部303に入力する。信号分離部(等化部)303はストリームの分離を行い、その出力信号は情報ビット検出部304に入力される。情報ビット検出部304は、分離された信号に対して、デマップ・復号等の処理を行う。その結果、暫定的な受信信号(情報ビットst、・・・、stN)を得ることができる。得られた情報ビットst、・・・、stNは、それぞれ対応する^s生成部305−1、・・・、^sN生成部305−Nに入力される。各^s生成部305−1、・・・、^sN生成部305−Nは、入力された情報ビットからそれぞれ送信シンボル推定値^s、・・・、^sNを生成し、チャネル推定部302−1、・・・、302−Mに入力する。また、生成された送信シンボル推定値^s、・・・、^sNは信号分離部303に入力される。
次に各チャネル推定部302−1、・・・、302−Mは、パイロット信号の代わりに入力された送信シンボル推定値を用いてチャネル推定を行い、チャネル推定値を信号分離部303に入力する。
信号分離部303では、入力された送信シンボル推定値或いはチャネル推定値を用いて、再びストリームの分離を行う。また、予め暫定的な検出ビットの信頼性を求め、この信頼性に関する情報に基づいてストリームの分離を行うようにしてもよい。
上述したように、本実施例における受信機300は、等化・復号の繰り返しにより、検出された情報ビットからチャネルの推定を行い、この更新されたチャネル推定値を用いて、次回の等化処理を行う。このようにすることにより、高いチャネル推定精度を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施例にかかる無線通信システムについて説明する。
本実施例の無線通信システムにおける受信機の構成は、図5を参照して説明したものと同様であるためその説明を省略する。
本実施例にかかる無線通信システムにおける送信機について説明する。
送信機の構成について説明する前に、送信機が送信するフレームの構成について説明する。
図9に、従来のフレーム構成と本実施例のフレーム構成を示す。
従来、図9(a)に示すように同一ユーザが連続してフレームを占有する場合でもチャネルが変動するため、フレーム毎にチャネル推定用のパイロット信号を挿入していた。
本実施例においては、図9(b)に示すように先頭のフレームにおいては、パイロット信号を必要とするが、2フレーム以降については、前フレームのデータ信号を用いてチャネル推定を行うことが可能となるため、チャネル推定用のパイロット信号を挿入しなくても、通信を行うことが可能となる。
次に、送信機90について、図10を参照して説明する。
本実施例にかかる送信機90は、図9(b)を参照して説明したフレームを送信するようにしたものである。送信機90は、情報ビットが入力される送信信号生成部91と、送信信号生成部91とそれぞれ接続された複数のパイロット多重部92−11〜92−1Nと、送信信号生成部91および各パイロット多重部92−11〜92−1Nと接続されたパイロット信号挿入制御部93と、各パイロット多重部92−11〜92−1Nとそれぞれ接続されたパイロット信号生成部92−21〜92−2Nおよび複数のアンテナ(#1〜#N)とを備える。
本実施例にかかる送信機90が送信するフレームのフレーム構成は、先頭のフレームとそれに後続するフレームとで、フレームに含まれる情報シンボル数が異なる。そこで、送信機90では、パイロット信号の多重の有無が制御されるとともに、フレーム内情報シンボル数の制御が行なわれる。
送信機90の動作について説明する。
まず、送信信号生成部91は、入力された情報ビットに基づいて、送信信号を生成し、生成した送信信号を各パイロット多重部92−11〜92−1Nに入力する。パイロット信号挿入制御部93はパイロット信号の多重の有無を判断する。パイロット信号挿入制御部93の判断に基づき、例えばパイロット信号の多重が必要であると判断した場合には、各パイロット信号生成部92−21〜92−2Nはパイロット信号を生成し、生成したパイロット信号を各パイロット多重部92−11〜92−1Nに入力する。各パイロット多重部92−11〜92−1Nは、入力されたパイロット信号を多重するとともに、先頭フレームとこの先頭フレームに後続するフレーム内情報シンボル数を制御し送信する。また、パイロット信号挿入制御部はパイロット信号の挿入の有無により、送信信号生成部91に対して誤り訂正符号化におけるブロックサイズ、インタリーブサイズの変更を行う。
また、受信機300においては、送信機90と同様の処理が行なわれる。即ち、制御信号に応じて、情報ビット検出部304は検出する情報シンボルの数を変更する。また、本実施例にかかるチャネル推定部をターボ等化受信機に適用してもよい。
このようにすることにより、実際に伝送できる情報を増加させることができる。
次に、本発明の第5の実施例にかかる無線通信システムについて説明する。
本実施例の無線通信システムの構成は図5を参照して説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
本実施例にかかる無線通信システムにおける受信機100は、上述したチャネル推定部102(102−1〜102−M)において、チャネル推定を行うことにより更新されたチャネル推定値(^hm1、^hm2、・・・、^hmN)を、再度暫定チャネル推定値として、チャネル推定部102(102−1〜102−M)に入力するチャネル推定値として用いるようにしたものである。チャネル推定部102では、再びチャネル推定が行なわれる。
このようにすることにより、より正確なチャネル推定値を得ることができるため、チャネル推定の精度を改善することができる。
また、上述した繰り返しは、2回のみではなく、複数回繰り返してもよく、繰り返し回数については、予め必要なチャネル推定精度を得るために必要な回数を、例えば、用いる受信信号数、SNR(信号対雑音電力比)の関数として求めておくようにする。
次に、本発明の第6の実施例にかかる無線通信システムについて、図11を参照して説明する。
本実施例の無線通信システムの構成は図5を参照して説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
上述した実施例では、フレーム内全体の受信信号を用いてチャネルの推定が行なわれる場合について説明したが、本実施例にかかる受信機においては全ての受信信号からチャネル推定を行わず、一部の受信信号を用いてチャネル推定を行うようにしたものである。
本実施例にかかる受信機100のチャネル推定部102は、受信信号r(t)が入力される選択部115と選択部115と接続されたレプリカキャンセル部111と、送信シンボル推定値^s(t)〜^sN(t)がそれぞれ入力される選択部116−1〜116−Nと、暫定チャネル推定値^hm1〜^hmNがそれぞれ入力され、各選択部116−1〜116−Nとそれぞれ接続されるとともに、レプリカキャンセル部111とそれぞれ接続された送信信号レプリカ^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nと、レプリカキャンセル部111、^rm1生成部112−1〜^rmN生成部112−Nとそれぞれ接続された線形フィルタ114−1〜114−Nとを備える。
線形フィルタ114(114−1〜114−N)について、線形フィルタ114−1を例として説明する。線形フィルタ114−1は、レプリカキャンセル部111および^rm1生成部112−1と接続された加算部114−11と、選択部116−1および加算部114−11と接続された除算部114−12と、除算部114−12と接続された平均化部114−13とを備える。
即ち、本実施例にかかる受信機100のチャネル受信部102は、図7を参照して説明したチャネル推定部に加えて、受信信号と送信信号推定値に対して、これらの選択を行う選択部115、116−1〜116−Nを付加した構成となる。
例えば、上述した実施例に示したように、連続送信を行う場合かつ前フレームのチャネル推定値を次フレームで用いる場合においては、 チャネルが時間的に変動する事を考慮すると、図12に示すように、フレーム後部の受信信号よりチャネル推定を行うほうが好ましい。この場合には、選択部115、116−1〜116−Nはフレーム後部の受信信号を選択する。
一方、ターボ等化等に用いる場合は、図13に示すように、フレーム全体からチャネル推定部で用いる情報シンボルを選択し、これらから得られるチャネル推定値を平均化して用いることが好ましい。この場合には、選択部115、116−1〜116−Nは全フレームから一部分を選択する。
また、一部の受信信号よりチャネルを推定する場合、用いる受信信号数の決定が必要となるが、これは、例えば、常に既定の固定値を用いてもよいし、信号電力対雑音電力比ごとに、必要な受信信号数を予め決定するようにしてもよい。
このようにすることにより、チャネル推定の精度を改善することができる。また、必要以上のチャネル推定処理を避けることができる。
次に、本発明の第7の実施例にかかる無線通信システムについて説明する。
本実施例の無線通信システムの構成は、図5を参照して説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
本実施例にかかる受信機100のチャネル推定部102は、図14に示すように、図6を参照して説明したチャネル推定部に、各線形フィルタ113−1〜113−Nの相関ベクトル算出部113−14、相関行列算出部113−15および乗算部113−16とに接続されたブロック化制御部117を備える。
上述した実施例においては、フレームあたり1つのチャネル推定値を求める場合について示した。本実施例では、ブロック化制御部117においてフレームをいくつかのブロックに分割し、各々ブロックごとにチャネル推定値を求め、各ブロックの信号分離、あるいは各ブロックの等化の際に各ブロックに対して得られたチャネル推定値を用いるようにする。
このブロックのサイズの決定については、予め既定の大きさを用いてもよいし、チャネル変動に応じてブロックサイズを適応的に変化させてもよい。この場合、チャネルの変動が早いほど、細かくブロック化することが好ましい。例えば、図15に示すように、チャネルの変動が高くなるに従って、図15(a)〜図15(c)へと、細かくブロック化するようにする。図15において、fDはチャネル変動速度を示す。また、各ブロックのチャネル推定値は、周辺ブロックのチャネル推定値から重み付け平均により求めてもよい。このようにすることにより、チャネルが変動した場合においても、チャネルの推定精度を改善することができる。
本実施例においては、1個のブロック化制御部117を、各線形フィルタ113−1〜113−Nの相関ベクトル算出部113−14、相関行列算出部113−15および乗算部113−17に接続して構成する場合について説明したが、ブロック化制御部117を各線形フィルタに備え、相関ベクトル算出部113−14、相関行列算出部113−15および乗算部113−17に接続して構成してもよい。
本実施例にかかる無線通信システムは、チャネル推定を行う対象であるストリーム以外の他ストリームの干渉を予め低減することで、従来方式と比較して、計算量を削減しつつ、よりチャネルの推定精度を改善することができる。
また、他ストリームの全てをキャンセルするようにすることで、MMSEフィルタの算出を省略することが可能になり、計算量を削減することができる。
例えば、N(=4)ストリームかつSym(=10)データシンボルを用いてチャネル推定を行う場合について、1受信アンテナにおける除算乗算回数で比較する。
従来方式における計算量は、2×N×Sym+N+N=400である。
一方、本発明においては、2×N×Sym+N=84回である。
この例によれば、約1/5にできることがわかる.
本発明に係る無線通信システムは、送受信機に複数のアンテナを備える、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output : MIMO)方式の受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法に適用できる。
判定帰還型チャネル推定を行う受信機を説明するためのブロック図である。 MIMOチャネル信号伝送方式に対して、判定帰還型チャネル推定を用いる場合の受信機の構成を説明するためのブロック図である。 受信機のチャネル推定部の構成を説明するためのブロック図である。 受信機のチャネル更新部の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例にかかる無線通信システムを説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施例にかかる無線通信システムにおける受信機のチャネル推定部を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施例にかかる無線通信システムにおける受信機のチャネル推定部を説明するためのブロック図である。 本発明の第3の実施例にかかる無線通信システムにおける受信機を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例にかかる無線通信システムで用いられるフレームを説明するための説明図であり、(a)は従来のフレーム構成例、(b)は本発明の実施例によるフレーム構成例である。 本発明の第4の実施例にかかる無線通信システムにおける送信機を説明するためのブロック図である。 本発明の第6の実施例にかかる無線通信システムにおける受信機のチャネル推定部を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例にかかるフレーム構成を説明するための説明図である。 本発明の実施例にかかるフレーム構成を説明するための説明図である。 本発明の第7の実施例にかかる無線通信システムにおける受信機のチャネル推定部を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例にかかるフレーム構成を説明するための説明図であり、(a)はチャネルの変動が低い場合、(b)はチャネルの変動が中程度の場合、(c)はチャネルの変動が高い場合である。
符号の説明
10、100、300 受信機
50、90 送信機
2−1、102 チャネル推定部
2−12 チャネル更新部

Claims (9)

  1. MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける受信機であって:
    予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段;
    受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成する除去手段;
    前記除去手段の出力信号および前記送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定し、チャネル推定値を生成するチャネル推定値生成手段;
    を備えることを特徴とする受信機。
  2. 請求項1に記載の受信機において:
    前記チャネル推定値生成手段は、前記除去手段により除去されない受信信号レプリカに対応するストリームからの干渉を軽減するように、フィルタ係数を決定することを特徴とする受信機。
  3. 請求項1または2に記載の受信機において:
    前記チャネル推定値生成手段は、生成したチャネル推定値を暫定チャネル推定値として、受信信号レプリカ生成手段に入力することを特徴とする受信機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信機において:
    フレームを複数のブロックにブロック化するブロック化手段;
    受信信号を各ストリームへ分離する等化手段;
    を備え、
    前記チャネル推定値生成手段は、前記ブロック毎にチャネル推定値を求め、
    前記等化手段は、前記ブロック毎に求められたチャネル推定値に基づいて、受信信号を各ストリームへ分離することを特徴とする受信機。
  5. 請求項4に記載の受信機において:
    前記チャネル推定値生成手段は、チャネルの変動速度に基づいて、ブロック化サイズを決定することを特徴とする受信機。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の受信機において:
    前記受信信号レプリカ生成手段は、少なくとも一部の送信信号推定値に基づいて、受信信号レプリカを生成し、
    前記除去手段は、少なくとも一部の受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成することを特徴とする受信機。
  7. MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける送信機であって:
    少なくとも先頭のフレームにチャネル推定用のパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入制御手段;
    前記パイロット信号の有無に基づいて、フレーム内の情報シンボル数の制御を行う情報シンボル数制御手段;
    を備えること特徴とする送信機。
  8. 送信機と受信機とを備え、MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムであって:
    前記送信機は、
    少なくとも先頭のフレームにチャネル推定用のパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入制御手段;
    前記パイロット信号の有無に基づいて、フレーム内の情報シンボル数の制御を行う情報シンボル数制御手段;
    を備え、
    前記受信機は、
    予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段;
    受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成する除去手段;
    前記除去手段の出力信号および前記送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定し、チャネル推定値を生成するチャネル推定値生成手段;
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  9. MIMOチャネル信号伝送を行う無線通信システムにおける受信機におけるチャネル推定方法であって:
    予め求められた暫定チャネル推定値と送信信号推定値とに基づいて、受信信号レプリカを生成するステップ;
    受信信号からチャネル推定を行う対象であるストリーム以外のストリームのうち、少なくとも一部のストリームの受信信号レプリカを除去した信号を生成するステップ;
    前記送信信号推定値に基づいて、ストリーム毎にフィルタ係数を設定するステップ;
    前記受信信号レプリカを除去した信号に基づいて、ストリーム毎に、チャネル推定値を生成するステップ;
    を有することを特徴とするチャネル推定方法。
JP2004122163A 2004-04-16 2004-04-16 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法 Expired - Fee Related JP4574210B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004122163A JP4574210B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法
US11/106,433 US7590200B2 (en) 2004-04-16 2005-04-15 Receiver, a transmitter, a radio communication system and a channel estimation method
EP05252410.5A EP1587264B1 (en) 2004-04-16 2005-04-18 A receiver and a channel estimation method
CNB2005100673924A CN100496031C (zh) 2004-04-16 2005-04-18 接收机、发送机和无线通信系统及信道估计方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004122163A JP4574210B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005311470A true JP2005311470A (ja) 2005-11-04
JP4574210B2 JP4574210B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=34940890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004122163A Expired - Fee Related JP4574210B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7590200B2 (ja)
EP (1) EP1587264B1 (ja)
JP (1) JP4574210B2 (ja)
CN (1) CN100496031C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134911A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 National Institute Of Information & Communication Technology 信号復号装置、信号復号方法、プログラム並びに情報記録媒体
JP2007166194A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 受信装置
JP2007166330A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 受信装置
WO2008126284A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Fujitsu Limited イコライザの制御装置及び制御方法並びに前記制御装置をそなえた無線端末

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348116A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Sharp Corp 無線通信装置
US20090022239A1 (en) * 2005-06-03 2009-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Radio transmitter, radio receiver and symbol arranging method
JP4612489B2 (ja) * 2005-07-07 2011-01-12 富士通株式会社 無線通信システム及び無線通信方法並びに無線送信機及び無線受信機
WO2007013559A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信装置及び無線通信方法
KR100896442B1 (ko) * 2005-12-23 2009-05-14 삼성전자주식회사 광대역 무선 통신시스템에서 인접 셀의 간섭을 제거하기위한 장치 및 방법
JP4780348B2 (ja) * 2006-04-13 2011-09-28 日本電気株式会社 Mimo受信装置および受信方法
JP4904963B2 (ja) * 2006-07-21 2012-03-28 富士通株式会社 通信システム及び通信方法並びに送信機及び受信機
US7848471B2 (en) * 2007-09-27 2010-12-07 Fujitsu Limited Method and system for on-line data-pattern compensated adaptive equalizer control
US9363126B2 (en) * 2007-12-21 2016-06-07 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for IFDMA receiver architecture
US8166170B2 (en) * 2008-10-26 2012-04-24 Imagine Communications Ltd. Distributed multiplexing
US8301075B2 (en) 2009-05-14 2012-10-30 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Tactical radio and radio network with electronic countermeasures
JP5320174B2 (ja) * 2009-06-12 2013-10-23 シャープ株式会社 受信装置及び受信方法
EP2264961A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-22 ST-NXP Wireless France Process for estimating the channel from the PSS signal in a LTE communication network, and receiver for the same
ES2614942T3 (es) * 2010-10-11 2017-06-02 Intel Corporation Estimación del ruido de enlace ascendente para un sistema MIMO virtual
US20170019240A1 (en) 2015-07-16 2017-01-19 LGS Innovations LLC Tone based in-phase and quadrature-phase (iq) compensation
CN106027431B (zh) * 2016-05-06 2019-05-03 晶晨半导体(上海)股份有限公司 一种信道估计方法
CN106059967B (zh) * 2016-07-01 2020-06-05 晶晨半导体(上海)股份有限公司 一种单载波信道估计方法
CN116156481A (zh) * 2020-02-19 2023-05-23 Oppo广东移动通信有限公司 天线切换能力指示方法、终端设备及通信设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313013A (ja) * 1998-02-27 1999-11-09 Mitsubishi Electric Corp 伝送路推定装置および伝送路特性補正装置
JP2003152603A (ja) * 2001-02-20 2003-05-23 Ntt Docomo Inc ターボ受信方法及びその受信機
JP2004166218A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Ntt Docomo Inc 適応等化装置及びそのプログラム
JP2004254290A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Nec Corp 干渉キャンセル方法および装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303263A (en) * 1991-06-25 1994-04-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Transmission channel characteristic equalizer
WO1994017600A1 (en) * 1993-01-19 1994-08-04 Ntt Mobile Communications Network Inc. Method for removing interference wave, receiver and communication system which use the method
US5822380A (en) 1996-08-12 1998-10-13 Ericsson Inc. Apparatus and method for joint channel estimation
EP0981207A1 (en) * 1998-06-30 2000-02-23 Lucent Technologies Inc. Pilot symbols
JP2001203619A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線基地局装置及び無線通信方法
US7359466B2 (en) 2001-08-24 2008-04-15 Lucent Technologies Inc. Signal detection by a receiver in a multiple antenna time-dispersive system
SG120921A1 (en) * 2002-03-13 2006-04-26 Ntt Docomo Inc Mimo receiver and method of reception therefor
JP4298320B2 (ja) * 2002-11-08 2009-07-15 富士通株式会社 Ofdm伝送方式における受信装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313013A (ja) * 1998-02-27 1999-11-09 Mitsubishi Electric Corp 伝送路推定装置および伝送路特性補正装置
JP2003152603A (ja) * 2001-02-20 2003-05-23 Ntt Docomo Inc ターボ受信方法及びその受信機
JP2004166218A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Ntt Docomo Inc 適応等化装置及びそのプログラム
JP2004254290A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Nec Corp 干渉キャンセル方法および装置

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6010021109, "A matched filter approximation for SC/MMSE iterative equalizers", IEEE Communications Letters, 20020807, Vol.5, Issue.7, pages.310−312, US, IEEE *
JPN6010021111, 藤井啓正 他, "フレーム内共通フィルタ係数を用いた SC/MMSE 型 MIMO ターボ受信機", 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 20030303, 通信1, SB−3−2, S−45,S−46, JP, 社団法人 電子情報通信学会 *
JPN6010021113, 藤井啓正 他, "MIMOチャネル伝送用SC/Simplified−MMSE(SC/S−MMSE)型ターボ受信機", 信学技法, 20030711, RCS2003−93, 第19頁−第24頁, 社団法人 電子情報通信学会 *

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134911A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 National Institute Of Information & Communication Technology 信号復号装置、信号復号方法、プログラム並びに情報記録媒体
JP4680036B2 (ja) * 2005-11-09 2011-05-11 独立行政法人情報通信研究機構 受信装置および受信方法
JP2007166194A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 受信装置
JP2007166330A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 受信装置
JP4737532B2 (ja) * 2005-12-14 2011-08-03 株式会社豊田中央研究所 受信装置
WO2008126284A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Fujitsu Limited イコライザの制御装置及び制御方法並びに前記制御装置をそなえた無線端末
JP4769893B2 (ja) * 2007-03-30 2011-09-07 富士通株式会社 イコライザの制御装置及び制御方法並びに前記制御装置をそなえた無線端末
US8335273B2 (en) 2007-03-30 2012-12-18 Fujitsu Limited Control apparatus for and control method of equalizer, and wireless terminal having that control apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP1587264A3 (en) 2011-03-16
US7590200B2 (en) 2009-09-15
EP1587264A2 (en) 2005-10-19
US20050276360A1 (en) 2005-12-15
EP1587264B1 (en) 2018-04-04
CN1684450A (zh) 2005-10-19
CN100496031C (zh) 2009-06-03
JP4574210B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4574210B2 (ja) 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法
JP4043238B2 (ja) 符号間干渉があるチャンネルに対する時間反転ブロック送信ダイバーシティシステム及び方法
JP4936680B2 (ja) Ofdm受信方法及び受信装置
JP4780348B2 (ja) Mimo受信装置および受信方法
EP2226982B1 (en) Multi-users detecting method and device of ofdm transmission signal
JP5644475B2 (ja) 受信装置
KR100450849B1 (ko) 시공간 블록 코딩이 사용된 ds/cdma 통신 시스템을위한 적응 간섭 완화 수신 장치
KR100697549B1 (ko) 멀티캐리어 cdma 전송 시스템, 이 시스템에 사용하는송신장치 및 수신장치, 멀티캐리어 cdma 전송방법
JP2008017143A (ja) 無線受信装置および方法
WO2011163404A1 (en) Signal reception method and apparatus for nonstationary channels
JP2006246176A (ja) Mimo受信装置、受信方法および無線通信システム
JP2005328312A (ja) チャネル推定装置、チャネル推定方法及び無線受信機
JP4680036B2 (ja) 受信装置および受信方法
JP2010062643A (ja) 直交周波数分割多重信号の受信装置およびその受信方法
JP7180514B2 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、送信局装置および受信局装置
JP2001119372A (ja) 符号分割多重アクセスネットワークにおいて多重伝送された信号を検出するための装置及び方法
JP2007158721A (ja) 受信機およびシンボル区間抽出方法
KR20150009824A (ko) 무선랜 단말기의 구동 방법
JP4451198B2 (ja) 無線通信システム、無線送信機及び無線受信機
KR20070117791A (ko) 추정된 잡음전력을 이용하는 등화장치
JP3808311B2 (ja) 受信方法及び受信機
JP6223374B2 (ja) 受信装置
KR20050000748A (ko) 디지털 방송 수신기의 등화 장치 및 등화 방법
JP2014187418A (ja) 受信機および受信方法
JP5241437B2 (ja) 受信装置、及び信号処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4574210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees