JP2005310807A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダマシンプロセスを用いた銅配線を有する半導体装置及びその製造方法に関し、銅膜堆積直後の表面段差及び埋め込みに必要とされる総めっき膜厚を低減する。
【解決手段】絶縁膜16に埋め込まれた銅配線26bと、銅配線26bの近傍の絶縁膜16に埋め込まれたCMP用のダミーパターン26cとを有する半導体装置において、ダミーパターン26cを構成する単位パターンを、単位面積あたり10〜25%の密度で形成する。これにより、ボトムアップ成長様式の電解めっきを用いる場合にも、オーバープレートによる銅膜表面の段差を低減するとともに、配線溝の埋め込みに必要とされる総めっき膜厚を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係り、特に、ダマシンプロセスを用いて形成した銅配線を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、半導体装置の配線材料として、低抵抗でエレクトロマイグレーション耐性の高い銅が注目されている。従来、半導体装置の配線は、配線材料を堆積した後にリソグラフィー及びドライエッチングを用いてパターニングすることにより形成されてきたが、揮発性の生成物を生じない銅はドライエッチングが困難である。そこで、銅配線の形成には、絶縁膜に溝パターンや孔パターンを形成した後、この溝や孔に配線材料を埋め込む、いわゆるダマシンプロセスと呼ばれる手法が利用されている。
溝パターンや孔パターンへの銅の埋め込み方法としては、CVD法、スパッタリフロー法、電解めっき法等が有力視されている。中でも電解めっき法は、低コスト且つ高スループットであり、溝・孔への埋め込み特性が良好であることから、近年では主流となっている。
電解めっき法としては、近年のLSIの高集積化に伴い、ボトムアップ成長様式と呼ばれる成長機構を用いた新たな埋め込み方法が提案されている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2を参照)。ボトムアップ成長様式は、溝や孔の側壁及び底面から均一に成長する従来のコンフォーマル成長様式とは異なり、溝や孔の底面上に優先的に成長する特徴を有する。このため、ボトムアップ成長様式は、コンフォーマル成長様式に比べて空隙ボイドやシームが溝や孔内部に残存する確率が少なくなり、より高いアスペクト比の溝や孔を埋め込むことが可能である。
ボトムアップ成長様式における詳細な成長機構は明らかではないが、場所による大きな成長の選択性を生じる要因は、めっき液に添加される添加剤及びその組成によるものと考えられている。代表的な添加剤として、光沢剤と抑止剤とが挙げられる。前者は、カソード表面における分極を低下して新たな結晶核生成を促し、同時に析出速度を向上する効果を有する。後者は、カソード表面における分極を増加して成長を抑止する効果を有する。
次に、ボトムアップ成長様式における成長メカニズムについて、図12を用いて説明する。
図12(a)に示すように、溝102を有する絶縁膜100上にバリアメタル104及びシード層106が形成された基板を電解めっき液中に浸漬することにより、シード層106表面は、めっき液の添加剤である光沢剤(図中、×印)や抑止剤(図中、○印)に曝される。
このとき、光沢剤は溝102内部に入り込むのに対し、抑止剤は、分子量サイズが大きいことやその性質により、微細な溝102内部に入り込むことができない。この結果、溝102内では光沢剤の働きが主となる。前述のように光沢剤は析出促進効果があるため、溝102内部の析出速度が向上し、平坦な領域に比較して溝102の底部から優先的に銅膜108が成長する(図12(b))。
これにより、空隙ボイドやシームが溝102内部に残存する確率が少なくなり、より高いアスペクト比の溝102を埋め込むことが可能となる。
M. Georgiadou, et al., "Simulation of Shaped Evolution during Electrodeposition of Copper in the Presence of Additive", J. Electrochem. Soc., Vol. 148, pp. C54-C58, 2001 S. Soukane, et al., "Feature Superfilling in Copper Electrochemical Deposition", J. Electrochem. Soc., Vol. 149, pp. C74-C81, 2002
しかしながら、ボトムアップ成長様式により銅を成長した場合、溝・孔部分における成長レートが速いことに起因して、形成された銅膜が溝・孔パターン上で盛り上がり、平坦部と比較して膜厚が厚くなるという現象(オーバープレート現象)が生じる(図12(c))。オーバープレート現象は、幅の狭い溝・孔パターンにおいて特に顕著であり、幅の広い溝・孔パターンは埋め込み速度が遅くなる。このため、幅の広い溝パターンや孔パターンを完全に埋め込むためには、総堆積膜厚を増加する必要があった。
また、幅の狭い溝・孔パターンの領域と幅の広い溝・孔パターンの領域との間の段差が大きくなるため、研磨が困難であった。すなわち、最も厚い膜厚に併せて研磨量を設定すると、幅の広い溝・孔パターンの領域など膜厚の薄い領域では過剰に研磨されるため、ディッシングが生じることがあった。
本発明の目的は、オーバープレートによるCu膜表面の段差を低減しうるとともに、配線溝の埋め込みに必要とされる総めっき膜厚を低減しうる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、絶縁膜に、配線を埋め込むための配線溝と、前記配線溝の近傍に配置されたCMP用のダミーパターンを埋め込むための複数の溝とを形成する工程と、前記配線溝及び前記複数の溝が形成された前記絶縁膜上に、電解めっきにより銅膜を形成する工程と、CMPにより前記絶縁膜上の前記銅膜を除去し、前記配線溝に埋め込まれた銅配線と、前記複数の溝に埋め込まれたダミーパターンとを形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程において、前記複数の溝を単位面積あたり10〜25%の密度で形成する半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、絶縁膜に埋め込まれた銅配線と、前記銅配線の近傍の前記絶縁膜に埋め込まれたCMP用のダミーパターンとを有する半導体装置であって、前記ダミーパターンを構成する単位パターンが単位面積あたり10〜25%の密度で形成されている半導体装置が提供される。
本発明によれば、CMP用のダミーパターンのサイズ及び密度を適宜制御するので、ボトムアップ成長様式により銅膜を成長する場合にも、銅膜表面の段差を低減することができる。また、溝・孔の埋め込みに必要とされる総めっき膜厚を薄くできる。したがって、半導体装置製造の際のスループットを向上できるとともに、製造コストを低減することができる。
本発明の一実施形態による半導体装置及びその製造方法について図1乃至図11を用いて説明する。
図1は本実施形態による半導体装置の構造を示す平面図及び概略断面図、図2はボトムアップ成長様式による埋め込みメカニズムを説明する図、図3はCu膜表面の段差と配線幅との関係を示すグラフ、図4はオーバープレート量とダミーパターンのサイズ及び密度との関係を示すグラフ、図5はオーバープレート量とダミーパターンの密度との関係を示すグラフ、図6は太幅配線領域の段差及びダミー領域の膜厚増加のダミーパターンサイズ依存性を示すグラフ、図7及び図8は太幅配線領域の段差とめっき膜厚との関係を示すグラフ、図9はノードと総めっき膜厚との関係の一例を示すグラフ、図10及び図11は本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
はじめに、本実施形態による半導体装置の構造について図1を用いて説明する。
基板10上には、絶縁膜16が形成されている。なお、本明細書において基板とは、半導体基板そのもののみならず、トランジスタ等の素子や配線層が形成された半導体基板をも含むものである。
絶縁膜16には、太幅配線26bと、太幅配線の近傍に設けられたダミーパターン26cとが埋め込まれている。
なお、本願明細書において太幅配線とは、ボトムアップ成長様式を呈する電解めっき液を用いた際に、溝・孔内における優先的な成長が生じない幅を有する配線や電極である。例えば本願発明者等が用いた電解めっき液の場合、約1.0μm以上の幅を有する配線が該当する。このような配線には、半導体装置内の回路に用いられる通常の配線のほか、インダクタ、パッド、ガードリング等が含まれる。
また、ダミーパターンは、CMP用のダミーパターンであり、ダマシンプロセスにより配線層を形成する際のCMP過程において、研磨量の面内ばらつき、例えば銅のオーバーポリッシュに起因するディッシングや絶縁膜のオーバーポリッシュに起因するエロージョン等を低減するために、パターン密度の面内均一性を改善するために配置するものである。
ここで、本実施形態による半導体装置は、太幅配線26bの近傍に設けられたダミーパターン26cのサイズが、オーバープレートがピーク値となる幅の約80%以下又は約170%以上の幅、換言すれば最小配線幅の約80%以下又は約170%以上の幅であり、その密度が、10〜25%の範囲であることに主たる特徴がある。ダミーパターン26cのサイズ及び密度をこのように設定することにより、太幅配線26b形成領域の段差を大幅に低減することができる。
次に、ダミーパターンのサイズ及び密度をこのように設定する理由について説明する。
図2(a)に示すように、細幅配線用の配線溝32と、中間幅配線用の配線溝34と、太幅配線用の配線溝36とが形成された絶縁膜30上に、電解めっき法により銅(Cu)膜を成長する場合を考える。
ボトムアップ成長様式を呈する電解めっき液では、まず、細幅配線用の配線溝32の底面上において優先的に銅(Cu)膜が成長する。これは、図12(a)に示すように、電解めっき中に含まれる抑止剤は配線溝32内に入り込むことはできないが、電解めっき液中に含まれる光沢剤は配線溝32内に入り込むことができるため、配線溝32底部に優先的に銅原子40が供給されて優先的な成長が生じるからである(図2(b))。一方、配線溝34及び配線溝36には抑止剤が入り込むことができるため、光沢剤の効果と打ち消しあい、結果としてコンフォーマル成長に近い成長様式を呈する。なお、電解めっき液は、通常、半導体装置の世代毎に、微細パターンの埋め込み特性が良好となるように添加剤種や成分が調整されるため、世代によらずこのような傾向が現れる。
細幅配線用の配線溝32が埋め込まれると、細幅配線領域へ供給されていた銅原子40が部分的に中間幅配線領域へ供給され、これら領域におけるCu膜38の成長が促進される。なお、細幅配線領域では、配線溝32部分における成長レートが速いことに起因して、形成されたCu膜38が配線溝32上で盛り上がり(オーバープレート)、中間幅配線領域及び太幅配線領域と比較して膜厚が厚くなる(図2(c))。
中間幅配線用の配線溝34が埋め込まれると、中間幅配線領域へ供給されていた銅原子40が部分的に太幅配線領域へ供給される。この後、コンフォーマルにCu膜の成長が進行し、太幅配線用の配線溝36が埋め込まれる。なお、中間幅配線領域では、配線溝34部分における成長レートが速いことに起因して、形成されたCu膜38が配線溝32上で盛り上がり、太幅配線領域と比較して膜厚が厚くなる(図2(d))。
ボトムアップ成長様式を呈する電解めっき液を用いた電解めっきは、上述のような成長様式となるため、溝が狭い領域ほど、密度が高い領域ほど、堆積されたCu膜の膜厚は厚くなる。したがって、オーバープレートにより生じるCu膜表面の段差は、図3に示すように、配線幅が狭くなるほどに、配線密度が高くなるほどに、大きくなる。
このように、ボトムアップ成長様式では、細幅パターンから太幅パターンへと銅の成長が進行していくため、太幅配線領域の段差は、優先成長しやすい近隣パターンの銅容積率に密接に関係している。つまり、太幅配線領域では、近隣の細幅配線領域や中間幅配線領域の成長分だけ銅の供給が減少する。
そこで、本発明では、太幅配線領域の近隣に設けられたパターンであって、半導体装置の主要機能や設計ルールの影響の少ない主要配線以外のパターン、具体的にはCMP用のダミーパターンのサイズや密度を変更することで、ダミー領域の銅容積を少なくし、その分を太幅配線の成長に寄与させる。なお、従来は、配線ルールを変更してもダミーパターンのルールを変更することはなかった。
図4は、オーバープレート量とダミーパターンのサイズ及び密度との関係を示すグラフである。なお、この測定に際しては、ダミーパターンを構成する単位パターンとして正方形形状を用いた。また、電解めっきには、噴流式めっき装置を用い、硫酸銅浴を使用した。めっき液の添加剤としては、光沢剤、抑止剤及び平滑剤を用いた。また、直流電解めっき条件として、電流密度を10〜60mA/cmの範囲で電流ステップを順次変化しながら成長を行った。
図示するように、オーバープレート量は、ダミーパターンの密度が高いほど大きくなっており、ダミーパターンのサイズが約0.15μmのときに最大となっている。また、オーバープレート量はダミーパターンのサイズに大きく依存しており、ダミーパターンのサイズをオーバープレートがピーク値となる幅の約80%以下又は約170%以上の値に設定することにより、その値をピーク値の半分以下に低減することができる。このような傾向は、電解めっき条件を変化してもほぼ同様であった。
なお、オーバープレートがピーク値となる幅は、電解めっき液の組成等によって変化する。電解めっき液は、通常、半導体装置の世代毎に、微細パターンの埋め込み特性が良好となるように、添加剤種や成分が調整されている。したがって、オーバープレートがピーク値となる幅は、通常は、最小配線幅の近傍に位置するものと考えられる。したがって、オーバープレートがピーク値となる幅は、最小配線幅に置き換えることも可能である。
以上のことから、ダミーパターンのサイズは、オーバープレートがピーク値となる幅の約80%以下又は約170%以上の幅に設定することが望ましいと考えられる。なお、ダミーパターンのサイズの最小値は、その世代のリソグラフィーによりパターニング可能な最小加工寸法である。また、ダミーパターンのサイズの最大値は、ディッシングやエロージョンを防止するというダミーパターン本来の役割に基づいて設定することができる。
図5は、オーバープレート量とダミーパターンの密度との関係を示すグラフである。図中、◇印はダミーパターンのサイズが1.0×1.0μmの場合、□印はダミーパターンのサイズが0.6×0.6μmの場合、△印はダミーパターンのサイズが0.55×0.55μmの場合、○印はダミーパターンのサイズが0.5×0.5μmの場合である。
図示するように、オーバープレート量は、ダミーパターンのサイズによらず、ダミーパターンの密度が大きいほどに大きくなることが判る。本願発明者等が図5の結果と平面観察等とを併せて行ったところ、ダミーパターンの密度が25%以下の領域は、単独のダミーパターンにおけるオーバープレートによりオーバープレート量が決定されるが、ダミーパターンの密度が25%を越える領域では、互いに隣接するダミーパターンのオーバープレート部分が互いに合体してオーバープレート量が増加することが判った。
一方、ダミーパターンの密度が10%未満では、ディッシングやエロージョンを防止するというダミーパターン本来の役割を達成することが困難となる。
以上のことから、ダミーパターンの密度は、10%以上、25%以下に設定することが望ましいと考えられる。
図6は、太幅配線領域の段差及びダミー領域の膜厚増加分(オーバープレート)のダミーパターンサイズ依存性を示すグラフである。なお、この測定に際しては、ダミー密度を20%一定とした。
図示するように、太幅配線領域の段差が最大となるときのダミーサイズと、ダミー領域のオーバープレートが最大となるときのダミーサイズとは、ほぼ一致している。このことは、ダミー領域のオーバープレートが、太幅配線領域の段差と密接に関係していることを示している。したがって、太幅配線領域の段差を低減するために、ダミーパターンの密度及びサイズを制御してダミー領域のオーバープレートを低減することが有効な手段であることが判る。
ダミーパターンのサイズ及び密度を上述のように設定してオーバープレートを低減することは、総めっき膜厚を低減する効果もある。以下、これについて説明する。
図7及び図8は、太幅配線領域の段差とめっき膜厚との関係を示すグラフである。図7及び図8の測定に際しては、太幅配線として厚さ300nm、幅3μmの配線を用いた。また、ダミーパターンは、サイズが0.6×0.6μm、密度が40%の従来条件である。
図7に示すように、成長初期では、ダミー領域の埋め込みに優先的に銅原子が供給されるため、太幅配線領域の段差は、めっき膜厚の増加とともに増大する。めっき膜厚が厚くなってくると、ダミー領域の埋め込みが完了し、ダミー領域に供給されていた銅原子が太幅配線領域に優先的に供給されるようになる。これにより、電解めっき液中の平滑剤の効果と相俟って、太幅配線領域の段差が減少する。
図7に示すように、Cu膜の電解めっき後の段差解消には、Cu膜のめっき膜厚を厚膜化することが効果的である。しかしながら、めっき膜厚を厚膜化すると、ダマシン法の場合には研磨で除去する犠牲膜も厚くなるため、めっき膜厚及びCMPリムーブ膜厚の増加に伴う製造コストの増加並びにこれらに伴う材料コストの増加や、スループットの悪化をもたらす。
図8には、サイズが0.6×0.6μmのダミーパターンを40%の密度で配置した従来条件の場合(比較例)に加えて、サイズが0.6×0.6μmのダミーパターンを20%の密度で配置した場合(実施例1)と、サイズが0.08×0.08μmのダミーパターンを20%の密度で配置した場合(実施例2)とを記載した。点線は、本願発明者等が検討に用いたCMP条件の能力を示したものである。すなわち、Cu膜表面をディッシングが生じることなく平坦化するためには、表面段差と総めっき膜厚との関係が点線よりも右下の領域に位置する必要があることを意味している。なお、本条件は、平坦部の研磨レートが段差部の研磨レートの約1.6倍となる条件である。
比較例の場合、曲線と点線との交点における総めっき膜厚は、約770nmである。したがって、点線に示すCMP条件でCu膜の平坦化を行うためには、総めっき膜厚を約770nm以上に設定する必要がある。トレンチ深さとの関係から言えば、点線に示すCMP条件でCu膜の平坦化を行うためには、トレンチ深さの約2.5倍より厚い総めっき膜厚が必要である。
これに対し、実施例1の場合、曲線と点線との交点における総めっき膜厚は、約630nmである。したがって、点線に示すCMP条件でCu膜の平坦化を行うために必要な総めっき膜厚は約630nmであり、比較例の場合よりも約20%程度、総めっき膜厚を低減することができる。この厚さは、トレンチ深さの約2.1倍に相当する。
更に、実施例2の場合、曲線と点線との交点における総めっき膜厚は、約550nmである。したがって、点線に示すCMP条件でCu膜の平坦化を行うために必要な総めっき膜厚は約550nmであり、比較例の場合よりも約40%程度、総めっき膜厚を低減することができる。この厚さは、トレンチ深さの約1.8倍に相当する。
めっきによる段差軽減を評価するための目安としては、初期段差、すなわちトレンチ深さを用いることができる。図8の点線に示すCMP条件を用いる場合、初期段差を許容するための総めっき膜厚は約690nmであり、初期段差の約2.3倍の値となる。これに対し、実施例1及び実施例2の場合、690nmよりも薄い総めっき膜厚において初期段差を下回る段差を実現することができ、段差軽減の効果が大きいことが判る。
図9は、ノードと総めっき膜厚との関係の一例を示すグラフである。
図9に示すように、トレンチの深さは世代と共に減少する。これはノードとともに層間絶縁膜の膜厚が減少するからである。
従来構造では、ノードが約130nm以下の世代では、トレンチ深さが減少しているにも関わらず、総めっき膜厚はほとんど変化していない。これは、素子の微細化とともに埋め込み性能を向上する反面、オーバープレートによる段差が大きくなるため、段差解消のために実質的な総めっき膜厚を薄くできないからである。
一方、本発明では、ダミーパターンのサイズ及び密度を、配線パターンサイズに応じて適宜設定するため、世代に応じて総めっき膜厚を薄膜化することができる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図10及び図11を用いて説明する。なお、以下に示す例では、図8の実施例1に相当する製造条件を用いている。
基板10上には、シリコン酸化膜12a及びシリコン窒化膜12bよりなる層間絶縁膜12が形成されている。層間絶縁膜12には、細幅配線14a及び太幅配線14bが埋め込まれている。
この層間絶縁膜12上に、例えばCVD法により、例えば膜厚200nmのシリコン酸化膜16aと、例えば膜厚50nmのシリコン窒化膜16bと、例えば膜厚300nmのシリコン酸化膜16cを堆積し、これら膜よりなる層間絶縁膜16を形成する(図10(a))。
次いで、通常のデュアルダマシンプロセスと同様にして、層間絶縁膜16に、細幅配線14aに電気的に接続される配線を埋め込むための配線溝18aと、細幅配線14bに電気的に接続される配線を埋め込むための配線溝18bと、ダミーパターンを埋め込むための溝18cとを形成する(図10(b))。この際、配線溝18aの幅は例えば0.15μmとし、配線溝18bの幅は例えば3.0μmとし、溝18cのサイズは例えば0.6×0.6μm、密度は例えば20%とする。
次いで、例えばスパッタ法により、例えば窒化タンタル(TaN)よりなるバリアメタル20と、銅(Cu)よりなるシード層22とを形成する(図10(c))。
次いで、ボトムアップ成長様式を呈する電解めっき液を用いた電解めっき法により、シード層22をシードとしてCu膜24を形成する。
Cu膜24の成長は、まず、細幅配線用の配線溝18aの底面において優先的に進行する。これは、電解めっき中に含まれる抑止剤は配線溝18a内に入り込むことはできないが、電解めっき液中に含まれる光沢剤は配線溝18a内に入り込むことができるため、配線溝18a内において優先的な成長が生じるからである。一方、配線溝18b及び溝18cには抑止剤が入り込むことができるため、光沢剤の効果と打ち消しあい、結果としてコンフォーマル成長に近い成長様式を呈する。
配線溝18aが埋め込まれると(図10(d))、細幅配線領域へ供給されていた銅原子が部分的にダミー領域へ供給され、ダミー領域におけるCu膜24の成長が促進される。なお、細幅配線領域では、配線溝18a部分における成長レートが速いことに起因して、形成されたCu膜24が配線溝18a上で盛り上がり、ダミー領域及び太幅配線領域と比較してCu膜24の膜厚が厚くなる。
配線溝18aが埋め込まれると(図11(a))、ダミー領域へ供給されていた銅原子が部分的に太幅配線領域へ供給され、太幅配線領域におけるCu膜24の成長が促進される。なお、ダミー領域では、溝18c部分における成長レートが速いことに起因して、形成されたCu膜24が溝18c上で盛り上がり、太幅配線領域と比較してCu膜24の膜厚が厚くなる(図11(b))。
こうして、例えば総めっき膜厚が630nmのCu膜24を形成する。このとき、ダミーパターン用の溝18cのサイズを例えば0.6×0.6μm、密度を例えば20%とすることにより、太幅配線領域とダミー領域との間の段差は、例えば280nmに低減される。また、配線溝18a,18b、溝18cの埋め込みに必要な銅膜24は、630nmと薄くすることができる。
次いで、CMP法により、層間絶縁膜16上の銅膜24及びバリアメタル22を除去し、配線溝18aに埋め込まれた細幅配線26aと、配線溝18bに埋め込まれた太幅配線26bと、溝18cに埋め込まれたダミーパターン26cとを形成する(図11(c))。
この際、太幅配線形成領域とダミー領域との間の段差は、例えば280nmと低く抑えられているので、太幅配線26bのディッシングを抑えつつ、細幅配線26a、太幅配線26b及びダミーパターン26cを容易に形成することができる。
このように、本実施形態によれば、CMP用のダミーパターンのサイズ及び密度を適宜制御するので、ボトムアップ成長様式により銅膜を成長する場合にも、銅膜表面の段差を低減することができる。また、溝・孔の埋め込みに必要とされる総めっき膜厚を薄くできる。したがって、半導体装置製造の際のスループットを向上できるとともに、製造コストを低減することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、ダミーパターンのサイズ及び密度を制御して太幅配線領域の段差を低減しているが、ウェーハ上に存するすべてのダミーパターンのサイズ及び密度を一律に制御する必要はない。太幅配線の成長に大きく影響するダミーパターンは、太幅配線から約20μm以内に存在するダミーパターンである。したがって、少なくとも太幅配線から約20μm以内の領域のダミーパターンを上記実施形態のように制御すればよく、他の領域のダミーパターンは異なるサイズ及び密度であっても差し支えない。
また、上記実施形態では、デュアルダマシンプロセスにより配線を形成する場合を例に説明したが、シングルダマシンにより配線を形成する場合にも、本発明を適用することができる。
以上詳述した通り、本発明の特徴をまとめると以下の通りとなる。
(付記1) 絶縁膜に、配線を埋め込むための配線溝と、前記配線溝の近傍に配置されたCMP用のダミーパターンを埋め込むための複数の溝とを形成する工程と、
前記配線溝及び前記複数の溝が形成された前記絶縁膜上に、電解めっきにより銅膜を形成する工程と、
CMPにより前記絶縁膜上の前記銅膜を除去し、前記配線溝に埋め込まれた銅配線と、前記複数の溝に埋め込まれたダミーパターンとを形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、
前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記複数の溝を、単位面積あたり10〜25%の密度で形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記銅膜の形成に使用する電解めっき液においてオーバープレート量が最大となる幅に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する前記複数の溝を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3) 付記1記載の半導体装置の製造方法において、
前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記銅配線と同時に形成する最小配線幅の他の銅配線に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する前記複数の溝を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4) 付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記銅膜を形成する工程では、前記配線溝の深さの2.5倍以下の膜厚の前記銅膜を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5) 付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記銅膜を形成した直後における前記銅膜表面の段差は、前記配線溝の深さよりも低い
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6) 付記1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記複数の溝は、前記銅配線から20μmの範囲内に敷設する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7) 付記1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記銅配線は、1μm以上の幅を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8) 付記1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記銅膜の形成に使用する電解めっき液は、光沢剤と、抑止剤とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記9) 絶縁膜に埋め込まれた銅配線と、前記銅配線の近傍の前記絶縁膜に埋め込まれたCMP用のダミーパターンとを有する半導体装置であって、
前記ダミーパターンを構成する単位パターンは、単位面積あたり10〜25%の密度で形成されている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記10) 付記9記載の半導体装置において、
前記銅配線及び前記ダミーパターンは、電解めっきにより形成されたものであり、
前記単位パターンは、前記銅配線及び前記ダミーパターンの形成に使用する電解めっき液においてオーバープレート量が最大となる幅に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記11) 付記9記載の半導体装置において、
前記ダミーパターンを構成する前記単位パターンは、前記絶縁膜に埋め込まれた最小配線幅の他の銅配線に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記12) 付記9乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記ダミーパターンは、前記配線から20μmの範囲内に敷設されている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記13) 付記9乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記銅配線は、1μm以上の幅を有する
ことを特徴とする半導体装置。
本発明の一実施形態による半導体装置の構造を示す平面図及び概略断面図である。 ボトムアップ成長様式による埋め込みメカニズムを説明する図である。 Cu膜表面の段差と配線幅との関係を示すグラフである。 オーバープレート量とダミーパターンのサイズ及び密度との関係を示すグラフである。 オーバープレート量とダミーパターンの密度との関係を示すグラフである。 太幅配線領域の段差及びダミー領域の膜厚増加のダミーパターンサイズ依存性を示すグラフである。 太幅配線領域の段差とめっき膜厚との関係を示すグラフである。 太幅配線領域の段差とめっき膜厚との関係を示すグラフである。 ノードと総めっき膜厚との関係の一例を示すグラフである。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 ボトムアップ成長様式による埋め込みメカニズムを説明する図である。
符号の説明
10…基板
12,16…層間絶縁膜
14a,26a…細幅配線
14b,26b…太幅配線
18a,18b…配線溝
18c…溝
20…バリアメタル
22…シード層
24…Cu膜
26c…ダミーパターン
30…層間絶縁膜
32,34,36…配線溝
38…Cu膜
40…銅原子
100…絶縁膜
102…溝
104…バリアメタル
106…シード層
108…銅膜

Claims (10)

  1. 絶縁膜に、配線を埋め込むための配線溝と、前記配線溝の近傍に配置されたCMP用のダミーパターンを埋め込むための複数の溝とを形成する工程と、
    前記配線溝及び前記複数の溝が形成された前記絶縁膜上に、電解めっきにより銅膜を形成する工程と、
    CMPにより前記絶縁膜上の前記銅膜を除去し、前記配線溝に埋め込まれた銅配線と、前記複数の溝に埋め込まれたダミーパターンとを形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、
    前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記複数の溝を、単位面積あたり10〜25%の密度で形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記銅膜の形成に使用する電解めっき液においてオーバープレート量が最大となる幅に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する前記複数の溝を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記配線溝及び前記複数の溝を形成する工程では、前記銅配線と同時に形成する最小配線幅の他の銅配線に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する前記複数の溝を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記銅膜を形成する工程では、前記配線溝の深さの2.5倍以下の膜厚の前記銅膜を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記銅膜を形成した直後における前記銅膜表面の段差は、前記配線溝の深さよりも低い
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記複数の溝は、前記銅配線から20μmの範囲内に敷設する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 絶縁膜に埋め込まれた銅配線と、前記銅配線の近傍の前記絶縁膜に埋め込まれたCMP用のダミーパターンとを有する半導体装置であって、
    前記ダミーパターンを構成する単位パターンは、単位面積あたり10〜25%の密度で形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記銅配線及び前記ダミーパターンは、電解めっきにより形成されたものであり、
    前記単位パターンは、前記銅配線及び前記ダミーパターンの形成に使用する電解めっき液においてオーバープレート量が最大となる幅に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記ダミーパターンを構成する前記単位パターンは、前記絶縁膜に埋め込まれた最小配線幅の他の銅配線に対して、80%以下又は170%以上の幅を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記ダミーパターンは、前記配線から20μmの範囲内に敷設されている
    ことを特徴とする半導体装置。
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