JP2003277985A - メッキ成膜方法及びメッキ成膜装置 - Google Patents

メッキ成膜方法及びメッキ成膜装置

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JP2003277985A
JP2003277985A JP2002078042A JP2002078042A JP2003277985A JP 2003277985 A JP2003277985 A JP 2003277985A JP 2002078042 A JP2002078042 A JP 2002078042A JP 2002078042 A JP2002078042 A JP 2002078042A JP 2003277985 A JP2003277985 A JP 2003277985A
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plating film
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Hideki Kitada
秀樹 北田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Cuデュアルダマシンメッキ成膜において、
ボトムアップ成膜(トレンチやビア底からの優先成長)の
弊害である、パターントレンチ上部におけるメッキ膜の
異常盛り上がり現象(オーバープレート、OP)を抑える
成膜方法を提供する。OPによるメッキ膜表面の段差は
後工程のCMP工程でディッシング量の増加などの問題
が生ずる。 【解決手段】 メッキ成膜中においてOPの生じ得るト
レンチ/孔を埋め込んだ後に熱処理を行う。その後,残
りのメッキ処理を行なう。メッキ埋め込み性能を損なう
ことなく、メッキ後のトレンチ上部におけるOP量が低
減し、CMP工程の歩留まりを向上することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,メッキ成膜に関
し,特にトレンチを有する加工対象物へのメッキ成膜に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの配線材料として、低抵抗
でエレクトロマイグレーション耐性の高いCuが期待さ
れている。Cu配線の形成プロセスとして、ドライエッ
チングで形成したトレンチや孔パターンの内部にCuを
埋め込んだ後、化学機械研磨(CMP)により余分なC
u層を除去するダマシン法が用いられている。Cuの埋
め込み方法として、現在では電解メッキが低コストで高
スループット、トレンチ/孔(A/Bは、AまたはB、
またはAおよびBを指す)への埋め込み特性が良いこと
から主に採用されている。
【0003】図6(A)にCuメッキ成膜装置の概略を
示す。メッキ槽101は,循環ポンプ111から圧送さ
れるメッキ液を噴流的に循環させる容器であり,アノー
ド電極108がメッキ液中に沈められている。
【0004】メッキ槽101を溢れたメッキ液は収容部
102からドレイン107を通ってメッキ液溜め103
に回収される。メッキ液溜め103にはチラー109と
ヒータ110が備えられ,メッキ液の温度を調整でき
る。メッキ液溜め103から供給されるメッキ液は,フ
ィルタ108で濾過され,循環ポンプ105でメッキ槽
101内へと送られる。
【0005】メッキ槽101の上方には,高さ方向に移
動可能で回転軸回りに回転駆動できる軸112が配置さ
れ、基板ホルダ113が装着されている。基板ホルダ1
13に半導体基板114を固定し,軸112を下げて,
半導体基板114をメッキ液中に沈める。基板ホルダ1
13は、カソードを兼ね、半導体基板114表面のシー
ド層に電気的に接続されることにより,半導体基板11
4をカソードの一部とする。
【0006】メッキ液を循環させつつ,電源115から
アノード108、カソード113間に電流を流すことに
より電解メッキが進行する。電流は,連続的直流でもパ
ルス的直流でもよい。パルス発生器116は,パルス波
形を発生し,電源115からパルス電流を供給させる。
【0007】図6(B)〜(F)は、トレンチ/孔へC
u層を埋め込むメッキ成膜工程(シングルダマシン工程)
を示す。図6(B)に示すように、フォトリソグラフィ
ーとドライエッチングにより基板120上の層間絶縁膜
121にトレンチT(または孔)を形成する。トレンチ
Tの下には下層の配線又は半導体基板120の導電領域
が露出する。
【0008】図6(C)に示すように、バリアメタル層
122をたとえばスパッタリングで成膜する。バリアメ
タル層は,その上に堆積されるCuの拡散防止の機能を
有する。また、Cu層と絶縁層との間の接着力を確保す
る機能も持つ。トレンチTの内面上及び層間絶縁膜12
1の上面は,バリアメタル層122で覆われる。
【0009】図6(D)に示すように、バリアメタル層
122の上にメッキ用シードCu層123−1をたとえ
ばスパッタリングで成膜する。シードCu層123−1
は、その上にCuメッキ層を成膜する下地を形成する。
【0010】図6(E)に示すように、シードCu層1
23−1の上にメッキによりCuを成膜する。シード層
とメッキ層とは一体となったCu層123を形成する。
メッキ層がトレンチを完全埋め込み,層間絶縁膜121
の上面上方に達するまでメッキを続ける。
【0011】図6(F)に示すように、化学機械研磨
(CMP)により層間絶縁膜121上面上のCu層とバ
リアメタル層を取り除く。トレンチ内のCu層123の
上面と層間絶縁膜121の上面が面一になるように研磨
する。
【0012】このようにして、Cuダマシン配線が形成
される。なお,トレンチとビア孔とを形成し,同一工程
でCuを埋め込むデュアルダマシン工程も行われてい
る。メッキ成膜工程としては基本的に同一であり,バリ
アメタル層、シードCu層をスパッタリングで成膜し、
シード層の上にメッキCu層をメッキする。その後、不
要な金属層をCMPで除去する。
【0013】LSI配線の高集積化に伴い、トレンチへ
のメッキ埋め込み様式が改善されてきている。電解メッ
キは硫酸銅溶液等の基本浴の他に添加剤を用いる。添加
剤成分の働きや組成によって、トレンチ内部のメッキ層
成長様式の制御が可能である。
【0014】図7(A)〜(F)は、メッキ埋め込み成
長様式の違いを模式的に示す。図7(A)〜(C)はコ
ンフォーマル成長を示し,図7(D)〜(F)は、ボト
ムアップ成長を示す。
【0015】図7(A)に示すように、コンフォーマル
成長ではトレンチ内部の側壁、底面上にメッキ層がほぼ
均一に成長する。開口端のような凸部では電界が集中す
る。図7(B)に示すように、場合によっては開口端の
凸部(ショルダ)への電界集中によりメッキ層成長が促
進され,開口部で対向するメッキ層が互いに接し、トレ
ンチ内部にボイドVが残る。
【0016】図7(C)に示すように、メッキ基本浴に
添加剤を添加し、その濃度、組成等を調整することによ
り,ボイドやシームを生じることなくトレンチ内をメッ
キ層123で埋め込む。
【0017】コンフォーマル成長は,下地表面上にほぼ
同一の成長速度でメッキ層が成長する。トレンチ/孔の
アスペクト比が高くなると埋め込み不良が発生し易い。
図7(D)〜7(F)は,最近開発されたボトムアップ
型のメッキ成長を示す。ボトムアップ成長では、トレン
チの底から優先的にメッキ層が成長する。従って、ボト
ムアップ成長はコンフォ−マル成長に比べて空隙(ボイ
ドやシ−ム)がトレンチ/孔内部に取り残される確率が
少なくなる。
【0018】より高いアスペクト比のトレンチ/孔まで
埋め込むことができ、微細配線形成には有効な手段であ
る。0.2μm世代以降のLSI配線工程では、高い埋
め込み性能が要求され、ボトムアップタイプのメッキ成
長が注目されている。
【0019】ボトムアップ成長に関する成長機構は未だ
明らかでない。特に細幅トレンチで大きな成長の選択性
を生じる要因は、電解メッキに用いられる添加剤種の組
み合わせによって異なることが判っている。
【0020】Cu電解メッキの代表的な添加剤として光
沢剤と抑止剤、平滑剤がある。光沢剤は、カソ-ド表面の
分極を低下させ,新たなCu結晶核生成を促し,同時に析
出速度を上げる効果を持っている。光沢剤は、イオウ化
合物を含む。
【0021】抑止剤,平滑剤は、カソード表面の分極を
上げ、成長抑止効果をもっている。抑止剤は、分子量の
高いポリマー物質等によって構成される。狭いトレンチ
の中には入りにくい性質を有する。平滑剤は極性を有し
ており、電界集中する領域に優先的に吸着し、そこでの
成長を抑制する。抑止剤より強力な成長抑止効果を持
ち、表面平滑性に優れている。メチルアミン基、アミド
基等を有する。
【0022】図7(D)に示すように、光沢剤125は
トレンチや孔の内部にも入り込んでメッキ成長を促進す
る。ところが、抑止剤126は、光沢財に比べ微細なト
レンチ/孔の内部に供給されずらい。結果としてトレン
チ/孔内部では光沢剤125の作用が主になる。
【0023】図7(E)に示すように、光沢剤125は
析出促進効果があるためトレンチ/孔内部の析出速度が
上がり,平坦な領域に比べてトレンチ/孔の底部から優
先的にメッキ層が成長する。
【0024】図7(F)に示すように、ボトムアップ成
長で成膜した場合、最終的な膜厚はトレンチ上で平坦部
よりもかえって膜厚が大きくなる異常成長現象(以下オ
ーバープレート: OPと呼ぶ)が生じる。オーバープレ
ートOPは、微細なトレンチ/孔を埋め込む際に集まっ
た光沢剤が、埋め込み終了後もその位置又はその周辺で
作用し続け,成長を促進するために生じると考えられ
る。
【0025】オーバープレートOPは配線幅、ピッチ、
添加剤濃度、電流密度などの要因で異なるが、条件によ
っては配線パターンのない平坦領域に対して2倍程度も
の膜厚差を生ずる。例えば、1μmの狙い膜厚に対して
配線パターン上の膜厚は2μmと厚くなる。
【0026】LSI配線では基板上に様々な幅の配線や
パッド(PAD)の領域が混在している。そのため、マ
クロ的には非常に大きな段差が基板上に存在することと
なる。電解メッキ装置は、成長する膜厚をウエハー(カ
ソード)当りに通電した電荷量で制御するのが一般的で
ある。従って、カソードの総電荷量が同じであれば、オ
ーバープレート段差が大きいほど配線パターン領域で過
剰成長したCu量が大きいため、平坦領域やコンフォー
マル成長領域では狙い膜厚よりも薄くなる。
【0027】最近のダマシンメッキでは、メッキ添加剤
の作用を用いてオーバープレート量を制御するのが主流
となりつつある。添加剤として、平滑剤(レベラー)が良
く知られている。
【0028】平滑剤(レベラー)はメチルアミン基、アミ
ド基を持った界面活性剤であり、平滑作用を持つもので
ある。具体的には電界の集中する凸部に優先して吸着
し、その領域での分極を著しく増大する。凸部におい
て、分極でCuの析出を阻害することにより、相対的に
凹部での析出を促し、膜の平滑性を向上する働きを持
つ。オーバープレートの凸部に平滑剤が優先吸着する
と、オーバープレートは減少する。
【0029】平滑剤は、トレンチ内部で光沢剤の役割を
抑制する。そのため、埋め込み性能は劣ってしまう。極
端にオーバープレートを抑制する添加剤組成で行なった
場合、トレンチ内の成長はコンフォーマル成長に近くな
る。開口が先にピンチオフし、シーム、ボイドが発生す
ることもある。
【0030】現在では、光沢剤、抑止剤、平滑剤の3成
分の組成比や成分の組み合わせなどにより,良好なメッ
キ特性を実現しようとしているが、決定的な解決策とは
なっていない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】トレンチ/孔を有する
加工対象物上に,ボトムアップ様式でメッキ層を成長し
ようとすると,オーバープレートが問題となる。
【0032】本発明の目的は、オーバープレートを抑制
できるメッキ成膜方法を提供することである。本発明の
他の目的は,ディッシングの少ない銅配線層を有する半
導体装置を製造できるメッキ成膜方法を提供することで
ある。
【0033】本発明のさらに他の目的は、オーバープレ
ートの少ないメッキ層を成長できるメッキ装置を提供す
ることである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の1観点によれ
ば、(a)トレンチ/孔を有する加工対象物に第1のメ
ッキ成膜を行なう工程と、(b)工程(a)の後に加工
対象物に熱処理を行なう工程と、(c)工程(b)の
後、加工対象物に第2のメッキ成膜を行なう工程と、を
含むメッキ成膜方法が提供される。
【0035】たとえば、最も激しくオーバープレートを
生じるサイズのトレンチ内のCu析出が終了したと同時
に第1次メッキを終了し、熱処理を行なう。熱処理によ
って、表面上、表面層内のオーバープレート形成に寄与
する添加剤成分を脱離させる。その後,第2次メッキを
行うことでオーバープレートを抑制したメッキ層を形成
する。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の説明に先立ち,
従来の技術を解析する。図8(A)にオーバープレート
の盛り上がり高さと配線パターンの幅、およびパターン
密度の関係を示す。図中,横軸は配線幅を示し、縦軸は
オーバープレートの盛り上がり高さを示す。配線幅2μ
mを基準とし、配線幅2μm以下の領域では,配線密度
が高い密配線の場合と,配線密度が低い疎配線の場合と
を示す。
【0037】配線幅が2μm以下になると,盛り上がり
が急激に高くなっている。又,配線密度の高い場合の盛
り上がりは配線密度の低い場合の盛り上がりよりも大き
い。トレンチ埋め込みでは配線幅が小さく、配線ピッチ
が小さいほどオーバープレートが大きくなることが分か
る。これは、配線幅が小さいほどトレンチ内の光沢剤に
よる析出促進効果が高いことを示している。
【0038】図8(B)に示すように、太配線領域では
ほぼコンフォーマルな成長が生じ,膜厚は相対的に薄
い。一定の配線幅以上になると、抑止剤がトレンチ内に
入り込みやすいため、光沢剤の効果を打ち消し合い、結
果的にコンフォーマル成長に近くなる。
【0039】配線幅が狭く,配線密度が疎の領域では、
トレンチ毎に盛り上がりが生じている。配線密度が高い
と隣り合う配線上の盛り上がりが合体し,大きなオーバ
ープレートが発生する。
【0040】図8(C)に示すように、メッキ工程の
後、CMPにより平坦面上のCu層を除去する。図8
(B)に示す様な段差が基板上に存在する場合、平坦な
面を残すように研磨することは容易でない。密配線領域
の大きなオーバープレートを除去できるように研磨量を
設定すれば、コンフォーマル成長領域の太配線やPAD
部での銅層123dにはディッシング(Dishing、掘り
下げ)が生じる。疎配線領域の銅層123cでは、エロ
ージョンが広がる。
【0041】オーバープレートの原因がトレンチ/孔内
に集積した光沢剤にあるとすれば,オーバープレートが
形成される前に光沢剤を除去すればよいことになる。光
沢剤の除去方法としては,メッキ成膜の中間段階で、電
気的にメッキ成膜時とは逆極性のリバースパルスを印加
すること,機械的にメッキ層表面を擦ること、水等の液
体で洗浄すること,大気中に蒸発させること、加熱して
蒸発させることなどが考えられる。
【0042】光沢剤除去のための中間段階前のメッキを
第1メッキと呼び、中間段階後のメッキを第2メッキと
呼ぶ。図1(A)は、テストに採用した中間処理を示
す。サンプルP1では、メッキ工程の中間でリバースパ
ルスを印加する。サンプルP2では、何もせずに連続成
膜する。サンプルP3では、ポリウレタンでメッキ層表
面を時々擦る。サンプルP4では、ポリウレタンでメッ
キ層表面を常に擦る。
【0043】サンプルP5では、メッキ工程の途中でメ
ッキ層表面を80℃の温水でリンスする。サンプルP6
では,メッキ工程の途中で大気に長時間放置する。サン
プルP7では、メッキ工程の途中において大気雰囲気中
でホットプレート上で熱処理する。サンプルP8では、
メッキ工程の途中において窒素雰囲気中で熱処理する。
【0044】図1(B)は、各サンプルのオーバープレ
ート(OP)率を示す。グラフは、深さ0.25μmの
トレンチ上のオーバープレート量を標準(何もせず連続
成膜した場合)に規格化したデータを示す。このときの
第1メッキの膜厚は200nmとし、第2メッキの膜厚
は800nmとした。
【0045】サンプルP2,P3,P4,P5は有意な
差は有さず、オーバープレート抑制効果はないと言え
る。サンプルP1のリバースパルスはOP率を1/3程
度に減少させる程度に有効である。サンプルP6の長時
間大気中放置はリバースパルスよりも有効であり、OP
率は1/4程度まで減少する。
【0046】大気中ホットプレート上で熱処理したサン
プルP7は、OP率が著しく減少し、約6%となった。
窒素雰囲気中で熱処理したサンプルP8は、OP率がさ
らに著しく減少し、ほぼ0%となった。
【0047】これらの結果から、中間プロセスでオーバ
ープレート量を低減するのに一番効果があったのは、熱
処理プロセスであることが分かる。オーバープレート量
は、標準に比べて、0-6%に低減している。大気中より
も窒素ガス中の方が有効なようである。大気中の酸素が
悪影響を与えていることが考えられる。
【0048】酸素を含まない雰囲気ガスとしては,窒素
に限らず,不活性ガスを用いることが好ましいであろ
う。又,水素等の還元性ガスを用いることも可能であろ
う。真空中で熱処理を行ってもよいであろう。銅は酸化
しやすい金属であるので、酸化性ガスを用いるのは不適
当であろう。
【0049】長時間大気放置後でもオーバープレート量
は25%程度まで低下していたことは、添加物を蒸発さ
せることが有効なことを示しているのであろう。一方、
長期間行なった温水洗浄やメカニカルな除去は、ほとん
ど効果ないことが分かる。
【0050】図1(C)は、Cuメッキ膜の昇温脱離ス
ペクトル(thermal desorption spectrum,TDS)示す。
光沢剤中に含まれるイオウ化合物に着目し、M/z=64
(SO2)を検出している。メッキ直後のサンプルs1,
メッキ後150℃のアニールを経たサンプルs2,メッ
キ後大気中放置したサンプルs3について,温度変化を
与え,脱離ガス中の、M/z=64(SO2)の圧力を質量
分析して検出した。
【0051】メッキ直後のCu膜のスペクトルs1に
は、180℃付近にM/z=64のピークが存在するのが
わかる。このとき、他のM/z比ではこの温度領域では
ピークは存在していない。添加剤成分の光沢剤は硫黄化
合物であり、この温度領域で膜表面無いし表面層中に取
り残された硫黄化合物がSO2として脱離しているもの
と考えられる。先の熱処理によるOP抑制効果を裏づけ
るデータである。
【0052】図1(D)は熱処理温度とOP量の関係を
示す。熱処理は大気中のホットプレートを用いて各温度
1分間行なった。熱処理温度が高いほどOP量が抑制さ
れている。温度との相関があることが判る。200℃の
熱処理ではほぼOP抑制量が飽和する。
【0053】100℃以上の熱処理により効率的に光沢
剤を除去できると考えられる。大気中でのアニールの場
合200℃より上の温度では銅表面の酸化が進行するの
で、100℃〜200℃で熱処理することが好ましい。
不活性ガスや還元性ガスを雰囲気とする場合は、200
℃の上限はない。他の製造プロセス条件で制限される温
度以下の温度を採用できる。
【0054】メッキ層表面を擦る等Cu膜の最表面の処
理では効果がなく、熱処理によって効果が確認されてい
るため、最表面の吸着添加剤の除去よりも、表面層にあ
る添加剤(この場合は光沢剤)を取り去るプロセスが重要
であると考えられる。熱処理は、表面層の添加剤成分の
膜中からの脱離を促進する効果が充分にあると考えられ
る。
【0055】これらの結果から、Cuメッキでトレンチ
/孔を埋め込む場合,メッキ工程を分割し、途中で熱処
理をするとオーバープレートを抑制できることが分か
る。図2(A)〜(C)に本発明の実施例によるメッキ
成膜方法を示す。全メッキ工程を連続して行なうとオー
バープレートが生じる幅狭のトレンチ/孔を例にとって
説明する。
【0056】図2(A)に示すように、トレンチ/孔を
有する加工対象物11のトレンチを埋め込むように、ボ
トムアップ様式のCuメッキ成膜工程を、電解メッキで
行う。銅メッキ層12−1が、トレンチ/孔を埋め込ん
で成長する。メッキ成膜を継続すると一部でオーバープ
レートが発生するが,オーバープレートが過度に発生す
る前にメッキ成膜を終了させる。
【0057】図2(B)に示すように、例えばトレンチ
/孔の内部がCuで全て埋め込まれた段階で熱処理を加
える。熱処理により,メッキ層12−1表面及び表面層
中の光沢剤等は,熱処理により蒸発する。
【0058】図2(C)に示すように、熱処理後のメッ
キ層上にさらにメッキ層12−2を成膜し,所望厚さの
メッキ層12とする。熱処理によりオーバープレートの
原因となる光沢剤等が除去されているため、熱処理を加
えない場合に比べ、オーバープレート量は格段に低下す
る。
【0059】次に,より具体的なメッキ成膜装置を用い
てCu配線を形成する実施例を説明をする。図3(A)
に本実施例に用いたメッキ成膜装置の構成を示す。メッ
キ成膜装置20は、2つのメッキセル22−1、22−
2、2つのスピン−リンサ−ドライヤ(SRD)23−
1、23−2、2つのアニール室(ANL)24−1、
24−2,ロード室21,アンロード室25を有する。
搬送用ロボット26は、所望個所へ半導体ウエハ等の加
工対象物を搬送できる。
【0060】図3(B)は,メッキ成膜工程を示すフロ
ーチャートである。ステップSA1で成膜工程をスター
トする。ステップSA2で,加工対象物をロード室21
からメッキセル室に搬送し,いずれかのメッキセル22
−1、22−2でトレンチ/孔を埋め込む第1メッキを
行う。ステップSA3では、第1メッキを終えた加工対
象物をSRD室に搬送し,いずれかのリンスセル23−
1、23−2でリンスし、水分を切る。
【0061】ステップSA4では、リンス後の加工対象
物をいずれかのANL室24−1、24−2に搬送し,
熱処理する。例えば,100℃〜300℃の窒素雰囲気
中でホットプレートを用いて熱処理する。ステップSA
5では、加工対象物を再びいずれかのメッキセルに搬送
し、第2メッキを行って,メッキ成膜を終了させる。ス
テップSA6で,メッキ成膜を終了した加工対象物をリ
ンスし,水分を切り,ステップSA7でメッキ成膜を終
了する。
【0062】例えば,Si基板上の酸化シリコン絶縁膜
中に0.2μm〜10μm幅のトレンチを形成し、表面上
にCuシード層(200nm)/バリアメタル層の積層を形
成した。トレンチの深さは500nmとした。Cu電解メ
ッキセルには、図6(A)に示す噴流式メッキ装置を用
い,硫酸銅ハイスロー浴を使用した。添加剤には光沢
剤、抑止剤を用いた。第1メッキは、直流電解メッキ条
件として電流密度が15mA/cm2で20秒間成膜し
た。この電析量により、最大のオーバープレートを発生
させる0.2μm幅のトレンチは完全に埋まることが分
かっている。
【0063】第1メッキ後、SRDにより洗浄後、アニ
ールチャンバにて熱処理を行なった。このときアニール
チャンバーはN2ガスを流し、Cu表面の酸化を極力抑
えた。熱処理は180℃で1分間行なった。引き続き、
メッキセルにて第1メッキと同じ条件で第2メッキを2
分50秒間行った。2段階の総電析量としては,パタ-ン
段差の無い基板を用いた場合にCu膜厚 1μmが得られ
る。
【0064】形成したメッキ膜厚を段差計で測定した。
成膜の中間で抑制プロセスを用いなかった場合は配線幅
2μm以下でオーバープレートが生じていた。本方法で
作成したメッキ層は、2μm以下の配線でも10nmの
精度で膜厚のオーバープレートは生じなかった。また,埋
め込み形状を断面より観察した結果,配線層へのボイド
発生など埋め込み不良は生じていなかった。
【0065】第2メッキの条件として、第1メッキと同
じ条件を用いたが、電流密度や電流波形を変えても良
い。本実施例によれば、微細なトレンチや孔へボイドや
シームのない埋め込みが行え、最終的に平坦な成膜表面
形状を得ることができる。歩留りを高くでき、信頼性の
高いCu配線を作成することができる。
【0066】メッキセル、アニールチャンバーが独立の
ユニットで構成された既存のメッキ装置では、SRD−
アニール工程が入り少なくともSRD工程が2度必要と
なる。
【0067】図4(A)は本発明の実施例によるメッキ
成膜装置の構成を示す。スループットが向上する様に同
一個所で複数の工程を行なえる構成としている。メッキ
装置のセル基本構成は、メッキチャンバと、回転ヘッド
から構成され、従来のフェイスダウン型メッキ装置と大
差はない。
【0068】メッキチャンバは、メッキ槽31、メッキ
液収容室32,メッキ液供給口36,メッキ液ドレイン
37を有する。アノード電極35は、メッキ液中に浸漬
される。図3(A)に示すようにさらにメッキ液循環系
を有する。回転ヘッドは、軸39の下にヒータ41を備
えた基板ホルダ40が取りつけられている。基板ホルダ
40は、カソード電極を兼ねる。
【0069】付加機能として、脱イオン水(DIW)用
のシャワーノズル44と熱窒素ガス(Hot N2)ノズ
ル45が設けられている。これらのノズル44、45
は、先端が可動であり、基板ホルダ40に保持された基
板42の中央部に向って脱イオン水,熱窒素ガスを噴射
できる。
【0070】メッキ槽31の外側に内壁33、外壁34
が配置され2重側壁構造を構成する。2重壁の間の空間
にもドレイン38が設けられている。回転中の基板に噴
射された純水は,振り切られて外側に飛び,ドレイン3
8から排出される。
【0071】メッキセルに、SRD、熱窒素ノズルを備
えた構造であるため、少なくとも搬送にかかる時間分だ
けスループットを向上させることが可能となる。図4
(B)に、この装置を用いたメッキ工程のフローチャー
トを示す。ステップSB1で処理がスタートすると,ス
テップSB2で回転ヘッドをレベルL3まで下げ,基板
42をメッキ液中に浸漬し、第1メッキを行なう。ステ
ップSB2で、メッキ膜厚が所定の膜厚に達し第1メッ
キが終了したら、回転ヘッドをレベルL2まで上昇さ
せ、回転によってメッキ液を基板上から振り切る。この
ときの基板回転数は、500rpmとした。
【0072】ステップSB4で,回転ヘッドをレベルL
1まで上昇させ、基板42を回転させながらDIWノズ
ルより純水を噴射し、基板表面をリンスする。このとき
の、ノズルからは細いシャワー状、或いは扇状に基板中
央付近に到達させ、基板回転数を2000-2500回
転とし、洗浄後のDIWをセル外側に振り落とす。従っ
て、メッキ液中にDIWが混入するのは稼動中のメッキ
液中の水の蒸発量に比べ極微量である。
【0073】ステップSB5で、熱窒素ノズル45から
熱窒素ガスを基板42に向けてブローする。熱窒素ガス
の温度は180℃とし、3分間ブローした。ステップS
B6で、基板をレベル3まで下げ、第2メッキを所定の
膜厚まで行なう。
【0074】ステップSB7で、メッキが終了したら、
基板をレベル2まで上げ、メッキ液をスピンオフして振
りきる。このときの基板回転数は、500rpmとし
た。次に、ヘッドをレベルL1まで上げ、基板を回転さ
せながらDIWノズル44より純水を供給して基板表面
をリンスし、純水を振り切って一連のメッキ処理を終了
する。
【0075】本実施例によれば,効率的にメッキ成膜を
行うことができ、かつオーバープレートを前述の実施例
同様防止することができる。上述の例では、シングルダ
マシンプロセスを行った。6-7層にも及ぶ多層配線プ
ロセスでは、工程数を削減することが望まれる。シング
ルダマシン工程と共に,デュアルダマシン工程が用いら
れている。
【0076】図5(A)〜(D)に実施例によるデュア
ルダマシンプロセスを示す。デュアルダマシンプロセス
は、ビアとトレンチを形成し、同時に埋め込むプロセス
である。
【0077】図5(A)に示すように,トランジスタ等
の半導体素子を形成した半導体基板50上方に,酸化シ
リコン層51を形成し、配線用のトレンチを形成する。
トレンチ内にTiNなどのバリアメタル層52,銅層5
3で形成された下層配線を埋め込む。下層配線を窒化シ
リコン層54で覆う。
【0078】窒化シリコン層54の上に,例えば圧さ5
00nmの酸化シリコン層55,エッチストッパ用の窒
化シリコン層56,例えば圧さ1μmの酸化シリコン層
57を積層する。酸化シリコン層57表面から窒化シリ
コン層56表面に達するトレンチT,窒化シリコン層5
4表面に達するビア孔Vをレジストマスク、リアクティ
ブエッチング等を用いて形成する。
【0079】配線幅は,例えば0.2μm〜10μmと
する。ビア孔の径は,例えば0.25μmとする。エッ
チングの際、窒化シリコン層56、54をエッチストッ
パとして利用する。その後トレンチT、ビア孔V内に露
出した窒化シリコン層56,54を除去する。
【0080】図5(B)に示すように,例えばスパッタ
リングにより,基板表面にTiN、TaN等によりバリ
アメタル層58を堆積し,続いて銅シード層59ー1を
堆積する。なお,スパッタリングに代え、CVD等を用
いることもできる。
【0081】図5(C)に示すように、銅シード層上に
銅層を電解メッキで堆積する。例えば,Cu電解メッキ
には、硫酸銅ハイスロー浴を使用する。添加剤には光沢
剤、抑止剤を用いる。上述の実施例のように,先ず第1
メッキを行って例えば配線幅の狭いデュアルダマシン凹
部を埋め込む。一旦メッキを中断し,例えば180℃の
熱窒素ガスをメッキ層表面にブローしながら,1分間の
熱処理を行う。基板ホルダも加熱することが,好まし
い。窒素雰囲気中の熱処理により表面層からイオウ化合
物が蒸発する。
【0082】図5(D)に示すように、CMPで酸化シ
リコン層57表面上の銅層59,バリアメタル層58を
除去する。平坦な酸化シリコン層57内に埋め込まれた
銅配線が得られる。その後,銅配線を覆うように酸化シ
リコン層57上に窒化シリコン層を形成する。必要に応
じ,図5(A)〜(D)の工程を繰り返すことにより,
所望層数の多層配線を形成する。
【0083】本実施例によれば,デュアルダマシン配線
をオーバープレートを防止つつ形成することができる。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが,本発明はこ
れに制限されるものではない。例えば,種々の変更,改
良、組合わせが可能なことは、当業者にとって自明であ
ろう。
【0084】以下、本発明の特徴を付記する。 (付記1) (a)トレンチ/孔を有する加工対象物に
第1のメッキ成膜を行なう工程と、(b)工程(a)の
後に加工対象物に熱処理を行なう工程と、(c)工程
(b)の後、加工対象物に第2のメッキ成膜を行なう工
程と、を含むメッキ成膜方法。
【0085】(付記2) 前記工程(b)の熱処理が1
00℃以上の温度で行われる付記1記載のメッキ成膜方
法。 (付記3) 前記工程(b)が,真空中でのアニールを
含む付記1記載のメッキ成膜方法。
【0086】(付記4) 前記工程(b)が,不活性ガ
スまたは還元性ガスの雰囲気ガス中でのアニールを含む
付記1記載のメッキ成膜方法。 (付記5) 前記雰囲気ガスが窒素ガスである付記4記
載のメッキ成膜方法。
【0087】(付記6) 前記工程(b)が、前記雰囲
気ガスをノズルで加工対象物に吹き付けることを含む付
記4または5記載のメッキ成膜方法。 (付記7) 前記工程(b)の熱処理が、ランプでアニ
ールすることを含む付記1〜6のいずれか1項記載のメ
ッキ成膜方法。
【0088】(付記8) 前記工程(b)の熱処理が、
ホットプレートを用いてアニールすることを含む付記1
〜6のいずれか1項記載のメッキ成膜方法。 (付記9) 前記加工対象物が半導体基板であり、前記
工程(a),(c)がCuの電解メッキである付記1〜
8のいずれか1項記載のメッキ成膜方法。
【0089】(付記10) メッキ槽と、前記メッキ槽
上方に配置され,上下移動可能でかつ回転可能な加工対
象物支持具と、前記加工対象物支持具に支持された加工
対象物に純水を噴射することのできる純水用ノズルと、
前記加工対象物支持具に支持された加工対象物に雰囲気
ガスを吹き付けることのできるガス用ノズルと、を有す
るメッキ成膜装置。
【0090】
【0091】
【発明の効果】 以上説明したように,本発明によれ
ば,オーバープレートを抑制してトレンチ/孔を埋め込
んだメッキ層を形成することができる。特性の優れた銅
配線を効率的にメッキ成膜することができる。
【0092】効率的に,特性の優れたメッキ層を形成で
きるメッキ成膜装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明者の行なった検討内容を示す表および
グラフである。
【図2】 本発明の実施例によるメッキ成膜工程を示す
断面図である。
【図3】 より具体的なメッキ成膜装置の平面図とメッ
キ工程のフローチャートである。
【図4】 より具体的なメッキ成膜装置の平面図とメッ
キ工程のフローチャートである。
【図5】 デュアルダマシン構造のメッキ工程を示す断
面図である。
【図6】 従来のメッキ成膜装置およびダマシン工程を
示す断面図である。
【図7】 従来のダマシン工程を示す断面図である。
【図8】 オーバープレートの検討結果を示すグラフ及
び断面図である。
【符号の説明】
11 加工対象物 12 メッキ層 13 蒸発 20 メッキ成膜装置 22 メッキセル 23 SRDセル 24 アニール室 31 メッキ槽 33 内壁 34 外壁 38 ドレイン 39 軸 40 基板ホルダ 41 ヒータ 42 基板 44 脱イオン水ノズル 45 熱窒素ガスノズル L レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K024 AA09 AB01 BA09 BA11 BB12 BC01 CA01 CA15 CB02 CB13 CB20 CB22 CB26 DA01 DA05 DA07 DB01 EA02 EA06 GA02 4M104 BB04 DD52 DD78

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)トレンチ/孔を有する加工対象物
    に第1のメッキ成膜を行なう工程と、 (b)工程(a)の後に加工対象物に熱処理を行なう工
    程と、 (c)工程(b)の後、加工対象物に第2のメッキ成膜
    を行なう工程と、を含むメッキ成膜方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(b)の熱処理が100℃以上
    の温度で行われる請求項1記載のメッキ成膜方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(b)が、前記雰囲気ガスをノ
    ズルで加工対象物に吹き付けることを含む請求項1また
    は2記載のメッキ成膜方法。
  4. 【請求項4】 前記加工対象物が半導体基板であり、前
    記工程(a),(c)がCuの電解メッキである請求項
    1〜3のいずれか1項記載のメッキ成膜方法。
  5. 【請求項5】 メッキ槽と、 前記メッキ槽上方に配置され,上下移動可能でかつ回転
    可能な加工対象物支持具と、 前記加工対象物支持具に支持された加工対象物に純水を
    噴射することのできる純水用ノズルと、 前記加工対象物支持具に支持された加工対象物に雰囲気
    ガスを吹き付けることのできるガス用ノズルと、を有す
    るメッキ成膜装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005310807A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
US7050881B2 (en) 2004-03-19 2006-05-23 Nec Electronics Corporation Data output processor and method of manufacturing a semiconductor device
JP2006515467A (ja) * 2003-04-28 2006-05-25 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 後続の化学機械研磨(CMP:ChemicalMechanicalPolishing)プロセスのプロセス均一性が向上するようにパターン誘電層上に銅を電気メッキするための方法

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