JP2005306607A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成されたシートに所望の後処理を施す後処理手段を有する画像形成装置において、後処理装置及び画像形成装置本体のサイズ、コストをアップすることなしに、後処理を行う場合に画像形成の生産性を低下させないためのバッファ機能を実現する。
【解決手段】 プリンタ100内の画像形成部にて画像形成されたシートを滞留させるための滞留手段300を、後処理を行うフィニッシャ500の上流側(前段)に設ける。また、この滞留部300へシートを搬入する速度と滞留手段300からシートを搬出する速度とが異なるように制御する制御手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、画像形成後のシートに対してステイプル、パンチ処理等を行う後処理装置を接続した場合の画像形成装置の制御に関する。
従来、画像形成されたシートに対して、ステイプル、パンチ、折り、製本等の様々な処理を行うために、画像形成装置本体の排出口に後処理装置が接続可能な画像形成装置が提供されている。
このような後処理装置に後処理を行わせる場合、画像形成装置本体から等間隔で排出されるシートが後処理部の処理を妨げないようにするためには、排出されるシートの間隔を大きく開けるか、あるいは排出シートを後処理部の前段でバッファする(滞留させる)必要がある。生産性の低い安価な装置においては排出シート間を広げるものも存在するが、一般的には生産性を高めるためにバッファ機能を有する後処理装置が多い。
また、両面コピーモード時の生産性の低下を未然に防止するような制御を行う画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記のような従来の画像形成装置にあっては、画像形成装置本体内部あるいは後処理装置内にバッファ機能を配した場合、バッファ部のためのスペースや駆動機構等によって、画像形成装置本体や後処理装置の大型化、コストアップを招くという問題が生じていた。
特開平9−73202号公報
しかしながら、上記のような従来の画像形成装置にあっては、画像形成装置本体内部あるいは後処理装置内にバッファ機能を配した場合、バッファ部のためのスペースや駆動機構等によって、画像形成装置本体や後処理装置の大型化、コストアップを招くという問題が生じていた。
本発明の目的は、上述した課題を解決した画像形成装置の提供にある。
本発明の他の目的は、画像形成装置本体及び後処理装置のサイズ、コストをアップすることなく、かつ後処理を行う場合に画像形成の生産性を低下させないためのバッファ機能を有する画像形成装置の提供にある。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)シート後処理装置を接続可能な画像形成装置であって、
シートに像形成する像形成部と、
前記像形成部によりシートに一方の面に像形成された後、他方の面に像形成するために、シートの表裏を反転する反転部と、
前記他方の面に像形成するために、前記反転部で反転されたシートを前記像形成部へ再度搬送する両面搬送部と、
前記像形成部により像形成されたシートに対して前記シート後処理部で後処理を行う場合に、前記反転部及び前記両面搬送部を用いて、前記両面搬送部の搬送パス上にシートを一時的に滞留させ、その後前記シート後処理部へ排出する滞留部と、
後処理を行う場合、前記両面搬送部から前記シート後処理部へ排出する際の搬送速度を前記反転部から前記両面搬送部に搬送する際の搬送速度よりも速くする搬送制御部と、
を含むことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、後処理装置及び画像形成装置本体のサイズ、コストをアップすることなしに、後処理を行う場合に画像形成の生産性を低下させないためのバッファ機能を実現することが可能である。
また、本発明では、バッファ手段へのシートの搬入、搬出の速度を画像形成部の搬送速度より速く制御することにより、シート間隔が短い場合においても生産性を下げずにバッファ機能を実現することが可能である。
以下図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の主要構成を示す断面図である。
画像形成装置本体は、プリンタ100及びイメージリーダ200からなり、内部に画像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシートを滞留させるための滞留部300が備えられている。また、イメージリーダ200には原稿給送装置400が搭載され、プリンタ100には画像形成されたシートに対して所望の後処理を行うフィニッシャ(後処理部)500が接続されている。
上記フィニッシャ500はシートに対して揃え動作、綴じ動作、束排出動作等の処理を行うもので、このフィニッシャ500の上流側(前段)に滞留部300が設けられている。滞留部300は、画像形成部により作像媒体であるシートの一方の面に画像形成を行った後、他方の面に画像形成を行うためにシートを再度画像形成部に搬送する両面搬送経路を利用している。また、この滞留部300へシートを搬入する速度と滞留部300からシートを搬出する速度とが異なるように制御する制御部が備えられている。
以下、本発明の実施形態を図面について説明する。
[第1の実施形態]
図2は本発明の実施形態による画像形成装置の構成を示す縦断面図である。
原稿給送装置400は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス201の所定位置に停止させる。イメージリーダ200は、この状態でスキャナユニット202を図の左から右方向へ走査させることにより原稿を読み取る。
上記スキャナユニット202が走査する際に、原稿の読み取り面がスキャナユニット202のランプの光で照射され、その原稿からの反射光がミラーを介してレンズに導かれる。このレンズを通過した光は、イメージセンサ203の撮像面に結像する。ここで光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ203によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ203から出力された画像データは、後述する図3の画像信号制御部281において所定の処理が施された後に、プリンタ100の露光制御部120にビデオ信号として入力される。
なお、図2中、102a〜102dはピックアップローラ、103a〜103dは給紙ローラ、104、107〜109は搬送ローラ、106はセンサ、116は帯電器、119はクリーナを示している。
次に、図4を参照しながら用紙(シート)の片面に画像形成を行う片面モードの動作について説明する。
プリンタ100の露光制御部120は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。このレーザ光は、不図示のポリゴンミラー等により走査されながら感光ドラム115上に照射される。これにより、感光ドラム115には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
上記感光ドラム115上の静電潜像は、現像器117から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、各カセット101a〜101dあるいは手差給紙トレイ105から搬送パス147に導かれて給紙された用紙は、レジストローラ113に用紙先端を突き当てられ、一旦停止した後、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、感光ドラム115と転写部118との間に搬送される。そして、感光ドラム115に形成された現像剤像は、転写部118により給紙された用紙上に転写される。このとき、レジストローラ113に用紙先端を突き当てられて一旦停止することで、用紙の傾きが補正される。
現像剤像が転写された用紙は定着部121に搬送され、定着部121はこの用紙を熱を加えながら圧接することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部121を通過した用紙は、フラッパ133により搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。このとき、用紙は画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出されるので、先頭頁から順に画像形成が行われると、排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
更に、図5を参照しながら用紙の両面に画像形成を行う両面モードが設定されている場合の動作について説明する。
片面モードの場合と同様に、各カセット101a〜101dあるいは手差給紙トレイ105から給紙された用紙は、レジストローラ113に用紙先端を突き当てられた後、感光ドラム115と転写部118との間に搬送され、定着部121を通過して一方の面に画像形成が行われる。この用紙は、搬送パス141からフラッパ133が切り替わって搬送パス143へと導かれ、反転ローラ112にニップされた状態で停止する(図5の(a)参照)。
そして、フラッパ132が切り替えられ、反転ローラ112が逆転駆動されると、用紙は搬送パス143から両面搬送パス145へと導かれた後(図5の(b)参照)、搬送パス146に導かれ、再度先端をレジストローラ113に突き当てられて停止する(図5の(c)参照)。この時点で、用紙の表裏が反転している。
用紙はその後、感光ドラム115と転写部118との間に再度給紙されて、定着部121を経由して、用紙のもう一方の面に画像形成が行われた後(図5の(d)参照)、フラッパ133が切り替わって搬送パス141から搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される(図5の(f)参照)。以降、続けて画像形成が行われる。
ここで、両面モードの場合は一枚の用紙に対して後から画像形成した面が下向きになる状態で排出されるので、図6に示すようにプリンタ100から外部に排出されたときの頁順を合わせるために、用紙の裏面に相当する画像形成を先行して行う。図6の503は束排紙ベルト、504はストッパ板を示している。
また、図5に示すように複数枚の用紙に対して両面に画像形成を行う場合、本実施形態では、複数枚の用紙に対する画像形成を並列して行っているが、一枚の用紙に対して表裏両面の画像形成をした後、次の用紙に対する画像形成を開始しても良い。
プリンタ100から排出された用紙は、フィニッシャ500に送られ、このフィニッシャ500の排出ローラ501により束排紙ベルト503上へ排出される。このとき、束排紙ベルト503に並行して数ミリ高い位置に低摩擦の中間処理トレイが設けられており、正確には用紙はこの中間処理トレイ上に排出される。そして、排出された用紙は斜めに設けられた中間処理トレイ(束排紙ベルト503)に沿って自重で図の右下方向に落下する。更に、扇形の戻しローラ502が半時計方向に回転することにより、戻しローラ502の円弧部に設けられた摩擦部材が用紙に当接し、この摩擦部材も用紙を右下方向に落下させる作用をし、用紙の端部をストッパ板504に突き当てさせる。これにより、用紙の縦方向(送り方向)の揃え動作が行われる。
また、中間処理トレイ上には手前側と奥側に整合板506が設けられており、この整合板506は中間処理トレイ上に用紙が排出される毎に駆動され、中間処理トレイ上の用紙に対して、横方向(幅方向)の揃え動作が行われる。そして、所定枚数の用紙が中間処理トレイ上に排出されて積載されると、束排紙ベルト503が駆動され、用紙はスタックトレイ507上へと排出される。
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成について図3を参照しながら説明する。図3は図2の画像形成装置全体の制御を司る制御系のコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図3に示すようにCPU回路部150を有し、CPU回路部150はCPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより原稿給送装置制御部480、イメージリーダ制御部280、画像信号制御部281、外部I/F(インターフェイス)282、コンピュータ283、プリンタ制御部180、操作表示部制御部680、フィニッシャ制御部580の各ブロックを総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部480は、原稿給送装置400をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部280は、上述のスキャナユニット202、イメージセンサ203などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ203から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部281に転送する。
画像信号制御部281は、イメージセンサ203からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、そのデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部180に出力する。また、コンピュータ283から外部I/F282を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、そのデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部180に出力する。この画像信号制御部281による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部180は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部120、感光ドラム115、現像器117、転写部118を制御して画像形成を行うとともに、排出ローラ111、反転ローラ112、レジストローラ113等の各搬送ローラを制御してシートの搬送制御を行う。
操作表示装置制御部680は、操作表示部600とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示部600は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
図7は図2の画像形成装置における操作表示部600を示す図である。
操作表示装置600には、画像形成動作を開始するためのスタートキー602、画像形成動作を中断するためのストップキー603、枚数設定等を行うテンキー604〜612及び614、IDキー613、クリアキー615、リセットキー616などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部620が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
例えば、本実施形態の画像形成装置では、フィニッシャ500の後処理モードとしてノンソート(グループ)、ソート、ステイプルソート(綴じモード)などの各処理モードを有している。このような処理モードを設定する場合は、操作表示装置600からの入力操作により行われる。図8は後処理モード選択時の表示部620の表示画面を示す図であり、同図の(a)に示す初期画面でソフトキーである「ソータ」キーを選択すると、(b)に示すメニュー選択画面が表示部620に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。
次に、図9を用いて後処理モード選択時の画像形成動作について説明する。ここでは、本発明の特徴である両面搬送パス145を使用したバッファ動作時の搬送モータ制御について説明する。
本実施形態では、画像形成部の感光ドラム115や定着部121でのシート搬送速度が100mm/secであり、1分間にA4サイズのシートで14枚の画像形成が可能な画像形成装置について説明を行う。この場合、シートの排出間隔は428mmであり、シートとシートの間隔は218mmとなる。以下に3ページの原稿をステイプル処理する場合について説明する。
まず、図8の(b)の画面でステイプルソートが選択された場合、CPU回路部150の指示に従って、プリンタ制御部180とフィニッシャ制御部580で同調しながら画像形成装置全体でステイプル処理動作を行う。
プリンタ制御部180は、指定されたモードに応じて以下に説明するバッファ動作を行うか否かを判断する。本実施形態においては指定されたモードがフィニッシャ処理を行うモードであり、部数が2部以上で、片面の画像形成である場合に以下の処理を行う。
まず、1束目に関しては、前述の片面動作と同様の処理が行われる。すなわち、各カセット101a〜101dあるいは手差給紙トレイ105から搬送パス147に導かれ給紙されたシートには、感光ドラム115に形成された現像剤像が転写部118により転写される。そして、定着部121を通過したシートはフラッパ133により搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される(図9の(a)参照)。同様にして2ページ目、3ページ目のシートについても画像形成が行われ、フィニッシャ500に排出される(図9の(b)参照)。
ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが上述の中間処理トレイ503上に排出されると、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ504が駆動されてステイプル動作が行われ、束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へと排出される。
ここで、3ページ目のシートがフィニッシャ500へ排出された後(図9の(b)参照)、1束目が整合されステイプル動作をしている間に後続のシートがフィニッシャ500に排出されると、1束目のステイプル動作が正常に行われなかったり、後続シートも同時にステイプルされてしまったりといった問題が生じる。従って、1束目がステイプル処理を終了し、スタックトレイ507上へと排出されるまでは、後続のシートがフィニッシャ500に排出されないことが望ましい。
そこで、図9の(c)に示すように、フラッパ133を切り替えて4ページ目のシートは搬送パス143へと搬送する。このとき、4ページ目のシートは次の5ページ目が排出されるまでに(4ページ目と5ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送する必要がある。そのために、4ページ目を搬送パス143へ搬送した後、シート後端がフラッパ132を抜けるタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114は逆回転してシートを両面搬送パス145へ搬送する(図9の(d)参照)。
次に、図9の(e)に示すように、4ページ目のシートが両面搬送パス145中の所定位置に達した時点で、搬送ローラ110は回転を停止する。一方、後続の5ページ目のシートは、4ページ目のシートと同様に搬送パス143へ搬送される。ここで、5ページ目の用紙は次の6ページ目が排出されるまでに(5ページ目と6ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送され、4ページ目と合わせて(重ねて)フィニッシャ500に排出される必要がある。
従って、4ページ目のシートと同様に、シート後端がフラッパ132を抜けるタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114は逆回転して、シートを両面搬送パス145へ搬送する(図9の(e)参照)。
ここで、両面搬送パス145でのシートの動きについて詳細に説明する。図10は両面搬送パス部の動作を示す図である。
図10の(a)は、図9の(d)から(e)にかけての両面搬送パス145におけるシートの動作を示している。フラッパ132は、シートAが両面搬送パス145に搬送された後、後続のシートBを搬送パス143に搬送するために切り替わる。搬送ローラ110a、110bは、シートAを両面搬送パス145内部に送る方向に回転する。また、両面動作時には搬送路壁内に格納されている可動ストッパ153は、シートAのサイズに合わせてシート進行方向先端を支える位置に移動する。
図10の(b)は、図9の(f)の状態における両面搬送パス145におけるシートの動作を示している。シートAは両面搬送パス145内に格納された状態であり、可動ストッパ153によって支えられているため、両面搬送パス145の下方に落下しないようになっている。フラッパ132は、後続のシートBを両面搬送パス145に搬送するように切り替わる。搬送ローラ110a、110bは、シートAを搬送しないように回転を停止し、かつ搬送ローラ110bはシートBを挟み込むため、搬送ローラ110aから離間する。
次に、シートBの先端が搬送ローラ110a、110bの間を過ぎた時点で、搬送ローラ110bは搬送ローラ110aに接合する。その後、シートAを搬送せず、シートBのみを両面搬送パス145に搬送するため、搬送ローラ110aは停止させたままで搬送ローラ110bのみを、シートBを両面搬送パス145内部に送る方向に回転させる(図10の(c)参照)。シートBの先端が可動ストッパ153に接する位置まで搬送されると、搬送ローラ110bは回転を停止する(図9の(g)、図10の(d)参照)。
一方、この時点で、フィニッシャ500での1束目に対するステイプル処理が終了し、1束目はスタックトレイ507上へと排出される。両面搬送パス145で待機している4ページ目と5ページ目のシートは、1束目のステイプル開始から所定時間が経過した時点で、2枚同時に両面搬送パス145から搬送パス142へと搬送され、フィニッシャ500に排出される。このとき、搬送ローラ110a、110bを両方回転させて、2枚一緒に重ねて両面搬送パス145から搬送パス142へ搬送する(図10の(e)参照)。
ここで、4、5ページ目のシートを通常の速度で搬送すると、6ページ目のシートが搬送パス142に搬送されてくるまでに4、5ページ目のシートをフィニッシャ500へ排出することができない。従って、4、5ページ目のシートを両面搬送パス145から搬送パス142へ搬送する場合には、搬送ローラ110a、110bを高速回転させて排出する。本実施形態では、定着部の搬送速度の倍の速度で搬送するようにしている。
次の6ページ目のシートは、定着部121を通過した後、フラッパ133により搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100からフィニッシャ500に向けて等速で排出される(図9の(h)参照)。6ページ目が排出された時点で、ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが中間処理トレイ上に排出されることになるため、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ504を駆動してステイプル動作を行い、束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へ排出される。
以降、3束目である7ページ目、8ページ目、9ページ目のシートに関しては、図9の(b)からの4ページ目、5ページ目、6ページ目のシートの動きと同様である。
上述したように、両面搬送パス145に滞留させたシートを排出する際に高速で排出することにより、後続のシートと衝突せずに頁順を維持したまま中間処理トレイへ排出できる。
[第2の実施形態]
他の実施形態として、第1の実施形態よりも生産性の高い画像形成装置について説明する。本実施形態では、画像形成部のシート搬送速度が110mm/secであり、1分間にA4サイズのシートで21枚の画像形成が可能な画像形成装置について説明する。この場合、シートの排出間隔は314mmであり、シートとシートの間隔は104mmとなる。以下に、第1の実施形態と同様に3ページの原稿をステイプル処理する場合について説明する。
1束目に関しては上述の第1の実施形態と同様であり、4ページ目のシートも同様に図9の(c)に示すように、フラッパ133を切り替えて搬送パス143へ搬送する。このとき、4ページ目のシートは次の5ページ目のシートが排出されるまでに(4ページ目と5ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送する必要がある。従って、搬送ローラ112、114は4ページ目のシートが定着部121を通過したタイミングで増速回転して、シートを搬送する。本実施形態においては、搬送ローラ112、114は定着部の搬送速度の2倍に増速する。
その後、シート先端がフラッパ132に達するタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114は逆回転してシートを両面搬送パス145へ搬送する(図9の(d)参照)。このとき、搬送ローラ110は、搬送ローラ112、114と同様に2倍速で回転を行っている。一方、図5で前述したように、両面搬送パス145を両面画像形成のために用いる場合には、搬送ローラ110は定着部の搬送速度と等速で搬送される。
次に、図9の(e)に示すように、4ページ目のシートが両面搬送パス145中の所定位置に達した時点で、搬送ローラ110は回転を停止する。一方、後続の5ページ目のシートは、4ページ目のシートと同様に搬送パス143へ搬送される。ここで、5ページ目のシートは次の6ページ目が搬送パス142へ搬送されてくるまでに(5ページ目と6ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送され、さらに4ページ目と重ねてフィニッシャ500に排出される必要がある。従って、搬送ローラ112、114は5ページ目のシートが定着部121を通過したタイミングで増速して、シートを搬送する。本実施形態においては、搬送ローラ112、114は定着部の搬送速度の4倍に増速する。
その後、5ページ目のシートに関しては、4ページ目のシートと同様にシート先端がフラッパ132に達するタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114は逆回転してシートを両面搬送パス145へ搬送する(図9の(f)参照)。このとき、搬送ローラ110は、搬送ローラ112、114と同様に4倍速で回転を行っている。一方、この時点で、フィニッシャ500での1束目に対するステイプル処理が終了し、1束目はスタックトレイ507上へと排出される。
その後、両面搬送パス145で待機している4ページ目と5ページ目のシート(図9の(g)参照)は、1束目のステイプル開始から所定時間が経過した時点で、2枚重なった状態で両面搬送パス145から搬送パス142へ搬送され、フィニッシャ500に排出される。ここで、搬送ローラ110、111は4倍速で回転している。
次の6ページ目のシートは、定着部121を通過した後、フラッパ133により搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100からフィニッシャ500に向けて等速で排出される(図9の(h)参照)。6ページ目のシートが排出された時点で、ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが中間処理トレイ上に排出されることになるため、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ505が駆動されてステイプル動作が行われ、束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へ排出される。
以降、3束目である7ページ目、8ページ目、9ページ目のシートに関しては、上述した4ページ目、5ページ目、6ページ目のシートの動きと同様である。
[第3の実施形態]
また別の実施形態として、シート間隔が狭い画像形成装置について説明する。この場合、前述の動作では、6ページ目のシートが排出されるまでに、両面搬送パス14に退避した4ページ目と5ページ目のシートをフィニッシャ500に排出するのが間に合わない場合が想定される。このような場合に、画像形成の順番を入れ替えることにより5枚目と6枚目の紙間時間を広げることなくステイプル処理を行う方法について図11を用いて説明する。
図8の(b)の画面でステイプルソートが選択された場合、CPU回路部150の指示に従って、プリンタ制御部180とフィニッシャ制御部580で同調しながら画像形成装置全体でステイプル処理動作を行う。
プリンタ制御部180は、指定されたモードに応じて以下に説明するシートのバッファ動作(滞留処理)を行うか否かを判断する。本実施形態においては指定されたモードがフィニッシャ処理を行うモードであり、印刷部数が2部以上であり、シートの片面への画像形成である場合に以下の処理を行う。
まず、1束目に関しては上述の第1、第2の実施形態と同様である。2束目に関しては、バッファ動作が必要であるとプリンタ制御部180が判断した場合には、イメージリーダ200またはコンピュータ283から送られ、メモリに記憶された画像データのうち、まず5ページ目、ついで6ページ目の画像形成がなされ、画像形成されたシートが搬送される(図11の(b)参照)。なお、図11においてシートに付加した番号は画像ページ順を示すものであり、紙搬送の順番とは異なる。
5ページ目のシートが搬送されるときは図11の(c)に示すように、フラッパ133が切り替えられて搬送パス143へ搬送される。このとき、5ページ目のシートは次の6ページ目が搬送パス141(フラッパ132の位置)へ搬送されてくるまでに(5ページ目と6ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送される必要がある。従って、搬送ローラ112、114は4ページ目のシートが定着部121を通過したタイミングで増速して、シートを搬送する。本実施形態においては、搬送ローラ112、114は定着部の搬送速度の2倍に増速する。
その後、シート先端がフラッパ132に達するタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114はモータを逆回転してシートを両面搬送パス145へ搬送する(図11の(d)参照)。このとき、搬送ローラ110は、搬送ローラ112、114と同様に2倍速で回転を行っている。
次に、図11の(e)に示すように、5ページ目のシートが両面搬送パス145中の所定位置に達した時点で、搬送ローラ110は回転を停止する。一方、後続の6ページ目のシートは、5ページ目のシートと同様に搬送パス143へ搬送される。ここで、6ページ目のシートは次の4ページ目のシートが搬送パス141へ搬送されてくるまでに(6ページ目と4ページ目の紙間時間で)、搬送パス143でスイッチバックした後、両面搬送パス145へ搬送される必要がある。このときの搬送ローラ110は、前述と同様に2倍速で回転を行っている。
その後、6ページ目のシートに関しては、5ページ目のシートと同様にシート先端がフラッパ132に達するタイミングで、フラッパ132がシートを両面搬送パス145に搬送する方向に切り替わるとともに、搬送ローラ112、114はモータを正回転に戻してシートを両面搬送パス145へ搬送する(図11の(f)参照)。このとき、搬送ローラ110は、搬送ローラ112、114と同様に2倍速で回転を行っている。一方、この時点で、フィニッシャ500での1束目に対するステイプル処理が終了し、1束目はスタックトレイ507上へと排出される。
次の4ページ目のシートは、定着部121を通過したタイミングで増速して、フラッパ133により搬送パス142へ導かれ、排出ローラ111を経てプリンタ100からフィニッシャ500に向けて排出される(図11の(g)参照)。
そして、4ページ目のシートに続けて、両面搬送パス145中で待機している5ページ目のシートと6ページ目のシートが2枚重なった状態で両面搬送パス145から搬送パス142へと搬送される(図11の(h)参照)。
5、6ページ目のシートが中間処理トレイへ排出された時点で、ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが中間処理トレイ上に排出されることになるため、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ504を駆動してステイプル動作を行い、束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へ排出される。
以降、3束目であるシート7ページ目、8ページ目、9ページ目に関しては、図11の(b)からのシート4ページ目、5ページ目、6ページ目の動きと同様である。
[第4の実施形態]
次に、別の実施形態として、図12に示す画像形成装置について説明する。第1、第2の実施形態と画像形成部は同様であるが、排紙部の構成が異なっている。
まず、第1、第2の実施形態の動作との違いについて説明する。片面動作時は、感光ドラム115、現像器117、転写部118、定着部121にて画像形成されたシートは搬送パス141、142へ搬送される。そして、後処理が指定されていない場合は、シートは搬送パス143、排出ローラ111を経て排紙トレイ508上にフェイスダウンで排出される。また、後処理が指定されている場合には、シートは搬送パス143へ搬送され、シート後端がフラッパ133を超えた後、フラッパ133が切り替わり、搬送パス144へシートが逆方向に搬送される。つまり、搬送パス143は反転搬送パスとして使用される。搬送パス144を経てフィニッシャ500に送られたシートは、排出ローラ501により束排紙ベルト503上へ排出される。以降、第1、第2の実施形態と同様に後処理が行われ、処理されたシートはスタックトレイ507上へ排出される。
また、両面動作時には、画像形成されたシートは搬送パス143へ搬送され、シート後端がフラッパ132を超えた後、フラッパ132が切り替わって両面搬送パス145へシートが逆方向に搬送される。その後、シートは再度画像形成部を通過し、後処理が指定されていなければ排紙トレイ508へ、後処理を行う場合には処理後にスタックトレイ507へ排出される。
次に、3ページの原稿をコピーしてコピーされたシートをステイプル処理する場合のシートのバッファ制御について、図13を参照しながら説明する。
まず、1束目に関しては、上述の片面動作と同様の処理が行われる。すなわち、各カセット101a〜101eあるいは手差給紙トレイ105から搬送パス147に導かれて給紙されたシートには、感光ドラム115に形成された現像剤像が転写部118により転写される。そして、定着部121を通過したシートは、フラッパ133により搬送パス143へ導かれる。その後、フラッパ133が切り替わり、搬送パス144、排出ローラ501を経てプリンタ100から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される(図13の(a)参照)。同様にして、2ページ目、3ページ目のシートについても画像形成が行われ、フィニッシャ500に排出される(図13の(b)、(c)参照)。
ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが中間処理トレイ上に排出されると、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ505動されてステイプル動作が行われ、シートは束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へ排出される。
図13の(d)に示すように、1束目のステイプル処理が行われている間は搬送パス143内のシートをフィニッシャ500へ搬送せずに滞留させたまま、次の5ページ目を搬送パス143へ搬送する。
この時点で、フィニッシャ500での1束目に対するステイプル処理が終了し、1束目はスタックトレイ507上へ排出される。搬送パス143で待機している4ページ目と5ページ目のシートは、1束目のステイプル開始から所定時間が経過した時点で、2枚重なった状態で搬送パス143から搬送パス144へ搬送され、フィニッシャ500に排出される。このとき、搬送ローラ121を搬入時と逆方向に回転させて、2枚同時に搬送パス143から搬送パス144へ搬送する(図13の(e)参照)。
上記フィニッシャ500での処理時間が長い場合には、4、5ページ目のシートを通常の速度で搬送すると、6ページ目のシートの搬送までにフィニッシャ500へ排出することができない。従って、シートを搬送パス143から搬送パス144へ搬送する場合には、搬送ローラ121を高速回転させて4、5ページ目のシートを排出する。本実施形態では、搬送パス143からの排出時には定着部の搬送速度の倍の速度で搬送するようにしている。
次の6ページ目のシートは、定着部121を通過した後、フラッパ133により搬送パス143へ導かれ、スイッチバックされて排出ローラ501を経てプリンタ100からフィニッシャ500に向けて等速で排出される(図13の(f)参照)。そして、6ページ目のシートが中間処理トレイへ排出された時点で、ステイプルを行う一束分である3ページ分のシートが中間処理トレイ上に排出されることになるため、整合板506によりシートの揃え動作が行われた後、ステイプラ504が駆動されてステイプル動作が行われ、シートは束排紙ベルト504によりスタックトレイ507上へ排出される。
以降、3束目であるシート7ページ目、8ページ目、9ページ目に関しては、図13の(c)からのシート4ページ目、5ページ目、6ページ目の動きと同様である。
第1の実施形態では、シート滞留部を兼ねる両面搬送パスへの搬入速度を等速とし、搬出速度を倍速とした。また、第2の実施形態では、同様に搬入速度を倍速とし、搬出速度を4倍速としたが、搬入出速度はこれらの実施形態の構成に限定されるものではなく、画像形成装置の構成によってページ間で処理を行うことが可能な任意の速度として求められるものである。
また、第1、第2の実施形態では、シートを両面搬送パス145に滞留させる際に、搬送パス143を使って反転動作を行わせたが、搬送パス143のような反転専用のパスを持たず、排出のための搬送パス142を使用して反転動作を行わせるような構成としても、これらの実施形態と同様の制御を実施することが可能である。
また、第1、第2の実施形態の構成に搬送パス143から直接両面搬送パス145へシートを搬送する搬送パスが追加されている構成の像形成装置においては、この追加された搬送パスを介してシートを両面搬送パス145へ滞留させ、両面搬送パス145からシートを排出する際は第1、第2の実施形態と同じように排出しても良い。
このような構成の像形成装置では、例えば、4ページ目のシートと5ページ目のシートの搬送間隔を短くすることができたり、シートを両面搬送パス145へ搬入する際の搬送速度の増速量を小さく或いはなくすことができ、モータの負担を減らすことができる。
また、本実施形態では、1束のページ数が3ページとして説明を行ったが、1束のページ数が増えた場合には、増えた分のシートは上述の6ページ目のシートと同様の動作を繰り返すのみである。
また、ステイプル処理を待つために両面搬送パス145あるいは反転搬送パス143に滞留させるシートの枚数を2枚としたが、ステイプル処理に時間が長くかかる場合には退避させる枚数を増やして同様な動作をさせることが可能であり、逆にステイプル処理にかかる時間が短い場合には退避させるシートを1枚としても同様の効果が得られる。
更に、フィニッシャ500で行う処理としては、ステイプル処理に限定されるものではなく、整合、パンチ、折り、製本等、排出されたシートに対して可能な処理全般に対してステイプル処理と同様の制御を実施することができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面図 本発明の実施形態の構成を示す断面図 実施形態の制御系の構成を示すブロック図 実施形態の片面画像形成動作を示す説明図 実施形態の両面画像形成動作を示す説明図 実施形態の両面画像形成動作を示す説明図 両面画像形成時に中間処理トレイにシート束が積載された状態を示す説明図 実施形態の操作表示部を示す説明図 実施形態の後処理モード選択時の表示部を示す説明図 実施形態の後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図 実施形態の後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図 実施形態の後処理モード選択時の両面搬送パス部の動作を示す説明図 第3の実施形態における後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図 第3の実施形態における後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図 第4の実施形態における画像形成装置の構成を示す断面図 第4の実施形態における後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図 第4の実施形態における後処理モード選択時の画像形成動作を示す説明図
符号の説明
100 プリンタ
115 感光ドラム
117 現像器
118 転写部
121 定着部
143 搬送パス
145 両面搬送パス
146 搬送パス
200 イメージリーダ
300 滞留部
400 原稿給送装置
500 フィニッシャ
600 操作表示部

Claims (11)

  1. シート後処理装置を接続可能な画像形成装置であって、
    シートに像形成する像形成部と、
    前記像形成部によりシートに一方の面に像形成された後、他方の面に像形成するために、シートの表裏を反転する反転部と、
    前記他方の面に像形成するために、前記反転部で反転されたシートを前記像形成部へ再度搬送する両面搬送部と、
    前記像形成部により像形成されたシートに対して前記シート後処理部で後処理を行う場合に、前記反転部及び前記両面搬送部を用いて、前記両面搬送部の搬送パス上にシートを一時的に滞留させ、その後前記シート後処理部へ排出する滞留部と、
    後処理を行う場合、前記両面搬送部から前記シート後処理部へ排出する際の搬送速度を前記反転部から前記両面搬送部に搬送する際の搬送速度よりも速くする搬送制御部と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送制御部は、前記反転部から前記両面搬送部へシートを搬送する際の搬送速度を前記像形成部で像形成する際のシートの搬送速度よりも速くすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記反転部は、反転部内の搬送パスに搬送されてきたシートの搬送方向を逆転させて前記両面搬送部へ搬送することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記像形成部はシートに画像を定着する定着部を有し、前記搬送制御部は、シート後端が前記定着部を抜けた後シートの搬送速度を速くすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. シート後処理装置を装着可能な画像形成装置であって、
    シートに像形成する像形成部と、
    像形成されたシートを第1の搬送路を介して搬送する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部で搬送されたシートを前記シート後処理装置の上流側の第2の搬送路で滞留させ、滞留したシートを前記第2の搬送路から排出するときの搬送方向は、シートを前記第2の搬送路へ搬送するときの搬送方向と逆である滞留部と、
    前記滞留部から前記シート後処理装置へシートを搬送する第2の搬送部と、
    前記第2の搬送路からシートを搬出する際の搬送速度を前記第2の搬送路へシートを搬入する際の搬送速度よりも速くする搬送制御部と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記像形成部でシートの一方の面に像形成した後にそのシートの他方の面に像形成するためにシートを再搬送する両面搬送機後部を有し、前記滞留部は前記両面搬送機後部の搬送パスを兼用することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記両面搬送機後部は、像形成後のシートの搬送方向を逆転させてシートの表裏を反転させる反転部と、前記反転部で反転されたシートを前記像形成部へ搬送する再搬送部とを有することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送制御部は、前記第2の搬送路へシートを搬入する際の搬送速度を前記第1の搬送路のシートの搬送速度よりも速くすることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  9. 前記シート後処理装置で後処理を行う必要のないシート排出するシート排出部を有し、前記滞留部は前記シート排出部の搬送パスを兼用することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  10. シート後処理装置を接続可能な画像形成装置であって、
    像形成すべき複数ページの画像データを入力する画像データ入力部と、
    前記入力部で入力された画像データに基づいてシートに像形成する像形成部と、
    前記シート後処理装置への搬送パスとは分岐した搬送パスを有し、前記シート後処理装置がシート束に対して後処理を行っている間、前記像形成部で像形成されたシートを一時的に滞留させ、その後前記シート後処理装置へ搬送する滞留部と、
    前記シート後処理装置が後処理を行うシート束の単位で、像形成を行うページ順序を通常の像形成時のページ順序と異ならせる制御部と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記滞留部へ滞留させるべきシートと前記滞留部へ滞留させる必要のないシートの一部のページの順序を入れ替えることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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