JP2007119159A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入紙の紙種によらず、シート挿入装置の挿入紙を一定方向に載置できることを可能とする。
【解決手段】挿入紙紙種設定手段により設定された挿入紙紙種によって、画像形成装置からのシート挿入装置への排紙手段を切り替えることにより、挿入紙がシート挿入装置において反転できない紙種を設定しても挿入紙の載置方向を意識しない用紙挿入が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は画像形成システムに関し、詳しくは、シート挿入装置に載置する紙種状態に対応したシート挿入装置、および画像形成された記録紙および挿入紙が任意の順序で排出される排紙手段に関する。
従来、複写機などの画像形成装置においては、製本などを行うために複数の画像形成されたシートを合わせてシートセットとし、複数のシートセットを作成する場合において、表紙モード、合紙モードなどのモードが設けられたものがある。これらのモードは、画像形成されたシートの先頭頁、最終頁または途中の頁に、“表紙”、“合紙”、“裏表紙”として画像形成されたシートとは別の挿入紙を挿入するためのものであり、画像形成されてくる複数のシートと重ね合わせるように挿入紙を混入させて一つのシートセットを作成する。
これらの挿入用シートの処理モードに関しては、挿入紙を混入させる方法が単なるシート搬送動作で行うことができるため、画像形成されたシート束に対して挿入されるシートの挿入枚数目(場所)や挿入枚数とも、任意に設定が可能である。そして、この挿入紙が挿入されたシートセットに対しては、画像形成装置に装着されているフィニッシャ等の後処理装置において、束としての加工、つまり、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理を施すことができる。
この挿入紙を供給する方法としては、画像形成装置に設けられている複数の給紙カセットの一つを使って供給する方法があるが、この方法は、挿入紙を挿入するタイミングになると、給紙カセットから挿入紙を画像が形成されるシートが搬送される搬送路と同じ搬送路に給送され、この給送された挿入紙が前記搬送路を介して画像形成されたシートと適正な順番で排出されて重ね合わされて、これにより挿入紙が混入されたシートセットが作られる。
ここで、前記搬送路の途中には、例えば電子写真方式の画像形成装置では、シートに画像を形成するためにトナー像を定着するための定着部が配置されているため、挿入紙も画像形成されるシートと同様に定着部を通過して加熱加圧されることになる。ここで、この挿入紙としてカラー画像印刷原稿が用いられている場合には、この挿入紙が定着部を通過する際に加熱加圧されて印刷画像の品位が損なわれることがある。また、近年、パソコンの普及によりカラー画像が増加し、挿入紙としてカラーコピー紙/カラープリント紙が用いられることが多くなってきている。そのため、挿入紙の劣化等により束処理された製本等の品質が悪いという問題が生じている。
そこで、挿入紙を供給するインサータを画像形成装置に装着されるフィニッシャ等の後処理装置に設け、画像形成装置を通過させずに挿入紙を供給する装置が出現している。この種の装置としては、以下に記載されている。
特開2001−31291号公報
上述の従来技術においては、インサータが挿入紙の排出方向を変化させる反転パス機構を持ち合わせておらず、紙種を挿入紙に設定する場合、ユーザが挿入紙の設定(表紙/裏表紙)によってあらかじめ載置方向(裏表)を合わせて挿入紙を載置する必要があった。これらの課題を解決するためにインサータに反転パス機構を設け、常に挿入紙の画像面を上にして載置できるようになった。これにより、載置方向を意識しない挿入紙の載置が可能になり画像形成システムに対するユーザビリティーの向上につながった。
しかし、反転パス機構を持ち合わせているインサータにおいても挿入紙の紙種により反転パス機構を用いることができない状況が生じる。これは、反転機構の反転パスのRが小さいため反転不可能なマテリアルの紙を反転機構にて反転させてしまうと、紙がカールしてしまい挿入紙の品質が大幅に低下してしまうためである。また挿入紙がカールしてしまうことで、搬送パス内でジャムが発生してしまう可能性がある。この場合は上記従来技術の場合と同様、ユーザが挿入紙の設定(表紙/裏表紙)によってあらかじめ載置方向(裏表)を合わせて挿入紙を載置する必要がある。
本発明の目的は上記課題に鑑みたものであり、この目的を達成するための請求項1に係る発明は、画像形成装置と、前記画像形成装置から出力された記録紙及びインサート装置から挿入された挿入紙を搬送すると共に、前記記録紙に前記挿入紙を挿入する前記インサート装置から構成される画像形成システムにおいて、前記挿入紙の反転処理を行う反転手段と、前記挿入紙の紙種を設定する紙種設定手段と、前記記録紙に対して前記挿入紙の挿入方法を設定するインサート種別設定手段と、前記紙種設定手段及び前記インサート種別設定手段により設定された設定値を記憶する設定値記憶手段と、前記設定値記憶手段により、前記挿入紙に対して前記反転手段を適用するか、または反転せずにそのまま搬送するかを切り換える挿入切換手段と、前記設定値記憶手段により、記憶された紙種が前記反転手段により反転可能か否かを判定する反転判断手段と、前記反転判断手段の結果により、前記挿入切換手段と出力紙の排紙順を変化させる排紙制御手段を備える画像形成システムである。
また、請求項2に係る発明は、前記排紙制御手段は設定値記憶手段及び前記反転判断手段に基づき、挿入紙の反転処理を実行すると判断された場合には、画像形成装置の出力紙を画像面が下になるように先頭頁から順に排紙し、反転が必要だが前記挿入紙が反転不可能な挿入紙であると判断され、前記挿入紙の反転処理を実行しない場合には、画像形成装置の出力紙を画像面が上になるように最終頁から順に排紙する排紙制御手段を備える画像形成システムである。
また、請求項3に係る発明は、前記紙種設定手段は、前記画像形成装置の操作部において紙の厚さ及びマテリアル種別を設定する画像形成システム。
また、請求項4に係る発明は、前記インサート種別設定手段は、前記画像形成装置の操作部において前記挿入紙の挿入方法を設定する画像形成システム。
また、請求項5に係る発明は、前記挿入紙の反転処理を行う前記反転手段は、前記挿入紙を挿入する前記インサート装置において行われる画像形成システム。
本発明によれば、挿入紙がシート挿入装置において反転できない紙種を設定してもユーザが挿入紙の載置方向を意識しない用紙挿入を可能にする排紙制御手段を有することができる。
[第一の実施形態]
(全体構成)
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の主要部の縦断面構造を示す構成図である。画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、フィニッシャ500とから構成されている。画像形成装置本体10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200及び読み取った画像を用紙上に形成するプリンタ300を備えている。
各部の構成を詳述すると、画像形成装置本体10のイメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図1左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送し、その後、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿画像が流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。即ち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部において所定の処理が施された後に、プリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
尚、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。即ち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。該レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。
一方、プリンタ300内に装備されている上カセット114或いは下カセット115からピックアップローラ127、128により給紙された用紙は、給紙ローラ129、130によりレジストローラ126まで搬送される。用紙の先端がレジストローラ126まで達したところで、レジストローラ126を任意のタイミングで駆動し、かつ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、用紙を感光ドラム111と転写部116との間に搬送する。感光ドラム111に形成された現像剤像は、給紙された用紙上に転写部116により転写される。現像剤像が転写された用紙は、定着部117に搬送され、定着部117は、用紙を加熱及び加圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から画像形成装置本体外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき、またはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
更に、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
画像形成装置本体10のプリンタ300から排出された用紙は、フィニッシャ500に送られる。このフィニッシャ500は、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ900が設けられている。フィニッシャ500では、製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各処理を行う。
(フィニッシャメイン部)
次に、フィニッシャ500の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のフィニッシャ500の構成図である。
フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、ソート処理、ノンソート処理などの各シート後処理を行う。このフィニッシャ500が画像形成装置10に接続されたとき、反転排紙制御により画像形成面を下向きにして画像形成された用紙が排出され、フィニッシャ500では、画像形成面を下向きにして供給された用紙に対して、ステイプル処理など上述の各処理を行う。
フィニッシャ500は、図2に示すように、画像形成装置10から排出された用紙を入口ローラ対502により内部に取り込み、入口ローラ対502により内部に取り込まれた用紙は、搬送ローラ対503、504、505に向けて送られる。入口ローラ対502の搬送経路上流には、入口センサ531が設けられている。
搬送ローラ対505の下流側には、切換フラッパ515が配置されている。切換フラッパ515は搬送ローラ対505により送られてきた用紙をノンソートパス521またはソートパス522に導くためのフラッパである。
ノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対510を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、排紙センサ533が設けられている(図4)。
ソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ対506,507、508およびソート排紙ローラ509を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。ソートパス522の途中には、ソート排紙センサ534が設けられている。処理トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ680a,680bによりスタックトレイ700上に排出される。排出ローラ680bは揺動ガイド650に支持され、揺動ガイド650は揺動ガイドモータ(図示せず)により排出ローラ680bを処理トレイ630上の最上部の用紙に当接させるように揺動する。排出ローラ680bが処理トレイ630上の最上部の用紙に当接された状態にあるときには、排出ローラ680bは排出ローラ680aと協働して処理トレイ630上の用紙束をスタックトレイ700に向けて排出することが可能である。
上述の整合処理は、処理トレイ630の搬送方向に対して垂直な方向、すなわち手前側と奥側に各々整合板641(図5)が設けられている。一方を所定位置に固定し、他方を用紙幅に合わせて往復動作させることで、用紙を揃える動作を行う。そして、用紙束毎に交互に整合位置を変えながら整合が行われ、図3に示すように、交互に整合位置を変えた各用紙束がスタックトレイ700上に積載される。このように、用紙束毎に交互に整合位置を変えることによって、各用紙束に対して仕分けが行われることになる。
上述のステイプル処理は、ステープラ601により行われる。ステープラ601は、処理トレイ630の外周に沿って移動可能に構成され、処理トレイ630に積載された用紙束を、用紙搬送方向(図5中左方向)に対して用紙の最後尾位置(後端)で綴じることが可能である。
(インサータ部)
図6ないし図8はフィニッシャ500における表紙/合紙モードの用紙の流れを説明する図である。
図6に示すように、インサータ給紙トレイ801aから挿入する用紙Piより一枚前の用紙P(i−1)が画像形成装置10から排出されフィニッシャ500内に搬送されると、インサータ給紙ローラ804によりインサータ給紙トレイ801aに積載された用紙のうち最上紙が下流へと搬送され、分離ローラ805により確実に最上紙の一枚のみが搬送パス821へと搬送される。搬送パス821へ導かれた挿入用紙Piは、レジストセンサ832から所定量搬送し、停止しているレジストローラ802に搬送方向先端が突き当てられ、ループを形成した状態で一旦停止する。これにより、給紙搬送動作中に生じた用紙Piの斜行が補正される。
そして、用紙Piはレジストローラ802に先端を突き当てて所定時間停止した後、図7に示すように、分離ローラ805、レジストローラ802、搬送ローラ対803が駆動され、挿入用紙Piは下流へと搬送され、搬送パス520と合流する手前で再度停止する。その後、図8に示すように、先行すべき用紙P(i−1)の後端が搬送パス821と搬送パス520の合流位置を抜け、パスセンサ532を通過すると、挿入する用紙Piと先行する用紙P(i−1)との間隔が最適になるよう用紙P(i−1)が所定距離搬送された後、搬送ローラ対803が駆動され用紙Piが下流へと搬送される。挿入用紙Piと先行用紙P(i−1)との最適な間隔とは、処理トレイ630上に先行用紙P(i−1)が排出された後、整合動作などを行うのに必要な時間分の間隔であり、挿入する用紙Piが表紙として挿入される場合は、先行用紙が処理トレイ630上に排出された後、整合動作に加えてステイプル動作や束排出動作の時間も含めて必要な間隔となる。
(インサータにおける挿入切換手段及び反転手段)
次にインサータにおける挿入切換手段及び挿入紙反転手段について、図9ないし図11を用いて説明する。図9に示すように、給紙トレイ801aに載置された挿入紙はインサータ給紙ローラ804と分離ローラ805によって搬送路下流に搬送される。そしてインサータは、フラッパ807の切換動作によって反転を行うか、または反転せずにそのまま搬送パス821に搬送するかを切り換える挿入切換手段を有する。反転処理を行う場合には、フラッパ807の切換動作により反転パス810に導かれる。フラッパ807によって導かれた挿入紙は、反転ローラ806に挿入紙後端がニップされた状態で反転トレイ801bに積載される(図10)。その後、反転トレイ801bに積載された挿入紙はフラッパ808の切換動作と反転ローラ806の逆転によってインサータ下流へと搬送され、図11に示すように、紙が搬送パス821へ搬送される。以上の制御により、挿入紙の反転を行うことができる。
(操作表示装置における紙種設定手段)
図12は紙種設定手段を行うための表示画面である。給紙トレイ801aに挿入紙を載置すると、紙有無検知センサ832が給紙トレイの挿入紙の有無を判断し、紙が載置されていると判断された場合には画像形成装置における操作表示装置400の画面が自動的に図12の画面に切り替わる。この画面でユーザは挿入紙のサイズ、紙の厚さ、マテリアル種別などを設定することができる。ここで、図12にて普通紙(105g/m以下)、厚紙1(106〜209g/m)のマテリアルの紙は反転可能。厚紙2(210g/m以上)、光沢紙(コート紙)は反転不可能なマテリアルの紙とする。これは反転機構の反転パスのRが小さいため、反転不可能なマテリアルの紙を反転機構にて反転させてしまうと紙がカールしてしまい、挿入紙の品質が大幅に低下してしまうためである。また挿入紙がカールしてしまうことで搬送パス内でジャムが発生してしまう可能性がある。これらのことから画像形成システムでは、反転可能なマテリアルの紙と反転不可能なマテリアルの紙を定義している。
(操作表示装置におけるインサート種別設定手段)
図13は図1の画像形成装置における操作表示装置400を示す図である。ここで、画像形成システムにおけるインサート種別の設定を行う際の操作について説明する。
操作表示装置400には、画像形成動作を開始するためのスタートキー402、画像形成動作を中断するためのストップキー403、置数設定等を行うテンキー404〜412および414、IDキー413、クリアキー415、リセットキー416などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部420が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
例えば、後処理モードとして「応用モード」を設定する際には、図14に示す初期画面でソフトキーである「応用モード」を選択すると、図15に示すメニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面で「表紙/合紙」を選択する。「表紙/合紙」を選択すると図16の画面に移行し、この画面の「表紙/裏表紙/合紙」の選択で前記挿入紙の給紙個所を設定する。最後に、図17で用紙のサイズを選択し、以上の操作でインサート種別(表紙/合紙/裏表紙)の設定を行うことができる。
(システムブロック図及び設定値記憶手段)
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成及び設定値記憶手段について図18を参照しながら説明する。図18は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図18に示すように、CPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,201,202,209,301,401,501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部401は、操作表示装置400とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力すると共に、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
前記紙種設定手段及び前記インサート種別設定手段で設定された紙種情報やインサート種別などの設定値はCPU回路部150のRAM152に記憶され、以下の画像形成装置の制御に反映される。
(インサート処理フローチャートによる反転判断手段、及び排紙制御手段)
本発明は、画像形成装置から出力された記録紙のページ順番に対して画像面が裏になるようなインサート処理を実行した場合に有効である。ここでは、実施例としてインサート種別(表紙/合紙/裏表紙)で裏表紙を設定した場合を例に説明する。
図19は表示部で指定された設定に対して、反転を行うか否かの反転判断手段、またインサート束排出処理がどのように行われるかという排紙制御手段を示したフローチャートである。
始めに、インサータの給紙トレイ801aに挿入紙がセットされているか否かを紙有無検知センサ832で判断し(ステップS1001)、挿入紙がセットされていなければ、ステップS1007に進み、画像形成装置10から排出された用紙を画像形成面を下にした状態でスタックトレイ700に先頭頁から順番に排紙を行う。挿入紙がセットされていればステップS1002に進む。そして前記操作表示装置400においてインサート紙の紙種設定を行う。その後ステップS1003に進み、インサート種別を前記操作表示装置400において設定する。ここで、ステップS1003でインサート種別の設定を裏表紙挿入に設定されているか否かをステップS1004で判断し、裏表紙の設定がされていなければステップS1007へ進み表紙挿入などを行う、排紙方法としては、インサータ給紙トレイ801aから挿入する用紙を画像面が下になる状態でスタックトレイ700に排紙し、次に画像形成装置10から排出された用紙を画像形成面を下にした状態でスタックトレイ700に先頭頁から順番に排紙を行う。もし、ステップS1004で裏表紙の設定がされていればステップS1005へ進みインサート紙の紙種を判断するフローへ移る。ここで、例えば前記操作表示装置400において図12で反転処理が可能な紙種である「普通紙」「厚紙1」を選択した場合にはステップS1007へ進み、図21のaのように画像形成装置10から排出された用紙を画像形成面を下にした状態でスタックトレイ700に先頭頁から順番に排紙を行い、インサータ給紙トレイ801aから挿入する用紙を画像面が上になるように前記反転処理を行いスタックトレイ700に排紙する。反転処理が不可能な紙種である「厚紙2」「光沢紙」を選択した場合にはステップS1006へ進み、図20のbのようにインサータ給紙トレイ801aから挿入する用紙を反転パス810を介さず画像面が下になる状態でスタックトレイ700に排紙を行い、その後画像形成装置10から排出された用紙を画像形成面を上にした状態でスタックトレイ700に最終頁から順番に排紙を行う。
これらの上記排紙制御を行うことにより、挿入紙がシート挿入装置において反転できない紙種を設定し、かつインサータ種別において裏表紙が設定された場合でも、常に画像面を上向きにした状態(フェイスアップ)で用紙を積載することができ、ユーザが挿入紙の載置方向を意識しない用紙挿入を可能にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の主要部の縦断面構造を示す構成図 フィニッシャ500の構成断面図 スタックトレイにシート束が積載された状態の説明図 ノンソート動作説明図 ソート/ステイプルソート動作説明図 フィニッシャ500における表紙/合紙モードの用紙の流れを説明する図 フィニッシャ500における表紙/合紙モードの用紙の流れを説明する図 フィニッシャ500における表紙/合紙モードの用紙の流れを説明する図 インサータにおける反転制御の説明図 インサータにおける反転制御の説明図 インサータにおける反転制御の説明図 操作表示装置における紙種設定手段の説明図 メイン操作画面図を示す図 メイン操作画面図を示す図 操作表示装置における紙種設定手段の説明図 操作表示装置における紙種設定手段の説明図 操作表示装置における紙種設定手段の説明図 画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図 インサート処理フローチャート図 インサータトレイ積載例図
符号の説明
10 画像形成装置
100 原稿給送装置
200 イメージリーダ
300 プリンタ
400 操作表示装置
500 フィニッシャ
900 インサータ
801a インサータ給紙トレイ
801b 反転トレイ
802 レジストローラ
803 搬送ローラ対
804 インサータ給紙ローラ
805 分離ローラ
806 反転ローラ
807 搬送部フラッパ
808 反転部フラッパ

Claims (5)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置から出力された記録紙及びインサート装置から挿入された挿入紙を搬送すると共に、前記記録紙に前記挿入紙を挿入する前記インサート装置から構成される画像形成システムにおいて、
    前記挿入紙の反転処理を行う反転手段と、
    前記挿入紙の紙種を設定する紙種設定手段と、
    前記記録紙に対して前記挿入紙の挿入方法を設定するインサート種別設定手段と、
    前記紙種設定手段及び前記インサート種別設定手段により設定された設定値を記憶する設定値記憶手段と、
    前記設定値記憶手段により、前記挿入紙に対して前記反転手段を適用するか、または反転せずにそのまま搬送するかを切り換える挿入切換手段と、
    前記設定値記憶手段により、記憶された紙種が前記反転手段により反転可能か否かを判定する反転判断手段と、を備え、
    前記反転判断手段の結果により、前記挿入切換手段と出力紙の排紙順を変化させる排紙制御手段を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記排紙制御手段は設定値記憶手段及び前記反転判断手段に基づき、挿入紙の反転処理を実行すると判断された場合には、画像形成装置の出力紙を画像面が下になるように先頭頁から順に排紙し、反転が必要だが前記挿入紙が反転不可能な挿入紙であると判断され、前記挿入紙の反転処理を実行しない場合には、画像形成装置の出力紙を画像面が上になるように最終頁から順に排紙する排紙制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記紙種設定手段は、前記画像形成装置の操作部において紙の厚さ及びマテリアル種別を設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 前記インサート種別設定手段は、前記画像形成装置の操作部において前記挿入紙の挿入方法を設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  5. 前記挿入紙の反転処理を行う前記反転手段は、前記挿入紙を挿入する前記インサート装置において行われることを特徴とする、請求項1記載の画像形成システム。
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