JP2005302069A - ディスク状光記録媒体の製造方法及び光記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】中心孔の形成前にスパッタリングされた複数の膜の腐食を抑制可能なディスク状光記録媒体を効率よく製造する。
【解決手段】ディスク状基材10の外周部を外周マスク12によって遮蔽した状態のまま誘電体膜を形成し、次に、外周マスク12に加えてスパッタリングチャンバー側に設けた内周マスク16によりディスク状基材10の中央部を遮蔽した状態で、金属膜を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】ディスク状基材10の外周部を外周マスク12によって遮蔽した状態のまま誘電体膜を形成し、次に、外周マスク12に加えてスパッタリングチャンバー側に設けた内周マスク16によりディスク状基材10の中央部を遮蔽した状態で、金属膜を形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスク状光記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状光記録媒体(光ディスク)は、射出成形により形成されたディスク状基材の情報記録面の所定領域に、記録可能に構成された記録層等や再生可能に構成するために設けた反射層等を形成し、その上に樹脂による保護層を設けて構成されており、前記ディスク状基材を通して所定のレーザー光を照射して、情報の記録及び/又は再生を行っている。
【0003】
更に最近では、例えば特開平8−235638号公報に開示されるように、光を透過させる必要がない、即ち光学的な厚さ要求がない支持層(保護層)をディスク状基材(基板)として射出成形により厚く形成し、この基板の情報記録面側に再生可能に構成するために設けた反射層、又は記録可能に構成された記録層等を形成後、その上に記録再生用レーザー光を透過可能な透明樹脂層による光透過層を積層形成する製造方法によって製造される光ディスクも注目されている。
【0004】
従来、光ディスクの製造は、基板射出成形の際に、基板中心部と共に射出成形時のゲート内に固化しているスプルーランナーを除去することにより、中心部に円形の中心孔を開けて基板を形成し、更に、前記反射膜や記録可能に構成された記録層等を形成後、次の工程において、例えばスピンコート法により、樹脂製の保護層や、光透過性樹脂からなる光透過層を形成することにより完成品としている。
【0005】
これらの光ディスクの、前記保護層又は前記光透過層の特徴的な製造方法のひとつとして、特開平10−249264号公報に開示されているように、光ディスクの中心孔を覆う蓋状部材を設置し、その上から樹脂を回転塗布して光ディスク全体に広げて硬化させることにより保護層(樹脂層)を形成する製造方法がある。この方法は、樹脂層の層厚が、特に半径方向にほぼ均一な状態となるように塗布面内で制御することが容易なため、上記特開平8−235638号公報に開示されたように光透過層を形成する場合にも適用可能とされている。
【0006】
上記のような樹脂層の回転塗布方法を適用し、より均一な状態の樹脂層を形成するためには、基板の中心孔を塞ぐ蓋状部材が必要となるが、この製造方法では、蓋状部材がクリーンであることが望まれ、ひとつの蓋状部材を常に使う場合は、一度樹脂塗布に用いた後は洗浄を行うなどの工程が必要となったり、更には蓋状部材を使い捨てる等して、常に新しい(クリーンな)ものを用いなければならない等の不具合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、上記従来の技術とは異なる観点から、従来の蓋状部材を用いた製造方法と比較して、工程を簡略化させると共に樹脂層形成の歩留まりを向上させるようにしたディスク状光記録媒体の製造方法として、前記樹脂層を形成した後に中心孔周辺部を形成するという製造方法を発明した。
【0008】
一般的に、基板へのスパッタリングは、目的とする範囲にスパッタリングするために、外周縁部及び中心孔を被うマスクを用いて基板の一部を遮蔽してスパッタリングを行う。
【0009】
更に、通常、誘電体膜はRFスパッタリング、金属膜はDCスパッタリングにより成膜されるが、例えば相変化型光ディスクのように、RFスパッタリングとDCスパッタリングを複数回行うスパッタリング工程を有する製造方法においては、あらかじめキャリアに基板と外周マスク及び内周マスクを取り付け、スパッタリングチャンバー内に供給してスパッタリングを行う。
【0010】
しかし上記蓋状部材を用いる製造方法においては、従来用いられていた内周マスクを、成膜時に用いることができず、基板の中心部にまでスパッタリングされてしまう。そしてこの後、中心孔が形成されると、スパッタリングされた膜が、中心孔端面に露出してしまう。特に金属膜は水分などにより腐食しやすく、端面に露出することにより、より大きな問題となってしまう。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、スパッタリング工程よりも後に中心孔が形成されるディスク状光記録媒体の製造方法において、RFスパッタリング(誘電体膜のスパッタリング)とDCスパッタリング(金属膜のスパッタリング)を複数回行うスパッタリング工程を有し、且つ、金属膜の腐食を抑制可能なディスク状光記録媒体を効率よく製造する製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究の結果、ディスク状基材の外周をマスクした状態のみで誘電体膜をスパッタリングする工程にてスパッタリングを行い、金属膜をスパッタリングする工程においては、前記外周マスクの他にスパッタリングチャンパー内に基板中心部を遮断する内周マスクを設けることで上記課題を解決できることが分かった。
【0013】
即ち、以下の本発明により上記目的を達成することができる。
【0014】
(1)光記録媒体用のディスク状基材の表面に複数の膜を積層するための、複数回のスパッタリング工程を有するディスク状光記録媒体の製造方法であって、前記スパッタリング工程は、少なくとも誘電体膜をスパッタリングする工程と、金属膜をスパッタリングする工程とを含んでなり、前記誘電体膜のスパッタリング工程では、ディスク状基材の外周以外の部分を露出して、当該露出部分に成膜することを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
【0015】
(2)前記金属膜をスパッタリングする工程では、スパッタリングチャンバー側にディスク状基材の中心部を遮蔽する内周マスクを設けることを特徴とする(1)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0016】
(3)前記内周マスクを、ターゲットを貫通して配置することを特徴とする(2)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0017】
(4)前記誘電体膜のスパッタリング工程と金属膜のスパッタリング工程との少なくとも一方の工程で前記ディスク状基材の非スパッタリング面を、ディスク状基材を保持するキャリアにおける平滑、且つ、水密構造の保持面に接触して保持し、該保持面を裏側から冷媒により冷却することを特徴とする(1)、(2)又は(3)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0018】
(5)ディスク状基材を保持するキャリアに、該ディスク状基材の外周を被う外周マスクを取り付け、前記誘電体膜をスパッタリングする工程と金属膜をスパッタリングする工程とを順次実行し、これらのスパッタリング工程の少なくとも一方の工程で前記ディスク状基材の非スパッタリング面を、前記キャリアにおける保持面に接触して保持し、前記ディスク状基材へのスパッタリングによる成膜後に、前記保持面から凸部材を突出して、該ディスク状基材を押し出して取り出すことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0019】
(6)前記キャリアの、少なくとも情報エリアに対応する部分が、平滑面であることを特徴とする(5)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0020】
(7)前記ディスク状基材は、少なくとも前記スパッタリング工程完了までは、その外周から中心まで、前記表面が連続していて、中心孔が形成されていないことを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0021】
(8)前記ディスク状基材の非スパッタリング面の中心近傍に凹部を設け、前記ディスク状基材を保持するキャリアに対して、前記凹部によって該ディスク状基材の位置決め及び保持の、少なくとも一方を行うことを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0022】
(9)ディスク状基材の表面に、スパッタリング工程によって複数の膜を積層してなるディスク状光記録媒体であって、前記複数の膜のうち少なくともひとつが、前記ディスク状光記録媒体の中心孔縁部分まで形成されていることを特徴とする光記録媒体。
【0023】
(10)前記中心孔縁部分まで形成された膜が誘電体膜であることを特徴とする(9)の光記録媒体。
【0024】
(11)前記中心孔は、前記複数の膜を積層した後に形成され、前記中心孔縁部分まで形成された膜の中心孔に沿う内周端は、切断端縁とされたことを特徴とする(9)又は(10)の光記録媒体。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態の例を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
この実施の形態の例に係るディスク状光記録媒体の製造方法は、図1に示されるように、光記録媒体用のディスク状基材10の一方の表面であるスパッタリング面10A(図1(A)参照)に複数の膜を積層する複数回のスパッタリング工程を有し、このスパッタリング工程は、図1(B)に示される誘電体膜をスパッタリングするRFスパッタリング工程と、図1(C)に示される金属膜をスパッタリングするDCスパッタリング工程とを含んでいる。
【0027】
前記RFスパッタリング工程では、前記ディスク状基材10の外周以外の部分を露出して、即ち外周のみを外周マスク12によって被い、その内側部分に成膜するものである。
【0028】
又、前記DCスパッタリング工程は、DCスパッタリングチャンバー14側に前記ディスク状基材10の中心部を遮蔽する内周マスク16を設け、これにより、ディスク状基材10の、前記外周マスク12及び内周マスク16によって遮蔽されていない部分のみに成膜するようにされている。
【0029】
前記ディスク状基材10は、図2に拡大して示されるキャリア18に取付けられた状態でスパッタリングされるようになっている。このキャリア18には、前記外周マスク12が取付けられていて、キャリア18に取付けられたディスク状基材10の外周を遮蔽するように構成されている。
【0030】
又、キャリア18には、前記ディスク状基材10の非スパッタリング面10Bを接触して保持するため少なくともディスク状光記録媒体の情報エリアに対応する部分は、平滑且つ水密構造の保持面20が備えられている。ここで、水密構造とは、液体、気体が通らない形状をいう。
【0031】
又、前記キャリア18における、前記保持面20の裏面側には、ガス冷媒、液冷媒等が循環される冷却手段22が設けられている。
【0032】
前記RFスパッタリング工程におけるRFスパッタリングチャンバー24に対しては、前記キャリア18を所定位置に取付けることによって、ディスク状基材10の位置決めができるようにされている。
【0033】
同様に、DCスパッタリングチャンバー14においてディスク状基材10を位置決めさせる場合も、キャリア18を位置決め基準とする。
【0034】
この位置決めに際しては、図3で示されるように、ディスク状基材10の非スパッタリング面10Bの略中心に凹部10Cが形成されており、キャリア18側にこれに対応する凸部材28が設けられていることによってディスク状基材10の位置合わせ、更には保持がなされる。この凹凸部分は位置合わせのためにはただ単に凹凸のみでも構わないが、メカニカルクランプ方式を用いることで凹凸を嵌合させることが可能となり、保持力をより大きくすることができる。
【0035】
前記内周マスク16は、図1(C)に示されるように、DCスパッタリングチャンバー14におけるターゲット26を、ディスク状基材10の中心部に対応する位置に配置されている。
【0036】
又、前記凸部材28は、前記保持面20の略中央位置で、その先端が成膜後のディスク状基材10を背後から押すことにより保持面20から押出して離間できるように、前記位置合わせ状態から更に突出自在とされている。
【0037】
この実施の形態の例におけるディスク状光記録媒体の製造方法では、まず、ディスク状基材10を、その非スパッタリング面10Bが保持面20に密着するようにしてキャリア18に取り付け、且つ外周マスク12によりディスク状基材10の外周を遮蔽する。
【0038】
従来はディスク状基材の非スパッタリング面は、光ディスクとなった場合光入射面であるため、この部分をキャリアに直接接触させることは、光入射面への傷などの問題があったが、本発明の光ディスクでは、スパッタリング工程の後にその上方に光入射面となる光透過層を設けて構成するため、非スパッタリング面をキャリアに直接接しても問題とならない。このような保持方法を用いれば、スパッタリングの際にディスク状基材を効率的に冷却(温度管理)する事が可能となるため有効である。
【0039】
次に、RFスパッタリングチャンバー24にキャリア18と共にディスク状基材10をセットする。このときのディスク状基材10の位置決めは、キャリア18及び外周マスク12を介してなされる。
【0040】
この状態で、冷却手段22に冷媒を循環させて保持面20を介して非スパッタリング面10Bを冷却しつつ、RFスパッタリングを行う。
【0041】
RFスパッタリング終了後は、ディスク状基材10をキャリア18と共にRFスパッタリングチャンバー24から取り出し、DCスパッタリングチャンバー14内に装着する。
【0042】
DCスパッタリングチャンバー14内においては、ターゲット26の中央位置に内周マスク16が設けられているので、DCスパッタリングの際に、ディスク状基材10のスパッタリング面10Aの中央部が内周マスク16により遮蔽されることになり、該中央部にはスパッタリングによる成膜がなされない。
【0043】
又、ディスク状基材10の外周部も外周マスク12に遮蔽された状態のままであるので、この部分も成膜されない。
【0044】
上記RFスパッタリング工程及びDCスパッタリング工程において、前記キャリア18の保持面20は、背面に冷媒が循環されて冷却されているので、この保持面20に密着するディスク状基材10は、非スパッタリング面10B側から良好に冷却され、効率的な成膜がなされる。
【0045】
又、前記非スパッタリング面10Bと接触する保持面20は、平滑且つ水密構造であって、ガスが貫通したりすることがないので、スパッタリングに影響を与えることなく、ディスク状基材10を良好に冷却することができる。
【0046】
上記RFスパッタリング工程及びDCスパッタリング工程においてそれぞれのスパッタリングによる成膜終了後に、キャリア18の凸部材28を突出させて、ディスク状基材10を保持面20から容易に離間させることができる。
【0047】
又、ディスク状基材10を保持するキャリア18は、ディスク状基材10を平面状に維持できるものであればよく、上記実施の形態の例におけるような保持面20は必ずしも設けなくてもよい。又、冷媒による冷却も必須ではない。更に、成膜後のディスク状基材10の取り出しは、必ずしもセンターボス28によるものでなくてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、ディスク状光記録媒体用のディスク状基材に効率良くスパッタリング工程を実行し成膜することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るディスク状光記録媒体の製造方法の要部を示す斜視図
【図2】同製造方法でのスパッタリング工程において用いるディスク状基材保持用のキャリアを示す斜視図
【図3】ディスク状基材保持用のキャリア及びディスク状基材を示す断面図
【符号の説明】
10…ディスク状基材
10A…スパッタリング面
10B…非スパッタリング面
12…外周マスク
14…DCスパッタリングチャンバー
16…内周マスク
18…キャリア
20…保持面
22…冷却手段
24…RFスパッタリングチャンバー
26…ターゲット
28…凸部材
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスク状光記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状光記録媒体(光ディスク)は、射出成形により形成されたディスク状基材の情報記録面の所定領域に、記録可能に構成された記録層等や再生可能に構成するために設けた反射層等を形成し、その上に樹脂による保護層を設けて構成されており、前記ディスク状基材を通して所定のレーザー光を照射して、情報の記録及び/又は再生を行っている。
【0003】
更に最近では、例えば特開平8−235638号公報に開示されるように、光を透過させる必要がない、即ち光学的な厚さ要求がない支持層(保護層)をディスク状基材(基板)として射出成形により厚く形成し、この基板の情報記録面側に再生可能に構成するために設けた反射層、又は記録可能に構成された記録層等を形成後、その上に記録再生用レーザー光を透過可能な透明樹脂層による光透過層を積層形成する製造方法によって製造される光ディスクも注目されている。
【0004】
従来、光ディスクの製造は、基板射出成形の際に、基板中心部と共に射出成形時のゲート内に固化しているスプルーランナーを除去することにより、中心部に円形の中心孔を開けて基板を形成し、更に、前記反射膜や記録可能に構成された記録層等を形成後、次の工程において、例えばスピンコート法により、樹脂製の保護層や、光透過性樹脂からなる光透過層を形成することにより完成品としている。
【0005】
これらの光ディスクの、前記保護層又は前記光透過層の特徴的な製造方法のひとつとして、特開平10−249264号公報に開示されているように、光ディスクの中心孔を覆う蓋状部材を設置し、その上から樹脂を回転塗布して光ディスク全体に広げて硬化させることにより保護層(樹脂層)を形成する製造方法がある。この方法は、樹脂層の層厚が、特に半径方向にほぼ均一な状態となるように塗布面内で制御することが容易なため、上記特開平8−235638号公報に開示されたように光透過層を形成する場合にも適用可能とされている。
【0006】
上記のような樹脂層の回転塗布方法を適用し、より均一な状態の樹脂層を形成するためには、基板の中心孔を塞ぐ蓋状部材が必要となるが、この製造方法では、蓋状部材がクリーンであることが望まれ、ひとつの蓋状部材を常に使う場合は、一度樹脂塗布に用いた後は洗浄を行うなどの工程が必要となったり、更には蓋状部材を使い捨てる等して、常に新しい(クリーンな)ものを用いなければならない等の不具合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、上記従来の技術とは異なる観点から、従来の蓋状部材を用いた製造方法と比較して、工程を簡略化させると共に樹脂層形成の歩留まりを向上させるようにしたディスク状光記録媒体の製造方法として、前記樹脂層を形成した後に中心孔周辺部を形成するという製造方法を発明した。
【0008】
一般的に、基板へのスパッタリングは、目的とする範囲にスパッタリングするために、外周縁部及び中心孔を被うマスクを用いて基板の一部を遮蔽してスパッタリングを行う。
【0009】
更に、通常、誘電体膜はRFスパッタリング、金属膜はDCスパッタリングにより成膜されるが、例えば相変化型光ディスクのように、RFスパッタリングとDCスパッタリングを複数回行うスパッタリング工程を有する製造方法においては、あらかじめキャリアに基板と外周マスク及び内周マスクを取り付け、スパッタリングチャンバー内に供給してスパッタリングを行う。
【0010】
しかし上記蓋状部材を用いる製造方法においては、従来用いられていた内周マスクを、成膜時に用いることができず、基板の中心部にまでスパッタリングされてしまう。そしてこの後、中心孔が形成されると、スパッタリングされた膜が、中心孔端面に露出してしまう。特に金属膜は水分などにより腐食しやすく、端面に露出することにより、より大きな問題となってしまう。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、スパッタリング工程よりも後に中心孔が形成されるディスク状光記録媒体の製造方法において、RFスパッタリング(誘電体膜のスパッタリング)とDCスパッタリング(金属膜のスパッタリング)を複数回行うスパッタリング工程を有し、且つ、金属膜の腐食を抑制可能なディスク状光記録媒体を効率よく製造する製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究の結果、ディスク状基材の外周をマスクした状態のみで誘電体膜をスパッタリングする工程にてスパッタリングを行い、金属膜をスパッタリングする工程においては、前記外周マスクの他にスパッタリングチャンパー内に基板中心部を遮断する内周マスクを設けることで上記課題を解決できることが分かった。
【0013】
即ち、以下の本発明により上記目的を達成することができる。
【0014】
(1)光記録媒体用のディスク状基材の表面に複数の膜を積層するための、複数回のスパッタリング工程を有するディスク状光記録媒体の製造方法であって、前記スパッタリング工程は、少なくとも誘電体膜をスパッタリングする工程と、金属膜をスパッタリングする工程とを含んでなり、前記誘電体膜のスパッタリング工程では、ディスク状基材の外周以外の部分を露出して、当該露出部分に成膜することを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
【0015】
(2)前記金属膜をスパッタリングする工程では、スパッタリングチャンバー側にディスク状基材の中心部を遮蔽する内周マスクを設けることを特徴とする(1)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0016】
(3)前記内周マスクを、ターゲットを貫通して配置することを特徴とする(2)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0017】
(4)前記誘電体膜のスパッタリング工程と金属膜のスパッタリング工程との少なくとも一方の工程で前記ディスク状基材の非スパッタリング面を、ディスク状基材を保持するキャリアにおける平滑、且つ、水密構造の保持面に接触して保持し、該保持面を裏側から冷媒により冷却することを特徴とする(1)、(2)又は(3)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0018】
(5)ディスク状基材を保持するキャリアに、該ディスク状基材の外周を被う外周マスクを取り付け、前記誘電体膜をスパッタリングする工程と金属膜をスパッタリングする工程とを順次実行し、これらのスパッタリング工程の少なくとも一方の工程で前記ディスク状基材の非スパッタリング面を、前記キャリアにおける保持面に接触して保持し、前記ディスク状基材へのスパッタリングによる成膜後に、前記保持面から凸部材を突出して、該ディスク状基材を押し出して取り出すことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0019】
(6)前記キャリアの、少なくとも情報エリアに対応する部分が、平滑面であることを特徴とする(5)のディスク状光記録媒体の製造方法。
【0020】
(7)前記ディスク状基材は、少なくとも前記スパッタリング工程完了までは、その外周から中心まで、前記表面が連続していて、中心孔が形成されていないことを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0021】
(8)前記ディスク状基材の非スパッタリング面の中心近傍に凹部を設け、前記ディスク状基材を保持するキャリアに対して、前記凹部によって該ディスク状基材の位置決め及び保持の、少なくとも一方を行うことを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかのディスク状光記録媒体の製造方法。
【0022】
(9)ディスク状基材の表面に、スパッタリング工程によって複数の膜を積層してなるディスク状光記録媒体であって、前記複数の膜のうち少なくともひとつが、前記ディスク状光記録媒体の中心孔縁部分まで形成されていることを特徴とする光記録媒体。
【0023】
(10)前記中心孔縁部分まで形成された膜が誘電体膜であることを特徴とする(9)の光記録媒体。
【0024】
(11)前記中心孔は、前記複数の膜を積層した後に形成され、前記中心孔縁部分まで形成された膜の中心孔に沿う内周端は、切断端縁とされたことを特徴とする(9)又は(10)の光記録媒体。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態の例を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
この実施の形態の例に係るディスク状光記録媒体の製造方法は、図1に示されるように、光記録媒体用のディスク状基材10の一方の表面であるスパッタリング面10A(図1(A)参照)に複数の膜を積層する複数回のスパッタリング工程を有し、このスパッタリング工程は、図1(B)に示される誘電体膜をスパッタリングするRFスパッタリング工程と、図1(C)に示される金属膜をスパッタリングするDCスパッタリング工程とを含んでいる。
【0027】
前記RFスパッタリング工程では、前記ディスク状基材10の外周以外の部分を露出して、即ち外周のみを外周マスク12によって被い、その内側部分に成膜するものである。
【0028】
又、前記DCスパッタリング工程は、DCスパッタリングチャンバー14側に前記ディスク状基材10の中心部を遮蔽する内周マスク16を設け、これにより、ディスク状基材10の、前記外周マスク12及び内周マスク16によって遮蔽されていない部分のみに成膜するようにされている。
【0029】
前記ディスク状基材10は、図2に拡大して示されるキャリア18に取付けられた状態でスパッタリングされるようになっている。このキャリア18には、前記外周マスク12が取付けられていて、キャリア18に取付けられたディスク状基材10の外周を遮蔽するように構成されている。
【0030】
又、キャリア18には、前記ディスク状基材10の非スパッタリング面10Bを接触して保持するため少なくともディスク状光記録媒体の情報エリアに対応する部分は、平滑且つ水密構造の保持面20が備えられている。ここで、水密構造とは、液体、気体が通らない形状をいう。
【0031】
又、前記キャリア18における、前記保持面20の裏面側には、ガス冷媒、液冷媒等が循環される冷却手段22が設けられている。
【0032】
前記RFスパッタリング工程におけるRFスパッタリングチャンバー24に対しては、前記キャリア18を所定位置に取付けることによって、ディスク状基材10の位置決めができるようにされている。
【0033】
同様に、DCスパッタリングチャンバー14においてディスク状基材10を位置決めさせる場合も、キャリア18を位置決め基準とする。
【0034】
この位置決めに際しては、図3で示されるように、ディスク状基材10の非スパッタリング面10Bの略中心に凹部10Cが形成されており、キャリア18側にこれに対応する凸部材28が設けられていることによってディスク状基材10の位置合わせ、更には保持がなされる。この凹凸部分は位置合わせのためにはただ単に凹凸のみでも構わないが、メカニカルクランプ方式を用いることで凹凸を嵌合させることが可能となり、保持力をより大きくすることができる。
【0035】
前記内周マスク16は、図1(C)に示されるように、DCスパッタリングチャンバー14におけるターゲット26を、ディスク状基材10の中心部に対応する位置に配置されている。
【0036】
又、前記凸部材28は、前記保持面20の略中央位置で、その先端が成膜後のディスク状基材10を背後から押すことにより保持面20から押出して離間できるように、前記位置合わせ状態から更に突出自在とされている。
【0037】
この実施の形態の例におけるディスク状光記録媒体の製造方法では、まず、ディスク状基材10を、その非スパッタリング面10Bが保持面20に密着するようにしてキャリア18に取り付け、且つ外周マスク12によりディスク状基材10の外周を遮蔽する。
【0038】
従来はディスク状基材の非スパッタリング面は、光ディスクとなった場合光入射面であるため、この部分をキャリアに直接接触させることは、光入射面への傷などの問題があったが、本発明の光ディスクでは、スパッタリング工程の後にその上方に光入射面となる光透過層を設けて構成するため、非スパッタリング面をキャリアに直接接しても問題とならない。このような保持方法を用いれば、スパッタリングの際にディスク状基材を効率的に冷却(温度管理)する事が可能となるため有効である。
【0039】
次に、RFスパッタリングチャンバー24にキャリア18と共にディスク状基材10をセットする。このときのディスク状基材10の位置決めは、キャリア18及び外周マスク12を介してなされる。
【0040】
この状態で、冷却手段22に冷媒を循環させて保持面20を介して非スパッタリング面10Bを冷却しつつ、RFスパッタリングを行う。
【0041】
RFスパッタリング終了後は、ディスク状基材10をキャリア18と共にRFスパッタリングチャンバー24から取り出し、DCスパッタリングチャンバー14内に装着する。
【0042】
DCスパッタリングチャンバー14内においては、ターゲット26の中央位置に内周マスク16が設けられているので、DCスパッタリングの際に、ディスク状基材10のスパッタリング面10Aの中央部が内周マスク16により遮蔽されることになり、該中央部にはスパッタリングによる成膜がなされない。
【0043】
又、ディスク状基材10の外周部も外周マスク12に遮蔽された状態のままであるので、この部分も成膜されない。
【0044】
上記RFスパッタリング工程及びDCスパッタリング工程において、前記キャリア18の保持面20は、背面に冷媒が循環されて冷却されているので、この保持面20に密着するディスク状基材10は、非スパッタリング面10B側から良好に冷却され、効率的な成膜がなされる。
【0045】
又、前記非スパッタリング面10Bと接触する保持面20は、平滑且つ水密構造であって、ガスが貫通したりすることがないので、スパッタリングに影響を与えることなく、ディスク状基材10を良好に冷却することができる。
【0046】
上記RFスパッタリング工程及びDCスパッタリング工程においてそれぞれのスパッタリングによる成膜終了後に、キャリア18の凸部材28を突出させて、ディスク状基材10を保持面20から容易に離間させることができる。
【0047】
又、ディスク状基材10を保持するキャリア18は、ディスク状基材10を平面状に維持できるものであればよく、上記実施の形態の例におけるような保持面20は必ずしも設けなくてもよい。又、冷媒による冷却も必須ではない。更に、成膜後のディスク状基材10の取り出しは、必ずしもセンターボス28によるものでなくてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、ディスク状光記録媒体用のディスク状基材に効率良くスパッタリング工程を実行し成膜することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るディスク状光記録媒体の製造方法の要部を示す斜視図
【図2】同製造方法でのスパッタリング工程において用いるディスク状基材保持用のキャリアを示す斜視図
【図3】ディスク状基材保持用のキャリア及びディスク状基材を示す断面図
【符号の説明】
10…ディスク状基材
10A…スパッタリング面
10B…非スパッタリング面
12…外周マスク
14…DCスパッタリングチャンバー
16…内周マスク
18…キャリア
20…保持面
22…冷却手段
24…RFスパッタリングチャンバー
26…ターゲット
28…凸部材
Claims (9)
- 光記録媒体用のディスク状基材の表面に複数の膜を積層するための、複数回のスパッタリング工程を有するディスク状光記録媒体の製造方法であって、
前記スパッタリング工程は、少なくとも誘電体膜をスパッタリングする工程と、金属膜をスパッタリングする工程とを含んでなり、前記誘電体膜のスパッタリング工程では、ディスク状基材の外周以外の部分を露出して、当該露出部分に成膜することを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。 - 請求項1において、前記金属膜をスパッタリングする工程では、スパッタリングチャンバー側にディスク状基材の中心部を遮蔽する内周マスクを設けることを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
- 請求項1又は2において、ディスク状基材を保持するキャリアに、該ディスク状基材の外周を被う外周マスクを取り付け、前記誘電体膜をスパッタリングする工程と金属膜をスパッタリングする工程とを順次実行し、これらのスパッタリング工程の少なくとも一方の工程で前記ディスク状基材の非スパッタリング面を、前記キャリアにおける保持面に接触して保持し、前記ディスク状基材へのスパッタリングによる成膜後に、前記保持面から凸部材を突出して、該ディスク状基材を押し出して取り出すことを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
- 請求項3において、前記キャリアの、少なくとも情報エリアに対応する部分が、平滑面であることを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記ディスク状基材は、少なくとも前記スパッタリング工程完了までは、ディスク状光記録媒体に形成される、中心孔が形成されていないことを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
- 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記ディスク状基材の非スパッタリング面の中心近傍に凹部を設け、前記ディスク状基材を保持するキャリアに対して、前記凹部によって該ディスク状基材の位置決め及び保持の、少なくとも一方を行うことを特徴とするディスク状光記録媒体の製造方法。
- ディスク状基材の表面に、スパッタリング工程によって複数の膜を積層してなるディスク状光記録媒体であって、前記複数の膜のうち少なくともひとつが、前記ディスク状光記録媒体の中心孔縁部分まで形成されていることを特徴とする光記録媒体。
- 請求項7において、前記中心孔縁部分まで形成された膜が誘電体膜であることを特徴とする光記録媒体。
- 請求項7又は8において、前記中心孔は、前記複数の膜を積層した後に形成され、前記中心孔縁部分まで形成された膜の中心孔に沿う内周端は、切断端縁とされたことを特徴とする光記録媒体。
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