JPS61142547A - 光デイスクの製造方法 - Google Patents
光デイスクの製造方法Info
- Publication number
- JPS61142547A JPS61142547A JP26322084A JP26322084A JPS61142547A JP S61142547 A JPS61142547 A JP S61142547A JP 26322084 A JP26322084 A JP 26322084A JP 26322084 A JP26322084 A JP 26322084A JP S61142547 A JPS61142547 A JP S61142547A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- film
- target
- mask
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
光ディスクは、高密度、大容量、高速アクセスが可能な
メモリー媒体として広く研究されており応用商品として
はCD、ビデオディスク、li集機用ディスク、文書フ
ァイルディスク、静止画ディスクと多方面にわたってい
る。このディスクの基板は、量産性及び扱いやすさの点
でプラスチック基板が適しているため、低温で膜を作る
製造方法が望まれていた。
メモリー媒体として広く研究されており応用商品として
はCD、ビデオディスク、li集機用ディスク、文書フ
ァイルディスク、静止画ディスクと多方面にわたってい
る。このディスクの基板は、量産性及び扱いやすさの点
でプラスチック基板が適しているため、低温で膜を作る
製造方法が望まれていた。
従来の技術
以下、図面を参照しながら、従来の光ディスクの製造方
法について説明する。第4図は、低温膜製造装置の代表
的なものとして高周波マグネトロンスパッタリング装置
の断面図である。1はアースシールド、2は内部に冷却
水が流れている第1基板ホルダー、3は基板4が落ちな
いように支える第2基板ホルダーである。4はポリカー
ボネート及びアクリルからなる基板、6はシャッター、
6はターゲット、7はターゲットホルダー、8は磁石、
9はアースシールド、1oはターゲットホルダー7で内
部に磁石8とターゲット冷却用の水を通す管7&が通っ
ている。11は高周波電源である。
法について説明する。第4図は、低温膜製造装置の代表
的なものとして高周波マグネトロンスパッタリング装置
の断面図である。1はアースシールド、2は内部に冷却
水が流れている第1基板ホルダー、3は基板4が落ちな
いように支える第2基板ホルダーである。4はポリカー
ボネート及びアクリルからなる基板、6はシャッター、
6はターゲット、7はターゲットホルダー、8は磁石、
9はアースシールド、1oはターゲットホルダー7で内
部に磁石8とターゲット冷却用の水を通す管7&が通っ
ている。11は高周波電源である。
以下本実施例の動作について説明をおこなう。
まず、装置内を真空にし次にガスを導入する。高周波電
源11のスイッチを入れるとガスが放電しプラズマ状態
が生じる。このときターゲットホルダ−7内部にある磁
石8によりターゲット6付近にプラズマを閉じ込める。
源11のスイッチを入れるとガスが放電しプラズマ状態
が生じる。このときターゲットホルダ−7内部にある磁
石8によりターゲット6付近にプラズマを閉じ込める。
イオン化したガスの+イオンがターゲット6に衝突しタ
ーゲット60分子が飛び出し、シャッター5をあけたと
き基板4にターゲット6からの分子が付着し膜を形成す
る。
ーゲット60分子が飛び出し、シャッター5をあけたと
き基板4にターゲット6からの分子が付着し膜を形成す
る。
そのときターゲット6からの熱の輻射及び基板4への電
子の入射により基板4の温度が上昇するので膜製造中は
第1基板ホルダー2の内部に冷却水を通し、第1基板ホ
ルダー2を冷却し第1基板ホルダー2と基板4を接触さ
せ基板4の温度の上昇を抑える。まだターゲット6も温
度が上昇するのでターゲットホルダ−7内部に冷却水を
流す。
子の入射により基板4の温度が上昇するので膜製造中は
第1基板ホルダー2の内部に冷却水を通し、第1基板ホ
ルダー2を冷却し第1基板ホルダー2と基板4を接触さ
せ基板4の温度の上昇を抑える。まだターゲット6も温
度が上昇するのでターゲットホルダ−7内部に冷却水を
流す。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来の方法ではポリカーボネート及
びアクリルの基板では熱に弱いため溝の変形をおこす。
びアクリルの基板では熱に弱いため溝の変形をおこす。
また、スパッタ電力を落すと基板4の温度は抑えられる
が、膜形成速度が低下し量産性が低下する。さらに膜製
造時間が長くなることで作製中に不純物(例えば残留ガ
ス圧中の酸素取り込み)の混入により膜質が劣化すると
いう問題点を有しており、低温でかつ短時間に膜を製造
する方法が望まれていた。
が、膜形成速度が低下し量産性が低下する。さらに膜製
造時間が長くなることで作製中に不純物(例えば残留ガ
ス圧中の酸素取り込み)の混入により膜質が劣化すると
いう問題点を有しており、低温でかつ短時間に膜を製造
する方法が望まれていた。
本発明は上記問題点に鑑み、低温で短時間に膜を製造す
ることのできる光ディスクの製造方法を提供するもので
ある。
ることのできる光ディスクの製造方法を提供するもので
ある。
問題点を解決するだめの手段
この目的を達成するために本発明の光ディスクの製造方
法は、基板の膜面側の一部分を金属でマスクし、そのマ
スクした金属に冷却水を通す管を設け、前記基板の膜面
側の冷却を行うように構成されている。
法は、基板の膜面側の一部分を金属でマスクし、そのマ
スクした金属に冷却水を通す管を設け、前記基板の膜面
側の冷却を行うように構成されている。
作用
本発明は上記した構成により、基板の膜面側が冷却され
ることで従来より基板の温度を抑えられる。まだターゲ
ットが小さくなったのでターゲットからの熱輻射も従来
より小さくなり基板の温度を抑えられる。さらに基板の
膜面側をマスクしているので膜形成速度の低下がおこる
が従来では溝変形により印加することが不可能であった
出力を印加できるので膜形成速度の低下は妨げることが
できる。
ることで従来より基板の温度を抑えられる。まだターゲ
ットが小さくなったのでターゲットからの熱輻射も従来
より小さくなり基板の温度を抑えられる。さらに基板の
膜面側をマスクしているので膜形成速度の低下がおこる
が従来では溝変形により印加することが不可能であった
出力を印加できるので膜形成速度の低下は妨げることが
できる。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図は、本発明の一実施例における光ディス
クの製造装置の1つ高周波マグネトロンスパッタリング
装置の断面図を示す。尚、以下の各図において、第4図
に示す従来例と同一部材には同一番号を付している。
明する。第1図は、本発明の一実施例における光ディス
クの製造装置の1つ高周波マグネトロンスパッタリング
装置の断面図を示す。尚、以下の各図において、第4図
に示す従来例と同一部材には同一番号を付している。
第1図において、12は材質がポリカーボネートからな
る基板、13は基板12の膜面側を一部マスクするため
の基板マスク、14及び16は基板マスク13を冷却す
るために液体窒素を流すだめの管、16はターゲットで
、材質ばSi 5ki 4である。ターゲット16は、
従来例よシ小さくなっている。17は磁石、18はター
ゲットホルダーである。この磁石1了、ターゲットホル
ダー18もターゲット16の大きさに合わせて従来例よ
り小さい。19はアースシールド、20はシャッター、
21はターゲットホルダーであり、これらは従来例の構
成と同じである。
る基板、13は基板12の膜面側を一部マスクするため
の基板マスク、14及び16は基板マスク13を冷却す
るために液体窒素を流すだめの管、16はターゲットで
、材質ばSi 5ki 4である。ターゲット16は、
従来例よシ小さくなっている。17は磁石、18はター
ゲットホルダーである。この磁石1了、ターゲットホル
ダー18もターゲット16の大きさに合わせて従来例よ
り小さい。19はアースシールド、20はシャッター、
21はターゲットホルダーであり、これらは従来例の構
成と同じである。
第2図は、第1図の基板12をとりつけである部分すな
わち第1 、第2基板ホルダー2,3、アースシールド
1.基板マスク13.基板12.冷却用の管1φを拡大
して示した見取図である。第3図は要部断面図である。
わち第1 、第2基板ホルダー2,3、アースシールド
1.基板マスク13.基板12.冷却用の管1φを拡大
して示した見取図である。第3図は要部断面図である。
以上のように構成された高周波マグネトロンスパッタリ
ング装置について、以下その動作について説明する。シ
ャッター20を閉じた状態で装置内を真空にし、圧力が
5XIO’tOrr以下となったところでムr、N2
ガスを分圧比1:1の割合で圧力が2.OX 10
torrになるまで導入する。
ング装置について、以下その動作について説明する。シ
ャッター20を閉じた状態で装置内を真空にし、圧力が
5XIO’tOrr以下となったところでムr、N2
ガスを分圧比1:1の割合で圧力が2.OX 10
torrになるまで導入する。
次に、第1基板ホルダー2及びターゲットホルダー18
に冷却水を流し高周波電源11のスイッチを入れガスを
放電させプリスパッタリングをおこなう。約1時間後基
板マスク13に液体窒素を入れ、基板12を回転させシ
ャッター20をあける。
に冷却水を流し高周波電源11のスイッチを入れガスを
放電させプリスパッタリングをおこなう。約1時間後基
板マスク13に液体窒素を入れ、基板12を回転させシ
ャッター20をあける。
これで膜製造が開始される。スパッタリングを6時間お
こなったときの出力、基板12の温度及び膜厚を以下の
表1に示す。基板12の膜面側の表面温度はサーモラベ
ルにより測定した。
こなったときの出力、基板12の温度及び膜厚を以下の
表1に示す。基板12の膜面側の表面温度はサーモラベ
ルにより測定した。
(以下 余 白)
表1
表1にしめしたデータは、表1の出力の条件の他は実施
例には基板マスク12を取り付は液体窒素を流したとい
うことと、ターゲット16及びターゲットボルダ−18
及び磁石17を従来例より小さくしたこと以外膜製造条
件は変えていない。
例には基板マスク12を取り付は液体窒素を流したとい
うことと、ターゲット16及びターゲットボルダ−18
及び磁石17を従来例より小さくしたこと以外膜製造条
件は変えていない。
以上のように本実施例によれば表1にしめしたように、
従来例の出力100Wと実施例の出力200Wの場合を
比較すると基板の膜面側の温度がほぼ等しいが膜厚は従
来例の40%はど実施例のほうが膜が厚い、また、従来
例だと200Wでは基板の温度が上昇して溝が変形して
しまう。つまり従来例に比べ実施例のほうが低温でより
短時間に膜を製造できる。
従来例の出力100Wと実施例の出力200Wの場合を
比較すると基板の膜面側の温度がほぼ等しいが膜厚は従
来例の40%はど実施例のほうが膜が厚い、また、従来
例だと200Wでは基板の温度が上昇して溝が変形して
しまう。つまり従来例に比べ実施例のほうが低温でより
短時間に膜を製造できる。
発明の効果
本発明は、基板の膜面側にマスクを設け、冷却用の管を
通すことで従来より効果的に基板の膜面側から冷却でき
それにより短時間に不純物の少ない膜を製造できる。更
に、基板をマスクすることでターゲットを小さくできタ
ーゲットからの熱幅射の量を減らすこともできる。
通すことで従来より効果的に基板の膜面側から冷却でき
それにより短時間に不純物の少ない膜を製造できる。更
に、基板をマスクすることでターゲットを小さくできタ
ーゲットからの熱幅射の量を減らすこともできる。
第1図は本発明の一実施例における光ディスクの製造装
置の断面図、第2図は同要部拡大斜視図、第3図は同要
部断面図、第4図は従来の光ディスクの製造装置の断面
図である。 1・・・・・・アースシールド、2・・・・・・第1基
板ホルダー、3・・・・・・第2基板ホルダー、11・
・・・・・高周波電源、12・・・・・・基板、13・
・・・・・基板マスク、14゜15・・・・・・管、1
6・・・・・・ターゲットホルダー、17・・・・・・
磁石% 18・・・・・・タープ7)ホルダー、19・
・・・・・アースシールド%20・・・・・・シャッタ
ー、21・・・・・・ターゲットホルダー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
111!1 第2図
置の断面図、第2図は同要部拡大斜視図、第3図は同要
部断面図、第4図は従来の光ディスクの製造装置の断面
図である。 1・・・・・・アースシールド、2・・・・・・第1基
板ホルダー、3・・・・・・第2基板ホルダー、11・
・・・・・高周波電源、12・・・・・・基板、13・
・・・・・基板マスク、14゜15・・・・・・管、1
6・・・・・・ターゲットホルダー、17・・・・・・
磁石% 18・・・・・・タープ7)ホルダー、19・
・・・・・アースシールド%20・・・・・・シャッタ
ー、21・・・・・・ターゲットホルダー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
111!1 第2図
Claims (1)
- トラッキング溝を有し、かつポリカーボネート及びアク
リルからなる基板の膜面側を金属で一部マスクをし、そ
のマスクした金属に冷却水用の管を通し前記基板の膜面
側の冷却をおこなうことを特徴とする光ディスクの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26322084A JPS61142547A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 光デイスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26322084A JPS61142547A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 光デイスクの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142547A true JPS61142547A (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=17386445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26322084A Pending JPS61142547A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 光デイスクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61142547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003046903A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Tdk Corporation | Procede de fabrication de support d'enregistrement optique de type disque et support d'enregistrement optique |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26322084A patent/JPS61142547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003046903A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Tdk Corporation | Procede de fabrication de support d'enregistrement optique de type disque et support d'enregistrement optique |
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