JP2005298207A - エレベータ用非常止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 任意の位置で非常止め装置を効かせたままで、かご枠とかご室を組み立てることができ、しかも組み立てた後、効かせ台を容易に取り除くことができるエレベータ用非常止め装置を得る。
【解決手段】 一対のガイドレール1に沿って昇降路内を昇降する非常止め枠4に設けられた引上げレバー2dと、非常止め枠4と昇降路底部との間に設けられ、非常止め枠4の上昇方向に引上げレバー2dを押し上げる押上部材5、6と、引上げレバー2dが押し上げられることにより、非常止め枠4を昇降路内で停止させる非常止め装置2とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータ用非常止め装置、特にエレベータの据付時に用いる非常止め装置に関するものである。また、このような非常止め装置を用いたエレベータの据付方法に関する発明である。
従来のエレベータ用非常止め装置においては、非常止め装置の設定はガイドレールの背面に取付腕をレールクリップ及びボルトにより固定し、取付腕から降ろしたワイヤロープを非常止め装置の引上げレバーに掛けて非常止め装置を作動させた後、かご枠とかご室の組立てを行っていた(例えば、特許文献1参照)。
実公平5−20756号公報
従来のエレベータ用非常止め装置では、取付腕、シャックル、ワイヤロープ等を使用してワイヤロープの引張力により引上げレバーを引き上げて非常止め装置がかかる構成であるので、ワイヤロープが何かの不具合で切断した場合を想定して、さらに非常止め装置の信頼性をより一層向上させる必要がある。
また、従来のエレベータ用非常止め装置は、上記のような構成であるので、昇降路内に数多くの部材を敷設するため、煩雑となるとともにこれらの取り付けの手間が大きくなり、作業コストの増加に繋がっていた。
また、従来のエレベータ用非常止め装置を用いたエレベータの据付方法では、かご室を組み立てた後、取付腕を取り外すことが問題であった。特に昇降路壁とかご室との間が狭い場合には周囲から取付腕を取り外すことが困難となり、場合によってはかご室を解体するなど、多大な労力と時間を費やし作業効率を悪化させていた。あるいはかご室を組む前に取付腕を取り外し、非常止め装置やかご枠の自重のみで、非常止め装置を効かせた状態でかご枠やかご室を組まざるを得ないなど、安全性の低下に繋がるという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、任意の位置で非常止め装置を効かせたままで、かご枠とかご室を組み立てることができ、しかも組み立てた後、効かせ台を容易に取り除くことができるエレベータ用非常止め装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ用非常止め装置においては、一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠に設けられた引上げレバーと、非常止め枠と昇降路底部との間に設けられ、非常止め枠の上昇方向に引上げレバーを押し上げる押上部材と、引上げレバーが押し上げられることにより、非常止め枠を昇降路内で停止させる非常止め装置とを備えたものである。
また、押上部材は、昇降路底部に設けられたジャッキベースと、このジャッキベース上に立設されたパイプと、このパイプの上部に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒と、この押上げ棒の下端部がねじ込まれ、回転させることにより引上げレバーを押し上げ可能なナットとから構成されているものである。
また、非常止め枠と昇降路底部との間のガイドレールに固定された固定部材と、固定部材に設けられ、上端部が引上げレバーに係合し下端部がねじ切りされて、このねじ切りに沿ってナットが回転することにより、非常止め枠の上昇方向に引上げレバーを押し上げる押上げ棒とを備えたものである。
また、固定部材に設けられ、上端部が引上げレバーに係合し下端部がジャッキと係合し、このジャッキが上昇することにより、非常止め枠の上昇方向に引上げレバーを押し上げる押上げ棒を備えたものである。
この発明に係るエレベータの据付方法においては、一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠を昇降路内に搬入して上下に移動する第1の工程と、非常止め枠に設けられた引上げレバーを、非常止め枠と昇降路底部との間に設けられた押上部材が、非常止め枠の上昇方向に押し上げることにより、搬入された非常止め枠を昇降路内で停止する第2の工程と、非常止め枠上においてエレベータ用のかごを組み立てる第3の工程とを備えるものである。
この発明のエレベータ用非常止め装置は、緊急時の非常事態において確実にエレベータのかごを停止させることができるとともに、構成が簡単で低いコストで提供することができる。また、この発明に係わるエレベータ用非常止め装置を用いたエレベータの据付方法は、作業効率が向上するとともに、安全性の高い据え付け作業を提供することができる。
また、押上部材は、昇降路底部に設けられたジャッキベースと、このジャッキベース上に立設されたパイプと、このパイプの上部に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒と、この押上げ棒の下端部がねじ込まれ、回転させることにより引上げレバーを押し上げ可能なナットとから構成されているので、ピット床面にてナットをスパナ等で回転させることにより、引上げレバーを容易に上げることができ、ピットでの作業であるため、作業姿勢が良く、安全である。また、建築現場で入手し易いジャッキベース、パイプを使用し、工具の削減ができる。
エレベータ用非常止め装置を用いて、エレベータ用かごを取り付けるエレベータの据付方法を図10に基づき説明する。なお、エレベータ用非常止め装置については、以下の実施の形態1、2等で詳細に説明する。
図10において、10は昇降路の下部階床に設置されたウインチ、11はウインチ10より繰り出されたワイヤロープ、12は昇降路最上部に固定され、ワイヤロープ11を引っかける揚重ビームまたは天井フックである。
次にかごの据え付け方法を説明する。
エレベータ用かごを取り付ける(組み立てる)場合は、まず非常止め装置2を備えた非常止め枠4をワイヤロープ11で吊ってガイドレール1、1の間に搬入し、エレベータ用かごを組み立てる所定の位置に移動させる。所定の位置に非常止め枠4を移動させる方法としては、ウインチ10を回転することにより、ワイヤロープ11が天井フック12を介して非常止め枠4を上下方向に移動させることにより行う。これが第一の工程である。
次に、ワイヤロープ11で懸垂したまま非常止め枠4を降下させ、非常止め枠4を所定の位置に到達させる。非常止め枠4に設けられたレバーを、非常止め枠4と昇降路の底部との間に設けられた押上部材が、レバーを上昇方向に押し上げる。レバーが引き上げられ非常止め装置2の内部機構が作動し、左右のガイドレール1、1が同時に把持されて非常止め装置2が所定の位置に設定される。これにより、搬入された非常止め枠4を昇降路内で停止させる。なお、押上部材の構成、動作は以下の実施の形態1、2で詳細に説明する。なお、非常止め装置2の内部機構については、従来から使用されている非常止め装置を使用する。これが第二の工程である。
その後、搬入のためのワイヤロープ11を外して、非常止め枠4の上面において、かご枠の縦柱、かご床枠、エレベータ用かご室を組み立てる。これが第三の工程である。
なお、非常止め装置2を備えた非常止め枠4としたが、非常止め装置2を備えたかご床枠とし、このかご床枠の上面において、かご枠の縦柱、エレベータ用かご室を組み立てるようにしても良い。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図、図2は実施の形態1におけるエレベータ用非常止め装置の効かせ台を示す斜視図である。なお、図1はレール当りが両側可動タイプの非常止め装置の例である。
図において、先ず、昇降路に立設されたガイドレール1の適当な位置に、固定側レール当て板5aと可動側レール当て板5bとをシャコ万5cによって挟圧することにより固定部材としての効かせ台5を固定する。次に、非常止め装置2を備えた非常止め枠4を揚重装置(図示せず)により、効かせ台5の上方の適当な位置に仮保持する。固定側レール当て板5aには、非常止め装置2の引上げレバー2dに対応した位置に水平ブラケット5dがあり、この水平ブラケット5dには押上げ棒6のネジ棒7が貫通する穴5eが設けられている。この貫通穴5eに、押上げ棒6のネジ棒7を挿入し、引上げレバー2dと押上げ棒6とをピン9で連結する。この状態でナット8により押上げ棒6を押上げ、非常止め装置2の可動側レール当り2aを上昇させて非常止め装置2を効かせる。その後、揚重装置を取り外し、かご枠の縦柱3、かご床枠を非常止め枠4に組み付け、かご枠の組立てやロープ掛け、かご室組立てを行う。かご室が組み上がった後の効かせ台5の取り外しは、非常止め装置2の下方から引上げレバー2dのピン9を取り外すことにより容易に行なえるので、作業効率が大幅に向上する。また、非常止め装置2を正規に設定した後の試運転直前まで、非常止め装置を効かせておくことができるので、作業中の安全性も向上する。
なお、非常止め装置2を備えた非常止め枠4としたが、非常止め装置2を備えたかご床枠とし、このかご床枠の上面において、かご枠の縦柱、エレベータ用かご室を組み立るようにしても良い。また、非常止め装置2は、従来のものとほぼ同様の構造であり、可動側レール当り2a、非常止めブロック2b、継板2c、及び引上げレバー2d等から構成されている。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図、図4は実施の形態2におけるエレベータ用非常止め装置の効かせ台を示す斜視図である。なお、図3はレール当りが片側のみ稼動する片側可動タイプの非常止め装置の例である。
固定部材としての効かせ台5の可動側レール当て板5bの上端部にゲージ5eを一体的に設けたものである。また、片側稼動タイプの非常止め装置2は、従来のものとほぼ同様の構造であり、可動側レール当り2a、非常止めブロック2b、継板2c、引上げレバー2d、固定側レール当り2e、引上げレバーの穴2f等から構成されている。
先ず、昇降路に立設されたガイドレール1の適当な位置に、固定側レール当て板5aと可動側レール当て板5bとをシャコ万5cによって挟圧することにより効かせ台5を固定する。次に、非常止め装置2を揚重装置(図示せず)により、非常止め装置2の固定側レール当り2eがゲージ5eに喰い込む位置に非常止め装置2を仮保持する。固定側レール当て板5aには、非常止め装置2の引上げレバー2dに対応した位置に水平ブラケット5dがあり、この水平ブラケット5dには押上げ棒6のネジ棒7が貫通する穴5eが設けられている。この貫通穴5eに、押上げ棒6のネジ棒7を挿入し、押上げ棒6の上部を引上げレバー2dの穴2fにピンにより連結する。この状態でナット8により押上げ棒6を押上げ、非常止め装置2の可動側レール当り2aを上昇させて非常止め装置2を効かせる。その後、揚重装置を取り外し、かご枠の縦柱3、かご床枠を非常止め装置2に組み付け、かご枠の組立てやロープ掛け、かご室組立てを行う。かご室が組み上がった後の効かせ台5の取り外しは、非常止め装置2の下方から引上げレバー2dの穴2fのピンを取り外すことにより容易に行えるので、作業効率が大幅に向上する。また、非常止め装置2を正規に設定した後の試運転直前まで、非常止めを効かせておくことができるので、作業中の安全性も向上する。なお、ナット8により非常止め装置2を作動させれば、ガイドレール1と非常止め装置2との関係寸法を自動的に設定できるメリットがある。
なお、上記の実施の形態では引上げレバー2dを押し上げるものとして、ネジ棒7とナット8によるジャッキアップ構造としたが、各種のジャッキ、例えば油圧ジャッキを代わりに用いても効果は変わらないことは明白である。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。なお、図5はレール当りが両側可動タイプの非常止め装置の例である。
この実施の形態3は、昇降路のピット床面13から非常止め装置2の引上げレバー2dを押し上げて非常止め装置2を効かせるものである。すなわち、引上げレバー2dのピン9のほぼ真下のピット床面13上にジャッキベース14を設置し、このジャッキベース14上に適当な長さのパイプ15を直立させて載置する。この直立したパイプ15の上端部には、中央部に貫通穴(図示せず)を有するキャップ16が被せられ、このキャップ16の貫通穴に押上げ棒6のネジ棒7を挿通し、ナット8で止まっている。ジャッキベース14あるいはネジ棒7で高さの調整を行って、押下げ棒6を引上げレバー2dにピン9で連結する。この状態でナット8をスパナ等で回転させて引上げレバー2dを押し上げ、非常止め装置2を効かせる。その後、揚重装置を取り外し、かご枠の縦柱3、かご床枠を非常止め枠4に組み付け、かご枠の組立てやロープ掛け、かご室組立てを行う。かご室が組み上がった後のジャッキベース14、パイプ15の取り外しは、容易に行えるので、作業効率が大幅に向上する。また、非常止め装置2を正規に設定した後の試運転直前まで、非常止め装置を効かせておくことができるので、作業中の安全性も向上する。
なお、ジャッキベース14とパイプ15は建築現場で入手しやすく、容易に実施することができるという利点がある。また、ジャッキベース14をピット床面13に固定する代わりに、レール受台17に結合しても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。なお、図6はレール当りが両側可動タイプの非常止め装置の例である。
この実施の形態4は、実施の形態3と同じく昇降路のピット床面13から非常止め装置2の引上げレバー2dを押し上げて非常止め装置2を効かせるものである。すなわち、引上げレバー2dのピン9のほぼ真下のピット床面13と引上げレバー2dとの間にターンバックル18を設置する。このターンバックル18の下端部はベース19を介してピット床面13上に固定される。ターンバックル18の上端部は押上げ棒6を介して引上げレバー2dに連結されているが、押上げ棒6を介さずに直接ターンバックル18の上端部を引上げレバー2dに連結しても良い。また、ターンバックル18の下端部をレール受台17に直接連結することで、ベース19を省略しても良い。
この実施の形態4は、実施の形態3よりも更に安価に構成できるという利点がある。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。なお、図7はレール当りが両側可動タイプの非常止め装置の例である。
この実施の形態5は、ガイドレール1を固定するレールブラケット20、21から受板22を水平方向に突設させ、この受板22に設けられたネジ穴(図示せず)に押上げ棒6のネジ棒7をねじ込んで構成したものである。上記レールブラケットは、壁側レールブラケット20とレール側レールブラケット21から構成されている。これらのレールブラケット20、21をガイドレール1の適当な位置に設置することにより、実施の形態4よりも更に少ない機材で安価に構成できるという利点がある。
実施の形態6.
図8はこの発明の実施の形態6におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。なお、図8はレール当りが両側可動タイプの非常止め装置の例である。
この実施の形態6は、両端部のジャッキベース14aを用いて、適当な高さの昇降路側壁23間にパイプ15aを突っ張らせ、このパイプ15aが水平になるように設置する。そして、このパイプ15aの任意の位置に移動調整が可能な受板24を取り付け、この受板24に設けられたネジ穴(図示せず)に押上げ棒6のネジ棒7をねじ込んで構成したものである。この実施の形態は、昇降路のピットが深く、かつレールブラケット20、21が適当な位置に無いときに効果的である。また、この実施の形態の直角方向(左右の非常止めと平行方向)にパイプ15a等を配置しても同等の効果が得られることは勿論である。
実施の形態7.
図9はこの発明の実施の形態7におけるエレベータ用非常止め装置のネジ棒を示す拡大図である。
この実施の形態7では、ネジ棒7の上端部が直接非常止め装置2の引上げレバー2dのピン9に連結されているものであるから、押上げ棒6が不要となる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用非常止め装置の効かせ台を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用非常止め装置の効かせ台を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態6におけるエレベータ用非常止め装置の構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態7におけるエレベータ用非常止め装置のネジ棒を示す拡大図である。 エレベータ用かごを取り付けるエレベータの据付方法を説明するための縦断面図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 非常止め装置
2a 可動側レール当り
2b 非常止めブロック
2c 継板
2d 引上げレバー
2e 固定側レール当り
2f 穴
3 縦柱
4 非常止め枠又はかご床枠
5 効かせ台(固定部材)
5a 固定側レール当て板
5b 可動側レール当て板
5c シャコ万
5d 水平ブラケット
5e 貫通穴
6 押上げ棒
7 ネジ棒
8 ナット
9 ピン
10 ウインチ
11 ワイヤロープ
12 揚重ビームまたは天井フック
13 ピット床面
14、14a ジャッキベース
15、15a パイプ
16 キャップ
17 レール受台
18 ターンバックル
19 ベース
20、21 レールブラケット
22 受板
23 昇降路側壁
24 受板

Claims (12)

  1. 一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠に設けられた引上げレバーと、
    前記非常止め枠と前記昇降路底部との間に設けられ、非常止め枠の上昇方向に前記引上げレバーを押し上げる押上部材と、
    前記引上げレバーが押し上げられることにより、前記非常止め枠を昇降路内で停止させる非常止め装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用非常止め装置。
  2. 押上部材は、昇降路底部に設けられたジャッキベースと、このジャッキベース上に立設されたパイプと、このパイプの上部に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用非常止め装置。
  3. 押上部材は、昇降路底部に設けられたジャッキベースと、このジャッキベース上に立設されたパイプと、このパイプの上部に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒と、この押上げ棒の下端部がねじ込まれ、回転させることにより上記引上げレバーを押し上げ可能なナットとから構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用非常止め装置。
  4. 押上部材は、下部が昇降路底部に設置され、かつ上部が引上げレバーを押し上げる押上げ棒に連結されたターンバックルであることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用非常止め装置。
  5. 押上部材は、ガイドレールを固定するレールブラケットから水平方向に突設された受板と、この受板と引上げレバーとの間に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用非常止め装置。
  6. 押上部材は、昇降路側壁間に水平方向に設けられるパイプと、このパイプの両端部に設けられ、前記パイプを昇降路側壁間に突っ張らせて配置するジャッキベースと、前記パイプの任意の位置に移動調整可能に設けられた受板と、この受板と引上げレバーとの間に設けられ、引上げレバーを押し上げる押上げ棒とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用非常止め装置。
  7. 一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠に設けられた引上げレバーと、
    前記非常止め枠と前記昇降路底部との間のガイドレールに固定された固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、上端部が前記引上げレバーに係合し下端部がねじ切りされて、このねじ切りに沿ってナットが回転することにより、前記非常止め枠の上昇方向に前記引上げレバーを押し上げる押上げ棒と、
    前記引上げレバーが押し上げられることにより、前記非常止め枠を昇降路内で停止させる非常止め装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用非常止め装置。
  8. 一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠に設けられた引上げレバーと、
    前記非常止め枠と前記昇降路底部との間のガイドレールに固定された固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、上端部が前記引上げレバーに係合し下端部がジャッキと係合し、このジャッキが上昇することにより、前記非常止め枠の上昇方向に前記引上げレバーを押し上げる押上げ棒と、
    前記引上げレバーが押し上げられることにより、前記非常止め枠を昇降路内で停止させる非常止め装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用非常止め装置。
  9. 非常止め装置のレール当たりが片側のみ稼動する場合、固定部材の上端部に、ガイドレールと非常止め装置の固定側レール当りとの隙間に挿入するゲージを設けたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のエレベータ用非常止め装置。
  10. 非常止め枠は、非常止め装置を備えるかご床枠であることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載のエレベータ用非常止め装置。
  11. 一対のガイドレールに沿って昇降路内を昇降する非常止め枠を昇降路内に搬入して上下に移動する第1の工程と、
    非常止め枠に設けられた引上げレバーを、非常止め枠と昇降路底部との間に設けられた押上部材が、非常止め枠の上昇方向に押し上げることにより、搬入された非常止め枠を前記昇降路内で停止する第2の工程と、
    前記非常止め枠上においてエレベータ用のかごを組み立てる第3の工程と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの据付方法。
  12. 非常止め枠は、非常止め装置を備えるかご床枠であることを特徴とする請求項11記載のエレベータの据付方法。
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