JP2005294247A - 開閉検知機構とこれを用いた機器、画像形成装置 - Google Patents

開閉検知機構とこれを用いた機器、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ドグの位置精度が悪くてもスイッチの検知精度に影響しにくく、スイッチの動作反力がドアを開く方向にかからないドア開閉検知機構を提供する。
【解決手段】 ドアを閉じてゆくと、ドグ25がブラケット22の斜面部31に当接してブラケット22を検知用スイッチ23とともに上方へ押し上げ、その状態で静止する。他のドアを閉じてゆくと、ドグ26がスライダ24の斜面部33に当たってスライダ24を移動させつつ斜面部33を乗り越える。するとスライダ24の底面が検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げ、検知用スイッチ23の接点が閉じ、これにより、一対のドアがともに閉じたことが検知される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドア等の開閉体の開閉検知機構とこれを用いた画像形成装置等の機器に関し、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いて2つのドアの開閉を検知するものに関する。
ドア等の開閉体の開閉検知機構を用いる機器、例えば電子機器や複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、機械内部のメンテナンスやトナーカートリッジの交換、紙づまり時の解除等を行うため、外装カバーの一部をドアとして開閉可能とし、開時に内部の機器に触ることができるようにしたものが多い。ところがこのような機器では、人がドアを開けて作業を行う際、モータやクラッチ等の動作部や、高圧電気配線部等に触れてしまうと危険なため、ドアを開けた際にこれらの動作を止めたり、高圧電気配線部への通電を切ったりする等の仕組みが必要になる。
このような仕組みは、一般的にインタロックといわれる機構に該当するものであるが、
ドアが複数個所設けられている場合、どこか一箇所でもドアが開くことでこのインタロックが働く構造とする必要がある。
そのような機構としては、ドアに開閉検知用のスイッチを動作させるドグ(作動子)を設け、直接にそのドグでスイッチを動作させるものがある。
特開平10−199364号公報
しかしながら、ドグでスイッチを動作させる場合、ドア開閉部に回転ヒンジを使っていたり、ドアが複数部品で構成されていたりする等でドグのスイッチに当接する位置精度が悪くなることがある。またドアの開閉方向にスイッチ動作の反力が加わる機構の場合、反力によりドアがわずかに開いてしまい、ドアを開けていないのにドアが開いていると検知したり、スイッチ接点にチャタリング、すなわちドア開とドア閉を交互に検知する事態が生じたりする等の不具合を招くことがある。
本発明は、ドグの位置精度が悪くてもスイッチの検知精度に影響しにくく、スイッチの動作反力がドアを開く方向にかからないドア開閉検知機構とこれを用いた機器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る開閉検知機構は、構造体に対して開閉動作自在に支持され、閉状態で一端側が互いに隣接する一対の開閉体の少なくとも一方の開閉を検知する開閉検知機構であって、前記一対の開閉体の閉状態での前記隣接部位近傍に、一つの開閉検知スイッチを共通にして前記構造体に設け、前記一対の開閉体それぞれに、前記開閉検知スイッチに対する作動子を設け、前記両作動子がともに前記開閉検知スイッチに対して作用したときにのみ、前記開閉検知スイッチが前記一対の開閉体の双方が閉じられたことを検知することを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の開閉検知機構において、前記一対の開閉体の閉状態での前記隣接部位が、互いに直角または略直角をなし、前記作動子の対応して位置する前記支持体または前記移動体に対する作用方向も互いに直角または略直角をなしかつそれぞれ前記支持体の移動方向とも直角または略直角をなすことを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の開閉検知機構において、前記開閉検知スイッチは、一直線方向へ移動可能に前記構造体に設けた支持体と、該支持体に固定して該支持体とともに移動するスイッチ本体と、前記構造体で移動可能に支持した移動体とからなり、前記一対の開閉体の一方に設けた前記作動子は、該一方の開閉体の閉動作時に前記支持体を前記一直線方向に移動させ、前記一対の開閉体の他方に設けた前記作動子は、該他方の開閉体の閉動作時に、前記移動体を、前記支持体の移動方向と直交方向でかつ前記一方の開閉体の開閉動作方向に沿う一直線方向に移動させ、前記両作動子をそれぞれ前記開閉検知スイッチに対して作用可能としてなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項3の開閉検知機構において、前記支持体及び前記移動体がそれぞれ斜面部を有し、前記一対の作動子は、対応して位置する前記支持体または前記移動体に対して、前記開閉体の閉動作時に前記斜面部と当接し、該対応する支持体または前記移動体を移動させることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項2ないし4のいずれかの開閉検知機構において、前記支持体及び前記移動体を、前記開閉体の開状態における位置を原位置として復帰付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項2ないし5のいずれかの開閉検知機構において、前記移動体に代えて、前記構造体または前記支持体に回転可能に支持して設けた回転体を用い、該回転体がその回転軸線周りに、前記作動子を作用させる一側の部位と、該作動子の作用に伴って回転した際に前記開閉検知スイッチに対して作用可能な他側の部位とを有することを特徴とする。
同請求項7に係るものは、請求項2ないし5のいずれかの開閉検知機構において、前記移動体を前記構造体に代えて前記支持体に設けてなることを特徴とする。
同請求項8に係るものは、請求項1ないし7のいずれかの開閉検知機構において、前記検知用スイッチを複数個並設して備え、これら複数個の検知用スイッチを、前記一対の作動子で作用させ得るように配設してなることを特徴とする。
同請求項9に係る機器は、請求項1ないし8のいずれかの開閉検知機構をドア等の開閉体の開閉検知に用いてなることを特徴とする。
同請求項10に係るドア開閉検知機構は、機器本体に対して開閉動作自在に支持され、
閉状態で一端側が互いに隣接する一対のドアの少なくとも一方の開閉を検知するドア開閉検知機構であって、前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位近傍に、一つの開閉検知スイッチを共通にして前記機器本体に設け、前記一対のドアそれぞれに、前記開閉検知スイッチに対する作動子を設け、前記開閉検知スイッチは、一直線方向へ移動可能に前記機器本体に設けたブラケットと、該ブラケットに固定して該ブラケットとともに移動するスイッチ本体と、前記機器本体で移動可能に支持したスライダとからなり、前記ブラケット及び前記スライダがそれぞれ斜面部を有し、前記一対の作動子は、対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対して、前記ドアの閉動作時に前記斜面部と当接し、前記一対のドアの一方に設けた前記作動子は、該一方のドアの閉動作時に前記ブラケットを前記一直線方向に移動させ、前記一対のドアの他方に設けた前記作動子は、該他方のドアの閉動作時に、前記スライダを、前記ブラケットの移動方向と直交方向でかつ前記一方のドアの開閉動作方向に沿う一直線方向に移動させることを特徴とする。
同請求項11に係るものは、請求項10のドア開閉検知機構において、前記ブラケット及び前記スライダがそれぞれ斜面部を有し、前記一対の作動子は、対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対して、前記ドアの閉動作時に前記斜面部と当接し、該対応するブラケットまたは前記スライダを移動させることを特徴とする。
同請求項12に係るものは、請求項11のドア開閉検知機構において、前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位が、互いに直角または略直角をなし、前記作動子の対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対する作用方向も互いに直角または略直角をなしかつそれぞれ前記ブラケットの移動方向とも直角または略直角をなすことを特徴とする。
同請求項13に係るものは、請求項10ないし12のいずれかの開閉検知機構において、前記ブラケット及び前記スライダを、前記ドアの開状態における位置を原位置として復帰付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
同請求項14に係るものは、請求項10ないし13のいずれかのドア開閉検知機構において、前記開閉検知スイッチが、プランジャ等の機械的に接点を開閉する機構をもつものであり、前記スライダがその前記斜面部と前記作動子との当接により押されて前記プランジャ等の機構に対して作用して、前記開閉検知スイッチの接点を閉じて前記ドアの開閉を検知することを特徴とする。
同請求項15に係るものは、請求項10ないし14のいずれかのドア開閉検知機構において、前記スライダに代えて、前記構造体または前記支持体に回転可能に支持して設けた回転体を用い、該回転体がその回転軸線周りに、前記作動子を作用させる一側の部位と、
該作動子の作用に伴って回転した際に前記開閉検知スイッチに対して作用可能な他側の部位とを有することを特徴とする。
同請求項16に係るものは、請求項10ないし14のいずれかのドア開閉検知機構において、前記スライダを前記機器本体に代えて前記ブラケットに設けてなることを特徴とする。
同請求項17に係るものは、請求項10ないし16のいずれかの開閉検知機構において、前記検知用スイッチを複数個並設して備え、これら複数個の検知用スイッチを、前記一対の作動子で作用させ得るように配設してなることを特徴とする。
同請求項18に係るものは、請求項10ないし17のいずれかのドア開閉検知機構において、機器本体は、12辺の柱を持つ直方体形状であり、ドア開閉検知機構は開閉本体構造体の4本の縦柱のいずれかの柱の内側に配置されていることを特徴とする。
同請求項19に係るものは、請求項10ないし18のいずれかのドア開閉検知機構において、ドア開閉検知機構は前面及び後面の板の間にステーを設けてなる本体構造体の前面もしくは後面の板の側面内側に配置されていることを特徴とする。
同請求項20に係るものは、請求項10ないし18のいずれかのドア開閉検出機構において、リンクを含む動力伝達要素及び力増幅機構を用いることなく両面ドア及び正面カバーの開閉動作力により、ドアの開閉を検知することを特徴とする。
同請求項21に係るものは、請求項18ないし20のいずれかのドア開閉検知機構において、2面あるドアが共に閉じている状態からどちらかのドア一方が開いたことを検知することでモータなどの可動部の動作を停止させる安全機構をなす事を特徴とするドア開閉検出機構。
同請求項22に係るものは、請求項18ないし21のドア開閉検知機構において検知用スイッチが複数個設けられたことを特徴とするドア開閉検出機構。
同請求項23に係る画像形成装置は、一対のドアを備え、これらのドアがともに閉じた状態で一端側が互いに直角または略直角をなして隣接する、請求項10ないし17のいずれかのドア開閉検知機構を用いてなることを特徴とする。
同請求項24に係るものは、請求項23の画像形成装置において、前記ドア開閉検知機構を、前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位近傍でかつこれらドアの回転支軸から離れた位置に設けてなることを特徴とする。
同請求項25に係るものは、請求項23または24の画像形成装置において、前記開閉検知スイッチは、前記作動子と前記斜面部の当接が前記ドアのいずれか一方側で解除されると前記ドアの少なくとも一方が開いたことを検知することを特徴とする。
同請求項26に係るものは、請求項23ないし25のいずれかの画像形成装置において、前記開閉検知スイッチは、前記ドアの少なくとも一方が閉状態から開状態に変化したときに、モータ等の可動部や高圧電気配線部等の動作を停止させる安全機構をなすことを特徴とする。
本発明は、ドア等の開閉体を閉じていくための二つの作動子の位置精度が悪い等の問題があっても、スイッチが確実に開閉体の開閉状況を検知でき、開閉体を閉じきった位置において開閉体の開、閉状態を交互に検知することがなく、不安定な状態を招きにくくなる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は本発明の実施対象となる機器、装置の一例である画像形成装置を示す概略斜視図である。この画像形成装置は、装置本体である画像形成部11の上部に排紙部12を設けた胴内排紙タイプの装置であり、排紙部12の上部に原稿読み取り部13が設けてある。また画像形成部11の下部には、複数の給紙トレイ14を備える給紙装置15が設けてあり、原稿読み取り部13の手前側には操作パネル部16が設けてある。
画像形成部11の外装カバーのうち隣り合う正面と右側面のものは、それぞれ上下方向で回動可能なドア17、18としてあり、これらドア17、18を開けることによって画像形成部11内部にアクセスでき、メンテナンスやトナーカートリッジの交換、紙づまり時の解除等が行える。そのため、操作者がドア17、18を開けて作業を行う際、画像形成部11が備えるモータやクラッチ等の動作部や、高圧電気配線部等に触れてしまう危険性がある。そのため、ドア17、18を開けた際にこれら動作部や、高圧電気配線部等の動作を止めたり、高圧電気配線部への通電を切ったりする等の仕組みとして後述するドア開閉検知機構を備えている。
図2は本発明に係るドア開閉検知機構の第1実施例を示す斜視図である。ドア17、18は、それらを閉じた状態で隣接する端縁部(図1中に矢印Aで示す部位)が、互いに直角または略直角をなすものであり、本実施例のドア開閉検知機構は、図に矢印Aで示した部位の画像形成部11の内部側に設けてある。
本実施例のドア開閉検知機構は、ドア17、18は、それらを閉じた状態で隣接する端縁部の近傍に位置するとともに、画像形成部11を構成する部材、例えば図2に示すようなフレーム材21に設けてある。このドア開閉検知機構は、主に、フレーム材21に取り付けるブラケット22と、このブラケット22に搭載する検知用スイッチ23及びブラケット22の縁部に取り付けたスライダ24と、さらにドア17、18に設けたドグ25、
26とから構成される。なお作動子としては、図のような棒状のドグ以外のものであってもよいことは勿論であり、ドアの開閉と連動できればどのようなタイプのものでも構わない。
ブラケット22は、フレーム材21への取り付けフランジ27、27と、検知用スイッチ23の搭載部28とから構成してある。そして、取り付けフランジ27に設けた長穴29に段付きネジ30を通して上下2箇所でフレーム材21に固定し、上下方向で可動に保持してある。また、図示は省略する、ブラケット24は例えばフレーム材21に一端を保持させた引っ張りバネ等の付勢手段により、常に図の下方側へ移動付勢してある。
搭載部28には、3個の検知用スイッチ23・・(この個数は図示の例に限定されない。もちろん1個以上備えればよい。)を搭載できる。また搭載部28の下部には図の正面側、すなわちドア17側に向けて斜面部31が形成してあり、この斜面部31を利用してドア17の開閉とともにブラケット22を上下動させ得るようになっている。なお図2はドア開閉検知機構が動作を開始する前の状態であり、ドア17とドア18とがともに開いた状態を示している。
検知用スイッチ23は、それぞれ上方にプランジャ32が向くようにネジ等でブラケット22に固定してある。検知用スイッチ23の接点は、リレーの駆動接点、モータやクラッチ等の駆動用電源の開閉接点につながっている。これら複数個スイッチ23をそれぞれ異なる電圧の電源接点につないでおけば、ドア17、18のどちらか一方でも開いたときには、駆動用電源を落としたり、レーザ書き込み部のレーザ発振器用の電源を落としたりすることに使用することが可能となる。
スライダ24は、検知用スイッチ23のプランジャ32の上方に位置するようにフレーム材21に取り付けてある。その取り付け機構の詳細は図示及び説明を省略するが、図の紙面垂直方向に可動としあり、これも図示を省略するが、フレーム材21との間に配した圧縮バネ等の付勢手段により常に図の紙面奥側から手前側に移動付勢してある。また図の右端側、すなわちドア18側に向けて斜面部33が形成してあり、この斜面部33を利用してドア18の開閉とともにスライダ24を図の紙面垂直方向で移動させ得るようになっている。なお図中34は、フレーム材21への保持端である。
次に本実施例の動作を図2及び図3〜図5を参照して説明する。図2は上述したドア開閉検知機構が動作を開始する前の状態である。この状態では、ドア17とドア18がともに開いた状態で、ドア17に取り付けられたドグ25及びドア2に取り付けられたドグ26は画像形成部11内の構成部品から離れている。
ここでドア17(図2の紙面手前側にある。図示せず)を図1に矢印Bで示すように上方へ回動させて閉じてゆくと、ドグ25がブラケット22の斜面部31に当接してゆき、斜面部31の下方へ潜り込むことによってブラケット22を検知用スイッチ23とともに上方へ押し上げる。ドア17を完全に閉じた状態にすると、ドグ25はブラケット22を完全に押し上げて支える状態で静止する。図3、図4はその状態を示す。
さらにドア18(図2の紙面右側にある。図示せず)を図1に矢印Cで示すように上方へ回動させて閉じてゆくと、ドグ26が図2の右側からスライダ24に向かって移動してくる。図3はその状態を示す。また図4は図3の状態を、図3の右側から見た図である。
このとき、既にドア17は閉じているので、ドグ25がブラケット22を下から支えており、ドア18を閉じていくと、ドグ26がスライダ24の斜面部33に当たり、スライダ24はドグ26に押されて図3の奥側(図4の右側)へ移動していく。ドア18を完全に閉じると、図5に示す状態、即ちドグ26の先端側がスライダ24の斜面部33を乗り越え、平坦面となっている部分まで移動していき、スライダ24は図2、3の紙面奥側(図4の紙面右側)まで移動しきった状態になる。
このとき、スライダ24の底面が検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げ、検知用スイッチ23の接点が閉じる。この接点閉により、ドア17及びドア18がともに閉じたことが検知される。
上記動作とは逆に、図2の状態からドア18を閉じてゆくと、ドグ26がスライダ24の斜面部33に当たり、スライダ24はドグ26に押されて図4の右側へ移動していき、
ドア18を完全に閉じると、ドグ26の先端側がスライダ24の斜面部33を乗り越え、
平坦面となっている部分まで移動していき、スライダ24は図4の紙面右側まで移動しきった状態になる。この状態では、ブラケット22及び検知用スイッチ23が下がった位置にあるので、スライダ24が検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げることはない。
ついでドア17を閉じてゆくと、ドグ25がブラケット22の斜面部31に当接してゆき、斜面部31の下方へ潜り込むことによってブラケット22を検知用スイッチ23とともに上方へ押し上げる。ドア17を完全に閉じた状態にすると、ドグ25はブラケット22を完全に押し上げて支える状態で静止する。
すると、上述のようにスライダ24が既に検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げ得る状態で位置しているので、スライダ24の底面が検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げ、検知用スイッチ23の接点が閉じ、これによって上述の場合と同様に、ドア17及びドア18がともに閉じたことが検知される。
また図5の状態から図1に矢印Bで示すように下方へ回動させてドア17のみを開いてゆくと、ドグ25がドア17とともにブラケット22の下から逃げていき、ブラケット22は支えを失って下降し、そのため検知用スイッチ23のプランジャ32が戻り、接点が開く。また図5の状態から図1に矢印Cで示すように下方へ回動させてドア18のみを開いてゆくと、ドグ26がドア18とともにスライダ24の側面位置から逃げていき、スライダ24は付勢手段によりドグ26が逃げていくのに伴って図5の左方へ移動し、検知用スイッチ23のプランジャ32から外れ、やはりプランジャ32が元に戻り、接点が開く。すなわち、ドア17、ドア18のどちらか一方が開いてもドア開を検知することができる。これは、上述のようにドア17、18のどちらかでも開いたときに、駆動用電源を落としたり、レーザ書き込み部のレーザ発振器用の電源を落としたりすることを可能とする。
なお以上及び以下に説明する実施例の構造においては、ドグと斜面部との当接により構成部品を移動させる例のみであるが、本発明では、ドア等の開閉体の動作に対して作動子が連動し、かつこの作動子がともに開閉検知スイッチに対して作用できれば、どのような機構を採用しても構わない。また斜面部をブラケット22やスライダ24ではなく、ドグ25、26の先端の形態で形成してもよい。
図6は、先の実施例1のスライダ24に代えて回転支点をブラケット22に持つシーソー型の回動部品35を使用した実施例を示す。回動部品35は軸部36の周りに一対の腕部37、38を有し、軸部36の周りで上下に回動可能になっている。また一方の腕部37の下面には、ドア18側(図の紙面手前側)から奥側へ向かって下降する斜面部39が形成してある。図示は省略するが、回動部品35は図6の状態を原位置とするようにコイルバネ等の手段で付勢してある。
この実施例の動作は先の実施例1とほぼ同様であるので説明を省略するが、ドア18側のドグ26が回動部品35に対して作用する点が異なっている。すなわち、ドア18を閉じていってドグ26が図示のように回動部品35に向かって移動し、回動部品35の一方の腕部37の斜面部39に当たると、腕部37が押し上げられることによって回動部品35が軸部36を中心にして回転する。すると、他方の腕部38は下方へ押し下げられ、ドグ25によって持ち上げられている検知用スイッチ23のプランジャ32を押し下げる。
回動部品35は、ドグ26の当たる位置から回転支点である軸部35中心までの距離L1と、プランジャ32への当接位置から同じく軸部35の中心までの距離L2との長さ関係はL1>L2となっている。このためドグ26が回転部材35の腕部37を持ち上げる距離より腕部38がプランジャ32を押し下げる距離が小さくなる。すなわち、腕部38の回転モーメントが腕部37側より大きくなる。そのため、プランジャ32を押し下げるために必要な力が小さくなり、同時に腕部37との接触によるドグ26の位置ずれの影響を小さくしたり、ドグ26の操作力を低減させたりすることができる。
なおこの実施例においては、回動部品35はフレーム材21に取り付けてあってもよいが、取り付け高さ位置はドグ25によって持ち上げられるブラケット22の高さに対応させる必要があることは勿論である。また腕部37の下面に斜面部を設けずに、ドグ26の先端に同様の斜面部を形成してもよい。
図7、図8は、先の実施例1でフレーム材21に取り付けてあったスライダ24を、検知用スイッチ23とともにブラケット22に移動可能に設け、設置に必要な横方向の寸法を小さくした例を示す。なおフレーム材21は図示を省略してある。
検知用スイッチ23とスライダ24は、ともに図2の例とは向きが異ならせてある。具体的には図2の状態から図2の紙面で右へ90度回転させた形態で設けてある。またスライダ24は、図7の状態を原位置として復帰付勢してある。付勢手段は図示を省略するが、ブラケット22に設けた折り曲げ突起40を利用してバネ等を用いることができる。
この実施例での動作も先の実施例1とほぼ同様であるので説明を省略するが、ドア18側のドグ26がスライダ24に対して作用する態様が異なっている。すなわち、ドグ25によりブラケット22を押し上げ、ドア18を閉じることによってドグ26がスライダ24の斜面部34に当たり、スライダ24を下方へ押し下げ、ある程度スライダ24が下降すると、検知用スイッチ23のプランジャ32を押し込むようになり、検知用スイッチ23の接点が閉じる。
また、上述のようにドア17、18が閉じた状態からドア17を開くと、ドグ25が逃げて検知用スイッチ23とともにブラケット22が下がり、プランジャ32は元に戻り、
接点が開く。またドア18を先に開いた場合も、ドグ26が逃げるとスライダ24がバネ等の付勢手段により図7に示す元の位置へ上昇し、それによってプランジャ32が原位置に戻り、接点開となる。
すなわち本発明のドア開閉検知機構においては、以上説明してきたように、スイッチを動作させるためにドア17、18を閉じていく過程においてドグ25、26がそれぞれ反力を受けるが、ドア17、18を閉じきる直前以降はドグ25、26とブラケット22またはスライダ24あるいは回動部品35間の摩擦力に打ち勝ってドグ25、26を押し込むだけでよく、ドア25、26を閉じきった位置においてはドア25、26を開く方向への力が加わらないため、ドア閉検知状態において、わずかにドアが開く形になってドア開と閉を交互に検知したりして不安定な状態を招くことがない。
以下、本発明に係る第4の実施例について説明する。本例ではドア開閉検知機構は前面及び後面の板の間にステーを設けてなる本体構造体の前面もしくは後面の板の側面内側に配置されている。図9はドア開閉検出機構が上述した本体構造体に対して配置されている状態を示す斜視図である。本例では前側の板である板材42の右側面42がフランジ状に折曲げ形成され42その面の直内側に配置されているその右側面に長方形状のドグ通過孔43が開設されている。
本例では両面ユニットに付けられたドグが穴部44の右側から差し込まれてくる。前面カバーのドグは手前側からドア開閉検出機構41を直接押し上げる。この2つの動作が重なると2個並んで置かれたスイッチ41a、41bのプランジャが押され両ドアの閉じた状態が検出される。図10は図9に示す例を右側面から見たもので、図11は同正面から見た図である。黒線で挟まれた領域d、e(矢印の向かい合った領域)がデッドスペースとされ、その領域内にドア開閉検出機構41全体が収まっている。このため41の配置が容易であり、省スペース化を図れ、他要素のレイアウト自由度を上げることができる。
また、本例ではドア開閉検出機構41はリンクを含む動力伝達要素及び力増幅機構を用いることなく両面ドア及び正面カバーの開閉動作力により、ドアの開閉を検知する。このため、機構が簡素化されるため故障の確率が減り、省スペース、低コスト化を実現することができる。
また、本発明では、機器本体を略直方体形状とし、少なくとも直方形状の縦方向辺である縦柱を備えてなるものとし、ドア開閉検知機構を前記縦柱の内側に配置することができる。この場合、四角やL字アングルなどの鋼材を溶接またはネジ止めなどの締結によって構成するものとし、この構造体の縦柱の内側にドア開閉検知機構をレイアウトすることで省スペース化を図り他要素のレイアウト自由度を上げることができる。
なお、本発明においては、隣り合う一対のドアが閉じていることの検知及び片側のドアが開いていることの検知、すなわちドア等の開閉体のインタロック機構として利用することができる。
また本発明においては、ドア開閉検知機構の取り付け位置を一対の隣り合うドアの接する部位近傍とすることで部品点数を減らし、機構を簡素化できる。
さらに、上述した実施例のようにドア検知用スイッチ23を複数個取り付けることにより、ドア開時に切断する電源容量を増やしたり、種々の電源電圧の接点開閉を行ったりすることができる。
本発明の実施対象となる機器、装置の一例である画像形成装置を示す概略斜視図 本発明に係るドア開閉検知機構の第1実施例を示す斜視図 図2の実施例の動作を示す斜視図 図2の実施例の動作を示す斜視図 図2の実施例の動作を示す斜視図 本発明に係るドア開閉検知機構の第2実施例を示す斜視図 本発明に係るドア開閉検知機構の第3実施例を示す斜視図 図7の実施例の動作を示す斜視図 本発明に係るドア開閉検知機構の第4実施例を示す斜視図 図9の実施例を示す側面図 図9の実施例を示す正面図
符号の説明
11:画像形成部
12:排紙部
13:原稿読み取り部
14:給紙トレイ
15:給紙装置
16:操作パネル部
17、18:ドア
21:フレーム材
22:ブラケット
23:検知用スイッチ
24:スライダ
25、26:ドグ
28:検知用スイッチの搭載部
29:長穴
30:段付きネジ
31:搭載部の斜面部
32:検知用スイッチのプランジャ
33:スライダの斜面部
34:フレーム材への保持端
35:回動部品
36:軸部
37、38:腕部
39:一方の腕部の斜面部
40:ブラケットの折り曲げ突起
A:ドア開閉検知機構の設置部位
B、C:ドアの開閉方向

Claims (26)

  1. 構造体に対して開閉動作自在に支持され、閉状態で一端側が互いに隣接する一対の開閉体の少なくとも一方の開閉を検知する開閉検知機構であって、
    前記一対の開閉体の閉状態での前記隣接部位近傍に、一つの開閉検知スイッチを共通にして前記構造体に設け、
    前記一対の開閉体それぞれに、前記開閉検知スイッチに対する作動子を設け、
    前記両作動子がともに前記開閉検知スイッチに対して作用したときにのみ、前記開閉検知スイッチが前記一対の開閉体の双方が閉じられたことを検知することを特徴とする開閉検知機構。
  2. 請求項1の開閉検知機構において、
    前記一対の開閉体の閉状態での前記隣接部位が、互いに直角または略直角をなし、
    前記作動子の対応して位置する前記支持体または前記移動体に対する作用方向も互いに直角または略直角をなしかつそれぞれ前記支持体の移動方向とも直角または略直角をなすことを特徴とする開閉検知機構。
  3. 請求項1または2の開閉検知機構において、
    前記開閉検知スイッチは、一直線方向へ移動可能に前記構造体に設けた支持体と、該支持体に固定して該支持体とともに移動するスイッチ本体と、前記構造体で移動可能に支持した移動体とからなり、
    前記一対の開閉体の一方に設けた前記作動子は、該一方の開閉体の閉動作時に前記支持体を前記一直線方向に移動させ、
    前記一対の開閉体の他方に設けた前記作動子は、該他方の開閉体の閉動作時に、前記移動体を、前記支持体の移動方向と直交方向でかつ前記一方の開閉体の開閉動作方向に沿う一直線方向に移動させ、
    前記両作動子をそれぞれ前記開閉検知スイッチに対して作用可能としてなることを特徴とする開閉検知機構。
  4. 請求項3の開閉検知機構において、前記支持体及び前記移動体がそれぞれ斜面部を有し、
    前記一対の作動子は、対応して位置する前記支持体または前記移動体に対して、前記開閉体の閉動作時に前記斜面部と当接し、該対応する支持体または前記移動体を移動させることを特徴とする開閉検知機構。
  5. 請求項2ないし4のいずれかの開閉検知機構において、前記支持体及び前記移動体を、前記開閉体の開状態における位置を原位置として復帰付勢する付勢手段を備えることを特徴とする開閉検知機構。
  6. 請求項2ないし5のいずれかの開閉検知機構において、前記移動体に代えて、前記構造体または前記支持体に回転可能に支持して設けた回転体を用い、
    該回転体がその回転軸線周りに、前記作動子を作用させる一側の部位と、該作動子の作用に伴って回転した際に前記開閉検知スイッチに対して作用可能な他側の部位とを有することを特徴とする開閉検知機構。
  7. 請求項2ないし5のいずれかの開閉検知機構において、前記移動体を前記構造体に代えて前記支持体に設けてなることを特徴とする開閉検知機構。
  8. 請求項1ないし7のいずれかの開閉検知機構において、前記検知用スイッチを複数個並設して備え、これら複数個の検知用スイッチを、前記一対の作動子で作用させ得るように配設してなることを特徴とする開閉検知機構。
  9. 請求項1ないし8のいずれかの開閉検知機構をドア等の開閉体の開閉検知に用いてなることを特徴とする機器。
  10. 機器本体に対して開閉動作自在に支持され、閉状態で一端側が互いに隣接する一対のドアの少なくとも一方の開閉を検知するドア開閉検知機構であって、
    前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位近傍に、一つの開閉検知スイッチを共通にして前記機器本体に設け、
    前記一対のドアそれぞれに、前記開閉検知スイッチに対する作動子を設け、
    前記開閉検知スイッチは、一直線方向へ移動可能に前記機器本体に設けたブラケットと、該ブラケットに固定して該ブラケットとともに移動するスイッチ本体と、前記機器本体で移動可能に支持したスライダとからなり、
    前記ブラケット及び前記スライダがそれぞれ斜面部を有し、前記一対の作動子は、対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対して、前記ドアの閉動作時に前記斜面部と当接し、
    前記一対のドアの一方に設けた前記作動子は、該一方のドアの閉動作時に前記ブラケットを前記一直線方向に移動させ、
    前記一対のドアの他方に設けた前記作動子は、該他方のドアの閉動作時に、前記スライダを、前記ブラケットの移動方向と直交方向でかつ前記一方のドアの開閉動作方向に沿う一直線方向に移動させることを特徴とするドア開閉検知機構。
  11. 請求項10のドア開閉検知機構において、前記ブラケット及び前記スライダがそれぞれ斜面部を有し、前記一対の作動子は、対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対して、前記ドアの閉動作時に前記斜面部と当接し、該対応するブラケットまたは前記スライダを移動させることを特徴とするドア開閉検知機構。
  12. 請求項11のドア開閉検知機構において、前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位が、
    互いに直角または略直角をなし、前記作動子の対応して位置する前記ブラケットまたは前記スライダに対する作用方向も互いに直角または略直角をなしかつそれぞれ前記ブラケットの移動方向とも直角または略直角をなすことを特徴とするドア開閉検知機構。
  13. 請求項10ないし12のいずれかの開閉検知機構において、前記ブラケット及び前記スライダを、前記ドアの開状態における位置を原位置として復帰付勢する付勢手段を備えることを特徴とするドア開閉検知機構。
  14. 請求項10ないし13のいずれかのドア開閉検知機構において、前記開閉検知スイッチが、プランジャ等の機械的に接点を開閉する機構をもつものであり、前記スライダがその前記斜面部と前記作動子との当接により押されて前記プランジャ等の機構に対して作用して、前記開閉検知スイッチの接点を閉じて前記ドアの開閉を検知することを特徴とするドア開閉検知機構。
  15. 請求項10ないし14のいずれかのドア開閉検知機構において、前記スライダに代えて、
    前記構造体または前記支持体に回転可能に支持して設けた回転体を用い、
    該回転体がその回転軸線周りに、前記作動子を作用させる一側の部位と、該作動子の作用に伴って回転した際に前記開閉検知スイッチに対して作用可能な他側の部位とを有することを特徴とするドア開閉検知機構。
  16. 請求項10ないし14のいずれかのドア開閉検知機構において、前記スライダを前記機器本体に代えて前記ブラケットに設けてなることを特徴とするドア開閉検知機構。
  17. 請求項10ないし16のいずれかのドア開閉検知機構において、前記検知用スイッチを複数個並設して備え、これら複数個の検知用スイッチを、前記一対の作動子で作用させ得るように配設してなることを特徴とするドア開閉検知機構。
  18. 請求項10ないし17のいずれかのドア開閉検知機構において、機器本体は略直方体形状をなし、少なくとも直方形状の縦方向辺である縦柱を備えてなり、ドア開閉検知機構は前記縦柱の内側に配置されていることを特徴とするドア開閉検出機構。
  19. 請求項10ないし17のいずれかのドア開閉検知機構において、ドア開閉検知機構は本体構造体を構成する前面の板、後面の板及びこれらの板の間にステーを設けてなり、ドア開閉検知機構は、前記前面の板もしくは後面の板の側面内側に配置されていることを特徴とするドア開閉検出機構。
  20. 請求項10ないし19のいずれかのドア開閉検出機構において、リンクを含む動力伝達要素及び力増幅機構を用いることなく両面ドア及び正面カバーの開閉動作力により、ドアの開閉を検知することを特徴とするドア開閉検出機構。
  21. 請求項18ないし20のいずれかのドア開閉検知機構において、2面あるドアが共に閉じている状態からどちらかのドア一方が開いたことを検知することでモータなどの可動部の動作を停止させる安全機構をなす事を特徴とするドア開閉検出機構。
  22. 請求項18ないし21のドア開閉検知機構において検知用スイッチが複数個設けられたことを特徴とするドア開閉検出機構。
  23. 一対のドアを備え、これらのドアがともに閉じた状態で一端側が互いに直角または略直角をなして隣接する、請求項10ないし22のいずれかのドア開閉検知機構を用いてなることを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項23の画像形成装置において、前記ドア開閉検知機構を、前記一対のドアの閉状態での前記隣接部位近傍でかつこれらドアの回転支軸から離れた位置に設けてなることを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項23または24の画像形成装置において、前記開閉検知スイッチは、前記作動子と前記斜面部の当接が前記ドアのいずれか一方側で解除されると前記ドアの少なくとも一方が開いたことを検知することを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項23ないし25のいずれかの画像形成装置において、前記開閉検知スイッチは、前記ドアの少なくとも一方が閉状態から開状態に変化したときに、モータ等の可動部や高圧電気配線部等の動作を停止させる安全機構をなすことを特徴とする画像形成装置。
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