JPH10162684A - インターロック装置 - Google Patents

インターロック装置

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JPH10162684A
JPH10162684A JP8335127A JP33512796A JPH10162684A JP H10162684 A JPH10162684 A JP H10162684A JP 8335127 A JP8335127 A JP 8335127A JP 33512796 A JP33512796 A JP 33512796A JP H10162684 A JPH10162684 A JP H10162684A
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door
interlock switch
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Hiroyuki Saitou
大亨 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数方向に開閉するドアカバーを有し、夫々
のドアカバーに対しインターロック装置を作動させる必
要のある装置において、ドアカバーの開閉順序に無関係
に同時開放時においても一系統のインターロック装置に
て機能を満足させることができ、省スペース化とコスト
ダウンが図れ、且つ安全性,信頼性のあるインターロッ
ク装置を提供する。 【解決手段】 ブラケット14に固持されるインターロ
ックスイッチ15のON,OFFは、これに当接係合す
る第1のリンク部材1の揺動により行われる。第1のリ
ンク部材1に連結される作動機構部2の第2のリンク部
材3の互いに直交する当接面5,6にはドアカバーのア
クチュエータ7,8が当接すると共に第1のリンク部材
1および第2のリンク部材3を回動させるバネ部材4が
設けられる。アクチュエータ7,8の当接解除によりイ
ンターロックスイッチ15はOFFされる。また、外装
カバーのアクチュエータ13により作動する阻止部材1
1により第1のリンク部材1等はOFF位置に保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉ドアや外装カ
バー等を有する装置の安全を確保するためのインターロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉自在のドアカバーや外装カバー等を
有する装置では、ドアカバー等を開放又は自由状態にし
たまま装置が作動されないようにして安全を確保するイ
ンターロック装置が付設されるものが殆どである。例え
ば、印字装置等においては、ジャム紙を除去するための
ドアカバーやサプライの供給を行うためのドアカバーの
ように2枚のドアカバーを有するものが多く、夫々のド
アカバーの開閉に伴ってインターロック装置を作動させ
ることが必要である。
【0003】然し乍ら、従来の技術では、夫々のドアカ
バーに対して夫々インターロック装置を設ける複数系統
のインターロック機構がもっぱら採用されていた。な
お、複数のドアカバーに対して単一のインターロック装
置を配置する例としては、前記複数のドアカバーが同一
方向に開閉する場合にのみインターロック装置が作動す
るものや、夫々別の方向に開閉するドアカバーの場合に
はドアカバーの開閉に順序を設けて単一のインターロッ
ク装置を作動させるものが採用されるに過ぎない。即
ち、インターロック装置を作動させるドアカバーが開放
されない以上、他のドアカバーの開放が阻止される型式
のものが採用されていた。
【0004】インターロック装置に関する公知技術も数
多く有り、例えば、実開昭61−73144号公報の
「開閉可能機器のインターロック機構」,実開昭61−
124046号公報の「電子写真複写機等の外装カバー
のインナーロックスイッチ機構」,特開昭63−178
424号公報の「電源用安全スイッチ装置」,実開平3
−100853号公報の「インターロックスイッチ装
置」,実開平3−100854号公報の「インターロッ
ク装置」,特開平5−165267号公報の「画像形成
装置」等が挙げられる。これ等の公知技術は夫々特徴を
有するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これ等
の公知技術も前記した従来の技術と同様に複数のドアカ
バーの開閉順序に無関係に一系統のインターロック装置
が作動するように構成されるものはなく、且つ外装カバ
ーの締結や解除がインターロック装置のOFF時、即
ち、ドアカバーの開放時にしかできないようにして安全
性を向上し得る本発明のような構造の公知技術は見当ら
ない。また、本発明のように、外装カバーを解除した場
合には、仮りにドアカバーが閉止されてもインターロッ
ク装置がONにならない構造のものもこれ等の公知技術
には見当らない。
【0006】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、2枚のドアカバーの開閉順序に無関係に一
系統のインターロック装置を機能することができ、装置
の省スペース化やコストダウンが実現できると共に、ド
アカバーの開放時や外装カバーの解除時等においてイン
ターロックスイッチがOFFされ、装置が作動せず安全
性の向上が図れ、更に、各構成要素の部品誤差や組付誤
差の積み上がりがあってもインターロック装置の作動が
確実に行われ、信頼性の向上が図れるインターロック装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のインタ
ーロック装置は、インターロックスイッチを支持する装
置本体の互いにほぼ直交する側面に開閉自在に支持され
る2枚のドアカバーに突設されるアクチュエータにより
前記インターロックスイッチをON,OFFするインタ
ーロック装置であって、前記インターロックスイッチに
接離係合すべく前記装置本体側に揺動自在に支持される
第1のリンク部材と、互いにほぼ直交して配置される前
記アクチュエータが夫々当接係合する当接面を有すると
共に、いずれか又は双方の前記アクチュエータと前記当
接面との当接解除時において前記第1のリンクをOFF
方向に揺動すべく該第1のリンクに係着する作動機構部
とを設けることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載のインターロック装置は、
前記作動機構部が、前記第1のリンク部材の自由端側に
回動可能に支持され前記夫々のアクチュエータが当接係
合する当接面を有する第2のリンク部材と、前記第1の
リンク部材の揺動中心と前記第2のリンク部材の支持点
との間に一端側を連結し、他端側を前記装置本体側に固
持されるバネ部材とからなることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載のインターロック装置は、
前記装置本体側には、前記第1のリンク部材をOFF位
置に拘束する阻止部材が移動可能に支持され、該阻止部
材は前記装置本体に挿脱されるアクチュエータとの当接
により前記第1のリンク部材の拘束を解除する位置に移
動するものであることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載のインターロック装置は、
前記阻止部材に係合するアクチュエータは前記装置本体
に締結される外装カバーに固着されるものであることを
特徴とする。
【0011】請求項5に記載のインターロック装置は、
前記外装カバーは、前記ドアカバーが開放された場合に
のみ前記装置本体に締結又は解除される位置に取り付け
られるものであることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載のインターロック装置は、
前記第1のリンク部材と前記インターロックスイッチと
の間には、両者をON方向に付勢すべく押圧するバネ部
材が介設されることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載のインターロック装置は、
前記装置本体と前記インターロックスイッチとの間に
は、該インターロックスイッチを前記第1のリンク部材
側に押圧すべく付勢するバネ部材が介設されることを特
徴とする。
【0014】2枚のドアカバーを閉止することによりド
アカバーの夫々のアクチュエータが作動機構部の第2の
リンク部材の当接面に当り、バネ部材を伸長させる。こ
れにより第1のリンク部材がインターロックスイッチを
ONする方向に揺動し、インターロック装置が機能す
る。この場合、外装カバーが既に装置本体に締結されて
いるため、そのアクチュエータが阻止部材に当接阻止部
材は第1のリンク部材の拘束を解除する位置に移動す
る。そのため、インターロックスイッチのON動作は何
等の障害がなく確実に行われる。一方、ドアカバーのい
ずれか又は双方を開放すると作動機構部の第2のリンク
部材は自由状態となりそのバネ部材のバネ力により第1
のリンク部材が揺動可能の状態となり、結果としてイン
ターロックスイッチはOFFとなる。
【0015】この場合、外装カバーを装置本体から解除
すると、そのアクチュエータと阻止部材との当接が解除
されるため阻止部材は第1のリンク部材がインターロッ
クスイッチをONする方向に移動することを拘束する。
従って、インターロックスイッチのOFF状態が保持さ
れる。また、外装カバーの締結や解除はドアカバーが開
放されないとできないように構成されるため、外装カバ
ーのアクチュエータによる阻止部材の移動はドアカバー
の開放時にしか行われない。従って、ドアカバーの閉動
作によるインターロックスイッチのON動作は外装カバ
ーの挿脱に影響されることはなく、インターロックスイ
ッチのON,OFFの安全性が確保される。また、装置
本体と第1のリンク部材との間にバネ部材を設けたり、
インターロックスイッチと装置本体との間にバネ部材を
設けることにより、部品誤差や組付誤差によるON,O
FF動作の不安定性がなくなり、信頼性の向上が図れ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターロック装
置の実施の形態を図面を参照して詳述する。本例は図2
に示すように印字装置におけるインターロック装置につ
いて説明する。図2において装置本体側の本体フレーム
27の側面28には第1のドアカバー9が開閉自在に設
けられている。本体フレーム27の側面28と直交する
前面29には第2のドアカバー10が開閉自在に支持さ
れる。また、本体フレーム27の上面には外装カバー1
2が装着される。外装カバー12は図2に示すように第
1および第2のドアカバー9,10の取り付けられてい
る側面28および前面29の部分にその締結具25,2
6が配置される。従って、外装カバー12は第1および
第2のドアカバー9,10が開放されないと締結具2
5,26等を取り付けおよび取り外しできない。また、
図2に示すように第1のドアカバー9および第2のドア
カバー10の内面側にはアクチュエータ7およびアクチ
ュエータ8が突出形成される。また、外装カバー12の
図2における下面側には図1に示すアクチュエータ13
が突出形成される。
【0017】次に、図1により本例のインターロック装
置の構造を説明する。本体フレーム27内にはブラケッ
ト14が固定され、ブラケット14にはインターロック
スイッチ15が止め具18,19により固定される。イ
ンターロックスイッチ15にはスイッチ内部のON,O
FF機構と係合する作動子17と作動子17を押圧する
ためのバネ板16が設けられている。なお、インターロ
ックスイッチ15にはスイッチのON,OFF信号を信
号検出部に伝達するためのリード線20,21が連結さ
れる。
【0018】図1に示すように、第1のリンク部材1は
その一端側の揺動中心点30をブラケット14にピン結
合され、ブラケット14に揺動自在に支持される。第1
のリンク部材1の中間部には受け面24が形成され、受
け面24は第1のリンク部材1の揺動によりインターロ
ックスイッチ15のバネ板16に接離自在に係合し、バ
ネ板16を介して作動子17のON,OFFを行う。一
方、第1のリンク部材1の他端側には後に説明する作動
機構部2の第2のリンク部材3がピン31を介して連結
される。
【0019】作動機構部2は、L字形状に直角曲げされ
た第2のリンク部材3とバネ部材4とから構成される。
第2のリンク部材3は前記したように第1のリンク部材
1にピン31を介して回動可能に支持される。第2のリ
ンク部材3には互いに直交する当接面5,6が一体的に
作成される。なお、当接面5はドアカバー9のアクチュ
エータ7が接離可能に当接係合し、当接面6にはドアカ
バー10のアクチュエータ8が接離自在に当接係合す
る。バネ部材4は第1のリンク部材1の揺動中心点30
とピン31との間にその一端側を連結すると共に他端側
を本体フレーム27側の不動点に連結され、第1のリン
ク部材1を前記不動点側に引き寄せる方向に付勢してい
る。
【0020】阻止部材11はブラケット14の下方側に
ピン32により回動可能に片持ち支持され、第1のリン
ク部材と対向する側には受け面23が屈曲形成される。
また、ブラケット14に基端部を固定されたバネ部材2
2はその先端側と阻止部材11のピン32と受け面23
との中間位置に連結する。また、阻止部材11には外装
カバー12(図2)のアクチュエータ13が接離自在に
係合する。即ち、外装カバー12を本体フレーム27に
装着した場合にはアクチュエータ13は阻止部材11に
当接し、図1に示すように阻止部材11を下方側に回動
し、その受け面23が第1のリンク部材1から離れる方
向に移動する。よって、第1のリンク部材1は阻止部材
11は影響を受けることなく自由に揺動することができ
る。また、バネ部材22は阻止部材11をアクチュエー
タ13に押圧すべく付勢している。
【0021】次に、本例のインターロック装置における
インターロック作用を図1乃至図4等により説明する。
図1はドアカバー9,10が閉止され、且つ外装カバー
12が本体フレーム27に締結された状態を示す。ドア
カバー9,10の閉止により、そのアクチュエータ7,
8が第2のリンク部材3の当接面5,6に当接し、第1
のリンク部材1がインターロックスイッチ15側に押圧
されてスイッチONされている状態が示されている。な
お、この場合、バネ部材4は伸長されている。
【0022】一方、阻止部材11は外装カバー12のア
クチュエータ13により押圧され図1に示すように下方
に回動し、受け面23は第1のリンク部材1から離隔し
た位置にセットされる。なお、阻止部材11のバネ部材
22は伸長されている。以上により、インターロックス
イッチ15はON状態に保持され、印字装置は正常に作
動される。
【0023】一方、ドアカバー9,10のいずれか1つ
又は双方が開放された場合には、インターロックスイッ
チ15はOFF状態となり、印字装置の停止および危険
箇所への通電が遮断される必要がある。図3はドアカバ
ー9が開かれた場合を示し、図4はドアカバー10が開
かれた場合を夫々示すものである。なお、図3は外装カ
バー12が本体フレーム27に装着されたままの状態を
示し、図4は外装カバー12が取り外された状態を示
す。
【0024】図3において、ドアカバー9の開放により
アクチュエータ7と第2のリンク部材3の当接面5との
当接係合が解除される。このため、第1のリンク部材1
はバネ部材4のバネ力により図1の状態から図の左方向
にそのまま移動される。そのため、ピン31が左方向に
移動し第1のリンク部材1は揺動中心点30を中心とし
て時計廻りに回動する。その結果、受け面24とバネ板
16との当接が解除され、インターロックスイッチ15
はOFF状態となる。
【0025】図4はドアカバー10を開放した状態であ
り、そのアクチュエータ8は第2のリンク部材3の当接
面6から離れる。第2のリンク部材3はドアカバー9側
のアクチュエータ7と当接面5との当接点を基点とし、
回動可能となり、第1および第2のリンク部材1,3は
バネ部材4のバネ力により時計廻りに回動する。その結
果、第1のリンク部材1の受け面24とインターロック
スイッチ15のバネ板16との当接が解除され、スイッ
チOFFの状態となる。
【0026】なお、図4に示すように外装カバー12が
本体フレーム27から取り外されているため、阻止部材
11はバネ部材22のバネ力により時計方向に回動し、
その受け面23は第1のリンク部材の受け面24と相対
向する位置にセットされる。従って、第1のリンク部材
1がインターロックスイッチ15をONさせる方向に仮
りに移動したとしても阻止部材11により阻止され、ス
イッチOFFの状態が確実に保持される。
【0027】以上のように、ドアカバー9,10が開放
された場合はインターロックスイッチ15は確実にOF
F状態となる。一方、外装カバー12が本体フレーム2
7から取り外された状態では阻止部材11が第1のリン
ク部材1のスイッチON側への移動を拘束するためドア
カバー9,10を閉止しようとしてもインターロックス
イッチ15はON状態にならない。
【0028】図2に示すように、外装カバー12は本体
フレーム27に締結具25,26等により取り付けられ
る。この締結具25,26の位置はドアカバー9,10
を開放しないと露出されない。従って、外装カバー12
は少なくともドアカバー9,10を開放しないと締結又
は解除することができない。即ち、インターロックスイ
ッチ15がOFF状態でないと外装カバー12を取り付
け又は取り外しすることができない。
【0029】図5はインターロック装置の各構成部品の
部品誤差や組付誤差がある場合においてもインターロッ
クスイッチ15のON動作を確実に行わせるための実施
の形態の1つを示す。前記したように、インターロック
スイッチ15のON,OFFは第1のリンク部材1の受
け面24がインターロックスイッチ15のバネ板16に
当接又は当接解除することにより行われる。然し乍ら、
第1のリンク部材1の部品誤差や、その組付誤差および
インターロックスイッチ15等の組付誤差等によって両
者の当接係合が確実に行われない場合も生じる。本例は
以上の問題点を解消するものである。具体的には図示の
ように、第1のリンク部材1aの受け面24aの部分に
バネ板33の基端部を固定し、バネ板33を第1のリン
ク部材1aとインターロックスイッチ15のバネ板16
との間に介設しバネ板33の先端側をバネ板16の自由
端に押圧するように配置する。これにより、第1のリン
ク部材1aの揺動角度に角度θのバラツキが生じても、
第1のリンク部材1aとインターロックスイッチ15と
の当接係合が確実に行われる。これによって安定したス
イッチONが可能になる。
【0030】図6は図5の場合と同様な目的,効果をね
らった本例の他の実施の形態を示す。この場合は、特に
インターロックスイッチ15の取付位置にバラツキが生
じ易い場合の例である。バネ板34はインターロックス
イッチ15を固持するブラケット14に基端部を固定
し、その自由端をインターロックスイッチ15の外面に
圧接するこの場合には、角度θの第1のリンク部材1又
はインターロックスイッチ15の取付位置の誤差が吸収
されスイッチのONの確実化を図ることができる。
【0031】本発明は図1乃至図6に示したものに限定
するものではなく、公知の各技術が適用されるが、前記
したように複数のドアカバーが順序不同で開放された
り、双方が開放された場合にスイッチが確実OFFされ
る構造のものであれば、前記したものと異なる公知技術
を適宜用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1および2に記載のインターロック
装置によれば、開口方向の異なる2枚のドアカバーに対
して、開閉順序無関係に、且つ同時開放時において一系
統のインタロック装置を機能させることができ、省スペ
ース化とコストダウンを実現することができる。
【0033】2)本発明の請求項3および4によれば、
第1のリンク部材をOFF位置に拘束する阻止部材を設
けることによって安全、且つ確実なインターロック機構
を得るこができる。また、外装カバーを取り外した状態
ではインターロックスイッチがOFF位置に拘束され安
全性の向上が図れる。
【0034】3)本発明の請求項5に記載のインターロ
ック装置によれば、外装カバーの締結および解除がドア
カバーの開放時、即ち、インターロックスイッチのOF
F時にのみ行われ、より確実で安全なインターロック機
構を得ることができる。
【0035】4)本発明の請求項6,7に記載のインタ
ーロック装置によれば、インターロック装置の各構成要
素の部品誤差や組付誤差があってもインターロックが確
実に行われ、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターロック装置の詳細構造を
説明するための構成図。
【図2】本発明に係るインターロック装置を有する印字
装置の外観を示す斜視図。
【図3】本発明に係るインターロック装置の作用を説明
するための説明図。
【図4】本発明に係るインターロック装置の作用を説明
するための説明図。
【図5】部品誤差および組付誤差を吸収するためのバネ
板を備えた本発明のインターロック装置構造を示す構成
図。
【図6】部品誤差および組付誤差を吸収するためのバネ
板を備えた本発明のインターロック装置構造を示す構成
図。
【符号の説明】
1 第1のリンク部材 1a 第1のリンク部材 2 作動機構部 3 第2のリンク部材 4 バネ部材 5 当接面 6 当接面 7 アクチュエータ 8 アクチュエータ 9 ドアカバー 10 ドアカバー 11 阻止部材 12 外装カバー 13 アクチュエータ 14 ブラケット 15 インターロックスイッチ 16 バネ板 17 作動子 18 止め具 19 止め具 20 リード線 21 リード線 22 バネ部材 23 受け面 24 受け面 24a 受け面 25 締結具 26 締結具 27 本体フレーム 28 側面 29 前面 30 揺動中心点 31 ピン 32 ピン 33 バネ板 34 バネ板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターロックスイッチを支持する装置
    本体の互いにほぼ直交する側面に開閉自在に支持される
    2枚のドアカバーに突設されるアクチュエータにより前
    記インターロックスイッチをON,OFFするインター
    ロック装置であって、前記インターロックスイッチに接
    離係合すべく前記装置本体側に揺動自在に支持される第
    1のリンク部材と、互いにほぼ直交して配置される前記
    アクチュエータが夫々当接係合する当接面を有すると共
    に、いずれか又は双方の前記アクチュエータと前記当接
    面との当接解除時において前記第1のリンクをOFF方
    向に揺動すべく該第1のリンクに係着する作動機構部と
    を設けることを特徴とするインターロック装置。
  2. 【請求項2】 前記作動機構部が、前記第1のリンク部
    材の自由端側に回動可能に支持され前記夫々のアクチュ
    エータが当接係合する当接面を有する第2のリンク部材
    と、前記第1のリンク部材の揺動中心と前記第2のリン
    ク部材の支持点との間に一端側を連結し、他端側を前記
    装置本体側に固持されるバネ部材とからなることを特徴
    とする請求項1に記載のインターロック装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体側には、前記第1のリンク
    部材をOFF位置に拘束する阻止部材が移動可能に支持
    され、該阻止部材は前記装置本体に挿脱されるアクチュ
    エータとの当接により前記第1のリンク部材の拘束を解
    除する位置に移動するものであることを特徴とする請求
    項1に記載のインターロック装置。
  4. 【請求項4】 前記阻止部材に係合するアクチュエータ
    は前記装置本体に締結される外装カバーに固着されるも
    のであることを特徴とする請求項3に記載のインターロ
    ック装置。
  5. 【請求項5】 前記外装カバーは、前記ドアカバーが開
    放された場合にのみ前記装置本体に締結又は解除される
    位置に取り付けられるものであることを特徴とする請求
    項4に記載のインターロック装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のリンク部材と前記インターロ
    ックスイッチとの間には、両者をON方向に付勢すべく
    押圧するバネ部材が介設されることを特徴とする請求項
    1に記載のインターロック装置。
  7. 【請求項7】 前記装置本体と前記インターロックスイ
    ッチとの間には、該インターロックスイッチを前記第1
    のリンク部材側に押圧すべく付勢するバネ部材が介設さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のインターロック
    装置。
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