JPH0756467Y2 - 筐体錠前スイッチ装置 - Google Patents

筐体錠前スイッチ装置

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JPH0756467Y2
JPH0756467Y2 JP1989083978U JP8397889U JPH0756467Y2 JP H0756467 Y2 JPH0756467 Y2 JP H0756467Y2 JP 1989083978 U JP1989083978 U JP 1989083978U JP 8397889 U JP8397889 U JP 8397889U JP H0756467 Y2 JPH0756467 Y2 JP H0756467Y2
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housing
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lever
lock lever
control switch
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道彦 野村
幸一 矢島
茂利雄 平
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案の筐体錠前スイッチ装置は、保安手段を分割構造
の筐体の内部に備えた電子機器等に適用されるものであ
る。
〔従来の技術〕
電子機器等においては、保安手段のスイッチを備えたも
のがある。第6図は、このような保安手段としてのスッ
チを備えた電子機器1を示している。この電子機器1の
筐体2は上下に二分割できるようになっており、下側の
筐体3の内部には、前述した保安手段としてのスイッチ
5が設けられている。そして、組合わされた上下の筐体
3,4を分割した場合に、このスイッチ5が作動して保安
信号を出力する。ところで第7図及び第8図に示すよう
に、前記上下の筐体3,4は、下側の筐体3に設けられた
錠前レバ6によって結合されている。この錠前レバ6は
筐体2の外部から鍵7によって回動操作され、上側の筐
体4に解除自在に係止して、上下の両筐体3,4を固定す
るものである。さらに、下側の筐体3には前記錠前レバ
6に接して制御スイッチ8が設けられている。そして、
この制御スイッチ8は回動する錠前レバ6の軸側端部に
よって開閉操作されるようになっており、錠前レバ6が
解除されて上下の両筐体3,4が分離できるようになった
時にのみ、前記スイッチ5の作動を解除するように構成
されている。
即ち、上下の両筐体3,4が錠前レバ6でロックされてい
る時に無理に筐体3,4を分離しようとすれば、スイッチ
5による保安信号が働く。また、錠前レバ6を開にして
上下の両筐体3,4が分離できるようになると、保安信号
用のスイッチ5は制御スイッチ8によって解除されるこ
とになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述した従来の技術によれば、上下の両筐体3,4をロッ
クする錠前レバ6の回転軸側の端部によって制御スイッ
チ8を直接操作するようになっている。従って、錠前レ
バ6を上側の筐体4に取付けるようにすると、これにあ
わせて制御スイッチ8も上側の筐体4に設けなければな
らない。このようにすると、上側の筐体4の制御スイッ
チ8と下側の筐体3の制御回路網Cとが線材9でつなが
ってしまうので、装置の組立て及び取扱いにおいて不便
が生じる。よって、錠前レバ6は制御スイッチ8と共に
下側の筐体3に設けざるを得ず、筐体2内のスペースを
効率良く活用できないので、筐体2の大きさやデザイン
が制約を受けるという問題が生じた。制御スイッチ8と
錠前レバ6を上下の両筐体3,4にそれぞれ分けて設け、
錠前レバ6の揺動端で制御スイッチ8を操作するように
構成することも考えられるが、このようにすると、錠前
を破壊された時に、錠前レバ6に直接連動する制御スイ
ッチ8も誤作動させられてしまう可能性が多分にあり、
正規の方法で錠前を解除したのと同様の結果になってし
まう恐れがあった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の筐体錠前スイッチ装置は、筐体が分割された時
に保安信号を出力する保安手段を備えた分割構造の筐体
に設けられ、筐体を解除自在に施錠すると共に筐体の施
錠状態に応じて前記保安手段を作動又は解除する筐体錠
前スイッチ装置において、一方の筐体側に回動自在に取
付けられ、他方の筐体側に係止して筐体を施錠する閉位
置と、他方の筐体と係止せずに筐体の施錠が解除される
開位置とを選択できる錠前レバと、他方の筐体側に設け
られてONの時に前記保安手段の作動を解除しOFFの時に
前記保安手段を作動させる制御スイッチと、他方の筐体
側に回動自在に取付けられ、閉位置に設定される前記錠
前レバに押されて第1位置に設定される第1アームと、
開位置に設定される前記錠前レバに押されて第2位置に
設定される第2アームとを有し、前記第1位置において
前記制御スイッチをOFFに設定すると共に前記第2位置
において前記制御スイッチをONに設定する動作レバと、
前記動作レバを前記第1位置又は第2位置に設定する設
定手段とを具備することを特徴としている。
〔作用〕
一方の筐体側にある錠前レバを閉側に回動させて他方の
筐体側に係止させ、両筐体を一体に施錠する。このと
き、他方の筐体側にある動作レバは回動する前記施錠レ
バに動作されて制御スイッチを操作し、保安手段を作動
しうる状態にする。
前記錠前レバを開側に回動させて両筐体を分離できるよ
うにすると、錠前レバによって操作された動作レバによ
って制御スイッチが操作され、保安手段は解除された状
態になる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図〜第3図によって説明す
る。本実施例の筐体錠前スイッチ装置10が適用される電
子機器は、上筐体11及び下筐体12から成る分割構造の筐
体13を有している。図示はしないが、上筐体11と下筐体
12の間には保安手段としての保安スイッチが設けられて
いる。この保安スイッチは、閉状態にある上下筐体11,1
2を開けた場合に、保安信号を出力できるようになって
いる。
第1図に示すように、両筐体11,12の連結部に近い上筐
体11の内面には、錠前レバ14が設けられている。この施
錠レバ14の基端側は上筐体11に設けられた錠前部15に取
付けられており、筐体13の外部から錠前部15に鍵を挿入
して回動することにより、錠前レバ14を回動させること
ができるようになっている。そして、この錠前レバ14の
先端側は下筐体12の内面側に近接するように折曲げられ
ており、その先端には後述する動作レバ21に係合する係
合部16が設けられている。
下筐体12の内面であって前記錠前レバ14の下方位置に
は、ブラケット17が固設されている。このブラケット17
は、下筐体12の内面に固設された取付板18と、該取付板
18に対して垂直なスイッチ取付板19とを有する断面略L
字形の部材である。取付板18の上端には、前記錠前レバ
14の真下からやや外れた位置に、スイッチ取付板19と平
行な係止板20が突設されており、閉方向(矢印イ)に回
動された錠前レバ14の係合部16が引掛かるようになって
いる。また、取付板18には、前記錠前レバ14のほぼ真下
の位置に、変形Y字形の動作レバ21が回動自在に取付け
られている。動作レバ21は、錠前レバ14によって操作さ
れる第1アーム22と第2アーム23を有しており、錠前レ
バ14は閉方向(矢印イ)に回動した時に第1アーム22と
接触し、開方向(矢印ロ)に回動した時には第2アーム
23と接触するようになっている。さらに、この動作レバ
21には操作アーム24が設けられており、操作アーム24は
スイッチ取付板19の開口25を経てブラケット27の下方に
突出している。そして、第2アーム23の根元と取付板18
との間には引張コイルばね26が設けられている。この引
張コイルばね26は、回転動作範囲の両限界位置で動作レ
バ21をそれぞれ所定方向に付勢し、前記錠前レバ14から
離れた後に動作レバ21を所定の位置に設定するための設
定手段である。
次に、スイッチ取付板19の下面には制御スイッチ27が取
付けられている。制御スイッチ27がOFFの時には保安ス
イッチは作動状態にあり、制御スイッチがONの時には保
安スイッチの作用が解除されるようになっている。そし
て、この制御スイッチ27のアクチュエータ27aは、前記
動作レバ21の操作アーム24によって操作されるようにな
っている。即ち、前記錠前レバ14を閉方向(矢印イ)に
回した時に、操作アーム24とアクチュエータ27aは離れ
て制御スイッチ27はOFFとなり、保安スイッチが作動状
態になる。逆に開方向(矢印ロ)に回した時にはONとな
って保安スイッチは解除されることになる。
次に、以上の構成における作用を説明する。
第2図において、想像線で示す錠前レバ14は開位置にあ
り、この状態では上下の両筐体11,12を分割することが
できる。この時、動作レバ21は図中実線で示す位置にあ
り、操作アーム24はアクチュエータ27aを押圧操作して
制御スイッチ27をONにしている。従って、前記保安スイ
ッチは解除されている。
次に、第2図において、実線で示すように錠前レバ14を
閉方向(矢印イ)に回動させる。錠前レバ14の係合部16
は第1アーム22に接触する。そして第3図に示すよう
に、さらに錠前レバ14を閉方向(矢印イ)に回して動作
レバ21を右回転させる。錠前レバ14は係合部16において
係止板20に係止されるが、動作レバ21は。錠前レバ14か
ら離れて引張コイルばね26の力によってさらに右回転す
る。そして同図中実線で示すように、動作レバ21は、第
2アーム23が係止板20に突当たったところで停止し、こ
こで位置固定される。この時、動作レバ21の操作アーム
24はえアクチュエータ27aから離れるので、制御スイッ
チ27はOFFとなる。従って、上筐体11と下筐体12がロッ
クされると同時に、保安スイッチは作動状態に入る。即
ち、この状態で筐体13を無理に開ければ、保安スイッチ
が作動する。
次に、第3図に示すように閉状態にある錠前レバ14を開
方向(矢印ロ)に回すと、係止板20から外れた係合部16
は第2アーム23に当たり、動作レバ21を左回転させる。
そして、動作レバ21は第2図中に想像線で示す位置まで
錠前レバ14で押圧される。その後、動作レバ21は錠前レ
バ14から離れて引張コイルばね26の力で当初の位置に設
置され、同位置で固定される。この時、動作レバ21の操
作アーム24は制御スイッチ27をONに固定しており、保安
スイッチを解除している。
以上説明したように、この実施例によれば、制御スイッ
チ27と保安スイッチを共に下筐体12内に設けると共に錠
前レバ14を上筐体11に設け、動作レバ21を介して錠前レ
バ14と制御スイッチ27を間接的に連動するように構成し
ている。従って、このような構造によれば、筐体13内の
空間の有効利用を図ることがき、装置の組立・保守が楽
になる。また、制御スイッチ27をON・OFFする動作レバ2
1はばね力で所定位置に保持されているので、錠前レバ1
4を破壊されても制御スイッチ27が直ちにONとなる恐れ
が少く、錠前レバで直接制御スイッチを操作する場合に
比べ、信頼性が向上する。
以上説明した一実施例では、他方の筐体側に錠前レバを
直接係止させてロックしていたが、錠前レバに連動する
ロック機構を設け、これを他方の筐体に係止させるよう
にしてもよい。また、動作レバ21の形状・位置及び制御
スイッチ27の位置はえ実施例のものに限定されるもので
はなく、この他にも様々な構造が考えられる。例えば第
4図及び第5図に示すように、動作レバ30をL字形の部
材とし、制御スイッチ31を斜めに取付けるようにしても
よい。
〔考案の効果〕
本考案の筐体錠前スイッチ装置によれは、錠前レバを一
方の筐体に設け、制御スイッチを保安スイッチのある他
方の筐体に設け、他方の筐体に設けた動作レバを介して
錠前レバと制御スイッチを間接的に連動させている。従
って本考案によれば、筐体内の空間を有効に利用できる
ので筐体の小型化が実現でき、筐体の組立・保守が容易
になり、さらに破壊行為に対する信頼性・安全性が向上
するという効果がある。
さらに、保守手段を作動又は停止させるための制御スイ
ッチをON・OFFする動作レバは、ONの位置又はOFFの位置
に設定手段によって確実に設定されるので、錠前レバを
破壊されても制御スイッチが直ちにONとなって保安が解
除されてしまうおそれが少なく、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第2図は同
実施例の開状態を示す模式図、第3図は同実施例の閉状
態を示す模式図、第4図は他の実施例の開状態を示す
図、第5図は他の実施例の閉状態を示す図、第6図は電
子機器における従来の筐体錠前スイッチ装置を示す図、
第7図は従来の筐体錠前スイッチ装置の正面図、第8図
は同装置の断面図である。 10……筐体錠前スイッチ装置、11……上筐体、12……下
筐体、13……筐体、14……錠前レバ、21……動作レバ、
27……制御スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 矢島 幸一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 平 茂利雄 東京都目黒区下目黒2丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 (56)参考文献 実開 昭58−159381(JP,U) 実開 昭59−186357(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体が分割された時に保安信号を出力する
    保安手段を備えた分割構造の筐体に設けられ、筐体を解
    除自在に施錠すると共に筐体の施錠状態に応じて前記保
    安手段を作動させ又は作動を解除する筐体錠前スイッチ
    装置において、 一方の筐体側に回動自在に取付けられ、他方の筐体側に
    係止して筐体を施錠する閉位置と、他方の筐体と係止せ
    ずに筐体の施錠が解除される開位置とを選択できる錠前
    レバと、 他方の筐体側に設けられてONの時に前記保安手段の作動
    を解除しOFFの時に前記保安手段を作動させる制御スイ
    ッチと、 他方の筐体側に回動自在に取付けられ、閉位置に設定さ
    れる前記錠前レバに押されて第1位置に設定される第1
    アームと、開位置に設定される前記錠前レバに押されて
    第2位置に設定される第2アームとを有し、前記第1位
    置において前記制御スイッチをOFFに設定すると共に前
    記第2位置において前記制御スイッチをONに設定する動
    作レバと、 前記動作レバを前記第1位置又は第2位置に設定する設
    定手段とを具備することを特徴とする筐体錠前スイッチ
    装置。
JP1989083978U 1989-07-19 1989-07-19 筐体錠前スイッチ装置 Expired - Fee Related JPH0756467Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58159381U (ja) * 1982-04-20 1983-10-24 株式会社富士通ゼネラル 記録装置付手提げ金庫
JPS59186357U (ja) * 1983-05-31 1984-12-11 ナショナル住宅産業株式会社 施錠確認装置

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