JP2988230B2 - 施錠装置 - Google Patents
施錠装置Info
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- JP2988230B2 JP2988230B2 JP5323443A JP32344393A JP2988230B2 JP 2988230 B2 JP2988230 B2 JP 2988230B2 JP 5323443 A JP5323443 A JP 5323443A JP 32344393 A JP32344393 A JP 32344393A JP 2988230 B2 JP2988230 B2 JP 2988230B2
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- locking
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
機等に採用される施錠装置に関し、特に2箇所の施錠を
必要とする施錠装置に関する。
いては、金庫室の金庫扉の施錠と、保守点検等において
開閉するフロントドアの施錠と2箇所の施錠を必要とし
ている。図4ないし図6は、従来の公衆電話機に採用さ
れている施錠装置を示すもので、図4は公衆電話機の外
観斜視図、図5はフロント部分の側断面図、図6は金庫
扉部分の平断面図である。これらの図において、符号3
0で示す電話機筐体は、ロアーハウジング31と、ロア
ーハウジング31に対して開閉自在に支持されたアッパ
ーハウジング32とから構成されている。ロアーハウジ
ング31には、金庫(図示せず)が収納される金庫室3
3が設けられ、この金庫室33の開口部を開閉する金庫
扉34が設けられている。
クブラケット35が取り付けられ、このロックブラケッ
ト35にロアーハウジング31に設けられた第1の錠前
36の係合片37が係合して、金庫扉34が施錠され
る。38はロアーハウジング31に設けられた他の錠前
で、ロックレバー39が一体的に取り付けられている。
アッパーハウジング32のフロント側には係合孔40a
を有するロックブラケット40が垂下するようにして取
り付けられている。錠前38を回動操作して、ロックレ
バー39の先端をロックブラケット40の係合孔40a
に係合させることにより、アッパーハウジング32はロ
アーハウジング31と一体化される。
錠装置では、アッパーハウジングと金庫扉との施錠をそ
れぞれ別々の錠前36、38で行うようにしているの
で、それぞれの錠前の取付けスペースを必要とし、この
ため、公衆電話機等の装置本体の小型化に支障ときたす
といった問題があった。また、それぞれの錠前を操作す
る鍵が必要であり、例えば、防犯上これらの鍵を公衆電
話機毎で変える場合には、鍵の数が膨大となり、管理が
煩雑となる欠点があった。
あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、装置本体の小型化および鍵の管理の軽減
化を図った施錠装置を提供することにある。
に、本発明に係る施錠装置は、筺体の異なる2面にそれ
ぞれ設けられた第1および第2の開閉体と、鍵操作によ
って回動する錠前と、この錠前と一体的に回動し、係合
部が設けられたカム部材と、このカム部材が係合・非係
合するロック部材を有し、前記錠前の回動により前記第
1の開閉体を施錠・解錠する第1の施錠部と、前記カム
部材の係合部に係合して作動するロック部材が第2の開
閉体に設けられた係合片と前記錠前の回動により係合
し、前記第2の開閉体を施錠・解錠する第2の施錠部と
からなる。
部材も回動し、第1の施錠部の施錠・解錠が行われると
同時に、カム部材の係合部がロック部材に係合して第2
の施錠部の施錠・解錠が行われる。
する。図1は本発明に係る施錠装置を示し、(a)は側
断面図、(b)は平断面図、図2は本発明に係る施錠装
置を採用した公衆電話機の分解斜視図、図3は金庫扉お
よびフロントカバーの施錠・開錠状態を示す側断面図で
ある。これらの図において、符号1で示す公衆電話機の
筐体は、リアーハウジング2とリアーハウジング2とね
じ締め固定されたロアーハウジング3と、リアーハウジ
ング2の前面開口部5を開閉自在とするフロントカバー
4とで構成されている。
端縁には、フック部6が一体形成され、リアーハウジン
グ2内には、硬貨選別装置、制御基板等が搭載されたメ
カニズム組立体7が配設されている。8はロアーハウジ
ング3に設けられた硬貨返却口、9は金庫12を収納す
る金庫室、10は金庫室9の開口部を開閉自在とする金
庫扉、11は金庫扉10の内側面先端側に取り付けられ
た平面視クランク状のロックブラケットである。13
は、金庫室9の開口部を閉じた状態における金庫扉10
のロックブラケット11に近接配置された錠前で、鍵を
鍵穴13aに挿入することにより時計方向Aに回動操作
可能となっている。
付けられ、錠前13と一体的に回動するカム板で、その
円周部が円弧部14aと円弧部14aを除去した削成部
14bとで形成された全体が略矩形状を呈しており、錠
前13が、図1(a)に示す位置にあるときは、円弧部
14aが金庫扉10とロックブラケット11との間に嵌
入し、金庫扉10を施錠し、これらカム板14とロック
ブラケット11とで第1の施錠部を構成している。15
はカム板14に植設されたピンである。17は断面が略
コの字状に形成されたロックレバーで、図示を省略した
ブラケット間に横架されたシャフト20に揺動自在に支
持され、上端部に下方斜めに折曲げられた爪19が一対
設けられている。ロックレバー17の側面部には、係合
溝18が設けられており、この係合溝18内に前記ピン
15が嵌合している。この爪19が、後述する係合片2
6の係合孔26aに係合して、フロントカバー4を施錠
するもので、ピン15とロックレバー17と係合片26
とで第2の施錠部を構成している。
22とハンドセット23とが配設され、上端面には、硬
貨投入口24が取り付けられ、後面部側には、前記フッ
ク部6に引っかけられて、フック部6を中心としてフロ
ントカバー4を回動させリヤーハウジング2の前面開口
部5を開閉自在とする係合片25が一体形成され、下端
部のボス部4aには、前記ロックレバー17の爪19が
嵌入する係合孔26aを有する係合片26が取り付けら
れている。
解錠動作を説明する。フロントカバー4の係合片25を
フック部6に引っかけて、フロントカバー4をリヤーハ
ウジング2の前面開口部5を閉じる。金庫12を金庫室
9内に収納して金庫扉10を閉じる。そして、錠前13
を図1(a)に示すように位置させると、カム板14の
円弧部14aがロックブラケット11と金庫扉10との
間に嵌入し、金庫扉10が施錠されている。同時に、ロ
ックレバー17が、ピン15と係合している係合溝18
を介して、シャフト20の周りを時計方向に回動して、
爪19が係合片26の係合孔26aに嵌入し、フロント
カバー4を施錠している。
の鍵穴13aに挿入して、錠前13を図中時計方向に回
動操作すると、カム板14も錠前13とA方向に一体回
動して、円弧部14aが位置していたロックブラケット
11と金庫扉10との間には、図3に示すように、削成
部14bが位置するので、ロックブラケット11とカム
板14との係合が解除され、金庫扉10が解錠される。
同時に、ピン15も時計方向に回動し、ピン15と係合
している係合溝18を介して、ロックレバー17がシャ
フト20を中心として反時計方向に回動し、爪19と係
合片26の係合孔26aとの係合が解除され、フロント
カバー4の施錠が解除される。
扉10とフロントカバー4との2部材の施錠・解錠を行
えるようにしたので、錠前1個分の取り付けスペースが
削減でき、このため施錠装置の小型化を図ることができ
る。また、錠前1個分と、従来金庫扉10側に必要とし
ていたロックレバーを不要として、部品点数を削減した
ので、安価な施錠装置を提供できる。
体の異なる2面にそれぞれ設けられた第1および第2の
開閉体と、鍵操作によって回動する錠前と、この錠前と
一体的に回動し、係合部が設けられたカム部材と、この
カム部材が係合・非係合するロック部材を有し、前記錠
前の回動により前記第1の開閉体を施錠・解錠する第1
の施錠部と、前記カム部材の係合部に係合して作動する
ロック部材が第2の開閉体に設けられた係合片と前記錠
前の回動により係合し、前記第2の開閉体を施錠・解錠
する第2の施錠部とで構成したことにより、1個の錠前
で2個の施錠部の施錠・解錠が行えるようになり、鍵の
管理が軽減化されるとともに、錠前1個分の取り付けス
ペースが削減でき、このため施錠装置の小型化を図るこ
とができ、かつ部品点数の削減により、安価となる。ま
た、第1および第2の開閉体を筺体の異なる2面に設け
たことにより、開閉体を設ける位置に自由度が増すとと
もに、筺体内の部品の配列に対する設計の自由も増す。
(b)は平断面図である。
分解斜視図である。
するための側断面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 筺体の異なる2面にそれぞれ設けられた
第1および第2の開閉体と、鍵操作によって回動する錠
前と、この錠前と一体的に回動し、係合部が設けられた
カム部材と、このカム部材が係合・非係合するロック部
材を有し、前記錠前の回動により前記第1の開閉体を施
錠・解錠する第1の施錠部と、前記カム部材の係合部に
係合して作動するロック部材が第2の開閉体に設けられ
た係合片と前記錠前の回動により係合し、前記第2の開
閉体を施錠・解錠する第2の施錠部とからなることを特
徴とする施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323443A JP2988230B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323443A JP2988230B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150837A JPH07150837A (ja) | 1995-06-13 |
JP2988230B2 true JP2988230B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=18154728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5323443A Expired - Fee Related JP2988230B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2988230B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5323443A patent/JP2988230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150837A (ja) | 1995-06-13 |
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