JP5256774B2 - 電力遮断機構、画像形成装置 - Google Patents

電力遮断機構、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、異なる方向に開閉可能な複数のドアを備える装置における電力遮断機構及びこれを備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置などに用いられる電力遮断機能、すなわち、いわゆるインターロックスイッチ機構として、作像ユニットにアクセスするための前ドアと、紙詰り処理のための側面ドアとの開閉状態を1個の電力供給スイッチで検知するインターロックスイッチ機構が広く利用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
電力供給スイッチは、ドアを開いたときに定着ユニットへの電力の供給を停止したり、書込ユニットのレーザーダイオードへの電力の供給を停止したりする機能を有している。そのため、電力供給スイッチはオペレータの安全を確保する役割を果たしている。
しかし、従来のインターロックスイッチ機構は、前ドア及び側面ドアをユーザーが手動で操作するため、電力供給スイッチの切換動作がスムーズに行われないことがある。より具体的には、インターロックスイッチ機構が複雑な機構になり、部品点数の増加によって寸法誤差が累積し、電力供給スイッチの切換動作に大きな力を必要とするといった不具合が発生することがある。
特開2005−67067号公報 特開平11−305512号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、簡素な構成でスムーズに電力供給スイッチの切換動作を行うことができる電力遮断機構及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の電力遮断機構は、開閉可能な第1ドアと、第1ドアの開閉方向と異なる方向に開閉可能な第2ドアと、第1ドアが閉じられたときに第1ドアによって押圧されて作動する第1ドア用動力伝達手段と、第2ドアが閉じられたときに第2ドアによって押圧されて作動する第2ドア用動力伝達手段と、第1ドア又は第2ドアが開いた場合に、第1ドア用動力伝達手段又は第2ドア用動力伝達手段が作動して、電力供給を停止する電力供給スイッチと、を備える電力遮断機構において、第1ドア用動力伝達手段は、第1ドア用レバーと、前記第1ドア用レバーと接触可能で、前記電力供給スイッチを押圧する副レバーとを備え、第2ドア用動力伝達手段は、第2ドア用レバーと、前記副レバーを回動自在に支持し、前記第2ドア用レバーと接触可能で、前記電力供給スイッチを前記副レバーを介して押圧する主レバーとを備え、第1ドア用レバーには前記副レバーを押圧するカムが設けられ、前記第2ドア用レバーには、前記主レバーを押圧するカムが設けられ、前記第2ドアが閉じているときのみ、前記第2ドア用レバーのカムが前記主レバーを押圧して、前記主レバーを移動した状態とし、前記第1ドアが閉じているときのみ、前記第1ドア用レバーのカムが前記副レバーを押圧して、前記副レバーを移動した状態とし、前記主レバーと前記副レバーがともに移動した状態にあるときに、前記電力供給スイッチが押圧されることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、前記電力供給スイッチと、前記第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチと、前記第1ドア用レバーと、前記第2ドア用レバーと、前記主レバー及び副レバーと、がユニット化されていることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第1ドア用レバー及び第2ドア用レバーを押圧するために第1ドア及び第2ドアにはそれぞれ第1ドアリブ及び第2ドアリブが形成され、第1ドア用レバー及び第2ドア用レバーのレバー回動軸は、それぞれ第1ドアリブ及び第2ドアリブの挿入方向に対して垂直方向に沿って配置されていることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第2ドアの開閉方向に沿った断面において、第2ドアリブが第2ドア用レバーを押圧する部分の中心を点A、第2ドア用レバーが主レバーを押圧する部分の中心を点B、第2ドア用レバーの回動中心を点Cとした場合、線分ACは線分BCより長いことを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第2ドアの開閉方向に沿った断面において、副レバーが電力供給スイッチを押圧する部分の中心を点D、第1ドア用レバーが副レバーを押圧する部分の中心を点E、副レバーの回動中心を点Fとした場合、線分DFは線分EFより短いことを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチが設けられ、第2ドアリブで第2ドア用レバーを一定距離押し込むと、第2ドアリブの先端と第2ドア用レバーとが非接触になり、さらに、第2ドアリブを押し込むと、第2ドアリブは開ドア検知スイッチを押圧し、第2ドアリブが開ドア検知スイッチを押圧した状態では、第2ドア用レバーは元の位置に戻ろうとする動きが第2ドアリブによって拘束される構成にされていることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第1ドア用レバー又は第2ドア用レバーの回動を拘束する回止めが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の電力遮断機構は、さらに、第1ドア及び第2ドアは、一方が作像ユニットにアクセスするためのドアであり、他方が紙詰り処理用のドアであることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の電力遮断機構を備えていることを特徴とする。
上記解決する手段としての電力遮断機構及びこれを備える画像形成装置では、簡素な構成でスムーズに電力供給スイッチの切換動作を行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の電力遮断機構の一実施形態を備える画像形成装置を示している。この画像形成装置は、装置正面側に設けられた開閉可能な第1ドア(1)と、第1ドア(1)の開閉方向と異なる方向に開閉可能な第2ドア(2)と、を備えている。第1ドア(1)は装置正面から見て手前側に倒れるように回動可能にされている。この第1ドア(1)より下方には、用紙をストックする給紙ストッカ(3)が設けられている。第2ドア(2)は装置正面から見て右側に倒れるように回動可能にされている。
本実施形態では、画像形成装置に用いられる電力遮断機構、すなわち、いわゆるインターロックスイッチ機構として、作像ユニットにアクセスするための第1ドア(1)、及び紙詰り処理のための第2ドア(2)の2枚のドアを1個の電力供給スイッチで検知するインターロックスイッチ機構が採用されている。
図2は、インターロックスイッチ機構(4)が設けられている本体構造体(5)の外観を示している。インターロックスイッチ機構(4)には、第1ドアを閉めたときには第1ドアに設けられた第1ドアリブが、第2ドアを閉めたときには第2ドアに設けられた第2ドアリブが、インターロックスイッチ機構(4)に差し込まれる。そして、第1ドア又は第2ドアを開け、第1ドアリブ又は第2ドアリブのインターロックスイッチ機構(4)への差込みが解除されると、画像形成装置内の各種機器への電力供給が停止される。
図3は、インターロックスイッチ機構(4)を拡大して示している。インターロックスイッチ機構(4)の正面側には板金状のプレート(6)が設けられており、このプレート(6)を取り外すと図4に示すようになる。図4に示すように、インターロックスイッチ機構(4)は、電力供給スイッチ(7)、第1ドア用レバー(8)、第2ドア用レバー(9)、主レバー(10)、副レバー(11)、開ドア検知スイッチ(12)を備えている。第1ドア用レバー(8)、第2ドア用レバー(9)及び主レバー(10)の回動軸はプレート(6)に固定され、副レバー(11)の回動軸は主レバー(10)の一端に固定される。
そして、このような内部機構により、第1ドア(1)が閉じられたときに第1ドア(1)によって押圧されて作動する第1ドア用動力伝達手段が構成されている。より具体的には、第1ドア用動力伝達手段は、回動自在な第1ドア用レバー(8)、第1ドア用レバー(8)と接触可能な副レバー(11)、及び副レバー(11)を回動自在に支持する主レバー(10)を備えている。ここで、主レバー(10)は電力供給スイッチ押圧部材として用いられる。副レバー(11)も電力供給スイッチ押圧部材として用いられる。
第1ドア用動力伝達手段の他に、第2ドア(2)が閉じられたときに第2ドア(2)によって押圧されて作動する第2ドア用動力伝達手段が構成されている。第2ドア用動力伝達手段は、第2ドア用レバー(9)及び主レバー(10)を備えている。第1ドア用動力伝達手段と第2ドア用動力伝達手段とは、主レバー(10)を共通の構成部品としている。そして、このインターロックスイッチ機構(4)は、第1ドア(1)又は第2ドア(2)が開いた場合、第1ドア用動力伝達手段又は第2ドア用動力伝達手段が作動して、電力供給スイッチ(7)の押圧を解除して電力供給を停止する構成にされている。
第1ドア用レバー(8)には、副レバー(11)を押圧するカム(8a)が設けられている。第2ドア用レバー(9)には、主レバー(10)を押圧するカム(9a)が設けられている。すなわち、第1ドア用動力伝達手段のカム(8a)と第2ドア用動力伝達手段のカム(9a)とは別個に設けられている。カム(8a、9a)はドア用レバー(8、9)と一体形成されているが、別体として取り付けてもよい。
上述したように、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)は、主レバー(10)が回動すると電力供給スイッチ(7)が押圧され、副レバー(11)が回動しても電力供給スイッチ(7)が押圧される構成にされている。また、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)は、主レバー(10)より上方に開ドア検知スイッチ(12)を備えている。そして、第2ドア用動力伝達手段が作動すると開ドア検知スイッチ(12)が押圧されてスイッチのオン/オフが切り換わる。
このインターロックスイッチ機構(4)では、電力供給スイッチ(7)、開ドア検知スイッチ(12)、第1ドア用レバー(8)、第2ドア用レバー(9)、主レバー(10)及び副レバー(11)、がユニット化されている。そのため、画像形成装置への組付作業を容易に行うことができる。
第1ドアリブの挿入方向に対して第1ドア用レバー(8)の回動軸部(8b)は垂直に配置されており、第2ドアリブの挿入方向に対して第2ドア用レバー(9)の回動軸部(9b)は垂直に配置されている。そのため、各ドアリブが各ドア用レバー(8、9)を押圧する方向が各ドアリブの挿入方向と一致するため、各ドアリブに加わる力を抑えることができる。また、第1ドア及び第2ドアの開閉をスムーズに行うことができる。さらに、第1ドア用レバー(8)の回動軸部(8b)の軸方向と第2ドア用レバー(9)の回動軸部(9b)の軸方向とを一致させる必要がないため、レイアウト上の自由度が上がり、インターロックスイッチ機構(4)のコンパクト化を図ることができる。
また、インターロックスイッチ機構(4)の全部の可動部品、すなわち、第1ドア用レバー(8)、第2ドア用レバー(9)、主レバー(10)及び副レバー(11)が、軸を中心として回動するので、直線運動を有する機構と比較して可動部品の摺動による摩擦抵抗が小さくなり、インターロックスイッチ機構(4)の不具合発生率を下げることができる。
図5は、図1に示した第1ドア(1)及び第2ドア(2)を共に開いたときのインターロックスイッチ機構(4)の状態を示している。第1ドア(1)の第1ドアリブ及び第2ドア(2)の第2ドアリブが、それぞれ第1ドア用動力伝達手段及び第2ドア用動力伝達手段を押圧していない状態である。すなわち、第1ドア用レバー(8)及び第2ドア用レバー(9)が、それぞれ第1ドア(1)の第1ドアリブ及び第2ドア(2)の第2ドアリブによって押圧されていない状態である。この状態のとき、電力供給スイッチ(7)はオフ状態、すなわち、画像形成装置の作像ユニットなどに電力が供給されていない状態にある。
図6は、図1に示した第1ドア(1)を開き第2ドア(2)を閉じたときのインターロックスイッチ機構(4)の状態を示している。第2ドアを閉じると、第2ドア用レバー(9)が図中、反時計回り方向に回動する。すると、第2ドア用レバー(9)のカム(9a)が主レバー(10)を押圧し、主レバー(10)を回動させる。このとき、同時に、第2ドア用レバー(9)の上端側の斜面が開ドア検知スイッチ(12)のプッシュボタン(12a)を押圧する。なお、第1ドアは開いた状態にあり、第1ドア用レバー(8)は、副レバー(11)と接触していない又は副レバー(11)を十分に押し込んでいないので、電力供給スイッチ(7)はオフ状態、すなわち、画像形成装置の作像ユニットなどに電力が供給されていない状態にある。
ここで、開ドア検知スイッチ(12)を第2ドア側用にのみ設けている理由について説明する。本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)は、互いに垂直方向に開閉する第1ドア及び第2ドアを1個の電力供給スイッチ(7)で検知する構成であり、より具体的には、少なくとも一方のドアが開いた場合に、作像ユニットなどの各種装置への電力供給を停止する構成である。そのため、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)では、電力供給スイッチ(7)がオフになっても、電力供給スイッチ(7)では、どちらのドアが開いているのか判断することができない。そこで、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)は、第2ドアを開いて第2ドア用レバー(9)が図6中、二点鎖線の位置に戻るように回動したときに、開ドア検知スイッチ(12)のプッシュボタン(12a)の押圧が解除され、第2ドアが開かれたことを判断することができる構成にされている。もし、電力供給スイッチ(7)がオフになり、開ドア検知スイッチ(12)が押圧された状態(オン状態)の場合には、第1ドアが開かれたと判断される。この判断は、画像形成装置内のCPUを有する電子回路によって判断される。勿論、当該電子回路に電力供給スイッチ(7)や開ドア検知スイッチ(12)が含まれることになる。第1ドアや第2ドアが開かれたことは、画像形成装置の機器操作パネルに表示される。
なお、開ドア検知スイッチ(12)は第2ドア用レバー(9)の上端側の斜面によって直接押圧されるので、第2ドア用レバー(9)にプッシュボタン(12a)を押圧するためのリブなどは形成されていない。
また、図6において、第2ドア用レバー(9)が開ドア検知スイッチ(12)を押す部分を斜面でなくカムにすれば、第2ドア側の寸法のバラツキや、ユーザーによる第2ドア開閉時の力の入れ具合による第2ドアリブの差込量のバラツキなどが吸収される。
図7は、図1に示した第1ドア(1)を閉じ第2ドア(2)を開いたときのインターロックスイッチ機構(4)の状態を示している。第1ドアを閉じると、第1ドア用レバー(8)が回動する。第1ドア用レバー(8)のカム(8a)は副レバー(11)を押圧し、押圧された副レバー(11)は回動軸(10a)を中心に回動する。しかし、第2ドア用レバー(9)は回動しないので、副レバー(11)は開ドア検知スイッチ(12)のプッシュボタン(12a)と接触せず、プッシュボタン(12a)は押圧されない。このとき、インターロックスイッチ機構(4)は、電力供給スイッチ(7)がオフ状態、すなわち、画像形成装置の作像ユニットなどに電力が供給されていない状態にある。
図8は、図1に示した第1ドア(1)及び第2ドア(2)を共に閉じたときのインターロックスイッチ機構(4)の状態を示している。第1ドアを閉じると、第1ドア用レバー(8)が回動する。すると、第1ドア用レバー(8)のカム(8a)が副レバー(11)を押圧する。さらに、第2ドアが閉じられることによって、第2ドア用レバー(9)が図中、反時計回り方向に回動して主レバー(10)を回動させる。そのため、副レバー(11)は、主レバー(10)の回動軸(10a)の移動に伴って電力供給スイッチ(7)側に移動する上、第1ドア用レバー(8)によって押圧されて回動軸(10a)を中心に回動し、電力供給スイッチ(7)のプッシュ部(7a)を押圧する。
このとき、インターロックスイッチ機構(4)は、電力供給スイッチ(7)はオン状態、すなわち、画像形成装置の作像ユニットなどに電力が供給されている状態にある。
図7の状態から、第1ドア及び第2ドアを開くと、プッシュ部(7a)は板バネ状になっているため、バネの復元力により副レバー(11)を押し戻す。そして、第1ドア用レバー(8)、主レバー(10)及び第2ドア用レバー(9)は元の位置に戻る方向に回動する。第2ドア用レバー(9)は自重により元の位置に戻るが、第1ドア用レバー(8)は回動軸が鉛直方向であるため、このままでは元の位置に戻らない。そのため、第1ドア用レバー(8)の回動を拘束する回止めを設けるとよい。そして、平板部(8c)が画像形成装置正面と平行になったら、回動が拘束されるようにするとよい。また、平板部(8c)が回止めに衝突して再び反対方向に回動しないように、小さな力で平板部(8c)を保持するようにするとよい。例えば、僅かな力で係合が解かれるような突起が平板部(8c)に係合するようにするとよい。このような第1ドア用レバー(8)の動きを拘束するための回止めや突起は、例えば、図3に示したプレート(6)に形成することができる。
図9は、第1ドア用レバー(8)の詳細を示している。第1ドア用レバー(8)は、カム(8a)と、回動軸部(8b)と、第1ドアリブが当接する平板部(8c)とを有している。簡単に言えば、回動軸部を中心とする円形構造を有するカムである。カム(8a)を形成すると、第1ドア側の寸法のバラツキや、ユーザーによる第1ドア開閉時の力の入れ具合による第1ドアリブの差込量のバラツキなどを吸収することができる。
第1ドアリブ(1a)は、第1ドア用レバー(8)の平板部(8c)を押圧するが、押し始めの時点で第1ドアリブ(1a)は平板部(8c)に垂直に衝突し、回動軸部(8b)を中心に平板部(8c)を回動させるので、第1ドアを閉じるときに余計な力が入らず、スムーズに第1ドアを閉じることができる。
また、図8に示される第2ドアリブ(2a)は、第2ドア用レバー(9)の平面を押圧するが、押し始めの時点で平面は垂直方向に沿っているので、第2ドアリブ(2a)は当該平面に垂直に衝突する。そして、回動軸部(9b)を中心に第2ドア用レバー(9)を回動させるので、第2ドアを閉じる際に余計な力が入らず、スムーズに第2ドアを閉じることができる。
上述したインターロックスイッチ機構(4)では、第1ドアと第2ドアとの開閉状態によって、図10に示すような電力供給スイッチ(7)のオン/オフ制御を行うことができる。より具体的には、第1ドアと第2ドアとが閉じられた場合に、電力供給スイッチ(7)がオンになる。この電力供給スイッチ(7)では、第1ドアと第2ドアの開閉順序に関係なく、所定のオン/オフの判断がなされる。
次に、インターロックスイッチ機構(4)の設計寸法について図11及び図12を用いて説明する。図11は、第2ドアの開閉方向に沿った断面を模式的に示している。第2ドアリブが第2ドア用レバー(9)を押圧する部分の中心を点A、第2ドア用レバー(9)が主レバー(10)を押圧する部分の中心を点B、第2ドア用レバー(9)の回動中心を点Cとした場合、線分ACは線分BCより長い。このようにインターロックスイッチ機構(4)は、梃子の原理を利用しており、小さい操作力で電力供給スイッチ(7)をオンにすることができ、操作性に優れている。なお、押圧する部分の中心とは、面接触する場合にはその重心であり、線接触の場合は、その線分の中心であり、点接触の場合はその点である。
また、図12に示すように、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)では、副レバー(11)が電力供給スイッチ(7)のプッシュ部(7a)を押圧する部分の中心を点D、第1ドア用レバー(8)が副レバー(11)を押圧する部分の中心を点E、副レバー(11)の回動中心を点Fとした場合、線分DFが線分EFより短くされている。このようにインターロックスイッチ機構(4)は、梃子の原理を利用しており、小さい操作力で電力供給スイッチ(7)をオンにすることができ、操作性に優れている。また、本実施形態のインターロックスイッチ機構(4)は、インターロックスイッチ機構(4)の組付作業による公差の累積による寸法のガタを副レバー(11)の部分で吸収することができる。
上述した実施形態のインターロックスイッチ機構(4)では、第1ドア用レバー(8)に副レバー(11)を押圧するカム(8a)を有し、第2ドア用レバー(9)は主レバー(10)を押圧するカム(9a)を有しているので、カムの湾曲した面でスムーズにドア用レバー(8、9)が回動し、簡素な構成でスムーズに電力供給スイッチ(7)の切換動作を行うことができる。
上述した実施形態のインターロックスイッチ機構(4)を改良した形態を図13に示す。図13に示すインターロックスイッチ機構(4)では、第2ドアリブ(2a)が第2ドア用レバー(9)を押圧して、ある程度第2ドア用レバー(9)を回動させると、第2ドア用レバー(9)の上端が第2ドアリブ(2a)の下側の面と接触する構成である。第2ドアリブ(2a)をある程度押し込むと、第2ドアリブ(2a)の先端が第2ドア用レバー(9)と非接触になり、開ドア検知スイッチ(12)のプッシュボタン(12a)を押圧する。第2ドアリブ(2a)は円柱状でも角柱状でもよい。
言い換えると、第2ドアリブ(2a)で第2ドア用レバー(9)を一定距離押し込むと、第2ドアリブ(2a)の先端と第2ドア用レバー(9)とが非接触になり、さらに、第2ドアリブ(2a)を押し込むと、第2ドアリブ(2a)は開ドア検知スイッチ(12)を押圧し、第2ドアリブ(2a)が開ドア検知スイッチ(12)を押圧した状態では、第2ドア用レバー(9)は元の位置に戻ろうとする動きが第2ドアリブ(2a)によって拘束される構成にされている。
このような構成にすると、第2ドア(2)に形成された第2ドアリブ(2a)が直接、開ドア検知スイッチ(12)を押圧するので、部品点数を減らすことができる。ひいては、部品の寸法公差によるガタを抑止することができる。また、第2ドアリブ(2a)の周面に第2ドア用レバー(9)が当接し、第2ドア用レバー(9)が元の位置に戻ろうとする動きが拘束されるので、第2ドア用レバー(9)からは主に第2ドアリブ(2a)の挿入方向に対して垂直方向の力しか受けない。従って、第2ドアリブ(2a)の挿入時の反力が小さい。
最後に、上述した実施形態のインターロックスイッチ機構(4)を改良したもう1つの形態を図14に示す。図14では、第2ドア用レバー(9)の回動を拘束する回止め(6a)がプレート(6)に形成されている。このように回止め(6a)を形成すると、第2ドアリブの押込み過ぎによるインターロックスイッチ機構(4)の破損を防ぐことができる。なお、回止め(6a)は、別部品として取り付けてもよい。例えば、ボルトをプレート(6)に螺合させることで回止めを形成することができる。
図1は、本発明のインターロックスイッチ機構の一実施形態を備える画像形成装置を示す説明図である。 図2は、インターロックスイッチ機構が設けられている本体構造体の外観を示す説明図である。 図3は、インターロックスイッチ機構を拡大して示す説明図である。 図4は、図3のプレート(6)を取り外した形態を示す説明図である。 図5は、第1ドア及び第2ドアを共に開いたときの状態を示す説明図である。図5(a)はインターロックスイッチ機構の正面図であり、図5(b)はインターロックスイッチ機構の斜視図である。 図6は、第1ドアを開き第2ドアを閉じたときの状態を示す説明図である。図6(a)はインターロックスイッチ機構の正面図であり、図6(b)はインターロックスイッチ機構の斜視図である。 図7は、第1ドアを閉じ第2ドアを開いたときの状態を示す説明図である。図7(a)はインターロックスイッチ機構の正面図であり、図7(b)はインターロックスイッチ機構の斜視図である。 図8は、第1ドア及び第2ドアを共に閉じたときの状態を示す説明図である。図8(a)はインターロックスイッチ機構の正面図であり、図8(b)はインターロックスイッチ機構の斜視図である。 図9は、第1ドア用レバーの詳細を示す説明図である。図9(a)は第1ドア用レバーの正面図であり、図9(b)は第1ドア用レバーの正面図である。 図10は、第1ドア及び第2ドアの開閉と電力供給スイッチのオン/オフとの関係を示す説明図である。 図11は、第2ドアの開閉方向に沿った断面を模式的に示す説明図である。 図12は、図11の第1ドア用レバー及び第2ドア用レバーが回動した形態を示す説明図である。 図13は、インターロックスイッチ機構の変形例を示す説明図である。 図14は、インターロックスイッチ機構の第2の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 第1ドア
1a 第1ドアリブ
2 第2ドア
2a 第2ドアリブ
3 給紙ストッカ
4 インターロックスイッチ機構
5 本体構造体
6 プレート
6a 回止め
7 電力供給スイッチ
7a プッシュ部
8 第1ドア用レバー
8a カム
8b 回動軸部
8c 平板部
9 第2ドア用レバー
9a カム
9b 回動軸部
10 主レバー
10a 回動軸
11 副レバー
12 開ドア検知スイッチ
12a プッシュボタン

Claims (10)

  1. 開閉可能な第1ドアと、
    第1ドアの開閉方向と異なる方向に開閉可能な第2ドアと、
    第1ドアが閉じられたときに第1ドアによって押圧されて作動する第1ドア用動力伝達手段と、
    第2ドアが閉じられたときに第2ドアによって押圧されて作動する第2ドア用動力伝達手段と、
    第1ドア又は第2ドアが開いた場合に、第1ドア用動力伝達手段又は第2ドア用動力伝達手段が作動して、電力供給を停止する電力供給スイッチと、
    を備える電力遮断機構において、
    第1ドア用動力伝達手段は、第1ドア用レバーと、前記第1ドア用レバーと接触可能で、前記電力供給スイッチを押圧する副レバーとを備え、
    第2ドア用動力伝達手段は、第2ドア用レバーと、前記副レバーを回動自在に支持し、前記第2ドア用レバーと接触可能で、前記電力供給スイッチを前記副レバーを介して押圧する主レバーとを備え、
    第1ドア用レバーには前記副レバーを押圧するカムが設けられ、前記第2ドア用レバーには、前記主レバーを押圧するカムが設けられ、
    前記第2ドアが閉じているときのみ、前記第2ドア用レバーのカムが前記主レバーを押圧して、前記主レバーを移動した状態とし、
    前記第1ドアが閉じているときのみ、前記第1ドア用レバーのカムが前記副レバーを押圧して、前記副レバーを移動した状態とし、
    前記主レバーと前記副レバーがともに移動した状態にあるときに、前記電力供給スイッチが押圧される
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  2. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    前記電力供給スイッチと、前記第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチと、前記第1ドア用レバーと、前記第2ドア用レバーと、前記主レバー及び副レバーと、がユニット化されている
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  3. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    第1ドア用レバー及び第2ドア用レバーを押圧するために第1ドア及び第2ドアにはそれぞれ第1ドアリブ及び第2ドアリブが形成され、
    第1ドア用レバー及び第2ドア用レバーのレバー回動軸は、それぞれ第1ドアリブ及び第2ドアリブの挿入方向に対して垂直方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  4. 請求項3に記載の電力遮断機構において、
    第2ドアの開閉方向に沿った断面において、
    第2ドアリブが第2ドア用レバーを押圧する部分の中心を点A、第2ドア用レバーが主レバーを押圧する部分の中心を点B、第2ドア用レバーの回動中心を点Cとした場合、線分ACは線分BCより長い
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  5. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    第2ドアの開閉方向に沿った断面において、
    副レバーが電力供給スイッチを押圧する部分の中心を点D、第1ドア用レバーが副レバーを押圧する部分の中心を点E、副レバーの回動中心を点Fとした場合、線分DFは線分EFより短い
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  6. 請求項3に記載の電力遮断機構において、
    第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチが設けられ、
    第2ドアリブで第2ドア用レバーを一定距離押し込むと、第2ドアリブの先端と第2ドア用レバーとが非接触になり、
    さらに、第2ドアリブを押し込むと、第2ドアリブは開ドア検知スイッチを押圧し、
    第2ドアリブが開ドア検知スイッチを押圧した状態では、第2ドア用レバーは元の位置に戻ろうとする動きが第2ドアリブによって拘束される構成にされている
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  7. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    第2ドア用動力伝達手段が作動すると押圧されて切り換わる開ドア検知スイッチが設けられている
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  8. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    第1ドア用レバー又は第2ドア用レバーの回動を拘束する回止めが設けられている
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  9. 請求項1に記載の電力遮断機構において、
    第1ドア及び第2ドアは、一方が作像ユニットにアクセスするためのドアであり、他方が紙詰り処理用のドアである
    ことを特徴とする電力遮断機構。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の電力遮断機構を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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