JP2005282218A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不測の事態により放出部及び/又は捕捉部が開閉体の動作に追従しなかった場合に、障害物感知手段の感知不良を生じてしまうのを防ぐことができる開閉装置を提供する。
【解決手段】 障害物感知手段50は、開閉体10から開閉体閉鎖方向へ突出する放出部51及び捕捉部52を、開閉体開閉方向へスライド可能に備え、放出部51から略開閉体幅方向へ障害物感知媒体を放出し、該障害物感知媒体の経路sに存在する障害物を捕捉部52によって感知するとともに、放出部51及び/又は捕捉部52が開閉体10に近接または接触したことを保護感知部60により感知するように構成され、制御手段40は、少なくとも開閉体10の閉鎖動作中に、保護感知部60による感知があった場合に異常状態と判断し、所定の制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ドア、雨戸を含む引戸、サッシ窓、ロールスクリーン、ブラインド、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等の開閉装置であって、開閉体よりも閉鎖方向側に障害物があることを感知可能な開閉装置に関し、特にシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の開閉装置には、例えば特許文献1に記載されたもののように、開閉体の下端部における開閉体幅方向の両端部に、下方向きに突出する放出部(発光部32)及び捕捉部(受光部42)を上下方向へスライド可能に備え、これら放出部と捕捉部との間に形成される障害物検知媒体の経路(光線)が障害物によって遮られるのを感知して、開閉体を停止や反転等するようにした発明がある。
この従来技術によれば、開閉体が閉鎖動作して当接対象部位(例えば、地面や床面、枠部材等)に当接しようとする際、放出部(発光部32)及び捕捉部(受光部42)は、前記当接対象部位に当接され押されて、開閉体に対し相対的に開閉体開放方向へスライドする。
しかしながら、上記従来技術では、例えば、開閉体を上下方向へ案内するガイドレールに、傘や杖等の棒状物が立てかけられ、この棒状物の上端側が放出部(発光部32)や受光部(受光部42)等の真下に位置していた場合、開閉体が閉鎖動作されると、前記棒状物の上端部が放出部(発光部32)または捕捉部(受光部42)に当接する場合がある。なお、前記棒状物は、障害物感知媒体の経路外にあるため、放出部(発光部32)及び捕捉部(受光部42)によっては感知されない。
そして、前記のような状態を生じた場合には、放出部または捕捉部が、前記棒状物に押されて開閉体の閉鎖動作に追従しなくなり、ひいては、これら放出部や捕捉部が故障したり、これら放出部や捕捉部の支持箇所が破損したり、あるいは放出部と捕捉部との間の障害物感知媒体の経路が傾いたり等して、感知不良を生じてしまうおそれがある。
特開平11−182161号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、不測の事態により放出部及び/又は捕捉部が開閉体の動作に追従しなかった場合に、障害物感知手段の感知不良を生じてしまうのを防ぐことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の発明は、閉鎖方向側部位をスライドさせて閉鎖動作可能な開閉体と、該開閉体よりも閉鎖方向側の障害物を非接触で感知する障害物感知手段と、該障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を制御する制御手段とを備えた開閉装置において、前記障害物感知手段は、前記開閉体から開閉体閉鎖方向へ突出する放出部及び捕捉部を、開閉体開閉方向へスライド可能に備え、放出部から略開閉体幅方向へ障害物感知媒体を放出し、該障害物感知媒体の経路に存在する障害物を捕捉部によって感知するとともに、前記放出部及び/又は前記捕捉部が前記開閉体に近接または接触したことを保護感知部により感知するように構成され、前記制御手段は、少なくとも前記開閉体の閉鎖動作中に、前記保護感知部による感知があった場合に異常状態と判断し、所定の制御を行うことを特徴とする。
ここで、本発明に係わる開閉装置は、少なくとも閉鎖方向へ動作可能な開閉体を備え、該開閉体により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、開閉体が閉動作のみを行うように用いられる態様、開閉体が開動作と閉動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
なお、前記開閉体は、空間を仕切る方向へスライドして移動するものであり、この開閉体には戸先側が略円運動をする所謂開き戸を含まない。
また、上記開閉体の具体例としては、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、パネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数連設してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等が挙げられる。
また、障害物感知手段には、上記放出部を開閉体幅方向の一端側に配置するとともに上記捕捉部を他端側に配置し、これら放出部と捕捉部との間に障害物感知媒体の経路を形成するようにした態様や、前記放出部と前記捕捉部との双方を開閉体幅方向の一端側に配置するとともに、その他端側には前記放出部から放出される障害物感知媒体を前記捕捉部へ向けて反射する反射部材(例えば所謂リフレクター等)を配設し、前記放出部及び前記捕捉部と前記反射部材との間に、障害物感知媒体の往復経路を形成するようにした態様等を含む。
この障害物感知手段の具体的構成としては、上記障害物感知媒体として赤外線を用いるようにした態様(より具体的には、例えば光電センサー等による構成)や、上記障害物感知媒体としてマイクロ波や、レーザー光、超音波、ミリ波等を用いるようにした態様(より具体的には、例えばレーダー装置等による構成)等が挙げられる。
特に上記障害物感知手段を超音波やミリ波等を用いたレーダー装置により構成すれば、放出部及び捕捉部のみを、開閉体幅方向の一端側に配設された態様(リフレクターを備えない構成)とすることができ、構成が簡素である。
なお、上記開閉体を開閉方向へ案内するためのガイドレールを備えるようにした場合、上記障害物感知手段の少なくとも一部は、前記ガイドレール内に配置することが好ましい。この構成によれば、上記障害物感知手段を外部から保護することができる上、外観上の体裁もよい。
また、上記保護感知部とは、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体に近接または接触したことを感知するものであればよい。
すなわち、この保護感知部には、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体に近接したことを感知するようにした態様と、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体に接触したことを感知するようにした態様との双方を含むが、上記放出部及び/又は上記捕捉部に対する保護性能をより向上するためには、前者の態様とする方が好ましい。
また、この保護感知部には、上記放出部及び/又は上記捕捉部が、上記開閉体の閉鎖方向端部に対して、開閉体閉鎖方向側(例えば真下側等)から接近して、近接または接触するのを感知するようにした態様を含むのは勿論のこと、上記放出部及び/又は上記捕捉部が、上記開閉体の幅方向の側端部に対して、開閉体閉鎖方向側から接近して、近接または接触するのを感知するようにした態様も含む。
後者態様は、より具体的に説明すれば、例えば、上記放出部及び/又は上記捕捉部が、上記開閉体よりも閉鎖方向側の位置から、上記開閉体の幅方向の側端部に沿う位置に移動することで、上記開閉体に近接または接触するのを感知するようにした構成である。
そして、上記保護感知部は、より具体的には、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体に近接したのを感知する非接触式センサー(例えば、マグネット等の近接スイッチや光電センサー等)や、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体に接触したのを感知する接触式センサー(例えば、リミットスイッチ等)等によって構成することができる。
また、上記制御手段は、少なくとも前記開閉体の閉鎖動作中に、前記保護感知部による感知があった場合に異常状態と判断し、所定の制御を行うものである。
すなわち、この制御手段には、上記開閉体の閉鎖動作中のみに、上記保護感知部による感知を異常状態と判断する態様と、上記開閉体の閉鎖動作中および開放動作中に、上記保護感知部による感知を異常状態と判断する態様との双方を含む。
そして、この制御手段は、具体的には、例えば、マイコン回路やシーケンサー等のプログラムドロジック回路、あるいは電子回路やリレー回路等によるワイヤードロジック回路等により構成される。
また、上記所定の制御には、例えば、上記開閉体を停止や逆動作、減速動作等、正常時とは異なる状態とするようにした制御や、警報ランプを点灯または点滅させるようにした制御、警報音を発するようにした制御等が挙げられる。
また、第二の発明では、上記制御手段は、上記開閉体の閉鎖動作中に上記異常状態と判断した場合に、上記開閉体を停止又は逆動作させることを特徴とする。
また、第三の発明では、上記開閉体が閉鎖動作を開始してから、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体の当接対象部位に近接するまでの時間を設定時間とした閉動作タイマーを備え、上記制御手段は、該閉動作タイマーによるカウントが前記設定時間を経過した後に、上記保護感知部による感知があった場合には、異常状態と判断せずに、上記開閉体の閉鎖動作を停止することを特徴とする。
また、第四の発明では、上記制御手段は、上記開閉体が開放動作中に、上記保護感知部による感知信号を受けた場合に、異常状態と判断することを特徴とする。
また、第五の発明では、上記制御手段は、上記開閉体が開放動作を開始してから所定時間の間、上記保護感知部による感知を異常状態と判断しないことを特徴とする。
なお、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、開閉体の閉鎖動作中に、放出部及び/又は捕捉部に対しその開閉体閉鎖方向側(例えば真下)から障害物等が当接した場合等のように、放出部及び/又は捕捉部が開閉体の閉鎖動作に追従しなかった場合に、放出部及び/又は捕捉部は、開閉体開放方向へスライドし、開閉体に近接または接触する。
すると、放出部及び/又は捕捉部が保護感知部により感知され、制御手段は、異常状態と判断して、開閉体を停止や逆動作、減速動作等、正常時とは異なる状態としたり、警報を発したり等の所定の制御を行う。
したがって、不測の事態により放出部及び/又は捕捉部が開閉体の動作に追従しなかった場合に、障害物感知手段の故障、障害物感知媒体の経路の傾き等、障害物感知手段の感知不良を生じてしまうのを防ぐことができる。
更に、第二の発明によれば、放出部及び/又は捕捉部が開閉体との当接等に起因して故障等を生じる前に、開閉体が停止又は逆動作する。
したがって、開閉体の動作の信頼性を向上するとともに、障害物感知手段の感知不良を、より効果的に防ぐことができる。
更に、第三の発明によれば、開閉体の閉鎖動作と略同時に閉動作タイマーによるカウントが開始される。
そして、開閉体が当接対象部位(例えば地面や床面、枠部材等)に近接して、閉動作タイマーによるカウントが終了し、その後に、放出部及び/又は捕捉部は、前記当接対象部位との当接により開閉体開放方向へスライドする。そして、このスライドにより放出部及び/又は捕捉部が開閉体に近接または接触した場合には、異常状態と判断されずに、開閉体の閉鎖動作が停止する。
したがって、障害物感知手段を保護するための保護感知部に、開閉体が閉鎖状態とされたことを感知する機能を併せ持たせることができる。
更に、第四の発明によれば、例えば、略全閉状態の開閉体が開放動作した際に、放出部及び/又は捕捉部の開閉体閉鎖方向へのスライドが、噛み込んだ異物や凍結等の影響により阻まれた場合、放出部及び/又は捕捉部と保護感知部とが近接または接触している状態に維持されるため、その状態を、制御手段によって異常状態として判断することができる。
また、例えば、開放動作中の開閉体に対し、悪戯等により放出及び/又は捕捉部が開閉体開放方向へ押された場合にも、放出部及び/又は捕捉部と保護感知部とが近接または接触するため、異常状態と判断することができる。
更に、第五の発明によれば、開閉体が開放動作した際、その開放動作の開始から所定時間の間は、保護感知部による感知が異常状態と判断されない。
したがって、例えば、全閉状態の開閉体の開放動作に伴って、放出部及び/又は捕捉部が、略正常に開閉体閉鎖方向へスライドして、保護感知部の感知範囲外に位置するまでの間を、異常状態と判断しないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするあらゆる態様の開閉装置として適用可能であるが、特に開閉体をガイドレールにより開閉方向へ案内することで、空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置に適用した一例を説明する。
この開閉装置1は、閉鎖方向側部位をスライドさせて開閉動作可能な開閉体10と、該開閉体10を動作方向へ案内するガイドレール20と、該開閉体10を巻き取ったり繰出したりする巻取装置30と、該開閉体10よりも閉鎖方向側の障害物を非接触で感知する障害物感知手段50と、該障害物感知手段50を保護するための保護感知部60と、開閉体10や障害物感知手段50等への供給電力を制御する制御手段40とを備えている(図1参照)。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラットを複数備え、これらスラットを、開閉体開閉方向(図示例によれば上下方向)に隣接するスラット間で回動するように複数接続することで、巻取装置30によって巻取り可能な開閉体本体11を構成し、該開閉体本体11の閉鎖方向端部に開閉体幅方向にわたって座板部材12を接続している。
座板部材12は、開閉体幅方向にわたる略中空状の長尺状部材であり、その内部には、後述する放出部51の電気配線を開閉体幅方向にわたって貫通状に挿通している。
また、この座板部材12の内部には、後述する保護感知部60の非感知部62が固定されている。
そして、この座板部材12の表裏面の各々であって、開閉体幅方向の端部側には、開閉体厚さ方向へ突出して、後述する障害物感知手段50(詳細には放出側非接触感知ユニット50aまたは捕捉側非接触感知ユニット50b)を支持するように、被係合部12g,12g(図2〜図4参照)が形成されている。
この被係合部12g,12gは、図示のように座板部材12に対し別部材を貫通し固定して構成してもよいし、座板部材12の面を部分的に切り起こす等して構成してもよい。
そして、上記構成の開閉体10における幅方向の各端部には、障害物感知手段50の電気配線スペースを確保するように、前記座板部材12から開閉体本体11にわたって切欠部10aが形成されている。
この切欠部10aの開閉体開閉方向の寸法は、対応して配置される放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)のスライド量と略同等に設定されることで、放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)が開閉体開閉方向へスライドした際に、放出部51(又は捕捉部52)の電気配線が弛んだり伸びたりするスペースを十分に確保している。
また、同切欠部10aの開閉体幅方向の寸法は、該切欠部10aがガイドレール20外に露出して外観上の体裁を損ねることがないように、ガイドレール20内に納まる寸法であって、且つ、放出部51(又は捕捉部52)の電気配線が折れ曲がることなく曲線状に弛むように、適宜寸法に設定されている。
したがって、前記切欠部10aによれば、放出部51や捕捉部52等の電気配線が開閉体10の幅方向の端部やガイドレール20等と干渉するのを緩和して、該電気配線の磨耗や劣化等を防ぐことができる上、放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)のスライド動作をスムーズに維持することができる。
また、障害物感知手段50は、開閉体幅方向の一端側(図示例によれば左端側)に配置される放出側非接触感知ユニット50aと、開閉体幅方向の他端側(図示例によれば右端側)に配置される捕捉側非接触感知ユニット50bとを具備している。
そして、この障害物感知手段50は、制御手段40から電力を供給されて、放出側非接触感知ユニット50a側から放出される障害物感知媒体を捕捉側非接触感知ユニット50b側で捕捉することにより、これら放出側非接触感知ユニット50aと捕捉側非接触感知ユニット50bとの間に障害物感知媒体の経路s(図1参照)を形成する。
放出側非接触感知ユニット50aは、開閉体10に対して開閉体開閉方向へ所定間隔スライドし、且つガイドレール20によって開閉体開閉方向へ導かれるように、ガイドレール20内の後述するガイド部材21(図3参照)と係合するユニット本体54と、障害物感知媒体を略開閉体幅方向へ放出する放出部51と、後述する保護感知部60の近接感知部61とを具備し、開閉体10における閉鎖方向側の端部、詳細には座板部材12の幅方向の一端部から開閉体閉鎖方向(図示例によれば下方)へ突出するように配設されている。
同様にして、捕捉側非接触感知ユニット50bは、開閉体10に対して開閉体開閉方向へ所定間隔スライドし、且つガイドレール20によって開閉体開閉方向へ導かれるように、ガイドレール20内のガイド部材21と係合するユニット本体54と、放出部51から略開閉体幅方向へ放出された障害物感知媒体を捕捉する捕捉部52と、後述する保護感知部60の近接感知部61とを具備し、開閉体10における閉鎖方向側の端部、詳細には座板部材12の幅方向の他端部から開閉体閉鎖方向へ突出するように配設されている。
各ユニット本体54は、図示例によれば上下方向へ長尺な略中空直方体枠状を呈し、その上端部と一側端部を、開閉体10を遊嵌状に嵌め合わせるように開口している。
このユニット本体54の外表面には、ガイドレール20内のガイド部材21に対し凹凸状に係合する係合部54d,54d、及び係合部54f,54f等が、開閉体開閉方向にわたって形成されている。
また、このユニット本体54の内面には、上記座板部材12の被係合部12g,12gに対し、開閉体開閉方向へスライド可能であって遊嵌状に係合し合うように、係合溝54e,54eが形成されている。
そして、このユニット本体54は、放出側非接触感知ユニット50aと捕捉側非接触感知ユニット50bとの双方を構成可能なように、開閉体厚さ方向において左右対称形状に形成されている。
そして、上記放出側非接触感知ユニット50aにおいて、ユニット本体54内の開閉体閉鎖方向側には、放出部51が固定される。
また、上記捕捉側非接触感知ユニット50bにおいて、ユニット本体54内の開閉体閉鎖方向側には、捕捉部52が固定される。
放出部51及び捕捉部52は、放出部51から開閉体幅方向へ放出する障害物感知媒体を捕捉部52により捕捉する構成であればよく、本実施の形態の好ましい一例によれば、障害物感知媒体としての赤外線を放出部51から放出して捕捉部52によって受光する光電センサーが用いられている。
また、放出側非接触感知ユニット50aにおいて、放出部51よりも若干開閉体10側(図示例によれば上側)には、座板部材12内の非感知部62と対応するように、保護感知部60の近接感知部61が固定される。
同様にして、捕捉側非接触感知ユニット50bにおいて、捕捉部52よりも若干開閉体10側(図示例によれば上側)にも、座板部材12内の非感知部62と対応するように、近接感知部61が固定される。
保護感知部60は、磁石等からなる非感知部62と、該非感知部62が近接して所定の感知範囲内に入ったことを非接触で感知する近接感知部61とからなり、その感知信号を制御手段40へ送信する。
この保護感知部60は、本実施の形態の好ましい一例によれば所謂近接スイッチを用いた態様としているが、放出部51(又は捕捉部52)と座板部材12との間が近接または接触したことを感知するようにすれば、他のスイッチやセンサー等に置換することも可能であり、例えば、光電センサー等を用いた態様や、リミットスイッチ等の接触式スイッチとすることも可能である。
また、ユニット本体54の外部には、電気配線ガイド部材55が止着されている。
この電気配線ガイド部材55は、ガイドレール20内で非接触感知手段50から巻取装置30内の制御手段40にわたる電気配線を覆って保護しており、フレキシブルに曲げ変形されることで、内在する該電気配線を開閉体開閉方向へ自在に案内する周知の部材である。
また、各ガイドレール20は、例えばアルミ合金材料の引抜き成形または押し出し成形、鋼板や他の金属板の曲げ加工等の加工によって、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コの字状に形成された部材である。
このガイドレール20内には、放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)と嵌り合って、この放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)を開閉体開閉方向へ導くガイド部材21(図3参照)が、開閉体開閉方向にわたって連続的に設けられている。
ガイド部材21は、断面略L字状に形成され、ガイドレール20底部側の一片部に、ユニット本体54の両係合部54f,54fに係合させるための第一係合部21aを有するとともに、他片部には、ユニット本体54の一方の係合部54dに係合させるための第二係合部21bを有し、ガイドレール20底面に固定されている。
そして、このガイド部材21は、前記構成により、放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)の開閉体厚さ方向及び開閉体幅方向への揺動及び移動を抑制し、放出部51と捕捉部52間に形成される障害物感知媒体の経路sがずれたり傾いたり等するのを防いでいる。
また、巻取装置30は、収納ケース30a内に、開閉体10を巻取り及び繰出す巻取り軸31や、該巻取り軸31を駆動回転する開閉機32(例えば電動モーター等)、該開閉機32や障害物感知手段50への供給電力等を制御する制御手段40等を具備している。
なお、この巻取装置30は、開閉体10を電動により開放動作及び閉鎖動作させる態様であってもよいし、開閉体10を電動で開放動作させるとともに同開閉体10を自重により閉鎖動作させる態様であってもよい。
また、制御手段40は、CPU(中央処理装置)、記憶装置、入出力装置等を備えたプログラムドロジック回路(例えば、所謂マイコンやシーケンサー等)としているが、他の電子回路やリレー回路等によるワイヤードロジック回路としたり、プログラムドロジック回路とワイヤードロジック回路とを適宜に組み合わせた構成とすることも可能である。
次に、制御手段40について、図5及び図6に示すフローチャートの一例に基づいて詳細に述べる。
前提条件として開閉体10が略全開状態で停止し、障害物感知手段50への電源供給がOFFにされているものとする。
先ず、制御手段40は、開閉体10を閉鎖動作させるための閉操作信号の入力が有ったか否かを判断し(ステップ1)、閉操作信号の入力が有った場合には次のステップ2へ処理を移行し、閉鎖信号の入力が無かった場合には閉操作信号の入力待ち状態となる。
なお、前記閉操作信号は、制御手段40に対し有線または無線接続された操作スイッチ(図示せず)からの電気信号である。
ステップ2では、障害物感知手段50への電源供給を開始して、次のステップ3へ処理を移行する。したがって、障害物感知手段50は、放出部51と捕捉部52との間に障害物感知媒体の経路sを形成して、障害物を感知可能な状態となる。
ステップ3では、障害物感知手段50による感知信号が有ったか否かが判断され、感知信号が無かった場合には次のステップ3へ処理が移行され、感知信号が有った場合には、再度ステップ1へ処理が移行される。
すなわち、開閉体10の閉鎖方向側に障害物があり、該障害物によって障害物感知媒体の経路sが遮られている場合には、上記操作スイッチの操作により閉操作信号があった場合でも、開閉体10は閉鎖動作しない。
障害物が無かった場合には、開閉体10が閉鎖動作を開始し(ステップ4)、それと略同時に、閉動作タイマー(図示せず)によるカウントが開始され(ステップ5)、制御手段40による処理が次のステップ5へ移行する。
前記閉動作タイマーは、制御手段40に対しプログラミングされるタイマー機能とすればよいが、制御手段40外のタイマーによる信号を制御手段40に入力するようにしてもよい。
また、前記閉動作タイマーは、放出側非接触感知ユニット50a及び捕捉側非接触感知ユニット50bの開閉体閉鎖方向の端部が、所定速度で閉鎖動作をした場合の開閉体10が、当接対象部位p(例えば地面や床面,枠部材等)に対し近接するまでの時間を設定時間としている。
次に、ステップ6では、前記閉動作タイマーによるカウントが所定時間になったか否かが判断され、所定時間になった場合には次のステップ7へ処理が移行され、そうでない場合には、開閉体10の閉鎖動作及び閉動作タイマーのカウントが継続されるとともに、ステップ11へ処理が移行される。
ステップ7では、保護感知部60による感知信号が入力されたか否かが判断され、入力された場合には次のステップ8へ処理が移行され、そうでない場合には、保護感知部60による感知信号の入力待ち状態が維持される。
すなわち、このステップ7によれば、開閉体10の閉鎖動作により、放出側非接触感知ユニット50a又は捕捉側非接触感知ユニット50bの開閉体閉鎖方向の端部が当接対象部位pに当接し、放出側非接触感知ユニット50a又は捕捉側非接触感知ユニット50bが開閉体開放方向へスライドすることで、保護感知部60の近接感知部61と非感知部62との間が接近して所定の感知範囲内になった際、次のステップ8へ処理が移行されて開閉体10の閉鎖動作が停止する。
なお、前記感知範囲について詳述すれば、本実施の形態の好ましい一例では、開閉体開放方向へスライドした放出側非接触感知ユニット50a(又は捕捉側非接触感知ユニット50b)の開閉体閉鎖方向の端部と、開閉体10の閉鎖方向端部とが略面一となった際に、非感知部62が前記感知範囲内に入るように、近接感知部61と非感知部62との間の寸法が適宜に設定されている。
したがって、上記構成によれば、当接対象部位pに当接した放出側非接触感知ユニット50a及び捕捉側非接触感知ユニット50bが相対的に開閉体開放方向へスライドし、座板部材12が当接対象部位pに当接した時点で、非感知部62が前記感知範囲内に入り、ステップ8の処理によって開閉体10は略全閉位置で停止することになる。
そして、次のステップ9では、障害物感知手段50への電源供給がOFFにされ、更にステップ10では、開閉体10の略全閉状態が認識される。
また、上記ステップ6で分岐されたステップ11では、保護感知部60による感知信号が入力されたか否かが判断され、入力された場合には、次のステップ12の処理により閉鎖動作中の開閉体10が所定時間(例えば数秒程度)反転動作して停止し、入力されなかった場合にはステップ21へ処理を移行する。
すなわち、制御手段40は、保護感知部60からの感知信号の入力のタイミングが、上記閉動作タイマーによる設定時間の経過後であったか経過中であったかによって、異常状態であるか否かを判断しており、経過後であった場合には開閉体10を略全閉位置で停止(上記ステップ8参照)し、経過中であった場合には開閉体10を反転動作して停止(上記ステップ12参照)することで、障害物感知手段50が破損や故障等に至るのを防ぐ。
そして、ステップ13では障害物感知手段50への電源供給がOFFにされ、更に、ステップ14では、異常状態と認識され、必要に応じて警報(例えば警報ランプや警報音等)が発せられる。
また、ステップ21では、障害物感知手段50による感知信号があった場合は次のステップ22へ処理を移行し、感知信号がなかった場合には上記ステップ6へ処理を戻す。
そして、ステップ22では開閉体10を所定時間(例えば数秒)反転動作した後に停止し、次のステップ23により障害物感知手段50への電源供給がOFFにされ、更に、次のステップ24では障害物有りと認識される。
次に、開閉体10が開放動作する際のフローチャートの一例について詳細に説明する(図6参照)。
前提条件として開閉体10が略全閉状態で停止しているものとする。また、障害物感知手段50への電源供給は、上記ステップ9によりOFFの状態に維持されているものとする。
先ず、制御手段40は、開閉体10を開放動作させるための開操作信号の入力が有ったか否かを判断し(ステップ31)、開操作信号の入力が有った場合には次のステップ32へ処理を移行し、開操作信号の入力が無かった場合には開操作信号の入力待ち状態となる。なお、前記開操作信号は、制御手段40に対し有線または無線接続された操作スイッチ(図示せず)からの電気信号である。
次に、ステップ32では保護感知部60による感知信号が無効にされ、ステップ33では開閉体10が開放動作され、更にステップ34では無効タイマー(図示せず)によるカウントが開始される。前記無効タイマーは、制御手段40内のタイマー機能を用いてもよいり、外部に備えられたタイマーであってもよい。
そして、前記無効タイマーによるカウントが設定時間を経過したか否かが判断され(ステップ35)、経過した場合には次のステップ36により保護感知部60による感知信号が有効にされ、経過していない場合には、設定時間となるまで保護感知部60による感知信号が無効に維持される。
すなわち、開閉体10が略全閉状態から開放動作した場合、その開放動作の始めの段階では、障害物感知手段50の放出側非接触感知ユニット50a及び捕捉側非接触感知ユニット50bが、開閉体開放方向側(図示例によれば下方側)に位置しているため、保護感知部60の近接感知部61と非感知部62とは近接しており、該保護感知部60からは感知信号が発せられている。そのため、この状態が異常状態と認識されないように、上記ステップ32〜ステップ36においては、保護感知部60による感知信号を、開閉体10による開放動作の開始から所定時間無効とし、前記所定時間の経過後に有効とする。
なお、前記所定時間(具体的には上記無効タイマーの設定時間)は、略全閉状態の開閉体10による開放動作の開始から、放出側非接触感知ユニット50a及び捕捉側非接触感知ユニット50bが、開閉体10に対して相対的に、開閉体閉鎖方向へスライドし切った時までの時間であり、予め設定されている。
そして、次のステップ37では、保護感知部60による感知信号が入力されたか否かが判断され、入力された場合には次のステップ38へ処理が移行され、そ入力されなかった場合にはステップ41へ処理が移行される。
次に、ステップ38では、開閉体10の開放動作が停止され、更にステップ39では、異常状態と認識される。
すなわち、上記無効タイマーによる設定時間の経過後は、放出側非接触感知ユニット50aまたは捕捉側非接触感知ユニット50bが開閉体10に対して相対的に開閉体閉鎖方向へスライドせず、保護感知部60の近接感知部61と非感知部62とが近接している状態である場合、制御手段40によって異常状態と認識される。
なお、放出側非接触感知ユニット50aまたは捕捉側非接触感知ユニット50bが前記のように開閉体閉鎖方向へスライドしない場合の要因としては、異物等の噛み込みや、悪戯等による放出側非接触感知ユニット50aまたは捕捉側非接触感知ユニット50bへの接触行為等が考えられる。
また、ステップ41では、開閉体10が略全開位置となったか否かが判断され、略全開位置である場合には、そのことが次のステップ42により認識され、略全開位置でない場合には、上記ステップ37へ処理が戻される。
なお、開閉体10の全開位置の検出には、開閉機32あるいは収納ケース30a内に具備された検出機構(例えばリミットスイッチや、エンコーダスイッチ、光電スイッチ等)を利用してもよいし、上述した閉動作タイマーのように、略全閉状態の開閉体10が開放動作を開始してから略全開位置となるまでの時間を設定時間としたタイマーを利用してもよい。
而して、上記構成の開閉装置1によれば、不測の事態により放出側非接触感知ユニット50a及び/又は捕捉側非接触感知ユニット50bが開閉体10の動作に追従しなかった場合に、障害物感知手段50の故障、障害物感知媒体の経路sの傾き等、障害物感知手段50の感知不良を生じてしまうのを防ぐことができる。
その上、障害物感知手段50への電力供給が、開閉体10の閉鎖動作中等、必要時のみにONとされ、開閉体10の開放動作中等の不要時にはOFFとされるため、電力消費量を節減することができる上、障害物感知手段50の光線に対する目障り感を軽減することができる。
なお、上述した制御手段40のフローチャートにおいては、開閉体10を停止するための停止スイッチ(図示せず)による動作を省略しているが、停止スイッチによる開閉体10の停止は、上述したステップの何れの段階においても可能とされる。そして、開閉体10の途中位置での停止中は、障害物感知手段50への電力供給がOFFにされる。
また、上述した制御手段40のフローチャートにおいては、開閉体10が略全開位置から略全閉位置まで停止することなく閉鎖された場合について説明しているが、前記停止スイッチにより開閉体10が閉鎖途中で停止した場合には、その停止時点で一旦閉動作タイマーのカウントを停止し、開閉体10の閉鎖動作の再開と略同時に、閉動作タイマーのカウントも再開するようにすればよい。
また、上記開閉装置1の構成に加えて、更に電力消費量を節減するとともに障害物感知手段50の光の目障り感を軽減するために、開閉体10が閉鎖動作中であって、開閉体10と当接対象部位pとの間隔が比較的狭くなった場合(より具体的には前記間隔が所定範囲内となった場合)等、障害物感知の必要性が低い場合にも、障害物感知手段50への電力供給をOFFとするようにしてもよい。
また、上記開閉装置1は、閉動作タイマーのカウントに基づき開閉体10を閉鎖位置で停止するようにした好ましい態様であるが、他の接触式スイッチ(例えばリミットスイッチ等)や非接触式スイッチ(例えば光電スイッチ等)による開閉体10位置の検出に基づき、開閉体10を閉鎖位置で停止させる構成とすることも可能である。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す正面図。 同開閉装置の障害物感知手段の一例を示す分解斜視図。 図1における(III)-(III)線断面図。 図1における(IV)-(IV)線断面図。 同開閉装置において、開閉体を閉鎖動作させる際の制御を示すフローチャート。 同開閉装置において、開閉体を開放動作させる際の制御を示すフローチャート。
符号の説明
1:開閉装置
10:開閉体
40:制御手段
50:障害物感知手段
50a:放出側非接触感知ユニット
50b:捕捉側非接触感知ユニット
51:放出部
52:捕捉部
60:保護感知部

Claims (5)

  1. 閉鎖方向側部位をスライドさせて閉鎖動作可能な開閉体と、該開閉体よりも閉鎖方向側の障害物を非接触で感知する障害物感知手段と、該障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を制御する制御手段とを備えた開閉装置において、
    前記障害物感知手段は、前記開閉体から開閉体閉鎖方向へ突出する放出部及び捕捉部を、開閉体開閉方向へスライド可能に備え、放出部から略開閉体幅方向へ障害物感知媒体を放出し、該障害物感知媒体の経路に存在する障害物を捕捉部によって感知するとともに、前記放出部及び/又は前記捕捉部が前記開閉体に近接または接触したことを保護感知部により感知するように構成され、
    前記制御手段は、少なくとも前記開閉体の閉鎖動作中に、前記保護感知部による感知があった場合に異常状態と判断し、所定の制御を行うことを特徴とする開閉装置。
  2. 上記制御手段は、上記開閉体の閉鎖動作中に上記異常状態と判断した場合に、上記開閉体を停止又は逆動作させることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 上記開閉体が閉鎖動作を開始してから、上記放出部及び/又は上記捕捉部が上記開閉体の当接対象部位に近接するまでの時間を設定時間とした閉動作タイマーを備え、
    上記制御手段は、該閉動作タイマーによるカウントが前記設定時間を経過した後に、上記保護感知部による感知があった場合には、異常状態と判断せずに、上記開閉体の閉鎖動作を停止することを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 上記制御手段は、上記開閉体が開放動作中に、上記保護感知部による感知信号を受けた場合に、異常状態と判断することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 上記制御手段は、上記開閉体が開放動作を開始してから所定時間の間、上記保護感知部による感知を異常状態と判断しないことを特徴とする請求項4記載の開閉装置。
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