JPH09189183A - シャッタの駆動制御装置 - Google Patents

シャッタの駆動制御装置

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JPH09189183A
JPH09189183A JP213896A JP213896A JPH09189183A JP H09189183 A JPH09189183 A JP H09189183A JP 213896 A JP213896 A JP 213896A JP 213896 A JP213896 A JP 213896A JP H09189183 A JPH09189183 A JP H09189183A
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JP
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shutter
obstacle
controller
detection
plate
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Application number
JP213896A
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English (en)
Inventor
Masaji Kawakami
正次 川上
Yoshihisa Goto
吉久 後藤
Sakae Hara
栄 原
Takahiro Yamamoto
高寛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池交換の手間を省く。 【解決手段】ドラムカバー15の左右両端部には発光素
子23aと受光素子23bとが設けられ、発光素子23
aと受光素子23bとの間には略コ字状に延びる光軸L
1が形成される。そして、シャッタ17の下端部に設け
られた反射板21,22と、両反射板21,22間に位
置する光軸L1とにより、障害物を検出するための検出
部Kが構成される。シャッタの繰り出し中において、障
害物が両反射板21,22間の光軸L1を遮断すると、
シャッタ17の外部に設けられた受光素子23bがコン
トローラCへ検出信号を出力する。コントローラCは、
受光素子23bからの検出信号に基づいて電動モータ1
8を停止させ、シャッタ17の繰り出しを停止させる。
受光素子23bはシャッタ17の外部に設けられている
ため、その受光素子23bは無線通信ユニットを用いる
ことなくコントローラCに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャッタの駆動制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図21に示すようなシャッ
タの駆動制御装置が知られている。この装置では、窓9
1における窓枠92の上側に水平方向へ延びるドラム9
3が回転可能に支持されている。このドラム93には鉛
直方向へ延びるシャッタ94が連結され、ドラム93の
左端部には同ドラム93を回転させるための電動モータ
95が設けられている。更に、電動モータ95の左側に
は、その電動モータ95を駆動制御するためのコントロ
ーラCが設けられている。そして、電動モータ95を駆
動してドラム93を回転させると、シャッタ94が巻き
取り又は繰り出しされて窓91を開閉するようになって
いる。
【0003】又、窓枠92における左右両内側面の下端
部には、発光素子96aと受光素子96bとが設けら
れ、その両素子96a,96b間には水平方向へ延びる
光軸Lが形成されている。そして、シャッタ94の繰り
出し中において、窓枠92の下端部上面に物等が置かれ
ると、その物によって光軸Lが遮断される。受光素子9
6bは、光軸Lが遮断されることによって窓枠92の下
端部上面に物が置かれたことを検出し、検出信号をコン
トローラCへ出力する。コントローラCは、受光素子9
6aからの検出信号に基づいて電動モータ95の駆動を
停止させてシャッタ94の繰り出しを停止させる。
【0004】従って、シャッタ94の繰り出し中におい
て、窓枠92の下端部上面に物等が置かれた場合にはシ
ャッタ94の繰り出しが停止されるため、その物がシャ
ッタ94と窓枠92の下端部上面との間に挟まれて破損
するのを防止することができる。しかし、例えば窓91
の上部から物干し竿等の長尺物が飛び出した状態では、
窓枠92の内側下部に形成された光軸Lが前記長尺物に
よって遮断されない。そのため、長尺物が窓92から飛
び出した状態でシャッタ94を繰り出すと、シャッタ9
4が長尺物にぶつかることにより前記長尺物が破損して
しまうことがあった。
【0005】そこで、前記発光素子96a,96bに代
えて、図22に示すように、シャッタ94の下面に圧力
スイッチ97を設けることが提案されている。この圧力
スイッチ97は、シャッタ94の下端部に設けられた発
信側無線通信ユニット97aに接続されている。発信側
無線通信ユニット97aは図示しない電池を備え、その
電池を電源にしてコントローラCに接続された受信側無
線通信ユニット97bと交信を行うようになっている。
そして、圧力スイッチ97は物に接触することによって
前記物を検出し、発信側及び受信側無線通信ユニット9
7a,97bを介してコントローラCへ検出信号を出力
する。コントローラCは圧力スイッチ97からの検出信
号に基づいて電動モータ95を停止させるようになって
いる。
【0006】このように構成した場合、窓から長尺物が
飛び出した状態でシャッタ94が繰り出されると、シャ
ッタ94の下面に設けられた圧力スイッチ97が前記長
尺物に接触することにより、前記シャッタ94の繰り出
しが停止される。そのため、前記と異なり、シャッタ9
4が長尺物にぶつかって同長尺物が破損してしまうのを
防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記圧力セ
ンサ97は巻き取り又は繰り出しされるシャッタ97に
設けられているため、発信側及び受信側無線通信ユニッ
ト97a,97bを用いなければ、圧力センサ97から
コントローラCへ検出信号を出力することができない。
そして、発信側無線通信ユニット97aは、電池を電源
として受信側無線通信ユニット97bと交信を行うた
め、前記電池を定期的に交換しなければならず、その交
換作業に手間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、電池交換の手間を省
くことにある。又、第2の目的は、障害物を確実に検出
できるようにすることにある。
【0009】更に、第3の目的は、シャッタを軽量化す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、障害物検出手段
を、シャッタの繰り出し方向端部に設けられて障害物を
検出する検出部と、前記シャッタの外部に設けられて制
御手段に接続されるとともに、検出部が障害物を検出し
たときに制御手段へ検出信号を出力する信号出力部とか
ら構成し、前記信号出力部からの検出信号に基づいてシ
ャッタ駆動手段を停止させる制御手段を設けた。
【0011】請求項2記載の発明では、前記検出部は障
害物に当たることによって同障害物を検出するものとし
た。請求項3記載の発明では、前記検出部は、シャッタ
の繰り出し方向端部に沿って延びる光軸を形成し、その
光軸が障害物に当たることによって同障害物を検出する
ものとした。
【0012】即ち、請求項1記載の発明では、シャッタ
はシャッタ駆動手段によって巻き取り又は繰り出しされ
る。そして、シャッタの繰り出し中において、シャッタ
の繰り出し方向端部に設けられた検出部が障害物を検出
すると、シャッタの外部に設けられて制御手段に接続さ
れた信号出力部が検出信号を前記制御手段へ出力する。
制御手段は信号出力部からの検出信号に基づいてシャッ
タ駆動手段を停止させる。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、シャッタの繰り出し中において検出
部に障害物が当たると、その検出部は障害物を検出す
る。請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明の作
用に加え、シャッタの繰り出し中において、障害物が検
出部の光軸に当たると、その障害物が検出部によって検
出される。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図1〜図3に従って説明する。
【0015】図1に示すように、窓11は窓枠12を備
え、窓枠12は左右一対の縦框13と、両縦框13の下
端部間に設けられた横框14とから構成されている。窓
枠12の上側には、ドラムカバー15によって囲われた
ドラム16が水平方向へ延びた状態で回転可能に支持さ
れている。このドラム16には鉛直方向へ延びるシャッ
タ17が連結され、ドラムカバー15の左側にはドラム
16を回転させるための電動モータ18がシャッタ駆動
手段として設けられている。電動モータ18の左側に
は、その電動モータ18を駆動制御するためのコントロ
ーラCが制御手段として設けられている。そして、電動
モータ18を駆動してドラム16を回転させると、シャ
ッタ17が巻き取り又は繰り出しされて窓11を開閉す
るようになっている。
【0016】シャッタ17の下端部にはドラム16と同
方向へ延びる座板19が設けられ、座板19の左右両端
部には鉛直方向へ延びる貫通孔20がそれぞれ設けられ
ている。座板19の下側において、両貫通孔20に対応
する位置には、それぞれ反射板21,22が設けられて
いる。又、ドラムカバー15において、両貫通孔20に
対応する位置には発光素子23aと受光素子23bとが
設けられている。前記受光素子23bは信号出力部とし
て設けられている。そして、発光素子23aが発する光
は両反射板21,22にて反射された後、受光素子23
bによって受光される。その結果、発光素子23aと受
光素子23bとの間に、略コ字状に延びる光軸L1が形
成されるようになっている。
【0017】発光素子23aと反射板21との間に位置
する光軸L1は、鉛直方向へ延びて座板19の左端部に
設けられた貫通孔20を、図2(a)に示すように貫通
している。又、両反射板21,22間に位置する光軸L
1は、座板19の下側において同座板19に沿って水平
方向へ延びている。更に、反射板22と受光素子23b
との間に位置する光軸L1は、鉛直方向へ延びて座板1
9の右側部に設けられた貫通孔20を、図2(b)に示
すように貫通している。本実施形態では、前記反射板2
1,22と、両反射板21,22間に位置する光軸L1
とにより障害物を検出するための検出部Kが構成され、
前記検出部Kと受光素子23bとにより障害物検出手段
が構成されている。
【0018】前記横框14の上面において、反射板2
1,22に対応する位置にはそれぞれ凹所24が設けら
れている。そして、シャッタ17が繰り出しされて座板
19が横框14の上面に当接すると、反射板21,22
がそれぞれ凹所24内に収容されるようになっている。
【0019】次に、シャッタの駆動制御装置における電
気的構成を説明する。図3に示すように、受光素子23
bはコントローラCの入力側に接続され、コントローラ
Cの出力側には電動モータ18が接続されている。コン
トローラCが電動モータ18を駆動してドラム16を回
転させると、そのドラム16の回転によりシャッタ17
が巻き取り又は繰り出しされる。シャッタ17の繰り出
し中において、座板19よりも下側に位置する障害物に
対して前記座板19が接近すると、検出部Kの光軸L1
が前記障害物に当たることによって遮断される。検出部
Kは光軸L1が遮断されることにより障害物を検出す
る。
【0020】又、光軸L1が障害物によって遮断される
と、受光素子23bが発光素子23aからの光を受光し
なくなり、検出信号をコントローラCへ出力する。即
ち、受光素子23bは検出部Kが障害物を検出したと
き、検出信号をコントローラCへ出力するようになって
いる。コントローラCは、受光素子23bからの検出信
号に基づいて、電動モータ18の駆動停止によりドラム
16の回転を停止させ、シャッタ17の繰り出しを停止
させるようになっている。
【0021】次に、上記のように構成されたシャッタの
駆動制御装置の作用を説明する。窓11から物干し竿等
の長尺物が飛び出した状態で、シャッタ17が繰り出し
されると、シャッタ17の下端部に設けられた座板19
及び検出部Kが前記長尺物に接近する。そして、シャッ
タ17の繰り出しにより、長尺物が検出部Kにおける両
反射板21,22間に位置すると、検出部Kの光軸L1
が前記長尺物に当たって遮断される。検出部Kは光軸L
1が遮断されることにより、前記長尺物を検出する。
【0022】光軸L1が長尺物によって遮断されて検出
部Kが前記長尺物を検出すると、受光素子23bが発光
素子23aからの光を受光しなくなり、検出信号をコン
トローラCへ出力する。コントローラCは、受光素子2
3bからの検出信号に基づいて電動モータ17の駆動を
停止させる。すると、ドラム16の回転が停止してシャ
ッタ17の繰り出しが停止されるため、窓11から飛び
出した長尺物へのシャッタ17の衝突が防止される。
【0023】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(d)に示す効果がある。 (a)受光素子23bをシャッタ17の外部に設けてコ
ントローラCに接続した。そのため、従来と異なり、無
線通信ユニットを用いなくても、検出部Kが長尺物等の
障害物を検出したときに受光素子23bからコントロー
ラCへ検出信号を出力することができる。従って、無線
通信ユニットを駆動するための電池の交換作業を行わな
くてもよくなり、その交換作業の手間を省くことができ
る。
【0024】(b)検出部Kは光軸L1が障害物に当た
って遮断されることにより前記障害物を検出するため、
その障害物の検出を確実に行うことができる。 (c)検出部Kを光軸L1が障害物に当たって遮断され
ることにより前記障害物を検出するものとした。従っ
て、検出部Kに光軸L1を形成するだけで障害物を検出
することが可能となるため、検出部Kが重くなるのを防
止してシャッタ17全体を軽量化することができる。
【0025】(d)光軸L1は発光素子23aが光を発
することにより形成され、受光素子23bは前記発光素
子23aからの光を受光するものとした。そして、受光
素子23bが発光素子23aからの光を受光しなくなっ
たとき、受光素子23bからコントローラCへ検出信号
を出力するようにした。そのため、受光素子23bをシ
ャッタ17の外部に設けた場合でも、検出部Kが障害物
を検出したときに検出信号をコントローラCへ容易に出
力することができる。
【0026】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図4,図5に従って説明する。尚、本実施形態に
おいて、第1実施形態と同一部分については、第1実施
形態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0027】図4に示すように、本実施形態の発光素子
23a及び受光素子23bは、座板19の左端部に設け
られた貫通孔20に対応して位置している。そして、反
射板21は、図5に示すように前記貫通孔20の内側に
配置され、反射板21の左端部に設けられたピン31を
中心に回動可能となっている。又、座板19の上面右端
部には逆L字状に屈曲されたストッパ片32が立設さ
れ、ストッパ片32の上端部は座板19の右端部に設け
られた貫通孔20に対応して位置している。
【0028】そして、ストッパ片32の上端部下面と貫
通孔20との間には、鉛直方向に対して伸縮可能なコイ
ルスプリング33が設けられている。又、座板19の右
端部に設けられた貫通孔20には反射板22が鉛直方向
へ延びた状態で挿入され、反射板22の上端には鉛直方
向へ延びて前記コイルスプリング33及びストッパ片3
2の上端部を貫通するロッド34が設けられている。反
射板22は、ロッド34によりストッパ片32の上端部
に吊下支持されている。
【0029】従って、シャッタ17が繰り出されて座板
19が横框14の上面に接触すると、反射板21はピン
31を中心に回動して座板19の左端部に位置する貫通
孔20の内部に収容される。又、反射板22は、コイル
スプリング33の弾性力に抗して座板19の右端部に位
置する貫通孔20内に没入される。そして、シャッタ1
7が巻き取られて座板19が横框14の上面から離間す
ると、反射板21は自重により元の位置に戻り、反射板
22はコイルスプリング33の弾性力により元の位置に
戻るようになっている。
【0030】上記のように構成した場合、光軸L1は発
光素子23aから下方へ延び、座板19の左端部に設け
られた貫通孔20を上方から下方へ貫通する。前記貫通
孔20を貫通した光軸L1は、反射板21で約90°屈
曲して反射板22へ向かって延び、その反射板22で約
180°反転して反射板21へ戻る。更に、光軸L1は
反射板21で約90°屈曲した後、前記貫通孔20を下
方から上方へ貫通して受光素子23bまで延びる。
【0031】このように構成した場合においても、第1
実施形態の効果と同様の効果がある。 (第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態を図6〜
図8に従って説明する。尚、本実施形態において、第1
及び第2実施形態と同一部分については、第1及び第2
実施形態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】図6,図7に示すように、本実施形態の座
板19では、その座板19の上面における長手方向中央
部に左右一対の支持突起41が設けられている。そし
て、両支持突起41間には反射板42が設けられ、図8
に示すように反射板42は支持突起41に設けられたピ
ン43を中心に回動可能となっている。尚、反射板42
は、通常時においては図8の実線で示す非検出位置P1
に位置している。又、ドラムカバー15において反射板
42に対応する位置には、発光素子44aと受光素子4
4bとが設けられている。前記受光素子44bは信号出
力部として設けられている。発光素子44aは非検出位
置P1に位置する反射板42へ向かって光を発し、受光
素子44bは前記反射板42によって反射した発光素子
44aからの光を受光するようになっている。
【0033】座板19の下側には、その座板19と同方
向へ延びる接触板45が設けられ、接触板45の上面に
おいて反射板42に対応する位置には突部45aが上方
へ向かって突出するように設けられている。接触板45
の左右両端部にはそれぞれ上方へ向かって突出する支持
バー46が設けられ、両支持バー46は座板19を下方
から上方へ向かって貫通している。そして、両支持バー
46の上端部は大径に形成されて座板19の上面に引っ
掛かっており、その両支持バー46によって接触板45
が座板19に対して吊下支持されている。又、接触板4
5と座板19との間には鉛直方向に対して伸縮可能な左
右一対のコイルスプリング47が設けられている。そし
て、前記両支持バー46は、両コイルスプリング47を
それぞれ貫通している。
【0034】本実施形態では、接触板45及び反射板4
2によって検出部Kが構成され、その検出部Kと発光素
子44bとにより障害物検出手段が構成されている。そ
して、シャッタ17の繰り出し中において、接触板45
の下方に位置する障害物に対して前記接触板45が当た
ると、その接触板45は両コイルスプリング47の弾性
力に抗して座板19へ接近する。この接触板45の座板
19に対する接近により、検出部Kは障害物を検出する
ようになっている。又、接触板45が座板19に接近す
ると、接触板45の突部45aが非検出位置P1に位置
する反射板42を押し上げる。突部45aにより押し上
げられた反射板42は、ピン43を中心に起立する方向
へ回動し、非検出位置P1から図8の二点鎖線で示す検
出位置P2へ移動するようになっている。
【0035】反射板42が起立して検出位置P2に位置
すると、受光素子44bは発光素子44aからの光を受
光しなくなる。そして、受光素子44bは発光素子44
aからの光を受光しなくなると、検出信号をコントロー
ラCへ出力する。即ち、受光素子44bは、検出部Kが
障害物を検出したときに検出信号をコントローラCへ出
力するようになっている。コントローラCは、受光素子
44bからの検出信号に基づいて、電動モータ18の駆
動停止によりドラム16の回転を停止させ、シャッタ1
7の繰り出しを停止させるようになっている。
【0036】このように構成した場合、第1及び第2実
施形態の効果に加え、下記(e)〜(g)に示す効果が
ある。 (e)検出部Kは接触板45が障害物に当たることによ
り前記障害物を検出するため、その障害物の検出を確実
に行うことができる。
【0037】(f)接触板45が障害物に当たると、反
射板42が非検出位置P1から検出位置P2へ移動し、
受光素子44bは反射板42が非検出位置P1から検出
位置P2へ移動したことに基づいて検出信号をコントロ
ーラCへ出力する。従って、接触板45が障害物に当た
ったとき、確実に受光素子44bからコントローラCへ
検出信号を出力することができる。
【0038】(g)反射板42が非検出位置P1から検
出位置P2へ移動すると、受光素子44bは発光素子4
4aからの光を受光をしなくなり、検出信号をコントロ
ーラCへ出力する。そのため、接触板45に障害物が当
たったことに基づいて、確実にシャッタ17の繰り出し
を停止させることができる。
【0039】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態を図9〜図12に従って説明する。尚、本実施形態
において第1〜第3実施形態と同一部分については、第
1〜第3実施形態と同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0040】図9に示す本実施形態の座板19では、そ
の座板19の左右両側面に図10に示す回動軸51及び
掛止ピン52が、外側方へ向かって突出するようにそれ
ぞれ設けられている。そして、座板19の下側には、そ
の座板19の長手方向へ延びる接触板53が設けられて
いる。図11に示すように、接触板53は断面略V字状
に形成され、接触板53の長手方向両端部にはそれぞれ
上方へ向かって突出する吊下突起54が設けられてい
る。両吊下突起54間の距離は、前記座板19の全長と
ほぼ同じ値となっている。
【0041】両吊下突起54にはそれぞれ支持孔55が
設けられ、図12に示すように座板19の両回動軸51
が前記両支持孔55を貫通することにより、接触板53
が座板19に対して吊下支持されている。又、接触板5
3が座板19に吊下支持された状態では、接触板53に
働く重力荷重により、両吊下突起54の上端部が座板1
9の両掛止ピン52に引っ掛かるようになっている。
【0042】接触板53の上側開口部には同接触板53
の長手方向へ延びる反射板56が設けられ、反射板56
は座板19側へ向って下るように傾斜している。そし
て、ドラムカバー15に設けられた発光素子44aが反
射板56へ向かって光を発すると、その光は反射板56
で反射してドラムカバー15に設けられた受光素子44
bにより受光される。尚、反射板56の傾斜角度は、そ
の反射板56が図12の実線で示す非検出位置P1に位
置しているときにおいて、受光素子44bが発光素子4
4aからの光を受光可能な最大限の値に設定されてい
る。
【0043】本実施形態では接触板53及び反射板56
によって検出部Kが構成されている。そして、シャッタ
17の繰り出し中において、接触板53の下方に位置す
る障害物に対して前記接触板53が当たると、その接触
板53は押し上げられる方向へ回動軸51を中心に回動
する。この接触板53の回動により、検出部Kは障害物
を検出するようになっている。又、接触板53が押し上
げられる方向へ回動すると、接触板53の反射板56が
非検出位置P1から図12の二点鎖線で示す検出位置P
2へ移動する。
【0044】反射板56が検出位置P2に位置すると、
反射板56の水平面に対する傾斜角度が大きくなるた
め、受光素子44bは発光素子44aからの光を受光し
なくなる。そして、受光素子44bは発光素子44aか
らの光を受光しなくなると、検出信号をコントローラC
へ出力する。即ち、受光素子44bは、検出部Kが障害
物を検出したときに検出信号をコントローラCへ出力す
るようになっている。コントローラCは、受光素子44
bからの検出信号に基づいて、電動モータ18の駆動停
止によりドラム16の回転を停止させ、シャッタ17の
繰り出しを停止させるようになっている。
【0045】尚、非検出位置P1に位置したときの反射
板56の傾斜角度は、受光素子44bが発光素子44a
からの光を受光可能な最大限の値に設定されているた
め、接触板53が押し上げられる方向へ少しでも回動す
ると、受光素子44bは発光素子44aからの光を受光
しなくなる。従って、障害物への接触板53の接触に対
し、精度よくシャッタ17の繰り出しを停止させること
が可能となる。
【0046】このように構成した場合、第1〜第3実施
形態の効果に加え、下記(h),(i)に示す効果があ
る。 (h)検出部Kは接触板53が障害物に接触することに
より前記障害物を検出するため、その障害物の検出を確
実に行うことができる。
【0047】(i)非検出位置P1に位置したときの反
射板56の傾斜角度を、受光素子44bが発光素子44
aからの光を受光可能な最大限の値に設定した。従っ
て、接触板53が押し上げられる方向へ少しでも回動す
ると、受光素子44bは発光素子44aからの光を受光
しなくなる。そのため、障害物への接触板53の接触に
対し、精度よくシャッタ17の繰り出しを停止させるこ
とができる。
【0048】(第5実施形態)次に、本発明の第5実施
形態を図13〜図17に従って説明する。尚、本実施形
態において第1〜第4実施形態と同一部分については、
第1〜第4実施形態と同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0049】図13に示す本実施形態の電動モータ18
には、信号出力部としての負荷電流検出器61が設けら
れている。又、窓枠12において、左側に位置する縦框
13は図15に示すように断面略コ字に形成され、その
縦框13の内部における底側の面13aには多数の突起
13b鉛直方向に沿って並設されている。
【0050】図16に示すように、本実施形態では座板
19の下側に接触板45が設けられ、接触板45の左右
両端部には座板19を下方から上方へ向かって貫通する
支持バー46がそれぞれ設けられている。右側に位置す
る支持バー46の上端部は大径に形成されて座板19の
上面に引っ掛かっており、左側に位置する支持バー46
は座板19に対して鉛直方向へ移動可能となっている。
又、座板19と接触板45との間には左右一対のコイル
スプリング47が設けられ、両支持バー46は両コイル
スプリング47をそれぞれ貫通している。
【0051】座板19の上面において、左側に位置する
支持バー46よりも左側には支持片62が立設されてい
る。支持片62の上端部にはピン63が設けられ、この
ピン63は略L字状に形成されたレバー64の屈曲部分
を回動可能に支持している。又、レバー64の一端部に
は前記支持バー46の上端部が連結され、レバー64の
他端部には水平方向へ延びるように設けられた引掛棒6
5の右端部が連結されている。前記引掛棒65は支持片
62の左側に立設された支柱66を貫通し、その支柱6
6に対して左右方向へ移動可能となっている。引掛棒6
5は、左側に位置する縦框13に設けられた突起13b
に対応するように配置されている。本実施形態では、接
触板45及び引掛棒65によって検出部Kが構成され、
その検出部Kと負荷電流検出器61とにより障害物検出
手段が構成されている。
【0052】そして、接触板45が座板19へ向かって
接近すると、左側に位置する支持バー46が上方へ移動
する。この支持バー46の移動はレバー64を介して引
掛棒65へ伝達され、引掛棒65は図16に示す非検出
位置P1から左方へ向かって移動して図17に示す検出
位置P2に位置するようになっている。尚、シャッタ1
7を巻き取るときには、そのシャッタ17の下端部がド
ラム16から若干引き出された状態までしかシャッタ1
7の巻き取りが行われないため、前記引掛棒65等がド
ラム16に対して干渉することはない。
【0053】次に、シャッタの駆動制御装置における電
気的構成を説明する。図14に示すように、負荷電流検
出器61はコントローラCの入力側に接続され、コント
ローラCの出力側には電動モータ18が接続されてい
る。そして、シャッタ17の繰り出し中において、接触
板45の下方に位置する障害物に対して前記接触板45
が接触すると、接触板45は座板19へ向かって接近す
る。この接触板45の座板19に対する接近により、検
出部Kは障害物を検出するようになっている。接触板4
5が座板19へ向かって接近すると、図17に示すよう
に左側に位置する支持バー46が上昇する。支持バー4
6が上昇すると、引掛棒65が図16の非検出位置P1
から図17の検出位置P2へ移動する。検出位置P2に
位置した引掛棒65は、その左端部が左側に位置する縦
框13の突起13bに対して引っ掛かるようになってい
る。
【0054】引掛棒65の左端部が突起13bに引っ掛
かると、電動モータ18に駆動抵抗が働いて同電動モー
タ18に負荷電流が流れる。負荷電流検出器61は、電
動モータ18に負荷電流が流れたことに基づいて検出信
号をコントローラCへ出力する。即ち、負荷電流検出器
61は、検出部Kが障害物を検出したときに検出信号を
コントローラCへ出力するようになっている。コントロ
ーラCは、負荷電流検出器61からの検出信号に基づい
て電動モータ18を駆動停止させ、シャッタ17の繰り
出しを停止させるようになっている。
【0055】このように構成した場合、下記(j)〜
(m)に示す効果がある。 (j)負荷電流検出器61をシャッタ17の外部に設け
てコントローラCに接続した。そのため、従来と異な
り、無線通信ユニットを用いなくても、検出部Kが障害
物を検出したときに負荷電流検出器61からコントロー
ラCへ検出信号を出力することができる。従って、無線
通信ユニットを駆動するための電池の交換作業を行わな
くてもよくなり、その交換作業の手間を省くことができ
る。
【0056】(k)検出部Kは接触板45が障害物に当
たることにより前記障害物を検出するため、その障害物
の検出を確実に行うことができる。 (l)接触板45が障害物に当たると、引掛棒65が非
検出位置P1から検出位置P2へ移動して突起13bに
引っ掛かり、電動モータ18には駆動抵抗が働いて負荷
電流が流れる。負荷電流検出器61は、電動モータ18
に負荷電流が流れたことに基づいて検出信号をコントロ
ーラCへ出力する。従って、接触板45が障害物に当た
ったことに基づいて、負荷電流検出器61からコントロ
ーラCへ確実に検出信号を出力し、シャッタ17の繰り
出しを確実に停止させることができる。
【0057】(m)接触板45が障害物に当たることに
より検出部Kが前記障害物を検出すると、引掛棒61が
非検出位置P1から検出位置P2へ移動して突起13b
に引っ掛かる。そして、検出部Kが障害物を検出したと
き、負荷電流検出器61やコトローラCの故障等により
電動モータ18の駆動が停止されなくても、引掛棒61
が突起13bに引っ掛かっているためにシャッタ17が
繰り出されるのを防止することができる。従って、負荷
電流検出器61やコトローラCの故障時において、接触
板45に当たった障害物が破損してしまうのを確実に防
止することができる。
【0058】(第6実施形態)次に、本発明の第6実施
形態を図18〜図20に従って説明する。尚、本実施形
態において第1〜第5実施形態と同一部分については、
第1〜第5実施形態と同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0059】図18に示す本実施形態の窓枠12におい
て、右側に位置する縦框13は略コ字状に形成されてい
る。前記縦框13の内側上部には図20に示すようにバ
ネ座71が設けられ、バネ座71の上側には鉛直方向に
対して伸縮可能なコイルスプリング72が設けられてい
る。前記縦框13の内側には鉛直方向へ延びる紐73が
設けられ、紐73の下端部は横框14に接続されてい
る。又、紐73の上端部は、バネ座71及びコイルスプ
リング72を下方から上方へ貫通し、コイルスプリング
72の上端部に接続されている。そして、紐73は、コ
イルスプリング72の弾性力によって常に緊張した状態
に保持されている。又、前記縦框13の内側において、
コイルスプリング72の上側にはリミットスイッチ74
が信号出力部として設けられ、リミットスイッチ74は
コイルスプリング72の上端部に接触している。
【0060】シャッタ17の下端部右側にはローラ75
と第1のギヤ76とが一体回転可能に設けられ、第1の
ギヤ76には第2のギヤ77が噛み合わされている。第
2のギヤ77にはピニオン78が一体回転可能に連結さ
れ、ピニオン78には水平方向へ延びるラック79が噛
み合わされている。又、シャッタ17に設けられた座板
19の右端部には定滑車80が設けられ、座板19の左
端部には図18に示すように固定突部81が下方へ向か
って突出するように設けられている。そして、固定突部
81には第2の紐82の基端部が固定され、第2の紐8
2の先端部は前記定滑車80に掛装されて座板19を下
方から上方へ貫通し、前記ローラ75に連結されてい
る。本実施形態では、第2の紐82及びラック79によ
って検出部Kが構成され、その検出部Kとリミットスイ
ッチ74とにより障害物検出手段が構成されている。
【0061】次に、シャッタの駆動制御装置における電
気的構成を説明する。図19に示すように、リミットス
イッチ74はコントローラCの入力側に接続され、コン
トローラCの出力側には電動モータ18が接続されてい
る。そして、シャッタ17の繰り出し中において、座板
19の下側に位置する障害物に対して第2の紐82が接
触すると、その第2の紐82が撓んでローラ75を前記
第2の紐82の繰り出し方向へ引っ張って回転させる。
検出部Kは第2の紐82が撓むことにより障害物を検出
するようになっている。
【0062】前記ローラ75の回転は、第1のギヤ7
6、第2のギヤ77及びピニオン78を介してラック7
9へ伝達される。すると、ラック79は図20の実線で
示す非検出位置P1から右方へ向かって移動し、図20
の二点鎖線で示す検出位置P2に位置する。ラック79
が検出位置P2に位置すると、ラック79の右端部が第
1の紐73を長手方向と交差する方向へ押圧する。その
結果、第1の紐73がコイルスプリング72の上端部を
弾性力に抗して下方へ引っ張るため、リミットスイッチ
74はコイルスプリング72の上端部に対して接触しな
くなる。
【0063】リミットスイッチ74はコイルスプリング
72に対して接触しなくなると、検出信号をコントロー
ラCへ出力する。即ち、リミットスイッチ72は、検出
部Kが障害物を検出したときにコントローラCへ検出信
号を出力するようになっている。そして、コントローラ
Cは、リミットスイッチ72からの検出信号に基づいて
電動モータ18を駆動停止させ、シャッタ17の繰り出
しを停止させるようになっている。
【0064】このように構成した場合、下記(n),
(o)に示す効果がある。 (n)検出部Kは第2の紐82が障害物に当たることに
より前記障害物を検出するため、その障害物の検出を確
実に行うことができる。
【0065】(o)第2の紐82が障害物に当たると、
ラック79が非検出位置P1から検出位置P2へ移動し
て第1の紐73を長手方向と交差する方向へ押圧する。
その結果、第1の紐73がコイルスプリング72の上端
部を下方に引っ張るため、リミットスイッチ74にコイ
ルスプリング72の上端部が接触しなくなり、リミット
スイッチ72はコントローラCへ検出信号を出力する。
従って、第2の紐82が障害物に当たったことに基づい
て、リミットスイッチ74からコントローラCへ確実に
検出信号を出力し、シャッタ17の繰り出しを確実に停
止させることができる。
【0066】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)上記各実施形態では、窓11を開閉するためのシ
ャッタ17に本発明を具体化したが、工場等の出入口を
開閉するためのシャッタに本発明を具体化してもよい。
【0067】(2)上記各実施形態において、検出部K
が障害物を検出してシャッタ17の繰り出しが停止され
た後、コントローラCが電動モータ18を制御してシャ
ッタ17を巻き取るようにしてもよい。この場合、障害
物が破損するのを更に確実に防止することができる。
【0068】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)請求項2記載のシャッタの駆動制御装置におい
て、前記検出部には障害物に当たる接触部材(接触板4
5,53、第2の紐82)と、前記接触部材が障害物に
当たることにより非検出位置から検出位置へ移動する移
動部材(反射板42,56、引掛棒65、ラック79)
とが設けられ、信号出力部は前記移動部材が非検出位置
から検出位置へ移動したことに基づいて検出信号を制御
手段へ出力するものであるシャッタの駆動制御装置。こ
の場合、障害物が接触部材に当たったとき、確実に制御
手段へ検出信号を出力することができる。
【0069】(ロ)上記(イ)に記載のシャッタの駆動
制御装置において、前記移動部材は反射板であって、そ
の反射板の非検出位置へ向かって光を発する発光素子を
設け、信号出力部は反射板によって反射された発光素子
からの光を受光する受光素子であって、受光素子は発光
素子からの光を受光しなくなったときに検出信号を制御
手段へ出力するものであるシャッタの駆動制御装置。こ
の場合、接触部材への障害物の接触に基づいて確実にシ
ャッタを停止させることができる。
【0070】(ハ)上記(イ)に記載のシャッタの駆動
制御装置において、前記シャッタ駆動手段は電動モータ
であって、シャッタの側方には同シャッタの巻き取り又
は繰り出し方向に沿って複数の掛止部(突起13b)が
設けられ、移動部材(引掛棒65)は検出位置へ移動し
たときに前記各掛止部の内のいずれかに引っ掛かるもの
であり、信号出力部は移動部材が掛止部に引っ掛かった
ときに電動モータに働く駆動抵抗に基づいて検出信号を
コントローラへ出力する駆動抵抗検出器(負荷電流検出
器61)であるシャッタの駆動制御装置。この場合、接
触部材への障害物の接触に基づいて確実にシャッタを停
止させることができる。
【0071】(ニ)上記(イ)に記載のシャッタの駆動
制御装置において、シャッタの側方には可撓性を有する
引張部材(第1の紐73)が緊張した状態で前記シャッ
タの巻き取り又は繰り出し方向へ延びるように設けら
れ、移動部材は検出位置へ移動したときに前記引張部材
をその長手方向と交差する方向へ押圧するものであっ
て、信号出力部は移動部材が引張部材を押圧したときに
同引張部材の長手方向に働く引張力に基づいて検出信号
を制御手段へ出力するリミットスイッチであるシャッタ
の駆動制御装置。この場合、接触部材への障害物の接触
に基づいて確実にシャッタを停止させることができる。
【0072】(ホ)請求項3記載のシャッタの駆動制御
装置において、前記光軸は発光素子によって形成され、
信号出力部は前記発光素子からの光を受光する受光素子
であって、その受光素子は光軸が障害物に当たって遮断
されたときに検出信号を制御手段へ出力するものである
シャッタの駆動制御装置。この場合、受光素子をシャッ
タの外部に設けた場合でも、検出部が障害物を検出した
ときに検出信号を制御手段へ容易に出力することができ
る。
【0073】(ヘ)請求項1〜3及び上記(イ)〜
(ホ)のいずれかに記載のシャッタの駆動制御装置にお
いて、制御手段は障害物検出手段が障害物を検出したこ
とに基づいてシャッタの繰り出しを停止させた後、その
シャッタが巻き取られるようにシャッタ駆動手段を制御
するものであるシャッタの駆動制御装置。この場合、障
害物が破損するのを更に確実に防止することができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、信号出力部を
シャッタの外部に設けて制御手段に接続したため、無線
通信ユニットを用いなくても信号出力部から制御手段へ
検出信号を出力することができる。従って、無線通信ユ
ニットを駆動するための電池の交換作業を行わなくても
よくなり、その交換作業の手間を省くことができる。
【0075】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、検出部が障害物に当たることによ
り、その障害物を検出部で確実に検出することができ
る。請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明の効
果に加え、検出部の光軸に障害物が当たることにより、
その障害物が検出されるようにした。従って、検出部に
光軸を形成するだけで障害物を検出することができるた
め、シャッタを軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のシャッタを示す正面図。
【図2】(a)及び(b)は座板を示す左側面図及び右
側面図。
【図3】シャッタの駆動制御装置における電気的構成を
示すブロック図。
【図4】第2実施形態におけるシャッタを示す正面図。
【図5】座板を示す断面図。
【図6】第3実施形態のシャッタを示す正面図。
【図7】座板及び接触板を示す拡大正面図。
【図8】座板及び接触板を示す拡大側面図。
【図9】第4実施形態のシャッタを示す正面図。
【図10】座板及び接触板を示す拡大正面図。
【図11】接触板を示す斜視図。
【図12】座板及び接触板を示す拡大側面図。
【図13】第5実施形態のシャッタを示す正面図。
【図14】シャッタの駆動制御装置における電気的構成
を示すブロック図。
【図15】縦框を示す破断斜視図。
【図16】座板及び接触板を示す拡大正面図。
【図17】引掛棒が突起に引っ掛かった状態を示す説明
図。
【図18】第6実施形態のシャッタを示す正面図。
【図19】シャッタの駆動制御装置における電気的構成
を示すブロック図。
【図20】シャッタ及び窓枠の右端部を示す拡大図。
【図21】従来のシャッタを示す正面図。
【図22】従来のシャッタを示す正面図。
【符号の説明】
17…シャッタ、18…シャッタ駆動手段としての電動
モータ、23b,44b…信号出力部及び障害物検出手
段としての発光素子、61…信号出力部及び障害物検出
手段としての負荷電流検出器、74…信号出力部及び障
害物検出手段としてのリミットスイッチ、C…制御手段
としてのコントローラ、K…障害物検出手段としての検
出部、L1…光軸。
フロントページの続き (72)発明者 山本 高寛 岐阜市中洲町18番地 富士変速機 株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ(17)の巻き取り又は繰り出
    しを行うためのシャッタ駆動手段(18)と、 前記シャッタ(17)の繰り出し方向端部よりも同繰り
    出し方向側に位置する障害物を検出するための障害物検
    出手段(K,23b,44b,61,74)と、 前記シャッタ(17)の繰り出し中に障害物検出手段
    (K,23b,44b,61,74)が障害物を検出し
    たとき、シャッタ駆動手段(18)を停止させる制御手
    段(C)とを備えたシャッタの駆動制御装置において、 前記障害物検出手段(K,23b,44b,61,7
    4)を、 前記シャッタ(17)の繰り出し方向端部に設けられて
    障害物を検出する検出部(K)と、 前記シャッタ(17)の外部に設けられて制御手段
    (C)に接続されるとともに、検出部(K)が障害物を
    検出したときに制御手段(C)へ検出信号を出力する信
    号出力部(23b,44b,61,74)とから構成
    し、 前記信号出力部(23b,44b,61,74)からの
    検出信号に基づいてシャッタ駆動手段(18)を停止さ
    せる制御手段(C)を設けたシャッタの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部(K)は障害物に当たること
    によって同障害物を検出するものである請求項1記載の
    シャッタの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部(K)は、シャッタ(17)
    の繰り出し方向端部に沿って延びる光軸(L1)を形成
    し、その光軸(L1)が障害物に当たることによって同
    障害物を検出するものである請求項2記載のシャッタの
    駆動制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6218940B1 (en) 1997-09-09 2001-04-17 Efaflex Tor Und Sicherheitssysteme Gmbh & Co, Safety device for motor-operated doors
US6243006B1 (en) 1997-09-09 2001-06-05 Efaflex Tor Und Sicherheitssysteme Gmbh & Co. Kg Safety device for motor-operated systems
JP2005282218A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2008534817A (ja) * 2005-03-25 2008-08-28 マヴィフレックス 荷物取扱ドアにおいて障害物を検知し、エプロンにかかる力を制限する装置
KR102280347B1 (ko) * 2021-01-18 2021-07-22 플렉스코리아 주식회사 에어돔

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