JP2005272049A - 記録媒体カートリッジ及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 密閉性と遮光性に優れ、記録媒体の品質が変化することを防ぐ記録媒体カートリッジを提供する。
【解決手段】 記録媒体カートリッジ10の内部には、カラー感熱記録紙12と平行に複数の仕切り13が形成されている。カラー感熱記録紙12は、複数の仕切り13によって区画された複数の収納部14に1枚ずつ収納され、外部から遮断される。各収納部14には、排出口15と、押圧ピン36が進入する進入口17が設けられている。押圧ピン36がカラー感熱記録紙12の後端縁を押圧すると、カラー感熱記録紙12の前端部が排出口15から突出し、排出ローラ39によって両側縁が挟持されて引き出される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、シート状の記録媒体が収納された記録媒体カートリッジ及びこの記録媒体カートリッジを使用するプリンタに関する。
感熱プリンタは、発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドにより、感熱記録紙を搬送しながらその記録面を加熱して、画像や文字を発色記録する。感熱記録紙には、1色例えば黒色に発色する1つの感熱発色層を備えたモノクロタイプや、シアン,マゼンタ,イエローにそれぞれ発色する3種類の感熱発色層を積層したフルカラータイプがある。また、感熱記録紙は、その形状の違いにより、長尺の感熱記録紙がロール状に巻かれたロールタイプのものと、予め所定のサイズにカットされたカットシートタイプのものとがある。
感熱発色層は、同じ熱エネルギーを与えても湿気によって発色濃度が変化する性質がある。また、フルカラータイプの感熱記録紙には、紫外線により発色能力を消失させ、画像を光定着させる光定着性を有する感熱発色層が設けられている。よって、感熱記録紙は密封性及び遮光性が保たれた環境で保管し、湿気や日光等に含まれる紫外線の影響で品質が変化することを防ぐ必要がある。このため、感熱プリンタでは、密閉性と遮光性に優れた専用の給紙カセットに感熱記録紙を収納し、この給紙カセットを感熱プリンタに装填することで給紙処理とプリント処理が行われるようにしている。
上述したロールタイプの感熱記録紙は、感熱発色層が設けられた記録面を内側にして巻かれており、給紙カセットに収納しておけば、保管時の品質変化を防止できる。カットシートタイプの感熱記録紙は、例えば、特許文献1に記載されているように、10枚ないしは20枚を積み重ねて紙箱に収納した形態で取り扱われ、紙箱ごと給紙カセットに収納される。
特開2000−203725号公報
しかしながら、カットシートタイプの感熱記録紙は、主に業務用の感熱プリンタに使用されるロールタイプのものと異なり、家庭用の感熱プリンタに使用されることが多く、紙箱内に数枚の感熱記録紙を残した使いかけの状態で給紙カセット内に長い時間放置されることがある。従来の給紙カセットは、外部からの有害光を遮断することはできるが、カセット内外での空気の出入りを完全に遮断することはできない構造である。このため、感熱記録紙を使用した分だけ給紙カセット内に空間が生じ、給紙カセットの内部を空気が占める割合が大きくなるから、感熱記録紙が湿気を帯びやすく、品質が変化しやすくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、複数枚の記録媒体のうちの一部が使用された後、未使用の記録媒体を外気及び外光から遮断でき、品質変化を起こすことを防止する記録媒体カートリッジ及びこれを用いるプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の記録媒体カートリッジは、シート状をした複数枚の記録媒体と、この複数枚の記録媒体を収納する収納ケースとからなる記録媒体カートリッジにおいて、前記収納ケースには、前記記録媒体の記録面と平行に配列された複数の仕切りによって区画され、前記記録媒体を1枚ずつ収納する複数の収納部が設けられ、前記複数の収納部のそれぞれには、前記記録媒体を排出するための排出口と、前記記録媒体を前記排出口に向けて押圧するための押圧部材を前記収納ケースの外部から進入させるための進入口とが設けられていることを特徴とする。
また、前記進入口及び前記排出口は、前記収納ケースの表面に付設された封止部材によってそれぞれ覆われており、前記封止部材は、前記進入口に前記押圧部材が進入する時に破断され、前記排出口から前記記録媒体が押し出される時に破断又は前記収納ケースの表面から剥離されることを特徴とする。
また、互いに隣り合う前記収納部に設けられた各進入口の位置を、前記記録面と平行な方向にずらしたことを特徴とする。
本発明のプリンタは、上記記録媒体カートリッジが装填されるカートリッジ装填部と、前記収納ケースの外部に退避する退避位置と、前記進入口から前記収納ケースの内部に進入し、前記記録媒体を押圧する押圧位置との間で移動自在な押圧部材と、前記押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置に向かって移動させる移動手段と、前記押圧部材によって前記記録媒体が押圧された時に、前記排出口から押し出された前記記録媒体を引き出すことにより、前記記録媒体を前記収納ケースから排出する排出手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記押圧部材は、前記進入口のそれぞれに対応して複数設けられ、前記移動手段は、各押圧部材に押し当てられる複数の突起が螺旋状に配列された回転体を備えており、前記回転体を回転させることにより、前記押圧部材が各押圧位置に向かって順次に移動されることを特徴とする。
本発明によれば、収納ケースにシート状の記録媒体を1枚ずつ収納するための複数の収納部が設けられているから、ケース内に収納された複数の記録媒体が一部使用されても、未使用の記録媒体が収納された空間は密閉性の高い状態が保たれ、長い時間放置された場合でも記録媒体が湿気や有害光によって品質変化を起こすことを防止できる。また、複数枚の記録媒体を積み重ねて収納する従来のものと異なり、複数の記録媒体がそれぞれ個別の空間内に収納されるから、収納ケースに種類の異なる感熱記録紙が収納されているカートリッジ、例えばモノクロタイプとフルカラータイプの感熱記録紙が収納されているものや、ラベル印刷用の感熱記録紙が混在したものでは、記録媒体の種類が選択されることに応じ、種類の異なる記録媒体を任意に供給できる。
前記排出口及び進入口を、押圧部材や記録媒体によって破断可能又は剥離可能な封止部材によって覆うことにより、コストをかけずに外気及び外光の遮断効果を高められ、記録媒体を容易に排出することができる。
記録媒体の記録面と平行に各進入口の位置をずらして設けることにより、各収納部の高さに対して進入口を大きく形成することができ、記録媒体の後端部を押圧する押圧部材の先端面を記録媒体に正確に当てることができるから、押圧部材が記録媒体の後端部を押し損ねる排出エラーを起こしにくくなる。
本発明のプリンタによれば、上記記録媒体カートリッジを使用して、進入口に進入する押圧部材によって記録媒体を押圧し、排出口から押し出された記録媒体を引き出すことにより記録媒体を排出しているから、記録媒体が正確に供給される。
また、押圧部材を進入口ごとに設け、螺旋状に突起が配列された回転体を回転させ、各突起が押圧部材を押圧位置に移動させているから、簡単な構成で記録媒体を1枚ずつ正確に供給できる。
図1及び図2において、記録媒体カートリッジ10は、直方体形状をした収納ケース11と収納ケース11に収納されたシート状のカラー感熱記録紙12とから構成される。収納ケース11はプラスチック成形品である。収納ケース11の内部には平板状の4つの仕切り13が一体に形成されており、ケース内部の空間が5等分に区画されることにより、カラー感熱記録紙12が1枚ずつ収納される5つの収納部14が設けられている。収納ケース11には、計5枚のカラー感熱記録紙12がそれぞれ平らに収納される。
カラー感熱記録紙12は、支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順に形成された公知の感熱記録媒体である。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、発光波長のピークが約420nmの青紫色の可視光であるイエロー定着光が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、発光波長のピークが約365nmの近紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたときに発色能力が消失する。
収納ケース11の前側面11aには、収納部14にそれぞれ収納されたカラー感熱記録紙12を排出するためのスリット状の排出口15が5つ設けられている。収納ケース11の後側面11bには、スリット状の開口16と、カラー感熱記録紙12の後端縁を押圧する部材が進入するための進入口17が設けられている。なお、開口16を設けずに進入口17のみを設けてもよい。排出口15及び開口16、進入口17は封止シール18によって覆われている。封止シール18は、収納ケース11の前側面11aから収納ケース11の底面を介して後側面11bまでの範囲に巻きつけられるようにして貼付されている。封止シール18は、遮光性と防湿性を有し、収納部14を湿気や外光から遮断する。封止シール18は、カラー感熱記録紙12を収納ケース11から排出するときに容易に破断できる紙材等の素材からできている。
図3において、収納部14の各進入口17は、互いに上下に隣り合う収納部14に設けられた進入口17に対して、カラー感熱記録紙12の記録面と平行な方向に位置をずらして設けられている。本実施形態では、進入口17が一定間隔Dごとに設けられ、長方形状の後側面11bの対角線とほぼ平行な方向に配列されている。進入口17は円形であり、仕切り13の一部を円筒面状に凹ませて厚みを小さくしており、進入口17の直径Rが収納部14の高さH(開口16の幅に等しい)よりも大きくなっているが、隣接する収納部が進入口17によって互いに連通しないようにされている。
図4において、感熱プリンタ20は、記録媒体カートリッジ10を使用してカラー感熱記録紙12に画像を記録する。感熱プリンタ20は、印画部22と給紙部23とからなる。印画部22は、搬送ローラ24及び25と、サーマルヘッド26と、プラテンローラ27と、光定着器28とを備えている。搬送ローラ24及び25は、モータ(図示なし)によって正逆両方向に回転し、カラー感熱記録紙12をニップして送り方向と戻し方向とに搬送する。サーマルヘッド26は、主走査方向に多数の発熱素子がライン状に配列されており、プラテンローラ27に支持されたカラー感熱記録紙12に発熱素子を圧接させ、カラー感熱記録紙12が副走査方向に搬送されることに同期して発熱素子を発熱させることにより、1ラインずつ画像を熱記録する。
光定着器28は、イエロー定着ランプ29とマゼンタ定着ランプ30とリフレクタ31とを備えている。イエロー定着ランプ29は、イエロー感熱発色層の発色能力を消失させるイエロー定着光を放射し、マゼンタ定着ランプ30は、マゼンタ感熱発色層30の発色能力を消失させるマゼンタ定着光を放射する。
図5において、給紙部23は、記録媒体カートリッジ10が装填されるカートリッジ装填枠35と、記録媒体カートリッジ10の進入口17に対面する位置に設けられた複数の押圧ピン36と、外周面上に複数の突起37が設けられた回転ドラム38と、排出口15の近傍に設けられた2つの排出ローラ39とを備えている。
カートリッジ装填枠35は、記録媒体カートリッジ10を給紙部23内の所定の位置に保持する。押圧ピン36は、給紙部23に固定された固定軸40に対して回動可能に保持されている。固定軸40は、収納ケース11に収納されたカラー感熱記録紙12の記録面と平行である。複数の押圧ピン36は、進入口17が設けられた各位置に対応してそれぞれ高さが異なり、上述した一定間隔Dごとに固定軸40上に配置されている。押圧ピン36は、固定軸40を中心に回動し、収納ケース11の外部に退避する退避位置と、進入口17を介してカラー感熱記録紙12の後端部を押圧する押圧位置との間で移動する。
回転ドラム38は、カラー感熱記録紙12を印画部22に供給する際にモータ(図示なし)の駆動により回転する。5本の突起37は、回転ドラム38に回転方向に等角度間隔、かつ回転ドラム38の回転軸方向に対して一定間隔Dごとに設けられ、螺旋状に配列されている。回転ドラム38が回転すると、突起37が押圧ピン36にそれぞれ突き当たり、進入口17に接近する方向に回動する。押圧ピン36は、その先端部36aが進入口17に進入し、収納部14に収納されたカラー感熱記録紙12の後端部を押圧する。複数の突起37は、回転ドラム38が一定角度回転するごとに押圧ピン36を順番に回動させ、カラー感熱記録紙12を押圧させる。
排出ローラ39は、収納部14ごとに高さ方向の位置が異なる排出口15から、カラー感熱記録紙12をそれぞれ引き出すことができるように、その回転軸の向きがカラー感熱記録紙12の記録面に対して垂直に設けられている。カラー感熱記録紙12は、押圧ピン36によって後端部が押圧され、排出口15から前端部が突出すると、その両側縁が排出ローラ39により挟持される。カラー感熱記録紙12は、排出ローラ39の回転により収納部14から引き出され、印画部22へ送り出される。
次に、図6を用いて本発明の作用について説明する。記録媒体カートリッジ10をカートリッジ装填枠35に装填し、給紙部23の所定位置に保持させる。プリント処理が開始されると、回転ドラム38が回転し、突起37が回転する。突起37の1つが押圧ピン36の1つに突き当たり、押圧ピン36が固定軸40を中心として進入口17に向かって回動する。押圧ピン36の先端部36aは封止シール18に接触し、封止シール18を突き破って進入口17に進入する。押圧ピン36は、カラー感熱記録紙12の後端縁に突き当たり、カラー感熱記録紙12を排出口17に向かって押し出す。
押圧ピン36により後端縁が押圧されたカラー感熱記録紙12は、その前端縁が封止シール18に接触し、封止シール18を突き破る。カラー感熱記録紙12の前端部は排出口17から収納ケース11の外部に突出する。カラー感熱記録紙12は押圧ピン36によりそのまま押圧され、排出ローラ39が設けられた位置まで押し出される。カラー感熱記録紙12は、その側端縁が排出ローラ39により挟持され、それ以降は排出ローラ39によって収納ケース11から引き出される。回転ドラム38は回転が停止され、押圧ピン36が停止し、排出ローラ39は印画部22に向かってカラー感熱記録紙12を送り出す。
カラー感熱記録紙12が搬送ローラ24にニップされ、その前端部が搬送ローラ25にニップされる位置まで搬送されると、サーマルヘッド26が揺動して発熱素子がカラー感熱記録紙12に圧接する。サーマルヘッド26は、搬送ローラ25及び26によりカラー感熱記録紙12が送り方向に搬送されることに同期して発熱素子を駆動させ、イエロー感熱発色層にイエロー画像を記録する。イエロー画像が記録されると、イエロー定着ランプ29が点灯し、イエロー画像が光定着される。イエロー画像の光定着が終了すると、サーマルヘッド26が退避し、搬送ローラ24及び25が逆転駆動して、カラー感熱記録紙12が戻し方向に搬送される。
カラー感熱記録紙12は、その前端部が搬送ローラ25にニップされる位置まで戻し方向に搬送される。サーマルヘッド26はカラー感熱記録紙12に圧接し、搬送ローラ24及び25はカラー感熱記録紙12を送り方向に搬送する。サーマルヘッド26はマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を記録する。マゼンタ画像が記録されると、マゼンタ定着ランプ30が点灯し、マゼンタ画像が光定着される。マゼンタ画像の光定着が終了すると、サーマルヘッド26が退避し、搬送ローラ24及び25はカラー感熱記録紙12を戻し方向に搬送する。
カラー感熱記録紙12の前端部が搬送ローラ25にニップされる位置まで搬送されると、サーマルヘッド26はカラー感熱記録紙12に圧接する。搬送ローラ24及び25はカラー感熱記録紙12を送り方向に搬送し、サーマルヘッド26はシアン感熱発色層にシアン画像を記録する。シアン画像が記録されると、搬送ローラ25はカラー感熱記録紙12を送り方向に搬送し、フルカラープリントがなされたカラー感熱記録紙12が感熱プリンタ20の外部に排出される。
2枚目のプリント処理が開始されると、回転ドラム38が回転し、2つ目の突起37が2つ目の押圧ピン36に突き当たり、収納ケース11から2枚目のカラー感熱記録紙12が押し出される。押し出されたカラー感熱記録紙12の前端部が排出口15から突出すると、排出ローラ39により収納ケース11からカラー感熱記録紙12が引き出され、印画部22に向かって送り出される。印画部22に送り出されたカラー感熱記録紙12は、上記と同様にイエロー、マゼンタ、シアンの画像が順次プリントされる。
このようにして、感熱プリンタ20では、給紙部23が収納部14にそれぞれ収納されたカラー感熱記録紙12を1枚ずつ順番に引き出して印画部22に供給し、印画部22によってプリント処理が行われる。
なお、本発明においては、収納ケースに収納される記録媒体は、感熱記録媒体に限られず、インスタントフイルム等の感光記録媒体や他の印画媒体でもよく、本発明の記録媒体カートリッジが使用されるプリンタは、感熱プリンタに限られず、光プリンタやインクジェットプリンタ等に適用可能である。また、収納ケースは、プラスチック成形品に限らず、記録媒体を一枚ずつ収納するための箱体又は記録媒体の厚みに応じたスペーサーを有する板体を積層させ、内部が複数の空間に仕切られた1つのケースとして構成してもよい。また、各収納部の進入口及び排出口には、破断の容易な封止部材を設けることに限られず、押圧部材が進入口に進入するとき、記録媒体が外部に押し出されるときに開放されるシャッタを設けたり、排出口から押し出される記録媒体によって剥離される封止部材を設けてもよい。排出口及び進入口が十分に小さい場合には、カートリッジ装填時に封止部材をユーザーが予め取り除くようにしてもよい。また、上記実施形態では、進入口17が収納ケース11の後側面11bの対角方向に直線状に配列されているが、進入口をジグザグ状に配列することによって進入口が互いに干渉しないようにしてもよい。
記録媒体カートリッジの斜視図である。 収納ケースの斜視図である。 収納ケースの後側面を示す図である。 感熱プリンタの概略構成図である。 給紙部の構成を示す斜視図である。 記録媒体カートリッジの断面図である。
符号の説明
10 記録媒体カートリッジ
11 収納ケース
12 カラー感熱記録紙
13 仕切り
14 収納部
15 排出口
17 進入口
18 封止シール
20 感熱プリンタ
22 印画部
23 給紙部
35 カートリッジ装填枠
36 押圧ピン
37 突起
38 回転ドラム
39 排出ローラ

Claims (5)

  1. シート状をした複数枚の記録媒体と、この複数枚の記録媒体を収納する収納ケースとからなる記録媒体カートリッジにおいて、
    前記収納ケースには、前記記録媒体の記録面と平行に配列された複数の仕切りによって区画され、前記記録媒体を1枚ずつ収納する複数の収納部が設けられ、
    前記複数の収納部のそれぞれには、前記記録媒体を排出するための排出口と、前記記録媒体を前記排出口に向かって押圧する押圧部材を前記収納ケースの外部から進入させるための進入口とが設けられていることを特徴とする記録媒体カートリッジ。
  2. 前記進入口及び前記排出口は、前記収納ケースの表面に付設された封止部材によってそれぞれ覆われており、前記封止部材は、前記進入口に前記押圧部材が進入する時に破断され、前記排出口から前記記録媒体が押し出される時に破断又は前記収納ケースの表面から剥離されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体カートリッジ。
  3. 互いに隣り合う前記収納部に設けられた各進入口の位置を、前記記録面と平行な方向にずらしたことを特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体カートリッジ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の記録媒体カートリッジが装填されるカートリッジ装填部と、
    前記収納ケースの外部に退避する退避位置と、前記進入口から前記収納ケースの内部に進入し、前記記録媒体を押圧する押圧位置との間で移動自在な押圧部材と、
    前記押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置に向かって移動させる移動手段と、
    前記押圧部材によって前記記録媒体が押圧された時に、前記排出口から押し出された前記記録媒体を引き出すことにより、前記記録媒体を前記収納ケースから排出する排出手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  5. 前記押圧部材は、前記進入口のそれぞれに対応して複数設けられ、前記移動手段は、各押圧部材に押し当てられる複数の突起が螺旋状に配列された回転体を備えており、前記回転体を回転させることにより、前記押圧部材が各押圧位置に向かって順次に移動されることを特徴とする請求項4記載のプリンタ。
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