JP2000296630A - カラーサーマルプリンタ - Google Patents

カラーサーマルプリンタ

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JP2000296630A
JP2000296630A JP10713999A JP10713999A JP2000296630A JP 2000296630 A JP2000296630 A JP 2000296630A JP 10713999 A JP10713999 A JP 10713999A JP 10713999 A JP10713999 A JP 10713999A JP 2000296630 A JP2000296630 A JP 2000296630A
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JP
Japan
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recording paper
paper
recording
color
take
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JP10713999A
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English (en)
Inventor
Satoru Goto
覚 後藤
Yoshiki Takeoka
良樹 竹岡
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント処理中に、記録紙の一端がプリンタ
の外部へ出たり入ったりしないようにする。 【解決手段】 プリンタ2の給紙部6には、長尺のカラ
ー感熱記録紙3がロール状に巻かれた記録紙ロール4が
セットされる。記録紙3は、プリント処理中にの送り出
し方向と巻き戻し方向とに交互に搬送される。排紙部8
には、カッタ23と、巻き取り装置26とが設けられて
いる。巻き取り装置26は、プリント途中の記録紙3を
巻き取って一時的に収納する。プリントが終了すると、
フラップ32が回動して、プリント済みの記録紙3は排
紙口11aに向かう。排紙中に、カッタ23がプリント
済みの記録紙3を切断し、シートに切り離して排紙口1
1aから排紙する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の記録紙にカ
ラー画像を熱記録するカラーサーマルプリンタに関する
ものであって、さらに詳しくは、カラー画像の記録途中
に記録紙を巻き取って一時的に収納する記録紙巻き取り
装置を備えたカラーサーマルプリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カラーサーマルプリンタには、例えば、
カラー感熱記録紙を用いて、この記録紙に三色面順次で
フルカラー画像を発色記録するカラー感熱プリンタがあ
る。このカラー感熱記録紙は、ベース上に、シアン感熱
発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順
次層設されており、最上層となるイエロー感熱発色層の
熱感度が最も高く、最下層となるシアン感熱発色層の熱
感度が最も低い。各感熱発色層は、最上層から順番に記
録されるが、マゼンタ感熱発色層の記録の際に、イエロ
ー感熱発色層内の未発色成分が発色しないように、イエ
ロー画像の記録後に420nmの近紫外線を照射して光
定着する。同様に、マゼンタ感熱発色層の記録後に、3
65nmの紫外線を照射してマゼンタ感熱発色層を光定
着する。
【0003】業務用に用いられるカラーサーマルプリン
タとして、例えば、特開平9−99572号公報に示す
ように、長尺のカラー感熱記録紙をロール状に巻いた記
録紙ロールを使用し、この記録紙ロールからカラー感熱
記録紙を引き出してカラー画像の記録を行い、この記録
後にカラー感熱記録紙を切断してシートに切り離すタイ
プのものが知られている。このカラーサーマルプリンタ
は、記録紙ロールがセットされる給紙部と、給紙部から
引き出されたカラー感熱記録紙を送り出し方向と巻き戻
し方向とに搬送を行う搬送ローラと、この搬送途中に感
熱発色層に対して面順次で熱記録を行うサーマルヘッド
と、この熱記録された感熱発色層を光定着する光定着器
と、熱記録及び光定着終了後に記録紙を切断するカッタ
とからなる。これらは、プリンタケース内に収納され、
このケースには、切断されたシートをプリンタ外部に排
出する排紙口が設けられている。
【0004】このようなカラーサーマルプリンタでは、
記録紙ロールを使用しているから、予め長さが決められ
た規定プリントサイズの他、この規定プリントサイズよ
りも長い任意のプリントサイズを選択することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
を往復働させてプリントを行う場合、記録紙の先端が排
紙口から出たり入ったりして、見た目に悪い印象を与え
てしまう。また、カラー感熱記録紙の場合、光定着性を
有するので、排紙口から突出した部分は、室内の蛍光灯
による照明光にさらされ、発色特性が劣化してしまう。
【0006】記録紙が排紙口から出たり入ったりするの
を防止するには、サーマルヘッドと排紙口との間隔を充
分にとれば良いが、こうすると、プリンタが大型化され
てしまう。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、搬送方向のサイズを長くすることなく、
プリント中に、排紙口から記録紙が出たり入ったりする
ことがないカラーサーマルプリンタを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載のカラーサーマルプリンタは、長尺の
記録紙をロール状に巻いた記録紙ロールがセットされ、
この記録紙ロールから引き出した記録紙を往復働させな
がら、サーマルヘッドで、少なくとも三色の画像を面順
次で熱記録し、この熱記録後にカッタで記録紙を切断
し、シートに切り離して排紙口から排出するカラーサー
マルプリンタにおいて、前記サーマルヘッドと前記排紙
口との間に配置され、プリント処理途中の記録紙を巻き
取って一時的に収納する記録紙巻き取り装置を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載のカラーサーマルプリンタ
は、前記記録紙巻き取り装置を、記録紙を収納する収納
部と、前記サーマルヘッドから排紙口に向かう排紙経路
を遮断して記録紙を前記収納部にガイドするガイド位置
と、前記排紙経路上から退避する退避位置との間で移動
自在に設けられたフラップと、前記収納部内に配置さ
れ、記録紙の巻き取りを巻き取る巻き取りリールとから
構成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載のカラーサーマルプリンタ
は、前記巻き取り装置には、記録紙の先端を補足する先
端押さえ部材が設けられていることを特徴とするもので
ある。また、請求項4記載のカラーサーマルプリンタ
は、前記巻き取りリールの巻き取り方向を、前記記録紙
ロールの巻き取り方向と逆方向にしたことを特徴とする
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すカラーサーマルプリン
タ2は、給紙部6,プリント部7,排紙部8と、これら
を制御する制御部9とからなる。これらは、排紙口11
aが形成されたケース11に収納される。給紙部6に
は、記録紙ロール4がセットされる。この記録紙ロール
4は、長尺のカラー感熱記録紙(以下、記録紙という)
3がロール状に巻かれたものである。この巻き取りは、
その製造時に、比較的に強いテンションをかけて行われ
る。これにより、記録紙ロール4が輸送途中などで不用
意に巻き緩むことを防止している。
【0012】記録紙3は、周知のように、支持体上にシ
アン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発
色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱
発色層は、その熱感度が高く、小さな熱エネルギーでイ
エローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は、
熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーを与えたときに
シアンに発色する。
【0013】記録紙ロール4は、これと当接した駆動ロ
ーラ15を介してモータ10によって回転される。モー
タ10は、パルスモータが使用され、制御部9からその
回転方向(正転/逆転)の信号と駆動パルスを受けて回
転する。記録紙ロール4が反時計方向へ回転すると、記
録紙3はプリント部7へ給紙され、該ロール4が時計方
向へ回転すると、記録紙3を巻き戻す。
【0014】プリント部7は、記録紙3を加熱して、各
感熱発色層を発色させるサーマルヘッド12と、このサ
ーマルヘッド12と対向して記録紙3を支持するプラテ
ンローラ13と,記録紙3をニップしてその搬送を行う
搬送ローラ対17と、420nmの近紫外線を放射する
イエロー用光定着器21及び365nmの近紫外線を放
射するマゼンタ用光定着器22とを有している。
【0015】サーマルヘッド12には、周知のように、
多数の発熱素子をライン状に配列した発熱素子アレイが
設けられている。この発熱素子アレイは、記録紙3の幅
方向に沿って延びている。このサーマルヘッド12は、
軸11aを中心に回動自在に設けられており、給紙時に
は記録紙3を通過させ、記録紙3が搬送ローラ対17に
ニップされると、プラテンローラ13に向けて回動し記
録紙3に接触する。イエロー用光定着器21,マゼンタ
用光定着器22は、それぞれ紫外線ランプで構成され、
その背後には、照射効率を上げるためにリフレクタ25
が設けられている。
【0016】プラテンローラ13の横には、記録紙3の
先端を検出するセンサ18が設けられており、このセン
サ18から出力された先端検出信号が制御部9に送られ
る。
【0017】搬送ローラ対17は、モータ10によって
駆動され、ニップした記録紙3を、その正転時には記録
紙ロール4から排紙口11aに向かう送り出し方向へ搬
送し、その逆転時には記録紙ロール4へ向かう巻き戻し
方向へ搬送する。この搬送中に、記録紙3がサーマルヘ
ッド12及び光定着器21,22を通過して、三色面順
次にプリント処理が行われ、フルカラー画像が記録され
る。
【0018】熱記録は、まず、記録紙3がその先端検出
位置から送り出し方向に搬送される時に、イエロー画像
の熱記録が行われる。その後、巻き戻し方向に搬送され
る時に、イエロー用光定着器21が光定着する。再度、
送り出し方向に搬送される時に、マゼンタ画像の熱記録
が行われ、巻き戻し途中にマゼンタ用光定着器22が光
定着する。最後に、送り出し方向に搬送される時に、シ
アン画像が熱記録されてプリント処理が終了する。
【0019】排紙部8には、カッタ23と、送り出しロ
ーラ対24と、巻き取り装置26とが設けられている。
カッタ23は可動刃と固定刃とからなり、可動刃を上下
動させて記録紙3を切断し、これをシートに切り離す。
送り出しローラ対24は、切り離されたシートを排紙口
11aを通してプリンタ2外へ送り出す。
【0020】巻き取り装置26は、プリント処理途中の
記録紙3を巻き取って、これを一時的に収納する。図2
に詳細に示すように、巻き取り装置26は、記録紙3を
収納する収納部(容器本体)31と、フラップ32,巻
き取りリール33,押さえプレート34,35とからな
る。収納部31は、例えば、遮光性能の高いプラスチッ
ク等で略円筒形状に成形されており、収納された記録紙
3が排紙口11aからの漏光によって感光するのを防
ぐ。この収納部31の上方には、記録紙3が出入りする
開口31aが形成されており、フラップ32は、この開
口31aを覆うように設けられる。
【0021】フラップ32は、その一端が軸36で収納
部31に軸設される。このフラップ32は、この収納部
31に記録紙3をガイドするためのもので、プリント部
6から排紙口11aに向かう排紙経路を遮断して記録紙
3を収納部31にガイドするガイド位置と、前記排紙経
路上から退避する退避位置との間で移動自在となってい
る。軸36の一端は収納部31の外部に突き出され、こ
の一端に設けられたギアがモータ37と連結する。モー
タ37は、制御部9によって制御され、フラップ32を
ガイド位置と、退避位置との間で移動させる。
【0022】巻き取りリール33は、収納部31内にガ
イドされた記録紙3を巻き取るためのもので、その両端
が収納部31に回動自在に取り付けられる。この巻き取
りリール33は、軸38とその外周に被覆された滑り止
め用のゴム37とからなる。巻き取りリール33は、モ
ータ10によって駆動される。この巻き取りリール33
の巻き取り速度と記録紙3の搬送速度とを常に同速度に
保つため、モータ10からの回転力の伝達は、フリクシ
ョンクラッチを介して行われる。
【0023】押さえプレート34,35は、記録紙3を
巻き取りリール33に巻きつけさせるためのもので、記
録紙3の先端を捕捉して、これを該リール33に押さえ
つける。この押さえプレート34,45は、例えば、弾
性有する薄い金属板で形成されれており、その一端34
a,35aが収納部31の内壁に固定される。他端に
は、硬質ゴム製のローラ対34b,35bが取り付けら
れている。
【0024】また、巻き取り装置26は、記録紙3の巻
き癖を除去するために、記録紙ロール4に巻かれた方向
と逆方向に巻き取られるように配置されている。
【0025】図3に示すように、制御部9は、コントロ
ーラ42と、このコントローラ42によって制御される
プリント制御部43,フラップ駆動部44,カッタ駆動
部46,モータドライバ47とからなる。コントローラ
42は、CPU,メモリ,カウンタ48等で構成され
る。操作部41は、プリントスタートスイッチやプリン
ト枚数を指定するスイッチの他、プリントサイズを指定
するサイズ指定ボタンを備えており、これらを操作して
コントローラ42に指示を与える。カッタ駆動部46
は、カッタ23を駆動して、プリント処理が終了した記
録紙3を指定されたプリントサイズに応じて所定の位置
で切断する。
【0026】このプリントサイズの指定では、予め設定
されている規定サイズの他、この規定サイズよりも長い
サイズが指定される。この長尺サイズが指定された場
合、その長さは、記録する画像のサイズに応じて選択さ
れる。このプリントサイズの指定がなされると、コント
ローラ42がプリントサイズに応じた記録紙3の送り出
し量を決定する。
【0027】プリント制御部43は、サーマルヘッド1
2と、光定着器21,22とを駆動して、プリント処理
を行う他、サーマルヘッド12の移動を制御する。コン
トローラ42は、モータドライバ47に回転方向の信号
と駆動パルスとを送る。この信号に応じてモータドライ
バ47は、モータ10を制御する。カウンタ48は、セ
ンサ18から先端検出信号が入力されたときからカウン
ト動作を開始し、モータ10が正転するときにカウント
アップし、逆転するときにカウントダウンする。モータ
10の正転と逆転との切り換えのタイミングは、このカ
ウント値をもとに判断される。フラップ駆動部44は、
モータ37を駆動してフラップ32の回動を制御する。
【0028】以下、上記構成の作用について説明する。
操作部41から記録するカラー画像の大きさに応じたプ
リントサイズの指定を行う。これに応じて、記録紙3の
送り出し量が決定される。プリント指示がなされると、
モータ10が正転を開始して、記録紙3が給紙部6から
プリント部7へ給紙される。他方、フラップ32がガイ
ド位置に向けて回動し、排紙経路を遮断する。記録紙3
がサーマルヘッド12を通過して、その先端がセンサ1
8に検出されると、搬送ローラ対17のピンチローラが
シフトして記録紙3をニップする。
【0029】記録紙3が搬送ローラ対17にニップされ
た後に、サーマルヘッド12がプラテンローラ13に向
けて回動し、プリント処理が開始される。記録紙3を送
り出し方向に搬送しながら、イエロー画像の熱記録が行
われる。この送り出し方向に搬送される記録紙3は、そ
の先端がフラップ32に当たると、これにガイドされて
収納部31内に侵入する。
【0030】記録紙3は、押さえプレート34にガイド
されながら、巻き取りリール33に巻き取られる。この
巻き取りリール33は、記録紙3の搬送速度と同速度で
回転するので、記録紙3のスムーズな巻き取りが行われ
る。この結果、記録紙3は巻き取りリール33に整然と
巻き取られるので、記録紙3に皺がつくことはない。ま
た、記録紙ロール4の巻き取り方向と反対方向に巻き取
りを行うから、記録紙3の巻き癖も除去される。なお、
この巻き取りリール33による巻き取りでは、記録紙3
に強いテンションをかけることはないので、これによっ
て記録紙3に巻き癖がつくことはない。
【0031】イエロー画像の熱記録中に、カウンタ48
は、センサー18の位置をホームポジションとして、記
録紙3の送り量を測定している。このカウンタ48のカ
ウント値が、指定したプリントサイズに応じた値に達す
ると、モータ10が逆転に切り換えられる。モータ10
が逆転すると、搬送ローラ対17,駆動ローラ15,巻
き取りリール33が逆転するから、巻き取り装置26に
巻き取られていた記録紙3が引き出され、記録紙ロール
4に巻き取られる。
【0032】この巻き戻し方向への搬送時に、イエロー
画像の光定着が行われる。この光定着が終了すると、モ
ータ10が正転に切り換えられて、マゼンタ画像の熱記
録が開始される。記録紙3が送り出し方向に搬送される
と、イエロー画像の熱記録時と同様に、記録紙3の巻き
取りが行われる。マゼンタ画像の熱記録が終了すると、
モータ10が逆転し、マゼンタ画像の光定着が行われ
る。
【0033】マゼンタ画像の光定着が終了すると、モー
タ10が正転に切り換えられ、シアン画像の熱記録を開
始する。同時に、フラップ32がガイド位置から退避位
置に向けて回動し、排紙経路から退避する。記録紙3が
送り出し方向に搬送され、シアン画像の熱記録が行われ
る。排紙部8に送り出された記録紙3は、排紙経路を通
って、送り出しローラ対24に向かい、徐々に排紙口1
1aから排出される。シアン画像の記録が終了すると、
プリント済みの記録紙3は、カッタ23により切断さ
れ、切り離されたシートがプリンタ2外へ排出される。
【0034】なお、この例では、プリントサイズに関わ
らず、常に巻き取りを行うようにしているが、例えば、
排紙口から突出しないプリントサイズの場合には、巻き
取りを行わないようにする等、プリントサイズに応じて
巻き取りを行うか否かを切り換えるようにしてもよい。
【0035】図4は、カッタと巻き取り装置の位置を変
更した例を示す。なお、第1の例で示した部材と同一の
部材については、同一符号で示す。プリンタ61は、巻
き取り装置62をカッタ63よりもプリント部7側に配
置した例である。このように、巻き取り装置の配置につ
いては、適宜変更が可能である。
【0036】また、図5に示すプリンタ71では、やや
小径の巻き取り装置72を排紙経路の上方に配置してい
る。これによれば、記録紙3の巻き取り方向が記録紙ロ
ール4の巻き取り方向と同方向になるので、巻き取り時
に記録紙3の巻き癖を利用して、巻き取りリール78に
巻きつけることができる。また、この例では、記録紙3
の搬送手段として搬送ローラ対を設けずに、プラテンロ
ーラ73がこれを兼用している。記録紙3は、プラテン
ローラ73とサーマルヘッド74とによってニップさ
れ、モータ76が該ローラ73を駆動することにより搬
送される。これによれば、プリンタの搬送方向のサイズ
をよりコンパクトにすることができる。
【0037】また、本発明は、長尺のプリントの他に、
規定プリントサイズで複数枚連続プリントする場合に便
利である。この連続プリントでは、まず、規定プリント
サイズに記録する画像を複数枚連続してプリント処理を
行い、このプリント処理中の記録紙を巻き取り装置に一
時的に収納する。次に、指定枚数のプリントが終了した
時点で、カッタで個別に切断しながら、複数の規定プリ
ントサイズのシートを排出する。もちろん、この連続プ
リントで記録する画像は、同一画像を複数枚プリントす
るものでもよいし、異なる画像を連続してプリントする
のでもよい。
【0038】本発明は、インクリボンを使用して、イン
クを記録紙に転写するカラー熱転写プリンタにも利用す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のカ
ラーサーマルプリンタは、記録紙を巻き取って一時的に
収納する巻き取り装置を設けたから、プリンタの搬送方
向のサイズを小さく抑えたままで、プリント処理途中の
記録紙がプリンタ外部に突出するのを防止できる。した
がって、プリンタの搬送方向の長さよりも長いプリント
サイズをプリントする場合に便利である。
【0040】また、カラー感熱記録紙の場合は、プリン
ト処理中に、プリンタ外部へ突出した部分に蛍光灯から
の照明光が照射されて、発色特性が劣化するのを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの概略を示す説明図である。
【図2】巻き取り装置の構成を示す断面図である。
【図3】制御部の構成を示す説明図である。
【図4】巻き取り装置をカッタの手前に配置したプリン
タの例を示す説明図である。
【図5】巻き取り装置を搬送経路の上方側に配置したプ
リンタの例を示した説明図である。
【符号の説明】
2,61,71 カラーサーマルプリンタ 3 記録紙 4 記録紙ロール 23 カッタ 26,62,72 巻き取り装置 32 フラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB02 AC06 AC15 AE04 AE10 AF06 AF17 AF23 AF25 AF31 AF51 AF57 CA03 CA08 CA12 CA20 LA03 LA24 LB09 LB17 LB35 LC11 LC28 2C060 AA04 BB13 BC03 BC04 BC13 BC15 BC84 BC96 2C065 AA01 AB01 AE07 CJ02 CJ05 DC23 DC24 DC26 DC27 DC29 DC32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の記録紙をロール状に巻いた記録紙
    ロールがセットされ、この記録紙ロールから引き出した
    記録紙を往復働させながら、サーマルヘッドで少なくと
    も三色の画像を面順次で熱記録し、この熱記録後にカッ
    タで記録紙を切断し、シートに切り離して排紙口から排
    出するカラーサーマルプリンタにおいて、 前記サーマルヘッドと前記排紙口との間に配置され、プ
    リント処理途中の記録紙を巻き取って一時的に収納する
    記録紙巻き取り装置を設けたことを特徴とするカラーサ
    ーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記記録紙巻き取り装置は、記録紙を収
    納する収納部と、前記サーマルヘッドから排紙口に向か
    う排紙経路を遮断して記録紙を前記収納部にガイドする
    ガイド位置と、前記排紙経路上から退避する退避位置と
    の間で移動自在に設けられたフラップと、前記収納部内
    に配置され、記録紙を巻き取る巻き取りリールとからな
    ることを特徴とする請求項1記載のカラーサーマルプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記記録紙を押しつけて、前記巻き取り
    リールに巻きつけさせるために、前記記録紙の先端を捕
    捉する先端押さえ部材が設けられていることを特徴とす
    る請求項2記載のカラーサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記巻き取りリールの巻き取り方向を、
    前記記録紙ロールの巻き取り方向と逆方向にしたことを
    特徴とする請求項2又は3記載のカラーサーマルプリン
    タ。
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